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Oracle Databaseリファレンス
11g リリース1(11.1)

E05771-04
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7 動的パフォーマンス(V$)・ビュー: V$ACCESS〜V$HVMASTER_INFO

この章では、動的パフォーマンス・ビューの前半をアルファベット順に説明します。後半の動的パフォーマンス・ビューは、第8章第9章でアルファベット順に説明します。

この章では、次の内容について説明します。

動的パフォーマンス・ビュー

Oracleには、データベース・サーバーがメンテナンスし、データベース管理者のユーザーSYSがアクセスできる一連の基礎となるビューがあります。これらのビューは、データベースがオープンされ使用されている間、継続的に更新されるため、動的パフォーマンス・ビューと呼ばれます。これらの表の内容は、主にパフォーマンスに関係しています。

これらのビューは通常のデータベース表のように見えますが、そうではありません。これらのビューでは、内部ディスク構造およびメモリー構造のデータが表示されます。これらのビューを選択することはできますが、更新や変更はできません。


注意:

  • 動的パフォーマンス・ビューに問い合せて、情報を抽出することができます。ただし、サポートされているのは、単純な問合せのみです。ソート、結合、GROUP BY句などが必要な場合は、情報を各V$ビューから表にコピー(たとえば、CREATE TABLE ... AS SELECT文を使用)して、その後、それらの表を問い合せてください。

  • V$ビュー内の情報は動的であるため、これらのビューのSELECT操作の読取り一貫性は保証されません。

 

catalog.sqlスクリプトには、動的パフォーマンス・ビューに関するビューおよびパブリック・シノニムが定義されています。これらのビューおよびシノニムを作成するには、catalog.sqlを実行する必要があります。インストール後、ユーザーSYSまたはSYSDBAロールが付与されているユーザーのみが動的パフォーマンス表にアクセスできます。

V$ビュー

実際の動的パフォーマンス・ビューは、接頭辞V_$によって識別されます。これらのビューのパブリック・シノニムには、接頭辞V$が付いています。データベース管理者および他のユーザーは、V_$オブジェクトではなく、V$オブジェクトのみにアクセスしてください。

動的パフォーマンス・ビューは、Oracle Enterprise Managerによって使用されます。Oracle Enterprise Managerは、システム・パフォーマンスに関する情報にアクセスするための主要なインタフェースです。インスタンスが起動されると、メモリーから読み込まれるV$ビューがアクセス可能になります。ディスクから読み込まれるビューにアクセスするには、データベースがマウントされ、場合によってはオープンされている必要があります。

GV$ビュー

この章で説明されているほとんどすべてのV$ビューには、対応するGV$(グローバルV$)ビューがあります。Real Application Clustersでは、GV$ビューで問合せを実行すると、該当するすべてのインスタンスからV$ビュー情報が取り出されます。各GV$ビューには、V$ビュー情報以外にデータ型がNUMBERINST_ID列があります。INST_ID列には、対応付けられたV$ビュー情報を取得した元のインスタンス番号が表示されます。INST_ID列をフィルタとして使用することで、使用可能なインスタンスのサブセットからV$情報を取り出せます。たとえば、次の問合せを実行して、V$LOCKビューからインスタンス2および5の情報を取り出します。

SQL> SELECT * FROM GV$LOCK WHERE INST_ID = 2 OR INST_ID = 5;

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』 

動的パフォーマンス・ビューの説明

次に、動的パフォーマンス・ビューをアルファベット順に示します。

V$ACCESS

V$ACCESSは、ライブラリ・キャッシュ・オブジェクトに現在かけられているロックに関する情報を示します。ロックをかけると、SQLの実行にオブジェクトが必要な間、ライブラリ・キャッシュ内に確実に存在させることができます。

  データ型  説明 

SID 

NUMBER 

オブジェクトにアクセスしているセッション番号 

OWNER 

VARCHAR2(64) 

オブジェクトの所有者 

OBJECT 

VARCHAR2(1000) 

オブジェクト名 

TYPE 

VARCHAR2(24) 

オブジェクトの型識別子 

V$ACTIVE_INSTANCES

V$ACTIVE_INSTANCESは、現在マウントされたデータベースがあるすべてのインスタンスについて、インスタンス名とインスタンス番号との間のマッピングを示します。

  データ型  説明 

INST_NUMBER 

NUMBER 

インスタンス番号 

INST_NAME 

VARCHAR2(60) 

インスタンス名 

V$ACTIVE_SERVICES

V$ACTIVE_SERVICESは、データベース内のアクティブなサービスに関する情報を示します。

  データ型  説明 

SERVICE_ID 

NUMBER 

サービスID 

NAME 

VARCHAR2(64) 

サービス名 

NAME_HASH 

NUMBER 

サービス名ハッシュ 

NETWORK_NAME 

VARCHAR2(512) 

ネットワーク名 

CREATION_DATE 

DATE 

作成日 

CREATION_DATE_HASH 

NUMBER 

作成日ハッシュ 

GOAL 

VARCHAR2(12) 

サービス・ワークロードの管理目標:

  • NONE

  • SERVICE_TIME

  • THROUGHPUT

 

DTP 

VARCHAR2(1) 

サービスの対象が、DTP(XAトランザクションを含む分散トランザクション)かどうか(Y | N) 

BLOCKED 

VARCHAR2(3) 

指定したインスタンス上のサービスが、新しい接続の受入れをすべてブロックされているかどうか(YES | NO)。サービスがブロックされている場合、必要なサービスを提供するその他のインスタンス(ある場合)に、すべての接続が送られる。 

AQ_HA_NOTIFICATION 

VARCHAR2(3) 

AQ通知がHAイベントに対して送信されるかどうか(YES | NO) 

CLB_GOAL 

VARCHAR2(5) 

新しい接続をどのように分散するかを判断するために、リスナーに送信される統計とともに使用される接続時ロード・バランシングの目標:

  • LONG

  • SHORT

 

V$ACTIVE_SESS_POOL_MTH

V$ACTIVE_SESS_POOL_MTHは、使用可能でアクティブなセッション・プールのリソース割当て方法を示します。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(40) 

アクティブなセッション・プールのリソース割当て方法の名前 

V$ACTIVE_SESSION_HISTORY

V$ACTIVE_SESSION_HISTORYは、データベース内のサンプリングされたセッション・アクティビティを示します。このビューは、1秒に一度取得されるアクティブなデータベース・セッションのスナップショットを示します。データベース・セッションは、CPU上にあった場合、またはIdle待機クラスに属していないイベントを待機していた場合に、アクティブであるとみなされます。待機クラスの詳細は、V$EVENT_NAMEビューを参照してください。

このビューの各行は、各アクティブ・セッションをサンプルごとに示し、最新のセッション・サンプル行を最初に戻します。アクティブなセッションの履歴に含まれるセッションを示すほぼすべての列が、V$SESSIONビューにあります。

  データ型  説明 

SAMPLE_ID 

NUMBER 

サンプルのID 

SAMPLE_TIME 

TIMESTAMP(3) 

サンプルが取得された時刻 

SESSION_ID 

NUMBER 

セッション識別子。V$SESSION.SIDにマップされる。 

SESSION_SERIAL# 

NUMBER 

セッション・シリアル番号(セッションのオブジェクトを一意に識別するために使用される)。V$SESSION.SERIAL#にマップされる。 

SESSION_TYPE 

VARCHAR2(10) 

セッション・タイプ:

  • FOREGROUND

  • BACKGROUND

 

FLAGS 

NUMBER 

将来、使用するために確保される 

USER_ID 

NUMBER 

Oracleユーザー識別子。V$SESSION.USER#にマップされる。 

SQL_ID 

VARCHAR2(13) 

サンプリング時にセッションで実行されていたSQL文のSQL識別子 

SQL_CHILD_NUMBER 

NUMBER 

サンプリング時にセッションで実行されていたSQL文の子番号 

SQL_OPCODE 

NUMBER 

操作のどのフェーズにSQL文が存在したかを示す。V$SESSION.COMMANDにマップされる。

関連項目: この列の解釈の詳細は、「V$SESSION」を参照。 

FORCE_MATCHING_SIGNATURE 

NUMBER 

CURSOR_SHARINGパラメータがFORCEに設定されたときに使用されるシグネチャ 

TOP_LEVEL_SQL_ID 

VARCHAR2(13) 

トップレベルSQL文のSQL識別子 

TOP_LEVEL_SQL_OPCODE 

NUMBER 

操作のどのフェーズにトップレベルSQL文が存在していたかを示す 

SQL_PLAN_HASH_VALUE 

NUMBER 

カーソルに対するSQLプランの数値表現。この情報が提供されないセッション・サンプルもある。V$SESSIONにはこの情報は表示されない。 

SQL_PLAN_LINE_ID 

NUMBER 

SQLプランの行ID 

SQL_PLAN_OPERATION 

VARCHAR2(30) 

プラン操作の名前 

SQL_PLAN_OPTIONS 

VARCHAR2(30) 

プラン操作のオプション 

SQL_EXEC_ID 

NUMBER 

SQL実行識別子 

SQL_EXEC_START 

DATE 

SQLの実行が開始された時刻 

PLSQL_ENTRY_OBJECT_ID 

NUMBER 

スタック上の最上位PL/SQLサブプログラムのオブジェクトID(PL/SQLサブプログラムがスタック上にない場合は、NULL) 

PLSQL_ENTRY_SUBPROGRAM_ID 

NUMBER 

スタック上の最上位PL/SQLサブプログラムのサブプログラムID(PL/SQLサブプログラムがスタック上にない場合は、NULL) 

PLSQL_OBJECT_ID 

NUMBER 

現在実行中のPL/SQLサブプログラムのオブジェクトID(SQLの実行中はNULL) 

PLSQL_SUBPROGRAM_ID 

NUMBER 

現在実行中のPL/SQLオブジェクトのサブプログラムID(SQLの実行中はNULL)  

QC_INSTANCE_ID 

NUMBER 

問合せコーディネータ・インスタンスID。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は0になる。 

QC_SESSION_ID 

NUMBER 

問合せコーディネータ・セッションID。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は0になる。 

QC_SESSION_SERIAL# 

NUMBER 

問合せコーディネータのセッション・シリアル番号。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は0になる。 

EVENT 

VARCHAR2(64) 

SESSION_STATE = WAITINGの場合は、サンプリング時にセッションが待機していたイベント。

SESSION_STATE = ON CPUの場合、この列はNULL。

関連項目: 付録C「Oracle待機イベント」を参照。 

EVENT_ID 

NUMBER 

セッションが現在待機しているか、または前回待機したリソースまたはイベントの識別子。解釈は、EVENT列の解釈と同様。 

EVENT# 

NUMBER 

セッションが現在待機しているか、または前回待機したリソースまたはイベントの番号。解釈は、EVENT列の解釈と同様。 

SEQ# 

NUMBER 

待機を一意に識別する順序番号(待機ごとに増分される) 

P1TEXT 

VARCHAR2(64) 

第1追加パラメータのテキスト 

P1 

NUMBER 

第1追加パラメータ 

P2TEXT 

VARCHAR2(64) 

第2追加パラメータのテキスト 

P2 

NUMBER 

第2追加パラメータ 

P3TEXT 

VARCHAR2(64) 

第3追加パラメータのテキスト 

P3 

NUMBER 

第3追加パラメータ 

WAIT_CLASS 

VARCHAR2(64) 

サンプリング時にセッションが待機していたイベントの待機クラス名。解釈は、EVENT列の解釈と同様。V$SESSION.WAIT_CLASSにマップされる。 

WAIT_CLASS_ID 

NUMBER 

サンプリング時にセッションが待機していたイベントの待機クラス識別子。解釈は、EVENT列の解釈と同様。V$SESSION.WAIT_CLASS_IDにマップされる。 

WAIT_TIME 

NUMBER 

サンプリング時にセッションがCPU上にあった場合は、セッションが前回イベントを待機した時間の合計(サンプリング時にセッションが待機していた場合は0

注意: WAIT_TIME0であるかどうかは、WAIT_TIMEの実際の値ではなく、サンプリング時のSESSION_STATEの検出に有効。V$SESSION.WAIT_TIMEにマップされる。 

SESSION_STATE 

VARCHAR2(7) 

セッションの状態:

  • WAITING

  • ON CPU

 

TIME_WAITED 

NUMBER 

SESSION_STATE = WAITINGの場合は、セッションで実際に費やされたイベントの待機時間。この列は、サンプルが取得された時点で発生中の待機に対し設定される。

待機イベントが1秒を超えて継続し、複数のセッション・サンプル行で待機となった場合、その待機イベントの待機に実際に費やされた時間がそれらのセッション・サンプル行の最後に移入される。この情報は、最新のセッション・サンプルでは表示されない。 

BLOCKING_SESSION_STATUS 

VARCHAR2(11) 

ブロックしているセッションの状態:

  • VALID

  • NO HOLDER

  • GLOBAL

  • NOT IN WAIT

  • UNKNOWN

 

BLOCKING_SESSION 

NUMBER 

ブロックしているセッションのセッション識別子。ブロッカが同じインスタンス上にあり、セッションがエンキューを待機していた場合またはバッファ・ビジーであった場合にのみ、移入される。V$SESSION.BLOCKING_SESSIONにマップされる。 

BLOCKING_SESSION_SERIAL# 

NUMBER 

ブロックしているセッションのシリアル番号 

CURRENT_OBJ# 

NUMBER 

セッションで参照されているオブジェクトのオブジェクトID。この情報は、セッションがアプリケーション、クラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。V$SESSION.ROW_WAIT_OBJ#にマップされる。 

CURRENT_FILE# 

NUMBER 

セッションで参照されているブロックが含まれているファイルのファイル番号。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。V$SESSION.ROW_WAIT_FILE#にマップされる。 

CURRENT_BLOCK# 

NUMBER 

セッションで参照されているブロックのID。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。V$SESSION.ROW_WAIT_BLOCK#にマップされる。 

CURRENT_ROW# 

NUMBER 

セッションで参照されている行識別子。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。V$SESSION.ROW_WAIT_ROW#にマップされる。 

CONSUMER_GROUP_ID 

NUMBER 

コンシューマ・グループID 

XID 

RAW(8) 

サンプリング時にセッションが処理していたトランザクションID。V$SESSIONにはこの情報は表示されない。 

REMOTE_INSTANCE# 

NUMBER 

このセッションが待機しているブロックにサービスを提供するリモート・インスタンス識別子。この情報は、セッションがクラスタ・イベントを待機していた場合にのみ表示される。 

IN_CONNECTION_MGMT 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションが接続管理を行っていたかどうか(Y | N) 

IN_PARSE 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションが解析を実行していたかどうか(Y | N) 

IN_HARD_PARSE 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがハード解析を実行していたかどうか(Y | N) 

IN_SQL_EXECUTION 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがSQL文を実行していたかどうか(Y | N) 

IN_PLSQL_EXECUTION 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがPL/SQLを実行していたかどうか(Y | N) 

IN_PLSQL_RPC 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがインバウンドPL/SQL RPCコールを実行していたかどうか(Y | N) 

IN_PLSQL_COMPILATION 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがPL/SQLをコンパイルしていたかどうか(Y | N) 

IN_JAVA_EXECUTION 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがJavaを実行していたかどうか(Y | N) 

IN_BIND 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがバインド操作を行っていたかどうか(Y | N) 

IN_CURSOR_CLOSE 

VARCHAR2(1) 

サンプリング時にセッションがカーソルをクローズしていたかどうか(Y | N) 

SERVICE_HASH 

NUMBER 

サービスを識別するハッシュ。V$ACTIVE_SERVICES.NAME_HASHにマップされる。 

PROGRAM 

VARCHAR2(64) 

オペレーティング・システムのプログラム名 

MODULE 

VARCHAR2(48) 

DBMS_APPLICATION_INFO.SET_MODULEプロシージャによって設定された、サンプリング時の実行モジュールの名前 

ACTION 

VARCHAR2(32) 

DBMS_APPLICATION_INFO.SET_ACTIONプロシージャによって設定された、サンプリング時の実行モジュールの名前 

CLIENT_ID 

VARCHAR2(64) 

セッションのクライアント識別子。V$SESSION.CLIENT_IDENTIFIERにマップされる。 

V$ADVISOR_PROGRESS

V$ADVISOR_PROGRESSは、アドバイザ実行の進捗に関する情報を示します。

  データ型  説明 

SID 

NUMBER 

セッションID 

SERIAL# 

NUMBER 

セッション・シリアル番号 

USERNAME 

VARCHAR2(30) 

Oracleユーザー名 

OPNAME 

VARCHAR2(64) 

操作の名前 

ADVISOR_NAME 

VARCHAR2(64) 

アドバイザ名 

TASK_ID 

NUMBER 

タスクID 

TARGET_DESC 

VARCHAR2(32) 

アドバイザのターゲットの説明 

SOFAR 

NUMBER 

現在までに終了した作業量 

TOTALWORK 

NUMBER 

行われる作業の合計 

UNITS 

VARCHAR2(32) 

作業が測定される単位 

BENEFIT_SOFAR 

NUMBER 

これまでに取得されたメリット 

BENEFIT_MAX 

NUMBER 

取得される可能性がある最大メリットの見積り 

FINDINGS 

NUMBER 

これまでの検出結果の数 

RECOMMENDATIONS 

NUMBER 

これまでの推奨項目の数 

TIME_REMAINING 

NUMBER 

タスクが終了するまでの残りの推定時間(秒) 

START_TIME 

DATE 

タスクの開始時刻 

LAST_UPDATE_TIME 

DATE 

前回、進捗が転送された時刻 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

これまでの経過時間 

ADVISOR_METRIC1 

NUMBER 

アドバイザ固有のメトリックの値 

METRIC1_DESC 

VARCHAR2(64) 

アドバイザ固有のメトリックの説明 

EXECUTION_TYPE 

VARCHAR2(64) 

 

V$ALERT_TYPES

V$ALERT_TYPESは、サーバー・アラートのタイプに関する情報を示します。

  データ型  説明 

REASON_ID 

NUMBER 

アラート理由のID 

OBJECT_TYPE 

VARCHAR2(64) 

オブジェクト型 

TYPE 

VARCHAR2(9) 

アラートのタイプ:

  • Stateful

  • Stateless

 

GROUP_NAME 

VARCHAR2(64) 

グループ名 

SCOPE 

VARCHAR2(8) 

有効範囲:

  • Database

  • Instance

 

INTERNAL_METRIC_CATEGORY 

VARCHAR2(64) 

内部メトリックのカテゴリ 

INTERNAL_METRIC_NAME 

VARCHAR2(64) 

内部メトリックの名前 

V$AQ

V$AQは、データベース内のキューの統計情報を示します。

  データ型  説明 

QID 

NUMBER 

一意のキュー識別子 

WAITING 

NUMBER 

状態WAITINGのキュー内のメッセージ数 

READY 

NUMBER 

状態READYのキュー内のメッセージ数 

EXPIRED 

NUMBER 

状態EXPIREDのキュー内のメッセージ数 

TOTAL_WAIT 

NUMBER 

キュー内のすべてのREADYメッセージの合計待機時間 

AVERAGE_WAIT 

NUMBER 

キュー内のすべてのREADYメッセージの平均待機時間 

V$ARCHIVE

V$ARCHIVEは、アーカイブに必要なREDOログ・ファイルに関する情報を示します。1行ごとに1つのスレッドの情報を示します。この情報はV$LOGでも参照できるので、V$LOGを使用することをお薦めします。

関連項目:

「V$LOG」 

  データ型  説明 

GROUP# 

NUMBER 

ログ・ファイル・グループ番号 

THREAD# 

NUMBER 

ログ・ファイル・スレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ・ファイル順序番号 

ISCURRENT 

VARCHAR2(3) 

このログが現行のオンラインREDOログであることを示す。 

CURRENT 

VARCHAR2(3) 

この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。この列の値は、ISCURRENTの値と常に等しい。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

カレント・ログに格納された最初のシステム変更番号(SCN) 

V$ARCHIVE_DEST

V$ARCHIVE_DESTは、現行インスタンスについて、Data Guard構成内のすべての宛先を示します。各宛先の現在の設定値、モード、状態などが示されます。

  データ型  説明 

DEST_ID 

NUMBER 

ログ・アーカイブ先パラメータの識別子(1から10) 

DEST_NAME 

VARCHAR2(256) 

ログ・アーカイブ先パラメータの名前 

STATUS 

VARCHAR2(9) 

アーカイブ先の現在の状態を識別する値:

  • VALID − 初期化され、使用可能

  • INACTIVE − 宛先情報なし

  • DEFERRED − ユーザーの手動による使用禁止

  • ERROR − オープンまたはコピー時のエラー

  • DISABLED − エラー発生後、使用禁止

  • BAD PARAM − パラメータがエラー

  • ALTERNATE − 宛先が代替状態

  • FULL − 宛先の割当てサイズを超過

 

BINDING 

VARCHAR2(9) 

アーカイブ操作に対する障害の影響:

  • MANDATORY − アーカイブの成功が必須

  • OPTIONAL − 成功が必須ではない(LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTによって異なる)

 

NAME_SPACE 

VARCHAR2(7) 

パラメータ設定の有効範囲:

  • SYSTEM − システム定義

  • SESSION − セッション定義

 

TARGET 

VARCHAR2(7) 

アーカイブ先がプライマリ・データベースに対してローカルまたはリモートのどちらなのか:

  • PRIMARY − ローカル

  • STANDBY − リモート

 

ARCHIVER 

VARCHAR2(10) 

問合せが発行されたデータベースと相対のアーカイバ・プロセス:

  • ARCn

  • FOREGROUND

  • LGWR

  • RFS

 

SCHEDULE 

VARCHAR2(8) 

この宛先のアーカイブがINACTIVEPENDINGACTIVELATENTのいずれであるか 

DESTINATION 

VARCHAR2(256) 

アーカイブREDOログがアーカイブされる場所 

LOG_SEQUENCE 

NUMBER 

最後にアーカイブされるアーカイブREDOログの順序番号 

REOPEN_SECS 

NUMBER 

エラー発生後の再試行の時間(秒) 

DELAY_MINS 

NUMBER 

アーカイブREDOログがスタンバイ・データベースに自動的に適用されるまでの遅延間隔(分) 

MAX_CONNECTIONS 

NUMBER 

接続の最大数 

NET_TIMEOUT 

NUMBER 

ログ・ライター・プロセスが、発行したネットワーク操作についてネットワーク・サーバーからの状態を待機する秒数 

PROCESS 

VARCHAR2(10) 

プライマリ・データベースと相対のアーカイバ・プロセス(問合せがスタンバイ・データベースで発行された場合も含む):

  • ARCn

  • FOREGROUND

  • LGWR

 

REGISTER 

VARCHAR2(3) 

アーカイブREDOログがリモートの宛先制御ファイルに登録されているかどうか(YES | NO)。アーカイブREDOログが登録されている場合は、ログ適用サービスに使用可能。 

FAIL_DATE 

DATE 

前回のエラー発生の日時 

FAIL_SEQUENCE 

NUMBER 

前回のエラー発生時にアーカイブされたアーカイブREDOログの順序番号 

FAIL_BLOCK 

NUMBER 

前回のエラー発生時にアーカイブされたアーカイブREDOログのブロック番号 

FAILURE_COUNT 

NUMBER 

宛先に連続して発生したアーカイブ操作障害の現在の数 

MAX_FAILURE 

NUMBER 

ログ転送サービスが通信の再確立を試行し、障害がある宛先でのアーカイブ操作を再開する回数を制御する 

ERROR 

VARCHAR2(256) 

エラー・テキストを表示する 

ALTERNATE 

VARCHAR2(256) 

存在する場合は代替の宛先 

DEPENDENCY 

VARCHAR2(256) 

将来、使用するために確保される 

REMOTE_TEMPLATE 

VARCHAR2(256) 

記録する場所の導出に使用するテンプレート 

QUOTA_SIZE 

NUMBER 

宛先の割当て制限(バイト) 

QUOTA_USED 

NUMBER 

指定された宛先に現在格納されているすべてのアーカイブREDOログのサイズ 

MOUNTID 

NUMBER 

インスタンスのマウント識別子 

TRANSMIT_MODE 

VARCHAR2(12) 

ネットワーク送信モード:

  • SYNCHRONOUS

  • PARALLELSYNC

  • ASYNCHRONOUS

 

ASYNC_BLOCKS 

NUMBER 

ASYNC属性に指定されたブロック数 

AFFIRM 

VARCHAR2(3) 

ディスクI/Oモード 

TYPE 

VARCHAR2(7) 

アーカイブ・ログのアーカイブ先定義がPUBLICまたはPRIVATEのどちらなのか。ALTER SYSTEM SETまたはALTER SESSION SET文を使用して実行時に変更できるのは、PUBLICのアーカイブ先のみである。デフォルトでは、すべてのアーカイブ・ログのアーカイブ先がPUBLICである。 

VALID_NOW 

VARCHAR2(16) 

アーカイブ先がアーカイブ操作に有効かどうか:

  • YES − この宛先のREDOログ・タイプおよびデータベース・ロールは現行のデータベースに対して有効

  • WRONG VALID_TYPE − この宛先に指定されているREDOログ・タイプは現行のデータベースに対して無効。たとえば、VALID_FOR=(STANDBY_LOGFILE,STANDBY_ROLE)属性が指定されている宛先がスタンバイ・データベース・ロールで実行されているが、スタンバイREDOログが実装されていない場合に、WRONG VALID_TYPEが戻される。

  • WRONG VALID_ROLE − この宛先に指定されているデータベース・ロールは現在実行中のデータベースのロールではない。たとえば、VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILE,STANDBY_ROLE)属性が定義されている宛先がプライマリ・データベース・ロールで実行中の場合に、WRONG VALID_ROLEが戻される。

  • INACTIVE − 宛先がアクティブではない(エラーが原因と考えられる)。

 

VALID_TYPE 

VARCHAR2(15) 

宛先で有効な1つまたは複数のREDOログ・タイプ:

  • ONLINE_LOGFILE

  • STANDBY_LOGFILE

  • ALL_LOGFILES

 

VALID_ROLE 

VARCHAR2(12) 

宛先で有効な1つまたは複数のデータベース・ロール:

  • PRIMARY_ROLE

  • STANDBY_ROLE

  • ALL_ROLES

 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

一意のデータベース名 

VERIFY 

VARCHAR2(3) 

LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータのVERIFY属性の値が検証済かどうか(YES | NO) 

COMPRESSION 

VARCHAR2(7) 

ネットワーク圧縮が使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED)のいずれであるか 

関連項目:

 

V$ARCHIVE_DEST_STATUS

V$ARCHIVE_DEST_STATUSは、アーカイブREDOログのアーカイブ先に関するランタイムおよび構成情報を示します。このビューの情報は、インスタンス停止後は保持されません。

  データ型  説明 

DEST_ID 

NUMBER 

ログ・アーカイブ先パラメータを識別する値(1から10) 

DEST_NAME 

VARCHAR2(256) 

ログ・アーカイブ先パラメータの名前 

STATUS 

VARCHAR2(9) 

宛先の現在の状態:

  • VALID − 初期化され、使用可能

  • INACTIVE − 宛先情報なし

  • DEFERRED − ユーザーの手動による使用禁止

  • ERROR − オープンまたはコピー時のエラー

  • DISABLED − エラー発生後、使用禁止

  • BAD PARAM − パラメータがエラー

  • ALTERNATE − 宛先が代替状態

  • FULL − 宛先の割当てサイズを超過

 

TYPE 

VARCHAR2(14) 

アーカイブ先データベースのタイプ:

  • LOCAL − プライマリ・データベースに対してローカル

  • PHYSICAL − フィジカル・スタンバイ・データベース

  • CROSS-INSTANCE − プライマリ・データベースのインスタンス

  • LOGICAL − ロジカル・スタンバイ・データベース

 

DATABASE_MODE 

VARCHAR2(15) 

アーカイブ先データベースの現行のモード:

  • STARTED − インスタンスが起動されたがマウントされていない

  • MOUNTED − マウント済

  • MOUNTED-STANDBY − マウント済スタンバイ

  • OPEN − 読取り/書込み用にオープン

  • OPEN_READ-ONLY − 読取り専用でオープン

 

RECOVERY_MODE 

VARCHAR2(23) 

アーカイブ先データベースでのメディア・リカバリの現行のモード:

  • IDLE − 管理リカバリがアクティブでない

  • MANUAL − 手動メディア・リカバリがアクティブ

  • MANAGED − 管理リカバリがアクティブ

  • MANAGED REAL TIME APPLY − ログ・スイッチの発生時にアーカイブREDOログからREDOデータをリカバリするのではなく、ログ適用サービスにより、ログの書込みと同時にスタンバイREDOログからREDOデータをリカバリする

 

PROTECTION_MODE 

VARCHAR2(20) 

データベースが保護されているかどうか:

  • MAXIMUM PROTECTION

  • MAXIMUM AVAILABILITY

  • RESYNCHRONIZATION

  • MAXIMUM PERFORMANCE

  • UNPROTECTED

 

DESTINATION 

VARCHAR2(256) 

REDOデータがアーカイブされる場所 

STANDBY_LOGFILE_COUNT 

NUMBER 

スタンバイ・データベース上で作成されるスタンバイREDOログの合計数 

STANDBY_LOGFILE_ACTIVE 

NUMBER 

アクティブで、プライマリ・データベースのオンラインREDOログ情報を含んでいる、スタンバイ・データベース上のスタンバイREDOログの合計数 

ARCHIVED_THREAD# 

NUMBER 

宛先で受信された最新のアーカイブREDOログのスレッド番号 

ARCHIVED_SEQ# 

NUMBER 

宛先で受信された最新のアーカイブREDOログのログ順序番号 

APPLIED_THREAD# 

NUMBER 

宛先で受信された最新の適用済REDOログのスレッド番号 

APPLIED_SEQ# 

NUMBER 

宛先で受信された最新の適用済REDOログのログ順序番号 

ERROR 

VARCHAR2(256) 

エラー・テキストを表示する 

SRL 

VARCHAR2(3) 

スタンバイ・データベース上のスタンバイREDOログ・ファイルを使用するかどうか(YES | NO) 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータのDB_UNIQUE_NAME属性で定義されている現行インスタンスの一意のデータベース名 

SYNCHRONIZATION_STATUS 

VARCHAR2(22) 

次の値が表示される。

  • CHECK CONFIGURATION - このデータベースまたは宛先は同期化をサポートしていない。

  • CHECK STANDBY REDO LOG - この宛先のスタンバイREDOログが誤って設定されている。

  • CHECK NETWORK - このデータベースの1つ以上のインスタンスがこの宛先にREDOデータを送信できない。

  • DESTINATION HAS A GAP - この宛先にはこのデータベースとの同期に必要なREDOデータが欠落している。

  • OK - この宛先はこのデータベースと同期している。

  • NOT AVAILABLE - 同期状態は使用不可。

 

SYNCHRONIZED 

VARCHAR2(3) 

表示される値:

  • YES - この宛先はプライマリ・データベースと同期している。

  • NO - この宛先はプライマリ・データベースと同期していない。

  • UNKNOWN - この宛先の同期状態を判別できない。

 

V$ARCHIVE_GAP

V$ARCHIVE_GAPは、スタンバイ・データベースのアーカイブ・ギャップに関する情報を示します。このビューを使用すると、現行のリカバリ・インカーネーションに対してリカバリを阻止している現行のアーカイブ・ギャップを確認できます。

  データ型  説明 

THREAD# 

NUMBER 

欠落しているアーカイブREDOログ・ファイルのスレッド番号。スレッド番号は、シングル・インスタンスの場合は1。Real Application Clustersの場合、この列には異なる番号が含まれる。 

LOW_SEQUENCE# 

NUMBER 

スタンバイ・システム上で受信されたログ・ファイルの最小順序番号 

HIGH_SEQUENCE# 

NUMBER 

スタンバイ・システム上で受信されたログ・ファイルの最大順序番号 

V$ARCHIVE_PROCESSES

V$ARCHIVE_PROCESSESは、インスタンスに対する様なARCHプロセスの状態を示します。

  データ型  説明 

PROCESS 

NUMBER 

インスタンスに対するARCHプロセスの識別子(0〜9) 

STATUS 

VARCHAR2(10) 

キーワードとして表示されるARCHプロセスの状態。表示される値: STOPPEDSCHEDULEDSTARTINGACTIVESTOPPINGTERMINATED 

LOG_SEQUENCE 

NUMBER 

STATE="BUSY"の場合、現在アーカイブされているオンラインREDOログ順序番号 

STATE 

VARCHAR2(4) 

