モジュール java.desktop
パッケージ javax.swing

クラスJSlider

すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver, MenuContainer, Serializable, Accessible, SwingConstants

@JavaBean(defaultProperty="UI", description="A component that supports selecting a integer value from a range.") public class JSlider extends JComponent implements SwingConstants, Accessible
ユーザーが指定された区間内でノブをスライドすることによりグラフィカルに値を選択できるようにするコンポーネントです。 ノブは常に、指定された区間内の整数値に一致する点に置かれます。

スライダは、大目盛りと、その間の小目盛りの両方を表示できます。 目盛り間の値数はsetMajorTickSpacingsetMinorTickSpacingで決定できます。 目盛りがペイントされるかどうかは、setPaintTicksで制御されます。

スライダは、テキスト・ラベルをスライダのトラックに沿って一定の間隔で(または任意の位置に)表示することもできます。 ラベルがペイントされるかどうかは、setLabelTablesetPaintLabelsで制御されます。

詳細と例については、『The Java Tutorial』の「How to Use Sliders」を参照してください。

警告: Swingはスレッドに対して安全ではありません。 詳細は、「Swing's Threading Policy」を参照してください。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後のSwingリリースと互換ではなくなる予定です。 現在の直列化のサポートは、短期間の格納や、同じバージョンのSwingを実行するアプリケーション間のRMIに適しています。 1.4では、すべてのJavaBeansの長期ストレージのサポートがjava.beansパッケージに追加されました。 XMLEncoderを参照してください。

導入されたバージョン:
1.2
  • フィールド詳細

    • sliderModel

      protected BoundedRangeModel sliderModel
      スライダの数値の最大値、最小値、および現在位置の値を処理するデータ・モデルです。
    • majorTickSpacing

      protected int majorTickSpacing
      大目盛り間の値数です。大目盛りは小目盛りに分割されます。
    • minorTickSpacing

      protected int minorTickSpacing
      小目盛り間の値数です。小目盛りは大目盛りの間に表示されます。
      関連項目:
    • snapToTicks

      protected boolean snapToTicks
      trueの場合、ノブ(およびノブが表すデータ値)は、ユーザーがノブを置いた位置にもっとも近い目盛りに置かれます。 デフォルトは、falseです。
      関連項目:
    • orientation

      protected int orientation
      スライダが水平であるか垂直であるかを示します。デフォルトは水平です。
      関連項目:
    • changeListener

      protected ChangeListener changeListener
      changeListener (接尾辞なし)はスライダのモデルに追加するリスナーです。 リスナーは、createChangeListenerから返されるChangeListenerに初期化されます。これは、デフォルトでは、スライダに直接追加されたChangeListener(あれば)にイベントを転送するのみです。
      関連項目:
    • changeEvent

      protected transient ChangeEvent changeEvent
      ChangeEventが示す唯一の状態(読取り専用)はソース・プロパティであるため、スライダの各インスタンスに必要なのはこのイベント1つだけです。 ここで生成されたイベントのソースは、常に「this」です。 はじめてイベント通知がトリガーされたときに、イベントは遅れて作成されます。
      関連項目:
  • コンストラクタの詳細

    • JSlider

      public JSlider()
      範囲が0から100、初期値が50の水平スライダを作成します。
    • JSlider

      public JSlider(int orientation)
      方向を指定して、範囲が0から100、初期値が50のスライダを作成します。 方向は、SwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTALのいずれかです。
      パラメータ:
      orientation - スライダの方向
      例外:
      IllegalArgumentException - 方向がVERTICALHORIZONTALのいずれでもない場合
      関連項目:
    • JSlider

      public JSlider(int min, int max)
      最小値と最大値の合計を平均した値に等しい初期値を持つ、指定された最小値および最大値を使って、水平スライダを作成します。

      スライダの最小値および最大値として設定された値が適切でないために問題が発生した場合は、スライダのデータを保持するBoundedRangeModelがその問題を処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      パラメータ:
      min - スライダの最小値
      max - スライダの最大値
      関連項目:
    • JSlider

      public JSlider(int min, int max, int value)
      最小値、最大値、および初期値を指定して、水平スライダを作成します。

