| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 大整数 |
| 構文 | SGA_TARGET = integer [K | M | G] |
| デフォルト値 | 0 (SGA自動チューニングは、DEFERREDモードの自動チューニング要求では使用禁止、IMMEDIATEモードの自動チューニング要求では使用可能である。) |
| 変更の可/不可 | ALTER SYSTEM |
| 値の範囲 | 64MB以上。上限は、オペレーティング・システム依存 |
| 基本/基本以外 | 基本 |
SGA_TARGETには、すべてのSGAコンポーネントの合計サイズを指定します。SGA_TARGETが指定されている場合、次のメモリー・プールのサイズが自動的に設定されます。
バッファ・キャッシュ(DB_CACHE_SIZE)
共有プール(SHARED_POOL_SIZE)
ラージ・プール(LARGE_POOL_SIZE)
Javaプール(JAVA_POOL_SIZE)
Streamsプール(STREAMS_POOL_SIZE)
これらの自動チューニングされたメモリー・プールがゼロ以外の値に設定されている場合、その値は自動共有メモリー管理で最小レベルとして使用されます。アプリケーション・コンポーネントが正しく機能するために、一定容量以上のメモリーを必要とする場合は、その値を設定します。
次のプールはサイズが手動で設定され、自動共有メモリー管理の影響を受けません。
ログ・バッファ
KEEP、RECYCLEなどの他のバッファ・キャッシュ、および他のブロック・サイズ
固定SGAおよび他の内部割当て
これらのプールに割り当てられたメモリーは、自動共有メモリー管理で、自動的にチューニングするメモリー・プールの値を計算する際に、SGA_TARGETに使用可能な総量から差し引かれます。
デフォルト値のフィールドでは、ORA-04031エラーを避けるためにIMMEDIATEモードの自動チューニング要求が必要です。DEFERREDモードおよびIMMEDIATEモードは、V$MEMORY_RESIZE_OPSビューのOPER_MODE列に反映されます。
自動メモリー管理が有効で(MEMORY_TARGETが正の値に設定され)、SGA_TARGETも正の値に設定されている場合、SGA_TARGETの値がSGAのサイズの最小値として動作します。
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関連項目:
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