public class MouseEvent extends InputEvent
EventListenerをコンポーネント(MouseListenerまたはMouseMotionListener)に追加するか、対応するマスク・パラメータ(AWTEvent.MOUSE_EVENT_MASKまたはAWTEvent.MOUSE_MOTION_EVENT_MASK)を指定してComponent.enableEvents(long)を呼び出します。 マウス・イベント・タイプがコンポーネントで有効になっていない場合、対応するマウス・イベントは、そのマウス・イベント・タイプが有効になっている最初の祖先にディスパッチされます。
たとえば、MouseListenerをコンポーネントに追加したか、enableEvents(AWTEvent.MOUSE_EVENT_MASK)を呼び出した場合は、MouseListenerで定義されているすべてのイベントがコンポーネントにディスパッチされます。 一方、MouseMotionListenerが追加されておらず、AWTEvent.MOUSE_MOTION_EVENT_MASKを指定してenableEventsが呼び出されていない場合は、マウス・モーション・イベントはコンポーネントにディスパッチされません。 マウス・モーション・イベントは代わりに、マウス・モーション・イベントが有効になっている最初の祖先にディスパッチされます。
この低レベル・イベントは、次の場合にコンポーネント・オブジェクトによって生成されます。
MouseEventオブジェクトは、そのコンポーネントのaddMouseListenerメソッドを使って「関連する」マウス・イベントを受け取るように登録されている、すべてのMouseListenerまたはMouseAdapterオブジェクトに渡されます。 (MouseAdapterオブジェクトはMouseListenerインタフェースを実装します。) 各リスナー・オブジェクトは、マウス・イベントを含むMouseEventを取得します。
MouseEventオブジェクトは、そのコンポーネントのaddMouseMotionListenerメソッドを使ってマウス・モーション・イベントを受け取るように登録されている、すべてのMouseMotionListenerまたはMouseMotionAdapterオブジェクトにも渡されます。 (MouseMotionAdapterオブジェクトはMouseMotionListenerインタフェースを実装します。) 各リスナー・オブジェクトは、マウス・モーション・イベントを含むMouseEventを取得します。
マウス・ボタンをクリックするとイベントが生成され、登録されているMouseListenerに送られます。 モーダル・キーの状態は、InputEvent.getModifiers()およびInputEvent.getModifiersEx()を使って取得できます。 InputEvent.getModifiers()によって返されたボタン・マスクは、すべてのボタンの現在の状態ではなく、状態が変更されたボタンのみを反映します。 (ノート: ALT_MASK/BUTTON2_MASKおよびMETA_MASK/BUTTON3_MASKの値がオーバーラップするため、修飾キーが関連するマウス・イベントの場合は、これが常にあてはまるわけではありません)。 すべてのボタンおよび修飾キーの状態を取得するには、InputEvent.getModifiersEx()を使用します。 状態が変更されたボタンはgetButton()により返されます。
たとえば、マウスの第1ボタンを押すと、イベントは次の順序で送信されます。
id modifiers button
MOUSE_PRESSED: BUTTON1_MASK BUTTON1
MOUSE_RELEASED: BUTTON1_MASK BUTTON1
MOUSE_CLICKED: BUTTON1_MASK BUTTON1
複数のマウス・ボタンを押した場合は、各ボタンのプレス、リリース、クリックに対して個別のイベントが生成されます。
たとえば、ユーザーがボタン1に続いてボタン2を押し、同じ順序でボタンを離した場合、次の一連のイベントが生成されます。
id modifiers button
MOUSE_PRESSED: BUTTON1_MASK BUTTON1
MOUSE_PRESSED: BUTTON2_MASK BUTTON2
MOUSE_RELEASED: BUTTON1_MASK BUTTON1
MOUSE_CLICKED: BUTTON1_MASK BUTTON1
MOUSE_RELEASED: BUTTON2_MASK BUTTON2
MOUSE_CLICKED: BUTTON2_MASK BUTTON2
ボタン2を先に離した場合には、BUTTON2_MASKのMOUSE_RELEASED/MOUSE_CLICKEDのペアが先に生成され、そのあとにBUTTON1_MASKのそのペアが生成されます。
マウス・ボタンが追加され、BUTTON1、BUTTON2、およびBUTTON3の定数で表されるボタンの標準セットが拡張されます。 追加のボタンには、割り当てられたBUTTONx定数はなく、そのボタン・マスクには、割り当てられたBUTTONx_DOWN_MASK定数はありません。 ただし、4から始まる序数をボタン番号(ボタンID)として使用できます。 getMaskForButton(button)メソッドによって取得される値は、ボタン・マスクとして使用できます。
MOUSE_DRAGGEDイベントは、マウスのボタンを離すまで、マウスのボタンが押されたComponentに(マウスの位置がそのComponentの境界内にあるかどうかに関係なく)継続して送られます。 ドラッグ&ドロップの実装はプラットフォームによって異なるため、ネイティブのドラッグ&ドロップの操作中にMOUSE_DRAGGEDイベントが配信されない場合があります。 マルチスクリーン環境の場合には、マウスの位置がそのComponentに関連付けられたGraphicsConfigurationの境界の外側にある場合でも、マウス・ドラッグ・イベントはComponentに送られます。 ただし、この場合のマウス・ドラッグ・イベントで報告されるマウスの位置は、実際のマウスの位置と異なることがあります。
