次の操作は、アカウントがシステムでメールの受け取りを開始する前に行なってください。そうしない場合、ウィンドウシステムが各ホームディレクトリ MLD の各 SLD にある .dt/fp.dynamics に作成したディレクトリの内容をきれいにすることが必要となることがあります。
管理者役割になり、ADMIN_LOW
ワークスペースにいることを確認します。
必要に応じて、「ログイン後、特定の管理役割になるには」を参照してください。
dtterm(1) などの端末エミュレータにおいて、/etc/init.d ディレクトリに移動し、sendmail を停止します。
$ cd /etc/init.d $ sendmail stop |
セキュリティ管理者役割になり、ADMIN_LOW
ワークスペースに移動します。
代替メールアクションにアクションが定義されていることを確認します。
必要に応じて、「他のメールアプリケーションを代用するには」を参照してください。
アプリケーションマネージャの「システム管理 (System_Admin)」フォルダの「管理用エディタ (Admin Editor)」アクションを使用して、/usr/dt/appconfig/types/locale_name/dtwm.fp を開き、編集を行います (locale_name はロケール名を示しています)。
必要に応じて、「管理用エディタアクションを使用してファイルを編集するには」を参照してください。
次に示すようなメールの制御を行うセクションを検索します。
CONTROL Mail { TYPE icon CONTAINER_NAME Top CONTAINER_TYPE BOX POSITION_HINTS 5 ICON DTmail LABEL Mail ALTERNATE_ICON DtMnew MONITOR_TYPE mail DROP_ACTION Compose PUSH_ACTION DTWmail PUSH_RECALL true CLIENT_NAME dtmail HELP_TOPIC FPOnItemMail HELP_VOLUME FPanel } |
TYPE、CONTAINER_NAME、CONTAINER_TYPE、POSITION_HINTS は、以下に示すようにそのままにしておきます。
TYPE icon CONTAINER_NAME Top CONTAINER_TYPE BOX POSITION_HINTS 5 |
ICON フィールドの値を、代替アプリケーションのアイコンを表す値に変更します。
ICON OWmailtool |
LABEL フィールドの値を、「メール (Mail)」サブパネル内の代替アプリケーションのアイコンと一緒に表示されるアイコンラベルに変更します。
LABEL OW Mail Tool |
ALTERNATE_ICON および MONITOR_TYPE は変更しません。
ALTERNATE_ICON DtMnew MONITOR_TYPE mail |
DROP_ACTION を変更するか、またはそのままにしておきます。
DROP_ACTION Compose |
メールプログラムには「メール作成」アクションを持つものと持たないものがあります。OpenWindows の メールツール (mailtool) は「メール作成」アクションを持ちません。このため、DROP_ACTION を「メール作成」のままにしておくと、誰かがメールをメールアイコンにドラッグした場合、dtmail の「メール作成」アクションが起動されます。DROP_ACTION を削除すると、メールがメールアイコンにドラッグされても何も起こりません。
PUSH_ACTION フィールドの値を、ユーザーが新しいメールアイコンをクリックした時に実行する代替アクションを表す値に変更します。
PUSH_ACTION OWmailtool |
ここで指定するアクション名は、アプリケーション検索パスのどれかに定義されている必要があります。上記の OWmailtool アクションは /usr/dt/appconfig/types/localename ディレクトリの sunOW.dt に定義されています (localename はロケール名を示しています)。
PUSH_RECALL は変更しません。
PUSH_RECALL true |
この値が「true」の場合、アプリケーションを 2 度立ち上げようとしても、新しいアプリケーションは起動しません。アプリケーションウィンドウがワークスペースで隠されている場合には、代わりにアプリケーションウィンドウが最前面に移動します。
CLIENT_NAME フィールドの値を、代替アプリケーションの実行可能ファイルを表すものに変更します。
CLIENT_NAME mailtool |
CLIENT_NAME に指定するアクションのパス名は、そのアクション定義の EXEC_STRING に指定されているものである必要があります。たとえば、OWmailtool アクションの EXEC_STRING は /usr/openwin/bin/mailtool として定義されています。
エントリ HELP_* は変更しません。
HELP_TOPIC FPOnItemMail HELP_VOLUME FPanel |
変更を保存し、ファイルを閉じます。
:wq |
次の手順 8 は、この作業をシステムの稼動後に行なった場合にのみ必要となります。
$HOME
/.dt/fp.dynamics ディレクトリの内容をすべて削除します。
ワークスペースのメニューを使ってワークスペースマネージャを再起動し、dtwm.fp に対する変更がフロントパネル上に反映されていることを確認します。
管理者役割になり、ADMIN_LOW
ワークスペースに移動します。
dtterm(1) などの端末エミュレータにおいて、/etc/init.d ディレクトリに移動し、sendmail を再スタートさせます。
$ cd /etc/init.d $ sendmail start |