JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.accessibility
インタフェース AccessibleComponent

既知のサブインタフェースの一覧:
AccessibleExtendedComponent
既知の実装クラスの一覧:
AbstractButton.AccessibleAbstractButton, Applet.AccessibleApplet, Box.AccessibleBox, Box.Filler.AccessibleBoxFiller, Button.AccessibleAWTButton, Canvas.AccessibleAWTCanvas, CellRendererPane.AccessibleCellRendererPane, Checkbox.AccessibleAWTCheckbox, CheckboxMenuItem.AccessibleAWTCheckboxMenuItem, Choice.AccessibleAWTChoice, Component.AccessibleAWTComponent, Container.AccessibleAWTContainer, Dialog.AccessibleAWTDialog, Frame.AccessibleAWTFrame, JApplet.AccessibleJApplet, JButton.AccessibleJButton, JCheckBox.AccessibleJCheckBox, JCheckBoxMenuItem.AccessibleJCheckBoxMenuItem, JColorChooser.AccessibleJColorChooser, JComboBox.AccessibleJComboBox, JComponent.AccessibleJComponent, JDesktopPane.AccessibleJDesktopPane, JDialog.AccessibleJDialog, JEditorPane.AccessibleJEditorPane, JEditorPane.AccessibleJEditorPaneHTML, JEditorPane.JEditorPaneAccessibleHypertextSupport, JFileChooser.AccessibleJFileChooser, JFrame.AccessibleJFrame, JInternalFrame.AccessibleJInternalFrame, JInternalFrame.JDesktopIcon.AccessibleJDesktopIcon, JLabel.AccessibleJLabel, JLayeredPane.AccessibleJLayeredPane, JList.AccessibleJList, JList.AccessibleJList.AccessibleJListChild, JMenu.AccessibleJMenu, JMenuBar.AccessibleJMenuBar, JMenuItem.AccessibleJMenuItem, JOptionPane.AccessibleJOptionPane, JPanel.AccessibleJPanel, JPasswordField.AccessibleJPasswordField, JPopupMenu.AccessibleJPopupMenu, JProgressBar.AccessibleJProgressBar, JRadioButton.AccessibleJRadioButton, JRadioButtonMenuItem.AccessibleJRadioButtonMenuItem, JRootPane.AccessibleJRootPane, JScrollBar.AccessibleJScrollBar, JScrollPane.AccessibleJScrollPane, JSeparator.AccessibleJSeparator, JSlider.AccessibleJSlider, JSpinner.AccessibleJSpinner, JSplitPane.AccessibleJSplitPane, JTabbedPane.AccessibleJTabbedPane, JTable.AccessibleJTable, JTable.AccessibleJTable.AccessibleJTableCell, JTableHeader.AccessibleJTableHeader, JTableHeader.AccessibleJTableHeader.AccessibleJTableHeaderEntry, JTextArea.AccessibleJTextArea, JTextComponent.AccessibleJTextComponent, JTextField.AccessibleJTextField, JToggleButton.AccessibleJToggleButton, JToolBar.AccessibleJToolBar, JToolTip.AccessibleJToolTip, JTree.AccessibleJTree, JTree.AccessibleJTree.AccessibleJTreeNode, JViewport.AccessibleJViewport, JWindow.AccessibleJWindow, Label.AccessibleAWTLabel, List.AccessibleAWTList, List.AccessibleAWTList.AccessibleAWTListChild, Menu.AccessibleAWTMenu, MenuBar.AccessibleAWTMenuBar, MenuComponent.AccessibleAWTMenuComponent, MenuItem.AccessibleAWTMenuItem, Panel.AccessibleAWTPanel, PopupMenu.AccessibleAWTPopupMenu, Scrollbar.AccessibleAWTScrollBar, ScrollPane.AccessibleAWTScrollPane, TextArea.AccessibleAWTTextArea, TextComponent.AccessibleAWTTextComponent, TextField.AccessibleAWTTextField, Window.AccessibleAWTWindow

public interface AccessibleComponent

AccessibleComponent インタフェースは、画面に描画されるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。このインタフェースは、オブジェクトのグラフィカルな表現を判定および設定するための標準的な機構をユーザー補助機能に提供します。アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext を取得してから、AccessibleContext.getAccessibleComponent() メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleComponent インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

関連項目:
Accessible, Accessible.getAccessibleContext(), AccessibleContext, AccessibleContext.getAccessibleComponent()