Componentに関連付けられたGraphicsConfigurationの境界内に収められる。
Componentに関連付けられた仮想デバイスの境界内に収められる。
特定のMouseEventインスタンスのidパラメータがMOUSE_FIRSTからMOUSE_LAST-1までの範囲にない場合に、未指定の動作が発生します(MOUSE_WHEELは受け入れられません)。
| 修飾子と型 | フィールド | 説明 |
|---|---|---|
static int |
BUTTON1 |
マウス・ボタン1を示します。
getButton()によって使用されます。 |
static int |
BUTTON2 |
マウス・ボタン2を示します。
getButton()によって使用されます。 |
static int |
BUTTON3 |
マウス・ボタン3を示します。
getButton()によって使用されます。 |
static int |
MOUSE_CLICKED |
「マウス・クリック」イベントです。
|
static int |
MOUSE_DRAGGED |
「マウス・ドラッグ」イベントです。
|
static int |
MOUSE_ENTERED |
「フォーカス取得」イベントです。
|
static int |
MOUSE_EXITED |
「フォーカス喪失」イベントです。
|
static int |
MOUSE_FIRST |
マウス・イベントに使用されるIDの範囲内の最初の番号です。
|
static int |
MOUSE_LAST |
マウス・イベントに使用されるIDの範囲内の最後の番号です。
|
static int |
MOUSE_MOVED |
「マウス移動」イベントです。
|
static int |
MOUSE_PRESSED |
「マウス・プレス」イベントです。
|
static int |
MOUSE_RELEASED |
「マウス・リリース」イベントです。
|
static int |
MOUSE_WHEEL |
「マウス・ホイール」イベントです。
|
static int |
NOBUTTON |
マウス・ボタンなしを示します。
getButton()によって使用されます。 |
ALT_DOWN_MASK, ALT_GRAPH_DOWN_MASK, ALT_GRAPH_MASK, ALT_MASK, BUTTON1_DOWN_MASK, BUTTON1_MASK, BUTTON2_DOWN_MASK, BUTTON2_MASK, BUTTON3_DOWN_MASK, BUTTON3_MASK, CTRL_DOWN_MASK, CTRL_MASK, META_DOWN_MASK, META_MASK, SHIFT_DOWN_MASK, SHIFT_MASKCOMPONENT_FIRST, COMPONENT_HIDDEN, COMPONENT_LAST, COMPONENT_MOVED, COMPONENT_RESIZED, COMPONENT_SHOWNACTION_EVENT_MASK, ADJUSTMENT_EVENT_MASK, COMPONENT_EVENT_MASK, consumed, CONTAINER_EVENT_MASK, FOCUS_EVENT_MASK, HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK, HIERARCHY_EVENT_MASK, id, INPUT_METHOD_EVENT_MASK, INVOCATION_EVENT_MASK, ITEM_EVENT_MASK, KEY_EVENT_MASK, MOUSE_EVENT_MASK, MOUSE_MOTION_EVENT_MASK, MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK, PAINT_EVENT_MASK, RESERVED_ID_MAX, TEXT_EVENT_MASK, WINDOW_EVENT_MASK, WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK, WINDOW_STATE_EVENT_MASKsource| コンストラクタ | 説明 |
|---|---|
MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int clickCount, boolean popupTrigger) |
指定されたソース・コンポーネント、型、修飾子、座標、クリック・カウント、popupTriggerフラグで、
MouseEventオブジェクトを構築します。 |
MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int clickCount, boolean popupTrigger, int button) |
指定されたソース・コンポーネント、型、時間、修飾子、座標、クリック・カウント、popupTriggerフラグ、ボタン番号で、
MouseEventオブジェクトを構築します。 |
MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int xAbs, int yAbs, int clickCount, boolean popupTrigger, int button) |
指定されたソース・コンポーネント、型、時間、修飾子、座標、絶対座標、クリック・カウント、popupTriggerフラグ、ボタン番号で、
MouseEventオブジェクトを構築します。 |
| 修飾子と型 | メソッド | 説明 |
|---|---|---|
int |
getButton() |
状態が変更されたマウス・ボタンがある場合、そのマウス・ボタンを返します。
