表 A–3 は、log4j ベースのロギングおよび iim.conf パラメータベースのロギングの両方のロギング設定パラメータの一覧とその説明です。
表 A–3 ロギング設定パラメータ
パラメータ |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
iim.log.iim_server.severity |
INFO |
サーバーモジュールに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATAL、ERROR、WARNING、INFO、DEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATAL、ERROR、および WARNING のログが記録されます。 |
iim.log.iim_server.url |
im-runtime-base/log/xmppd.log |
サーバーログファイルの場所です。ディスク領域がいっぱいにならないように、このファイルの中身を定期的に削除する必要があります。 |
iim.log.iim_mux.severity |
INFO |
マルチプレクサモジュールに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATAL、ERROR、WARNING、INFO、DEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATAL、ERROR、および WARNING のログが記録されます。 |
iim.log.iim_mux.url |
im-runtime-base/log/mux.log |
マルチプレクサログファイルの場所です。ディスク領域がいっぱいにならないように、このファイルの中身を定期的に削除する必要があります。 |
iim.log.iim_mux.maxlogfiles |
10 |
格納されるマルチプレクサログファイルの最大数です。この数値を超えると、もっとも古いマルチプレクサログファイルが削除されます。 |
iim.log.iim_mux.maxlogfilesize |
10 MB |
このパラメータには、マルチプレクサログファイルの最大サイズを指定します。ログファイルがこのパラメータに指定されたサイズを超えると、新しいログファイルが作成されます。 |
iim.log.iim_server.maxlogsize |
このパラメータには、サーバーログファイルの最大サイズを指定します。ログファイルがこのパラメータに指定されたサイズを超えると、新しいログファイルが作成されます。 |
|
iim.log.iim_wd.severity |
INFO |
ウォッチドッグに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATAL、ERROR、WARNING、INFO、DEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATAL、ERROR、および WARNING のログが記録されます。 |
iim.log.agent-calendar.severity |
INFO |
カレンダエージェントに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATAL、ERROR、WARNING、INFO、DEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATAL、ERROR、および WARNING のログが記録されます。 |
iim.log4j.config |
im-cfg-base |
log4j 設定ファイルの場所と名前を指定します。このパラメータに値が指定されていない場合、ロガーは、im-cfg-base で log4j.conf を検索します。im-cfg-base で log4j.conf が見つからない場合、ロガーは、log4j の代わりにパラメータベースのロギング方法を使用します。 |