public class Level extends Object implements Serializable
通常、クライアントはLevel.SEVEREなど定義済みのLevel定数を使用する必要があります。
レベルは降順で次のとおりです。
サード・パーティが、Levelのサブクラスを作成することで追加のロギング・レベルを定義することも可能です。 そうした場合、サブクラス作成時に、一意の整数レベル値を選択することと、適切なreadResolveメソッドを定義することで直列化を通してObjectが一意のプロパティを保持できるように注意する必要があります。
修飾子と型 | フィールド | 説明 |
---|---|---|
static Level |
ALL |
ALLはすべてのメッセージのログをとることを示します。
|
static Level |
CONFIG |
CONFIGは静的な構成メッセージのメッセージ・レベルです。
|
static Level |
FINE |
FINEはトレース情報を提供するメッセージ・レベルです。
|
static Level |
FINER |
FINERはかなり詳細なトレース・メッセージを示します。
|
static Level |
FINEST |
FINESTは非常に詳細なトレース・メッセージを示します。
|
static Level |
INFO |
INFOはメッセージを情報として提供するメッセージ・レベルです。
|
static Level |
OFF |
OFFはロギングをオフするために使われる特殊なレベルです。
|
static Level |
SEVERE |
SEVEREは重大な障害を示すメッセージ・レベルです。
|
static Level |
WARNING |
WARNINGは潜在的な問題を示すメッセージ・レベルです。
|
修飾子 | コンストラクタ | 説明 |
---|---|---|
protected |
Level(String name, int value) |
指定された整数値で名前付きLevelを作成します。
|
protected |
Level(String name, int value, String resourceBundleName) |
指定された整数値と指定されたローカリゼーション・リソース名で名前付きLevelを作成します。
|
修飾子と型 | メソッド | 説明 |
---|---|---|
boolean |
equals(Object ox) |
2つのオブジェクトの値が等しいかどうかを比較します。
|
String |
getLocalizedName() |
現在のデフォルト・ロケールに対して、Levelのローカライズされた文字列名を返します。
|
String |
getName() |
Levelのローカライズされていない文字列名を返します。
|
String |
getResourceBundleName() |
レベルのローカリゼーション・リソース・バンドル名、またはローカリゼーション・バンドルが定義されていない場合はnullを返します。
|
int |
hashCode() |
ハッシュ・コードを生成します。
|
int |
intValue() |
このレベルの整数値を取得します。
|
static Level |
parse(String name) |
レベル名の文字列をLevelに構文解析します。
|
String |
toString() |
このLevelの文字列表現を返します。
|
public static final Level OFF
Integer.MAX_VALUE
に初期化されます。 public static final Level SEVERE
一般に、SEVEREメッセージは、通常のプログラム実行の妨げになるような、非常に重要なイベントを記述すべきです。 それらは、エンド・ユーザーとシステム管理者にとって適度に理解しやすいものであるべきです。 このレベルは1000
に初期化されます。
public static final Level WARNING
一般的にWARNINGメッセージでは、エンド・ユーザーまたはシステム管理者が関心を持つ、または潜在的な問題を示すイベントを説明します。 このレベルは900
に初期化されます。
public static final Level INFO
INFOメッセージは通常、コンソールまたはそれと同等のものに書き込まれます。 このため、INFOレベルは、エンド・ユーザーとシステム管理者が理解できるかなり重要なメッセージにのみ使用しなければいけません。 このレベルは800
に初期化されます。
public static final Level CONFIG
CONFIGメッセージの目的は、さまざまな静的構成情報を提供することで、特定の構成に関係する可能性のある問題のデバッグを支援することです。 たとえば、CONFIGメッセージにはCPUのタイプ、グラフィックスの深さ、GUIのLook & Feelなどを含めることができます。このレベルは700
に初期化されます。
public static final Level FINE
FINE、FINER、FINESTはどれも、比較的詳細な追跡を行うためのものです。 この3つのレベルの正確な意味はサブシステムごとに異なりますが、一般に、FINESTはもっとも大量で詳しい出力に対して、FINERはそれよりも若干詳細度の劣る出力に対して、FINEはもっとも量の少ない(したがってもっとも重要度の高い)メッセージに対して、それぞれ使用されます。
一般的に、FINEレベルは、特定のサブシステムに特別な関心を持たない開発者にとって広く興味のある情報のために使用されます。
FINEメッセージは復旧可能な小さな障害などのメッセージを含む場合があります。 潜在的なパフォーマンス劣化を示す問題も、FINEとしてロギングする価値があります。 このレベルは500
に初期化されます。
public static final Level FINER
400
に初期化されます。 public static final Level FINEST
300
に初期化されます。 public static final Level ALL
Integer.MIN_VALUE
に初期化されます。 protected Level(String name, int value)
このコンストラクタはサブクラス化できるように「protect」になっています。 一般に、ロギングのクライアントは、SEVEREやFINESTなど、定数のLevelオブジェクトのいずれかを使用する必要があります。 ただし、クライアントで新しいロギング・レベルを追加する必要がある場合には、Levelのサブクラスを作成し、新しい定数を定義することができます。
name
- Levelの名前。たとえば「SEVERE」。value
- レベルの整数値。NullPointerException
- 名前がnullの場合protected Level(String name, int value, String resourceBundleName)
name
- Levelの名前。たとえば「SEVERE」。value
- レベルの整数値。resourceBundleName
- 指定された名前のローカライズに使用するリソース・バンドルの名前。 resourceBundleNameがnullまたは空文字列の場合、これは無視される NullPointerException
- 名前がnullの場合public String getResourceBundleName()
public String getName()
public String getLocalizedName()
ローカリゼーション情報が使用できない場合、ローカライズされていない名前が返されます。
public final String toString()
public final int intValue()
public static Level parse(String name) throws IllegalArgumentException
引数文字列はレベル名または整数値のいずれかで構成されます。
たとえば:
name
- 解析される文字列CONFIG
など)が返されます。 そうでない整数(1など)を渡した場合、その値に初期化された新しいレベル名が返される。 NullPointerException
- 名前がnullの場合IllegalArgumentException
- 値が有効でない場合。 有効な値は、Integer.MIN_VALUE
からInteger.MAX_VALUE
までの整数と、すべての既知のレベル名である。 既知の名前とは、このクラスで定義されているレベル(つまり、FINE
、FINER
、FINEST
)、適切なパッケージ・アクセスを使ってこのクラスによって作成されたレベル、またはサブクラスによって定義または作成された新しいレベルのことである。 public boolean equals(Object ox)
equals
、クラスObject
ox
- 比較対象の参照オブジェクト。Object.hashCode()
、HashMap
public int hashCode()
hashCode
、クラスObject
Object.equals(java.lang.Object)
, System.identityHashCode(java.lang.Object)
バグまたは機能を送信
詳細なAPIリファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SEのドキュメントを参照してください。 そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
Copyright © 1993, 2025, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policyも参照してください。