|
int |
getClickCount() |
このイベントに関連付けられたマウス・クリック数を返します。
|
Point |
getLocationOnScreen() |
イベントの絶対x、y座標を返します。
|
int |
getModifiersEx() |
このイベントの拡張修飾子マスクを返します。
|
static String |
getMouseModifiersText(int modifiers) |
イベントの発生時に押されていた「Shift」キーや「Ctrl+Shift」キーなどの修飾キーやマウス・ボタンを記述する
Stringインスタンスを返します。 |
Point |
getPoint() |
ソース・コンポーネントを基準とする、イベントの相対x、y座標を返します。
|
int |
getX() |
ソース・コンポーネントを基準とする、イベントの相対x座標(水平方向)を返します。
|
int |
getXOnScreen() |
イベントの絶対x座標(水平方向)を返します。
|
int |
getY() |
ソース・コンポーネントを基準とする、イベントの相対y座標(垂直方向)を返します。
|
int |
getYOnScreen() |
イベントの絶対y座標(垂直方向)を返します。
|
boolean |
isPopupTrigger() |
このマウス・イベントが、そのプラットフォームのポップアップ・メニュー・トリガー・イベントであるかどうかを返します。
|
String |
paramString() |
このイベントを特定するパラメータ文字列を返します。
|
void |
translatePoint(int x, int y) |
指定された
x (水平方向)およびy (垂直方向)オフセットを加算することにより、イベントの座標を新しい位置に変換します。 |
consume, getMaskForButton, getModifiers, getModifiersExText, getWhen, isAltDown, isAltGraphDown, isConsumed, isControlDown, isMetaDown, isShiftDowngetComponentgetSourcepublic static final int MOUSE_FIRST
public static final int MOUSE_LAST
public static final int MOUSE_CLICKED
MouseEventは、マウス・ボタンを押して離すと発生します。 public static final int MOUSE_PRESSED
MouseEventは、マウス・ボタンを押すと発生します。 public static final int MOUSE_RELEASED
MouseEventは、マウス・ボタンを離すと発生します。 public static final int MOUSE_MOVED
MouseEventは、マウスの位置を変更すると発生します。 public static final int MOUSE_ENTERED
MouseEventは、マウス・カーソルがコンポーネントのジオメトリの隠されていない部分に入ると発生します。 public static final int MOUSE_EXITED
MouseEventは、マウス・カーソルがコンポーネントのジオメトリの隠されていない部分から出ると発生します。 public static final int MOUSE_DRAGGED
MouseEventは、マウス・ボタンを押している間にマウスの位置が変更されると発生します。 public static final int MOUSE_WHEEL
MouseWheelEventのみです。 ホイール付きマウスのホイールを回転させると発生します。 public static final int NOBUTTON
getButton()によって使用されます。public static final int BUTTON1
getButton()によって使用されます。public static final int BUTTON2
getButton()によって使用されます。public static final int BUTTON3
getButton()によって使用されます。public MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int clickCount, boolean popupTrigger, int button)
MouseEventオブジェクトを構築します。
無効なイベントを作成すると(複数の古い_MASK、または一致しない修飾子/ボタン値を使用するなどによって)、未指定の動作が発生します。 MouseEvent(source, id, when, modifiers, x, y, clickCount, popupTrigger, button)の形式で呼び出した場合、MouseEvent(source, id, when, modifiers, x, y, xAbs, yAbs, clickCount, popupTrigger, button)の呼出しとまったく同じように動作します。このxAbsとyAbsは、画面上のソースの位置に相対座標xとyを加算した値として定義されます。ソース・コンポーネントが表示されていない場合、xAbsとyAbsは0に設定されます。 このメソッドはsourceがnullの場合にIllegalArgumentExceptionをスローします。
