| Oracle Databaseリファレンス 11g リリース1(11.1) E05771-04 |
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この章では、動的パフォーマンス・ビューの前半をアルファベット順に説明します。後半の動的パフォーマンス・ビューは、第8章〜第9章でアルファベット順に説明します。
この章では、次の内容について説明します。
Oracleには、データベース・サーバーがメンテナンスし、データベース管理者のユーザーSYSがアクセスできる一連の基礎となるビューがあります。これらのビューは、データベースがオープンされ使用されている間、継続的に更新されるため、動的パフォーマンス・ビューと呼ばれます。これらの表の内容は、主にパフォーマンスに関係しています。
これらのビューは通常のデータベース表のように見えますが、そうではありません。これらのビューでは、内部ディスク構造およびメモリー構造のデータが表示されます。これらのビューを選択することはできますが、更新や変更はできません。
catalog.sqlスクリプトには、動的パフォーマンス・ビューに関するビューおよびパブリック・シノニムが定義されています。これらのビューおよびシノニムを作成するには、catalog.sqlを実行する必要があります。インストール後、ユーザーSYSまたはSYSDBAロールが付与されているユーザーのみが動的パフォーマンス表にアクセスできます。
実際の動的パフォーマンス・ビューは、接頭辞V_$によって識別されます。これらのビューのパブリック・シノニムには、接頭辞V$が付いています。データベース管理者および他のユーザーは、V_$オブジェクトではなく、V$オブジェクトのみにアクセスしてください。
動的パフォーマンス・ビューは、Oracle Enterprise Managerによって使用されます。Oracle Enterprise Managerは、システム・パフォーマンスに関する情報にアクセスするための主要なインタフェースです。インスタンスが起動されると、メモリーから読み込まれるV$ビューがアクセス可能になります。ディスクから読み込まれるビューにアクセスするには、データベースがマウントされ、場合によってはオープンされている必要があります。
この章で説明されているほとんどすべてのV$ビューには、対応するGV$(グローバルV$)ビューがあります。Real Application Clustersでは、GV$ビューで問合せを実行すると、該当するすべてのインスタンスからV$ビュー情報が取り出されます。各GV$ビューには、V$ビュー情報以外にデータ型がNUMBERのINST_ID列があります。INST_ID列には、対応付けられたV$ビュー情報を取得した元のインスタンス番号が表示されます。INST_ID列をフィルタとして使用することで、使用可能なインスタンスのサブセットからV$情報を取り出せます。たとえば、次の問合せを実行して、V$LOCKビューからインスタンス2および5の情報を取り出します。
SQL> SELECT * FROM GV$LOCK WHERE INST_ID = 2 OR INST_ID = 5;
次に、動的パフォーマンス・ビューをアルファベット順に示します。
V$ACCESSは、ライブラリ・キャッシュ・オブジェクトに現在かけられているロックに関する情報を示します。ロックをかけると、SQLの実行にオブジェクトが必要な間、ライブラリ・キャッシュ内に確実に存在させることができます。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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オブジェクトにアクセスしているセッション番号 |
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オブジェクトの所有者 |
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オブジェクト名 |
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オブジェクトの型識別子 |
V$ACTIVE_INSTANCESは、現在マウントされたデータベースがあるすべてのインスタンスについて、インスタンス名とインスタンス番号との間のマッピングを示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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インスタンス番号 |
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インスタンス名 |
V$ACTIVE_SERVICESは、データベース内のアクティブなサービスに関する情報を示します。
V$ACTIVE_SESS_POOL_MTHは、使用可能でアクティブなセッション・プールのリソース割当て方法を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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アクティブなセッション・プールのリソース割当て方法の名前 |
V$ACTIVE_SESSION_HISTORYは、データベース内のサンプリングされたセッション・アクティビティを示します。このビューは、1秒に一度取得されるアクティブなデータベース・セッションのスナップショットを示します。データベース・セッションは、CPU上にあった場合、またはIdle待機クラスに属していないイベントを待機していた場合に、アクティブであるとみなされます。待機クラスの詳細は、V$EVENT_NAMEビューを参照してください。
このビューの各行は、各アクティブ・セッションをサンプルごとに示し、最新のセッション・サンプル行を最初に戻します。アクティブなセッションの履歴に含まれるセッションを示すほぼすべての列が、V$SESSIONビューにあります。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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サンプルのID |
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サンプルが取得された時刻 |
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セッション識別子。 |
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セッション・シリアル番号(セッションのオブジェクトを一意に識別するために使用される)。 |
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セッション・タイプ: |
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将来、使用するために確保される |
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Oracleユーザー識別子。 |
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サンプリング時にセッションで実行されていたSQL文のSQL識別子 |
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サンプリング時にセッションで実行されていたSQL文の子番号 |
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操作のどのフェーズにSQL文が存在したかを示す。 関連項目: この列の解釈の詳細は、「V$SESSION」を参照。 |
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トップレベルSQL文のSQL識別子 |
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操作のどのフェーズにトップレベルSQL文が存在していたかを示す |
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カーソルに対するSQLプランの数値表現。この情報が提供されないセッション・サンプルもある。 |
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SQLプランの行ID |
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プラン操作の名前 |
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プラン操作のオプション |
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SQL実行識別子 |
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SQLの実行が開始された時刻 |
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スタック上の最上位PL/SQLサブプログラムのオブジェクトID(PL/SQLサブプログラムがスタック上にない場合は、NULL) |