      スライダの最小値、初期値、および最大値として設定された値が適切でないために問題が発生した場合は、スライダのデータを保持するBoundedRangeModelがその問題を処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      パラメータ:
      min - スライダの最小値
      max - スライダの最大値
      value - スライダの初期値
      関連項目:
    • JSlider

      public JSlider(int orientation, int min, int max, int value)
      方向、最小値、最大値、および初期値を指定して、スライダを作成します。 方向は、SwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTALのいずれかです。

      スライダの最小値、初期値、および最大値として設定された値が適切でないために問題が発生した場合は、スライダのデータを保持するBoundedRangeModelがその問題を処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      パラメータ:
      orientation - スライダの方向
      min - スライダの最小値
      max - スライダの最大値
      value - スライダの初期値
      例外:
      IllegalArgumentException - 方向がVERTICALHORIZONTALのいずれでもない場合
      関連項目:
    • JSlider

      public JSlider(BoundedRangeModel brm)
      指定されたBoundedRangeModelを使って水平スライダを作成します。
      パラメータ:
      brm - スライダのBoundedRangeModel
  • メソッドの詳細

    • getUI

      public SliderUI getUI()
      このコンポーネントのL&Fを実装するUIオブジェクトを取得します。
      オーバーライド:
      クラスJComponentgetUI
      戻り値:
      スライダのL&Fを実装するSliderUIオブジェクト
    • setUI

      @BeanProperty(hidden=true, visualUpdate=true, description="The UI object that implements the slider\'s LookAndFeel.") public void setUI(SliderUI ui)
      コンポーネントのL&Fを実装するUIオブジェクトを設定します。
      パラメータ:
      ui - SliderUI L&Fオブジェクト
      関連項目:
    • updateUI

      public void updateUI()
      現在のルック・アンド・フィールからの値にUIプロパティをリセットします。
      オーバーライド:
      updateUI、クラスJComponent
      関連項目:
    • getUIClassID

      @BeanProperty(bound=false) public String getUIClassID()
      このコンポーネントをレンダリングするL&Fクラスの名前を返します。
      オーバーライド:
      getUIClassID、クラスJComponent
      戻り値:
      文字列"SliderUI"
      関連項目:
    • createChangeListener

      protected ChangeListener createChangeListener()
      サブクラスが別の方法でモデルのChangeEventを処理する場合は、このメソッドをオーバーライドしてChangeListenerのカスタム実装のインスタンスを返すことができます。 デフォルトのChangeListenerは、単純にfireStateChangedメソッドを呼び出すことにより、ChangeEventを、スライダに直接追加されたChangeListenerに転送します。
      戻り値:
      新しいChangeListenerのインスタンス
      関連項目:
    • addChangeListener

      public void addChangeListener(ChangeListener l)
      スライダにChangeListenerを追加します。
      パラメータ:
      l - 追加するChangeListener
      関連項目:
    • removeChangeListener

      public void removeChangeListener(ChangeListener l)
      スライダからChangeListenerを削除します。
      パラメータ:
      l - 削除するChangeListener
      関連項目:
    • getChangeListeners

      @BeanProperty(bound=false) public ChangeListener[] getChangeListeners()
      addChangeListener()を使用してこのJSliderに追加されたすべてのChangeListenerの配列を返します。
      戻り値:
      追加されたすべてのChangeListener。リスナーが追加されていない場合は空の配列
      導入されたバージョン:
      1.4
    • fireStateChanged

      protected void fireStateChanged()
      このJSliderをソースとするChangeEventを、ChangeEventの通知を受ける登録をしているすべてのChangeListenerに送信します。 このメソッドは、モデルからChangeEventを受信するたびに呼び出されます。

      必要に応じてイベント・インスタンスが作成され、changeEventに格納されます。

      関連項目:
    • getModel

      public BoundedRangeModel getModel()
      スライダの3つの基本プロパティである、最小値、最大値、および値を処理するBoundedRangeModelを返します。
      戻り値:
      このコンポーネントのデータ・モデル
      関連項目:
    • setModel

      @BeanProperty(description="The sliders BoundedRangeModel.") public void setModel(BoundedRangeModel newModel)
      スライダの3つの基本プロパティである、最小値、最大値、および値を処理するBoundedRangeModelを設定します。