source - イベントを発生させたComponentid - イベントのタイプを示す整数。 許容される値については、MouseEventのクラスの説明を参照してください。 when - イベントが発生した時間を渡すlong整数。 負またはゼロの値を渡すことはお薦めできません modifiers - イベントの発生時に押されていた修飾キーおよびマウス・ボタン(Shift、Ctrl、Alt、Metaなど)を記述する修飾子マスク。 このパラメータの値として使用できるのは拡張修飾子だけです(拡張修飾子については、InputEvent.getModifiersEx()クラスを参照)。 負の値のパラメータを渡すことはお薦めできません。 ゼロの値は修飾子が渡されなかったことを意味します x - マウス位置のx座標(水平方向)。 負の値を渡すことができます y - マウス位置のy座標(垂直方向)。 負の値を渡すことができます clickCount - イベントに関連付けられたマウス・クリックの回数。 負の値を渡すことはお薦めできません popupTrigger - boolean型。このイベントがポップアップ・メニューのトリガーである場合はtruebutton - 状態が変更されたマウス・ボタンを示す整数。 このパラメータには次の規則が適用されます。
disabledにされている場合、NOBUTTON、BUTTON1、BUTTON2、BUTTON3の標準ボタンによってのみ、MouseEventオブジェクトを作成できます。
enabledにされている場合、標準ボタンによってMouseEventオブジェクトを作成できます。 拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでenabledにされている場合、標準ボタンに加えて、マウスに4つ以上のボタンがある場合に、4からMouseInfo.getNumberOfButtons()の範囲のボタンを使用して、MouseEventオブジェクトを作成できます。
IllegalArgumentException - buttonがゼロより小さい場合IllegalArgumentException - sourceがnullである場合IllegalArgumentException - buttonがBUTTON3より大きく、拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでdisabledにされている場合IllegalArgumentException - buttonがcurrent number of buttonsより大きく、拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでenabledにされている場合IllegalArgumentException - 無効なbutton値が渡された場合IllegalArgumentException - sourceがnullである場合EventObject.getSource(), AWTEvent.getID(), InputEvent.getWhen(), InputEvent.getModifiers(), getX(), getY(), getClickCount(), isPopupTrigger(), getButton()public MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int clickCount, boolean popupTrigger)
MouseEventオブジェクトを構築します。 MouseEvent(source, id, when, modifiers, x, y, clickCount, popupTrigger)の形式で呼び出した場合、MouseEvent(source, id, when, modifiers, x, y, xAbs, yAbs, clickCount, popupTrigger, MouseEvent.NOBUTTON)の呼出しとまったく同じように動作します。このxAbsとyAbsは、画面上のソースの位置に相対座標xとyを加算した値として定義されます。ソース・コンポーネントが表示されていない場合、xAbsとyAbsは0に設定されます。 このメソッドはsourceがnullの場合にIllegalArgumentExceptionをスローします。 source - イベントを発生させたComponentid - イベントのタイプを示す整数。 許容される値については、MouseEventのクラスの説明を参照してください。 when - イベントが発生した時間を渡すlong整数。 負またはゼロの値を渡すことはお薦めできません modifiers - イベントの発生時に押されていた修飾キーおよびマウス・ボタン(Shift、Ctrl、Alt、Metaなど)を記述する修飾子マスク。 このパラメータの値として使用できるのは拡張修飾子だけです(拡張修飾子については、InputEvent.getModifiersEx()クラスを参照)。 負の値のパラメータを渡すことはお薦めできません。 ゼロの値は修飾子が渡されなかったことを意味します x - マウス位置のx座標(水平方向)。 負の値を渡すことができます y - マウス位置のy座標(垂直方向)。 負の値を渡すことができます clickCount - イベントに関連付けられたマウス・クリックの回数。 負の値を渡すことはお薦めできません popupTrigger - boolean型。このイベントがポップアップ・メニューのトリガーである場合はtrueIllegalArgumentException - sourceがnullである場合EventObject.getSource(), AWTEvent.getID(), InputEvent.getWhen(), InputEvent.getModifiers(), getX(), getY(), getClickCount(), isPopupTrigger()public MouseEvent(Component source, int id, long when, int modifiers, int x, int y, int xAbs, int yAbs, int clickCount, boolean popupTrigger, int button)
MouseEventオブジェクトを構築します。