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スタック上の最上位PL/SQLサブプログラムのサブプログラムID(PL/SQLサブプログラムがスタック上にない場合は、NULL) |
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現在実行中のPL/SQLサブプログラムのオブジェクトID(SQLの実行中はNULL) |
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現在実行中のPL/SQLオブジェクトのサブプログラムID(SQLの実行中はNULL) |
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問合せコーディネータ・インスタンスID。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は |
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問合せコーディネータ・セッションID。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は |
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問合せコーディネータのセッション・シリアル番号。この情報は、サンプリングされたセッションがパラレル問合せスレーブである場合にのみ表示される。その他のすべてのセッションに対しては、この値は |
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関連項目: 付録C「Oracle待機イベント」を参照。 |
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セッションが現在待機しているか、または前回待機したリソースまたはイベントの識別子。解釈は、 |
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セッションが現在待機しているか、または前回待機したリソースまたはイベントの番号。解釈は、 |
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待機を一意に識別する順序番号(待機ごとに増分される) |
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第1追加パラメータのテキスト |
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第1追加パラメータ |
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第2追加パラメータのテキスト |
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第2追加パラメータ |
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第3追加パラメータのテキスト |
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第3追加パラメータ |
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サンプリング時にセッションが待機していたイベントの待機クラス名。解釈は、 |
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サンプリング時にセッションが待機していたイベントの待機クラス識別子。解釈は、 |
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サンプリング時にセッションがCPU上にあった場合は、セッションが前回イベントを待機した時間の合計(サンプリング時にセッションが待機していた場合は
注意: |
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セッションの状態: |
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待機イベントが1秒を超えて継続し、複数のセッション・サンプル行で待機となった場合、その待機イベントの待機に実際に費やされた時間がそれらのセッション・サンプル行の最後に移入される。この情報は、最新のセッション・サンプルでは表示されない。 |
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ブロックしているセッションの状態: |
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ブロックしているセッションのセッション識別子。ブロッカが同じインスタンス上にあり、セッションがエンキューを待機していた場合またはバッファ・ビジーであった場合にのみ、移入される。 |
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ブロックしているセッションのシリアル番号 |
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セッションで参照されているオブジェクトのオブジェクトID。この情報は、セッションがアプリケーション、クラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。 |
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セッションで参照されているブロックが含まれているファイルのファイル番号。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。 |
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セッションで参照されているブロックのID。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。 |
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セッションで参照されている行識別子。この情報は、セッションがクラスタ、同時実行性およびユーザーI/Oの待機イベントを待機していた場合にのみ表示される。 |
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コンシューマ・グループID |
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サンプリング時にセッションが処理していたトランザクションID。 |
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このセッションが待機しているブロックにサービスを提供するリモート・インスタンス識別子。この情報は、セッションがクラスタ・イベントを待機していた場合にのみ表示される。 |
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サンプリング時にセッションが接続管理を行っていたかどうか( |
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サンプリング時にセッションが解析を実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがハード解析を実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがSQL文を実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがPL/SQLを実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがインバウンドPL/SQL RPCコールを実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがPL/SQLをコンパイルしていたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがJavaを実行していたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがバインド操作を行っていたかどうか( |
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サンプリング時にセッションがカーソルをクローズしていたかどうか( |
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サービスを識別するハッシュ。 |
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オペレーティング・システムのプログラム名 |
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セッションのクライアント識別子。 |
V$ADVISOR_PROGRESSは、アドバイザ実行の進捗に関する情報を示します。
V$ALERT_TYPESは、サーバー・アラートのタイプに関する情報を示します。
V$AQは、データベース内のキューの統計情報を示します。
V$ARCHIVEは、アーカイブに必要なREDOログ・ファイルに関する情報を示します。1行ごとに1つのスレッドの情報を示します。この情報はV$LOGでも参照できるので、V$LOGを使用することをお薦めします。