      このメソッドにnullモデルを渡そうとすると、不確定な動作が生じ、さらに多くの場合は例外が発生します。

      パラメータ:
      newModel - 使用するnon-nullの新しいBoundedRangeModel
      関連項目:
    • getValue

      public int getValue()
      BoundedRangeModelのスライダの現在値を返します。
      戻り値:
      スライダの現在値
      関連項目:
    • setValue

      @BeanProperty(bound=false, preferred=true, description="The sliders current value.") public void setValue(int n)
      スライダの現在値をnに設定します。 このメソッドはモデルに新しい値を転送します。

      不適切な値を割り当てたことにより発生する数学的な問題は、データ・モデル(BoundedRangeModelインスタンス)が処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      新しい値が以前の値と異なる場合は、すべての変更リスナーが通知されます。

      パラメータ:
      n - 新しい値
      関連項目:
    • getMinimum

      public int getMinimum()
      BoundedRangeModelのスライダによってサポートされている最小値を返します。
      戻り値:
      モデルの最小値プロパティの値
      関連項目:
    • setMinimum

      @BeanProperty(preferred=true, description="The sliders minimum value.") public void setMinimum(int minimum)
      スライダの最小値をminimumに設定します。 このメソッドはモデルに新しい最小値を転送します。

      不適切な値を割り当てたことにより発生する数学的な問題は、データ・モデル(BoundedRangeModelインスタンス)が処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      新しい最小値が以前の最小値と異なる場合は、すべての変更リスナーが通知を受け取ります。

      パラメータ:
      minimum - 新しい最小値
      関連項目:
    • getMaximum

      public int getMaximum()
      BoundedRangeModelのスライダによってサポートされている最大値を返します。
      戻り値:
      モデルの最大値プロパティの値
      関連項目:
    • setMaximum

      @BeanProperty(preferred=true, description="The sliders maximum value.") public void setMaximum(int maximum)
      スライダの最大値をmaximumに設定します。 このメソッドはモデルに新しい最大値を転送します。

      不適切な値を割り当てたことにより発生する数学的な問題は、データ・モデル(BoundedRangeModelインスタンス)が処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      新しい最大値が以前の最大値と異なる場合は、すべての変更リスナーが通知を受け取ります。

      パラメータ:
      maximum - 新しい最大値
      関連項目:
    • getValueIsAdjusting

      public boolean getValueIsAdjusting()
      モデルのvalueIsAdjustingプロパティを返します。 詳しい使用方法については、setValueIsAdjustingのドキュメントを参照してください。
      戻り値:
      モデルのvalueIsAdjustingプロパティの値
      関連項目:
    • setValueIsAdjusting

      @BeanProperty(bound=false, expert=true, description="True if the slider knob is being dragged.") public void setValueIsAdjusting(boolean b)
      モデルのvalueIsAdjustingプロパティを設定します。 スライダのルック・アンド・フィールの実装は、ノブのドラッグが開始されるとこのプロパティをtrueに設定し、ドラッグが終了するとfalseに設定します。
      パラメータ:
      b - valueIsAdjustingプロパティの新しい値
      関連項目:
    • getExtent

      public int getExtent()
      BoundedRangeModelの「エクステント」を返します。 これは、ノブによってカバーされる値の範囲を表します。
      戻り値:
      エクステントを表すint値
      関連項目:
    • setExtent

      @BeanProperty(bound=false, expert=true, description="Size of the range covered by the knob.") public void setExtent(int extent)
      ノブによって「カバー」される範囲のサイズを設定します。 ほとんどのルック・アンド・フィールの実装は、ユーザーがノブのどちらかの側をクリックした場合に、この量ごとで値を変更します。 このメソッドはモデルに新しいエクステント値を転送するだけです。

      不適切な値を割り当てたことにより発生する数学的な問題は、データ・モデル(BoundedRangeModelインスタンス)が処理します。 詳細は、BoundedRangeModelのドキュメントを参照してください。

      新しいエクステント値が以前のエクステント値と異なる場合は、すべての変更リスナーが通知を受け取ります。

      パラメータ:
      extent - 新しいエクステント
      関連項目:
    • getOrientation

      public int getOrientation()
      このスライダの垂直または水平の方向を返します。
      戻り値:
      SwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTAL
      関連項目:
    • setOrientation

      @BeanProperty(preferred=true, visualUpdate=true, enumerationValues={"JSlider.VERTICAL","JSlider.HORIZONTAL"}, description="Set the scrollbars orientation to either VERTICAL or HORIZONTAL.") public void setOrientation(int orientation)
      スライダの方向をSwingConstants.VERTICALまたはSwingConstants.HORIZONTALに設定します。
      パラメータ:
      orientation - HORIZONTALまたはVERTICAL
      例外:
      IllegalArgumentException - 方向がVERTICALHORIZONTALのいずれでもない場合
      関連項目:
    • setFont

      public void setFont(Font font)
      このコンポーネントのフォントを設定します。
      オーバーライド:
      setFont、クラスJComponent
      パラメータ:
      font - このコンポーネントに指定するFont
      導入されたバージョン:
      1.6
      関連項目:
    • imageUpdate

      public boolean imageUpdate(Image img, int infoflags, int x, int y, int w, int h)
      イメージが変更されたときにコンポーネントをふたたびペイントします。 ImageObserverのこのimageUpdateメソッドが呼び出されるのは、GraphicsdrawImageメソッドなどの非同期ルーチンを使って、以前に要求されていたイメージについての詳細情報が利用可能になったときです。 このメソッドとその引数についての詳細は、imageUpdateの定義を参照してください。

      ComponentimageUpdateメソッドは、利用できるイメージのビットが多くなるにつれて、インクリメンタルにコンポーネント・イメージを描画します。

      システム・プロパティawt.image.incrementaldrawがないか、trueの値を持つ場合、イメージはインクリメンタルに描画されます。 システム・プロパティの値がほかの値である場合は、イメージは全体がロードされてから描画されます。

      また、インクリメンタルな描画が有効である場合、システム・プロパティawt.image.redrawrateの値は、ミリ秒単位で最大の再描画レートを与える整数値として解釈されます。 システム・プロパティがないか、または整数値として解釈できない場合、再描画レートは100ミリ秒ごとに1回になります。

      xywidth、およびheight引数の解釈は、infoflags引数の値によって異なります。

      定義:
      imageUpdate、インタフェースImageObserver
      オーバーライド:
      imageUpdate、クラスComponent
      パラメータ:
      img - 監視対象のイメージ
      infoflags - 詳細は、imageUpdateを参照してください
      x - x座標
      y - y座標
      w - 幅
      h - 高さ
      戻り値:
      イメージ全体がロードされることをinfoflagsが示す場合はfalse、そうでない場合はtrue
      導入されたバージョン:
      1.7
      関連項目:
    • getLabelTable

      public Dictionary getLabelTable()
      どのラベルをどの値に描画するかを決めるのに使うディクショナリを返します。
      戻り値:
      ラベルとラベルの描画先が格納されているDictionary
    • setLabelTable

      @BeanProperty(hidden=true, visualUpdate=true, description="Specifies what labels will be drawn for any given value.") public void setLabelTable(Dictionary labels)
      任意の指定された値にどのラベルが描画されるかを指定するときに使用します。 キーと値のペアは、{ Integer value, java.swing.JComponent label }という形式です。

      標準の値ラベル・テーブルは、createStandardLabelsメソッドを使用すると簡単に作成できます。

      ラベルの設定が完了すると、このメソッドはupdateLabelUIs()を呼び出します。 ラベルがペイントされるのは、paintLabelsプロパティがtrueである場合のみです。

      パラメータ:
      labels - 新しいラベルのDictionary。すべてのラベルを削除する場合はnull
      関連項目:
    • updateLabelUIs

      protected void updateLabelUIs()
      ラベル・テーブル内の各ラベルに対してupdateUIを呼び出すことにより、これらのラベルのUIを更新します。 UIは、現在のルック・アンド・フィールで更新されます。 ラベルは、その推奨サイズに設定されます。
      関連項目:
    • createStandardLabels

      public Hashtable<Integer,JComponent> createStandardLabels(int increment)
      スライダの最小値から開始し、指定された増分値を使用して、数値テキスト・ラベルを持つHashtableを作成します。 たとえば、createStandardLabels(10)を呼び出す場合で、スライダの最小値が0の場合は、0、10、20、30などの値のラベルが作成されます。

