モジュール javafx.base
パッケージ javafx.collections

クラスFXCollections


  • public class FXCollections
extends Object
    java.util.Collectionsメソッドの1対1のコピーであるstaticメソッドで構成されるユーティリティ・クラス。

    ラッパー・メソッド(synchronizedObservableListまたはemptyObservableListなど)の機能は、Collectionsのメソッドとまったく同じです。ただし、ObservableListを返すため、入力でObservableListを必要とするメソッドに適しているという点が異なっています。

    ユーティリティ・メソッドはここでは主にパフォーマンス上の理由で使用されます。     すべてのメソッドは限られた数の通知のみを生成するという方法で最適化されます。 一方、java.util.Collectionsメソッドは、ObservableListで変更メソッドを複数回呼び出すことができるため、複数の通知が生成されます。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0

    • メソッドの詳細

      • observableList

        public static <E> ObservableList<E> observableList​(List<E> list)
        指定されたリストに連動するObservableListを構築します。 ObservableListインスタンスでの変更操作は、そのインスタンスに登録したオブザーバにレポートされます。
        基礎となるリストに直接行われた変更操作は、これをラップするObservableListのオブザーバにはレポートされないことに注意してください。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - このObservableListと連動する具体的なリスト
        戻り値:
        新しく作成されたObservableList

      • observableList

        public static <E> ObservableList<E> observableList​(List<E> list,
                                                   Callback<E,Observable[]> extractor)
        指定されたリストに連動するObservableListを構築します。 ObservableListインスタンスでの変更操作は、そのインスタンスに登録したオブザーバにレポートされます。
        基礎となるリストに直接行われた変更操作は、これをラップするObservableListのオブザーバにはレポートされないことに注意してください。
        このリストは、extractorを使用して要素の変更もレポートします。         エクストラクタによって返される監視可能オブジェクト(各リスト要素に適用される)は、変更に対してリスニングされ、ListChangeListenerの更新変更に変換されます。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - このObservableListと連動する具体的なリスト
        extractor - Observable[]コンバータに対する要素
        戻り値:
        新しく作成されたObservableList
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1

      • observableMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> observableMap​(Map<K,V> map)
        指定されたマップに連動するObservableMapを構築します。 ObservableMapインスタンスでの変更操作は、そのインスタンスに登録したオブザーバにレポートされます。
        基礎となるマップに直接行われた変更操作は、これをラップするObservableMapのオブザーバにはレポートされないことに注意してください。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        パラメータ:
        map - このObservableMapと連動するマップ
        戻り値:
        新しく作成されたObservableMap

      • observableSet

        public static <E> ObservableSet<E> observableSet​(Set<E> set)
        指定されたセットに連動するObservableSetを構築します。 ObservableSetインスタンスでの変更操作は、そのインスタンスに登録したオブザーバにレポートされます。
        基礎となるセットに直接行われた変更操作は、これをラップするObservableSetのオブザーバにはレポートされないことに注意してください。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        set - このObservableSetと連動するセット
        戻り値:
        新しく作成されたObservableSet
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1

      • observableSet

        public static <E> ObservableSet<E> observableSet​(E... elements)
        指定されたすべての要素を含むHashSetに連動するObservableSetを構築します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        elements - 返されるObservableSetに追加される要素
        戻り値:
        新しく作成されたObservableSet
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1

      • unmodifiableObservableMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> unmodifiableObservableMap​(ObservableMap<K,V> map)
        指定されたObservableMapに対する読取り専用インタフェースを構築します。 基礎となるObservableMapに行われた変更操作のみ、変更不可能なインスタンスに登録したオブザーバにレポートされます。 これにより、クライアントはマップ内の変更を追跡できますが、変更することはできません。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        パラメータ:
        map - このインタフェースでモニターされるObservableMap
        戻り値:
        新しく作成されたUnmodifiableObservableMap

      • checkedObservableMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> checkedObservableMap​(ObservableMap<K,V> map,
                                                            Class<K> keyType,
                                                            Class<V> valueType)
        指定された監視可能なマップの最上位に型保証されたラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        パラメータ:
        map - ラップされる監視可能なマップ
        keyType - mapが保持することを許されたキーの型
        valueType - mapが保持することを許された値の型
        戻り値:
        指定されたマップの動的に型保証されたビュー
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.checkedMap(java.util.Map, java.lang.Class, java.lang.Class)

      • synchronizedObservableMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> synchronizedObservableMap​(ObservableMap<K,V> map)
        指定された監視可能なマップの最上位に同期ラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        パラメータ:
        map - 同期マップにラップされるマップ。
        戻り値:
        監視可能なマップの同期バージョン
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.synchronizedMap(java.util.Map)

      • emptyObservableMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> emptyObservableMap​()
        変更不可能で監視可能なマップを作成して空にします。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        戻り値:
        空の変更不可能で監視可能なマップ
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.emptyMap()

