Oracle® Solaris での OpenStack (Kilo) のインストールと構成

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更新: 2016 年 6 月
 
 

Havana から Kilo にアップグレードする方法

現在の OpenStack バージョンが Oracle Solaris 11.2 SRU 11 以前のリリースで実行されている Havana である場合、この手順を使用します。

OpenStack 構成が複数のノード上に構築されている場合は、コントローラから始めて、各ノードでこの手順を実行する必要があります。

Oracle Solaris のアップグレードはオペレーティングシステムの新しいブート環境 (BE) を作成します。アップグレードが完了したら、新しい BE がアクティブ化されます。リブート時に、システムが新しい BE でブートします。

  1. システムが Oracle Solaris 11.2 SRU 11 以前のリリースを実行している場合は、次の手順を実行します。
    1. オペレーティングシステムを Oracle Solaris 11.3 以上にアップグレードします。

      注 -  この時点では、まだ Oracle Solaris 11.3 SRU9 にアップグレードしないでください。

      Oracle Solaris 11.3 パッケージには、OpenStack Juno パッケージが含まれています。

      Oracle Solaris 11.3 にアップグレードする手順については、Updating to Oracle Solaris 11.3 の How to Update a System Running 11.1 or 11.2 to Oracle Solaris 11.3を参照してください。

    2. Neutron データベースの移行に関する情報が、使用している設定に適用するかどうかを確認します。

      SQLite から MySQL for Oracle OpenStack for Oracle Solaris への Neutron データベースの移行に関する情報を参照してください。シナリオが、使用している構成に適用する場合は、ブログエントリの手順に従います。

  2. オペレーティングシステムを Oracle Solaris 11.3 SRU 9 にアップグレードします。

    Oracle Solaris 11.3 SRU 9 リリースに更新する方法の手順については、https://support.oracle.com で MOS アカウントにログインします。Oracle Solaris 11.3 Support Repository Updates (SRU) インデックス (Doc ID 2045311.1) から、SRU9 Readme ファイルにアクセスします。

  3. 新しい BE でシステムをブートします。

次のステップ

アップグレード後のタスクのすべての手順を完了して、アップグレードプロセスを完了します。