V$ARCHIVE_DESTは、現行インスタンスについて、Data Guard構成内のすべての宛先を示します。各宛先の現在の設定値、モード、状態などが示されます。
V$ARCHIVE_DEST_STATUSは、アーカイブREDOログのアーカイブ先に関するランタイムおよび構成情報を示します。このビューの情報は、インスタンス停止後は保持されません。
V$ARCHIVE_GAPは、スタンバイ・データベースのアーカイブ・ギャップに関する情報を示します。このビューを使用すると、現行のリカバリ・インカーネーションに対してリカバリを阻止している現行のアーカイブ・ギャップを確認できます。
V$ARCHIVE_PROCESSESは、インスタンスに対する様なARCHプロセスの状態を示します。
V$ARCHIVED_LOGは、制御ファイルからのアーカイブ・ログ情報(アーカイブ・ログ名など)を示します。アーカイブ・ログ・レコードは、オンラインREDOログが正常にアーカイブまたは消去された後に書き込まれます(ログが消去された場合、NAME列はNULLに設定されます)。ログを2回アーカイブすると、同一のTHREAD#、SEQUENCE#およびFIRST_CHANGE#を持つ2つのアーカイブ・ログ・レコードが別の名前で作成されます。アーカイブ・ログ・レコードは、アーカイブ・ログがバックアップ・セットまたはコピーからリストアされ、ログのコピーがRecovery ManagerのCOPYコマンドを使用して作成された場合にも書き込まれます。
自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_ALIASの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各別名を示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_ALIASに行は表示されません。
V$ASM_ATTRIBUTEは、定義済の属性ごとに1行の情報を示します。このビューには、CREATE DISKGROUP文およびALTER DISKGROUP文で指定された属性以外に、自動的に作成された他の属性が表示される場合があります。
V$ASM_CLIENTは、オープンしているASMディスク・グループごとに1行の情報を示します。
自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_DISKの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによって検出される各ディスクを示します(どのディスク・グループにも属さないディスクを含む)。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_DISKの行は、データベース・インスタンスで使用中のディスク・グループ内のディスクのみを示します。
V$ASM_DISK_IOSTATは、各ASMクライアントのディスクI/O統計に関する情報を示します。このビューの問合せをデータベース・インスタンスから行った場合は、そのインスタンスの行のみが表示されます。
V$ASM_DISK_STATはV$ASM_DISKと同じ方法でパフォーマンス統計情報を示しますが、新しいディスクは検出しません。このため、操作のコストがより低くなります。ただし、検出が実行されないため、このビューの出力にはシステムの新規ディスクに関するデータが含まれません。
V$ASM_DISK_STATの列は、V$ASM_DISKの列と同じです。
V$ASM_DISKGROUPは、ノードのASMインスタンスによって検出されるASMディスク・グループごとに1行を示します。
V$ASM_DISKGROUP_STATはV$ASM_DISKGROUPと同じ方法でパフォーマンス統計情報を示しますが、新しいディスク・グループは検出しません。このため、操作のコストがより低くなります。ただし、検出が実行されないため、このビューの出力にはシステムの新規ディスク・グループに関するデータが含まれません。
V$ASM_DISKGROUP_STATの列は、V$ASM_DISKGROUPの列と同じです。
自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_FILEの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各自動ストレージ管理ファイルを示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_FILEに行は表示されません。
自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_OPERATIONの各行は、自動ストレージ管理インスタンス内で長時間実行されている自動ストレージ管理のアクティブな各操作を示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_OPERATIONに行は表示されません。
自動ストレージ管理インスタンスの場合、V$ASM_TEMPLATEの各行は、自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべての各ディスク・グループに存在する各テンプレートを示します。データベース・インスタンスの場合、V$ASM_TEMPLATEの各行は、データベース・インスタンスが通信を行う自動ストレージ管理インスタンスによってマウントされたすべてのディスク・グループに存在する各テンプレートを示します。
V$AW_AGGREGATE_OPは、分析作業領域で使用できる集計演算子を示します。このビューは、アプリケーションで選択リストを使用する場合に使用できます。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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集計演算子のキーワード |
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演算子のわかりやすい名前 |
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重み付け演算子に対するデフォルトの重みファクタ |
V$AW_ALLOCATE_OPは、分析作業領域で使用できる割当て演算子を示します。このビューは、アプリケーションで選択リストを使用する場合に使用できます。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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割当て演算子のキーワード |
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演算子のわかりやすい名前 |
V$AW_CALCは、動的集計時にOracle OLAPで使用される各種キャッシュの効果をレポートします。
V$AW_LONGOPSは、分析作業領域内で開始されたアクティブなSQLカーソルに関するステータス情報を示します。
V$AW_OLAPは、アクティブ・セッションのレコードおよび分析作業領域での使用状況を示します。分析作業領域が作成またはアタッチされるたびに、行が生成されます。セッションの最初の行は、最初のコマンドの発行時に作成されます。最初の行によって、各セッションに自動的にアタッチされるSYS.EXPRESS作業領域が識別されます。特定の分析作業領域に関連付けられた行は、作業領域がセッションから分離されるか、セッションが終了するときに削除されます。
V$AW_SESSION_INFOは、各アクティブ・セッションに関する情報を示します。トランザクションは、クライアント・セッションとOracle OLAP間での1回のやり取りです。複数のコマンドを1つのトランザクション内で実行できます。
V$BACKUPは、すべてのオンライン・データ・ファイルのバックアップの状態を示します。
V$BACKUP_ARCHIVELOG_DETAILSは、リストア可能なすべてのアーカイブ・ログの情報を示します。この情報には、バックアップ・セットまたはプロキシ・コピーにバックアップされたすべてのアーカイブ・ログが含まれます。
V$BACKUP_ARCHIVELOG_SUMMARYは、バックアップ・セットまたはプロキシ・コピーのアーカイブ・ログに基づいて、アーカイブ・ログのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_ASYNC_IOは、実行中および最近完了したRecovery Managerのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。
V$BACKUP_CONTROLFILE_DETAILSは、リストア可能な制御ファイルの情報を示します。この情報には、バックアップ・セット、イメージ・コピーおよびプロキシ・コピーにバックアップされたすべての制御ファイルが含まれます。
V$BACKUP_CONTROLFILE_SUMMARYは、ファイルのバックアップ・セット、イメージ・コピーまたはプロキシ・コピーに基づいて、制御ファイルのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_COPY_DETAILSは、すべての使用可能な制御ファイルおよびデータ・ファイルのコピーに関する情報を示します。
