構成した単一のプロセッサは、データ品質プロジェクトで他のユーザーが使用できるようにツール・パレットに公開できます。
構成したプロセッサをプロセスに公開するには、キャンバスでそのプロセッサを右クリックし、「Publish Processor」を選択し、ツール・パレットに表示する名称をプロセッサに指定します。このプロセッサは他のプロセッサと同様に使用できますが、その構成オプションは、公開元のプロセスで構成されたとおりに設定されます。
プロセッサのアイコンは、公開する前にカスタマイズできます。プロセッサをツール・パレットの新規ファミリに公開することもできます。
プロセッサの構成を他のデータ・セットで簡単に使用できるように、次のタイプのプロセッサを公開すると特に有用です。
公開したプロセッサは、ツール・パレット(プロセスで使用するため)とプロジェクト・ブラウザ(他のEDQインスタンスへのインポート用にパッケージ化するため)の両方に表示されます。
プロセッサには、ユーザーがプロセッサの意図を理解できるように、公開する前にオンライン・ヘルプを添付できます。
オンライン・ヘルプは、公開したプロセッサのメイン・ヘルプ・ページとして機能するindex.htm(またはindex.html)というファイル名が格納されたzipファイルとして添付する必要があります。他のhtmlページやイメージはzipファイルに格納され、メイン・ヘルプ・ページに埋め込まれたり、リンクとして設定されます。これは、ヘルプ・ページを任意のHTMLエディタを使用して設計し、index.htmというHTMLファイルとして保存し、依存するファイルとともにzipに圧縮できるように設計されています。
プロセッサにヘルプを添付した場合、ユーザーは、プロセッサを選択して[F1]を押すことでヘルプにアクセスできます。公開したプロセッサのヘルプ・ファイルは、製品に付属しているEDQの標準的なオンライン・ヘルプとは統合されないため、オンライン・ヘルプの索引リストには表示されず、検索しても検出されないことに注意してください。
目的が類似する公開済の一連のプロセッサをツール・パレットのファミリに公開できます。たとえば、特定タイプのデータを処理する様々なプロセッサを作成し、そのすべてを独自のファミリに公開できます。
これを実行するには、公開する前に各プロセッサのファミリ・アイコンをカスタマイズし、同じファミリに公開するすべてのプロセッサに対して同じアイコンを選択する必要があります。プロセッサを公開すると、ツール・パレットにファミリ・アイコンが表示され、そのファミリ・アイコンを使用する公開済のすべてのプロセッサがそのファミリに表示されます。ファミリには、ファミリ・アイコンに指定された名称と同じ名称が割り当てられます。
Oracle (R) Enterprise Data Qualityオンライン・ヘルプ バージョン8.1
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