Sun Java System Instant Messaging 7.2 管理ガイド

ロギング設定パラメータ

表 A–3 は、log4j ベースのロギングおよび iim.conf パラメータベースのロギングの両方のロギング設定パラメータの一覧とその説明です。

表 A–3 ロギング設定パラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

iim.log.iim_server.severity

INFO

サーバーモジュールに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATALERRORWARNINGINFODEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATALERROR、および WARNING のログが記録されます。

iim.log.iim_server.url

im-runtime-base/log/xmppd.log

サーバーログファイルの場所です。ディスク領域がいっぱいにならないように、このファイルの中身を定期的に削除する必要があります。 

iim.log.iim_mux.severity

INFO

マルチプレクサモジュールに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATALERRORWARNINGINFODEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATALERROR、および WARNING のログが記録されます。

iim.log.iim_mux.url

im-runtime-base/log/mux.log

マルチプレクサログファイルの場所です。ディスク領域がいっぱいにならないように、このファイルの中身を定期的に削除する必要があります。 

iim.log.iim_mux.maxlogfiles

10 

格納されるマルチプレクサログファイルの最大数です。この数値を超えると、もっとも古いマルチプレクサログファイルが削除されます。 

iim.log.iim_mux.maxlogfilesize

10 MB 

このパラメータには、マルチプレクサログファイルの最大サイズを指定します。ログファイルがこのパラメータに指定されたサイズを超えると、新しいログファイルが作成されます。 

iim.log.iim_server.maxlogsize

 

このパラメータには、サーバーログファイルの最大サイズを指定します。ログファイルがこのパラメータに指定されたサイズを超えると、新しいログファイルが作成されます。 

iim.log.iim_wd.severity

INFO

ウォッチドッグに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATALERRORWARNINGINFODEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATALERROR、および WARNING のログが記録されます。

iim.log.agent-calendar.severity

INFO

カレンダエージェントに対するロギングレベルです。有効値は、レベルが高いものから低いものの順に、FATALERRORWARNINGINFODEBUG です。低いロギングレベルを選択すると、そのレベルよりも高いレベルのログもすべて記録されます。たとえば、WARNING を選択した場合、FATALERROR、および WARNING のログが記録されます。

iim.log4j.config

im-cfg-base

log4j 設定ファイルの場所と名前を指定します。このパラメータに値が指定されていない場合、ロガーは、im-cfg-baselog4j.conf を検索します。im-cfg-baselog4j.conf が見つからない場合、ロガーは、log4j の代わりにパラメータベースのロギング方法を使用します。