V$BACKUP_COPY_SUMMARYは、出力データ・ファイルおよび制御ファイルのコピーのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_CORRUPTIONは、データ・ファイル・バックアップの破損ブロック範囲に関する制御ファイルからの情報を示します。制御ファイルおよびアーカイブREDOログ・バックアップについては、破損を防ぐための万全の措置が必要です。
V$BACKUP_DATAFILEは、制御ファイルからのバックアップ・セット内の制御ファイルおよびデータ・ファイルに関する情報を示します。
V$BACKUP_DATAFILE_DETAILSは、リストア可能なデータ・ファイルの情報を示します。この情報には、バックアップ・セット、イメージ・コピーおよびプロキシ・コピーにバックアップされたすべてのデータ・ファイルが含まれます。
V$BACKUP_DATAFILE_SUMMARYは、バックアップ・ジョブ、ジョブに適用できる時間範囲または特定のデータ・ファイルに基づいて、特定の基準セットのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_DEVICEは、サポートされるバックアップ・デバイスに関する情報を示します。デバイス・タイプが指定されたデバイスをサポートしない場合には、デバイス・タイプ名とNULLのデバイス名を表示する1行が、そのデバイス・タイプの値として戻ります。デバイス・タイプが指定されたデバイスをサポートする場合は、そのタイプで使用可能なデバイスごとに1行の値が戻ります。特殊デバイス・タイプDISKは常に使用可能であるため、このビューでは値が戻りません。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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バックアップ・デバイス・タイプ |
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バックアップ・デバイス名 |
V$BACKUP_FILESは、すべてのRecovery Managerバックアップ(イメージ・コピーとバックアップ・セットの両方)およびアーカイブ・ログに関する情報を示します。
このビューは、LIST BACKUPおよびLIST COPY Recovery Managerコマンドをシミュレートします。このビューを表示するには、DBMS_RCVMAN.SETDATABASEプロシージャを使用してデータベースを設定する必要があります。
V$BACKUP_PIECEは、制御ファイルからのバックアップ・ピースに関する情報を示します。各バックアップ・セットは、1つ以上のバックアップ・ピースで構成されます。
V$BACKUP_PIECE_DETAILSは、使用可能なすべてのバックアップ・ピースに関する情報を示します。
V$BACKUP_REDOLOGは、制御ファイルからのバックアップ・セット内のアーカイブ・ログに関する情報を示します。オンラインREDOログは直接にはバックアップできないため、最初にディスクにアーカイブした後でバックアップを取る必要があります。1つのアーカイブ・ログ・バックアップ・セットには、1つ以上のアーカイブ・ログを入れることができます。
V$BACKUP_SETは、制御ファイルからのバックアップ・セットに関する情報を示します。バックアップ・セットが正常に完了した後で、バックアップ・セット・レコードが挿入されます。
V$BACKUP_SET_DETAILSは、バックアップ・セットに関する詳細情報を示します。このビューには、BACKUP BACKUPSET(同じバックアップ・セットの新しいコピーを作成するか、ディスクからテープにバックアップ・セット情報をコピーする)を起動する各バックアップ・セッションについて追加の行が示されます。ただし、他の列のそれ以外の値は、完全なバックアップ・セットに属します。
V$BACKUP_SET_SUMMARYは、バックアップ・セットのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_SPFILEは、制御ファイルからのバックアップ・セット内のサーバー・パラメータ・ファイルに関する情報を示します。
V$BACKUP_SPFILE_DETAILSは、バックアップ・セット内のバックアップされたすべてのリストア可能なSPファイルに関する情報を示します。
V$BACKUP_SPFILE_SUMMARYは、バックアップ・ジョブまたはジョブに適用できる時間範囲のいずれかに基づいて、入力SPファイルのサマリー情報を示します。
V$BACKUP_SYNC_IOは、実行中および最近完了したRecovery Managerのバックアップおよびリストアに関するパフォーマンス情報を示します。それぞれのバックアップについて、入力データ・ファイルごとに1行、すべてのデータ・ファイルの集計合計パフォーマンスに1行、および出力バックアップ・ピースに1行含まれています。このデータは永続的には格納されず、インスタンスが再起動された場合には保持されません。
V$BGPROCESSは、バックグラウンド・プロセスに関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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プロセス・ステート・オブジェクトのアドレス |
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プロセス・ステート・オブジェクトのシリアル番号 |
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バックグラウンド・プロセスの名前 |
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バックグラウンド・プロセスの説明 |
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検出されたエラー |
V$BHは、SGA内のバッファごとのpingの状態と数を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。
V$BLOCK_CHANGE_TRACKINGは、データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキングの状態を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキングの状態: |
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データベースに対するブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルの名前 |
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ブロック・チェンジ・トラッキング・ファイルのサイズ(バイト) |
V$BLOCKING_QUIESCEは、セッションが静止操作をブロックしている、またはブロックするかどうかを示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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セッション識別子 |
V$BUFFER_POOLは、インスタンスに使用できるすべてのバッファ・プールに関する情報を示します。
V$BUFFER_POOL_STATISTICSは、インスタンスに使用できるすべてのバッファ・プールに関する統計を示します。
V$BUFFERED_PUBLISHERSは、インスタンス内のバッファリングされたすべてのパブリッシャに関する情報を示します。各発信元に対してキューごとに1つの行が表示されます。値はデータベース(Oracle RAC環境の場合はインスタンス)の再起動時に0(ゼロ)にリセットされます。
V$BUFFERED_QUEUESは、インスタンス内のすべてのバッファリングされたキューに関する情報を示します。キューごとに1つの行が表示されます。
V$BUFFERED_SUBSCRIBERSは、インスタンス内のすべてのバッファリングされたキューのサブスクライバに関する情報を示します。各キューに対してサブスクライバごとに1つの行が表示されます。
V$CACHEは、特定のデータベース・オブジェクトに関連した現行インスタンスのSGA内の各ブロックのブロック・ヘッダー情報を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。
V$CACHE_LOCKは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。
このビューは、V$CACHEビューと似ていますが、すでに1回以上pingされたブロックのみを示します。このビューは、特定のデータベース・オブジェクトに関連した現行インスタンスのSGA内の各ブロックのブロック・ヘッダー情報を示します。これは、Real Application Clustersのビューです。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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データ・ファイル識別子番号(ファイル名を確認するには、 |
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ブロック番号 |
