EPM System製品の構成

製品をホストしている各マシンでEPM Systemコンフィグレータを実行して、構成または再構成を実行します。構成前に、必ずRCUを実行してインフラストラクチャのスキーマを作成しておいてください。リポジトリ作成ユーティリティを使用したインフラストラクチャのスキーマの作成を参照してください。

EPM Systemコンフィギュレータを使用して構成するときにサポートされる文字のリストは、インストールと構成でサポートされる文字を参照してください。

注:

Windowsマシンで、EPM System InstallerおよびEPM Systemコンフィグレータを管理者として実行します。管理者としてOracle Enterprise Performance Management Systemのすべての製品をインストールし、構成します。

注:

Linuxマシンで、rootユーザーを使用してインストールおよび構成を行わないでください。すべてのEPM System製品を同じユーザーとしてインストールおよび構成します。Linuxマシンでは、すべてのOracle製品について、インストールを行うユーザーは同じグループに属している必要があります。このグループには、中央インベントリ(oraInventory)に対する書込み権限が必要です。

EPM System製品を構成するには:

  1. EPM Systemコンフィグレータを起動するメソッドを選択します:
    • EPM Systemインストーラの最後のページで、「構成」をクリックまたは選択します。

    • 「スタート」メニューから、「Oracle EPM System」「EPM Systemコンフィギュレータ(すべてのインスタンス)」の順に選択します。

    • EPM_ORACLE_HOME/common/config/version_numberに移動し、configtool.bat(.sh)を起動します。

    • サイレント構成については、サイレント構成の実行を参照してください。

    ヒント:

    EPM SystemコンフィギュレータEPM_ORACLE_INSTANCEから起動した場合、EPM Systemコンフィギュレータでは既存のEPM Oracleインスタンスが構成され、「Oracleインスタンスの構成」ページは表示されません。

    EPM Systemコンフィグレータにより、初期チェックが実行されます。チェックの内容は次のとおりです:

    • 環境変数が設定されている

    • .oracle.productsが存在する

    • 必要な.jarsがすべて存在する

    • Windows system32がPATHに含まれている

    • 有効なEPM Oracleホームがある

  2. EPM Systemコンフィグレータの各ページを確認して完了し、「次へ」をクリックして次のページに移動します。

    次の表に、EPM Systemコンフィグレータの各ページの詳細が記載されているリンクを示します。

    ページ リファレンス
    EPM Oracleインスタンス EPM Oracleインスタンスの構成
    タスクの選択 タスクの選択
    Oracle Hyperion Shared Servicesおよびレジストリ・データベース接続の設定

    データベースが作成され、起動されたことを確認します。

    データベースをまだ作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。

    Shared Servicesおよびレジストリ・データベース接続の設定の説明に従って、情報を入力します。

    データベースの構成

    データベースが作成され、起動されたことを確認します。

    データベースをまだ作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。

    データベースの構成の説明に従って、情報を入力します。

    アプリケーション・サーバーのデプロイメント

    アプリケーション・サーバーでのデプロイ: Oracle WebLogicの説明に従って、情報を入力します。

    製品固有の構成タスク 各製品を構成するための詳しい手順については、次の項を参照してください:
  3. (オプション)サイレント構成の応答ファイルの構成選択を保存するには、「保存」をクリックまたは選択して場所を参照し、ファイル名を指定して「保存」をクリックまたは選択します。

    この手順では、サイレント構成の応答ファイルとして使用できる編集可能なファイルが作成されます。サイレント構成の実行を参照してください。

  4. 構成タスクの完了を確認し、「次へ」をクリックまたは選択します。

    EPM Systemコンフィグレータは、構成プロセスのステータスを表示します。

    構成にかかる時間は、選択した製品やタスクによって異なります。操作の進行状況は、/diagnostics/logs/config/configtool.logに記録されます。

    構成が終了すると、各タスクのステータスが表示されます。構成の結果は、/diagnostics/logs/config/configtool_summary.logに記録されます。

  5. 「タスク・パネル」をクリックまたは選択し、「タスクの選択」ページに戻って追加の構成タスクを完了します。
  6. 最後にWebサーバーを構成します。
  7. 「終了」をクリックまたは選択します。

    構成が正常に終了した場合、必要な手動構成タスクを実行し、サービスを開始し、サービスの起動を検証します。

    新しいデプロイメントでの手動構成タスクの実行EPM System製品の開始と停止およびインストールの検証とデプロイメントの確認を参照してください。

    特定の製品の構成を停止しても、プロセス全体が停止することはありません。他の製品の構成は継続します。構成プロセスが完了した後に、EPM Systemコンフィグレータの要約ページにエラー・メッセージが表示されます。

    エラーが表示された場合は、次のタスクを実行します:

    • ログ・ファイルを確認します。

    • 構成の問題を解決する方法の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成トラブルシューティング・ガイドを参照してください。

    • Oracle HTTP Serverインストールに関するエラーが表示された場合、Oracle HTTP Serverのインストールの前提条件を満たしていることを確認してください。Webサーバー・インストールの前提条件を参照してください。

  8. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceをリフレッシュします。