Solstice Backup 5.1 管理者ガイド

EMASS/Grau

EMASSサイロ(北米の場合) または Grauサイロ用のサイロ管理ソフトウェアは、DAS と呼ばれるプログラムです。DAS は、サイロを制御する AMU のプログラムのフロントエンドとして動作します。サイロ管理者は、サイロを構成する際に、各ドライブに記号名を付けます。記号名には、英数字を使用します。

DAS を Backup で使用するには、次のように設定します。

  1. サイロ管理者に、Backup サーバーまたはストレージノードマシンから送るコマンドを受け取れるように DAS を構成するよう依頼します。

  2. サイロ管理者に、次のどちらかを依頼します。

    • dasadmin allocd コマンドを使って、1 つまたは複数のデバイスを Backup サーバーまたはストレージノードに割り当てます。

    • Backup サーバーまたはストレージノードを管理者として構成します。こうすると、ユーザーが自分の Backup サーバーまたはストレージノードマシンから dasadmin allocd コマンドを入力して、デバイスを割り当てることができます。

サイロ内のデバイスに割り当てられた名前を探すには、dasadmin ユーティリティを使います。

  1. 次の 2 つの環境変数を設定します。

    • DAS_SERVER - DAS を実行するサイロ管理サーバーのホスト名

    • DAS_CLIENT - Backup サーバーまたはストレージノードのホスト名

    • ACI_MEDIA_TYPE - 3480、CD_THICK、CD_THIN、DECDLT、8MM、4MM、D2、VHS、3590、CD、TRAVAN、DTF、BETACAM、AUDIO_TAPE、および DAS_MEDIUM のいずれかで、ACI_MEDIA_TYPE と同じ値

  2. 次のコマンドを使って、ドライブと、ドライブが割り当てられているホスト名の一覧を表示します。


dasadmin ld