キーワードとして表示されるARCHプロセスの現在の状態。表示されるキーワード: IDLEBUSY 

V$ARCHIVED_LOG

V$ARCHIVED_LOGは、制御ファイルからのアーカイブ・ログ情報(アーカイブ・ログ名など)を示します。アーカイブ・ログ・レコードは、オンラインREDOログが正常にアーカイブまたは消去された後に書き込まれます(ログが消去された場合、NAME列はNULLに設定されます)。ログを2回アーカイブすると、同一のTHREAD#SEQUENCE#およびFIRST_CHANGE#を持つ2つのアーカイブ・ログ・レコードが別の名前で作成されます。アーカイブ・ログ・レコードは、アーカイブ・ログがバックアップ・セットまたはコピーからリストアされ、ログのコピーがRecovery ManagerのCOPYコマンドを使用して作成された場合にも書き込まれます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

アーカイブ・ログ・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

アーカイブ・ログ・レコード・スタンプ 

NAME 

VARCHAR2(513) 

アーカイブ・ログ・ファイル名。NULLに設定されている場合、そのログ・ファイルがアーカイブされる前に消去されたか、RMANのバックアップ・コマンドで「delete input」オプションを使用してすべてのアーカイブログのバックアップが実行された(RMAN> backup archivelog all delete input;)。 

DEST_ID 

NUMBER 

ARCHIVELOGが生成された元の接続先。接続先の識別子が使用不可の場合、この値は0。 

THREAD# 

NUMBER 

REDOスレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

REDOログ順序番号 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ変更番号 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ時刻 

RESETLOGS_ID 

NUMBER 

アーカイブREDOログに対応付けられたリセットログ識別子 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

アーカイブ・ログの最初の変更番号 

FIRST_TIME 

DATE 

最初の変更のタイムスタンプ 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

次のログ内の最初の変更 

NEXT_TIME 

DATE 

次の変更のタイムスタンプ 

BLOCKS 

NUMBER 

アーカイブ・ログのサイズ(ブロック単位) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

REDOログ・ブロックのサイズ。これはアーカイブ・ログの論理ブロック・サイズで、アーカイブ・ログがコピーされたオンライン・ログの論理ブロック・サイズと同じ。オンライン・ログの論理ブロック・サイズはプラットフォーム固有の値で、ユーザーは調整できない。 

CREATOR 

VARCHAR2(7) 

ARCHIVELOGの作成者:

  • ARCH − アーカイバ・プロセス

  • FGRD − フォアグラウンド・プロセス

  • RMAN − Recovery Manager

  • SRMN − スタンバイ時のRecovery Manager

  • LGWR − ログ・ライター・プロセス

 

REGISTRAR 

VARCHAR2(7) 

エントリの登録者:

  • RFS − リモート・ファイル・サーバー・プロセス

  • ARCH − アーカイバ・プロセス

  • FGRD − フォアグラウンド・プロセス

  • RMAN − Recovery Manager

  • SRMN − スタンバイ時のRecovery Manager

  • LGWR − ログ・ライター・プロセス

 

STANDBY_DEST 

VARCHAR2(3) 

エントリがARCHIVELOGの宛先かどうか(YES | NO) 

ARCHIVED 

VARCHAR2(3) 

オンラインREDOログがアーカイブされたこと(YES)、またはRecovery Managerがリカバリ時に、ログの調査および将来REDOログを適用するためのレコードの作成のみが行われたこと(NO)を示す。

関連項目: 『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』 

APPLIED 

VARCHAR2(9) 

アーカイブREDOログ・ファイルが、対応するフィジカル・スタンバイ・データベースに適用されているかどうか。ローカルの接続先の値は、常にNO

この列は、REGISTRAR = RFSである行のフィジカル・スタンバイ・データベースで有効。

  • REGISTRAR = RFSおよびAPPLIED = NOの場合、ログ・ファイルは、受信されているが適用されていない。

  • REGISTRAR = RFSおよびAPPLIED = IN-MEMORYの場合、ログ・ファイルはメモリーに適用されているが、データ・ファイルが更新されていない。

  • REGISTRAR = RFSおよびAPPLIED = YESの場合、ログ・ファイルが適用されており、データ・ファイルが更新されている。

この列を使用すると、バックアップして削除できるログ・ファイルを特定できる。この目的で使用する場合、値IN-MEMORYNOの場合と同様に処理される。 

DELETED 

VARCHAR2(3) 

Recovery ManagerのDELETEコマンドによって、アーカイブ・ログ・ファイルがディスクから物理的に削除され、ターゲット・データベースの制御ファイルおよびリカバリ・カタログからも論理的に削除されたかどうか(YES | NO) 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

アーカイブ・ログの状態

A − 使用可能

D − 削除済

U − 使用不可能

X − 期限切れ 

COMPLETION_TIME 

DATE 

アーカイブ完了の時刻 

DICTIONARY_BEGIN 

VARCHAR2(3) 

ログに、LogMinerディクショナリの先頭が含まれているかどうか(YES | NO) 

DICTIONARY_END 

VARCHAR2(3) 

ログに、LogMinerディクショナリの末尾が含まれているかどうか(YES | NO) 

END_OF_REDO 

VARCHAR2(3) 

アーカイブREDOログに、プライマリ・データベースのすべてのREDO情報の末尾が含まれているかどうか(YES | NO) 

BACKUP_COUNT 

NUMBER 

このファイルのバックアップが取られた回数を示す。値の範囲は、0〜15。ファイルが15回以上バックアップされた場合の値は15。 

ARCHIVAL_THREAD# 

NUMBER 

アーカイブ操作を実行したインスタンスのREDOスレッド番号。この列は、クローズされたスレッドが別のインスタンスによりアーカイブされる場合にのみ、THREAD#列とは異なる値になる。 

ACTIVATION# 

NUMBER 

データベース・インスタンス化に割り当てられた番号 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

内部使用用 

FAL 

VARCHAR2(3) 

アーカイブ・ログがFAL要求の結果として生成されたかどうか(YES | NO) 

END_OF_REDO_TYPE 

VARCHAR2(10) 

次の値が表示される。

  • SWITCHOVER − スイッチオーバーの終わりに生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

  • TERMINAL − フェイルオーバー後に生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

  • RESETLOGSALTER DATABASE OPEN RESETLOGS文が発行された後にプライマリ・データベースにアーカイブされたオンラインREDOログ・ファイル

  • ACTIVATIONALTER DATABASE ACTIVATE STANDBY DATABASE文が発行された後にフィジカル・スタンバイ・データベースにアーカイブされたログ・ファイル

  • 空の文字列 − ログは通常のアーカイブであり、他のなんらかのイベントによりアーカイブされたものではない。

 

BACKED_BY_VSS 

VARCHAR2(3) 

ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 

V$ASM_ALIAS

自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_ALIASの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各別名を示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_ALIASに行は表示されません。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(70) 

自動ストレージ管理の別名、または別名のディレクトリ名 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

別名の所有ディスク・グループ番号(V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー) 

FILE_NUMBER 

NUMBER 

別名の自動ストレージ管理ファイル番号(V$ASM_FILEビューに対する外部キー) 

FILE_INCARNATION 

NUMBER 

別名に対する自動ストレージ管理ファイル・インカネーション番号 

ALIAS_INDEX 

NUMBER 

別名に対する別名エントリ番号 

ALIAS_INCARNATION 

NUMBER 

別名の親のインカネーション番号 

PARENT_INDEX 

NUMBER 

上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットが別名エントリ番号で構成される32ビットの番号(別名を含むディレクトリの番号) 

REFERENCE_INDEX 

NUMBER 

上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットが別名エントリ番号で構成される32ビットの番号(現行のエントリを示すディレクトリの番号) 

ALIAS_DIRECTORY 

VARCHAR2(1) 

別名の対象がディレクトリか(Y)、または自動ストレージ管理ファイルか(N) 

SYSTEM_CREATED 

VARCHAR2(1) 

別名がシステムによって作成されたか(Y)、またはユーザーによって作成されたか(N) 

V$ASM_ATTRIBUTE

V$ASM_ATTRIBUTEは、定義済の属性ごとに1行の情報を示します。このビューには、CREATE DISKGROUP文およびALTER DISKGROUP文で指定された属性以外に、自動的に作成された他の属性が表示される場合があります。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(256) 

属性のフルネーム 

VALUE 

VARCHAR2(256) 

属性の値 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

この属性が存在するディスク・グループの番号(複合主キー) 

ATTRIBUTE_INDEX 

NUMBER 

ディスク・グループ内のこの属性の番号(複合主キー) 

ATTRIBUTE_INCARNATION 

NUMBER 

この属性のインカネーション番号(複合主キー) 

READ_ONLY 

VARCHAR2(7) 

この属性が読取り専用かどうか(Y | N) 

SYSTEM_CREATED 

VARCHAR2(7) 

システムで作成された属性かどうか(Y | N) 

V$ASM_CLIENT

V$ASM_CLIENTは、オープンしているASMディスク・グループごとに1行の情報を示します。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

クライアント・データベース・インスタンスで使用中のディスク・グループの番号(V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー) 

INSTANCE_NAME 

VARCHAR2(64) 

データベース・インスタンス・クライアントの識別子 

DB_NAME 

VARCHAR2(8) 

データベース・クライアント・インスタンスの一意のデータベース名 

STATUS 

VARCHAR2(12) 

クライアント接続の状態:

  • CONNECTED − データベース・インスタンス・クライアントは自動ストレージ管理インスタンスに接続されている。

  • DISCONNECTED − データベース・インスタンス・クライアントは自動ストレージ管理インスタンスとの接続を正常に終了した。

  • BROKEN − データベース・インスタンス・クライアントとの接続が異常終了した。

 

SOFTWARE_VERSION 

VARCHAR2(60) 

選択したディスク・グループ接続のデータベース・インスタンスまたは自動記憶領域管理インスタンスのソフトウェアのバージョン番号 

COMPATIBLE_VERSION 

VARCHAR2(60) 

選択したディスク・グループ接続のデータベース・インスタンスまたは自動記憶領域管理インスタンスの互換性設定 

V$ASM_DISK

自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_DISKの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによって検出される各ディスクを示します(どのディスク・グループにも属さないディスクを含む)。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_DISKの行は、データベース・インスタンスで使用中のディスク・グループ内のディスクのみを示します。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

ディスクを含むディスク・グループの番号(V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー) 

DISK_NUMBER 

NUMBER 

ディスク・グループ内のディスクに割り当てられた番号 

COMPOUND_INDEX 

NUMBER 

上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがディスク番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする) 

INCARNATION 

NUMBER 

ディスクのインカネーション番号 

MOUNT_STATUS 

VARCHAR2(7) 

グループのマウントに相対する、ディスクのインスタンス別の状態:

  • MISSING − 自動ストレージ管理のメタデータに、ディスクが自動ストレージ管理ディスク・グループのメンバーであると認識されていることは示されるが、示された名前のディスクがストレージ・システムに存在しない。

  • CLOSED − ディスクはストレージ・システムに存在するが、自動ストレージ管理によってアクセスされていない。

  • OPENED − ディスクはストレージ・システムに存在し、自動ストレージ管理によってアクセスされている。これは、インスタンスで使用中のディスク・グループのメンバーである、データベース・インスタンス内のディスクの通常の状態。

  • CACHED − ディスクはストレージ・システムに存在し、自動ストレージ管理インスタンスによってアクセスされているディスク・グループのメンバーである。これは、マウント済のディスク・グループのメンバーである、自動ストレージ管理インスタンス内のディスクの通常の状態。

  • IGNORED − ディスクはシステムに存在するが、次のいずれかの理由により、ASMによって無視される。

    • ディスクはシステム・ライブラリによって検出されたが、ASMライブラリが同じディスクを検出した

    • ディスク・ヘッダーが要求したメンバーシップがすでに有効ではないことがASMによって判別された

  • CLOSING − ASMがこのディスクをクローズ中

 

HEADER_STATUS 

VARCHAR2(12) 

検出によって示される、ディスクのインスタンス別の状態:

  • UNKNOWN − 自動ストレージ管理ディスク・ヘッダーが読み取られていない

  • CANDIDATE − ディスクはディスク・グループのメンバーではなく、ALTER DISKGROUP文を使用してディスク・グループに追加できる

  • INCOMPATIBLE − ディスク・ヘッダーのバージョン番号が自動ストレージ管理ソフトウェアのバージョンと互換性がない

  • PROVISIONED − ディスクはディスク・グループのメンバーではなく、ALTER DISKGROUP文を使用してディスク・グループに追加できる。PROVISIONEDヘッダー状態は、CANDIDATEヘッダー状態とは異なり、ディスクを自動ストレージ管理で使用可能にするためのプラットフォーム固有の追加操作が管理者によって行われたことを示す。

  • MEMBER − ディスクは既存ディスク・グループのメンバーである。このディスクを別のディスク・グループに追加することは許可されていない。追加しようとすると、FORCEオプションによってオーバーライドされないかぎり、ALTER DISKGROUP文によって拒否される。

  • FORMER − ディスクは以前はディスク・グループのメンバーであったが、グループから完全に削除されている。ディスクはALTER DISKGROUP文を使用して新しいディスク・グループに追加できる。

  • CONFLICT − 自動ストレージ管理ディスクは、競合が原因でマウントされていない

  • FOREIGN − ASM以外のOracle製品によって作成されたデータがディスクに含まれる。これにはデータ・ファイル、ログ・ファイルおよびOCRディスクが含まれる。

 

MODE_STATUS 

VARCHAR2(7) 

ディスクに対して許可されているI/O要求の種類に関するグローバル状態:

  • ONLINE − ディスクはオンライン状態であり、正常に稼働している。ディスクのマウント時に、読取り/書込みが試行される。読取りは、ディスク検出の一環として試行される。

  • OFFLINE − ディスクはオフライン状態であり、データへのアクセスが許可されていない。読取り/書込みは試行されない。オフライン・ディスクは、論理的にはそのディスク・グループのメンバーのままになる。

 

STATE 

VARCHAR2(8) 

ディスク・グループに対する、ディスクのグローバル状態:

  • UNKNOWN − 自動ストレージ管理ディスクの状態は不明(通常、ディスクがマウントされていない)

  • NORMAL − ディスクはオンライン状態であり、正常に稼働している

  • ADDING − ディスクをディスク・グループに追加中であり、ディスク・グループがマウントされているすべてのインスタンスによる検証を保留中

  • DROPPING − ディスクは手動でオフライン化されており、ディスクに対する領域割当てまたはデータ・アクセスが停止している。リバランスが開始され、データがこのディスクからディスク・グループ内の他のディスクに再配置される。リバランスが完了すると、ディスクはグループから除外される。

  • HUNG − 削除中のディスクからデータを再配置するための十分な領域がないため、ディスク削除操作を続行できない。

  • FORCING − データのオフロードを試行せずに、ディスクをディスク・グループから削除中。データは、可能な場合には、冗長コピーからリカバリされる。

  • DROPPED − ディスクはディスク・グループから完全に除外されている

 

REDUNDANCY 

VARCHAR2(7) 

ディスクのハードウェア冗長性:

  • UNKNOWN

  • UNPROT

  • MIRROR

  • PARITY

注意: この列は、ハードウェア冗長性に関する情報を返す機能をサポートしているASMLIBが存在する場合にのみ有効。この列は、ディスクがメンバーであるディスク・グループの冗長性とは関連しない。 

LIBRARY 

VARCHAR2(64) 

ディスクを検出したライブラリの名前 

OS_MB 

NUMBER 

ホスト・オペレーティング・システムでレポートされるディスク・サイズ(MB) 

TOTAL_MB 

NUMBER 

ディスクの合計容量(MB) 

FREE_MB 

NUMBER 

ディスクの未使用容量(MB) 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ディスクの名前 

FAILGROUP 

VARCHAR2(30) 

ディスクを含んでいる障害グループの名前 

LABEL 

VARCHAR2(31) 

検出で戻される名前のディスク・ラベル部分 

PATH 

VARCHAR2(256) 

検出で戻される名前のオペレーティング・システム・パス名部分 

UDID 

VARCHAR2(64) 

検出で戻される名前の一意のデバイスID部分 

PRODUCT 

VARCHAR2(32) 

メーカー名および製品名。製品IDが同じディスクは、すべて同じパフォーマンス特性および信頼性特性を持つ。 

CREATE_DATE 

DATE 

ディスクがディスク・グループに追加された日時 

MOUNT_DATE 

DATE 

ディスクが最初のインスタンスによってマウントされた日時 

REPAIR_TIMER 

NUMBER 

ディスクが自動削除されるまでの残り時間(障害がない場合は0) 

READS 

NUMBER 

ディスクに対するI/O読取り要求の合計数 

WRITES 

NUMBER 

ディスクに対するI/O書込み要求の合計数 

READ_ERRS 

NUMBER 

ディスクに対する失敗したI/O読取り要求の合計数 

WRITE_ERRS 

NUMBER 

ディスクに対する失敗したI/O書込み要求の合計数 

READ_TIME 

NUMBER 

TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されている場合の、ディスクに対する読取り要求の合計I/O時間(秒)。falseに設定されている場合は0。 

WRITE_TIME 

NUMBER 

TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されている場合の、ディスクに対する書込み要求の合計I/O時間(秒)。falseに設定されている場合は0。 

BYTES_READ 

NUMBER 

ディスクから読み取られた合計バイト数 

BYTES_WRITTEN 

NUMBER 

ディスクに書き込まれた合計バイト数 

PREFERRED_READ 

VARCHAR2(1) 

優先される読取り障害グループのステータス:

  • U − 優先される読取り障害グループがディスク・グループに含まれていない

  • Y − ディスクが優先される読取りディスクである

  • N − ディスクが優先される読取りディスクではない

優先される読取り障害グループが1つ以上含まれているディスク・グループでは、優先される読取り障害グループのいずれかにディスクがある場合、この列の値はY、それ以外の場合はN。 


注意:

GROUP_NUMBERおよびDISK_NUMBER列は、ディスクがインスタンスによって現在マウントされているディスク・グループのメンバーである場合にのみ有効になります。それ以外の場合は、GROUP_NUMBER0になり、DISK_NUMBERは同じ0のグループ番号を持つ他のディスクに対して一意の値になります。 


V$ASM_DISK_IOSTAT

V$ASM_DISK_IOSTATは、各ASMクライアントのディスクI/O統計に関する情報を示します。このビューの問合せをデータベース・インスタンスから行った場合は、そのインスタンスの行のみが表示されます。

  データ型  説明 

INSTNAME 

VARCHAR2(64) 

DB/AVDインスタンス・クライアントの識別子 

DBNAME 

VARCHAR2(8) 

一意のデータベース名(DB_UNIQUE_NAME) 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

ディスクを含むディスク・グループの番号 

DISK_NUMBER 

NUMBER 

ディスク・グループ内のディスクに割り当てられた番号 

FAILGROUP 

VARCHAR2(30) 

ディスクが属する障害グループの名前 

READS 

NUMBER 

ディスクに対するI/O読取り要求の合計数 

WRITES 

NUMBER 

ディスクに対するI/O書込み要求の合計数 

READ_ERRS 

NUMBER 

ディスクに対する失敗したI/O読取り要求の合計数 

WRITE_ERRS 

NUMBER 

ディスクに対する失敗したI/O書込み要求の合計数 

READ_TIME 

NUMBER 

TIMED_STATISTICS初期化パラメータがTRUEに設定されている場合の、ディスクに対する読取り要求の合計I/O時間(1/100秒)。FALSEに設定されている場合は0。 

WRITE_TIME 

NUMBER 

TIMED_STATISTICS初期化パラメータがTRUEに設定されている場合の、ディスクに対する書込み要求の合計I/O時間(1/100秒)。FALSEに設定されている場合は0。 

BYTES_READ 

NUMBER 

ディスクから読み取られた合計バイト数 

BYTES_WRITTEN 

NUMBER 

ディスクから書き込まれた合計バイト数 

V$ASM_DISK_STAT

V$ASM_DISK_STATV$ASM_DISKと同じ方法でパフォーマンス統計情報を示しますが、新しいディスクは検出しません。このため、操作のコストがより低くなります。ただし、検出が実行されないため、このビューの出力にはシステムの新規ディスクに関するデータが含まれません。

V$ASM_DISK_STATの列は、V$ASM_DISKの列と同じです。

関連項目:

「V$ASM_DISK」 

V$ASM_DISKGROUP

V$ASM_DISKGROUPは、ノードのASMインスタンスによって検出されるASMディスク・グループごとに1行を示します。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

ディスク・グループに割り当てられたクラスタ全体の番号(主キー) 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ディスク・グループの名前 

SECTOR_SIZE 

NUMBER 

物理ブロック・サイズ(バイト) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

自動ストレージ管理メタデータのブロック・サイズ(バイト) 

ALLOCATION_UNIT_SIZE 

NUMBER 

割当てユニットのサイズ(バイト) 

STATE 

VARCHAR2(11) 

インスタンスに相対する、ディスク・グループの状態:

  • CONNECTED − ディスク・グループはデータベース・インスタンスで使用されている。

  • BROKEN − データベース・インスタンスは、ディスク・グループをマウントした自動ストレージ管理インスタンスへの接続を失っている。

  • UNKNOWN − 自動ストレージ管理インスタンスは、ディスク・グループのマウントを一度も試行していない。

  • DISMOUNTED − ディスク・グループは、正常にマウントされた後、自動ストレージ管理インスタンスによって完全にディスマウントされている。

  • MOUNTED − インスタンスは、データベース・クライアントに適切にディスク・グループを提供している。

 

TYPE 

VARCHAR2(6) 

ディスク・グループの冗長性のタイプ:

  • EXTERN

  • NORMAL

  • HIGH

 

TOTAL_MB 

NUMBER 

ディスク・グループの合計容量(MB) 

FREE_MB 

NUMBER 

ディスク・グループの未使用容量(MB) 

REQUIRED_MIRROR_FREE_MB 

NUMBER 

1回以上のディスク障害後に冗長性をリストアするために、指定したディスク・グループで使用可能である必要がある領域の量。この列に示される領域の量には、ミラー化の影響が考慮される。 

USABLE_FILE_MB 

NUMBER 

ミラー化を考慮して問題なく使用でき、かつディスク障害後に冗長性をリストアできる空き領域の量 

OFFLINE_DISKS 

NUMBER 

ディスク・グループの現在オフライン状態のディスク数 

COMPATIBILITY 

VARCHAR2(60) 

ASMインスタンスがこのディスク・グループをマウントするのに必要な最小のソフトウェア・バージョン 

DATABASE_COMPATIBILITY 

VARCHAR2(60) 

データベース・インスタンスがこのディスク・グループのファイルを使用するのに必要な最小のソフトウェア・バージョン 


注意:

GROUP_NUMBERTOTAL_MBおよびFREE_MB列は、ディスク・グループがインスタンスによってマウントされている場合にのみ有効です。それ以外の場合、値は0になります。 


V$ASM_DISKGROUP_STAT

V$ASM_DISKGROUP_STATV$ASM_DISKGROUPと同じ方法でパフォーマンス統計情報を示しますが、新しいディスク・グループは検出しません。このため、操作のコストがより低くなります。ただし、検出が実行されないため、このビューの出力にはシステムの新規ディスク・グループに関するデータが含まれません。

V$ASM_DISKGROUP_STATの列は、V$ASM_DISKGROUPの列と同じです。

関連項目:

「V$ASM_DISKGROUP」 

V$ASM_FILE

自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_FILEの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各自動ストレージ管理ファイルを示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_FILEに行は表示されません。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

ファイルを含むディスク・グループの番号(複合主キー) 

FILE_NUMBER 

NUMBER 

ディスク・グループ内のファイルの番号(複合主キー) 

COMPOUND_INDEX 

NUMBER 

上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがファイル番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする) 

INCARNATION 

NUMBER 

ファイルのインカネーション番号(複合主キー) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ファイルのブロック・サイズ(バイト) 

BLOCKS 

NUMBER 

ファイル内のブロック数 

BYTES 

NUMBER 

ファイル内のバイト数 

SPACE 

NUMBER 

ファイルに割り当てられたバイト数 

TYPE 

VARCHAR2(64) 

ファイルのタイプ。次の値が表示される。

  • CONTROLFILE

  • DATAFILE

  • ONLINELOG

  • ARCHIVELOG

  • TEMPFILE

  • BACKUPSET

  • XTRANSPORT

  • PARAMETERFILE

  • DATAGUARDCONFIG

  • FLASHBACK

  • CHANGETRACKING

  • DUMPSET

  • AUTOBACKUP

 

REDUNDANCY 

VARCHAR2(6) 

ファイルの冗長性:

  • UNPROT

  • MIRROR

  • PARITY

  • HIGH

 

STRIPED 

VARCHAR2(6) 

ファイルのストライプ化方法:

  • FINE

  • COARSE

 

CREATION_DATE 

DATE 

ファイルの作成日 

MODIFICATION_DATE 

DATE 

書込みのために最後にオープン/クローズされた日付(近似の時間に切り下げ) 

REDUNDANCY_LOWERED 

VARCHAR2(1) 

ファイルの冗長性が予想より低いかどうか(Y | N)。ファイルの1つ以上のデータ・エクステントが、管理者によって指定されたレベルでミラー化されない場合、そのファイルの冗長性が低下したと考えられる。保護対象外ファイルの場合、データ・エクステント全体が欠落する可能性がある。この列のもう1つの可能な値は(U)で、不明を意味する。 

V$ASM_OPERATION

自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_OPERATIONの各行は、自動ストレージ管理インスタンス内で長時間実行されている自動ストレージ管理のアクティブな各操作を示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_OPERATIONに行は表示されません。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

ディスク・グループ番号(主キー)。V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー。 

OPERATION 

CHAR(5) 

操作のタイプ:

  • REBAL − このグループの保留中のリバランス。ディスク・グループのリバランスを完了する必要がある。

  • ONLIN − ディスク・グループに対してオンラインでディスクが操作されている

 

STATE 

VARCHAR2(4) 

操作の状態:

  • WAIT − グループに対して操作を実行していない

  • RUN − グループに対して操作を実行中

  • REAP − 操作が停止中

  • HALT − 管理者による操作の停止

  • ERRS − エラーによる操作の停止

 

POWER 

NUMBER 

操作に対して要求されている能力(ASM_POWER_LIMIT初期化パラメータまたはコマンド構文で定義される) 

ACTUAL 

NUMBER 

操作に割り当てられた能力 

SOFAR 

NUMBER 

操作によって今までに移動された割当てユニットの数 

EST_WORK 

NUMBER 

操作によって移動する必要がある割当てユニットの推定数 

EST_RATE 

NUMBER 

操作によって毎分移動されている割当てユニットの推定数 

EST_MINUTES 

NUMBER 

残りの操作に費やされると推定される時間(分) 

ERROR_CODE 

VARCHAR2(44) 

Oracle外部エラー・コード(エラーがない場合、NULL) 

V$ASM_TEMPLATE

自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_TEMPLATEの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべての各ディスク・グループに存在する各テンプレートを示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_TEMPLATEの各行は、データベース・インスタンスが通信を行う自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各テンプレートを示します。

  データ型  説明 

GROUP_NUMBER 

NUMBER 

所有ディスク・グループ番号(V$ASM_DISKGROUPビューに対する外部キー) 

ENTRY_NUMBER 

NUMBER 

テンプレート番号(主キー) 

REDUNDANCY 

VARCHAR2(6) 

テンプレートの冗長性:

  • UNPROT

  • MIRROR

  • PARITY

  • HIGH

 

STRIPE 

VARCHAR2(6) 

テンプレート・ストライプ化の方法:

  • FINE

  • COARSE

 

SYSTEM 

VARCHAR2(1) 

テンプレートがシステム・テンプレートかどうか(Y | N) 

NAME 

VARCHAR2(30) 

テンプレートの名前 

V$AW_AGGREGATE_OP

V$AW_AGGREGATE_OPは、分析作業領域で使用できる集計演算子を示します。このビューは、アプリケーションで選択リストを使用する場合に使用できます。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(14) 

集計演算子のキーワード 

LONGNAME 

VARCHAR2(30) 

演算子のわかりやすい名前 

DEFAULT_WEIGHT 

NUMBER 

重み付け演算子に対するデフォルトの重みファクタ 

V$AW_ALLOCATE_OP

V$AW_ALLOCATE_OPは、分析作業領域で使用できる割当て演算子を示します。このビューは、アプリケーションで選択リストを使用する場合に使用できます。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(14) 

割当て演算子のキーワード 

LONGNAME 

VARCHAR2(30) 

演算子のわかりやすい名前 

V$AW_CALC

V$AW_CALCは、動的集計時にOracle OLAPで使用される各種キャッシュの効果をレポートします。

  データ型  説明 

SESSION_ID 

NUMBER 

セッションの一意の数値識別子。 

AGGREGATE_CACHE_HITS 

NUMBER 

集計キャッシュでディメンション・メンバーが検出された回数(ヒット)。

実行時集計のヒット数は、稠密ディメンション間のデータ・フェッチによって増加する場合がある。 

AGGREGATE_CACHE_MISSES 

NUMBER 

集計キャッシュでディメンション・メンバーが検出されず、ディスクからの読取りが必要となった回数(ミス)。 

SESSION_CACHE_HITS 

NUMBER 

セッション・キャッシュでデータが検出された回数(ヒット)。 

SESSION_CACHE_MISSES 

NUMBER 

セッション・キャッシュでデータが検出されなかった回数(ミス)。 

POOL_HITS 

NUMBER 

OLAPページ・プールのページでデータが検出された回数(ヒット)。 

POOL_MISSES 

NUMBER 

OLAPページ・プールでデータが検出されなかった回数(ミス)。 

POOL_NEW_PAGES 

NUMBER 

作業領域LOBにまだ書き込まれていない、OLAPページ・プールで新しく作成されたページ数。 

POOL_RECLAIMED_PAGES 

NUMBER 

新しいデータで再利用された未使用のページ数。 

CACHE_WRITES 

NUMBER 

OLAPページ・プールのデータがデータベース・キャッシュに書き込まれた回数。 

POOL_SIZE 

NUMBER 

OLAPページ・プールのKB数。 

CURR_DML_COMMAND 

VARCHAR2(64) 

現在実行されているコマンド。 

PREV_DML_COMMAND 

VARCHAR2(64) 

最後に実行されたコマンド。 

AGGR_FUNC_LOGICAL_NA 

NUMBER 

AGGINDEXオプションがオンの状態でコンポジット・タプルが存在しないため、集計エンジンによって論理NAが戻される回数。 

AGGR_FUNC_PRECOMPUTE 

NUMBER 

集計エンジンによって、計算のためにコールされた位置で値が検出された回数。 

AGGR_FUNC_CALCS 

NUMBER 

集計エンジンによって、親の値がその子の値に基づいて計算された回数。 

V$AW_LONGOPS

V$AW_LONGOPSは、分析作業領域内で開始されたアクティブなSQLカーソルに関するステータス情報を示します。

  データ型  説明 

SESSION_ID 

NUMBER 

フェッチが実行されているセッションの識別子。この表は、V$SESSIONと結合してユーザー名を取得できる。 

CURSOR_NAME 

VARCHAR2(64) 

カーソルに割り当てられた名前。 

COMMAND 

VARCHAR2(7) 

リレーショナル表のデータをアクティブにフェッチするコマンド。 

STATUS 

VARCHAR2(9) 

次の値のいずれかになる:

  • EXECUTING - コマンドの実行が開始されている。

  • FETCHING - 分析作業領域へのデータ・フェッチを実行中である。

  • FINISHED - コマンド実行完了。このステータスは、レコードが表から削除される前に一時的に表示される。

 

ROWS_PROCESSED 

NUMBER 

すでに挿入、更新または削除された行の数。 

START_TIME 

TIMESTAMP(3) 

コマンドの実行が開始された時間。 

V$AW_OLAP

V$AW_OLAPは、アクティブ・セッションのレコードおよび分析作業領域での使用状況を示します。分析作業領域が作成またはアタッチされるたびに、行が生成されます。セッションの最初の行は、最初のコマンドの発行時に作成されます。最初の行によって、各セッションに自動的にアタッチされるSYS.EXPRESS作業領域が識別されます。特定の分析作業領域に関連付けられた行は、作業領域がセッションから分離されるか、セッションが終了するときに削除されます。

  データ型  説明 

SESSION_ID 

NUMBER 

セッションの一意の数値識別子 

AW_NUMBER 

NUMBER 

分析作業領域の一意の数値識別子。分析作業領域の名前を取得するには、USER_AWSビューのAW_NUMBER列またはAW$表のAWSEQ#列にこの列を結合する。 

ATTACH_MODE 

VARCHAR2(10) 

