サイレントインストールを実行するには、まずインストールセッションを記録して、サイレントインストールプロセスで使用する応答ファイルを作成します。ユーザーの応答は、応答ファイル内でそれぞれが 1 つのプロンプトまたはフィールドに対応する、パラメータ群の一覧として保持されます。入力として応答ファイルを使用すると、多数のホストでインストーラを実行できます。このプロセスにより、企業内の複数のホストに設定を伝達することができます。
応答ファイルの内容に基づいてサイレントモードでインストールを実行するには、/s 引数を付けて Setup.bat を実行します。デフォルトでは、Setup.bat は、Setup.bat と同じディレクトリ内で Setup.iss という名前の応答ファイルを探します。/f1 引数を使用すると、別の名前と場所の応答ファイルを指定できます。
サイレントインストールプログラムでは、エラーが発生してもダイアログボックスは表示されません。状態情報は、Setup.log ファイルに記録されます。デフォルトでは、このログファイルは、使用されている応答ファイルと同じディレクトリに作成されます。Setup.bat コマンドに /f2 引数を使用すると、ログファイルに別の名前と場所を指定できます。
インストール計画を作成します。
非互換性についてシステムを調査します。詳しくは、「一般的なインストール前提条件の確認」を参照してください。
インストーラを実行して、応答ファイルを生成します。
詳しくは、「応答ファイルの作成」を参照してください。
編集する前に、応答ファイルのコピーを作成します。
対象システムに合わせて応答ファイルの値を編集します。
詳しくは、「応答ファイルの編集」を参照してください。
応答ファイルを指定して、インストーラを実行します。
詳しくは、「サイレントモードでのインストーラの実行」を参照してください。