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クラス番号 |
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ブロックの状態: |
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別のインスタンスとの競合によるPCMロック変換数。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 |
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別のインスタンスによってブロックに対するロックが排他モードで要求されて、ブロックがこのインスタンスのキャッシュ外に強制的に出されたため、このブロックをキャッシュから再度読み取ることが必要になった回数 |
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このインスタンスが使用していたブロックに対して、別のインスタンスが競合モードによるロックを要求したために、GCSがこのブロックをキャッシュに書き込むことが必要になった回数 |
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ブロックが設定されているデータベース・オブジェクトの名前 |
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非パーティション・オブジェクトの場合はNULL |
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関連項目: 表8-1を参照。 |
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所有者番号 |
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バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 |
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バッファを対象としているPCMロックを含むロックの名前 |
V$CIRCUITは、バーチャル・サーキット(ディスパッチャおよびサーバーを介したデータベースへのユーザー接続)の情報を示します。
V$CLASS_CACHE_TRANSFERは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。
V$CLIENT_STATSは、クライアント識別子に対してアクティブなすべてのセッションに関する統計をインスタンス別に示します。このビューに表示される統計情報は、V$SESSTATおよびV$SESS_TIME_MODELに表示される統計のサブセットです。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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クライアント識別子 |
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統計識別子 |
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累積値(マイクロ秒) |
V$CLUSTER_INTERCONNECTSは、クラスタ通信に使用されている1つ以上のインターコネクトを示します。
V$CONFIGURED_INTERCONNECTSは、Oracleが認識しているすべてのインターコネクトを示します。このビューでは、Oracleが特定のインターコネクトに関する情報をどこで検出したかを示します。
V$CONTEXTは、カレント・セッションの設定属性を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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属性のあるネームスペース |
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属性の名前 |
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属性の値 |
V$CONTROLFILEは、制御ファイルの名前を示します。
V$CONTROLFILE_RECORD_SECTIONは、制御ファイル・レコード・セクションに関する情報を示します。
V$COPY_CORRUPTIONは、データ・ファイルのコピーの破損に関する制御ファイルからの情報を示します。
V$CORRUPT_XID_LISTは、破損したXIDすべてを示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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破損XIDの名前 |
V$CPOOL_CC_INFOは、インスタンスごとにデータベース常駐接続プールのプールと接続のクラス・マッピングに関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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データベース常駐接続プールの名前 |
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接続クラス名 |
V$CPOOL_CC_STATSは、インスタンスごとにデータベース常駐接続プールの接続クラス・レベル統計に関する情報を示します。
V$CPOOL_STATSは、インスタンスのデータベース常駐接続プール統計に関する情報を示します。
V$CR_BLOCK_SERVERは、キャッシュ・フュージョンで使用されるグローバル・キャッシュ・サービス・プロセス(LMS)の統計情報を示します。
V$CURRENT_BLOCK_SERVERは、キャッシュ・フュージョンで使用されるグローバル・キャッシュ・サービス・プロセス(LMS)の統計情報を示します。
V$DATABASEは、制御ファイルからのデータベースに関する情報を示します。
V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONは、前回のバックアップ後に破損したデータベース・ブロックに関する情報を示します。
V$DATABASE_INCARNATIONは、すべてのデータベース・インカネーションに関する情報を示します。RESETLOGSオプションを指定してデータベースをオープンすると、新規のインカネーションが作成されます。現行および直前のインカネーションのレコードは、V$DATABASEビューにも示されます。
V$DATAFILEは、制御ファイルからのデータ・ファイル情報を示します。
V$DATAFILE_COPYは、制御ファイルからのデータ・ファイル・コピー情報を示します。
V$DATAFILE_HEADERは、データ・ファイル・ヘッダーからのデータ・ファイル情報を示します。
V$DATAGUARD_CONFIGは、DB_UNIQUE_NAMEおよびLOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータで定義されている一意のデータベース名を示し、構成内の任意のデータベースからData Guard環境のビューを提供します。
このビューの最初の行は、DB_UNIQUE_NAME初期化パラメータで指定された現行のデータベースの一意のデータベース名を示します。その他の行は、LOG_ARCHIVE_CONFIG初期化パラメータのDG_CONFIGキーワードで指定された、構成内の他のデータベースの一意のデータベース名を反映します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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一意のデータベース名 |
V$DATAGUARD_STATSは、このビューの問合せ時にプライマリ・データベースがクラッシュした場合に損失する可能性があるREDOデータの量を示して、プライマリ・データベースによって生成され、スタンバイ・データベース上でまだ使用できないREDOデータの量を示します。このビューは、Data Guard構成のスタンバイ・データベースの任意のインスタンス上で問い合せることができます。プライマリ・データベース上でこのビューを問い合せる場合は、列の値が消去されます。
V$DATAGUARD_STATUSは、アラート・ログまたはサーバー・プロセス・トレース・ファイルに最近書き込まれたメッセージを示します。これは、フィジカル・スタンバイ・データベース、またはすべてのスタンバイ・データベース・タイプのREDO転送サービスに関係するメッセージです。
V$DB_CACHE_ADVICEの各行は、行に対応するキャッシュ・サイズに対する物理読取り数の推定値を示します。また、この行は、物理読取り要因を計算します。物理読取り要因とは、読取りバッファ・キャッシュによって測定区間内で実際に実行される読取り数に対する見積り読取り数の割合です。
V$DB_OBJECT_CACHEは、ライブラリ・キャッシュ内にキャッシュされるデータベース・オブジェクトを示します。オブジェクトには、表および索引、クラスタ、シノニム定義、PL/SQLプロシージャ、パッケージ、トリガーなどがあります。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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オブジェクトの所有者 |