READ ONLYまたはREAD WRITE。 

GENERATION 

NUMBER 

分析作業領域の世代。UPDATEを実行するたびに新しい世代が作成される。UPDATEコマンド間で同じ作業領域をアタッチするセッションは、同じ世代を共有する。 

TEMP_SPACE_PAGES 

NUMBER 

分析作業領域の一時セグメントに格納されるページ数。 

TEMP_SPACE_READS 

NUMBER 

データが一時セグメントから読み取られた回数、およびページ・プールから読み取られなかった回数。 

LOB_READS 

NUMBER 

分析作業領域が格納されている表(永続LOB)からデータが読み取られた回数。 

POOL_CHANGED_PAGES 

NUMBER 

分析作業領域で変更されたページ・プールのページ数。 

POOL_UNCHANGED_PAGES 

NUMBER 

分析作業領域で変更されていないページ・プールのページ数。 

V$AW_SESSION_INFO

V$AW_SESSION_INFOは、各アクティブ・セッションに関する情報を示します。トランザクションは、クライアント・セッションとOracle OLAP間での1回のやり取りです。複数のコマンドを1つのトランザクション内で実行できます。

  データ型  説明 

SESSION_ID 

NUMBER 

セッションの一意の数値識別子 

CLIENT_TYPE 

VARCHAR2(64) 

OLAP 

SESSION_STATE 

VARCHAR2(64) 

TRANSACTING、NOT_TRANSACTING、EXCEPTION_HANDLING、CONSTRUCTING、CONSTRUCTED、DECONSTRUCTING、DECONSTRUCTED 

SESSION_HANDLE 

NUMBER 

セッション識別子 

USERID 

VARCHAR2(64) 

セッションをオープンしたデータベース・ユーザー名 

TOTAL_TRANSACTION 

NUMBER 

セッション内で実行されたトランザクションの合計数(この数が、セッションでのアクティビティ・レベルの一般的な指標となる) 

TRANSACTION_TIME 

NUMBER 

直前に完了したトランザクションの経過時間(ミリ秒) 

TOTAL_TRANSACTION_TIME 

NUMBER 

トランザクションが実行されてからの合計経過時間(ミリ秒) 

AVERAGE_TRANSACTION_TIME 

NUMBER 

トランザクションが完了するまでの平均経過時間(ミリ秒) 

TRANSACTION_CPU_TIME 

NUMBER 

最後のトランザクションが完了するまでの合計CPU時間(ミリ秒) 

TOTAL_TRANSACTION_CPU_TIME 

NUMBER 

このセッションですべてのトランザクションを実行するための合計CPU時間(この合計には現在実行中のトランザクションは含まれない) 

AVERAGE_TRANSACTION_CPU_TIME 

NUMBER 

トランザクションを完了するまでの平均CPU時間(この平均には現在実行中のトランザクションは含まれない) 

V$BACKUP

V$BACKUPは、すべてのオンライン・データ・ファイルのバックアップの状態を示します。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

ファイル識別子 

STATUS 

VARCHAR2(18) 

ファイルの状態: NOT ACTIVEACTIVE(バックアップが進行中)、OFFLINE NORMALまたはエラーの説明。

NOT ACTIVEの場合、ファイルが現在バックアップモードではない(ALTER TABLESPACE ... BEGIN BACKUP文またはALTER DATABASE BEGIN BACKUP文を実行していない)ことを示し、ACTIVEが表示されている場合はファイルが現在バックアップ・モードであることを示す。 

CHANGE# 

NUMBER 

バックアップが開始されたときのシステム変更番号 

TIME 

DATE 

バックアップが開始されたときの時刻 

V$BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILS

V$BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILSは、リストア可能なすべてのアーカイブ・ログの情報を示します。この情報には、バックアップ・セットまたはプロキシ・コピーにバックアップされたすべてのアーカイブ・ログが含まれます。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプのコンテナ(BACKUPSETまたはPROXYCOPY) 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BACKUPSETの場合は、BS_KEY。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッション・レコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

ID1 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_STAMPが含まれる。

PROXYCOPYの場合は、制御ファイルのRECIDが含まれる。 

ID2 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_COUNTが含まれる。

PROXYCOPYの場合は、STAMPが含まれる。 

THREAD# 

NUMBER 

スレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

順序番号 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

リセットログ変更SCN 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

リセットログ変更時刻 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

最初の変更SCN 

FIRST_TIME 

DATE 

最初の変更時刻 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

次の変更SCN 

NEXT_TIME 

DATE 

次の変更時刻 

FILESIZE 

NUMBER 

ファイル・サイズ 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZE列と同じ値だが、nM、nG、nT、nPなどのユーザー表示可能な形式に変換される 

V$BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARY

V$BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARYは、バックアップ・セットまたはプロキシ・コピーのアーカイブ・ログに基づいて、アーカイブ・ログのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされたファイルの数 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個々のアーカイブ・ログ・ファイルの数 

MIN_FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

最小SCN範囲値 

MAX_NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

最大SCN範囲値 

MIN_FIRST_TIME 

DATE 

最小SCN範囲時間 

MAX_NEXT_TIME 

DATE 

最大SCH範囲時間 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

読み取られた入力バイトの合計数 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップの出力サイズ 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

入力バイトの表示可能形式 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力バイトの表示可能形式 

V$BACKUP_ASYNC_IO

V$BACKUP_ASYNC_IOは、実行中および最近完了したRecovery Managerのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。

関連項目:

バックアップ・パフォーマンスのチューニングにこの表を使用する方法については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。 

  データ型  説明 

SID 

NUMBER 

バックアップまたはリストアを行うセッションのOracle SID 

SERIAL 

NUMBER 

バックアップまたはリストアを行うSIDの使用回数 

USE_COUNT 

NUMBER 

異なるバックアップ・セットから行を識別するために使用されるカウンタ 

RMAN_STATUS_RECID 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコードID 

RMAN_STATUS_STAMP 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

ファイルが位置するデバイスのタイプ 

TYPE 

VARCHAR2(9) 

INPUTOUTPUTまたはAGGREGATE 

STATUS 

VARCHAR2(11) 

NOT STARTEDIN PROGRESSまたはFINISHED 

FILENAME 

VARCHAR2(513) 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・ファイル名 

SET_COUNT 

NUMBER 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット数 

SET_STAMP 

NUMBER 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット・スタンプ 

BUFFER_SIZE 

NUMBER 

ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファのサイズ(バイト) 

BUFFER_COUNT 

NUMBER 

ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファ数 

TOTAL_BYTES 

NUMBER 

ファイルに読取りまたは書込みが行われる合計のバイト数(わかっている場合)。不明な場合は、NULL。 

OPEN_TIME 

DATE 

ファイルがオープンされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して最初のファイルがオープンされた時刻。 

CLOSE_TIME 

DATE 

ファイルがクローズされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して前回のファイルがクローズされた時刻。 

ELAPSED_TIME 

NUMBER 

ファイルがオープンされた1/100秒単位の時刻 

MAXOPENFILES 

NUMBER 

同時に使用中のDISKファイル数。この値は、TYPE='AGGREGATE'の行にのみ存在する。 

BYTES 

NUMBER 

これまでに読取りまたは書込みが行われたバイト数 

EFFECTIVE_BYTES_PER_SECOND 

NUMBER 

バックアップ時にこのデバイスを使用してアーカイブされたI/Oの割合 

IO_COUNT 

NUMBER 

このファイルに実行されたI/Oの数 

READY 

NUMBER 

バッファがすぐに使用する準備をした非同期要求の数 

SHORT_WAITS 

NUMBER 

バッファがすぐに使用可能にならず、I/O完了の非ブロック化ポール後に使用可能になった回数 

SHORT_WAIT_TIME_TOTAL 

NUMBER 

I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の合計時間 

SHORT_WAIT_TIME_MAX 

NUMBER 

I/O完了の非ブロック化ポールによって経過した1/100秒単位の最大時間 

LONG_WAITS 

NUMBER 

バッファがすぐに使用可能にならず、ブロッキング待機が発行された後で使用可能になった回数 

LONG_WAIT_TIME_TOTAL 

NUMBER 

I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の合計時間 

LONG_WAIT_TIME_MAX 

NUMBER 

I/O完了のブロッキング待機によって経過した1/100秒単位の最大時間 

V$BACKUP_CONTROLFILE_DETAILS

V$BACKUP_CONTROLFILE_DETAILSは、リストア可能な制御ファイルの情報を示します。この情報には、バックアップ・セット、イメージ・コピーおよびプロキシ・コピーにバックアップされたすべての制御ファイルが含まれます。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプのコンテナ。可能な値は、BACKUPSETIMAGECOPYPROXYCOPY。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BS_KEYまたはCOPY_KEY。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッション・レコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

ID1 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_STAMPが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、制御ファイルのRECIDが含まれる。 

ID2 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_COUNTが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、STAMP 

CREATION_TIME 

DATE 

ファイル作成時間 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

リセットログ変更SCN 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

リセットログ変更時刻 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

チェックポイント変更SCN 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

チェックポイント変更時刻 

FILESIZE 

NUMBER 

この制御ファイルのバックアップの出力ファイル・サイズ(バイト単位) 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

このバックアップの圧縮率 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZE列と同じ値だが、nM、nG、nT、nPなどのユーザー表示可能な形式に変換される 

V$BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARY

V$BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARYは、ファイルのバックアップ・セット、イメージ・コピーまたはプロキシ・コピーに基づいて、制御ファイルのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

特定の基準のバックアップされたファイルの数 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個々のファイルの数 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

指定した基準のデータ・ファイルの最小チェックポイント変更番号 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

指定した基準のデータ・ファイルの最大チェックポイント変更番号 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

指定した基準のデータ・ファイルの最小チェックポイント時刻 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

指定した基準のデータ・ファイルの最大チェックポイント時刻 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

読み取られたファイルの入力バイトの合計数 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

書き込まれた出力バイトの合計数 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

入力バイトの表示可能形式 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力バイトの表示可能形式 

V$BACKUP_COPY_DETAILS

V$BACKUP_COPY_DETAILSは、すべての使用可能な制御ファイルおよびデータ・ファイルのコピーに関する情報を示します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッション・レコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

COPY_KEY 

NUMBER 

このデータ・ファイルまたは制御ファイルのコピーの一意の識別子 

FILE# 

NUMBER 

絶対データ・ファイル番号 

NAME 

VARCHAR2(513) 

データ・ファイルのコピーのファイル名。名前の最大長はOSによって異なる。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

データ・ファイルのコピー・タグ 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイル作成変更番号 

CREATION_TIME 

DATE 

データ・ファイル作成タイムスタンプ 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント変更番号 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント・タイムスタンプ 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

このコピー操作によって、破損マークが設定されたブロック数。つまり、ソース・データ・ファイル内では破損マークが設定されていなかったが、コピー操作中に破損が検出されマークが設定されたブロック。 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

書き込まれた出力バイトの合計数 

COMPLETION_TIME 

DATE 

コピーの完了時刻 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

制御ファイルのタイプ。B − 通常コピー。S − スタンバイ・コピー 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうか(YES|NO) 

KEEP_UNTIL 

DATE 

指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(10) 

このバックアップ・セット用の追加保存オプション。表示される値:

  • LOGS − このバックアップのリカバリに必要なログが保存される。

  • NOLOGS − このバックアップ・セットのリカバリに必要なログが保存されない。

 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示するバックアップ・セットのサイズ 

V$BACKUP_COPY_SUMMARY

V$BACKUP_COPY_SUMMARYは、出力データ・ファイルおよび制御ファイルのコピーのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_COPIES 

NUMBER 

作成されたコピーの数 

NUM_DISTINCT_COPIES 

NUMBER 

(異なるチェックポイントがあるデータ・ファイルを含む)別のコピーの数 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

最小チェックポイント変更SCN 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

最大チェックポイント変更SCN 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

最小チェックポイント変更時刻 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

最大チェックポイント変更時刻 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

出力バイトの合計数 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力バイトの表示可能形式 

V$BACKUP_CORRUPTION

V$BACKUP_CORRUPTIONは、データ・ファイル・バックアップの破損ブロック範囲に関する制御ファイルからの情報を示します。制御ファイルおよびアーカイブREDOログ・バックアップについては、破損を防ぐための万全の措置が必要です。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

バックアップ破損レコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ破損レコード・スタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数 

PIECE# 

NUMBER 

この破損ブロックを含むバックアップ・ピース 

FILE# 

NUMBER 

破損ブロックを含むデータ・ファイルの絶対ファイル番号 

BLOCK# 

NUMBER 

破損ブロックの範囲内にある最初の破損ブロックのブロック番号 

BLOCKS 

NUMBER 

BLOCK#から始まる、検出された破損ブロックの数 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

論理的な破損が検出された時点の変更番号。0に設定されている場合、メディアの破損を示す。 

MARKED_CORRUPT 

VARCHAR2(3) 

この破損が以前にOracle Databaseによって検出されたことがないか(YES)、またはこの破損ブロックがすでに検出済で破損マークが付けられているか(NO)。バックアップ中に破損ブロックが検出され、まだOracle Databaseによって破損マークが付けられていない場合、バックアップ・プロセスでは本番用データ・ファイル内で、そのブロックに破損マークが付けられない。そのため、このフィールドは複数のバックアップ・セット内で同じブロックについてYESになる場合がある。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

データ・ファイル内のブロック破損のタイプ:

  • ALL ZERO − ディスクのブロック・ヘッダーに0(ゼロ)のみが含まれている。ブロックは、値が入力されたことがない場合や、Oracle7ファイル内にある場合にも有効である可能性がある。空のブロックの場合、バッファはOracle8標準に再フォーマットされる。

  • FRACTURED − ブロック・ヘッダーは妥当に見えるが、ブロックの前後のバージョンが異なる。

  • CHECKSUM − オプションのチェック値が、ブロックに自己一貫性がないことを示す。値チェックが失敗した原因を正確に判断することはできないが、ブロックの途中にあるセクターのバージョンが異なるために失敗した可能性がある。

  • CORRUPT − ブロックが適切に識別されていないか、データ・ブロックではない(データ・ブロック・アドレスが欠落している場合など)。

  • LOGICAL − 論理的な破損ブロックの範囲を指定する。CORRUPTION_CHANGE#の値は0以外になる。

 

V$BACKUP_DATAFILE

V$BACKUP_DATAFILEは、制御ファイルからのバックアップ・セット内の制御ファイルおよびデータ・ファイルに関する情報を示します。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

バックアップ・データ・ファイル・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ・データ・ファイル・レコード・スタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル番号。0に設定されている場合、制御ファイルを示す。 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイルの作成システム変更番号(SCN) 

CREATION_TIME 

DATE 

データ・ファイルの作成タイムスタンプ 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイルのバックアップが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ・システム変更番号(SCN) 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

データ・ファイルのバックアップが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ・タイムスタンプ 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分バックアップ・レベル(0〜4) 

INCREMENTAL_CHANGE# 

NUMBER 

増分変更番号より後に変更されたすべてのブロックが、このバックアップに含まれる。0に設定されている場合、全体バックアップを示す。 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

チェックポイント変更番号までの変更すべてが、このバックアップに含まれる 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

チェックポイントのタイムスタンプ 

ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

このバックアップ内で最大の変更番号 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

破損マークが設定されたブロック数 

MEDIA_CORRUPT 

NUMBER 

メディア破損のブロック数 

LOGICALLY_CORRUPT 

NUMBER 

論理的破損のブロック数 

DATAFILE_BLOCKS 

NUMBER 

バックアップ時のデータ・ファイルのブロック単位のサイズ。この値は、このバックアップから再起動したデータ・ファイルによって取得されたブロック数とも一致する。 

BLOCKS 

NUMBER 

ブロック内のバックアップ・データ・ファイルのサイズ。未使用のブロックはバックアップにコピーされない。 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ 

OLDEST_OFFLINE_RANGE 

NUMBER 

このバックアップ制御ファイル内にある最も古いオフライン範囲レコードのRECID。0に設定されている場合、データ・ファイル・バックアップを示す。 

COMPLETION_TIME 

DATE 

完了時刻 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

B − 通常コピー

S − スタンバイ・コピー 

USED_CHANGE_TRACKING 

VARCHAR2(3) 

チェンジ・トラッキング・データが、この増分バックアップの高速化に使用されたかどうか(YES | NO) 

BLOCKS_READ 

NUMBER 

このバックアップの取得中にスキャンされたブロックの数。これが増分バックアップであり、バックアップの最適化のためにチェンジ・トラッキングが使用された場合、この列の値はDATAFILE_BLOCKS未満になる。それ以外の場合は、この列の値はDATAFILE_BLOCKSに等しくなる。チェンジ・トラッキング・データが使用された場合でも、チェンジ・トラッキングで読み取られるデータは、増分バックアップの作成プロセス中にさらに詳細化されるため、この列の値はBLOCKSより大きくなる場合がある。 

USED_OPTIMIZATION 

VARCHAR2(3) 

バックアップ最適化が適用されたかどうか 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

このデータ・ファイルの転送元データベースの外部DBID。バックアップされたファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

これが転送された読取り専用外部ファイルのバックアップの場合はYES、それ以外の場合はNO。 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

外部データ・ファイルがデータベースに転送されたSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

この外部ファイルの転送先インカネーションに対するRESETLOGS操作のSCN。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

この外部ファイルの転送先インカネーションに対するRESETLOGS操作の時間。ファイルが外部データベース・ファイルでない場合、この値は0。 

SECTION_SIZE 

NUMBER 

マルチセクション・バックアップの各セクションでのブロック数を指定する。ファイル全体のバックアップの場合、値は0。 

V$BACKUP_DATAFILE_DETAILS

V$BACKUP_DATAFILE_DETAILSは、リストア可能なデータ・ファイルの情報を示します。この情報には、バックアップ・セット、イメージ・コピーおよびプロキシ・コピーにバックアップされたすべてのデータ・ファイルが含まれます。

  データ型  説明 

BTYPE 

CHAR(9) 

バックアップ・タイプのコンテナ。可能な値は、BACKUPSETIMAGECOPYPROXYCOPY。 

BTYPE_KEY 

NUMBER 

バックアップ・タイプの一意の識別子。BACKUPSETの場合は、BS_KEY。 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッションのレコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

ID1 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_STAMPが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、制御ファイルのRECIDが含まれる。 

ID2 

NUMBER 

BACKUPSETの場合は、SET_COUNTが含まれる。

IMAGECOPYまたはPROXYCOPYの場合は、STAMPが含まれる。 

FILE# 

NUMBER 

ファイル番号 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

ファイル作成変更SCN 

CREATION_TIME 

DATE 

ファイル作成時間 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

リセットログ変更SCN 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

リセットログ変更時刻 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分レベル 

INCREMENTAL_CHANGE# 

NUMBER 

増分変更SCN 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

チェックポイント変更SCN 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

チェックポイント変更時刻 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

破損マークが設定されたブロック数 

FILESIZE 

NUMBER 

バイト単位のファイル・サイズ 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

TS# 

NUMBER 

表領域番号 

TSNAME 

VARCHAR2(30) 

表領域名 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZE列と同じ値だが、nM、nG、nT、nPなどのユーザー表示可能な形式に変換される 

V$BACKUP_DATAFILE_SUMMARY

V$BACKUP_DATAFILE_SUMMARYは、バックアップ・ジョブ、ジョブに適用できる時間範囲または特定のデータ・ファイルに基づいて、特定の基準セットのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

指定された基準のバックアップされたファイルの数 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個々のファイルの数 

NUM_DISTINCT_TS_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた個々の表領域の数 

MIN_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

指定した基準のデータ・ファイルの最小チェックポイント変更番号 

MAX_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

指定した基準のデータ・ファイルの最大チェックポイント変更番号 

MIN_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

指定した基準のデータ・ファイルの最小チェックポイント時刻 

MAX_CHECKPOINT_TIME 

DATE 

指定した基準のデータ・ファイルの最大チェックポイント時刻 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

読み取られたファイルの入力バイトの合計数 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

書き込まれた出力バイトの合計数 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

入力バイトの表示可能形式 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力バイトの表示可能形式 

V$BACKUP_DEVICE

V$BACKUP_DEVICEは、サポートされるバックアップ・デバイスに関する情報を示します。デバイス・タイプが指定されたデバイスをサポートしない場合には、デバイス・タイプ名とNULLのデバイス名を表示する1行が、そのデバイス・タイプの値として戻ります。デバイス・タイプが指定されたデバイスをサポートする場合は、そのタイプで使用可能なデバイスごとに1行の値が戻ります。特殊デバイス・タイプDISKは常に使用可能であるため、このビューでは値が戻りません。

  データ型  説明 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

バックアップ・デバイス・タイプ 

DEVICE_NAME 

VARCHAR2(513) 

バックアップ・デバイス名 

V$BACKUP_FILES

V$BACKUP_FILESは、すべてのRecovery Managerバックアップ(イメージ・コピーとバックアップ・セットの両方)およびアーカイブ・ログに関する情報を示します。

このビューは、LIST BACKUPおよびLIST COPY Recovery Managerコマンドをシミュレートします。このビューを表示するには、DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャを使用してデータベースを設定する必要があります。

  データ型  説明 

PKEY 

NUMBER 

バックアップ用の主キー 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップのタイプ:

  • BACKUP SET

  • COPY

  • PROXY COPY

 

FILE_TYPE 

VARCHAR2(32) 

ファイルのタイプ:

  • DATAFILE

  • CONTROLFILE

  • SPFILE

  • REDO LOG

  • COPY(イメージ・コピー・バックアップ用)

  • PIECE(バックアップ・ピース用)

 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

バックアップがCONFIGURE RETENTION POLICYの値とは異なる保存方針を持っているかどうか(YES | NO) 

KEEP_UNTIL 

DATE 

BACKUPコマンドのKEEP UNTIL TIME句が指定されている場合、この列はバックアップの保存期限を示す。この列がNULLで、KEEP_OPTIONSがNULLでない場合、バックアップは不要にならない。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(13) 

バックアップ用のKEEPオプション:

  • LOGS − Recovery Managerによってバックアップのリカバリに必要なログが保持される。

  • NOLOGS − Recovery Managerによってバックアップのリカバリに必要なログが保持されない。

この列がNULLの場合、バックアップはKEEPオプションを持たず、保存方針に基づいて廃止される。 

STATUS 

VARCHAR2(16) 

バックアップの状態:

  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER

 

FNAME 

VARCHAR2(1024) 

ファイル名 

TAG 

VARCHAR2(32) 

ピース、コピーまたはプロキシ・コピーのタグ 

MEDIA 

VARCHAR2(80) 

ピースまたはプロキシ・コピーのメディアID 

RECID 

NUMBER 

制御ファイル内のレコードのレコードID 

STAMP 

NUMBER 

制御ファイル内のレコードのスタンプ 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップを格納するメディア・デバイスのタイプ 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

バックアップのブロック・サイズ(バイト) 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップの完了時刻 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEの場合のみ有効。イメージ・コピーは圧縮不可能。 

OBSOLETE 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースまたはコピーが廃止されたかどうか(YES | NO)。FILE_TYPEPIECEまたはCOPYの場合のみ有効。 

BYTES 

NUMBER 

ファイル・サイズ(バイト) 

BS_KEY 

NUMBER 

バックアップ・セットの主キー(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_COUNT 

NUMBER 

制御ファイル・レコードのバックアップ・セット数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_STAMP 

NUMBER 

制御ファイル・レコードのバックアップ・セットのスタンプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・セットのタイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):

  • DATAFILE

  • ARCHIVED LOG

 

BS_INCR_TYPE 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・セットの増分タイプ(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のバックアップ・ピース数(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_COPIES 

NUMBER 

バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。 

BS_COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・セットの完了時刻(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_STATUS 

VARCHAR2(16) 

バックアップ・セットの状態(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効):

  • AVAILABLE

  • UNAVAILABLE

  • EXPIRED

  • OTHER − バックアップ・セットに含まれるピースの状態が均一でない(使用できるピースと使用できないピースがある)。

 

BS_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セット内のすべてのバックアップ・ピース・サイズの合計(BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効) 

BS_COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・セットのバックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO)。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。 

BS_TAG 

VARCHAR2(1024) 

バックアップ・セットのタグ。ピースに異なるタグが含まれている場合は、すべてのピース・タグが連結され、カンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効 

BS_DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(255) 

バックアップ・セットのデバイス・タイプ。複数のデバイス・タイプがある場合、各タイプがカンマで区切られる。BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効。 

BP_PIECE# 

NUMBER 

バックアップ・セット内のピース数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。 

BP_COPY# 

NUMBER 

バックアップ・セットのコピー数。(FILE_TYPEPIECEで、BACKUP_TYPEBACKUP SETの場合のみ有効)。 

DF_FILE# 

NUMBER 

データ・ファイルの絶対ファイル番号。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

DF_TABLESPACE 

VARCHAR2(30) 

データ・ファイルの表領域名。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

DF_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

制御ファイルまたはデータ・ファイルが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

DF_CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

制御ファイルまたはデータ・ファイルの作成SCN。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

DF_CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

最新の制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイントのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

DF_CKP_MOD_TIME 

DATE 

SPFILEの場合は変更時刻。それ以外の場合は制御ファイルまたはデータ・ファイルのチェックポイント実行時刻。(FILE_TYPEDATAFILEの場合のみ有効)。 

RL_THREAD# 

NUMBER 

アーカイブ・ログのREDOログ・スレッド番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_SEQUENCE# 

NUMBER 

アーカイブ・ログのREDOログ順序番号。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

レコードが作成されたときの最新のRESETLOGSのシステム変更番号(SCN)。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

REDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_FIRST_TIME 

DATE 

Oracle DatabaseがREDOログに切り替えられた時刻。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

スレッド内の次のREDOログの最初のSCN。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

RL_NEXT_TIME 

DATE 

スレッド内の次のREDOログの最初のタイムスタンプ。(FILE_TYPEREDO LOGの場合のみ有効)。 

V$BACKUP_PIECE

V$BACKUP_PIECEは、制御ファイルからのバックアップ・ピースに関する情報を示します。各バックアップ・セットは、1つ以上のバックアップ・ピースで構成されます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

バックアップ・ピース・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ・ピース・レコード・スタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数 

PIECE# 

NUMBER 

バックアップ・ピース番号(1〜N) 

COPY# 

NUMBER 

多重化が使用可能な状態で作成されたバックアップ・ピースのコピー数を示す。バックアップ・ピースが多重化されていない場合、1。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

バックアップ・ピースが保管されるデバイスのタイプ。DISKに設定されている場合、バックアップ・セットがディスク上にあることを示す。

関連項目: 「V$BACKUP_DEVICE」 

HANDLE 

VARCHAR2(513) 

リストア時にバックアップ・ピースを識別するバックアップ・ピース・ハンドル 

COMMENTS 

VARCHAR2(64) 

オペレーティング・システムまたは記憶域サブシステムが戻すコメント。NULLに設定されている場合、バックアップ・ピースがディスク上にあることを示す。この値は情報提供用であり、リストアには不要。 

MEDIA 

VARCHAR2(65) 

バックアップ・ピースが保管されるメディア名。この値は情報提供用であり、リストアには不要。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

コピーが保管されるメディア・プール。Recovery ManagerのBACKUPコマンドのPOOLオペランドに入力された値と同じ。 

CONCUR 

VARCHAR2(3) 

ピースが、同時にアクセスできるメディア上にあるかどうか(YES | NO) 

TAG 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・ピース・タグ。タグはバックアップ・セット・レベルで指定され、ピース・レベルで格納される。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

ピースの状態: A − 使用可能、D − 削除済、X − 期限切れ 

START_TIME 

DATE 

開始時刻 

COMPLETION_TIME 

DATE 

終了時刻 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

秒単位の経過時間 

DELETED 

VARCHAR2(3) 

NOの場合、ファイルがまだ存在することを示す(YES | NO)。YESの場合、ファイルが削除されて存在しないことを示す。 

BYTES 

NUMBER 

バックアップ・ピースのサイズ(バイト) 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

RMAN_STATUS_RECID 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコードID 

RMAN_STATUS_STAMP 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO) 

BACKED_BY_VSS 

VARCHAR2(3) 

ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 

V$BACKUP_PIECE_DETAILS

V$BACKUP_PIECE_DETAILSは、使用可能なすべてのバックアップ・ピースに関する情報を示します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッション・レコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

BS_KEY 

NUMBER 

バックアップ・セット識別子 

BP_KEY 

NUMBER 

バックアップ・ピース・キー 

RECID 

NUMBER 

バックアップ・ピース・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ・ピース・レコード・スタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数 

PIECE# 

NUMBER 

バックアップ・ピース番号(1〜N) 

COPY# 

NUMBER 

多重化が使用可能な状態で作成されたバックアップ・ピースのコピー数を示す。バックアップ・ピースが多重化されていない場合、この値は1。 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

バックアップ・ピースが保管されるデバイスのタイプ。DISKに設定されている場合、バックアップ・セットがディスク上にあることを示す。 

HANDLE 

VARCHAR2(513) 

リストア時にバックアップ・ピースを識別するバックアップ・ピース・ハンドル 

COMMENTS 

VARCHAR2(64) 

オペレーティング・システムまたは記憶域サブシステムが戻すコメント。NULLに設定されている場合、バックアップ・ピースがディスク上にあることを示す。この値は情報提供用。リストアには不要。 

MEDIA 

VARCHAR2(65) 

バックアップ・ピースが保管されるメディア名。この値は情報提供用。リストアには不要。 

MEDIA_POOL 

NUMBER 

コピーが保管されるメディア・プール。Recovery ManagerのBACKUPコマンドのPOOLオペランドに入力された値と同じ。 

CONCUR 

VARCHAR2(3) 

ピースが、同時にアクセスできるメディア上にあるかどうか(YES | NO) 

TAG 

VARCHAR2(32) 

バックアップ・ピース・タグ。タグはバックアップ・セット・レベルで指定され、ピース・レベルで格納される。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

ピースの状態: A − 使用可能、D − 削除済、X − 期限切れ 

START_TIME 

DATE 

開始時刻 

COMPLETION_TIME 

DATE 

終了時刻 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

秒単位の経過時間 

DELETED 

VARCHAR2(3) 

NOの場合、ファイルがまだ存在することを示す。YESの場合、ファイルが削除されて存在しないことを示す。 

BYTES 

NUMBER 

バックアップ・ピースのサイズ(バイト) 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

RMAN_STATUS_RECID 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコードID 

RMAN_STATUS_STAMP 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・ピースが圧縮されるかどうか(YES | NO) 

BACKED_BY_VSS 

VARCHAR2(3) 

ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 

PIECES_PER_SET 

NUMBER 

セット当たりのバックアップ・ピースの数 

SIZE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示するバックアップ・ピースのサイズ(バイト) 

V$BACKUP_REDOLOG

V$BACKUP_REDOLOGは、制御ファイルからのバックアップ・セット内のアーカイブ・ログに関する情報を示します。オンラインREDOログは直接にはバックアップできないため、最初にディスクにアーカイブした後でバックアップを取る必要があります。1つのアーカイブ・ログ・バックアップ・セットには、1つ以上のアーカイブ・ログを入れることができます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

この行のレコードID。この行を識別する整数値。 

STAMP 

NUMBER 

この行を一意に識別するためにRECIDとともに使用されるタイムスタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

このバックアップ・セットを識別するための、V$BACKUP_SET表の行に対する外部キーの1つ 

SET_COUNT 

NUMBER 

このバックアップ・セットを識別するための、V$BACKUP_SET表の行に対する外部キーの1つ 

THREAD# 

NUMBER 

ログ用のスレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ順序番号 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

ログ書込み直前のリセットログ変更番号 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

ログ書込み直前のリセットログ変更時刻。この値は、1つのバックアップ・セット内のすべてのログについて同一の値となる。 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

ログの記録が開始されたときのSCN。ログ内のREDO番号は、このSCNと同じか、それより大きくなる。 

FIRST_TIME 

DATE 

ログの記録が開始されたときに割り当てられた時刻 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

このスレッド内の次のログの記録が開始されたときのSCN。ログ内のREDO番号は、このSCNより小さくなる。 

NEXT_TIME 

DATE 

このスレッド内の次のログの記録が開始されたときの時刻 

BLOCKS 

NUMBER 

ヘッダー・ブロックを含む、ログのサイズ(論理ブロック単位) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ログ・ブロックのサイズ(バイト) 

TERMINAL 

VARCHAR2(3) 

 

V$BACKUP_SET

V$BACKUP_SETは、制御ファイルからのバックアップ・セットに関する情報を示します。バックアップ・セットが正常に完了した後で、バックアップ・セット・レコードが挿入されます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

バックアップ・セット・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・レコードのスタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ。バックアップ・セット・スタンプおよびバックアップ・セット数によって、バックアップ・セットが一意に識別される。

V$BACKUP_SET表の主キーおよびV$BACKUP_PIECEV$BACKUP_DATAFILEV$BACKUP_REDOLOGV$BACKUP_CORRUPTION表の外部キー。 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数。バックアップ・セット数は、新規のバックアップ・セットが開始されるたびに1つずつ増加する(バックアップ・セットが完了しなければ、数値は無効になる)。制御ファイルが再作成される場合、カウント数は1にリセットされる。このため、カウントはスタンプとともに使用して、バックアップ・セットを一意に識別する必要がある。