      • observableIntegerArray

        public static ObservableIntegerArray observableIntegerArray​()
        新しい空の監視可能なinteger型配列を作成します。
        戻り値:
        新しく作成されたObservableIntegerArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableIntegerArray

        public static ObservableIntegerArray observableIntegerArray​(int... values)
        新しい監視可能なinteger型配列を作成し、valuesを設定します。
        パラメータ:
        values - 新しい監視可能なinteger型配列内の値
        戻り値:
        新しく作成されたObservableIntegerArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableIntegerArray

        public static ObservableIntegerArray observableIntegerArray​(ObservableIntegerArray array)
        新しい監視可能なinteger型配列を作成し、指定されたarrayの要素をコピーします。
        パラメータ:
        array - コピーする監視可能なinteger型配列
        戻り値:
        新しく作成されたObservableIntegerArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableFloatArray

        public static ObservableFloatArray observableFloatArray​()
        新しい空の監視可能なfloat型配列を作成します。
        戻り値:
        新しく作成されたObservableFloatArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableFloatArray

        public static ObservableFloatArray observableFloatArray​(float... values)
        新しい監視可能なfloat型配列を作成し、valuesを設定します。
        パラメータ:
        values - 新しい監視可能なfloat型配列内の値
        戻り値:
        新しく作成されたObservableFloatArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableFloatArray

        public static ObservableFloatArray observableFloatArray​(ObservableFloatArray array)
        新しい監視可能なfloat型配列を作成し、指定されたarrayの要素をコピーします。
        パラメータ:
        array - コピーする監視可能なfloat型配列
        戻り値:
        新しく作成されたObservableFloatArray
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0

      • observableArrayList

        public static <E> ObservableList<E> observableArrayList​()
        arraylistに連動する新しい空の監視可能リストを作成します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        戻り値:
        新しく作成されたObservableList
        関連項目:
        observableList(java.util.List)

      • observableArrayList

        public static <E> ObservableList<E> observableArrayList​(Callback<E,Observable[]> extractor)
        arraylistに連動する新しい空の監視可能リストを作成します。 このリストは、要素の更新をレポートします。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        extractor - Observable[]コンバータに対する要素。 監視可能オブジェクトは要素の変更に対してリスニングされます。
        戻り値:
        新しく作成されたObservableList
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1
        関連項目:
        observableList(java.util.List, javafx.util.Callback)

      • observableArrayList

        public static <E> ObservableList<E> observableArrayList​(E... items)
        新しい監視可能配列リストを作成し、itemsを追加します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        items - 新しい監視可能なArrayList内のアイテム
        戻り値:
        新しく作成されたobservableArrayList
        関連項目:
        observableArrayList()

      • observableArrayList

        public static <E> ObservableList<E> observableArrayList​(Collection<? extends E> col)
        新しい監視可能配列リストを作成し、コレクションcolのコンテンツを追加します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        col - observableArrayListにコンテンツを追加する必要があるコレクション
        戻り値:
        新しく作成されたobservableArrayList

      • observableHashMap

        public static <K,V> ObservableMap<K,V> observableHashMap​()
        HashMapに連動する新しい空の監視可能なマップを作成します。
        型パラメータ:
        K - ラップされたキーの型
        V - ラップされた値の型
        戻り値:
        新しく作成された監視可能なHashMap

      • concat

        public static <E> ObservableList<E> concat​(ObservableList<E>... lists)
        複数の監視可能リストを1つに連結します。 結果のリストはarraylistに連動します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        lists - 連結するリスト
        戻り値:
        引数から連結される新しい監視可能配列リスト

      • unmodifiableObservableList

        public static <E> ObservableList<E> unmodifiableObservableList​(ObservableList<E> list)
        指定された監視可能リストの最上位に変更不可能なラッパー・リストを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - ラップされるObservableList
        戻り値:
        変更不可能なObserableListラッパー
        関連項目:
        Collections.unmodifiableList(java.util.List)

      • checkedObservableList

        public static <E> ObservableList<E> checkedObservableList​(ObservableList<E> list,
                                                          Class<E> type)
        指定された監視可能リストの最上位に型保証されたラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - ラップされる監視可能リスト
        type - listが保持することを許された要素の型
        戻り値:
        指定されたリストの動的に型保証されたビュー
        関連項目:
        Collections.checkedList(java.util.List, java.lang.Class)

      • synchronizedObservableList

        public static <E> ObservableList<E> synchronizedObservableList​(ObservableList<E> list)
        指定された監視可能リストの最上位に同期ラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - 同期リストに「ラップ」されるリスト。
        戻り値:
        監視可能リストの同期バージョン
        関連項目:
        Collections.synchronizedList(java.util.List)

      • emptyObservableList

        public static <E> ObservableList<E> emptyObservableList​()
        変更不可能な監視可能リストを作成して空にします。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        戻り値:
        空の変更不可能な監視可能リスト
        関連項目:
        Collections.emptyList()