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オブジェクト名 |
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データベース・リンク名(存在する場合) |
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オブジェクトのライブラリ・キャッシュのネームスペース: |
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オブジェクトの型: |
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オブジェクトによってコンシュームされた共有プール内の共有可能メモリーの量 |
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オブジェクトがロードされた回数。この回数には、オブジェクトが無効になった場合も含まれる。 |
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関連項目: 実際の実行回数を確認するには、「V$SQLAREA」を参照。 |
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現在このオブジェクトをロックしているユーザーの数 |
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現在このオブジェクトを確保しているユーザーの数 |
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このオブジェクトがPL/SQLプロシージャ |
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オブジェクトを保護している子ラッチ番号この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。 |
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依存するオブジェクトが修正されたために、このネームスペース内のオブジェクトに無効のマークが付いた合計回数 |
V$DB_PIPESは、現在このインスタンスの共有プール内にあるパイプを示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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所有者の所有者ID(これがプライベート・パイプの場合)、それ以外の場合はNULL |
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パイプの名前(たとえば、 |
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パイプのタイプ: |
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パイプが使用するメモリー量 |
V$DB_TRANSPORTABLE_PLATFORMは、RMAN CONVERT DATABASEコマンドを使用してデータベースを転送できるプラットフォームをすべて示します。トランスポータブル・データベースの機能では、同じエンディアン・プラットフォームの転送のみがサポートされます。このため、V$DB_TRANSPORTABLE_PLATFORMでは、V$TRANSPORTABLE_PLATFORMよりも表示される行が少なくなります。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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プラットフォーム識別番号 |
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プラットフォーム名 |
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プラットフォームのエンディアン形式: |
V$DBFILEは、データベースを構成するすべてのデータ・ファイルを示します。このビューは、旧バージョンとの互換性を保つために残されています。このビューのかわりに、V$DATAFILEを使用することをお薦めします。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ファイル識別子 |
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ファイル名 |
V$DBLINKは、V$DBLINKの問合せを発行するセッションによってオープンされたすべてのデータベース・リンク(IN_TRANSACTION = YESのリンク)を示します。これらのデータベース・リンクは、クローズする前にコミットするか、ロールバックする必要があります。
V$DELETED_OBJECTは、制御ファイルから削除されたアーカイブ・ログ、データ・ファイルのコピーおよびバックアップ・ピースについての情報を示します。このビューの唯一の目的は、リカバリ・カタログの再同期を最適化することです。アーカイブ・ログ、データ・ファイルのコピーまたはバックアップ・ピースが削除されると、それに対応するレコードに削除マークが付きます。
V$DISPATCHERは、ディスパッチャ・プロセスに関する情報を示します。
V$DISPATCHER_CONFIGは、ディスパッチャ構成およびその属性に関する情報を示します。
V$DISPATCHER_RATEは、ディスパッチャ・プロセスによって実行される、アクティビティの数に関する割合の統計情報を示します。収集されたサンプルには、アクティビティ固有のTTL情報(TTL_*列)があります。統計情報は、次の2種類の時間間隔でレポートされます。
収集時は、サンプルがカレントとなります。TTLが経過すると、サンプルは、履歴になります。各アクティビティのタイプは、統計情報のレポート時に、固有のスケール(SCALE_*列で表される)を持ちます。
V$DNFS_CHANNELSは、NFSサーバーにオープンしているOracleプロセス接続(チャネル)の情報を示します。
V$DNFS_FILESは、Direct NFSを介してオープンしているOracleプロセス・ファイルの情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ファイル名 |
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ファイル・サイズ |
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ファイルをオープンしたOracleプロセス番号 |
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ファイルがオープンされているサーバーを識別するDirect NFSサーバー識別子 |
V$DNFS_SERVERSは、Direct NFSによってアクセスされるDirect NFSサーバーに関する情報を示します。
V$DNFS_STATSは、Direct NFSによって発行されたOracleプロセスのNFS操作統計に関する情報を示します。
V$DYNAMIC_REMASTER_STATSは、動的再マスター化プロセスに関する統計情報を示します。時間はすべて100分の1秒で表示され、合計値にはインスタンス起動後に収集された情報が反映されます。
V$ENABLEDPRIVSは、使用可能な権限を示します。これらの権限は、表SYSTEM_PRIVILEGE_MAPの中にあります。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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使用可能な権限の数値識別子 |
V$ENCRYPTED_TABLESPACESは、暗号化される表領域に関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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表領域番号 |
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暗号化アルゴリズム: |
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表領域が暗号化されているかどうか( |
V$ENCRYPTION_WALLETは、透過的なデータ暗号化に使用されるウォレットのステータスと場所に関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ウォレット・リソース・ロケータのタイプ( |
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ウォレット・リソース・ロケータのパラメータ(たとえば、 |
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ウォレットのステータス |