V$BACKUP_SET表の主キーおよびV$BACKUP_PIECEV$BACKUP_DATAFILEV$BACKUP_REDOLOGV$BACKUP_CORRUPTION表の外部キー。 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

このバックアップ内にあるファイルのタイプ。バックアップ内にアーカイブREDOログがある場合、値はL。データ・ファイルの全体バックアップの場合、値はD。増分バックアップの場合、値はI。 

CONTROLFILE_INCLUDED 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットに制御ファイルが含まれている場合、YESに設定される。それ以外の場合は、NOに設定される。 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

データベースのバックアップ計画におけるこのバックアップ・セットの位置。データ・ファイルの全体バックアップの場合は0、データ・ファイルの増分バックアップの場合は0以外、ARCHIVELOGバックアップの場合はNULLが設定される。 

PIECES 

NUMBER 

バックアップ・セット内の異なるバックアップ・ピース数 

START_TIME 

DATE 

開始時刻 

COMPLETION_TIME 

DATE 

このバックアップ・セットが完了した時刻 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

秒単位の経過時間 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

バックアップ・セットのブロック・サイズ 

INPUT_FILE_SCAN_ONLY 

VARCHAR2(3) 

YESの場合、データ・ファイルが読み込まれ、バックアップは実際に行われていないことを示す。NOの場合、通常のバックアップが行われていることを示す。 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうか(YES | NO) 

KEEP_UNTIL 

DATE 

KEEP_UNTIL_TIMEが指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(10) 

このバックアップ・セット用の追加保存オプション。表示される値:

LOGS − このバックアップのリカバリに必要なログが保存される。

NOLOGS − このバックアップのリカバリに必要なログが保存されない。

BACKUP_LOGS − このバックアップ・セットをサポートするためのアーカイブ・ログ・バックアップが存在する。 

MULTI_SECTION 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットがマルチセクション・バックアップであるかどうかを示す。有効な値はYESおよびNO。マルチセクション・バックアップとは、複数のバックアップ・ピースが複数のチャネルによってパラレルで独立して作成されるバックアップ。 

V$BACKUP_SET_DETAILS

V$BACKUP_SET_DETAILSは、バックアップ・セットに関する詳細情報を示します。このビューには、BACKUP BACKUPSET(同じバックアップ・セットの新しいコピーを作成するか、ディスクからテープにバックアップ・セット情報をコピーする)を起動する各バックアップ・セッションについて追加の行が示されます。ただし、他の列のそれ以外の値は、完全なバックアップ・セットに属します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

SESSION_STAMPとともにジョブを示す。 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

SESSION_RECIDとともにジョブを示す。 

BS_KEY 

NUMBER 

バックアップ・セット識別子 

RECID 

NUMBER 

V$BACKUP_SETレコードのレコードID 

STAMP 

NUMBER 

V$BACKUP_SETレコードのスタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップの回数 

BACKUP_TYPE 

VARCHAR2(1) 

バックアップのタイプ(V$BACKUP_SETと同じ) 

CONTROLFILE_INCLUDED 

VARCHAR2(3) 

バックアップ・セットに含まれる制御ファイル(V$BACKUP_SETと同じ) 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分レベル(V$BACKUP_SETと同じ) 

PIECES 

NUMBER 

ピースの数(V$BACKUP_SETと同じ) 

START_TIME 

DATE 

バックアップ・セットの開始時刻(V$BACKUP_SETと同じ) 

COMPLETION_TIME 

DATE 

バックアップ・セットの完了時刻(V$BACKUP_SETと同じ) 

ELAPSED_SECONDS 

NUMBER 

バックアップ・セットの作成にかかる時間(V$BACKUP_SETと同じ) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

ブロック・サイズ(V$BACKUP_SETと同じ) 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

保持値(V$BACKUP_SETと同じ) 

KEEP_UNTIL 

DATE 

待機時間(V$BACKUP_SETと同じ) 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(10) 

保持オプション(V$BACKUP_SETと同じ) 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

デバイスのタイプ。バックアップ・セットが複数のデバイス・タイプ上に存在する場合は、*が示される。 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

バックアップが圧縮される場合は、YES 

NUM_COPIES 

NUMBER 

同一コピーの数 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットのサイズ 

ORIGINAL_INPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セット作成時のバックアップされたデータの量 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率(入力サイズおよび出力サイズ) 

STATUS 

CHAR(1) 

バックアップ・セットの状態。このビューは使用可能なバックアップ・セットのみを反映するため、常にA(すべてのバックアップ・ピースが使用可能)。 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットが最初に作成されたときに読み取られた1秒当たりのバイト数 

OUTPUT_RATE_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットが最初に作成されたときに書き込まれた1秒当たりのバイト数 

ORIGINAL_INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示する入力レート 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示するバックアップ・セットのサイズ 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示の1秒当たりの入力レート 

OUTPUT_RATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

表示の1秒当たりの出力レート 

TIME_TAKEN_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

hh:mm:ss形式の経過時間 

V$BACKUP_SET_SUMMARY

V$BACKUP_SET_SUMMARYは、バックアップ・セットのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_BACKUPSETS 

NUMBER 

作成されたバックアップ・セットの合計数 

OLDEST_BACKUP_TIME 

DATE 

最も古いバックアップ開始時刻 

NEWEST_BACKUP_TIME 

DATE 

最も新しいバックアップ開始時刻 

OUTPUT_BYTES 

NUMBER 

出力バイト数(複数コピーを含まない) 

ORIGINAL_INPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップ・セットが作成されたときの入力バイト数 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES 

NUMBER 

平均入力レート 

OUTPUT_RATE_BYTES 

NUMBER 

平均出力レート 

COMPRESSION_RATIO 

NUMBER 

圧縮率 

ORIGINAL_INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

入力バイトの表示可能形式 

OUTPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力バイトの表示可能形式 

ORIGINAL_INPRATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

入力レートの表示可能形式 

OUTPUT_RATE_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

出力レートの表示可能形式 

V$BACKUP_SPFILE

V$BACKUP_SPFILEは、制御ファイルからのバックアップ・セット内のサーバー・パラメータ・ファイルに関する情報を示します。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

バックアップSPFILEレコードID 

STAMP 

NUMBER 

バックアップSPFILEレコード・スタンプ 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット(このSPFILEバックアップを含むセット)のスタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット(このSPFILEバックアップを含むセット)のカウント 

MODIFICATION_TIME 

DATE 

SPFILEの最終変更時刻(作成時刻も含む) 

BYTES 

NUMBER 

SPFILEのサイズ(バイト) 

COMPLETION_TIME 

DATE 

SPFILEのバックアップ完了時刻 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

一意のデータベース名 

V$BACKUP_SPFILE_DETAILS

V$BACKUP_SPFILE_DETAILSは、バックアップ・セット内のバックアップされたすべてのリストア可能なSPファイルに関する情報を示します。

  データ型  説明 

SESSION_KEY 

NUMBER 

セッション識別子 

SESSION_RECID 

NUMBER 

セッション・レコードID 

SESSION_STAMP 

NUMBER 

セッション・スタンプ 

BS_KEY 

NUMBER 

一意のバックアップ・セット識別子 

SET_STAMP 

NUMBER 

バックアップ・セット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

バックアップ・セット数 

MODIFICATION_TIME 

DATE 

バックアップ・セットが変更された時刻 

FILESIZE 

NUMBER 

バックアップされたSPFILEのサイズ(バイト単位) 

FILESIZE_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

FILESIZE列と同じ値だが、nM、nG、nT、nPなどのユーザー表示可能な形式に変換される 

V$BACKUP_SPFILE_SUMMARY

V$BACKUP_SPFILE_SUMMARYは、バックアップ・ジョブまたはジョブに適用できる時間範囲のいずれかに基づいて、入力SPファイルのサマリー情報を示します。

  データ型  説明 

NUM_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされたファイルの数 

NUM_DISTINCT_FILES_BACKED 

NUMBER 

バックアップされた別の(変更タイムスタンプがある)SPファイルの数 

MIN_MODIFICATION_TIME 

DATE 

最小変更時刻 

MAX_MODIFICATION_TIME 

DATE 

最大変更時刻 

INPUT_BYTES 

NUMBER 

バックアップされたすべてのSPファイルの入力バイトの合計数 

INPUT_BYTES_DISPLAY 

VARCHAR2(4000) 

すべての入力バイトの表示可能形式 

V$BACKUP_SYNC_IO

V$BACKUP_SYNC_IOは、実行中および最近完了したRecovery Managerのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。

関連項目:

バックアップ・パフォーマンスのチューニングにこの表を使用する方法については、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。 

  データ型  説明 

SID 

NUMBER 

バックアップまたはリストアを行うセッションのOracle SID 

SERIAL 

NUMBER 

バックアップまたはリストアを行うSIDの使用回数 

USE_COUNT 

NUMBER 

異なるバックアップ・セットから行を識別するために使用されるカウンタ 

RMAN_STATUS_RECID 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコードID 

RMAN_STATUS_STAMP 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ 

DEVICE_TYPE 

VARCHAR2(17) 

ファイルが位置するデバイスのタイプ 

TYPE 

VARCHAR2(9) 

INPUTOUTPUTまたはAGGREGATE 

STATUS 

VARCHAR2(11) 

NOT STARTEDIN PROGRESSまたはFINISHED 

FILENAME 

VARCHAR2(513) 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・ファイル名 

SET_COUNT 

NUMBER 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット数 

SET_STAMP 

NUMBER 

読取りまたは書込みが行われているバックアップ・セット・スタンプ 

BUFFER_SIZE 

NUMBER 

ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファのサイズ(バイト) 

BUFFER_COUNT 

NUMBER 

ファイルの読取りまたは書込みに使用されているバッファ数 

TOTAL_BYTES 

NUMBER 

ファイルに読取りまたは書込みが行われる合計のバイト数(わかっている場合)。不明な場合は、NULL。 

OPEN_TIME 

DATE 

このファイルがオープンされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して最初のファイルがオープンされた時刻。 

CLOSE_TIME 

DATE 

このファイルがクローズされた時刻。TYPE='AGGREGATE'の場合、一括して前回のファイルがクローズされた時刻。 

ELAPSED_TIME 

NUMBER 

ファイルがオープンされた1/100秒単位の時刻 

MAXOPENFILES 

NUMBER 

同時に使用中のDISKファイル数。この値は、TYPE='AGGREGATE'の行にのみ存在する。 

BYTES 

NUMBER 

これまでに読取りまたは書込みが行われたバイト数 

EFFECTIVE_BYTES_PER_SECOND 

NUMBER 

バックアップ時にこのデバイスを使用してアーカイブされたI/Oの割合 

IO_COUNT 

NUMBER 

このファイルに実行されたI/Oの数 

IO_TIME_TOTAL 

NUMBER 

このファイルにI/Oが行われるのに経過した1/100秒単位の合計時間 

IO_TIME_MAX 

NUMBER 

単一のI/Oリクエストにかかる最大時間 

DISCRETE_BYTES_PER_SECOND 

NUMBER 

このファイルの平均転送率 

V$BGPROCESS

V$BGPROCESSは、バックグラウンド・プロセスに関する情報を示します。

  データ型  説明 

PADDR 

RAW(4 | 8) 

プロセス・ステート・オブジェクトのアドレス 

PSERIAL# 

NUMBER 

プロセス・ステート・オブジェクトのシリアル番号 

NAME 

VARCHAR2(5) 

バックグラウンド・プロセスの名前 

DESCRIPTION 

VARCHAR2(64) 

バックグラウンド・プロセスの説明 

ERROR 

NUMBER 

検出されたエラー 

V$BH

V$BHは、SGA内のバッファごとのpingの状態と数を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる) 

BLOCK# 

NUMBER 

ブロック番号 

CLASS# 

NUMBER 

クラス番号 

STATUS 

VARCHAR2(6) 

バッファの状態:

  • free − 現在未使用

  • xcur − 排他

  • scur − 共有カレント

  • cr − 読取り一貫性

  • read − ディスクから読取り中

  • mrec − メディア・リカバリ・モード

  • irec − インスタンス・リカバリ・モード

 

XNC 

NUMBER 

別のインスタンスとの競合による排他モードからNULLモードへのPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

LOCK_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

LOCK_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

LOCK_ELEMENT_CLASS 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

FORCED_READS 

NUMBER 

別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 

FORCED_WRITES 

NUMBER 

このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 

DIRTY 

VARCHAR2(1) 

Y − 変更されたブロック 

TEMP 

VARCHAR2(1) 

Y − 一時ブロック 

PING 

VARCHAR2(1) 

Y − pingされたブロック 

STALE 

VARCHAR2(1) 

Y − 使い古されたブロック 

DIRECT 

VARCHAR2(1) 

Y − ダイレクト・ブロック 

NEW 

VARCHAR2(1) 

常にN。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

OBJD 

NUMBER 

バッファが表すブロックのデータベース・オブジェクト番号 

TS# 

NUMBER 

ブロックの表領域番号 

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

V$BLOCK_CHANGE_TRACKING

V$BLOCK_CHANGE_TRACKINGは、データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキングの状態を示します。

  データ型  説明 

STATUS 

VARCHAR2(10) 

データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキングの状態:

  • DISABLED − ブロック・チェンジ・トラッキングは使用禁止

  • TRANSITION − ブロック・チェンジ・トラッキングは使用可能状態と使用禁止状態の間で推移中。TRANSITION状態は、ブロック・チェンジ・トラッキングを使用可能または使用禁止にしている間にのみ発生するため、通常は観測されない。ブロック・チェンジ・トラッキングを使用可能または使用禁止にしている間にインスタンスがクラッシュするとこの状態が発生する場合がある。その場合、データベースを次にオープンするときにこの状態は自動的にクリーンアップされる。

  • ENABLED − ブロック・チェンジ・トラッキングは使用可能

 

FILENAME 

VARCHAR2(513) 

データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルの名前 

BYTES 

NUMBER 

ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルのサイズ(バイト) 

関連項目:

ブロック・チェンジ・トラッキングの設定の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。 

V$BLOCKING_QUIESCE

V$BLOCKING_QUIESCEは、セッションが静止操作をブロックしている、またはブロックするかどうかを示します。

  データ型  説明 

SID 

NUMBER 

セッション識別子 

V$BUFFER_POOL

V$BUFFER_POOLは、インスタンスに使用できるすべてのバッファ・プールに関する情報を示します。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

バッファ・プール識別子番号 

NAME 

VARCHAR2(20) 

バッファ・プールの名前:

  • DEFAULT

  • KEEP

  • RECYCLE

    注意: 現在、KEEPおよびRECYCLEプールは、標準ブロック・サイズでのみ存在する。非標準ブロック・サイズのプールはすべてDEFAULT

 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

このプール内のバッファ・ブロック・サイズ(バイト)。次の値が表示される。標準ブロック・サイズ、非標準ブロック・サイズ(2の累乗)、2048409681921638432768 

RESIZE_STATE 

VARCHAR2(10) 

サイズ変更操作の現在の状態:

STATIC − サイズ変更されていない

ALLOCATING − メモリーが割り当てられていない(ユーザーによるキャンセル可能)

ACTIVATING − 新しいバッファが作成されている(ユーザーによるキャンセル不可能)

SHRINKING − バッファが削除されている(ユーザーによるキャンセル可能) 

CURRENT_SIZE 

NUMBER 

サブ・キャッシュのサイズ(MB) 

BUFFERS 

NUMBER 

瞬間的なカレント・バッファの数 

TARGET_SIZE 

NUMBER 

サイズ変更が処理過程にある(STATIC状態ではない)場合、新しいターゲット・サイズ(MB)を記録する。プールがSTATICの場合、列の値は、プールのカレント・サイズと同じ。 

TARGET_BUFFERS 

NUMBER 

サイズ変更が処理中である場合、新しいターゲット・サイズをバッファで記録する。そうでない場合、この列の値はカレント・バッファ件数と同じ。 

PREV_SIZE 

NUMBER 

前のバッファ・プール・サイズ。バッファ・プールがサイズ変更されていない場合、前のサイズは0。 

PREV_BUFFERS 

NUMBER 

バッファ・プール内の前のバッファ件数。バッファ・プールがサイズ変更されていない場合、値は0。 

LO_BNUM 

NUMBER 

廃止された列 

HI_BNUM 

NUMBER 

廃止された列 

LO_SETID 

NUMBER 

廃止された列 

HI_SETID 

NUMBER 

廃止された列 

SET_COUNT 

NUMBER 

廃止された列 

関連項目:

「DB_BLOCK_SIZE」 

V$BUFFER_POOL_STATISTICS

V$BUFFER_POOL_STATISTICSは、インスタンスに使用できるすべてのバッファ・プールに関する統計を示します。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

バッファ・プール識別子番号 

NAME 

VARCHAR2(20) 

バッファ・プール名 

SET_MSIZE 

NUMBER 

バッファ・プールの最大セット・サイズ 

CNUM_REPL 

NUMBER 

交換リストのバッファ件数 

CNUM_WRITE 

NUMBER 

書込みリストのバッファ件数 

CNUM_SET 

NUMBER 

セットのバッファ件数 

BUF_GOT 

NUMBER 

セットが取得するバッファ件数 

SUM_WRITE 

NUMBER 

セットが書き込むバッファ件数 

SUM_SCAN 

NUMBER 

セットでスキャンされるバッファ件数 

FREE_BUFFER_WAIT 

NUMBER 

free buffer wait統計 

WRITE_COMPLETE_WAIT 

NUMBER 

write complete wait統計 

BUFFER_BUSY_WAIT 

NUMBER 

buffer busy wait統計 

FREE_BUFFER_INSPECTED 

NUMBER 

free buffer inspected統計 

DIRTY_BUFFERS_INSPECTED 

NUMBER 

dirty buffers inspected統計 

DB_BLOCK_CHANGE 

NUMBER 

database blocks changed統計 

DB_BLOCK_GETS 

NUMBER 

database blocks gotten統計 

CONSISTENT_GETS 

NUMBER 

consistent gets統計 

PHYSICAL_READS 

NUMBER 

physical reads統計 

PHYSICAL_WRITES 

NUMBER 

physical writes統計 

関連項目:

「DB_CACHE_SIZE」 

V$BUFFERED_PUBLISHERS

V$BUFFERED_PUBLISHERSは、インスタンス内のバッファリングされたすべてのパブリッシャに関する情報を示します。各発信元に対してキューごとに1つの行が表示されます。値はデータベース(Oracle RAC環境の場合はインスタンス)の再起動時に0(ゼロ)にリセットされます。

  データ型  説明 

QUEUE_ID 

NUMBER 

キューの識別子 

QUEUE_SCHEMA 

VARCHAR2(30) 

キューの所有者 

QUEUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

キューの名前 

SENDER_NAME 

VARCHAR2(30) 

メッセージをエンキューしているエージェントの名前(取得プロセスに割り当てられたStreams名) 

SENDER_ADDRESS 

VARCHAR2(1024) 

ソース・キュー(最終伝搬キュー)のキュー名およびデータベース名。ソース・キューがローカル・データベース内にある場合はデータベース名は指定されない。 

SENDER_PROTOCOL 

NUMBER 

発信元のアドレスで使用されるプロトコル 

NUM_MSGS 

NUMBER 

バッファ・キューからデキューされていないメッセージの現在の数 

CNUM_MSGS 

NUMBER 

データベースが前回起動されてから、バッファリングされたキューにエンキューされたメッセージの累積合計数(V$STREAMS_CAPTURE.TOTAL_ENQUEUED_MESSAGESに相当) 

LAST_ENQUEUED_MSG 

NUMBER 

最後にエンキューされたメッセージの識別子 

UNBROWSED_MSGS 

NUMBER 

エンキューされたが、参照されていないメッセージの数 

OVERSPILLED_MSGS 

NUMBER 

収容されたが、参照されていないメッセージの数 

MEMORY_USAGE 

NUMBER 

使用されているStreamsプールの割合(Streamsプールがない場合は0) 

PUBLISHER_STATE 

VARCHAR2(59) 

パブリッシャの状態。

  • IN FLOW CONTROL: TOO MANY UNBROWSED MESSAGES

  • IN FLOW CONTROL: OVERSPILLED MESSAGES

  • IN FLOW CONTROL: INSUFFICIENT MEMORY AND UNBROWSED MESSAGES

  • PUBLISHING MESSAGES(標準)

 

V$BUFFERED_QUEUES

V$BUFFERED_QUEUESは、インスタンス内のすべてのバッファリングされたキューに関する情報を示します。キューごとに1つの行が表示されます。

  データ型  説明 

QUEUE_ID 

NUMBER 

キューの識別子 

QUEUE_SCHEMA 

VARCHAR2(30) 

キューの所有者 

QUEUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

キューの名前 

STARTUP_TIME 

DATE 

開始時刻 

NUM_MSGS 

NUMBER 

バッファリングされたキューに現在含まれているメッセージの合計数 

SPILL_MSGS 

NUMBER 

バッファリングされたキューからディスクに収容されたオーバーフロー・メッセージの現在の数 

CNUM_MSGS 

NUMBER 

データベースが前回起動されてから、バッファリングされたキューにエンキューされたメッセージの累積合計数 

CSPILL_MSGS 

NUMBER 

データベースが前回起動されてから、バッファリングされたキューからディスクに収容されたオーバーフロー・メッセージの累積合計数 

EXPIRED_MSGS 

NUMBER 

期限切れメッセージの数 

QUEUE_STATE 

VARCHAR2(25) 

キューがリカバリ・モードか(QUEUE IS IN RECOVERY MODE)そうでないか(NORMAL) 

V$BUFFERED_SUBSCRIBERS

V$BUFFERED_SUBSCRIBERSは、インスタンス内のすべてのバッファリングされたキューのサブスクライバに関する情報を示します。各キューに対してサブスクライバごとに1つの行が表示されます。

  データ型  説明 

QUEUE_ID 

NUMBER 

キューの識別子 

QUEUE_SCHEMA 

VARCHAR2(30) 

キューの所有者 

QUEUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

キューの名前 

SUBSCRIBER_ID 

NUMBER 

内部サブスクライバ番号(識別用) 

SUBSCRIBER_NAME 

VARCHAR2(30) 

サブスクライバの名前(StreamsプロセスのStreams名に相当) 

SUBSCRIBER_ADDRESS 

VARCHAR2(1024) 

サブスクライブしているエージェントのアドレス 

PROTOCOL 

NUMBER 

サブスクライブしているエージェントのプロトコル 

SUBSCRIBER_TYPE 

VARCHAR2(30) 

サブスクライバのタイプ:

  • PROXY - プロキシ・サブスクライバ

  • SUBSCRIBER

 

STARTUP_TIME 

DATE 

開始時刻 

LAST_BROWSED_SEQ 

NUMBER 

サブスクライバに対して最後に参照されたメッセージの順序番号(V$STREAMS_APPLY_READERビュー内のメッセージ数に相当) 

LAST_BROWSED_NUM 

NUMBER 

サブスクライバに対して最後に参照されたメッセージの内部メッセージ番号 

LAST_DEQUEUED_SEQ 

NUMBER 

サブスクライバに対して最後にデキューされたメッセージの順序番号(V$STREAMS_APPLY_COORDINATORビュー内のメッセージ数に相当) 

LAST_DEQUEUED_NUM 

NUMBER 

サブスクライバに対して最後にデキューされたメッセージの内部メッセージ番号 

CURRENT_ENQ_SEQ 

NUMBER 

サブスクライバに対して最後にエンキューされたメッセージの現在の順序番号 

NUM_MSGS 

NUMBER 

サブスクライバに対してバッファリングされたキューに現在エンキューされている未処理のメッセージの合計数(ディスクにオーバーフローしたメッセージの数を含む) 

CNUM_MSGS 

NUMBER 

データベースが前回起動されてから、サブスクライバに対してエンキューされたメッセージの累積合計数 

TOTAL_DEQUEUED_MSG 

NUMBER 

サブスクライバによってデキューされたメッセージの合計数 

TOTAL_SPILLED_MSG 

NUMBER 

サブスクライバに対して収容されたメッセージの合計数 

EXPIRED_MSGS 

NUMBER 

期限切れメッセージの数 

MESSAGE_LAG 

NUMBER 

サブスクライバのメッセージ遅延 

V$CACHE

V$CACHEは、特定のデータベース・オブジェクトに関連した現行インスタンスのSGA内の各ブロックのブロック・ヘッダー情報を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる) 

BLOCK# 

NUMBER 

ブロック番号 

CLASS# 

NUMBER 

クラス番号 

STATUS 

VARCHAR2(6) 

ブロックの状態:

  • free − 現在未使用

  • xcur − 排他

  • scur − 共有カレント

  • cr − 読取り一貫性

  • read − ディスクから読取り中

  • mrec − メディア・リカバリ・モード

  • irec − インスタンス・リカバリ・モード

 

XNC 

NUMBER 

別のインスタンスとの競合による排他モードからNULLモードへのPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

FORCED_READS 

NUMBER 

別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 

FORCED_WRITES 

NUMBER 

このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 

PARTITION_NAME 

VARCHAR2(30) 

パーティション名。非パーティション化オブジェクトの場合はNULL。 

KIND 

VARCHAR2(15) 

データベース・オブジェクトの型:

  • INDEX

  • TABLE

  • CLUSTER

  • VIEW

  • SYNONYM

  • SEQUENCE

  • PROCEDURE

  • FUNCTION

  • PACKAGE

  • NON-EXISTENT

  • PACKAGE BODY

  • TRIGGER

  • TYPE

  • TYPE BODY

  • TABLE PARTITION

  • INDEX PARTITION

  • LOB

  • LIBRARY

  • JAVA SOURCE

  • JAVA CLASS

  • JAVA RESOURCE

  • JAVA DATA

  • UNDO

 

OWNER# 

NUMBER 

所有者番号 

LOCK_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

LOCK_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素の名前。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

V$CACHE_LOCK

V$CACHE_LOCKは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる) 

BLOCK# 

NUMBER 

ブロック番号 

STATUS 

VARCHAR2(6) 

ブロックの状態:

  • free − 現在未使用

  • xcur − 排他

  • scur − 共有カレント

  • cr − 読取り一貫性

  • read − ディスクから読取り中

  • mrec − メディア・リカバリ・モード

  • irec − インスタンス・リカバリ・モード

 

XNC 

NUMBER 

別のインスタンスとの競合によるパラレル・キャッシュ管理(PCM)ロック変換数 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 

KIND 

VARCHAR2(12) 

データベース・オブジェクトのタイプ:

  • 1 − 索引

  • 2 − 表

  • 3 − クラスタ

  • 4 − ビュー

  • 5 − シノニム

  • 6 − 順序

  • 7 − プロシージャ

  • 8 − ファンクション

  • 9 − パッケージ

  • 10 − 存在しない

  • 11 − パッケージ本体

  • 12 − トリガー

  • 13 − タイプ

  • 14 − タイプ本体

  • 19 − 表パーティション

  • 20 − 索引パーティション

  • 21 − LOB

  • 22 − ライブラリ

  • NULL − 不明

 

OWNER# 

NUMBER 

所有者番号 

LOCK_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

LOCK_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

FORCED_READS 

NUMBER 

別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 

FORCED_WRITES 

NUMBER 

このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 

INDX 

NUMBER 

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子 

CLASS 

NUMBER 

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子 

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

V$CACHE_TRANSFER

このビューは、V$CACHEビューと似ていますが、すでに1回以上pingされたブロックのみを示します。このビューは、特定のデータベース・オブジェクトに関連した現行インスタンスのSGA内の各ブロックのブロック・ヘッダー情報を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる) 

BLOCK# 

NUMBER 

ブロック番号 

CLASS# 

NUMBER 

クラス番号 

STATUS 

VARCHAR2(6) 

ブロックの状態:

  • free − 現在未使用

  • xcur − 排他

  • scur − 共有カレント

  • cr − 読取り一貫性

  • read − ディスクから読取り中

  • mrec − メディア・リカバリ・モード

  • irec − インスタンス・リカバリ・モード

 

XNC 

NUMBER 

別のインスタンスとの競合によるPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

FORCED_READS 

NUMBER 

別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 

FORCED_WRITES 

NUMBER 

このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 

PARTITION_NAME 

VARCHAR2(30) 

非パーティション・オブジェクトの場合はNULL 

KIND 

VARCHAR2(15) 

データベース・オブジェクトの型

関連項目: 表8-1を参照。 

OWNER# 

NUMBER 

所有者番号 

GC_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

GC_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前 

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

V$CALLTAG

  データ型  説明 

SESSION_ID 

NUMBER 

 

PERFORMANCE_CLASS 

VARCHAR2(32) 

 

WORK_REQUEST_CLASS 

VARCHAR2(32) 

 

HOP_COUNT 

NUMBER 

 

SERVICE_NAME 

VARCHAR2(64) 

 

MODULE 

VARCHAR2(48) 

 

ACTION 

VARCHAR2(32) 

 

USERNAME 

VARCHAR2(30) 

 

PROGRAM 

VARCHAR2(48) 

 

V$CIRCUIT

V$CIRCUITは、バーチャル・サーキット(ディスパッチャおよびサーバーを介したデータベースへのユーザー接続)の情報を示します。

  データ型  説明 

CIRCUIT 

RAW(4 | 8) 

サーキット・アドレス 

DISPATCHER 

RAW(4 | 8) 

カレント・ディスパッチャ・プロセス・アドレス 

SERVER 

RAW(4 | 8) 

カレント・サーバー・プロセス・アドレス 

WAITER 

RAW(4 | 8) 

サーキット(現在ビジー状態)が使用可能になるのを待機しているサーバー・プロセスのアドレス 

SADDR 

RAW(4 | 8) 

サーキットにバインドされたセッションのアドレス 

STATUS 

VARCHAR2(16) 

サーキットの状態:

  • BREAK − 現在中断中

  • EOF − 削除直前

  • OUTBOUND − リモート・データベースへの外部リンク

  • NORMAL − ローカル・データベース内への通常のサーキット

 

QUEUE 

VARCHAR2(16) 

サーキットが現在置かれているキュー:

  • COMMON − 共通キュー上にあり、サーバー・プロセスによるピック・アップを待機中

  • DISPATCHER − ディスパッチャを待機中

  • SERVER − 現在処理中

  • NONE − アイドル・サーキット

 

MESSAGE0 

NUMBER 

最初のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト) 

MESSAGE1 

NUMBER 

2番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト) 

MESSAGE2 

NUMBER 

3番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト) 

MESSAGE3 

NUMBER 

4番目のメッセージ・バッファのメッセージのサイズ(バイト) 

MESSAGES 

NUMBER 

このサーキットを通過したメッセージの合計数 

BYTES 

NUMBER 

このサーキットを通過した合計バイト数 

BREAKS 

NUMBER 

このサーキットのブレーク(中断)の合計数 

PRESENTATION 

VARCHAR2(257) 

クライアントおよびサーバーによって使用されるプレゼンテーション・プロトコル 

PCIRCUIT 

RAW(4 | 8) 

親サーキットのアドレス 

V$CLASS_CACHE_TRANSFER

V$CLASS_CACHE_TRANSFERは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。

  データ型  説明 

CLASS 

CHAR(10) 

ブロック・クラス(常にdata block) 

X_2_NULL 

NUMBER 

排他からNULLへの変換ブロック数(常に0) 

X_2_NULL_FORCED_WRITE 

NUMBER 

排他からNULLへの強制書込み数(常に0) 

X_2_NULL_FORCED_STALE 

NUMBER 

排他からNULLへの変換によってCRになったブロック数(常に0) 

X_2_S 

NUMBER 

排他から共有への変換ブロック数(常に0) 

X_2_S_FORCED_WRITE 

NUMBER 

排他から共有への強制書込み数(常に0) 

S_2_NULL 

NUMBER 

共有からNULLへの変換ブロック数(常に0) 

S_2_NULL_FORCED_STALE 

NUMBER 

共有からNULLへの変換によってCRになったブロック数(常に0) 

NULL_2_X 

NUMBER 

NULLから排他への変換ブロック数(常に0) 

S_2_X 

NUMBER 

共有から排他への変換ブロック数(常に0) 

NULL_2_S 

NUMBER 

NULLから共有への変換ブロック数(常に0) 

CR_TRANSFER 

NUMBER 

転送済のCRブロック数(常に0) 

CURRENT_TRANSFER 

NUMBER 

転送済のカレント・ブロック数(常に0) 

V$CLIENT_STATS

V$CLIENT_STATSは、クライアント識別子に対してアクティブなすべてのセッションに関する統計をインスタンス別に示します。このビューに表示される統計情報は、V$SESSTATおよびV$SESS_TIME_MODELに表示される統計のサブセットです。

  データ型  説明 

CLIENT_IDENTIFIER 

VARCHAR2(64) 

