『Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド』では、次のリリースで、電子メールとカレンダ
を使用する方法について説明します。
SPARC® プラットフォームの SolarisTM 10 オペレーティングシステム用 SunTM JavaTM Desktop System Release 3
x86 プラットフォームの Solaris 10 オペレーティングシステム用 Sun Java Desktop System Release 3
このマニュアルのほとんどの情報は、すべてのリリースの Java Desktop System に共通です。共通でない情報については、プラットフォームを明示します。
このマニュアルは、電子メールとカレンダ
を次の用途に使用するユーザーを対象にしています。
電子メールクライアント
カレンダ
タスクマネージャ
連絡先マネージャ
このマニュアルを読む前に、次のトピックについて知っておく必要があります。
電子メールアプリケーション
カレンダアプリケーション
このマニュアルの構成は次のとおりです。
第 1 章「電子メールとカレンダの概要」 では、電子メールとカレンダ
の主要コンポーネントと機能について説明します。
第 2 章「電子メールとカレンダ入門」 では、電子メールとカレンダ
を開始するにあたっての使用方法を説明します。
第 3 章「電子メールとカレンダのサマリの使用」 では、「サマリ」の使用方法について説明します。
第 4 章「電子メールの使用」 では、電子メールとカレンダ
を使用した電子メールメッセージの作成、送信、受信、管理について説明します。
第 5 章「電子メールの高度な機能の使用」 では、電子メールとカレンダ
の高度な機能の使用方法について説明します。
第 6 章「カレンダの使い方」 では、「カレンダ」を使用した予定、会議、タスクのスケジュール方法について説明します。
第 7 章「タスクの使用」 では、「タスク」 を使用して、実行すべきタスクを管理する方法について説明します。
第 8 章「連絡先機能の使用」 では、「連絡先」 を使用して、連絡先のアドレス帳を作成する方法について説明します。
第 9 章「Sun Java System Calendar Server のアカウントとフォルダの使用」 では、Sun Java System Calendar Server
コネクタを使用した Sun Java System Calendar Server
の情報へのアクセス方法について説明します。
第 10 章「Microsoft Exchange Server アカウントの使用」 では、Connector for Microsoft Exchange Server
を使用した Microsoft Exchange
の情報へのアクセス方法について説明します。
第 11 章「電子メールとカレンダの構成」 では、電子メールとカレンダ
の各種コンポーネントの構成方法について説明します。
第 12 章「電子メールと連絡先データのインポート」 では、電子メールとカレンダ
へのデータのインポート方法について説明します。
付録 A 「電子メールとカレンダのトラブルシューティング」 では、電子メールとカレンダ
のトラブルシューティングについて説明します。
付録 B 「メッセージアイコン」 では、メッセージ区画に表示されるアイコンについて説明します。
用語集 では、このマニュアルで使用される用語とその定義について説明します。
次に、このマニュアルを読む際に参考になるマニュアルを示します。
Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide
Java Desktop System Release 3 システム管理
Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
Solaris オペレーティングシステム (Solaris OS) は、さまざまなアーキテクチャ、プロセッサファミリ、システムをサポートしています。表 P–1は、Solaris OS でサポートされ、この製品リリースに対応するシステムについての情報の参照先を示しています。
表 P–1 サポートされる Solaris システム
アーキテクチャ |
プロセッサファミリ |
Solaris システム |
---|---|---|
SPARC |
|
次のサイトで、Solaris の最新の Hardware Platform Guide を参照してください。 |
x86 |
|
次のサイトで、Solaris x86 プラットフォームの最新のハードウェア互換リストを参照してください。 |
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–2 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
次の表に、Java Desktop System のマニュアルに適用するマウスの使用規則を一覧します。
アクション |
定義 |
---|---|
クリック |
マウスを動かさずに、左ボタンを押して放します。 |
クリック&ホールド |
マウスの左ボタンを押したままにします。 |
左クリック |
クリックと同じ。左クリックは、右クリックと混同する恐れがある場合に操作を明確にするために使用します。 |
中央クリック |
マウスを動かさずに、中央ボタンを押して放します。 |
右クリック |
マウスを動かさずに、右ボタンを押して放します。 |
ダブルクリック |
マウスを動かさずに、左ボタンを続けて 2 回すばやく押して放します。 |
ドラッグ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動します。たとえば、ウィンドウやアイコンをドラッグできます。マウスの左ボタンと中央ボタンでドラッグ操作を実行できます。 |
ドラッグ&ドロップ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動します。たとえば、ウィンドウやアイコンをドラッグ&ドロップできます。 別の場所にオブジェクトを配置して、マウスボタンを放します。 |
つかむ |
移動できる項目をポイントし、マウスボタンをクリック&ホールドします。たとえば、ウィンドウのタイトルバーをつかんで、ウィンドウを別の場所にドラッグできます。 |