Solstice Backup 5.1 管理者ガイド

保持ポリシーを無効にするには

セーブセットは、その期限が切れるまで、ボリュームとメディアデータベースに保持されています。通常、セーブセットは、セーブセットそのものと、復旧のためにそのセーブセットに依存しているすべてのセーブセットが保持ポリシーに適合する場合に、期限が切れた時点で再利用可能になります。ただし、セーブセットに対して有効期限を明確に指定して、保持ポリシーを無効にすることもできます。この場合でも依存関係の規則は適用されるので、セーブセットが再利用可能としてマークされるためには、そのセーブセットに依存しているすべてのセーブセットが「再利用可能」としてマークされる必要があります。

保持ポリシーを明示的に無効にするには、手動バックアップコマンドの save -e を入力します。


# save -e