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iPlanet Calendar Server 管理者ガイド |
本書について
このマニュアルでは、iPlanetTM Calendar Server (以降 Calendar Server と呼びます)とそれに付属するソフトウェアコンポーネントの管理方法について説明します。Calendar Server は、企業とサービスプロバイダを対象とした、カレンダー操作とスケジュール設定を集中化するスケーラブルな Web ベースソリューションです。Calendar Server は、グループとリソースのスケジューリングだけでなく、個人カレンダーもサポートします。
対象読者
対象読者
このマニュアルは、Calendar Server の管理および構成を担当する管理者とサポート専門家を対象としています。
お読みになる前に
Calendar Server のインストールと管理を行う前に、次の概念 について理解しておく必要があります。
使用するオペレーティングシステム (Solaris オペレーティング環境、他の UNIX システム、または Windows NT システム) の基本的な管理手順
Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)。LDAP ディレクトリを使用してユーザ情報を保存する場合
内容の紹介
表 1    iPlanet Calendar Server 管理者ガイドの内容
章または付録
説明
本書について (この章)
コンポーネント、アーキテクチャ、インタフェース、プロトコルを含む iPlanet Calendar Server についての高度な解説
Calendar Server がアクセス制御リスト (ACL) を使用して、カレンダー、カレンダープロパティ、およびカレンダーコンポーネントのアクセス制御を決定する方法についての説明
コマンド、オプション、値、構文、使用規則、および例を含むCalendar Server コマンド行ユーティリティについの説明
Calendar Server がタイムゾーンを処理する方法、および新しいタイムゾーンの追加方法や Calendar Server に付属しているタイムゾーンの変更方法についての説明
表記上の規則
このマニュアルは、Solaris のオペレーティング環境の表記規則に基づいて記述されています。Solaris 以外の UNIX オペレーティングシステムや WindowsNT システムで Calendar Server を稼動する場合は、Solaris のファイルパスが示されている部分を、使用しているオペレーティングシステムのパスに置き換えてください。
モノスペースフォント
モノスペースフォント は、画面上のコンピュータ出力、または入力するテキストの表記に使用します。また、ファイル名、識別名、関数、コード例にも使用します。
イタリックフォント
イタリックフォントで表記されているテキストは、ユーザが入力するインストール固有の情報を示しています。サーバのディレクトリパス、およびディレクトリ名の表記に使用します。たとえば、このマニュアルでは、ディレクトリパスを次のように表記します。この場合、server-root は Calendar Server のインストール先のディレクトリを示しています。たとえば、次のようになります。
Solaris でのデフォルトのインストールディレクトリは、ソフトウェアファイルの server-root としてパス /opt/SUNWics5/cal を使用します。つまり、デフォルトのインストールディレクトリを選択した場合、server-root/cal は次のパスを示しています。
Solaris 以外の UNIX システムの場合、デフォルトのインストールディレクトリは /opt/iPlanet/CalendarServer5/cal です。このとき、server-root/cal は次のディレクトリを意味します。
- /opt/SUNWics5/cal
Windows NT の場合、デフォルトのインストールディレクトリは c:\Program Files\iPlanet\CalendarServer5\ です。このとき、server-root/cal は次のディレクトリを意味しています。
- /opt/iPlanet/CalendarServer5/cal
- c:\Program Files\iPlanet\CalendarServer5\cal
角括弧 [ ]
角括弧 [ ] ではさまれているパラメータは、省略可能です。たとえば csdb ユーティリティの check コマンドの構文は、csdb check [dbdir] となります。dbdir パラメータは、省略可能です。dbdir を省略した場合、csdb ユーティリティは、ics.conf ファイルに指定されている現在のディレクトリを使用します。
縦棒 (|)
縦棒 (|) は、水平方向に延びるリストに含まれる選択肢を区切ります。たとえば csdb ユーティリティの create コマンドや delete コマンドの構文では、使用可能な複数のオプションを指定する際に縦棒を使用します。csdb [-q|-v] [-t caldb|sessdb|statdb] create|delete [dbdir]
コマンド行プロンプト
コマンド行プロンプト (C シェルでは %、Korn シェルや Bourne シェルでは $) は、このマニュアルの例では記述していません。使用しているオペレーティングシステムによってそれぞれ異なるコマンド行プロンプトが表示されます。原則として、このマニュアルに記載されているとおりに入力してください。
関連マニュアル
iPlanet Calendar Server には、管理者、開発者、およびエンドユーザを対象としたマニュアルが付属しています。iPlanet マニュアルの Web サイトでは、本書以外にも、PDF 形式と HTML 形式の次の Calendar Server マニュアルをご利用いただけます。
『iPlanet Calendar Server インストールガイド』
Calendar Express からは、エンドユーザを対象としたオンラインヘルプをご利用いただけます。『iPlanet Calendar Server プログラマーズマニュアル』
すべての Calendar Server マニュアルを見るには、次の Web サイトにアクセスしてください。
http://docs.iplanet.com/docs/manuals/calendar.html
オンラインマニュアル
本書は、次のページから PDF 形式と HTML 形式をオンラインでご利用いただけます。http://docs.iplanet.com/docs/manuals/calendar.html
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最終更新日: 2002 年 1 月 22 日