ビューでの相互作用

ユーザーのビューでの相互作用を構成できます。

ユーザーが次の操作を実行したときに使用できる相互作用を指定できます。

  • データ・ビューでクリックします。ビューでのクリックの相互作用を参照してください。

  • グラフ、ヒート・マトリックス、ピボット表、ツリーマップ、表またはトレリス・ビューを実行時に右クリックします。

ビューでのクリックの相互作用

ユーザーがデータ・ビュー内をクリック(つまり左クリック)したときに使用できる相互作用を指定できます。

次のタイプの相互作用を使用できます。

  • なし - ユーザーが列見出しまたは値をクリックしたときに、何も起こらないことを指定します。このオプションによって、属性列のドリルが無効になりますが、階層列のドリルは無効になりません。

  • ドリル - ユーザーは詳細情報にドリルダウンできます。ビューでのドリルを参照してください。

  • アクション・リンク - ユーザーは、データ・ビュー内のホット・スポットをクリックし、保存済分析へのナビゲートやEnterprise Java Bean (EJB)の起動などのアクションを実行するアクション・リンクを選択できます。アクションの操作を参照してください。

  • マスター詳細イベントの送信 - マスター詳細関係のマスター詳細イベントを送信します。ビューのマスター詳細リンクとはおよびマスター詳細関係でのビューのリンクを参照してください。

「列のプロパティ」ダイアログ: 「相互作用」タブを使用して、基準レベルで使用できる左クリック相互作用を指定します。これらの左クリック相互作用はすべてのデータ・ビューで有効です。

注意:

「分析プロパティ」ダイアログ: 「相互作用」タブを使用してビューの実行時の相互作用(ソート、移動など)を指定します。

ビューの右クリック相互作用

実行時にグラフ、ヒート・マトリックス、ピボット表、表、ツリーマップまたはトレリス・ビューで右クリックしたときに使用できる相互作用を指定できます。

たとえば、右クリックで「ソート」または「ドリル」ができます。各ビュー・タイプに対して一部の右クリック相互作用を実行時に使用できない場合があることに注意してください。

注意:

グラフでの右クリック相互作用は、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 12c リリース1 (12.2.1)以降は、HTML5グラフに対してのみサポートされています。

「分析プロパティ」ダイアログ: 「相互作用」タブを使用して、分析レベルで使用できる右クリック相互作用を指定します。これらの右クリック相互作用は、実行時にグラフ、ヒート・マトリックス、ピボット表、表、ツリーマップおよびトレリス・ビューで有効になります。

注意:

ほとんどの右クリック相互作用は、トレリス・ビュー(単純トレリスと拡張トレリス)のグラフに対して使用できません。ただし、トレリス・ビューのグラフに対して、右クリック相互作用としてアクション・リンクを設定することはできます。さらに、テキストに対する右クリックは可能です。つまり、トレリス・ビューのテキストをピボット表ビューの場合と同じように右クリックできます。これには、「可視化」を「テキスト」に設定した詳細トレリスのデータ・セルも含まれます。

注意:

どのステップおよび制約が適用されているかを追跡するために右クリック相互作用を使用する場合は、選択ステップ・ビューを含めます。追加情報は、データの選択の使用を参照してください。