V$ENQUEUE_LOCKは、エンキュー・ステート・オブジェクトによって所有されているすべてのロックを示します。このビューの列は、V$LOCKの列と同じです。
V$ENQUEUE_STATは、各ロック・タイプのエンキュー(ロック)要求数の統計情報を示します。
V$ENQUEUE_STATISTICSは、各ロック・タイプのエンキュー(ロック)要求数の統計情報を示します。V$ENQUEUE_STATISTICSは、V$ENQUEUE_STATを含み、より詳細な情報(異なる理由による同じエンキューについては複数の行)を示します。
V$EVENT_HISTOGRAMは、待機数、最大待機および合計待機時間をイベント別のヒストグラムで示します。ヒストグラムには、<1ms、<2ms、<4ms、<8ms、... < 221 ms、< 222 ms、>= 222 msがあります。
TIMED_STATISTICS初期化パラメータがtrueに設定されていないかぎり、ヒストグラムは作成されません。
V$EVENT_NAMEは、待機イベントに関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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待機イベントの数 |
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待機イベントの識別子 |
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待機イベントの名前 |
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待機イベントの第1パラメータの説明 |
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待機イベントの第2パラメータの説明 |
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待機イベントの第3パラメータの説明 |
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待機イベントのクラスの識別子 |
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待機イベントのクラスの番号 |
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関連項目: 各種待機イベント・クラスについては、「待機イベントのクラス」を参照。 |
V$EVENTMETRICは、最新の60秒間の待機イベント・メトリックの値を示します。
V$EXECUTIONは、パラレル実行の情報を示します。
V$FALSE_PINGは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。
V$FAST_START_SERVERSは、パラレル・トランザクション・リカバリを実行しているすべてのリカバリ・スレーブに関する情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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サーバーの状態( |
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これまでに実行されたUNDOブロックの数 |
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プロセスID |
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トランザクションID |
V$FAST_START_TRANSACTIONSは、Oracleがリカバリ中のトランザクションの処理過程を示します。
V$FILE_CACHE_TRANSFERは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。
V$FILE_HISTOGRAMは、同期シングル・ブロックすべての読取りをファイル別のヒストグラムで示します(データ・ファイルの場合)。ヒストグラムには、<1ms、<2ms、<4ms、<8ms、... < 221 ms、< 222 ms、>= 222 msがあります。
STATISTICS_LEVEL初期化パラメータがALLに設定されていないかぎり、ヒストグラムは作成されません。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ファイル番号 |
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バケットが表す時間間隔(ミリ秒)。時間間隔が |
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ヒストグラムのバケットに属する時間間隔の待機数 |
V$FILEMETRICは、最新の10分間のファイル・メトリックの値を示します。システムには最新の1時間の履歴が保持されます。
V$FILEMETRIC_HISTORYは、最新の1時間のすべての時間間隔に対するファイル・メトリックの値を示します。
V$FILESPACE_USAGEでは、各データ・ファイルおよび一時ファイルの領域割当て情報が要約されます。
V$FILESTATは、実行された物理読取り/書込みの数、およびファイル・レベルで実行されたシングル・ブロックI/OとマルチブロックI/Oの合計数を示します。Oracle Database 10g リリース2(10.2)では、このビューにはバックアップ操作に対するRMANプロセスによって実行される読取りも含まれます。
V$FIXED_TABLEは、データベース内のすべての動的パフォーマンス表、ビューおよび導出表を示します。一部のV$表(たとえば、V$ROLLNAME)は実表を参照するため、表示されません。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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オブジェクト名 |
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固定オブジェクトの識別子 |
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オブジェクト型( |
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型が |
V$FIXED_VIEW_DEFINITIONは、すべての固定ビュー(V$で始まるビュー)の定義を示します。この表は、注意して使用してください。Oracleでは、固定ビューの動作をリリース間で統一するようにしていますが、固定ビューの定義は、予告なしに変更されることがあります。これらの定義は、動的パフォーマンス表の索引付きの列を使用して問合せを最適化するために使用してください。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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固定ビューの名前 |
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固定ビューの定義 |
V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGEは、フラッシュバック・リカバリ領域に関する使用率情報を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ファイル・タイプ: |
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使用されているリカバリ領域の割合 |
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再利用できるリカバリ領域の割合 |
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リカバリ領域にあるファイルの数 |
V$FLASHBACK_DATABASE_LOGは、フラッシュバック・データに関する情報を示します。このビューを使用すると、現行のワークロードに必要なフラッシュバック領域の量を見積もることができます。
V$FLASHBACK_DATABASE_LOGFILEは、フラッシュバック・ログ・ファイルに関する情報を示します。
V$FLASHBACK_DATABASE_STATは、フラッシュバック・データをロギングするI/Oオーバーヘッドの監視に関する統計情報を示します。このビューは、以前のワークロードに基づいて、必要とされる推定フラッシュバック領域も示します。
V$FLASHBACK_TXN_GRAPHは、トランザクションの依存性グラフを表形式で表します。依存性が高い部分では、競合が発生している各操作ごとに複数の行が存在する可能性があります。
このビューは、ファンクションのDBMS_FLASHBACK.TRANSACTION_BACKOUT()セットを使用して補正トランザクションが開始された後に関連するものです。補正トランザクションがコミットされるか、ロールバックされると関連性がなくなります。また、DBA_FLASHBACK_TXN_REPORTビューのCLOB XML構成では取得できないUNDO SQLについても表形式で表します。