クライアント識別子 

STAT_ID 

NUMBER 

統計識別子 

STAT_NAME 

VARCHAR2(64) 

V$STATNAMEおよびV$SESS_TIME_MODELから導出される統計名 

VALUE 

NUMBER 

累積値(マイクロ秒) 

V$CLUSTER_INTERCONNECTS

V$CLUSTER_INTERCONNECTSは、クラスタ通信に使用されている1つ以上のインターコネクトを示します。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(15) 

インターコネクトの名前(eth0など) 

IP_ADDRESS 

VARCHAR2(16) 

インターコネクトのIPアドレス 

IS_PUBLIC 

VARCHAR2(4) 

値がYESの場合、インタフェースはパブリックとして認識される。

値がNOの場合、インタフェースはプライベートとして認識される。CLUSTER_INTERCONNETS初期化パラメータも指定されている場合、インターコネクトはプライベートであると予想される。クラスタ・トラフィックは、プライベート・インターコネクト上でのみ実行されると予想される。

値が空の場合は、インタフェースがパブリックまたはプライベートのどちらなのか不明。

Oracle Cluster Repository(OCR)でReal Application Clusters(RAC)通信のインタフェースを設定することをお薦めします。 

SOURCE 

VARCHAR2(31) 

このインタフェースが次のいずれから取得されたのかを示す。

  • Oracle Cluster Repository − インタフェースはOCRで設定され、Oracle DatabaseはOCR内のインタフェースを検出した

  • Operating-system dependent software − Oracle Databaseはこのソフトウェアを自動的に検出する

  • CLUSTER_INTERCONNECTSパラメータ − この初期化パラメータが設定された

 

V$CONFIGURED_INTERCONNECTS

V$CONFIGURED_INTERCONNECTSは、Oracleが認識しているすべてのインターコネクトを示します。このビューでは、Oracleが特定のインターコネクトに関する情報をどこで検出したかを示します。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(15) 

インターコネクトの名前(eth0など) 

IP_ADDRESS 

VARCHAR2(16) 

インターコネクトのIPアドレス 

IS_PUBLIC 

VARCHAR2(4) 

値がYESの場合、インタフェースはパブリックとして認識される。

値がNOの場合、インタフェースはプライベートとして認識される。CLUSTER_INTERCONNETS初期化パラメータも指定されている場合、インターコネクトはプライベートであると予想される。クラスタ・トラフィックは、プライベート・インターコネクト上でのみ実行されると予想される。

値が空の場合は、インタフェースがパブリックまたはプライベートのどちらなのか不明。

Oracle Cluster Repository(OCR)でReal Application Clusters(RAC)通信のインタフェースを設定することをお薦めします。 

SOURCE 

VARCHAR2(31) 

このインタフェースが次のいずれから取得されたのかを示す。

  • Oracle Cluster Repository − インタフェースはOCRで設定され、Oracle DatabaseはOCR内のインタフェースを検出した

  • Operating-system dependent software − Oracle Databaseはこのソフトウェアを自動的に検出する

  • CLUSTER_INTERCONNECTSパラメータ − この初期化パラメータが設定された

 

V$CONTEXT

V$CONTEXTは、カレント・セッションの設定属性を示します。

  データ型  説明 

NAMESPACE 

VARCHAR2(31) 

属性のあるネームスペース 

ATTRIBUTE 

VARCHAR2(31) 

属性の名前 

VALUE 

VARCHAR2(4000) 

属性の値 

V$CONTROLFILE

V$CONTROLFILEは、制御ファイルの名前を示します。

  データ型  説明 

STATUS 

VARCHAR2(7) 

名前を判別できない場合は、INVALID(ただし、これは発生しない)。名前を判別できる場合は、NULL。 

NAME 

VARCHAR2(513) 

制御ファイル名 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

制御ファイルのブロック・サイズ 

FILE_SIZE_BLKS 

NUMBER 

制御ファイルのサイズ(ブロック) 

V$CONTROLFILE_RECORD_SECTION

V$CONTROLFILE_RECORD_SECTIONは、制御ファイル・レコード・セクションに関する情報を示します。

  データ型  説明 

TYPE 

VARCHAR2(28) 

レコード・セクション・タイプの識別子:

  • DATABASE

  • CKPT PROGRESS

  • REDO THREAD

  • REDO LOG

  • DATAFILE

  • FILENAME

  • TABLESPACE

  • TEMPORARY FILENAME

  • RMAN CONFIGURATION

  • LOG HISTORY

  • OFFLINE RANGE

  • ARCHIVED LOG

  • BACKUP SET

  • BACKUP PIECE

  • BACKUP DATAFILE

  • BACKUP REDOLOG

  • DATAFILE COPY

  • BACKUP CORRUPTION

  • COPY CORRUPTION

  • DELETED OBJECT

  • PROXY COPY

  • BACKUP SPFILE

  • DATABASE INCARNATION

  • FLASHBACK LOG

  • RECOVERY DESTINATION

  • INSTANCE SPACE RESERVATION

  • REMOVABLE RECOVERY FILES

  • RMAN STATUS

  • THREAD INSTANCE NAME MAPPING

  • MTTR

  • DATAFILE HISTORY

 

RECORD_SIZE 

NUMBER 

バイト単位のレコード・サイズ 

RECORDS_TOTAL 

NUMBER 

セクションに割り当てられるレコード数 

RECORDS_USED 

NUMBER 

セクションで使用されるレコード数 

FIRST_INDEX 

NUMBER 

最初のレコードの索引(位置) 

LAST_INDEX 

NUMBER 

最後のレコードの索引 

LAST_RECID 

NUMBER 

最後のレコードのレコードID 

V$COPY_CORRUPTION

V$COPY_CORRUPTIONは、データ・ファイルのコピーの破損に関する制御ファイルからの情報を示します。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

コピー破損レコードID 

STAMP 

NUMBER 

コピー破損レコード・スタンプ 

COPY_RECID 

NUMBER 

データ・ファイルのコピーのレコードID 

COPY_STAMP 

NUMBER 

データ・ファイルのコピーのレコード・スタンプ 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル番号 

BLOCK# 

NUMBER 

破損範囲の最初のブロック 

BLOCKS 

NUMBER 

破損範囲の連続するブロック数 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

論理的な破損が検出された時点の変更番号。0に設定されている場合、メディアの破損を示す。 

MARKED_CORRUPT 

VARCHAR2(3) 

(YESに設定されている場合、データ・ファイル内ではブロックに破損マークは設定されていないが、データ・ファイルのコピーの作成中に破損が検出されマークが設定されたことを示す(YES | NO)。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

データ・ファイル内のブロック破損のタイプ:

  • ALL ZERO − ディスクのブロック・ヘッダーに0(ゼロ)のみが含まれている。ブロックは、値が入力されたことがない場合や、Oracle7ファイル内にある場合にも有効である可能性がある。空のブロックの場合、バッファはOracle8標準に再フォーマットされる。

  • FRACTURED − ブロック・ヘッダーは妥当に見えるが、ブロックの前後のバージョンが異なる。

  • CHECKSUM − オプションのチェック値が、ブロックに自己一貫性がないことを示す。値チェックが失敗した原因を正確に判断することはできないが、ブロックの途中にあるセクターのバージョンが異なるために失敗した可能性がある。

  • CORRUPT − ブロックが適切に識別されていないか、データ・ブロックではない(データ・ブロック・アドレスが欠落している場合など)。

  • LOGICAL − 論理的な破損ブロックの範囲を指定する。CORRUPTION_CHANGE#の値は0以外になる。

 

V$CORRUPT_XID_LIST

V$CORRUPT_XID_LISTは、破損したXIDすべてを示します。

  データ型  説明 

CORRUPT_XID 

VARCHAR2(256) 

破損XIDの名前 

V$CPOOL_CC_INFO

V$CPOOL_CC_INFOは、インスタンスごとにデータベース常駐接続プールのプールと接続のクラス・マッピングに関する情報を示します。

  データ型  説明 

POOL_NAME 

VARCHAR2(1024) 

データベース常駐接続プールの名前 

CCLASS_NAME 

VARCHAR2(1024) 

接続クラス名 

V$CPOOL_CC_STATS

V$CPOOL_CC_STATSは、インスタンスごとにデータベース常駐接続プールの接続クラス・レベル統計に関する情報を示します。

  データ型  説明 

CCLASS_NAME 

VARCHAR2(1024) 

接続クラス名 

NUM_REQUESTS 

NUMBER 

セッション要求数 

NUM_HITS 

NUMBER 

リクエストに一致するセッションがプールにあった回数の合計 

NUM_MISSES 

NUMBER 

リクエストへの完全一致がプールになく、新しいセッションが作成される必要があった回数の合計 

NUM_WAITS 

NUMBER 

セッション・リクエストがサービスの前に待機する必要があった回数の合計 

WAIT_TIME 

NUMBER 

将来、使用するために確保される 

CLIENT_REQ_TIMEOUTS 

NUMBER 

将来、使用するために確保される 

NUM_AUTHENTICATIONS 

NUMBER 

プールによって行われたクライアントの認証の数 

V$CPOOL_STATS

V$CPOOL_STATSは、インスタンスのデータベース常駐接続プール統計に関する情報を示します。

  データ型  説明 

POOL_NAME 

VARCHAR2(1024) 

データベース常駐接続プールの名前 

NUM_OPEN_SERVERS 

NUMBER 

プール内でビジー状態のサーバーおよび使用可能なサーバーの合計数(認証サーバーを含む) 

NUM_BUSY_SERVERS 

NUMBER 

プール内でビジー状態のサーバーの合計数(認証サーバーを除く) 

NUM_AUTH_SERVERS 

NUMBER 

プール内の認証サーバー数 

NUM_REQUESTS 

NUMBER 

クライアント要求数 

NUM_HITS 

NUMBER 

クライアント要求に一致するプーリングされたサーバーがプール内で検出された合計回数 

NUM_MISSES 

NUMBER 

クライアント要求に一致するプーリングされたサーバーがプール内で検出できなかった合計回数 

NUM_WAITS 

NUMBER 

プーリングされたサーバーが使用できなかったために待機する必要があったクライアント要求の合計数 

WAIT_TIME 

NUMBER 

将来、使用するために確保される 

CLIENT_REQ_TIMEOUTS 

NUMBER 

将来、使用するために確保される 

NUM_AUTHENTICATIONS 

NUMBER 

プールによって行われたクライアントの認証の数 

NUM_PURGED 

NUMBER 

プールによって消去されたセッションの合計数 

HISTORIC_MAX 

NUMBER 

プールが到達した最大サイズ 

V$CR_BLOCK_SERVER

V$CR_BLOCK_SERVERは、キャッシュ・フュージョンで使用されるグローバル・キャッシュ・サービス・プロセス(LMS)の統計情報を示します。

  データ型  説明 

CR_REQUESTS 

NUMBER 

リモートCRブロック要求によって処理されたCRブロックの数 

CURRENT_REQUESTS 

NUMBER 

リモートCRブロック要求によって処理されたカレント・ブロックの数

CR_REQUESTS + CURRENT_REQUESTS = (V$SYSSTATから)提供されたグローバル・キャッシュCRクロック 

DATA_REQUESTS 

NUMBER 

データ・ブロックに対するカレントまたはCRの要求数 

UNDO_REQUESTS 

NUMBER 

UNDOブロックに対するCRの要求数 

TX_REQUESTS 

NUMBER 

UNDOセグメント・ヘッダー・ブロックに対するCRの要求数

DATA_REQUESTS + UNDO_REQUESTS + TX_REQUESTS = LMSプロセスによって処理された要求の合計数 

OTHER_REQUESTS 

NUMBER 

 

CURRENT_RESULTS 

NUMBER 

変更が要求インスタンスに戻されるブロックに展開されない要求の数 

PRIVATE_RESULTS 

NUMBER 

変更が要求インスタンスに戻されるブロックに展開される要求の数。結果CRブロックを使用できるのは、要求トランザクションのみ。 

ZERO_RESULTS 

NUMBER 

ブロックが要求インスタンスに戻る変更をロールしない要求の数。そのブロックを使用できるのは、0-XIDトランザクションのみ。 

DISK_READ_RESULTS 

NUMBER 

要求インスタンスが要求されたブロックをディスクから読み込む必要がある要求の数 

FAIL_RESULTS 

NUMBER 

失敗した要求の数。要求トランザクションは要求を再発行する必要がある。 

STALE 

NUMBER 

 

FAIRNESS_DOWN_CONVERTS 

NUMBER 

ブロックを変更していなかったために、ブロック上のXロックを逓減する要求をインスタンスが受け取る回数 

FAIRNESS_CLEARS 

NUMBER 

失敗カウンタが消去された回数。このカウンタは、ブロックが処理された後で変更された回数を追跡する。 

FREE_GC_ELEMENTS 

NUMBER 

要求が別のインスタンスから受け取られた回数。Xロックはバッファを持たない。 

FLUSHES 

NUMBER 

ログがLMSプロセスによってフラッシュされた回数 

FLUSHES_QUEUED 

NUMBER 

LMSプロセスでキューされたフラッシュの数 

FLUSH_QUEUE_FULL 

NUMBER 

フラッシュ・キューが一杯になった回数 

FLUSH_MAX_TIME 

NUMBER 

フラッシュの最大時間 

LIGHT_WORKS 

NUMBER 

軽作業ルールが呼び出された回数。このルールによって、データ、UNDOまたはUNDOセグメント・ヘッダー・ブロックに対するCR要求に応答する間、LMSプロセスがディスクに移動しないようにできる。このルールによって、LMSプロセスがCR要求への応答を完了しないようにできる。 

ERRORS 

NUMBER 

エラーがLMSプロセスによって通知された回数 

関連項目:

これらのプロセスとキャッシュ・フュージョンの詳細は、ご使用のオペレーティング・システムの『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 


注意:

このビューには、Oracleサポート・サービスが使用する内部診断情報が含まれます。このビューの内容は、通知なしに変更される場合があります。 


V$CURRENT_BLOCK_SERVER

V$CURRENT_BLOCK_SERVERは、キャッシュ・フュージョンで使用されるグローバル・キャッシュ・サービス・プロセス(LMS)の統計情報を示します。

  データ型  説明 

PIN1 

NUMBER 

所要時間が1ミリ秒未満の確保処理 

PIN10 

NUMBER 

所要時間が1〜10ミリ秒の確保処理 

PIN100 

NUMBER 

所要時間が10〜100ミリ秒の確保処理 

PIN1000 

NUMBER 

所要時間が100〜1000ミリ秒の確保処理 

PIN10000 

NUMBER 

所要時間が1000〜10000ミリ秒の確保処理 

FLUSH1 

NUMBER 

所要時間が1ミリ秒未満のフラッシュ処理 

FLUSH10 

NUMBER 

所要時間が1〜10ミリ秒のフラッシュ処理 

FLUSH100 

NUMBER 

所要時間が10〜100ミリ秒のフラッシュ処理 

FLUSH1000 

NUMBER 

所要時間が100〜1000ミリ秒のフラッシュ処理 

FLUSH10000 

NUMBER 

所要時間が1000〜10000ミリ秒のフラッシュ処理 

WRITE1 

NUMBER 

所要時間が1ミリ秒未満の書込み処理 

WRITE10 

NUMBER 

所要時間が1〜10ミリ秒の書込み処理 

WRITE100 

NUMBER 

所要時間が10〜100ミリ秒の書込み処理 

WRITE1000 

NUMBER 

所要時間が100〜1000ミリ秒の書込み処理 

WRITE10000 

NUMBER 

所要時間が1000〜10000ミリ秒の書込み処理 

V$DATABASE

V$DATABASEは、制御ファイルからのデータベースに関する情報を示します。

  データ型  説明 

DBID 

NUMBER 

データベースの作成時に計算され、すべてのファイル・ヘッダーに格納されているデータベース識別子 

NAME 

VARCHAR2(9) 

データベース名 

CREATED 

DATE 

データベースの作成日 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

オープン・リセットログでのシステム変更番号(SCN) 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

オープン・リセットログのタイムスタンプ 

PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

以前のリセットログでのSCN 

PRIOR_RESETLOGS_TIME 

DATE 

以前のリセットログのタイムスタンプ 

LOG_MODE 

VARCHAR2(12) 

アーカイブ・ログ・モード:

  • NOARCHIVELOG

  • ARCHIVELOG

  • MANUAL

 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

前回、チェックポイントされたSCN 

ARCHIVE_CHANGE# 

NUMBER 

データベースでアーカイブが強制されるSCN。開始SCNがこれより小さいすべてのREDOログは強制的にアーカイブされる。 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(7) 

制御ファイルのタイプ:

  • STANDBY − スタンバイ・モードのデータベース

  • CLONE − クローン・データベース

  • BACKUP | CREATED − バックアップまたは作成された制御ファイルを使用して、データベースをリカバリ中

  • CURRENT − データベースは通常どおり使用可能

 

CONTROLFILE_CREATED 

DATE 

制御ファイルの作成日 

CONTROLFILE_SEQUENCE# 

NUMBER 

制御ファイル・トランザクションによって増加する、制御ファイル順序番号 

CONTROLFILE_CHANGE# 

NUMBER 

バックアップ制御ファイル内の最後のSCN(制御ファイルがバックアップでない場合はNULL) 

CONTROLFILE_TIME 

DATE 

バックアップ制御ファイル内の最後のタイムスタンプ(制御ファイルがバックアップでない場合はNULL) 

OPEN_RESETLOGS 

VARCHAR2(11) 

NOT ALLOWED | ALLOWED | REQUIRED)次のデータベースのオープン時にRESETLOGSオプションが許可されるか、必須かどうかを示す。 

VERSION_TIME 

DATE 

バージョン・タイム 

OPEN_MODE 

VARCHAR2(10) 

オープン・モード情報:

  • MOUNTED

  • READ WRITE

  • READ ONLY

 

PROTECTION_MODE 

VARCHAR2(20) 

データベースに対して現在有効な保護モード:

  • MAXIMUM PROTECTION − データベースは最大限の保護モードで実行中

  • MAXIMUM AVAILABILITY − データベースは最大限の可用性モードで実行中

  • RESYNCHRONIZATION − データベースは再同期化モードで実行中

  • MAXIMUM PERFORMANCE − データベースは最大限の保護モードで実行中

  • UNPROTECTED − データベースは保護対象外(通常は、プライマリ・データベースがマウント済だがオープンされていない場合に発生)

 

PROTECTION_LEVEL 

VARCHAR2(20) 

データベースに対して現在有効な集計保護モード:

  • MAXIMUM PROTECTION − データベースは最大限の保護モードで実行中

  • MAXIMUM AVAILABILITY − データベースは最大限の可用性モードで実行中

  • RESYNCHRONIZATION − データベースは再同期化モードで実行中

  • MAXIMUM PERFORMANCE − データベースは最大限の保護モードで実行中

  • UNPROTECTED − データベースは保護対象外(通常は、プライマリ・データベースがマウント済だがオープンされていない場合に発生)

注意: この列は、すべてのスタンバイ・アーカイブ・ログのアーカイブ先のPROTECTION_MODEの集計になります。 

REMOTE_ARCHIVE 

VARCHAR2(8) 

REMOTE_ARCHIVE_ENABLE初期化パラメータの値 

ACTIVATION# 

NUMBER 

データベース・インスタンス化に割り当てられた番号 

SWITCHOVER# 

NUMBER 

データベース・スイッチオーバーに割り当てられた番号 

DATABASE_ROLE 

VARCHAR2(16) 

データベースの現在のロール:

  • SNAPSHOT STANDBY

  • LOGICAL STANDBY

  • PHYSICAL STANDBY

  • PRIMARY

 

ARCHIVELOG_CHANGE# 

NUMBER 

アーカイブ・ログの最大NEXT_CHANGE#V$ARCHIVED_LOGビューからの値) 

ARCHIVELOG_COMPRESSION 

VARCHAR2(8) 

アーカイブ・ログ圧縮の状態が使用可能(ENABLED)または使用禁止(DISABLED) 

SWITCHOVER_STATUS 

VARCHAR2(20) 

スイッチオーバーが可能かどうか:

  • NOT ALLOWED − これはスタンバイ・データベースで、プライマリ・データベースが先に切り替えられていないか、これはプライマリ・データベースで、スタンバイ・データベースがない。

  • SESSIONS ACTIVE − プライマリまたはスタンバイ・データベースに接続されたアクティブSQLセッションがあり、スイッチオーバー操作が許可される前にそのセッションを切断する必要がある。終了する必要がある特定のプロセスを識別するには、V$SESSIONビューを問い合せる。

  • SWITCHOVER PENDING − これはスタンバイ・データベースで、プライマリ・データベースのスイッチオーバー要求は受信されたが処理されていない。

  • SWITCHOVER LATENT − スイッチオーバーはペンディング・モードになったが、完了せずにプライマリ・データベースに戻った。

  • TO PRIMARY − これはスタンバイ・データベースで、プライマリ・データベースへのスイッチオーバーが許可されている。

  • TO STANDBY − これはプライマリ・データベースで、スタンバイ・データベースへのスイッチオーバーが許可されている。

  • RECOVERY NEEDED − これはスタンバイ・データベースで、スイッチオーバー要求を受信していない。

  • PREPARING SWITCHOVER − ロジカル・スタンバイ・データベース・ロールへのスイッチオーバーの準備として、ロジカル・スタンバイ・データベースからREDOデータを受信しているプライマリ・データベース、またはプライマリ・データベース・ロールへのスイッチオーバーの準備として、プライマリ・データベースおよび他のスタンバイ・データベースにREDOデータを送信しているロジカル・スタンバイ・データベース。後者の場合、完全なディクショナリがプライマリ・データベースおよび他のスタンバイ・データベースにすでに送信されている。

  • PREPARING DICTIONARY − プライマリ・データベース・ロールへのスイッチオーバーの準備として、構成内のプライマリ・データベースおよび他のスタンバイ・データベースにREDOデータを送信しているロジカル・スタンバイ・データベース。

  • TO LOGICAL STANDBY − 完全なディクショナリをロジカル・スタンバイ・データベースから受信済のプライマリ・データベース。

 

DATAGUARD_BROKER 

VARCHAR2(8) 

Data Guardがブローカによって管理されているかどうか(ENABLED | DISABLED) 

GUARD_STATUS 

VARCHAR2(7) 

データの変更禁止状態:

  • ALLSYS以外のユーザーはデータベース内のデータを変更できないことを示す。

  • STANDBYSYS以外のユーザーは、ロジカル・スタンバイでメンテナンスされているデータベース・オブジェクトを変更できないことを示す。

  • NONE − データベース内のすべてのデータに対する通常のセキュリティを示す。

 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_MIN 

VARCHAR2(8) 

LogMiner(およびLogMinerテクノロジを使用している全製品)に、連鎖行と様々な記憶域配置(クラスタ表など)のサポートに十分な情報が含まれるようにする。

  • NO − データベース全体のサプリメンタル・ロギング・ディレクティブはすべて使用禁止

  • IMPLICIT − すべてのサプリメンタル・ロギング、または主キー、一意キーおよび外部キーのサプリメンタル・ロギングの組合せが使用可能になっているため、最小限のサプリメンタル・ロギングが使用可能

  • YESALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA文によって、最小限のサプリメンタル・ロギングが使用可能

関連項目: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照。 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_PK 

VARCHAR2(3) 

主キーを持つすべての表について、更新が実行されるたびに、すべての主キー列がREDOログに書き込まれるかどうか(YES | NO

関連項目: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG supplemental_id_key_clause文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照。 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_UI 

VARCHAR2(3) 

一意キーを持つすべての表について、一意キー列のいずれかが変更されるたびに、その一意キーに属する他のすべての列がREDOログに書き込まれるかどうか(YES | NO

関連項目: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG supplemental_id_key_clause文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照。 

FORCE_LOGGING 

VARCHAR2(3) 

データベースが強制ロギング・モードになっているかどうか(YES | NO) 

PLATFORM_ID 

NUMBER 

データベースのプラットフォーム識別子番号 

PLATFORM_NAME 

VARCHAR2(101) 

データベースのプラットフォーム名 

RECOVERY_TARGET_INCARNATION# 

NUMBER 

すべてのデータ・ファイルがRECOVER DATABASEコマンドによってリカバリされるインカネーション番号 

LAST_OPEN_INCARNATION# 

NUMBER 

最後に正常にオープンされたV$DATABASE_INCARNATION内のインカネーションのレコード番号 

CURRENT_SCN 

NUMBER 

現在のSCN。データベースが現在オープンされていない場合はNULL。スタンバイ・データベースの場合は現在のスタンバイREDOアプリケーションSCN。 

FLASHBACK_ON 

VARCHAR2(18) 

次の値が表示される。

  • YES − フラッシュバックがオン

  • NO − フラッシュバックがオフ

  • RESTORE POINT ONLY − フラッシュバックはオンだが、フラッシュバックできるのは保証されたリストア・ポイントに対してのみ

 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_FK 

VARCHAR2(3) 

外部キーを持つすべての表について、外部キー列のいずれかが変更されるたびに、その外部キーに属する他のすべての列が、REDOログに書き込まれるかどうか(YES | NO

関連項目: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG supplemental_id_key_clause文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照。 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_ALL 

VARCHAR2(3) 

すべての列について、その行のすべての固定長最大サイズ列がREDOログに書き込まれるかどうか(YES | NO

関連項目: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG supplemental_id_key_clause文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照。 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

一意のデータベース名 

STANDBY_BECAME_PRIMARY_SCN 

NUMBER 

フィジカル・スタンバイ・データベースが、プライマリ・データベースに変換された時点のSCN。このSCNは、強制フェイルオーバー後に、障害が発生したプライマリ・データベースをフィジカル・スタンバイ・データベースに変換する場合に有効。

関連項目: 『Oracle Data Guard概要および管理』を参照。 

FS_FAILOVER_STATUS 

VARCHAR2(21) 

ファスト・スタート・フェイルオーバーの状態:

  • DISABLED

  • BYSTANDER

  • SYNCHRONIZED

  • UNSYNCHRONIZED

  • SUSPENDED

  • STALLED

  • LOADING DICTIONARY

  • PRIMARY UNOBSERVED

  • REINSTATE REQUIRED

  • REINSTATE IN PROGRESS

  • REINSTATE FAILED

  • TARGET OVER LAG LIMIT

  • TARGET UNDER LAG LIMIT

関連項目: これらの値の詳細は、『Oracle Data Guard Broker』を参照。 

FS_FAILOVER_CURRENT_TARGET 

VARCHAR2(30) 

Data Guard構成の現在のFSFOターゲット・スタンバイであるスタンバイのDB_UNIQUE_NAME 

FS_FAILOVER_THRESHOLD 

NUMBER 

ターゲット・スタンバイとのFSFOを試みる前に、オブザーバが切断されたプライマリとの再接続を試みる時間(秒) 

FS_FAILOVER_OBSERVER_PRESENT 

VARCHAR2(7) 

オブザーバが現在ローカル・データベースに接続されているか(YES)、接続されていないか(NO)を示す。

注意: この列はOracle RAC環境全体で一貫しています。つまり、オブザーバがいずれかのインスタンスに接続されている場合、すべてのインスタンスでYESの値が表示されます。 

FS_FAILOVER_OBSERVER_HOST 

VARCHAR2(512) 

現在オブザーバ・プロセスをホストしているマシンの名前 

CONTROLFILE_CONVERTED 

VARCHAR2(3) 

 

PRIMARY_DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

いずれのスタンバイ・データベース(フィジカル、ロジカルまたはレポート)の場合も、この列には、このスタンバイが現行のREDOを最後に受信したプライマリ・データベースのDB_UNIQUE_NAMEが含まれる。

このスタンバイが最後に開始されてから現行のREDOを受信していない場合、この列はNULL。

以前にスタンバイであったプライマリ・データベースの場合、この列には、このデータベースがスタンバイとして機能していた間に現行のREDOを最後に受信したプライマリのDB_UNIQUE_NAMEが含まれる。

スタンバイとして機能していないプライマリ・データベースの場合、この列はNULL。 

SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_PL 

VARCHAR2(3) 

 

MIN_REQUIRED_CAPTURE_CHANGE# 

VARCHAR2(40) 

データベース上のローカル取得プロセスすべてに対する最小のREQUIRED_CHECKPOINT_SCN 

V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTION

V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONは、前回のバックアップ後に破損したデータベース・ブロックに関する情報を示します。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

破損ブロックを含むデータ・ファイルの絶対ファイル番号 

BLOCK# 

NUMBER 

破損ブロックの範囲内にある最初の破損ブロックのブロック番号 

BLOCKS 

NUMBER 

BLOCK#から始まる、検出された破損ブロックの数 

CORRUPTION_CHANGE# 

NUMBER 

論理的な破損が検出された時点の変更番号。0に設定されている場合、メディアの破損を示す。 

CORRUPTION_TYPE 

VARCHAR2(9) 

データ・ファイル内のブロック破損のタイプ:

  • ALL ZERO − ディスクのブロック・ヘッダーに0(ゼロ)のみが含まれている。ブロックは、値が入力されたことがない場合や、Oracle7ファイル内にある場合にも有効である可能性がある。空のブロックの場合、バッファはOracle8標準に再フォーマットされる。

  • FRACTURED − ブロック・ヘッダーは妥当に見えるが、ブロックの前後のバージョンが異なる。

  • CHECKSUM − オプションのチェック値が、ブロックに自己一貫性がないことを示す。値チェックが失敗した原因を正確に判断することはできないが、ブロックの途中にあるセクターのバージョンが異なるために失敗した可能性がある。

  • CORRUPT − ブロックが適切に識別されていないか、データ・ブロックではない(データ・ブロック・アドレスが欠落している場合など)。

  • LOGICAL − 論理的な破損ブロックの範囲を指定する。CORRUPTION_CHANGE#の値は0以外になる。

 

V$DATABASE_INCARNATION

V$DATABASE_INCARNATIONは、すべてのデータベース・インカネーションに関する情報を示します。RESETLOGSオプションを指定してデータベースをオープンすると、新規のインカネーションが作成されます。現行および直前のインカネーションのレコードは、V$DATABASEビューにも示されます。

  データ型  説明 

INCARNATION# 

NUMBER 

制御ファイル内のブランチ・レコードのレコードID 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

現行の行のインカネーションのリセットログ・システム変更番号(SCN) 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

現行の行のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ 

PRIOR_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

直前のインカネーションのリセットログSCN 

PRIOR_RESETLOGS_TIME 

DATE 

直前のインカネーションのリセットログ・タイムスタンプ 

STATUS 

VARCHAR2(7) 

インカネーションの状態:

  • ORPHAN − 孤立したインカネーション

  • CURRENT − データベースの現行インカネーション

  • PARENT − 現行インカネーションの親

 

RESETLOGS_ID 

NUMBER 

現行の行のインカネーションのブランチID(アーカイブ・ログの一意名を、インカネーション間で取得するためのユーザー管理リカバリ/Recovery Managerリストアで使用) 

PRIOR_INCARNATION# 

NUMBER 

0(ゼロ)以外の場合は、親インカネーションのレコードID 

FLASHBACK_DATABASE_ALLOWED 

VARCHAR2(26) 

フラッシュバック・データベースがインカネーションのSCNまたはタイムスタンプに実行できるかどうかを示す。YESの値は、そのインカネーションのいずれかの時点にフラッシュバックできることを示す。NOの値は、インカネーションにフラッシュバックできないことを示す。 

V$DATAFILE

V$DATAFILEは、制御ファイルからのデータ・ファイル情報を示します。

関連項目:

データ・ファイル・ヘッダーから情報を表示するには、「V$DATAFILE_HEADER」を参照してください。 

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

ファイル識別番号 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイル作成時の変更番号 

CREATION_TIME 

DATE 

データ・ファイル作成のタイムスタンプ 

TS# 

NUMBER 

表領域番号 

RFILE# 

NUMBER 

表領域の相対データ・ファイル番号 

STATUS 

VARCHAR2(7) 

ファイルのタイプ(システムまたはユーザー)およびその状態。値: OFFLINEONLINESYSTEMRECOVERSYSOFFSYSTEM表領域からのオフライン・ファイル) 

ENABLED 

VARCHAR2(10) 

SQLからファイルへのアクセス方法:

  • DISABLED − SQLアクセスは許可されない。

  • READ ONLY − SQLの更新は許可されない。

  • READ WRITE − 完全なアクセスが許可される。

  • UNKNOWN − 制御ファイルが破損しない場合、この値は発生しない。

 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

前回のチェックポイントのSCN 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

チェックポイント番号のタイムスタンプ 

UNRECOVERABLE_CHANGE# 

NUMBER 

このデータ・ファイルに対する前回のリカバリ不能変更番号。データベースがARCHIVELOGモードの場合、この列はリカバリ不能操作の完了時に更新される。データベースがARCHIVELOGモードでない場合、この列は更新されない。 