      スライダにラベルを描画するためには、返されたHashtablesetLabelTableに渡し、setPaintLabelstrueに設定します。

      返されるHashtableの設定の詳細は、setLabelTableのドキュメントを参照してください。

      パラメータ:
      increment - 生成されたハッシュ・テーブル内のラベルの間隔
      戻り値:
      ラベルの新しいHashtable
      例外:
      IllegalArgumentException - incrementがゼロ以下の場合
      関連項目:
    • createStandardLabels

      public Hashtable<Integer,JComponent> createStandardLabels(int increment, int start)
      指定された始点から開始し、指定された増分値を使用して、数値テキスト・ラベルを持つHashtableを作成します。 たとえば、createStandardLabels(10, 2)を呼び出した場合、2、12、22、32などの値のラベルが作成されます。

      スライダにラベルを描画するためには、返されたHashtablesetLabelTableに渡し、setPaintLabelstrueに設定します。

      返されるHashtableの設定の詳細は、setLabelTableのドキュメントを参照してください。

      パラメータ:
      increment - 生成されたハッシュ・テーブル内のラベルの間隔
      start - ラベルが始まる位置の値
      戻り値:
      ラベルの新しいHashtable
      例外:
      IllegalArgumentException - startが範囲外であるか、incrementがゼロ以下である場合
      関連項目:
    • getInverted

      public boolean getInverted()
      スライダに表示される値の範囲が通常とは逆になる場合はtrueを返します。
      戻り値:
      スライダの値が通常の順序と逆の場合はtrue
      関連項目:
    • setInverted

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="If true reverses the slider values from their normal order") public void setInverted(boolean b)
      スライダに表示する値の範囲を通常とは逆にする場合はtrueを指定し、通常の順序にするにはfalseを指定します。 順序はスライダのComponentOrientationプロパティにより異なります。 LEFT_TO_RIGHTComponentOrientation値を持った逆変換されていない通常の水平スライダの最大値は右側にあります。 RIGHT_TO_LEFTComponentOrientation値を持った通常の水平スライダの最大値は左側にあります。 通常の垂直スライダの最大値はいちばん上にあります。 このラベルはスライダが変換されると順序が逆になります。

      このプロパティのデフォルト値はfalseです。

      パラメータ:
      b - スライダの値を通常の順序と逆にする場合はtrue
    • getMajorTickSpacing

      public int getMajorTickSpacing()
      大目盛りの間隔を返します。 返される数値は、値を単位とした、各大目盛り間の距離を表します。 範囲が0から50のスライダで、大目盛りの間隔が10に設定されている場合は、0、10、20、30、40、50の値の横に大目盛りが付けられます。
      戻り値:
      大目盛り間の値数
      関連項目:
    • setMajorTickSpacing

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="Sets the number of values between major tick marks.") public void setMajorTickSpacing(int n)
      大目盛りの間隔を設定します。 渡される数値は、値を単位とした、各大目盛り間の距離を表します。 範囲が0から50のスライダで、大目盛りの間隔が10に設定されている場合は、0、10、20、30、40、50の値の横に大目盛りが付けられます。

      大目盛りをペイントする場合は、setPaintTickstrueに設定してください。

      このメソッドは、自動的にラベル・テーブルの設定も行います。 まだラベル・テーブルが存在しない場合で、大目盛りの間隔が> 0getPaintLabelstrueを返す場合は、createStandardLabelsの呼出しにより、大目盛りのラベルで標準ラベル・テーブルが生成されます。 たとえば上記の例の場合、テキスト・ラベル「0」、「10」、「20」、「30」、「40」、「50」を取得します。 続いて、setLabelTableの呼出しにより、スライダ上にラベル・テーブルが設定されます。

      パラメータ:
      n - majorTickSpacingプロパティの新しい値
      関連項目:
    • getMinorTickSpacing

      public int getMinorTickSpacing()
      小目盛りの間隔を返します。 返される数値は、値を単位とした、各小目盛り間の距離を表します。 範囲が0から50のスライダで、大目盛りの間隔が10に設定されている場合は、0、10、20、30、40、50の値の横に大目盛りが付けられます。
      戻り値:
      小目盛り間の値数
      関連項目:
    • setMinorTickSpacing