無効なイベントを作成すると(複数の古い_MASK、または一致しない修飾子/ボタン値を使用するなどによって)、未指定の動作が発生します。 コンストラクタに渡された相対座標と絶対座標の値が矛盾している場合でもマウス操作のインスタンスは作成され、例外はスローされません。 このメソッドはsourceがnullの場合にIllegalArgumentExceptionをスローします。
source - イベントを発生させたComponentid - イベントのタイプを示す整数。 許容される値については、MouseEventのクラスの説明を参照してください。 when - イベントが発生した時間を渡すlong整数。 負またはゼロの値を渡すことはお薦めできません modifiers - イベントの発生時に押されていた修飾キーおよびマウス・ボタン(Shift、Ctrl、Alt、Metaなど)を記述する修飾子マスク。 このパラメータの値として使用できるのは拡張修飾子だけです(拡張修飾子については、InputEvent.getModifiersEx()クラスを参照)。 負の値のパラメータを渡すことはお薦めできません。 ゼロの値は修飾子が渡されなかったことを意味します x - マウス位置のx座標(水平方向)。 負の値を渡すことができます y - マウス位置のy座標(垂直方向)。 負の値を渡すことができます xAbs - マウス位置の絶対x座標(水平方向)。負の値を渡すことができますyAbs - マウス位置の絶対y座標(垂直方向)。負の値を渡すことができますclickCount - イベントに関連付けられたマウス・クリックの回数。 負の値を渡すことはお薦めできません popupTrigger - boolean型。このイベントがポップアップ・メニューのトリガーである場合はtruebutton - 状態が変更されたマウス・ボタンを示す整数。 このパラメータには次の規則が適用されます。
disabledにされている場合、NOBUTTON、BUTTON1、BUTTON2、BUTTON3の標準ボタンによってのみ、MouseEventオブジェクトを作成できます。
enabledにされている場合、標準ボタンによってMouseEventオブジェクトを作成できます。 拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでenabledにされている場合、標準ボタンに加えて、マウスに4つ以上のボタンがある場合に、4からMouseInfo.getNumberOfButtons()の範囲のボタンを使用して、MouseEventオブジェクトを作成できます。
IllegalArgumentException - buttonがゼロより小さい場合IllegalArgumentException - sourceがnullである場合IllegalArgumentException - buttonがBUTTON3より大きく、拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでdisabledにされている場合IllegalArgumentException - buttonがcurrent number of buttonsより大きく、拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでenabledにされている場合IllegalArgumentException - 無効なbutton値が渡された場合IllegalArgumentException - sourceがnullである場合EventObject.getSource(), AWTEvent.getID(), InputEvent.getWhen(), InputEvent.getModifiers(), getX(), getY(), getXOnScreen(), getYOnScreen(), getClickCount(), isPopupTrigger(), getButton(), button, Toolkit.areExtraMouseButtonsEnabled(), MouseInfo.getNumberOfButtons(), InputEvent.getMaskForButton(int)public Point getLocationOnScreen()
Pointオブジェクト。GraphicsConfigurationpublic int getXOnScreen()
GraphicsConfigurationpublic int getYOnScreen()
GraphicsConfigurationpublic int getModifiersEx()
拡張修飾子は、ALT_DOWN_MASK、BUTTON1_DOWN_MASKなどのように、_DOWN_MASK接尾辞で終わる修飾子です。
拡張修飾子は、イベントが発生した直後のAlt、Ctrl、Metaキーやマウス・ボタンなど、すべてのモーダル・キーの状態を表します。
たとえば、ユーザーがボタン1に続いてボタン2を押し、同じ順序でボタンを離した場合、次の一連のイベントが生成されます。
MOUSE_PRESSED: BUTTON1_DOWN_MASK
MOUSE_PRESSED: BUTTON1_DOWN_MASK | BUTTON2_DOWN_MASK
MOUSE_RELEASED: BUTTON2_DOWN_MASK
MOUSE_CLICKED: BUTTON2_DOWN_MASK
MOUSE_RELEASED:
MOUSE_CLICKED:
今後、新しい修飾子が追加される可能性があるため、==を使用してこのメソッドの戻り値を比較することは非推奨です。 たとえば、次のコードにより、ShiftキーとButton 1を押してCtrlキーを離したことをチェックできます。
int onmask = SHIFT_DOWN_MASK | BUTTON1_DOWN_MASK;
int offmask = CTRL_DOWN_MASK;
if ((event.getModifiersEx() & (onmask | offmask)) == onmask) {
...
