オートチェンジャをストレージノードマシンに接続する場合は、さらに構成と管理の作業が必要になります。
このリモートオートチェンジャ内のデバイスに対するほとんどの操作は、サーバーから Backup 管理プログラムを使って制御できます。ただし、リセットなどのリモートオートチェンジャに対する一部の操作では、ストレージノードマシンで nsrjb コマンドまたは jb_config コマンドを使う必要があります。これらのコマンドは、スーパーユーザーになっていれば、ローカルマシンからでも、リモートのログインセッションでも使用できます。
ストレージノードマシンにストレージノードのバイナリファイルをインストールしたら、ストレージノードのデバイスを定義します。デバイスの定義方法は、「リモートデバイスの構成」に説明してあります。ここでは概要を説明します。
リモートオートチェンジャのデバイスを増設したら、最初に、Backup 管理プログラムの「Server」ウィンドウで「NSR」リソースの「Administrator」属性に、ストレージノードのホスト名を追加します。次の形式を使います。
root@storage-node-hostname
次に、ストレージノードマシンで jb_config プログラムを実行して (「オートチェンジャのインストール」を参照)、オートチェンジャ内の各デバイスを定義します。このプログラムの構文とオプションについては、付録 B 「コマンド行リファレンス」 か、jb_config(1m) のマニュアルページを参照してください。
リモートデバイスの名前の前に rd= とストレージノードマシンの名前を付けます。たとえば、omega という名前のストレージノードマシンにある /dev/rmt/1mbn という名前のデバイスは、rd=omega:/dev/rmt/1mbn と表します。