この例では、Sun Management Center のサーバ、エージェント、コンソール、および Advanced System Monitoring (ASM) アドオンを 3 台のマシンにインストールします。
マシン A に、コンソールと ASM アドオンをインストールします。
マシン B に、サーバと ASM アドオンをインストールします。
エージェントは自動的にサーバと一緒にインストールされます。
マシン C に、エージェントと ASM アドオンをインストールします。
Sun Management Center はまだ、どのマシンにもインストールされていません。
次に、Sun Management Center と ASM をインストールするのに必要な主な手順を要約します。
各マシンがサポート対象のプラットフォームであることを確認します。
サポートされるプラットフォームを参照してください。
各マシンが必要なリソースを持っていることを確認します。
インストール前のチェックリストを参照してください。
CD または CD イメージのどちらからインストールするのかを決定します。
インストールソースの確認を参照してください。
マシン B にサーバをインストールします。Solaris プラットフォームへの Sun Management Center 3.5 のインストールを参照してください。
インストール中:
本稼働環境を選択します。
サーバレイヤだけを選択します。エージェントレイヤは自動的に選択されます。
Advanced System Monitoring (ASM) アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring (ASM) アドオンを使用すると、サーバマシンを詳細に監視できます。詳細については、その他のアドオン製品を参照してください。
インストールが完了すると、/etc/system ファイルが更新されたためにシステムをリブートする必要があるというメッセージが表示されます。インストールプロセスを終了して、システムをリブートします。
マシン B で Sun Management Center サーバを設定します。
システムのリブートが完了したら、コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-guisetup を入力して、Sun Management Center サーバを設定します。
サーバを設定する場合:
セキュリティキーを生成するためのパスワードを指定します。
パスワードはすべての Sun Management Center マシンで同じである必要があります。
SNMPv1 セキュリティ文字列を指定します。
このセキュリティ文字列はすべての Sun Management Center マシンで同じである必要があります。
サーバの設定が終了すると、Advanced System Monitoring の設定が実行されます。
Advanced System Monitoring の設定が終了すると、Sun Management Center コンポーネントを起動するかどうか確認されます。すべてのコンポーネントを起動します。
マシン C にエージェントをインストールします。Solaris プラットフォームへの Sun Management Center 3.5 のインストールを参照してください。
インストール中:
本稼働環境を選択します。
エージェントレイヤだけを選択します。
ASM (Advanced System Monitoring) アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring (ASM) アドオンを使用すると、エージェントマシンを詳細に監視できます。詳細については、その他のアドオン製品を参照してください。
エージェントをサーバマシンにインストールする必要がある場合、エージェント更新イメージを作成すれば、このイメージを使用してエージェントをインストールできます。エージェント更新イメージによるエージェントの Sun Management Center 3.5 へのアップグレードを参照してください。
エージェントのインストールが終了すると、設定を実行するかどうか確認されます。設定を実行します。
マシン C で Sun Management Center エージェントを設定します。
エージェントを設定するとき:
手順 5 で指定したものと同じセキュリティキー生成用パスワードを指定します。
手順 5 で指定したものと同じ SNMPv1 コミュニティ文字列を指定します。
Sun Management Center サーバマシンの名前を指定します。
エージェントの設定が終了すると、Sun Management Center エージェントを起動するかどうか確認されます。エージェントを起動します。
マシン A にコンソールをインストールします。Solaris プラットフォームへの Sun Management Center 3.5 のインストールを参照してください。
インストール中:
本稼働環境を選択します。
コンソールレイヤだけを選択します。
ASM (Advanced System Monitoring) アドオンを選択します。
Advanced System Monitoring には、コンソール用のコンポーネントとメニューがあります。
コンソールのインストールが終了すると、設定を実行するかどうか確認されます。設定を実行します。
設定が終了したら、コマンド /opt/SUNWsymon/sbin/es-start -c を入力して、コンソールを起動します。