UNRECOVERABLE_TIME 

DATE 

前回のリカバリ不能変更のタイムスタンプ。この列は、データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ更新される。 

LAST_CHANGE# 

NUMBER 

このデータ・ファイルに対する前回の変更番号(データ・ファイルが変更中の場合はNULL) 

LAST_TIME 

DATE 

前回の変更のタイムスタンプ 

OFFLINE_CHANGE# 

NUMBER 

前回のオフライン範囲のオフライン変更番号。この列は、データ・ファイルがオンライン状態の場合にのみ更新される。 

ONLINE_CHANGE# 

NUMBER 

前回のオフライン範囲のオンライン変更番号 

ONLINE_TIME 

DATE 

前回のオフライン範囲のオンライン・タイムスタンプ 

BYTES 

NUMBER 

現行のデータ・ファイルのサイズ(バイト)。アクセスできない場合は0。 

BLOCKS 

NUMBER 

現行のデータ・ファイルのサイズ(ブロック単位)。アクセスできない場合は0。 

CREATE_BYTES 

NUMBER 

作成時のバイト単位のサイズ 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

データ・ファイルのブロック・サイズ 

NAME 

VARCHAR2(513) 

データ・ファイル名 

PLUGGED_IN 

NUMBER 

他のデータベースから移動されたトランスポータブル表領域かどうかを示す。表領域が移動され、読み書き両用でない場合、値は1。それ以外の場合は0。 

BLOCK1_OFFSET 

NUMBER 

ファイルの最初からOracleの共通情報の開始点へのオフセット。計算可能なファイルの正確な長さ: BYTES + BLOCK1_OFFSET 

AUX_NAME 

VARCHAR2(513) 

CONFIGURE AUXNAMEからファイルに設定される補助名 

FIRST_NONLOGGED_SCN 

NUMBER 

記録されなかった最初のSCN 

FIRST_NONLOGGED_TIME 

DATE 

記録されなかった最初の時刻 

FOREIGN_DBID 

NUMBER 

 

FOREIGN_CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

 

FOREIGN_CREATION_TIME 

DATE 

 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

 

V$DATAFILE_COPY

V$DATAFILE_COPYは、制御ファイルからのデータ・ファイル・コピー情報を示します。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

データ・ファイルのコピーのレコードID 

STAMP 

NUMBER 

データ・ファイルのコピーのレコード・スタンプ 

NAME 

VARCHAR2(513) 

データ・ファイルのコピーのファイル名。名前の最大長はOSによって異なる。 

TAG 

VARCHAR2(32) 

データ・ファイルのコピー・タグ 

FILE# 

NUMBER 

絶対データ・ファイル番号 

RFILE# 

NUMBER 

表領域の相対データ・ファイル番号 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイル作成変更番号 

CREATION_TIME 

DATE 

データ・ファイル作成タイムスタンプ 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ変更番号 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのリセットログ・タイムスタンプ 

INCREMENTAL_LEVEL 

NUMBER 

増分レベル 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント変更番号 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

コピーが作成された時点の、データ・ファイルのチェックポイント・タイムスタンプ 

ABSOLUTE_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイルのコピー時に検出された最大変更番号 

RECOVERY_FUZZY_CHANGE# 

NUMBER 

メディア・リカバリ時にファイルに書き込まれた最大変更番号 

RECOVERY_FUZZY_TIME 

DATE 

メディア・リカバリ時にファイルに書き込まれた最大変更番号のタイムスタンプ 

ONLINE_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESに設定されている場合、クラッシュ後にオペレーティング・システムのユーティリティを使用して取得されたコピー、またはオフライン即時処理によって取得されたコピー(または、データ・ファイルがオンラインの状態でデータベースがオープンしているときに取得された無効なコピー)(YES | NO)。ファイルの一貫性を保つためには、次のクラッシュ・リカバリ・マーカーまでのすべてのREDOを適用するリカバリが必要。 

BACKUP_FUZZY 

VARCHAR2(3) 

YESに設定されている場合、BEGIN BACKUP | END BACKUP手法を使用して取得されたコピー(YES | NO)。コピーの一貫性を保つためには、エンド・バックアップ・マーカーまですべてのREDOを適用するリカバリが必要。 

MARKED_CORRUPT 

NUMBER 

このコピー操作によって、破損マークが設定されたブロック数。つまり、ソース・データ・ファイル内では破損マークが設定されていなかったが、コピー操作中に破損が検出されマークが設定されたブロック。 

MEDIA_CORRUPT 

NUMBER 

メディア破損ブロックの合計数。たとえば、チェックサム・エラーのあるブロックにはメディア破損マークが設定される。 

LOGICALLY_CORRUPT 

NUMBER 

論理的破損ブロックの合計数。たとえば、リカバリ不能操作に対してREDOを適用すると、その影響を受けるブロックには論理的破損マークが設定される。 

BLOCKS 

NUMBER 

データ・ファイルのコピーのブロック単位のサイズ(コピー作成時のデータ・ファイルのサイズでもある) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

データ・ファイルのブロック・サイズ 

OLDEST_OFFLINE_RANGE 

NUMBER 

この制御ファイル・コピー内にある最も古いオフライン範囲レコードのレコードID。0はデータ・ファイルのコピーを示す。 

DELETED 

VARCHAR2(3) 

YESに設定されている場合、データ・ファイルのコピーは削除または上書きされている(YES | NO)。 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

このデータ・ファイル・コピーの状態。表示される値:

A − 使用可能

D − 削除済

U − 使用不可能

X − 期限切れ 

COMPLETION_TIME 

DATE 

コピーの完了時刻 

CONTROLFILE_TYPE 

VARCHAR2(1) 

B − 通常コピー

S − スタンバイ・コピー 

KEEP 

VARCHAR2(3) 

このバックアップ・セットが、構成保存方針の値とは異なる保存方針を持つかどうか(YES | NO) 

KEEP_UNTIL 

DATE 

KEEP_UNTIL_TIMEが指定されている場合、バックアップの保存期限を示す。この列がNULLの場合、バックアップが期限切れにならない。 

KEEP_OPTIONS 

VARCHAR2(10) 

このバックアップ・セット用の追加保存オプション。表示される値:

LOGS − このバックアップのリカバリに必要なログが保存される。

NOLOGS − このバックアップのリカバリに必要なログが保存されない。 

SCANNED 

VARCHAR2(3) 

Recovery Managerがファイルをスキャンしたかどうか(YES | NO) 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

RMAN_STATUS_RECID 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコードID 

RMAN_STATUS_STAMP 

NUMBER 

所有V$RMAN_STATUSレコード・スタンプ 

CONVERTED_FILE 

VARCHAR2(3) 

 

SAME_ENDIAN 

VARCHAR2(3) 

 

FOREIGN_DB 

NUMBER 

 

PLUGGED_READONLY 

VARCHAR2(3) 

 

PLUGIN_CHANGE# 

NUMBER 

 

PLUGIN_RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

 

PLUGIN_RESETLOGS_TIME 

DATE 

 

BACKED_BY_VSS 

VARCHAR2(3) 

ファイルがVolume Shadow Copy Service(VSS)によってバックアップされたかどうか。この列は内部での使用のために確保される。 

V$DATAFILE_HEADER

V$DATAFILE_HEADERは、データ・ファイル・ヘッダーからのデータ・ファイル情報を示します。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル番号(制御ファイルから) 

STATUS 

VARCHAR2(7) 

ONLINE | OFFLINE(制御ファイルから) 

ERROR 

VARCHAR2(18) 

データ・ファイル・ヘッダーの読取り、および妥当性チェックが正常に終了した場合にはNULLになる。読取りに失敗した場合は、残りの列がNULLになる。妥当性チェックに失敗した場合は、残りの列が無効なデータを表示することがある。一般的に、エラーが存在する場合には、データ・ファイルをリカバリまたは使用する前にバックアップからデータ・ファイルをリストアする必要がある。 

FORMAT 

NUMBER 

ヘッダー・ブロックのフォーマット。可能な値は678または0:

6 − Oracleバージョン6

7 − Oracleバージョン7

8 − Oracleバージョン8

0 − フォーマットが判断できない(たとえば、ヘッダーを読み取ることができない) 

RECOVER 

VARCHAR2(3) 

ファイルにメディア・リカバリが必要(YES | NO) 

FUZZY 

VARCHAR2(3) 

ファイルに整合性がない(YES | NO) 

CREATION_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイル作成変更番号 

CREATION_TIME 

DATE 

データ・ファイル作成タイムスタンプ 

TABLESPACE_NAME 

VARCHAR2(30) 

表領域名 

TS# 

NUMBER 

表領域番号 

RFILE# 

NUMBER 

表領域の相対データ・ファイル番号 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

リセットログ変更番号 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

リセットログ・タイムスタンプ 

CHECKPOINT_CHANGE# 

NUMBER 

データ・ファイル・チェックポイント変更番号 

CHECKPOINT_TIME 

DATE 

データ・ファイル・チェックポイント・タイムスタンプ 

CHECKPOINT_COUNT 

NUMBER 

データ・ファイル・チェックポイント数 

BYTES 

NUMBER 

バイト単位の現行のデータ・ファイル・サイズ 

BLOCKS 

NUMBER 

ブロック単位の現行のデータ・ファイル・サイズ 

NAME 

VARCHAR2(513) 

データ・ファイル名 

SPACE_HEADER 

VARCHAR2(40) 

領域ヘッダーで識別される、現在使用されている領域の量および空き領域の量 

LAST_DEALLOC_SCN 

VARCHAR2(16) 

最後に割当て解除されたSCN 

V$DATAGUARD_CONFIG

V$DATAGUARD_CONFIGは、DB_UNIQUE_NAMEおよびLOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータで定義されている一意のデータベース名を示し、構成内の任意のデータベースからData Guard環境のビューを提供します。

このビューの最初の行は、DB_UNIQUE_NAME初期化パラメータで指定された現行のデータベースの一意のデータベース名を示します。その他の行は、LOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータのDG_CONFIGキーワードで指定された、構成内の他のデータベースの一意のデータベース名を反映します。

  データ型  説明 

DB_UNIQUE_NAME 

VARCHAR2(30) 

一意のデータベース名 

V$DATAGUARD_STATS

V$DATAGUARD_STATSは、このビューの問合せ時にプライマリ・データベースがクラッシュした場合に損失する可能性があるREDOデータの量を示して、プライマリ・データベースによって生成され、スタンバイ・データベース上でまだ使用できないREDOデータの量を示します。このビューは、Data Guard構成のスタンバイ・データベースの任意のインスタンス上で問い合せることができます。プライマリ・データベース上でこのビューを問い合せる場合は、列の値が消去されます。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(64) 

パラメータ名

  • APPLY FINISH TIME: ログ適用サービスがスタンバイ・データベース上で使用可能なREDOデータの適用を完了するまでの見積り時間。ログ・ファイルに差異がある場合、このパラメータには最小SCNを使用して差異を解決するための所要時間が示される。

  • APPLY LAG: スタンバイ・データベース上のREDOデータのアプリケーションがプライマリ・データベースより遅延している時間。

  • TRANSPORT LAG: プライマリ・データベースによって生成され、計算時にスタンバイ・データベース上で使用または適用できないREDOデータの量(時間単位)

    注意: このパラメータには、スタンバイ・データベースに送信されていないREDOデータ、および差異を解決するためのREDOデータなど、スタンバイ・データベース上で使用できるがまだ適用されていないREDOデータが含まれる。

  • ESTIMATED STARTUP TIME: フィジカル・スタンバイ・データベースが起動された見積り時間。このパラメータは、ロジカル・スタンバイ・データベースについては表示されない。

  • STANDBY HAS BEEN OPEN - 前回データベースが起動されてからフィジカル・スタンバイ・データベースが読取り専用モードでオープンされたかどうか。このパラメータ値は、フェイルオーバー後にインスタンスを停止し再起動する必要があるかどうかを示す。前回起動されてから、フィジカル・スタンバイ・データベースが読取り専用モードでオープンされており、フェイルオーバーのターゲットである場合は、データベースを停止し、読取り/書込みモードで再起動する必要がある。プライマリ・データベースを停止し再起動する必要がある場合は、APPLY FINISH TIMEESTIMATED STARTUP TIMEの合計を使用して、見積りフェイルオーバー時間を取得する(見積りではSHUTDOWN ABORTを想定)。

 

VALUE 

VARCHAR2(64) 

パラメータの値。たとえば、APPLY FINISH TIMEパラメータ値が+00 00:00:01.7の場合は、スタンバイ・データベースが残りのREDOデータの適用を完了するのに1.7秒かかることを示す。 

UNIT 

VARCHAR2(30) 

日(2)〜秒(n)の時間間隔で表示されるパラメータの時間単位。ここで、nは0または1。 

TIME_COMPUTED 

VARCHAR2(30) 

パラメータの値の計算またはサンプリング時のスタンバイ・データベースのローカル時刻。

APPLY LAGメトリックおよびTRANSPORT LAGメトリックは、プライマリ・データベースから受信した情報に基づいて計算される。APPLY LAGメトリックおよびTRANSPORT LAGメトリックのこの列に未変更値がある場合は、プライマリとスタンバイ間の通信障害によって、これらのメトリックが更新されていない(失効している)ことを示す。 

V$DATAGUARD_STATUS

V$DATAGUARD_STATUSは、アラート・ログまたはサーバー・プロセス・トレース・ファイルに最近書き込まれたメッセージを示します。これは、フィジカル・スタンバイ・データベース、またはすべてのスタンバイ・データベース・タイプのREDO転送サービスに関係するメッセージです。

  データ型  説明 

FACILITY 

VARCHAR2(24) 

イベントが発生した機能:

  • Crash Recovery

  • Log Transport Services

  • Log Apply Services

  • Role Management Services

  • Remote File Server

  • Fetch Archive Log

  • Data Guard

  • Network Services

 

SEVERITY 

VARCHAR2(13) 

イベントの重大度:

  • Informational − 情報メッセージ

  • Warning − 警告メッセージ

  • Error − プロセスの失敗を示す

  • Fatal

  • Control − アーカイブ、ログ・リカバリまたはスイッチオーバー操作の開始または完了など、予期される状態変化

 

DEST_ID 

NUMBER 

イベントが関係する宛先のID番号。イベントが特定の宛先に関係しない場合、値は0。 

MESSAGE_NUM 

NUMBER 

各イベントに一意の番号を与える発生時間順の番号 

ERROR_CODE 

NUMBER 

イベントに関係するエラーID 

CALLOUT 

VARCHAR2(3) 

将来、使用するために確保される 

TIMESTAMP 

DATE 

メッセージの日付 

MESSAGE 

VARCHAR2(256) 

イベントを記述するテキスト・メッセージ 

V$DB_CACHE_ADVICE

V$DB_CACHE_ADVICEの各行は、行に対応するキャッシュ・サイズに対する物理読取り数の推定値を示します。また、この行は、物理読取り要因を計算します。物理読取り要因とは、読取りバッファ・キャッシュによって測定区間内で実際に実行される読取り数に対する見積り読取り数の割合です。

関連項目:

「DB_CACHE_ADVICE」 

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

バッファ・プール識別子(1〜8) 

NAME 

VARCHAR2(20) 

バッファ・プール名 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

このプール内のバッファ・ブロック・サイズ(バイト)。次の値が表示される。標準ブロック・サイズ、非標準ブロック・サイズ(2の累乗)、2048409681921638432768 

ADVICE_STATUS 

VARCHAR2(3) 

アドバイザの状態。ONは現在実行中を示し、OFFは使用禁止を示す(この場合の見積りは履歴で、最後に使用可能であった時点で計算される)。 

SIZE_FOR_ESTIMATE 

NUMBER 

測定用のキャッシュ・サイズ(MB) 

SIZE_FACTOR 

NUMBER 

現行のキャッシュ・サイズに対するサイズ要因 

BUFFERS_FOR_ESTIMATE 

NUMBER 

測定用のキャッシュ・サイズ(バッファ) 

ESTD_PHYSICAL_READ_FACTOR 

NUMBER 

このキャッシュ・サイズに対する物理読取り要因。物理読取り要因とは、実際のキャッシュ内の読取り数に対する見積り物理読取り数の割合。実際のキャッシュ内に物理読取りがない場合、この列の値はNULL。 

ESTD_PHYSICAL_READS 

NUMBER 

このキャッシュ・サイズを見積もった物理読取り数 

ESTD_PHYSICAL_READ_TIME 

NUMBER 

見積もったディスク読取り時間 

ESTD_PCT_OF_DB_TIME_FOR_READS 

NUMBER 

合計時間の割合として見積もったディスク時間 

ESTD_CLUSTER_READS 

NUMBER 

フォアグラウンド・プロセスがグローバル・キャッシュから読み取るブロックの見積り合計数(Real Application Clustersのみ) 

ESTD_CLUSTER_READ_TIME 

NUMBER 

フォアグラウンド・プロセスがグローバル・キャッシュから読み取る秒単位の見積り合計時間(Real Application Clustersのみ) 

V$DB_OBJECT_CACHE

V$DB_OBJECT_CACHEは、ライブラリ・キャッシュ内にキャッシュされるデータベース・オブジェクトを示します。オブジェクトには、表および索引、クラスタ、シノニム定義、PL/SQLプロシージャ、パッケージ、トリガーなどがあります。

  データ型  説明 

OWNER 

VARCHAR2(64) 

オブジェクトの所有者 

NAME 

VARCHAR2(1000) 

オブジェクト名 

DB_LINK 

VARCHAR2(64) 

データベース・リンク名(存在する場合) 

NAMESPACE 

VARCHAR2(28) 

オブジェクトのライブラリ・キャッシュのネームスペース: TABLE/PROCEDURE、BODY、TRIGGER、INDEX、CLUSTER、OBJECT 

TYPE 

VARCHAR2(28) 

オブジェクトの型: INDEX、TABLE、CLUSTER、VIEW、SET、SYNONYM、SEQUENCE、PROCEDURE、FUNCTION、PACKAGE、PACKAGE BODY、TRIGGER、CLASS、OBJECT、USER、DBLINK 

SHARABLE_MEM 

NUMBER 

オブジェクトによってコンシュームされた共有プール内の共有可能メモリーの量 

LOADS 

NUMBER 

オブジェクトがロードされた回数。この回数には、オブジェクトが無効になった場合も含まれる。 

EXECUTIONS 

NUMBER 

使用されない

関連項目: 実際の実行回数を確認するには、「V$SQLAREA」を参照。 

LOCKS 

NUMBER 

現在このオブジェクトをロックしているユーザーの数 

PINS 

NUMBER 

現在このオブジェクトを確保しているユーザーの数 

KEPT 

VARCHAR2(3) 

このオブジェクトがPL/SQLプロシージャDBMS_SHARED_POOL.KEEPによって保持(永続的にメモリーに確保)されているかどうか(YES | NO) 

CHILD_LATCH 

NUMBER 

オブジェクトを保護している子ラッチ番号この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

INVALIDATIONS 

NUMBER 

依存するオブジェクトが修正されたために、このネームスペース内のオブジェクトに無効のマークが付いた合計回数 

V$DB_PIPES

V$DB_PIPESは、現在このインスタンスの共有プール内にあるパイプを示します。

  データ型  説明 

OWNERID 

NUMBER 

所有者の所有者ID(これがプライベート・パイプの場合)、それ以外の場合はNULL 

NAME 

VARCHAR2(1000) 

パイプの名前(たとえば、SCOTT.PIPE) 

TYPE 

VARCHAR2(7) 

パイプのタイプ:

  • PUBLIC

  • PRIVATE

 

PIPE_SIZE 

NUMBER 

パイプが使用するメモリー量 

V$DB_TRANSPORTABLE_PLATFORM

V$DB_TRANSPORTABLE_PLATFORMは、RMAN CONVERT DATABASEコマンドを使用してデータベースを転送できるプラットフォームをすべて示します。トランスポータブル・データベースの機能では、同じエンディアン・プラットフォームの転送のみがサポートされます。このため、V$DB_TRANSPORTABLE_PLATFORMでは、V$TRANSPORTABLE_PLATFORMよりも表示される行が少なくなります。

  データ型  説明 

PLATFORM_ID 

NUMBER 

プラットフォーム識別番号 

PLATFORM_NAME 

VARCHAR2(101) 

プラットフォーム名 

ENDIAN_FORMAT 

VARCHAR2(14) 

プラットフォームのエンディアン形式:

  • Big

  • Little

  • UNKNOWN FORMAT

 

V$DBFILE

V$DBFILEは、データベースを構成するすべてのデータ・ファイルを示します。このビューは、旧バージョンとの互換性を保つために残されています。このビューのかわりに、V$DATAFILEを使用することをお薦めします。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

ファイル識別子 

NAME 

VARCHAR2(513) 

ファイル名 

関連項目:

「V$DATAFILE」 

V$DBLINK

V$DBLINKは、V$DBLINKの問合せを発行するセッションによってオープンされたすべてのデータベース・リンク(IN_TRANSACTION = YESのリンク)を示します。これらのデータベース・リンクは、クローズする前にコミットするか、ロールバックする必要があります。

  データ型  説明 

DB_LINK 

VARCHAR2(128) 

データベース・リンク名 

OWNER_ID 

NUMBER 

データベース・リンクUIDの所有者 

LOGGED_ON 

VARCHAR2(3) 

データベース・リンクが現在ログインされているかどうかを示す。 

HETEROGENEOUS 

VARCHAR2(3) 

データベース・リンクが異種であるかどうかを示す。 

PROTOCOL 

VARCHAR2(6) 

データベース・リンクの通信プロトコル 

OPEN_CURSORS 

NUMBER 

データベース・リンクのオープン・カーソルがあるかどうかを示す。 

IN_TRANSACTION 

VARCHAR2(3) 

データベース・リンクが現在トランザクション中であるかどうかを示す。 

UPDATE_SENT 

VARCHAR2(3) 

データベース・リンク上で更新があったかどうかを示す。 

COMMIT_POINT_STRENGTH 

NUMBER 

データベース・リンク上のトランザクションのコミット・ポイント強度 

V$DELETED_OBJECT

V$DELETED_OBJECTは、制御ファイルから削除されたアーカイブ・ログ、データ・ファイルのコピーおよびバックアップ・ピースについての情報を示します。このビューの唯一の目的は、リカバリ・カタログの再同期を最適化することです。アーカイブ・ログ、データ・ファイルのコピーまたはバックアップ・ピースが削除されると、それに対応するレコードに削除マークが付きます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

削除されたオブジェクト・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

削除されたオブジェクト・レコード・スタンプ 

TYPE 

VARCHAR2(26) 

削除されたオブジェクトのタイプ:

  • ARCHIVED LOG

  • BACKUP PIECE

  • DATAFILE COPY

  • PROXY COPY

  • BACKUP PIECE AVAILABLE

  • BACKUP PIECE EXPIRED

  • PROXY COPY AVAILABLE

  • PROXY COPY EXPIRED

  • BACKUP PIECE UNAVAILABLE

  • PROXY COPY UNAVAILABLE

  • DATAFILE COPY AVAILABLE

  • DATAFILE COPY EXPIRED

  • DATAFILE COPY UNAVAILABLE

  • ARCHIVED LOG AVAILABLE

  • ARCHIVED LOG EXPIRED

  • ARCHIVED LOG UNAVAILABLE

  • BACKUP SET KEEP OPTIONS

  • BACKUP SET KEEP UNTIL

  • PROXY COPY KEEP OPTIONS

  • PROXY COPY KEEP UNTIL

  • DATAFILE COPY KEEP OPTIONS

  • DATAFILE COPY KEEP UNTIL

  • DATAFILE RENAME ON RESTORE

 

OBJECT_RECID 

NUMBER 

削除されたオブジェクトのレコードID 

OBJECT_STAMP 

NUMBER 

削除されたオブジェクトのレコード・タイムスタンプ 

OBJECT_DATA 

NUMBER 

削除されたオブジェクトについてのその他の内部情報を示す。Oracle内部のみで使用。 

SET_STAMP 

NUMBER 

削除されたオブジェクトのセット・スタンプ 

SET_COUNT 

NUMBER 

削除されたオブジェクトのセット数 

V$DISPATCHER

V$DISPATCHERは、ディスパッチャ・プロセスに関する情報を示します。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(4) 

ディスパッチャ・プロセス名 

NETWORK 

VARCHAR2(128) 

ディスパッチャのネットワーク・アドレス 

PADDR 

RAW(4 | 8) 

プロセス・アドレス 

STATUS 

VARCHAR2(16) 

ディスパッチャの状態:

  • WAIT − アイドル

  • SEND − メッセージの送信中

  • RECEIVE − メッセージの受信中

  • CONNECT − 接続の確立中

  • DISCONNECT − 切断要求の処理中

  • BREAK − ブレークの処理中

  • TERMINATE − 終了処理中

  • ACCEPT − 接続の受入れ(使用可能な情報がない)

  • REFUSE − 接続の拒否(使用可能な情報がない)

 

ACCEPT 

VARCHAR2(3) 

ディスパッチャが新しい接続を受け入れるかどうか(YES | NO) 

MESSAGES 

NUMBER 

ディスパッチャによって処理されるメッセージの数 

BYTES 

NUMBER 

ディスパッチャによって処理されるメッセージのサイズ(バイト) 

BREAKS 

NUMBER 

接続で発生したブレークの数 

OWNED 

NUMBER 

ディスパッチャが所有するサーキットの数 

CREATED 

NUMBER 

ディスパッチャが作成するサーキットの数 

IDLE 

NUMBER 

ディスパッチャのアイドル合計時間(1/100秒) 

BUSY 

NUMBER 

ディスパッチャのビジー合計時間(1/100秒) 

LISTENER 

NUMBER 

ディスパッチャがリスナーから受信した最新のOracleエラー番号 

CONF_INDX 

NUMBER 

ディスパッチャによって使用されるDISPATCHERS構成の0ベースの索引 

V$DISPATCHER_CONFIG

V$DISPATCHER_CONFIGは、ディスパッチャ構成およびその属性に関する情報を示します。

  データ型  説明 

CONF_INDX 

NUMBER 

DISPATCHERS構成の0ベースの索引 

NETWORK 

VARCHAR2(128) 

ディスパッチャのネットワーク・プロトコルまたはリスニング・アドレス(切り捨てられる場合もある) 

DISPATCHERS 

NUMBER 

構成用に保持されるディスパッチャの数 

CONNECTIONS 

NUMBER 

ディスパッチャ1つ当たりの最大同時接続数 

SESSIONS 

NUMBER 

ディスパッチャ1つ当たりの最大同時セッション数 

POOL 

VARCHAR2(4) 

接続プーリングがオンかどうか:

  • IN

  • OUT

  • BOTH

  • OFF

 

TICKS 

NUMBER 

接続プーリングのタイムアウトに対するティックの長さ(秒) 

INBD_TIMOUT 

NUMBER 

プーリングされたインバウンド接続に対するタイムアウト時間(ティック単位) 

OUTBD_TIMOUT 

NUMBER 

プーリングされたアウトバウンド接続に対するタイムアウト時間(ティック単位) 

MULTIPLEX 

VARCHAR2(4) 

セッションの多重化がオンかどうか:

  • IN

  • OUT

  • BOTH

  • OFF

 

LISTENER 

VARCHAR2(1200) 

ディスパッチャが登録されるリスナー(切り捨てられる場合もある) 

SERVICE 

VARCHAR2(128) 

サポートされているサービス名(切り捨てられる場合もある) 

V$DISPATCHER_RATE

V$DISPATCHER_RATEは、ディスパッチャ・プロセスによって実行される、アクティビティの数に関する割合の統計情報を示します。収集されたサンプルには、アクティビティ固有のTTL情報(TTL_*列)があります。統計情報は、次の2種類の時間間隔でレポートされます。

収集時は、サンプルがカレントとなります。TTLが経過すると、サンプルは、履歴になります。各アクティビティのタイプは、統計情報のレポート時に、固有のスケール(SCALE_*列で表される)を持ちます。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(4) 

ディスパッチャ・プロセス名 

PADDR 

RAW(4 | 8) 

ディスパッチャ・プロセスのアドレス 

CUR_LOOP_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中に反復する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。 

CUR_EVENT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理する割合。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。このようなディスパッチャ・イベントには、ネットワーク・イベントおよび共有サーバー要求が含まれる。 

CUR_EVENTS_PER_LOOP 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチャ・ループ中の各反復において処理するイベントの平均数。過去のTTL_LOOPSを経て、イベント/反復でレポートされる。 

CUR_MSG_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントと共有サーバー間でメッセージをリレーする割合。過去のTTL_MSGを経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。 

CUR_SVR_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、メッセージ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

CUR_SVR_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーする割合。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

CUR_SVR_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。 

CUR_CLT_BUF_RATE 

NUMBER 

クライアントにバッファをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

CUR_CLT_BYTE_RATE 

NUMBER 

クライアントにデータをリレーするディスパッチャの割合。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

CUR_CLT_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

クライアントにリレーされる、各バッファ内でのデータ型の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。 

CUR_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。 

CUR_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが、クライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーする割合。過去のTTL_BUFを経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。 

CUR_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

クライアントまたは共有サーバーにリレーされる、各バッファ内でのデータの平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。 

CUR_IN_CONNECT_RATE 

NUMBER 

着信接続要求を受け入れるディスパッチャの割合。過去のTTL_IN_CONNECTを経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。 

CUR_OUT_CONNECT_RATE 

NUMBER 

アウトバウンド接続を確立するディスパッチャの割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。 

CUR_RECONNECT_RATE 

NUMBER 

接続プーリングの設定における、ディスパッチャに再接続するクライアントの割合。過去のTTL_RECONNECTを経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。 

MAX_LOOP_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチ・ループ中に反復した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。 

MAX_EVENT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した割合の最大値。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。 

MAX_EVENTS_PER_LOOP 

NUMBER 

ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの最大数。ディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。 

MAX_MSG_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした割合の最大値。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。 

MAX_SVR_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

MAX_SVR_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

MAX_SVR_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。 

MAX_CLT_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

MAX_CLT_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした割合の最大値。前回のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

MAX_CLT_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。 

MAX_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。 

MAX_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした割合の最大値。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。 

MAX_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1つのバッファ内でのデータの最大バイト数。ディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。 

MAX_IN_CONNECT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れる割合の最大値。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。 

MAX_OUT_CONNECT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが発信接続要求を確立する割合の最大値。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。 

MAX_RECONNECT_RATE 

NUMBER 

接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続するクライアントの割合の最大値。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECT でレポートされる。 

AVG_LOOP_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチ・ループを反復した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、反復/SCALE_LOOPSでレポートされる。 

AVG_EVENT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがディスパッチャ・イベントを処理した過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/SCALE_LOOPSでレポートされる。 

AVG_EVENTS_PER_LOOP 

NUMBER 

ディスパッチャが、ディスパッチ・ループ中の1つの反復で処理されたイベントの過去の平均割合。過去のTTL_LOOPSを除くディスパッチャの存続期間を経て、イベント/反復でレポートされる。 

AVG_MSG_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントおよび共有サーバー間でメッセージをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_MSGを除くディスパッチャの存続期間を経て、メッセージ/SCALE_MSGでレポートされる。 

AVG_SVR_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

AVG_SVR_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_SVR_BUFでレポートされる。 

AVG_SVR_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャが共有サーバーにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_SVR_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。 

AVG_CLT_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

AVG_CLT_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_CLT_BUFでレポートされる。 

AVG_CLT_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_CLT_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/バッファでレポートされる。 

AVG_BUF_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにバッファをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バッファ/SCALE_BUFでレポートされる。 

AVG_BYTE_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにデータをリレーした過去の平均割合。過去のTTL_BUFを除くディスパッチャの存続期間を経て、バイト/SCALE_BUFでレポートされる。 

AVG_BYTE_PER_BUF 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントまたは共有サーバーのいずれかにリレーした1バッファ当たりのデータ・バイトの過去の平均数。過去のTTL_BUFを経て、バイト/バッファでレポートされる。 

AVG_IN_CONNECT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャがクライアントの着信接続要求を受け入れた過去の平均割合。過去のTTL_IN_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_IN_CONNECTでレポートされる。 

AVG_OUT_CONNECT_RATE 

NUMBER 

ディスパッチャが発信接続要求を確立した過去の平均割合。過去のTTL_OUT_CONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、接続/SCALE_OUT_CONNECTでレポートされる。 

AVG_RECONNECT_RATE 

NUMBER 

接続プーリングの設定で、このディスパッチャに再接続したクライアントの過去の平均割合。過去のTTL_RECONNECTを除くディスパッチャの存続期間を経て、再接続/SCALE_RECONNECTでレポートされる。 