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="Sets the number of values between minor tick marks.") public void setMinorTickSpacing(int n)
      小目盛りの間隔を設定します。 渡される数値は、値を単位とした、各小目盛りの間の距離を表します。 範囲が0から50のスライダで、大目盛りの間隔が10に設定されている場合は、0、10、20、30、40、50の値の横に大目盛りが付けられます。

      小目盛りをペイントする場合は、setPaintTickstrueに設定してください。

      パラメータ:
      n - minorTickSpacingプロパティの新しい値
      関連項目:
    • getSnapToTicks

      public boolean getSnapToTicks()
      ノブ(およびノブが表すデータ値)が、ユーザーがノブを置いた位置にもっとも近い目盛りに置かれる場合に、trueを返します。
      戻り値:
      値がもっとも近い目盛りにとどまる場合はtrue、そうでない場合はfalse
      関連項目:
    • setSnapToTicks

      @BeanProperty(description="If true snap the knob to the nearest tick mark.") public void setSnapToTicks(boolean b)
      trueを指定すると、ノブ(およびノブが表すデータ値)はユーザーがノブを置いた位置にもっとも近い目盛りに置かれます。 デフォルトでは、このプロパティはfalseに設定されます。
      パラメータ:
      b - ノブがもっとも近い目盛りにとどまる場合はtrue
      関連項目:
    • getPaintTicks

      public boolean getPaintTicks()
      目盛りがペイントされるかどうかを示します。
      戻り値:
      目盛りがペイントされている場合はtrue、そうでない場合はfalse
      関連項目:
    • setPaintTicks

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="If true tick marks are painted on the slider.") public void setPaintTicks(boolean b)
      目盛りがスライダでペイントされるかどうかを指定します。 デフォルトでは、このプロパティはfalseに設定されます。
      パラメータ:
      b - 目盛りをペイントするかどうか
      関連項目:
    • getPaintTrack

      public boolean getPaintTrack()
      トラック(スライダがスライドする領域)がペイントされるかどうかを示します。
      戻り値:
      トラックがペイントされている場合はtrue、そうでない場合はfalse
      関連項目:
    • setPaintTrack

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="If true, the track is painted on the slider.") public void setPaintTrack(boolean b)
      トラックがスライダでペイントされるかどうかを指定します。 デフォルトでは、このプロパティはtrueに設定されます。 このプロパティが受け付けられるかどうかはルック・アンド・フィールしだいであり、無視されることもあります。
      パラメータ:
      b - スライダのトラックをペイントするかどうか
      関連項目:
    • getPaintLabels

      public boolean getPaintLabels()
      ラベルがペイントされるかどうかを示します。
      戻り値:
      ラベルがペイントされている場合はtrue、そうでない場合はfalse
      関連項目:
    • setPaintLabels

      @BeanProperty(visualUpdate=true, description="If true labels are painted on the slider.") public void setPaintLabels(boolean b)
      ラベルがスライダでペイントされるかどうかを指定します。

      このメソッドは、自動的にラベル・テーブルの設定も行います。 まだラベル・テーブルが存在しない場合で、大目盛りの間隔が> 0である場合は、createStandardLabelsの呼出しにより、大目盛りのラベルで標準ラベル・テーブルが生成されます。 続いて、setLabelTableの呼出しにより、スライダ上にラベル・テーブルが設定されます。

      デフォルトでは、このプロパティはfalseに設定されます。

      パラメータ:
      b - ラベルをペイントするかどうか
      関連項目:
    • paramString

      protected String paramString()
      このJSliderの文字列表現を返します。 このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なる可能性があります。 返される文字列は空でもかまいませんが、nullにはできません。
      オーバーライド:
      paramString、クラスJComponent
      戻り値:
      このJSliderの文字列表現。
    • getAccessibleContext

      @BeanProperty(bound=false) public AccessibleContext getAccessibleContext()
      このJSliderに関連付けられたAccessibleContextを取得します。 スライダの場合、AccessibleContextはAccessibleJSliderの形式を取ります。 必要に応じて新規のAccessibleJSliderインスタンスが作成されます。
      定義:
      getAccessibleContext、インタフェースAccessible
      オーバーライド:
      getAccessibleContext、クラスComponent
      戻り値:
      このJSliderのAccessibleContextとして機能するAccessibleJSlider