Sun Blade Storage Module M2 の概要
Sun Blade Storage Module M2 の保守
次の図に、Sun Blade Storage Module M2 コンポーネントを示します。
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ストレージモジュールコンポーネントは次のとおりです。
最大 8 つのフロントアクセス可能な SAS-2 ドライブのサポート。これらのドライブは、ハードディスクドライブまたは半導体ドライブ (Solid State Drive、SSD) のいずかになります。サポートされるディスクのリストについては、「オプションのコンポーネントと交換可能コンポーネント」を参照してください。
最大 24 の内蔵 Sun フラッシュモジュール (Flash Module、FMod) のサポート。FMod は小型の SO-DIMM フォームファクタを利用し、通常は DRAM バッファーとストレージスペースを含みます。FMod は、複数のボリュームに設定して、アプリケーションで使用することで、優れたパフォーマンスのストレージを活用できます。サポート対象の FMod のリストについては、「オプションのコンポーネントと交換可能コンポーネント」を参照してください。
注 - FMod はこのリリースではサポートされません。
システムの電源が取り外されたり、切断された場合に、FMod のキャッシュされたデータを保存するために予備電源を提供するエネルギーストレージモジュール (Energy Storage Module、ESM)。
注 - ESM はこのリリースではサポートされません。
2 つの内蔵型 LSI SAS–2 x36 エクスパンダ。これは、HBA、ドライブ、FMod などの SAS デバイスを接続するクロスバースイッチです。これらのエクスパンダは、ストレージモジュールの各 SAS デバイスへのデュアルパスを提供します。ディアルパスをサポートするためには、2 つの SAS-2 NEM をシャーシに取り付ける必要があります。
シリアルラベルに記載されている、ファームウェアの World Wide Name (WWN)。ストレージモジュールの一意の識別子として機能します。モジュールの SAS アドレスとも呼ばれます。
注 - シリアルラベルはストレージモジュールの上部と下部にもあり、モジュールがシャーシに取り付けられていないときに確認できます。また、モジュールの取り外しレバーの 1 つにもあり、モジュールがシャーシに取り付けられているときに正面から確認できます。
複数のサーバーホストに分割できるストレージリソース。このホストごとのリソースの割り当ては、SAS-2 ゾーン機能と呼ばれ、シャーシの CMM ILOM で設定されます。
注 - ストレージモジュールは、サービスプロセッサを搭載していません。シャーシ CMM はストレージモジュールを監視します。シャーシ SAS-2 ドメイン内でのホストからストレージへのアクセスの割り当ては、CMM ILOM の Sun Blade Zone Manager 機能を使用して行います。