      • singletonObservableList

        public static <E> ObservableList<E> singletonObservableList​(E e)
        要素が1つのみの変更不可能な監視可能リストを作成します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        e - この単一の監視可能リストに含まれる要素のみ
        戻り値:
        単一の監視可能リスト
        関連項目:
        Collections.singletonList(java.lang.Object)

      • unmodifiableObservableSet

        public static <E> ObservableSet<E> unmodifiableObservableSet​(ObservableSet<E> set)
        指定された監視可能セットの最上位に変更不可能なラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        set - ラップされるObservableSet
        戻り値:
        変更不可能なObserableSetラッパー
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.unmodifiableSet(java.util.Set)

      • checkedObservableSet

        public static <E> ObservableSet<E> checkedObservableSet​(ObservableSet<E> set,
                                                        Class<E> type)
        指定された監視可能セットの最上位に型保証されたラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        set - ラップされる監視可能セット
        type - setが保持することを許された要素の型
        戻り値:
        指定されたセットの動的に型保証されたビュー
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.checkedSet(java.util.Set, java.lang.Class)

      • synchronizedObservableSet

        public static <E> ObservableSet<E> synchronizedObservableSet​(ObservableSet<E> set)
        指定された監視可能セットの最上位に同期ラッパーを作成して返します。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        パラメータ:
        set - 同期セットにラップされるセット。
        戻り値:
        監視可能セットの同期バージョン
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.synchronizedSet(java.util.Set)

      • emptyObservableSet

        public static <E> ObservableSet<E> emptyObservableSet​()
        変更不可能な監視可能セットを作成して空にします。
        型パラメータ:
        E - ラップするリストの型
        戻り値:
        空の変更不可能な監視可能セット
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
        関連項目:
        Collections.emptySet()

      • copy

        public static <T> void copy​(ObservableList<? super T> dest,
                            List<? extends T> src)
        srcからdestに要素をコピーします。 destに関する1つの変更通知のみを起動します。
        型パラメータ:
        T - ラップするリストの型
        パラメータ:
        dest - コピー先の監視可能リスト
        src - コピー元のリスト
        関連項目:
        Collections.copy(java.util.List, java.util.List)

      • fill

        public static <T> void fill​(ObservableList<? super T> list,
                            T obj)
        指定されたリストにオブジェクトを挿入します。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        型パラメータ:
        T - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - 挿入するリスト
        obj - リストに挿入されるオブジェクト
        関連項目:
        Collections.fill(java.util.List, java.lang.Object)

      • replaceAll

        public static <T> boolean replaceAll​(ObservableList<T> list,
                                     T oldVal,
                                     T newVal)
        リストのすべてのoldVal要素をnewVal要素に置き換えます。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        型パラメータ:
        T - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - その要素を置換するリスト
        oldVal - 置換される要素
        newVal - 置換
        戻り値:
        リストが変更された場合はtrue
        関連項目:
        Collections.replaceAll(java.util.List, java.lang.Object, java.lang.Object)

      • reverse

        public static void reverse​(ObservableList list)
        リストの順序を逆にします。リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        パラメータ:
        list - 順序が逆にされるリスト
        関連項目:
        Collections.reverse(java.util.List)

      • rotate

        public static void rotate​(ObservableList list,
                          int distance)
        リストを距離の分だけ回転します。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        パラメータ:
        list - 回転されるリスト
        distance - 回転の距離
        関連項目:
        Collections.rotate(java.util.List, int)

      • shuffle

        public static void shuffle​(ObservableList<?> list)
        監視可能リストのすべての要素の順序を入れ替えます。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        パラメータ:
        list - 順序を入れ替えるリスト
        関連項目:
        Collections.shuffle(java.util.List)

      • shuffle

        public static void shuffle​(ObservableList list,
                           Random rnd)
        監視可能リストのすべての要素の順序を入れ替えます。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        パラメータ:
        list - 順序が入れ替えられるリスト
        rnd - 順序の入替えに使用するランダム・ジェネレータ
        関連項目:
        Collections.shuffle(java.util.List, java.util.Random)

      • sort

        public static <T extends Comparable<? super T>> void sort​(ObservableList<T> list)
        指定された監視可能リストをソートします。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        型パラメータ:
        T - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - ソートされるリスト
        関連項目:
        Collections.sort(java.util.List)

      • sort

        public static <T> void sort​(ObservableList<T> list,
                            Comparator<? super T> c)
        コンパレータcを使用して、指定された監視可能リストをソートします。 リストに関する1つの変更通知のみを起動します。
        型パラメータ:
        T - ラップするリストの型
        パラメータ:
        list - ソートするリスト。
        c - ソートに使用するコンパレータ。 自然順序付けが必要な場合はNull。
        関連項目:
        Collections.sort(java.util.List, java.util.Comparator)