TTL_LOOPS 

NUMBER 

ループ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。 

TTL_MSG 

NUMBER 

メッセージ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10秒。 

TTL_SVR_BUF 

NUMBER 

サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。 

TTL_CLT_BUF 

NUMBER 

クライアントへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。 

TTL_BUF 

NUMBER 

クライアント/サーバーへのバッファ・サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。 

TTL_IN_CONNECT 

NUMBER 

インバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。 

TTL_OUT_CONNECT 

NUMBER 

アウトバウンド接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。 

TTL_RECONNECT 

NUMBER 

再接続サンプルのTTLが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは10分。 

SCALE_LOOPS 

NUMBER 

ループ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。 

SCALE_MSG 

NUMBER 

メッセージ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1秒。 

SCALE_SVR_BUF 

NUMBER 

サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。 

SCALE_CLT_BUF 

NUMBER 

クライアントへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。 

SCALE_BUF 

NUMBER 

クライアント/サーバーへのバッファ統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1/10秒。 

SCALE_IN_CONNECT 

NUMBER 

インバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。 

SCALE_OUT_CONNECT 

NUMBER 

アウトバウンド接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。 

SCALE_RECONNECT 

NUMBER 

再接続統計情報のスケールが、1/100秒単位でレポートされる。デフォルトは1分。 

V$DNFS_CHANNELS

V$DNFS_CHANNELSは、NFSサーバーにオープンしているOracleプロセス接続(チャネル)の情報を示します。

  データ型  説明 

PNUM 

NUMBER 

Oracleプロセス番号 

SVRNAME 

VARCHAR2(255) 

NFSサーバー名 

PATH 

VARCHAR2(255) 

NFSサーバーへのネットワーク・パス 

CH_ID 

NUMBER 

Direct NFSチャネル識別子 

SVR_ID 

NUMBER 

Direct NFSサーバー識別子 

SENDS 

NUMBER 

前回選択したチャネルを経由しての送信操作 

RECVS 

NUMBER 

前回選択したチャネルを経由しての受信操作 

PINGS 

NUMBER 

前回選択したチャネルを経由してのping操作 

V$DNFS_FILES

V$DNFS_FILESは、Direct NFSを介してオープンしているOracleプロセス・ファイルの情報を示します。

  データ型  説明 

FILENAME 

VARCHAR2(513) 

ファイル名 

FILESIZE 

NUMBER 

ファイル・サイズ 

PNUM 

NUMBER 

ファイルをオープンしたOracleプロセス番号 

SVR_ID 

NUMBER 

ファイルがオープンされているサーバーを識別するDirect NFSサーバー識別子 

V$DNFS_SERVERS

V$DNFS_SERVERSは、Direct NFSによってアクセスされるDirect NFSサーバーに関する情報を示します。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

Direct NFSサーバー識別子 

SVRNAME 

VARCHAR2(255) 

NFSサーバー名 

DIRNAME 

VARCHAR2(1024) 

マウント済のディレクトリ 

MNTPORT 

NUMBER 

NFSマウント・ポート 

NFSPORT 

NUMBER 

NFSポート 

WTMAX 

NUMBER 

NFSサーバーによってエクスポートされたWTMAX 

RTMAX 

NUMBER 

NFSサーバーによってエクスポートされたRTMAX 

V$DNFS_STATS

V$DNFS_STATSは、Direct NFSによって発行されたOracleプロセスのNFS操作統計に関する情報を示します。

  データ型  説明 

PNUM 

NUMBER 

統計情報が関連するOracleプロセスの番号 

NFS_NULL 

NUMBER 

Null 

NFS_GETATTR 

NUMBER 

属性の取得 

NFS_SETATTR 

NUMBER 

属性の設定 

NFS_LOOKUP 

NUMBER 

オブジェクトの参照 

NFS_ACCESS 

NUMBER 

オブジェクトへのアクセス 

NFS_READLINK 

NUMBER 

リンクの読取り 

NFS_READ 

NUMBER 

ファイルの読取り 

NFS_WRITE 

NUMBER 

ファイルの書込み 

NFS_CREATE 

NUMBER 

ファイルの作成 

NFS_MKDIR 

NUMBER 

ディレクトリの作成 

NFS_SYMLINK 

NUMBER 

シンボリック・リンク 

NFS_MKNOD 

NUMBER 

ノードの作成 

NFS_REMOVE 

NUMBER 

ファイルの削除 

NFS_RMDIR 

NUMBER 

ディレクトリの削除 

NFS_RENAME 

NUMBER 

名前の変更 

NFS_LINK 

NUMBER 

リンク 

NFS_READDIR 

NUMBER 

ディレクトリの読取り 

NFS_READDIRPLUS 

NUMBER 

ディレクトリとその他の情報の読取り 

NFS_FSSTAT 

NUMBER 

ファイル・システムのステータス 

NFS_FSINFO 

NUMBER 

ファイル・システム情報 

NFS_PATHCONF 

NUMBER 

パス構成 

NFS_COMMIT 

NUMBER 

コミット 

NFS_MOUNT 

NUMBER 

マウント 

V$DYNAMIC_REMASTER_STATS

V$DYNAMIC_REMASTER_STATSは、動的再マスター化プロセスに関する統計情報を示します。時間はすべて100分の1秒で表示され、合計値にはインスタンス起動後に収集された情報が反映されます。

  データ型  説明 

REMASTER_OPS 

NUMBER 

動的再マスター化操作の合計数 

REMASTER_TIME 

NUMBER 

動的再マスター化の合計時間 

REMASTERED_OBJECTS 

NUMBER 

アフィニティによって動的に再マスター化されたオブジェクトの合計数 

QUIESCE_TIME 

NUMBER 

静止ステップの合計時間 

FREEZE_TIME 

NUMBER 

フリーズ・ステップの合計時間 

CLEANUP_TIME 

NUMBER 

クリーンアップ・ステップの合計時間 

REPLAY_TIME 

NUMBER 

再実行ステップの合計時間 

FIXWRITE_TIME 

NUMBER 

固定書込みステップの合計時間 

SYNC_TIME 

NUMBER 

同期化ステップの合計時間 

RESOURCES_CLEANED 

NUMBER 

クリーンアップ・ステップで処理が行われたリソースの合計数 

REPLAYED_LOCKS_SENT 

NUMBER 

再実行ステップで他のインスタンスに再実行されたロックの合計数 

REPLAYED_LOCKS_RECEIVED 

NUMBER 

再実行ステップで他のインスタンスから受け取ったロックの合計数 

CURRENT_OBJECTS 

NUMBER 

アフィニティによって、このインスタンスで再マスター化されたオブジェクトの現在の数 

V$ENABLEDPRIVS

V$ENABLEDPRIVSは、使用可能な権限を示します。これらの権限は、表SYSTEM_PRIVILEGE_MAPの中にあります。

  データ型  説明 

PRIV_NUMBER 

NUMBER 

使用可能な権限の数値識別子 

関連項目:

「SYSTEM_PRIVILEGE_MAP」 

V$ENCRYPTED_TABLESPACES

V$ENCRYPTED_TABLESPACESは、暗号化される表領域に関する情報を示します。

  データ型  説明 

TS# 

NUMBER 

表領域番号 

ENCRYPTIONALG 

VARCHAR2(7) 

暗号化アルゴリズム:

  • NONE

  • 3DES168

  • AES128

  • AES192

  • AES256

 

ENCRYPTEDTS 

VARCHAR2(3) 

表領域が暗号化されているかどうか(YES | NO) 

V$ENCRYPTION_WALLET

V$ENCRYPTION_WALLETは、透過的なデータ暗号化に使用されるウォレットのステータスと場所に関する情報を示します。

  データ型  説明 

WRL_TYPE 

VARCHAR2(20) 

ウォレット・リソース・ロケータのタイプ(FILEなど) 

WRL_PARAMETER 

VARCHAR2(4000) 

ウォレット・リソース・ロケータのパラメータ(たとえば、WRL_TYPE = FILEの場合は絶対ファイル名) 

STATUS 

VARCHAR2(9) 

ウォレットのステータス

  • OPEN

  • CLOSED

  • UNDEFINED

 

V$ENQUEUE_LOCK

V$ENQUEUE_LOCKは、エンキュー・ステート・オブジェクトによって所有されているすべてのロックを示します。このビューの列は、V$LOCKの列と同じです。

関連項目:

「V$LOCK」 

  データ型  説明 

ADDR 

RAW(4 | 8) 

ロック・ステート・オブジェクトのアドレス 

KADDR 

RAW(4 | 8) 

ロックのアドレス 

SID 

NUMBER 

ロックを保持または取得しているセッションの識別子 

TYPE 

VARCHAR2(2) 

ロックの型。ロックを保持できるユーザー型およびシステム型を示す。 

ID1 

NUMBER 

ロック識別子#1(型によって異なる) 

ID2 

NUMBER 

ロック識別子#2(型によって異なる) 

LMODE 

NUMBER 

セッションがロックを保持するロック・モード:

  • 0 − なし

  • 1 − Null(NULL)

  • 2 − 行共有(SS)

  • 3 − 行排他(SX)

  • 4 − 共有(S)

  • 5 − 共有/行排他(SSX)

  • 6 − 排他(X)

 

REQUEST 

NUMBER 

プロセスがロックを要求するロック・モード:

  • 0 − なし

  • 1 − Null(NULL)

  • 2 − 行共有(SS)

  • 3 − 行排他(SX)

  • 4 − 共有(S)

  • 5 − 共有/行排他(SSX)

  • 6 − 排他(X)

 

CTIME 

NUMBER 

カレント・モードが付与されてから経過した時間 

BLOCK 

NUMBER 

ロックが別のロックの障害となっている 

V$ENQUEUE_STAT

V$ENQUEUE_STATは、各ロック・タイプのエンキュー(ロック)要求数の統計情報を示します。

  データ型  説明 

INST_ID 

NUMBER 

インスタンスのID 

EQ_TYPE 

VARCHAR2(2) 

要求されたエンキューのタイプ 

TOTAL_REQ# 

NUMBER 

このエンキューのタイプへのエンキュー要求またはエンキュー変換の合計数 

TOTAL_WAIT# 

NUMBER 

待機時間のエンキュー要求またはエンキュー変換の回数の合計 

SUCC_REQ# 

NUMBER 

エンキュー要求または変換が付与された数 

FAILED_REQ# 

NUMBER 

エンキュー要求または変換が失敗した数 

CUM_WAIT_TIME 

NUMBER 

エンキューの待機または変換に費やした時間の合計(ミリ秒) 

V$ENQUEUE_STATISTICS

V$ENQUEUE_STATISTICSは、各ロック・タイプのエンキュー(ロック)要求数の統計情報を示します。V$ENQUEUE_STATISTICSは、V$ENQUEUE_STATを含み、より詳細な情報(異なる理由による同じエンキューについては複数の行)を示します。

  データ型  説明 

EQ_NAME 

VARCHAR2(64) 

エンキュー要求の名前 

EQ_TYPE 

VARCHAR2(2) 

要求されたエンキューのタイプ 

REQ_REASON 

VARCHAR2(64) 

エンキュー要求の理由 

TOTAL_REQ# 

NUMBER 

このエンキューのタイプへのエンキュー要求またはエンキュー変換の合計数 

TOTAL_WAIT# 

NUMBER 

待機時間のエンキュー要求またはエンキュー変換の回数の合計 

SUCC_REQ# 

NUMBER 

エンキュー要求または変換が付与された数 

FAILED_REQ# 

NUMBER 

エンキュー要求または変換が失敗した数 

CUM_WAIT_TIME 

NUMBER 

エンキューの待機または変換に費やした時間の合計(ミリ秒) 

REQ_DESCRIPTION 

VARCHAR2(4000) 

エンキュー要求の説明 

EVENT# 

NUMBER 

イベント番号 

V$EVENT_HISTOGRAM

V$EVENT_HISTOGRAMは、待機数、最大待機および合計待機時間をイベント別のヒストグラムで示します。ヒストグラムには、<1ms、<2ms、<4ms、<8ms、... < 221 ms、< 222 ms、>= 222 msがあります。

TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されていないかぎり、ヒストグラムは作成されません。

  データ型  説明 

EVENT# 

NUMBER 

イベント番号 

EVENT 

VARCHAR2(64) 

イベント名 

WAIT_TIME_MILLI 

NUMBER 

バケットが表す時間間隔(ミリ秒)。時間間隔がnumの場合、この列は、num未満の時間間隔の待機(numより小さいバケットには含まれない)を表す。 

WAIT_COUNT 

NUMBER 

ヒストグラムのバケットに属する時間間隔の待機数 

LAST_UPDATE_TIME 

VARCHAR2(64) 

前回、バケットが更新された時刻(前回の待機の終了タイムスタンプはバケットの時間間隔に含まれる) 

V$EVENT_NAME

V$EVENT_NAMEは、待機イベントに関する情報を示します。

  データ型  説明 

EVENT# 

NUMBER 

待機イベントの数 

EVENT_ID 

NUMBER 

待機イベントの識別子 

NAME 

VARCHAR2(64) 

待機イベントの名前 

PARAMETER1 

VARCHAR2(64) 

待機イベントの第1パラメータの説明 

PARAMETER2 

VARCHAR2(64) 

待機イベントの第2パラメータの説明 

PARAMETER3 

VARCHAR2(64) 

待機イベントの第3パラメータの説明 

WAIT_CLASS_ID 

NUMBER 

待機イベントのクラスの識別子 

WAIT_CLASS# 

NUMBER 

待機イベントのクラスの番号 

WAIT_CLASS 

VARCHAR2(64) 

待機イベントのクラスの名前

関連項目: 各種待機イベント・クラスについては、「待機イベントのクラス」を参照。 

V$EVENTMETRIC

V$EVENTMETRICは、最新の60秒間の待機イベント・メトリックの値を示します。

  データ型  説明 

BEGIN_TIME 

DATE 

時間間隔の開始時刻 

END_TIME 

DATE 

時間間隔の終了時刻 

INTSIZE_CSEC 

NUMBER 

時間間隔(1/100秒) 

EVENT# 

NUMBER 

イベントの数 

EVENT_ID 

NUMBER 

イベントの識別子 

NUM_SESS_WAITING 

NUMBER 

時間間隔の最後に待機中のセッションの数 

TIME_WAITED 

NUMBER 

待機した時間 

WAIT_COUNT 

NUMBER 

待機回数 

V$EXECUTION

V$EXECUTIONは、パラレル実行の情報を示します。

  データ型  説明 

PID 

NUMBER 

セッションID 

DEPTH 

NUMBER 

深さ 

FUNCTION 

VARCHAR2(10) 

セッション・シリアル番号 

TYPE 

VARCHAR2(7) 

プラン表のOBJECT_NODEの名前 

NVALS 

NUMBER 

OBJECT_NODEの経過時間 

VAL1 

NUMBER 

番号1の値 

VAL2 

NUMBER 

番号2の値 

SEQH 

NUMBER 

順序 

SEQL 

NUMBER 

順序 

V$FALSE_PING

V$FALSE_PINGは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、DBA_DATA_FILESまたはV$DBFILEを問い合せる) 

BLOCK# 

NUMBER 

ブロック番号 

STATUS 

VARCHAR2(6) 

ブロックの状態:

  • free − 現在未使用

  • xcur − 排他

  • scur − 共有カレント

  • cr − 読取り一貫性

  • read − ディスクから読取り中

  • mrec − メディア・リカバリ・モード

  • irec − インスタンス・リカバリ・モード

 

XNC 

NUMBER 

別のインスタンスとの競合による排他モードからのPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 

FORCED_READS 

NUMBER 

別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 

FORCED_WRITES 

NUMBER 

このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 

NAME 

VARCHAR2(30) 

ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 

PARTITION_NAME 

VARCHAR2(30) 

非パーティション・オブジェクトの場合はNULL 

KIND 

VARCHAR2(15) 

データベース・オブジェクトの型 

OWNER# 

NUMBER 

所有者番号 

LOCK_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

LOCK_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前 

LOCK_ELEMENT_CLASS 

NUMBER 

ロック要素クラス 

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

V$FAST_START_SERVERS

V$FAST_START_SERVERSは、パラレル・トランザクション・リカバリを実行しているすべてのリカバリ・スレーブに関する情報を示します。

  データ型  説明 

STATE 

VARCHAR2(11) 

サーバーの状態(IDLEまたはRECOVERING) 

UNDOBLOCKSDONE 

NUMBER 

これまでに実行されたUNDOブロックの数 

PID 

NUMBER 

プロセスID 

XID 

RAW(8) 

トランザクションID 

関連項目:

『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』 

V$FAST_START_TRANSACTIONS

V$FAST_START_TRANSACTIONSは、Oracleがリカバリ中のトランザクションの処理過程を示します。

  データ型  説明 

USN 

NUMBER 

トランザクションのUNDOセグメント番号 

SLT 

NUMBER 

ロールバック・セグメント内のスロット 

SEQ 

NUMBER 

スロットのインカネーション番号 

STATE 

VARCHAR2(16) 

トランザクションの状態(TO BE RECOVEREDRECOVEREDRECOVERING) 

UNDOBLOCKSDONE 

NUMBER 

トランザクションで完了したUNDOブロック数 

UNDOBLOCKSTOTAL 

NUMBER 

リカバリが必要なUNDOブロックの合計数 

PID 

NUMBER 

割り当てられたカレント・サーバーのID 

CPUTIME 

NUMBER 

リカバリが進行した秒単位の時間 

PARENTUSN 

NUMBER 

PDML内の親トランザクションのUNDOセグメント番号 

PARENTSLT 

NUMBER 

PDML内の親トランザクションのスロット 

PARENTSEQ 

NUMBER 

PDML内の親トランザクションの順序番号 

XID 

RAW(8) 

トランザクションID 

PXID 

RAW(8) 

親トランザクションID 

RCVSERVERS 

NUMBER 

最後のリカバリで使用されたサーバーの数 

関連項目:

『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』 

V$FILE_CACHE_TRANSFER

V$FILE_CACHE_TRANSFERは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。

  データ型  説明 

FILE_NUMBER 

NUMBER 

データ・ファイルの番号 

X_2_NULL 

NUMBER 

排他からNULLへの変換ブロック数(常に0) 

X_2_NULL_FORCED_WRITE 

NUMBER 

排他からNULLへの強制書込み数(常に0) 

X_2_NULL_FORCED_STALE 

NUMBER 

排他からNULLへの変換によってCRになったブロック数(常に0) 

X_2_S 

NUMBER 

排他から共有への変換ブロック数(常に0) 

X_2_S_FORCED_WRITE 

NUMBER 

排他から共有への強制書込み数(常に0) 

S_2_NULL 

NUMBER 

共有からNULLへの変換ブロック数(常に0) 

S_2_NULL_FORCED_STALE 

NUMBER 

共有からNULLへの変換によってCRになったブロック数(常に0) 

RBR 

NUMBER 

再利用ブロック・インスタンス間コールの数(常に0) 

RBR_FORCED_WRITE 

NUMBER 

再利用ブロック・インスタンス間コールのために書き込まれたブロックの数(常に0) 

RBR_FORCED_STALE 

NUMBER 

再利用ブロック・インスタンス間コールによってフラッシュとマークされたブロックの数(常に0) 

NULL_2_X 

NUMBER 

NULLから排他への変換ブロック数(常に0) 

S_2_X 

NUMBER 

共有から排他への変換ブロック数(常に0) 

NULL_2_S 

NUMBER 

NULLから共有への変換ブロック数(常に0) 

CR_TRANSFERS 

NUMBER 

受信済のCRブロック数(常に0) 

CUR_TRANSFERs 

NUMBER 

受信済のカレント・ブロック数(常に0) 

V$FILE_HISTOGRAM

V$FILE_HISTOGRAMは、同期シングル・ブロックすべての読取りをファイル別のヒストグラムで示します(データ・ファイルの場合)。ヒストグラムには、<1ms、<2ms、<4ms、<8ms、... < 221 ms、< 222 ms、>= 222 msがあります。

STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがALLに設定されていないかぎり、ヒストグラムは作成されません。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

ファイル番号 

SINGLEBLKRDTIM_MILLI 

NUMBER 

バケットが表す時間間隔(ミリ秒)。時間間隔がnumの場合、この列は、num未満の時間間隔の待機(numより小さいバケットには含まれない)を表す。 

SINGLEBLKRDS 

NUMBER 

ヒストグラムのバケットに属する時間間隔の待機数 

V$FILEMETRIC

V$FILEMETRICは、最新の10分間のファイル・メトリックの値を示します。システムには最新の1時間の履歴が保持されます。

  データ型  説明 

BEGIN_TIME 

DATE 

時間間隔の開始時刻 

END_TIME 

DATE 

時間間隔の終了時刻 

INTSIZE_CSEC 

NUMBER 

時間間隔(1/100秒) 

FILE_ID 

NUMBER 

ファイル番号 

CREATION_TIME 

NUMBER 

ファイル作成のタイムスタンプ 

AVERAGE_READ_TIME 

NUMBER 

ファイルの平均読取り時間 

AVERAGE_WRITE_TIME 

NUMBER 

ファイルの平均書込み時間 

PHYSICAL_READS 

NUMBER 

物理読取り数 

PHYSICAL_WRITES 

NUMBER 

物理書込み数 

PHYSICAL_BLOCK_READS 

NUMBER 

物理ブロック読取り数 

PHYSICAL_BLOCK_WRITES 

NUMBER 

物理ブロック書込み数 

V$FILEMETRIC_HISTORY

V$FILEMETRIC_HISTORYは、最新の1時間のすべての時間間隔に対するファイル・メトリックの値を示します。

  データ型  説明 

BEGIN_TIME 

DATE 

時間間隔の開始時刻 

END_TIME 

DATE 

時間間隔の終了時刻 

INTSIZE_CSEC 

NUMBER 

時間間隔(1/100秒) 

FILE_ID 

NUMBER 

ファイル番号 

CREATION_TIME 

NUMBER 

ファイル作成のタイムスタンプ 

AVERAGE_READ_TIME 

NUMBER 

ファイルの平均読取り時間 

AVERAGE_WRITE_TIME 

NUMBER 

ファイルの平均書込み時間 

PHYSICAL_READS 

NUMBER 

物理読取り数 

PHYSICAL_WRITES 

NUMBER 

物理書込み数 

PHYSICAL_BLOCK_READS 

NUMBER 

物理ブロック読取り数 

PHYSICAL_BLOCK_WRITES 

NUMBER 

物理ブロック書込み数 

V$FILESPACE_USAGE

V$FILESPACE_USAGEでは、各データ・ファイルおよび一時ファイルの領域割当て情報が要約されます。

  データ型  説明 

TABLESPACE_ID 

NUMBER 

ファイルが属する表領域のID 

RFNO 

NUMBER 

ファイルの相対ファイル番号 

ALLOCATED_SPACE 

NUMBER 

ファイル内に割り当てられた領域の合計量 

FILE_SIZE 

NUMBER 

現行のファイル・サイズ 

FILE_MAXSIZE 

NUMBER 

ファイルの最大サイズ 

CHANGESCN_BASE 

NUMBER 

ファイルに対する前回の変更のSCNベース 

CHANGESCN_WRAP 

NUMBER 

ファイルに対する前回の変更のSCNラップ 

FLAG 

NUMBER 

ファイル属性のフラグ 

V$FILESTAT

V$FILESTATは、実行された物理読取り/書込みの数、およびファイル・レベルで実行されたシングル・ブロックI/OとマルチブロックI/Oの合計数を示します。Oracle Database 10g リリース2(10.2)では、このビューにはバックアップ操作に対するRMANプロセスによって実行される読取りも含まれます。

  データ型  説明 

FILE# 

NUMBER 

ファイルの番号 

PHYRDS 

NUMBER 

実行された物理読取り数 

PHYWRTS 

NUMBER 

DBWRに書込みが必要となった回数 

PHYBLKRD 

NUMBER 

読み込まれた物理ブロックの数 

PHYBLKWRT 

NUMBER 

ディスクに書き込まれたブロックの数。書き込まれたブロックがすべてシングル・ブロックの場合、PHYWRTSに等しい。 

SINGLEBLKRDS 

NUMBER 

シングル・ブロックの読取り数 

READTIM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、読取りに費やされた時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

WRITETIM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、書込みに費やされた時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

SINGLEBLKRDTIM 

NUMBER 

シングル・ブロックの累積読取り時間(1/100秒) 

AVGIOTIM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、I/Oに費やされた平均時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

LSTIOTIM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、最新のI/Oに費やされた時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

MINIOTIM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、単一のI/Oに費やされた最小時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

MAXIORTM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、単一読取りに費やされた最大時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

MAXIOWTM 

NUMBER 

TIMED_STATISTICSパラメータがtrueの場合、単一書込みの実行に費やされた最大時間(1/100秒)。falseの場合は0。 

V$FIXED_TABLE

V$FIXED_TABLEは、データベース内のすべての動的パフォーマンス表、ビューおよび導出表を示します。一部のV$表(たとえば、V$ROLLNAME)は実表を参照するため、表示されません。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(30) 

オブジェクト名 

OBJECT_ID 

NUMBER 

固定オブジェクトの識別子 

TYPE 

VARCHAR2(5) 

オブジェクト型(TABLE | VIEW) 

TABLE_NUM 

NUMBER 

型がTABLEの場合、動的パフォーマンス表を識別する番号 

V$FIXED_VIEW_DEFINITION

V$FIXED_VIEW_DEFINITIONは、すべての固定ビュー(V$で始まるビュー)の定義を示します。この表は、注意して使用してください。Oracleでは、固定ビューの動作をリリース間で統一するようにしていますが、固定ビューの定義は、予告なしに変更されることがあります。これらの定義は、動的パフォーマンス表の索引付きの列を使用して問合せを最適化するために使用してください。

  データ型  説明 

VIEW_NAME 

VARCHAR2(30) 

固定ビューの名前 

VIEW_DEFINITION 

VARCHAR2(4000) 

固定ビューの定義 

V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGE

V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGEは、フラッシュバック・リカバリ領域に関する使用率情報を示します。

  データ型  説明 

FILE_TYPE 

VARCHAR2(19) 

ファイル・タイプ:

  • CONTROL FILE

  • REDO LOG

  • ARCHIVED LOG

  • BACKUP PIECE

  • IMAGE COPY

  • FLASHBACK LOG

  • REMOTE ARCHIVED LOG

 

PERCENT_SPACE_USED 

NUMBER 

使用されているリカバリ領域の割合 

PERCENT_SPACE_RECLAIMABLE 

NUMBER 

再利用できるリカバリ領域の割合 

NUMBER_OF_FILES 

NUMBER 

リカバリ領域にあるファイルの数 

V$FLASHBACK_DATABASE_LOG

V$FLASHBACK_DATABASE_LOGは、フラッシュバック・データに関する情報を示します。このビューを使用すると、現行のワークロードに必要なフラッシュバック領域の量を見積もることができます。

  データ型  説明 

OLDEST_FLASHBACK_SCN 

NUMBER 

すべてのインカネーションのフラッシュバック・データ内の最小システム変更番号(SCN) 

OLDEST_FLASHBACK_TIME 

DATE 

すべてのインカネーションのフラッシュバック・データ内の最小SCNの時刻 

RETENTION_TARGET 

NUMBER 

ターゲット保存時間(分) 

FLASHBACK_SIZE 

NUMBER 

フラッシュバック・データの現行のサイズ(バイト) 

ESTIMATED_FLASHBACK_SIZE 

NUMBER 

現行のターゲット保存に必要なフラッシュバック・データの推定サイズ 

V$FLASHBACK_DATABASE_LOGFILE

V$FLASHBACK_DATABASE_LOGFILEは、フラッシュバック・ログ・ファイルに関する情報を示します。

  データ型  説明 

NAME 

VARCHAR2(513) 

ログ・ファイル名 

LOG# 

NUMBER 

ログ・ファイル番号 

THREAD# 

NUMBER 

ログ・ファイル・スレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

ログ・ファイル順序番号 

BYTES 

NUMBER 

ログ・ファイル・サイズ(バイト) 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

ログ・ファイル内の最小システム変更番号(SCN) 

FIRST_TIME 

DATE 

ログ・ファイル内の最初のSCNの時刻 

V$FLASHBACK_DATABASE_STAT

V$FLASHBACK_DATABASE_STATは、フラッシュバック・データをロギングするI/Oオーバーヘッドの監視に関する統計情報を示します。このビューは、以前のワークロードに基づいて、必要とされる推定フラッシュバック領域も示します。

  データ型  説明 

BEGIN_TIME 

DATE 

時間間隔の開始時刻 

END_TIME 

DATE 

時間間隔の終了時刻 

FLASHBACK_DATA 

NUMBER 

時間間隔内に書き込まれたフラッシュバック・データのバイト数 

DB_DATA 

NUMBER 

時間間隔内に読取り/書込みが行われたデータベース・データのバイト数 

REDO_DATA 

NUMBER 

時間間隔内に書き込まれたREDOデータのバイト数 

ESTIMATED_FLASHBACK_SIZE 

NUMBER 

時間間隔の最後におけるV$FLASHBACK_DATABASE_LOGESTIMATED_FLASHBACK_SIZEの値 

V$FLASHBACK_TXN_GRAPH

V$FLASHBACK_TXN_GRAPHは、トランザクションの依存性グラフを表形式で表します。依存性が高い部分では、競合が発生している各操作ごとに複数の行が存在する可能性があります。

このビューは、ファンクションのDBMS_FLASHBACK.TRANSACTION_BACKOUT()セットを使用して補正トランザクションが開始された後に関連するものです。補正トランザクションがコミットされるか、ロールバックされると関連性がなくなります。また、DBA_FLASHBACK_TXN_REPORTビューのCLOB XML構成では取得できないUNDO SQLについても表形式で表します。

  データ型  説明 

COMPENSATING_XID 

RAW(8) 

補正トランザクションのトランザクションID 

COMPENSATING_TXN_NAME 

VARCHAR2(255) 

補正トランザクションの名前 

XID 

RAW(8) 

メモリー内で検出された関連トランザクションのトランザクションID 

TXN_NAME 

VARCHAR2(255) 

XID(トランザクションID)を持つトランザクションの名前(名前がない場合は、NULL) 

PARENT_XID 

RAW(8) 

PDMLトランザクションに対する親トランザクションID 

INTERESTING 

NUMBER 

このトランザクションがトランザクションの依存性グラフにある場合 

ORIGINAL 

NUMBER 

トランザクションが、指定された入力セットの一部の場合 

BACKOUT_SEQ 

NUMBER 

トランザクションが取り消された順序 

NUM_PREDS 

NUMBER 

トランザクション・グラフのXIDで指定されたトランザクションより前の数 

NUM_SUCCS 

NUMBER 

トランザクション・グラフのXIDで指定されたトランザクション以降の数 

DEP_XID 

RAW(8) 

XIDで指定されたトランザクションの1つの依存トランザクションID。これは、XIDの特定の子である。 

DEP_TXN_NAME 

VARCHAR2(255) 

DEP_XIDで指定されたトランザクションのトランザクション名(存在する場合) 

TXN_CONF_SQL_ID 

NUMBER 

XIDのコンテキストで実行され、依存関係のあるトランザクションと競合するUNDO SQLのSQL ID 

DEP_TXN_CONF_SQL_ID 

NUMBER 

DEP_XIDのコンテキストで実行され、XIDと競合するUNDO SQLのSQL ID 

V$FLASHBACK_TXN_MODS

V$FLASHBACK_TXN_MODSは、メモリー内のすべてのトランザクションの個別の変更を示します。

このビューは、ファンクションのDBMS_FLASHBACK.TRANSACTION_BACKOUT()セットを使用して補正トランザクションが開始された後に関連するものです。補正トランザクションがコミットされるか、ロールバックされると関連性がなくなります。また、DBA_FLASHBACK_TXN_REPORTビューのCLOB XML構成では取得できないUNDO SQLについても表形式で表します。

  データ型  説明 

COMPENSATING_XID 

RAW(8) 

補正トランザクションのトランザクションID 

COMPENSATING_TXN_NAME 

VARCHAR2(255) 

補正トランザクションの名前 

XID 

RAW(8) 

メモリー内で検出された関連トランザクションのトランザクションID 

TXN_NAME 

VARCHAR2(255) 

XID(トランザクションID)を持つトランザクションの名前(名前がない場合は、NULL) 

PARENT_XID 

RAW(8) 

PDMLトランザクションに対する親トランザクションID 

INTERESTING 

NUMBER 

このトランザクションがトランザクションの依存性グラフにある場合 

ORIGINAL 

NUMBER 

トランザクションが、指定された入力セットの一部の場合 

BACKOUT_SEQ 

NUMBER 

トランザクションが取り消された順序 

UNDO_SQL 

VARCHAR2(4000) 

変更のUNDO SQL 

UNDO_SQL_SQN 

NUMBER 

特定のSQLがこのトランザクションを取り消すために実行されている順序 

UNDO_SQL_SUB_SQN 

NUMBER 

UNDO SQLが4000バイトより大きい場合は、UNDO SQLの4000バイト部分の、1から始まる順序番号 

BACKOUT_SQL_ID 

NUMBER 

UNDO SQLのSQL ID(補正トランザクションのみに使用される) 

