Sun Installation Assistant (SIA)
シリアルまたはビデオポートを使用したコンソールアクセスによるローカルインストール
ILOM を使用したコンソールへのアクセスによるリモートインストール
Oracle Enterprise Linux のインストール
Red Hat Enterprise Linux のインストール
SUSE Linux Enterprise Server のインストール
PXE インストールをサポートするための Linux サーバーの設定
PXE 用に DHCP サーバーをインストールおよび設定する方法
Oracle VM 用 PXE インストールイメージの作成方法
Linux OS 設定用の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定
SUSE Linux Enterprise Server OS のインストール時および設定時に、ネットワークインタフェースの論理名および物理名 (MAC アドレス) を入力しなければならない箇所があります。
このセクションでは、SUSE Linux OS 設定時にユーザーシェルを起動して、設定を続行するために必要な論理および物理ネットワークインタフェース名を取得する方法について説明します。
ラベルから、すべての物理ポートの MAC アドレスを見つけて記録します。
「Loading Linux Kernel (Linux カーネルのロード中)」というメッセージの表示後に、SUSE スプラッシュ画面が表示されます。そのあと、「Choose a Keyboard Map (キーボードマップの選択)」画面が表示されます。
ユーザーシェルが起動して、「Rescue Login (レスキューログイン)」プロンプトが表示されます。
レスキュープロンプトが表示されます。
# ifconfig -a
Linux SUSE 名前付きおよび物理名前付きネットワークインタフェースの出力が表示されます。見つかった各インタフェースについて、次の例のような結果が出力されます。
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:14:4F:0C:A1:53 inet addr:192.168.2.103 Bcast:192.168.2.255 Mask:255.255.0.0 UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:23363 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:21798 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:100 RX bytes:13479541 (12.8 MiB) TX bytes:20262643 (19.3 MiB) Interrupt:9 lo Link encap:Local Loopback inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0 inet6 addr: ::1/128 Scope:Host UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 Metric:1 RX packets:9814 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:9814 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:0 RX bytes:3655065 (3.4 MiB) TX bytes:3655065 (3.4 MiB)
最初の列の eth0 エントリは、オペレーティングシステムによって割り当てられた Ethernet インタフェースの論理名です。最初の列の lo エントリは、ループバックインタフェースです。
第 2 列 (1 行目) の HWaddr 00.14.4F.0C:A1:53 エントリは、ネットワークポートの物理 MAC アドレスです。
複数のネットワークインタフェースが存在して、インタフェースの出力が画面に入りきらない場合には、インタフェースごとに出力を表示することができます。
# ifconfig eth#
ここでの eth# はインタフェース番号です。
Linux SUSE OS インストール時にネットワークインタフェースを設定する際に、この記録を参照する必要があります。