メソッドの概要
 void addFocusListener(FocusListener l)
          このコンポーネントからのフォーカスイベントを受け取る、指定されたフォーカスリスナーを追加します。
 boolean contains(Point p)
          指定されたポイントがオブジェクトの境界の内側にあるかどうかを判定します。
 Accessible getAccessibleAt(Point p)
          ローカル座標ポイントに保持された Accessible の子がある場合はそれを返します。
 Color getBackground()
          このオブジェクトのバックグラウンドカラーを取得します。
 Rectangle getBounds()
          オブジェクトの境界を、Rectangle オブジェクトの形式で返します。
 Cursor getCursor()
          このオブジェクトのカーソルを返します。
 Font getFont()
          このオブジェクトのフォントを返します。
 FontMetrics getFontMetrics(Font f)
          オブジェクトのフォントメトリックスを返します。
 Color getForeground()
          このオブジェクトのフォアグラウンドカラーを取得します。
 Point getLocation()
          画面の座標空間でオブジェクトの左上隅を指定するポイントの形式で、親を基準にしたオブジェクトの位置を取得します。
 Point getLocationOnScreen()
          画面上のオブジェクトの位置を返します。
 Dimension getSize()
          オブジェクトのサイズを、Dimension オブジェクトの形式で返します。
 boolean isEnabled()
          オブジェクトが有効かどうかを判定します。
 boolean isFocusTraversable()
          オブジェクトがフォーカスを受け入れられるかどうかを返します。
 boolean isShowing()
          オブジェクトが表示されているかどうかを判定します。
 boolean isVisible()
          オブジェクトが可視かどうかを判定します。
 void removeFocusListener(FocusListener l)
          指定されたフォーカスリスナーを削除して、コンポーネントからのフォーカスイベントを受け取らないようにします。
 void requestFocus()
          オブジェクトのフォーカスを要求します。
 void setBackground(Color c)
          このオブジェクトのバックグラウンドカラーを設定します。
 void setBounds(Rectangle r)
          オブジェクトの境界を、Rectangle オブジェクトの形式で設定します。
 void setCursor(Cursor cursor)
          このオブジェクトのカーソルを設定します。
 void setEnabled(boolean b)
          オブジェクトを使用可能な状態に設定します。
 void setFont(Font f)
          このオブジェクトのフォントを設定します。
 void setForeground(Color c)
          このオブジェクトのフォアグラウンドカラーを設定します。
 void setLocation(Point p)
          親を基準にしてオブジェクトの位置を設定します。
 void setSize(Dimension d)
          オブジェクトが指定された幅と高さを持つように、オブジェクトのサイズを変更します。
 void setVisible(boolean b)
          オブジェクトの可視状態を設定します。
 

メソッドの詳細

getBackground

Color getBackground()
このオブジェクトのバックグラウンドカラーを取得します。

戻り値:
サポートされている場合は、オブジェクトのバックグラウンドカラー。そうでない場合は null
関連項目:
setBackground(java.awt.Color)

setBackground

void setBackground(Color c)
このオブジェクトのバックグラウンドカラーを設定します。

パラメータ:
c - バックグラウンドの新規 Color
関連項目:
setBackground(java.awt.Color)

getForeground

Color getForeground()
このオブジェクトのフォアグラウンドカラーを取得します。

戻り値:
サポートされている場合は、オブジェクトのフォアグラウンドカラー。そうでない場合は null
関連項目:
setForeground(java.awt.Color)

setForeground

void setForeground(Color c)
このオブジェクトのフォアグラウンドカラーを設定します。

パラメータ:
c - フォアグラウンドの新規 Color
関連項目:
getForeground()

getCursor

Cursor getCursor()
このオブジェクトのカーソルを返します。

戻り値:
サポートされている場合はオブジェクトの Cursor、そうでない場合は null
関連項目:
setCursor(java.awt.Cursor)

setCursor

void setCursor(Cursor cursor)
このオブジェクトのカーソルを設定します。

パラメータ:
cursor - オブジェクトの新規 Cursor
関連項目:
getCursor()

getFont

Font getFont()
このオブジェクトのフォントを返します。

戻り値:
サポートされている場合はオブジェクトの Font、そうでない場合は null
関連項目:
setFont(java.awt.Font)

setFont

void setFont(Font f)
このオブジェクトのフォントを設定します。

パラメータ:
f - オブジェクトの新規 Font
関連項目:
getFont()

getFontMetrics

FontMetrics getFontMetrics(Font f)
オブジェクトのフォントメトリックスを返します。

パラメータ:
f - Font
戻り値:
サポートされている場合はオブジェクトの FontMetrics、そうでない場合は null
関連項目:
getFont()

isEnabled

boolean isEnabled()
オブジェクトが有効かどうかを判定します。使用可能なオブジェクトでは、AccessibleStateSet に AccessibleState.ENABLED 状態も設定されています。

戻り値:
オブジェクトが有効な場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
setEnabled(boolean), AccessibleContext.getAccessibleStateSet(), AccessibleState.ENABLED, AccessibleStateSet

setEnabled

void setEnabled(boolean b)
オブジェクトを使用可能な状態に設定します。

パラメータ:
b - true の場合はオブジェクトを使用可能にし、そうでない場合は使用不可にする
関連項目:
isEnabled()

isVisible

boolean isVisible()
オブジェクトが可視かどうかを判定します。注:オブジェクトは可視であろうとしても、そのオブジェクトを含むオブジェクトの 1 つが可視でない場合は、そのオブジェクトも画面に表示されない場合があることに注意してください。オブジェクトが画面に表示されているかどうかを判定するには、isShowing() を使います。 

