start-cal および stop-cal コマンドは、Calendar Server の起動と停止を簡単に行うためのラッパースクリプトです。このユーティリティーは、付録 D 「Calendar Server のコマンド行ユーティリティーのリファレンス」で定義されています。
設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。
stop-cal コマンドを発行して Calendar Server サービスを停止します。
/etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。
古い ics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。
次の表に示すパラメータを 1 つ以上編集します。
パラメータ |
説明とデフォルト値 |
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ランタイムユーザー ID (uid)。デフォルトは "icsuser" です。これは、スーパーユーザー権限が必要でない場合に使用するユーザー ID です。 |
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ランタイムグループ ID (gid)。デフォルトは "icsgroup" です。これは、スーパーユーザー権限が必要でない場合に使用するグループ ID です。 |
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このパラメータが "yes" に設定されている場合、watcher に接続しているサービスが正しく切断せずに終了すると、このサービスは自動的に再起動します。 |
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自動再起動タイムアウト間隔を定義します。自動起動時に無限に再起動を繰り返さないようにするため、指定した間隔内に 2 度終了すると、サービスは再起動しません。デフォルト設定は 10 分です。 |
ファイルを ics.conf として保存します。
Calendar Server を再起動します。
cal-svr-base /SUNWics5/cal/sbin/start-cal