本書は、JavaTM Plug-in バージョン 1.4 の紹介、および使用方法の概略を示します。本書の内容は、http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/guide/plugin から入手可能な Java Plug-in マニュアルでさらに詳しく解説されています。
本書には、Web ページにアプレットを配備するアプレット開発者および Web サイト管理者にとって有用な情報が含まれています。
第 1 章「概要 — Java Plug-in の紹介」では、Java Plug-in 製品を紹介します。
第 2 章「従来の APPLET タグの使用」では、APPLET タグの使用について説明します。
第 3 章「Java Plug-in での OBJECT、EMBED、および APPLET タグの使用」では、HTML ファイルで使用するタグについて説明します。
第 4 章「HTML Converter を使用した Java Plug-in の APPLET タグの変換」では、HTML Converter について解説します。
第 5 章「プロキシ構成」では、アプレットを配備する Web サイトの設定に関する情報を提供します。
第 6 章「プロトコルのサポート」では、HTTP、FTP、および GOPHER プロトコルのサポートについて説明します。
第 7 章「cookie のサポート」では、Java Plug-in での cookie のサポートについて解説します。cookie には、クライアントプラットフォームのデータが格納されます。
第 8 章「Java Plug-in でのアプレットキャッシュおよびインストール」には、アプレットのキャッシュに関係する詳細な情報が含まれます。
第 9 章「Java Plug-in コントロールパネルによる Plug-in の動作/オプションの設定」では、Java Plug-in コントロールパネルの操作および使用方法を説明します。
第 10 章「Netscape 6」には、Netscape 6 および Open Java Interface (OJI) 関連の情報が含まれます。
第 11 章「FAQ (よくある質問)」では、Java Plug-in のオンライン FAQ で扱われるさまざまなトピックへの参照情報を提供します。
以下に示すマニュアルには、Java 2 Platform バージョン 1.4 に関する情報が含まれています。
Java 2 SDK, Standard Edition v. 1.4 リリースノート (http://java.sun.com/j2se/1.4 /ja/relnotes.html からオンラインで閲覧可能)
Java 2 SDK, Standard Edition, v. 1.4 ドキュメント (http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/index.html からオンラインで閲覧可能)
Java 2 Platform, Standard Edition, v 1.4 API 仕様 ( http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/index.html からオンラインで閲覧可能)
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。本文中で画面イメージを説明する場合には、日本語のメニュー、ボタン名などの項目名と英語の項目名が、適宜併記されています。
このマニュアルでは、「x86」という用語は、Intel 32 ビット系列のマイクロプロセッサチップ、および AMD が提供する互換マイクロプロセッサチップを意味します。