OPERATION 

VARCHAR2(30) 

フォワード操作によって実行される操作(挿入/更新/削除など) 

BACKEDOUT 

NUMBER 

トランザクションが現時点で取り消されているかどうか 

CONFLICT_MOD 

NUMBER 

関連する変更が競合の原因である場合 

MODS_PER_LCR 

NUMBER 

LCRが複数の変更の原因(たとえば、IOTを更新すると、挿入後に実際に削除されるなど)となる場合もある 

V$FOREIGN_ARCHIVED_LOG

V$FOREIGN_ARCHIVED_LOGでは、ロジカル・スタンバイ・データベースに問合せを行って、データベースが受信した外部アーカイブ・ログのリストを確認できます。

  データ型  説明 

RECID 

NUMBER 

アーカイブ・ログ・レコードID 

STAMP 

NUMBER 

アーカイブ・ログ・レコード・スタンプ 

NAME 

VARCHAR2(513) 

アーカイブ・ログ・ファイル名。NULLに設定されている場合、そのログ・ファイルがアーカイブされる前に消去されたか、Recovery ManagerのBACKUPコマンドでdelete inputオプションを使用してすべてのアーカイブログのバックアップが実行された(RMAN> backup archivelog all delete input; )。 

DEST_ID 

NUMBER 

ARCHIVELOGが生成された元の接続先。接続先の識別子が使用不可の場合、この値は0。 

THREAD# 

NUMBER 

REDOスレッド番号 

SEQUENCE# 

NUMBER 

REDOログ順序番号 

RESETLOGS_CHANGE# 

NUMBER 

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ変更番号 

RESETLOGS_TIME 

DATE 

ログが書き込まれた時点の、データベースのリセットログ時刻 

RESETLOGS_ID 

NUMBER 

アーカイブREDOログに対応付けられたリセットログ識別子 

FIRST_CHANGE# 

NUMBER 

アーカイブ・ログの最初の変更番号 

FIRST_TIME 

DATE 

最初の変更のタイムスタンプ 

NEXT_CHANGE# 

NUMBER 

次のログ内の最初の変更 

NEXT_TIME 

DATE 

次の変更のタイムスタンプ 

BLOCKS 

NUMBER 

アーカイブ・ログのサイズ(ブロック単位) 

BLOCK_SIZE 

NUMBER 

REDOログ・ブロックのサイズ。これはアーカイブ・ログの論理ブロック・サイズで、アーカイブ・ログがコピーされたオンライン・ログの論理ブロック・サイズと同じ。オンライン・ログの論理ブロック・サイズはプラットフォーム固有の値で、ユーザーは調整できない。 

CREATOR 

VARCHAR2(7) 

アーカイブ・ログの作成者:

ARCH − アーカイバ・プロセス

FGRD − フォアグラウンド・プロセス

RMAN − Recovery Manager

SRMN − スタンバイ時のRecovery Manager

LGWR − ログ・ライター・プロセス 

REGISTRAR 

VARCHAR2(7) 

エントリの登録者:

RFS − リモート・ファイル・サーバー・プロセス

ARCH − アーカイバ・プロセス

FGRD − フォアグラウンド・プロセス

RMAN − Recovery Manager

SRMN − スタンバイ時のRecovery Manager

LGWR − ログ・ライター・プロセス 

ARCHIVED 

VARCHAR2(3) 

オンラインREDOログがアーカイブされたこと(YES)、またはRecovery Managerがリカバリ時に、ログの調査および将来REDOログを適用するためのレコードの作成のみが行われたこと(NO)を示す。

詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照。 

APPLIED 

VARCHAR2(3) 

ARCHIVELOGが、対応するスタンバイ・データベースに適用されているかどうか(YES | NO)。ローカルの接続先の値は、常にNO

この列は、REGISTRAR='RFS'が指定されたARCHIVED_LOGエントリに対するフィジカル・スタンバイ・サイトで有効(つまり、このログはプライマリからスタンバイ・データベースに送信される)。REGISTRAR='RFS'およびAPPLIEDNOの場合、ログはスタンバイ・データベースに受信されているが、適用されない。REGISTRAR='RFS'およびAPPLIEDYESの場合、ログはスタンバイ・データベースに受信および適用済。

このフィールドは、ディスクからバックアップおよび削除可能なアーカイブ・ログを識別するために使用可能 

DELETED 

VARCHAR2(3) 

Recovery ManagerのDELETEコマンドによって、アーカイブ・ログ・ファイルがディスクから物理的に削除され、ターゲット・データベースの制御ファイルおよびリカバリ・カタログからも論理的に削除されたかどうか(YES | NO) 

STATUS 

VARCHAR2(1) 

アーカイブ・ログの状態

A − 使用可能

D − 削除済

U − 使用不可能

X − 期限切れ 

COMPLETION_TIME 

DATE 

アーカイブ完了の時刻 

DICTIONARY_BEGIN 

VARCHAR2(3) 

ログに、LogMinerディクショナリの先頭が含まれているかどうか(YES | NO) 

DICTIONARY_END 

VARCHAR2(3) 

ログに、LogMinerディクショナリの末尾が含まれているかどうか(YES | NO) 

END_OF_REDO 

VARCHAR2(3) 

アーカイブREDOログに、プライマリ・データベースのすべてのREDO情報の末尾が含まれているかどうか(YES | NO) 

ARCHIVAL_THREAD# 

NUMBER 

アーカイブ操作を実行したインスタンスのREDOスレッド番号。この列は、クローズされたスレッドが別のインスタンスによりアーカイブされる場合にのみ、THREAD#列とは異なる値になる。 

IS_RECOVERY_DEST_FILE 

VARCHAR2(3) 

ファイルがフラッシュ・リカバリ領域に作成されたかどうか(YES | NO) 

COMPRESSED 

VARCHAR2(3) 

内部使用用 

FAL 

VARCHAR2(3) 

アーカイブ・ログがFAL要求の結果として生成されたかどうか(YES | NO) 

END_OF_REDO_TYPE 

VARCHAR2(10) 

次の値が表示される。

SWITCHOVER − スイッチオーバーの終わりに生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

TERMINAL − フェイルオーバー後に生成されたアーカイブREDOログ・ファイル

RESETLOGS − ALTER DATABASE OPEN RESETLOGS文が発行された後にプライマリ・データベースにアーカイブされたオンラインREDOログ・ファイル

ACTIVATION − ALTER DATABASE ACTIVATE STANDBY DATABASE文が発行された後にフィジカル・スタンバイ・データベースにアーカイブされたログ・ファイル

空の文字列 − ログは通常のアーカイブであり、他のなんらかのイベントによりアーカイブされたものではない。 

SOURCE_DBID 

NUMBER 

このアーカイブ・ログを生成したソース・データベースのデータベースID 

V$FS_FAILOVER_STATS

V$FS_FAILOVER_STATSは、システムで発生する高速開始フェイルオーバー(FSFO)に関する統計を示します。

  データ型  説明 

LAST_FAILOVER_TIME 

VARCHAR2(20) 

前回の高速開始フェイルオーバーのタイムスタンプ 

LAST_FAILOVER_REASON 

VARCHAR2(255) 

前回の高速開始フェイルオーバーの理由 

V$GC_ELEMENT

V$GC_ELEMENTは、バッファ・キャッシュで使用される各グローバル・キャッシュ・リソースに対するエントリを1つ示します。ロック要素に対応するグローバル・キャッシュ・リソースの名前は、{'BL', indx, class}です。これは、Real Application Clustersのビューです。

関連項目:

『Oracle Database Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド』および『Oracle Database Oracle Real Application Clustersインストレーション・ガイド』を参照してください。 

  データ型  説明 

GC_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

INDX 

NUMBER 

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子 

CLASS 

NUMBER 

プラットフォーム固有のロック・マネージャ識別子 

GC_ELEMENT_NAME 

NUMBER 

バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前 

MODE_HELD 

NUMBER 

保持されたロック・モードの、プラットフォームによって異なる値: 通常、3 = 共有、5 = 排他 

BLOCK_COUNT 

NUMBER 

PCMロックの対象となるブロックの数 

RELEASING 

NUMBER 

PCMロックをダウングレードしている場合、0以外の値 

ACQUIRING 

NUMBER 

PCMロックをアップグレードしている場合、0以外の値 

INVALID 

NUMBER 

PCMロックが無効(システム障害の後、ロックが無効になることがある)の場合、0以外の値 

FLAGS 

NUMBER 

ロック要素に対するプロセス・レベル・フラグ 

V$GC_ELEMENTS_WITH_COLLISIONS

V$GC_ELEMENTS_WITH_COLLISIONSは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。

  データ型  説明 

GC_ELEMENT_ADDR 

RAW(4 | 8) 

バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 

V$GCSHVMASTER_INFO

V$GCSHVMASTER_INFOは、特定のマスターにマップされているファイルに属するものを除く、グローバル・キャッシュ・サービス・リソースの現行と以前のマスター・インスタンスと再マスター化の数を示します。

  データ型  説明 

HV_ID 

NUMBER 

PCMハッシュ値ID 

CURRENT_MASTER 

NUMBER 

このPCMハッシュ値IDのマスター・インスタンス 

PREVIOUS_MASTER 

NUMBER 

このPCMハッシュ値IDの以前のマスター・インスタンス 

REMASTER_CNT 

NUMBER 

再マスター化された回数 

V$GCSPFMASTER_INFO

V$GCSPFMASTER_INFOは、特定のマスターにマップされているファイルに属する、グローバル・キャッシュ・サービス・リソースの現行と以前のマスター・インスタンスと再マスター化の数を示します。

  データ型  説明 

FILE_ID 

NUMBER 

ファイル番号 

OBJECT_ID 

NUMBER 

オブジェクトID 

TYPE 

NUMBER 

オブジェクトの型 

CURRENT_MASTER 

NUMBER 

このファイルのマスター・インスタンス 

PREVIOUS_MASTER 

NUMBER 

このファイルの以前のマスター・インスタンス 

REMASTER_CNT 

NUMBER 

再マスター化された回数 

V$GES_BLOCKING_ENQUEUE

V$GES_BLOCKING_ENQUEUEは、現在ロック・マネージャが把握している、ブロックされているか他をブロックしているすべてのロックの情報を示します。このビューの出力は、V$GES_ENQUEUEからの出力のサブセットです。これは、Real Application Clustersのビューです。

関連項目:

ロック・マネージャが把握しているすべてのロックについては、「V$GES_ENQUEUE」を参照してください。 

  データ型  説明 

HANDLE 

RAW(4 | 8) 

ロック・ポインタ 

GRANT_LEVEL 

VARCHAR2(9) 

ロックの権限付与レベル 

REQUEST_LEVEL 

VARCHAR2(9) 

ロックの要求レベル 

RESOURCE_NAME1 

VARCHAR2(30) 

ロックのリソース名 

RESOURCE_NAME2 

VARCHAR2(30) 

ロックのリソース名 

PID 

NUMBER 

ロックを保持するプロセス識別子 

TRANSACTION_ID0 

NUMBER 

ロックが属するトランザクション識別子の下位4バイト 

TRANSACTION_ID1 

NUMBER 

ロックが属するトランザクション識別子の上位4バイト 

GROUP_ID 

NUMBER 

ロックのグループ識別子 

OPEN_OPT_DEADLOCK 

NUMBER 

DEADLOCKオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_PERSISTENT 

NUMBER 

PERSISTENTオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_PROCESS_OWNED 

NUMBER 

PROCESS_OWNEDオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_NO_XID 

NUMBER 

NO_XIDオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_GETVALUE 

NUMBER 

GETVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_PUTVALUE 

NUMBER 

PUTVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NOVALUE 

NUMBER 

NOVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_DUBVALUE 

NUMBER 

DUBVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NOQUEUE 

NUMBER 

NOQUEUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_EXPRESS 

NUMBER 

EXPRESS変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NODEADLOCKWAIT 

NUMBER 

NODEADLOCKWAIT変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NODEADLOCKBLOCK 

NUMBER 

NODEADLOCKBLOCK変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

WHICH_QUEUE 

NUMBER 

現在ロックが存在するキュー。NULLキューの場合は0、GRANTEDキューの場合は1、CONVERTキューの場合は2。 

STATE 

VARCHAR2(64) 

所有者に表示されるロックの状態 

AST_EVENT0 

NUMBER 

最新のASTイベント 

OWNER_NODE 

NUMBER 

ノード識別子 

BLOCKED 

NUMBER 

このロック要求が他からブロックされている場合は1、ブロックされていない場合は0 

BLOCKER 

NUMBER 

このロックが他をブロックしている場合は1、ブロックしていない場合は0 

V$GES_CONVERT_LOCAL

V$GES_CONVERT_LOCALは、ローカルGESエンキュー操作の統計情報を示します。このビューには、グローバル・エンキュー要求の平均変換時間、カウント情報および定期的統計が記録されます。

  データ型  説明 

INST_ID 

NUMBER 

インスタンスのID 

CONVERT_TYPE 

VARCHAR2(16) 

変換タイプ:

  • NULL -> SS − NULLモードから半共有モード

  • NULL -> SX − NULLモードから共有排他モード

  • NULL -> S − NULLモードから共有モード

  • NULL -> SSX − NULLモードから半共有排他モード

  • NULL -> X − NULLモードから排他モード

  • SS -> SX − 半共有モードから共有排他モード

  • SS -> S − 半共有モードから共有モード

  • SS -> SSX − 半共有モードから半共有排他モード

  • SS -> X − 半共有モードから排他モード

  • SX -> S − 共有排他モードから共有モード

  • SX -> SSX − 共有排他モードから半共有排他モード

  • SX -> X − 共有排他モードから排他モード

  • S -> SX − 共有モードから共有排他モード

  • S -> SSX − 共有モードから半共有排他モード

  • S -> X − 共有モードから排他モード

  • SSX -> X − 半共有排他モードから排他モード

 

AVERAGE_CONVERT_TIME 

NUMBER 

ロック操作のタイプ別の平均変換時間(1/100秒) 

CONVERT_COUNT 

NUMBER 

操作の数 

V$GES_CONVERT_REMOTE

V$GES_CONVERT_REMOTEは、リモートGESエンキュー変換の値を示します。このビューには、グローバル・エンキュー要求の平均変換時間、カウント情報および定期的統計が記録されます。

  データ型  説明 

INST_ID 

NUMBER 

インスタンスのID 

CONVERT_TYPE 

VARCHAR2(16) 

変換タイプ:

  • NULL -> SS − NULLモードから半共有モード

  • NULL -> SX − NULLモードから共有排他モード

  • NULL -> S − NULLモードから共有モード

  • NULL -> SSX − NULLモードから半共有排他モード

  • NULL -> X − NULLモードから排他モード

  • SS -> SX − 半共有モードから共有排他モード

  • SS -> S − 半共有モードから共有モード

  • SS -> SSX − 半共有モードから半共有排他モード

  • SS -> X − 半共有モードから排他モード

  • SX -> S − 共有排他モードから共有モード

  • SX -> SSX − 共有排他モードから半共有排他モード

  • SX -> X − 共有排他モードから排他モード

  • S -> SX − 共有モードから共有排他モード

  • S -> SSX − 共有モードから半共有排他モード

  • S -> X − 共有モードから排他モード

  • SSX -> X − 半共有排他モードから排他モード

 

AVERAGE_CONVERT_TIME 

NUMBER 

ロック操作のタイプ別の平均変換時間(1/100秒) 

CONVERT_COUNT 

NUMBER 

操作の数 

V$GES_ENQUEUE

V$GES_ENQUEUEは、現在ロック・マネージャが把握しているロックをすべて示します。これは、Real Application Clustersのビューです。

関連項目:

現在ブロックしているすべてのロック、またはブロックされているすべてのロックについては、「V$GES_BLOCKING_ENQUEUE」を参照してください。 

  データ型  説明 

HANDLE 

RAW(4 | 8) 

ロック・ポインタ 

GRANT_LEVEL 

VARCHAR2(9) 

ロックの権限付与レベル 

REQUEST_LEVEL 

VARCHAR2(9) 

ロックの要求レベル 

RESOURCE_NAME1 

VARCHAR2(30) 

ロックのリソース名 

RESOURCE_NAME2 

VARCHAR2(30) 

ロックのリソース名 

PID 

NUMBER 

ロックを保持するプロセス識別子 

TRANSACTION_ID0 

NUMBER 

ロックが属するトランザクション識別子の下位4バイト 

TRANSACTION_ID1 

NUMBER 

ロックが属するトランザクション識別子の上位4バイト 

GROUP_ID 

NUMBER 

ロックのグループ識別子 

OPEN_OPT_DEADLOCK 

NUMBER 

DEADLOCKオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_PERSISTENT 

NUMBER 

PERSISTENTオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_PROCESS_OWNED 

NUMBER 

PROCESS_OWNEDオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

OPEN_OPT_NO_XID 

NUMBER 

NO_XIDオープン・オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_GETVALUE 

NUMBER 

GETVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_PUTVALUE 

NUMBER 

PUTVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NOVALUE 

NUMBER 

NOVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_DUBVALUE 

NUMBER 

DUBVALUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NOQUEUE 

NUMBER 

NOQUEUE変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_EXPRESS 

NUMBER 

EXPRESS変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NODEADLOCKWAIT 

NUMBER 

NODEADLOCKWAIT変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

CONVERT_OPT_NODEADLOCKBLOCK 

NUMBER 

NODEADLOCKBLOCK変換オプションが設定されている場合は1、設定されていない場合は0 

WHICH_QUEUE 

NUMBER 

現在ロックが存在するキュー。NULLキューの場合は0GRANTEDキューの場合は1CONVERTキューの場合は2。 

STATE 

VARCHAR2(64) 

所有者に表示されるロックの状態 

AST_EVENT0 

NUMBER 

最新のASTイベント 

OWNER_NODE 

NUMBER 

ノード識別子 

BLOCKED 

NUMBER 

このロック要求が他からブロックされている場合は1、ブロックされていない場合は0 

BLOCKER 

NUMBER 

このロックが他をブロックしている場合は1、ブロックしていない場合は0 

V$GES_LATCH

V$GES_LATCHは非推奨です。

関連項目:

GESのラッチ・パフォーマンスの統計情報については、「V$LATCH」を参照してください。 

V$GES_RESOURCE

V$GES_RESOURCEは、Real Application Clustersのビューです。このビューは、現在ロック・マネージャが把握しているリソースをすべて示します。

  データ型  説明 

RESP 

RAW(4 | 8) 

リソース・ポインタ 

RESOURCE_NAME 

VARCHAR2(30) 

ロックの16進数でのリソース名 

ON_CONVERT_Q 

NUMBER 

変換キューの場合は1、それ以外の場合は0 

ON_GRANT_Q 

NUMBER 

許可キューの場合は1、それ以外の場合は0 

PERSISTENT_RES 

NUMBER 

持続リソースの場合は1、それ以外の場合は0 

RDOMAIN_NAME 

VARCHAR2(25) 

リカバリ・ドメイン名 

RDOMAINP 

RAW(4 | 8) 

リカバリ・ドメイン・ポインタ 

MASTER_NODE 

NUMBER 

マスター・ノードID 

NEXT_CVT_LEVEL 

VARCHAR2(9) 

グローバル変換キューで変換するための次のロック・レベル 

VALUE_BLK_STATE 

VARCHAR2(32) 

値ブロックの状態 

VALUE_BLK 

VARCHAR2(64) 

値ブロックの最初の64バイト 

V$GES_STATISTICS

V$GES_STATISTICSは、その他のGES統計を示します。

  データ型  説明 

STATISTIC# 

NUMBER 

統計番号 

NAME 

VARCHAR2(64) 

統計名 

VALUE 

NUMBER 

統計に対応付けられた値 

V$GLOBAL_BLOCKED_LOCKS

V$GLOBAL_BLOCKED_LOCKSは、グローバル・ブロック・ロックを示します。

  データ型  説明 

ADDR 

RAW(4 | 8) 

ロック・ステート・オブジェクトのアドレス 

KADDR 

RAW(4 | 8) 

ロックのアドレス 

SID 

NUMBER 

ロックを保持しているセッションの識別子(NUMBER) 

TYPE 

VARCHAR2(2) 

リソース型(CHAR) 

ID1 

NUMBER 

リソース識別子#1(NUMBER) 

ID2 

NUMBER 

リソース識別子#2(NUMBER) 

LMODE 

NUMBER 

保持されるロック・モード(NUMBER) 

REQUEST 

NUMBER 

要求されるロック・モード(NUMBER) 

CTIME 

NUMBER 

カレント・モードが付与されてから経過した時間 

V$GLOBAL_TRANSACTION

V$GLOBAL_TRANSACTIONは、現在アクティブになっているグローバル・トランザクションの情報を示します。

  データ型  説明 

FORMATID 

NUMBER 

グローバル・トランザクションの形式識別子 

GLOBALID 

RAW(64) 

グローバル・トランザクションのグローバル・トランザクション識別子 

BRANCHID 

RAW(64) 

グローバル・トランザクションのブランチ修飾子 

BRANCHES 

NUMBER 

グローバル・トランザクションでのブランチの総数 

REFCOUNT 

NUMBER 

グローバル・トランザクションの兄弟関係の数。ブランチ数と同じである必要がある。 

PREPARECOUNT 

NUMBER 

グローバル・トランザクションの調整済ブランチ数 

STATE 

VARCHAR2(38) 

グローバル・トランザクションのブランチの状態

  • ACTIVE

  • COLLECTING

  • FINALIZED

  • FAILED

  • RECOVERING

  • UNASSOCIATED

  • FORGOTTEN

  • READY FOR RECOVERY

  • NO-READONLY FAILED

  • SIBLING INFO WRITTEN

  • [ORACLE COORDINATED]ACTIVE

  • [ORACLE COORDINATED]COLLECTING

  • [ORACLE COORDINATED]FINALIZED

  • [ORACLE COORDINATED]FAILED

  • [ORACLE COORDINATED]RECOVERING

  • [ORACLE COORDINATED]UNASSOCIATED

  • [ORACLE COORDINATED]FORGOTTEN

  • [ORACLE COORDINATED]READY FOR RECOVERY

  • [ORACLE COORDINATED]NO-READONLY FAILED

  • [MULTINODE]ACTIVE

  • [MULTINODE]COLLECTING

  • [MULTINODE]FINALIZED

  • [MULTINODE]FAILED

  • [MULTINODE]RECOVERING

  • [MULTINODE]UNASSOCIATED

  • [MULTINODE]FORGOTTEN

  • [MULTINODE]READY FOR RECOVERY

  • [MULTINODE]NO-READONLY FAILED

  • [MULTINODE]SIBLING INFO WRITTEN

  • COMBINATION

 

FLAGS 

NUMBER 

状態の数値表現 

COUPLING 

VARCHAR2(15) 

ブランチの結合状態。解放(FREE)、疎結合(LOOSELY COUPLED)または密結合(TIGHTLY COUPLED)。 

V$HM_CHECK

V$HM_CHECKは、状態モニターに登録されたすべてのチェックに関する情報を示します。各チェックは名前またはIDによって一意に識別されます。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

ヘルス・チェックID 

NAME 

VARCHAR2(64) 

ヘルス・チェック名 

CLSID 

NUMBER 

このチェックが属するクラスID 

CLS_NAME 

VARCHAR2(15) 

チェックのクラス名

  • GENERIC

  • PERSISTENT_DATA

 

FLAGS 

NUMBER 

内部使用用 

INTERNAL_CHECK 

VARCHAR2(1) 

内部チェック 

OFFLINE_CAPABLE 

VARCHAR2(1) 

データベースがまだオープンされていないときに実行できるかどうか(Y | N) 

DESCRIPTION 

VARCHAR2(64) 

チェックの実行内容に関する説明 

V$HM_CHECK_PARAM

V$HM_CHECK_PARAMは、状態モニターのチェックすべての入力パラメータに関する情報を示します。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

パラメータID 

NAME 

VARCHAR2(64) 

パラメータ名 

CHECK_ID 

NUMBER 

このパラメータが属するチェックのID 

TYPE 

VARCHAR2(20) 

入力パラメータのデータ型:

  • DBKH_PARAM_UB4

  • DBKH_PARAM_UB8

  • DBKH_PARAM_TEXT

  • DBKH_PARAM_DATE

  • DBKH_PARAM_UB4_LIST

  • DBKH_PARAM_UB8_LIST

  • DBKH_PARAM_TEXT_LIST

  • DBKH_PARAM_DATE_LIST

 

DEFAULT_VALUE 

VARCHAR2(64) 

このパラメータのデフォルト値 

FLAGS 

NUMBER 

内部使用用 

DESCRIPTION 

VARCHAR2(64) 

パラメータの説明 

V$HM_FINDING

V$HM_FINDINGは、各種状態モニター実行のすべての検出結果に関する情報を示します。

  データ型  説明 

FINDING_ID 

NUMBER 

検出結果を表す一意のID 

RUN_ID 

NUMBER 

この検出結果を作成した実行のID 

NAME 

VARCHAR2(32) 

検出結果名 

PARENT_ID 

NUMBER 

この検出結果に対する親の検出結果ID 

CHILD_COUNT 

NUMBER 

この検出結果が親結果タイプの場合、アクティブな(オープンしている)子結果の数 

CLASS_NAME 

VARCHAR2(32) 

この検出結果が属するクラスの名前 

TIME_DETECTED 

TIMESTAMP(6) 

この検出結果が検出された時刻 

MODIFIED 

TIMESTAMP(6) 

この検出結果が最後に変更された時刻 

PRIORITY 

VARCHAR2(8) 

検出結果の優先順位:

  • LOW

  • HIGH

  • CRITICAL

 

STATUS 

VARCHAR2(12) 

検出結果のステータス:

  • OPEN

  • CLOSED

 

TYPE 

VARCHAR2(13) 

検出結果のタイプ:

  • INFORMATIONAL

  • FAILURE

 

DESCRIPTION 

VARCHAR2(1024) 

検出結果の説明 

DAMAGE_DESCRIPTION 

VARCHAR2(1024) 

検出結果について考えられるダメージに関する説明 

V$HM_INFO

V$HM_INFOは、状態モニターの実行、検出結果および推奨項目に関する情報を示します。実行/検出結果/推奨項目の情報は、名前と値のペアで構成されます。

情報のタイプがRUNの場合、このデータは、その実行のための入力パラメータです。情報のタイプがFINDINGまたはRECOMMENDATIONの場合、このデータは特定の検出結果/推奨項目に関する情報です。

  データ型  説明 

ID 

NUMBER 

情報の一意の識別子 

TYPE 

VARCHAR2(14) 

情報のタイプ

  • RUN

  • RUN-RESUME

  • FINDING

  • RECOMMENDATION

 

NAME 

VARCHAR2(32) 

情報のパラメータ名 

VALUE 

VARCHAR2(513) 

情報のパラメータ値 

V$HM_RECOMMENDATION

V$HM_RECOMMENDATIONは、各種状態モニターの検出結果に対して作成された全推奨項目に関する情報を示します。

  データ型  説明 

RECOMMENDATION_ID 

NUMBER 

推奨項目を表す一意のID 

FDG_ID 

NUMBER 

推奨項目が作成された検出結果IDまたは検出結果セットIDのいずれかを表す一意のID 

RUN_ID 

NUMBER 

この推奨項目を生成した可能性がある実行のID。

このIDが0の場合は、推奨項目がRecovery Managerによって生成されたことを示す。 

NAME 

VARCHAR2(32) 

推奨項目の名前 

TYPE 

VARCHAR2(7) 

推奨項目のタイプ:

  • MANUAL

  • REPAIR

 

RANK 

NUMBER 

推奨項目のランク 

TIME_DETECTED 

TIMESTAMP(6) 

推奨項目が作成された時刻 

EXECUTED 

TIMESTAMP(6) 

推奨項目(修復)が実装された時刻 

STATUS 

VARCHAR2(7) 

推奨項目(修復)の実行ステータス:

  • NOT RUN

  • RUNNING

  • SUCCESS

  • FAILED

 

DESCRIPTION 

VARCHAR2(1024) 

推奨項目の説明 

REPAIR_SCRIPT 

VARCHAR2(512) 

修復スクリプト・ファイルの位置 

V$HM_RUN

V$HM_RUNは、状態モニターの全チェックとそのステータスに関する情報を示します。

  データ型  説明 

RUN_ID 

NUMBER 

実行を表す一意のID 

NAME 

VARCHAR2(32) 

実行を識別するために使用される一意の名前 

CHECK_NAME 

VARCHAR2(32) 

チェック名 

RUN_MODE 

VARCHAR2(8) 

実行のモード:

  • MANUAL

  • REACTIVE

  • AUTO

 

TIMEOUT 

NUMBER 

この実行を強制終了前に完了するために許可された秒数 

START_TIME 

TIMESTAMP(6) 

実行の開始時刻 

LAST_RESUME_TIME 

TIMESTAMP(6) 

最後に実行が再開された時刻 

END_TIME 

TIMESTAMP(6) 

実行の終了時刻 

MODIFIED_TIME 

TIMESTAMP(6) 

最後に実行レコードが変更された時刻 

STATUS 

VARCHAR2(11) 

実行のステータス:

  • INITIAL

  • EXECUTING

  • INTERRUPTED

  • TIMEDOUT

  • CANCELLED

  • COMPLETED

  • ERROR

 

SRC_INCIDENT 

NUMBER 

この実行をアクティブ化するソース・インシデントID 

NUM_INCIDENT 

NUMBER 

この実行によって作成されたインシデントの数 

ERROR_NUMBER 

NUMBER 

エラーが発生したために実行を完了できなかった場合のエラー番号 

PROBLEM_ID 

NUMBER 

この実行をアクティブ化した可能性があるソース・インシデントIDの問題ID 

V$HS_AGENT

V$HS_AGENTは、特定のホスト上で現在実行している一連のHSエージェントを示します。エージェント・プロセスごとに1行の情報が表示されます。

  データ型  説明 

AGENT_ID 

NUMBER 

エージェントに接続するために使用されるOracle Netセッション識別子(LISTENER.ORAファイルで使用される識別子)。 

MACHINE 

VARCHAR2(64) 

オペレーティング・システムのマシン名 

PROCESS 

VARCHAR2(9) 

エージェントのオペレーティング・システムのプロセス識別子 

PROGRAM 

VARCHAR2(48) 

エージェントのプログラム名 

OSUSER 

VARCHAR2(30) 

オペレーティング・システムのユーザー 

STARTTIME 

DATE 

開始時刻 

AGENT_TYPE 

NUMBER 

エージェント・タイプ 

FDS_CLASS_ID 

NUMBER 

外部データ・ストアのクラスID 

FDS_INST_ID 

NUMBER 

外部データ・ストアのインスタンス名 

V$HS_PARAMETER

V$HS_PARAMETERは、サーバーおよびエージェントで使用される初期化パラメータを示します。

  データ型  説明 

HS_SESSION_ID 

NUMBER 

一意のHSセッション識別子(V$HS_SESSIONHS_SESSION_ID列にマップされる) 

PARAMETER 

VARCHAR2(30) 

パラメータ名 

VALUE 

VARCHAR2(64) 

パラメータの値 

SOURCE 

VARCHAR2(1) 

パラメータがエージェント(A)またはサーバー(S)のどちらに定義されているかを示す。 

ENV 

VARCHAR2(1) 

パラメータがエージェントまたはその他の環境変数(T | F)に定義されているかを示す。 

V$HS_SESSION

V$HS_SESSIONは、現行のHSセッションを示します。

  データ型  説明 

HS_SESSION_ID 

NUMBER 

一意のHSセッション識別子 

AGENT_ID 

NUMBER 

エージェントに接続するために使用されるOracle Netセッション識別子(V$HS_AGENTAGENT_ID列にマップされる) 

SID 

NUMBER 

ユーザー・セッション識別子(V$SESSIONSID列にマップされる) 

DB_LINK 

VARCHAR2(128) 

エージェントへのアクセスに使用されるサーバーのデータベース・リンク名。データベース・リンクが使用されない場合、空白(たとえば、外部プロシージャを使用する場合など)。 

DB_LINK_OWNER 

NUMBER 

DB_LINKのデータベース・リンクの所有者 

STARTTIME 

DATE 

接続が初期化された時刻 

V$HVMASTER_INFO

V$HVMASTER_INFOは、グローバル・エンキュー・サービス・リソースの、現行と以前のマスター・インスタンスおよび再マスター化の数を示します。

  データ型  説明 

HV_ID 

NUMBER 

ハッシュ値ID 

CURRENT_MASTER 

NUMBER 

このハッシュ値IDのマスター・インスタンス 

PREVIOUS_MASTER 

NUMBER 

このハッシュ値IDの以前のマスター・インスタンス 

REMASTER_CNT 

NUMBER 

再マスター化された回数 


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