可視のオブジェクトでは、AccessibleStateSet で AccessibleState.VISIBLE 状態も設定されます。

戻り値:
オブジェクトが可視状態の場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
setVisible(boolean), AccessibleContext.getAccessibleStateSet(), AccessibleState.VISIBLE, AccessibleStateSet

setVisible

void setVisible(boolean b)
オブジェクトの可視状態を設定します。

パラメータ:
b - true の場合はオブジェクトを表示し、そうでない場合はオブジェクトを隠す
関連項目:
isVisible()

isShowing

boolean isShowing()
オブジェクトが表示されているかどうかを判定します。オブジェクトおよびその上位オブジェクトの可視性を調べます。注:オブジェクトがほかのオブジェクトに隠されている場合でも、可視であれば true を返します。 たとえば、オブジェクトがプルダウンメニューの下になった場合などがそれに該当します。

戻り値:
オブジェクトが表示されている場合は true、そうでない場合は false

contains

boolean contains(Point p)
指定されたポイントがオブジェクトの境界の内側にあるかどうかを判定します。そのポイントの x および y 座標は、オブジェクトの座標系を基準に定義されます。

パラメータ:
p - オブジェクトの座標体系を基準にした、ポイントの相対位置
戻り値:
オブジェクトが Point を保持している場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
getBounds()

getLocationOnScreen

Point getLocationOnScreen()
画面上のオブジェクトの位置を返します。

戻り値:
画面上のオブジェクトの位置。 オブジェクトが画面上にない場合は null
関連項目:
getBounds(), getLocation()

getLocation

Point getLocation()
画面の座標空間でオブジェクトの左上隅を指定するポイントの形式で、親を基準にしたオブジェクトの位置を取得します。

戻り値:
オブジェクトの境界の左上隅を画面の座標空間で示す、 Point のインスタンス。 このオブジェクトまたはその親が画面上にない場合は null
関連項目:
getBounds(), getLocationOnScreen()

setLocation

void setLocation(Point p)
親を基準にしてオブジェクトの位置を設定します。

パラメータ:
p - 左上隅の新しい位置
関連項目:
getLocation()

getBounds

Rectangle getBounds()
オブジェクトの境界を、Rectangle オブジェクトの形式で返します。境界は、オブジェクトの幅、高さ、および親を基準にした位置を指定します。

戻り値:
このコンポーネントの境界を示す矩形。オブジェクトが画面上にない場合は null
関連項目:
contains(java.awt.Point)

setBounds

void setBounds(Rectangle r)
オブジェクトの境界を、Rectangle オブジェクトの形式で設定します。境界は、オブジェクトの幅、高さ、および親を基準にした位置を指定します。

パラメータ:
r - コンポーネントの境界を示す矩形
関連項目:
getBounds()

getSize

Dimension getSize()
オブジェクトのサイズを、Dimension オブジェクトの形式で返します。Dimension オブジェクトの高さフィールドは、オブジェクトの高さを保持し、幅フィールドは、オブジェクトの幅を保持します。

戻り値:
このコンポーネントのサイズを示す Dimension。オブジェクトが画面上にない場合は null
関連項目:
setSize(java.awt.Dimension)

setSize

void setSize(Dimension d)
オブジェクトが指定された幅と高さを持つように、オブジェクトのサイズを変更します。

パラメータ:
d - オブジェクトの新規サイズを指定する寸法
関連項目:
getSize()

getAccessibleAt

Accessible getAccessibleAt(Point p)
ローカル座標ポイントに保持された Accessible の子がある場合はそれを返します。

パラメータ:
p - このオブジェクトの座標系を基準にした、ポイントの相対位置
戻り値:
存在する場合は指定された場所にある Accessible、 そうでない場合は null

isFocusTraversable

boolean isFocusTraversable()
オブジェクトがフォーカスを受け入れられるかどうかを返します。フォーカスを受け入れることができるオブジェクトは、AccessibleStateSet に AccessibleState.FOCUSABLE 状態も設定されます。

戻り値:
オブジェクトがフォーカスを受け入れ可能な場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
AccessibleContext.getAccessibleStateSet(), AccessibleState.FOCUSABLE, AccessibleState.FOCUSED, AccessibleStateSet

requestFocus

void requestFocus()
オブジェクトのフォーカスを要求します。このオブジェクトがフォーカスを受け取ることができない場合は、何も起こりません。そうでない場合は、オブジェクトはフォーカスを受け取ろうとします。

関連項目:
isFocusTraversable()

addFocusListener

void addFocusListener(FocusListener l)
このコンポーネントからのフォーカスイベントを受け取る、指定されたフォーカスリスナーを追加します。

パラメータ:
l - フォーカスリスナー
関連項目:
removeFocusListener(java.awt.event.FocusListener)

removeFocusListener

void removeFocusListener(FocusListener l)
指定されたフォーカスリスナーを削除して、コンポーネントからのフォーカスイベントを受け取らないようにします。

パラメータ:
l - フォーカスリスナー
関連項目:
addFocusListener(java.awt.event.FocusListener)

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