V$FLASHBACK_TXN_MODSは、メモリー内のすべてのトランザクションの個別の変更を示します。
このビューは、ファンクションのDBMS_FLASHBACK.TRANSACTION_BACKOUT()セットを使用して補正トランザクションが開始された後に関連するものです。補正トランザクションがコミットされるか、ロールバックされると関連性がなくなります。また、DBA_FLASHBACK_TXN_REPORTビューのCLOB XML構成では取得できないUNDO SQLについても表形式で表します。
V$FOREIGN_ARCHIVED_LOGでは、ロジカル・スタンバイ・データベースに問合せを行って、データベースが受信した外部アーカイブ・ログのリストを確認できます。
V$FS_FAILOVER_STATSは、システムで発生する高速開始フェイルオーバー(FSFO)に関する統計を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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前回の高速開始フェイルオーバーのタイムスタンプ |
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前回の高速開始フェイルオーバーの理由 |
V$GC_ELEMENTは、バッファ・キャッシュで使用される各グローバル・キャッシュ・リソースに対するエントリを1つ示します。ロック要素に対応するグローバル・キャッシュ・リソースの名前は、{'BL', indx, class}です。これは、Real Application Clustersのビューです。
V$GC_ELEMENTS_WITH_COLLISIONSは非推奨です。過去にこのビューにあった情報は、現在はV$INSTANCE_CACHE_TRANSFERおよびV$SEGMENT_STATISTICSビュー内にあります。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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バッファを対象としているPCMロックを含むロック要素のアドレス。複数のバッファが同じアドレスを持っている場合、これらのバッファは同じPCMロックの対象になる。 |
V$GCSHVMASTER_INFOは、特定のマスターにマップされているファイルに属するものを除く、グローバル・キャッシュ・サービス・リソースの現行と以前のマスター・インスタンスと再マスター化の数を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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PCMハッシュ値ID |
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このPCMハッシュ値IDのマスター・インスタンス |
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このPCMハッシュ値IDの以前のマスター・インスタンス |
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再マスター化された回数 |
V$GCSPFMASTER_INFOは、特定のマスターにマップされているファイルに属する、グローバル・キャッシュ・サービス・リソースの現行と以前のマスター・インスタンスと再マスター化の数を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ファイル番号 |
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オブジェクトID |
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オブジェクトの型 |
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このファイルのマスター・インスタンス |
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このファイルの以前のマスター・インスタンス |
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再マスター化された回数 |
V$GES_BLOCKING_ENQUEUEは、現在ロック・マネージャが把握している、ブロックされているか他をブロックしているすべてのロックの情報を示します。このビューの出力は、V$GES_ENQUEUEからの出力のサブセットです。これは、Real Application Clustersのビューです。
V$GES_CONVERT_LOCALは、ローカルGESエンキュー操作の統計情報を示します。このビューには、グローバル・エンキュー要求の平均変換時間、カウント情報および定期的統計が記録されます。
V$GES_CONVERT_REMOTEは、リモートGESエンキュー変換の値を示します。このビューには、グローバル・エンキュー要求の平均変換時間、カウント情報および定期的統計が記録されます。
V$GES_ENQUEUEは、現在ロック・マネージャが把握しているロックをすべて示します。これは、Real Application Clustersのビューです。
V$GES_LATCHは非推奨です。
V$GES_RESOURCEは、Real Application Clustersのビューです。このビューは、現在ロック・マネージャが把握しているリソースをすべて示します。
V$GES_STATISTICSは、その他のGES統計を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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統計番号 |
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統計名 |
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統計に対応付けられた値 |
V$GLOBAL_BLOCKED_LOCKSは、グローバル・ブロック・ロックを示します。
V$GLOBAL_TRANSACTIONは、現在アクティブになっているグローバル・トランザクションの情報を示します。
V$HM_CHECKは、状態モニターに登録されたすべてのチェックに関する情報を示します。各チェックは名前またはIDによって一意に識別されます。
V$HM_CHECK_PARAMは、状態モニターのチェックすべての入力パラメータに関する情報を示します。
V$HM_FINDINGは、各種状態モニター実行のすべての検出結果に関する情報を示します。
V$HM_INFOは、状態モニターの実行、検出結果および推奨項目に関する情報を示します。実行/検出結果/推奨項目の情報は、名前と値のペアで構成されます。
情報のタイプがRUNの場合、このデータは、その実行のための入力パラメータです。情報のタイプがFINDINGまたはRECOMMENDATIONの場合、このデータは特定の検出結果/推奨項目に関する情報です。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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情報の一意の識別子 |
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情報のタイプ |
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情報のパラメータ名 |
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情報のパラメータ値 |
V$HM_RECOMMENDATIONは、各種状態モニターの検出結果に対して作成された全推奨項目に関する情報を示します。
V$HM_RUNは、状態モニターの全チェックとそのステータスに関する情報を示します。
V$HS_AGENTは、特定のホスト上で現在実行している一連のHSエージェントを示します。エージェント・プロセスごとに1行の情報が表示されます。
V$HS_PARAMETERは、サーバーおよびエージェントで使用される初期化パラメータを示します。
V$HS_SESSIONは、現行のHSセッションを示します。
V$HVMASTER_INFOは、グローバル・エンキュー・サービス・リソースの、現行と以前のマスター・インスタンスおよび再マスター化の数を示します。
| 列 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
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ハッシュ値ID |
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このハッシュ値IDのマスター・インスタンス |
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このハッシュ値IDの以前のマスター・インスタンス |
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再マスター化された回数 |
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