}
上記のコードは、新しい修飾子が追加されても動作します。getModifiersEx、クラスInputEventpublic int getX()
public int getY()
public Point getPoint()
Pointオブジェクトpublic void translatePoint(int x,
int y)
x (水平方向)およびy (垂直方向)オフセットを加算することにより、イベントの座標を新しい位置に変換します。x - 現在のx座標に加算されるx (水平方向)値y - 現在のy座標に加算されるy (垂直方向)値public int getClickCount()
public int getButton()
MouseInfo.getNumberOfButtons()値です。 戻り値には、少なくとも次の定数が含まれます。
NOBUTTON
BUTTON1
BUTTON2
BUTTON3
if (anEvent.getButton() == MouseEvent.BUTTON1) {
特に、ボタンが1、2、または3つのマウスの場合は、このメソッドによって次の値が返されます。
NOBUTTON)
BUTTON1)
BUTTON2)
BUTTON3)
BUTTON3より大きいボタン番号には、定数識別子はありません。 したがって、ボタンが5つのマウスがインストールされている場合は、このメソッドによって次の値が返されます。
NOBUTTON)
BUTTON1)
BUTTON2)
BUTTON3)
ノート: 拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでdisabledにされている場合、AWTイベント・サブシステムでは拡張マウス・ボタンのマウス・イベントは発生しません。 したがって、このメソッドがNOBUTTON、BUTTON1、BUTTON2、BUTTON3以外を返すことはありません。
enabledにされている場合は、0からMouseInfo.getNumberOfButtons()値のいずれか。 拡張マウス・ボタンのサポートがJavaでdisabledにされている場合は、この範囲にはNOBUTTON、BUTTON1、BUTTON2、BUTTON3、NOBUTTON、BUTTON1、BUTTON2、またはBUTTON3が含まれます。 Toolkit.areExtraMouseButtonsEnabled(), MouseInfo.getNumberOfButtons(), MouseEvent(Component, int, long, int, int, int, int, int, int, boolean, int), InputEvent.getMaskForButton(int)public boolean isPopupTrigger()
ノート: ポップアップ・メニューのトリガーはシステムによって異なります。 したがって、クロス・プラットフォームを適切に機能させるために、mousePressedおよびmouseReleasedの両方でisPopupTriggerをチェックすることをお薦めします。
public static String getMouseModifiersText(int modifiers)
Stringインスタンスを返します。 これらの文字列はawt.propertiesファイルを変更することによりローカライズが可能です。
InputEvent.ALT_MASKとInputEvent.BUTTON2_MASKは同じ値になるため、どちらの修飾子に対しても文字列「Alt」が返されます。 同様に、InputEvent.META_MASKとInputEvent.BUTTON3_MASKは同じ値になるため、どちらの修飾子に対しても文字列「Meta」が返されます。
負の値のパラメータを渡すことは誤りであり、未指定の文字列が返されます。 ゼロのパラメータは修飾子が渡されていないことを示し、空の文字列が返されます。
modifiers - イベントの発生時に押されていた修飾キーおよびマウス・ボタンを記述する修飾子マスクInputEvent.getModifiersExText(int)public String paramString()
paramString、クラスComponentEvent バグまたは機能を送信
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