「NSR notification」リソースを使用して、Backup 通知システムによって処理されるイベント、優先順位、およびアクションをそれぞれ組み合わせることができます。Backup 通知は、単一のイベントタイプ、単一の優先順位、および 1 つのメッセージから構成されています。通知システムでは、各メッセージは、イベントタイプと優先順位が指定されている個々の「NSR notification」リソースのアクションに送られます。Backup サーバーの「NSR notification」リソースの編集には、「nsradmin 」または 「nwadmin」を使用します。
「NSR notification」リソースには以下の属性があります。
「name」属性 - 通知リソースの名前を指定します。
「event」属性 - 特定の通知を発行するイベントのクラスを指定します。有効なクラスには以下のものがあります。
「Media」 - メディアマルチプレクササブシステムに関連するイベント
「Savegroup」 - savegrp プログラムによって生成されるイベント
「Index」 - オンラインファイルインデックスサブシステムに関連するイベント
「Registration」 - 製品の登録状態の変更によって引き起こされるイベント
「Server」 - 再起動などの Backup サーバーのイベント
「priority」属性 - 通知を発行する優先順位を指定します。有効な値には以下のものがあります。優先順位の低いものから順に示してあります。
「Info」 - サーバーの現在の状態に関する情報
「Notice」 - 重要な情報
「Waiting」 - サーバーが定型タスクを待機中
「Critical」 - 対処が必要なエラー条件
「Alert」 - ただちに対処すべき重大なエラー条件
「Emergency」 - Backup の操作が失敗する可能性のある重大な条件
「action」属性 - 特定のイベントが起こったときに実行されるコマンド行を示します。
次に「NSR notification」リソースの例を示します。
type: NSR notification; name: savegroup completion; administrator: root; action: h:¥usr¥ucb¥mail -s savegroup completion; event: Savegroup; priority: Info, Notice, Warning, Waiting; |