シャーシの SAS-2 ドメインへの SAS デバイスのアクセス
Sun Blade Zone Manager を使用した、ストレージモジュールのリソースへのホストアクセス
CMM ILOM の Web インタフェースを使用してストレージをホストに割り当てる方法
CMM ILOM の CLI を使用してストレージをホストに割り当てる方法
Sun Storage 6Gb SAS REM RAID HBA (SGX-SAS6-R-REM-Z) を使用した管理オプション
Sun Storage 6Gb SAS REM HBA (SGX-SAS6-REM-Z) を使用した管理オプション
CMM ILOM Web インタフェースを使用したセンサーとインジケータの情報の表示
x86 システムでホスト REM を交換する場合、ストレージモジュールにホスト起動ディスクが含まれているかどうかに応じて次の操作を行う必要があります。
注 - これらの手順は、仮想ドライブの構成を取得するために、交換前の REM から構成ファイルを保存していることを前提としています。また、新しい REM は取り付けてあるものとします。
OS の起動にストレージモジュール上のディスクを使用するホスト REM を交換する場合に必要な手順の概要を次に示します。
注 - ここに示す手順の実行する方法の詳細は、対応する『Sun Storage 6Gb SAS REM HBA Installation Guide』に説明されています。
ホストを起動します。
次のいずれかの方法を使用して、HBA BIOS 構成ユーティリティーに入ります。
Fusion-MPT SAS コントローラ (Sun Storage RAID 拡張モジュール 6Gb/s SAS HBA など) の場合、起動中にプロンプトが表示されたら、Ctrl+C キーを押します。手順 3 で説明します。
MegaRAID SAS コントローラ (Sun Storage RAID 拡張モジュール 6Gb/s SAS RAID HBA など) の場合、起動中にプロンプトが表示されたら、Ctrl+H キーを押します。手順 4 で説明します。
Fusion-MPT SAS-2 REM を交換している場合、次の操作を実行して既存の論理ドライブを有効にします。
「Adapter List」画面で、矢印キーを使用して SAS アダプタを選択し、Enter キーを押します。
「RAID Properties」を選択し、Enter キーを押します。
「View Existing Volume」を選択します。
Alt+N キーを押すと、このアダプタの別のボリュームに切り替わります。
「Manage Volume」を選択します。
「Manage Volume」画面で、「Activate Volume」を選択します。
Y キーを押して、起動ディスクを含むボリュームを有効にします。
ボリュームが有効になります。
Esc キーを押して、「Adapter List」に戻ります。
起動デバイスとして現在アダプタが設定されている場合、画面の「Boot Order」列に番号 0 が表示されます。
起動順序は、+/- キーを使用して変更できます。
ユーティリティーを保存して、終了します。
次に、MegaRAID Storage Manager ソフトウェアを使用して、ほかの保存されたアレイの構成を再適用する必要があります。手順 5 に進みます。
MegaRAID SAS-2 REM を交換している場合、次の操作を実行して既存の仮想ドライブの構成をインポートします。
ホストに複数の HBA がある場合、「Adapter List」画面で交換用 REM を選択し、「Start」をクリックします。
WebBIOS ユーティリティーが異種構成を検出し、インポートの画面が表示されるはずです。
ここでの異種構成は、以前の REM を使用して構成された既存の仮想ドライブです。
「Preview」ボタンをクリックします。
異種構成の仮想ドライブプロパティーが右パネルに表示されます。左パネルには、異種構成を構成するドライブが表示されます。
注意 - この画面で「Clear」オプションをクリックすると、ディスク上のすべてのデータが消去されます。 |
「Import」をクリックして異種構成を使用し、このコントローラの既存の仮想ドライブを再確立します。
注 - インポートしている仮想ドライブの構成がセキュリティーロックされている場合は、『LSI MegaRAID SAS Software User's Guide』の「Selecting Full Disk Encryption Security Options」節にあるインポート手順を参照してください。
ユーティリティーを保存して、終了します。
次に、ホスト OS から実行される MegaRAID Storage Manager ソフトウェアを使用して、ほかの保存されたアレイの構成を再適用する必要があります。
ホスト OS から、MegaRAID Storage Manager ソフトウェアを実行します。
新しい REM の「MegaRAID Storage Manager」ウィンドウの左パネルにあるコントローラアイコンを選択します。
メニューバーで、「Operations (操作)」->「Configuration (構成)」->「Add Configuration from file (ファイルから構成を追加)」の順に選択します。
プロンプトが表示されたら、保存した構成ファイルを開き、構成に適用します。