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Oracle SOA Suite開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31839-01
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12.4 「サービス」ビューを使用したESBサービスの確認と更新

Oracle ESB Controlの「サービス」ビューを使用すると、システム定義とサービス定義の表示、ルーティング・ルールの更新、トラッキング可能フィールドの定義およびサービスの図式ダイアグラムの表示ができます。

図12-2に、Oracle ESB Controlの「サービス」ビューの「ダイアグラム」タブの例を示します。

図12-2 Oracle ESB Controlの「サービス」ビュー - 「ダイアグラム」タブ

図12-2の説明は次にあります。
「図12-2 Oracle ESB Controlの「サービス」ビュー - 「ダイアグラム」タブ」の説明

「サービス」ビューは2つの主要なリージョンに分割されており、左側に「サービス」パネル、右側に複数のタブ・ページが表示されます。「サービス」パネルには、ESBシステムのナビゲーション・ツリー、サービス・グループ、各サービス・グループ内のサービスが表示され、ナビゲーション・ツリー内のオブジェクトを作成、削除および移動するためのボタンが表示されます。

「サービス」パネルは、Oracle ESB Controlの左側に表示されます。このパネルには、ESBシステム、グループおよびサービスを作成したり削除するためのボタン、および作成後のアイテム(およびその現行ステータス)を示すナビゲーション・ツリーが表示されます。

タブ・パネルには、ナビゲーション・ツリーで選択したサービスの詳細が表示されます。各サービスについて、次のことを実行できます。

12.4.1 サービス定義の表示方法と変更方法

ESBサービスの定義は、Oracle ESB Controlの「サービス」ビューで表示できます。また、サービスの「定義」タブでは、実行時におけるペイロードの検証を有効にしたり、サービスを外部サービスから起動可能であることを指定するなど、いくつかの構成を更新できます。

サービス定義を表示および変更する手順は、次のとおりです。

  1. 「サービス」ビューが表示されていない場合は、「サービス」をクリックします。

  2. 「サービス」パネルで、対象のサービスに移動してそのサービスを選択します。

  3. 「定義」タブをクリックします。

  4. 定義を確認し、必要に応じて1つ以上のシステム定義フィールドを更新します。

    たとえば、「操作の詳細」リージョンで「実行時にペイロードを検証」の横にあるボックスをクリックし、この機能を有効にできます。

  5. 「適用」をクリックして、変更内容を保存します。

図12-3に、「定義」タブの「実行時にペイロードを検証」オプションが表示されている「サービス」ビューの例を示します。

図12-3 「サービス」ビュー – 「定義」タブ

図12-3の説明は次にあります。
「図12-3 「サービス」ビュー – 「定義」タブ」の説明