Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

サービスの定義

サービスの定義は、アプリケーション層の用語で定義されるサービス (という概念) と、実際に使用されるプロトコルとポートの間にマッピングを提供します。   /opt/SUNWconn/ba/lib/services.def ファイルには、いくつかのサービスが事前定義されています。このようなサービスは設定しなくても使用できます。「設定の例」には、事前定義されているサービスが示してあります。

図 5-4 「サービス」ウィンドウ

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左側にある「サービスリスト」には、現在設定されているサービスがすべて表示されます。ユーザー定義サービスに設定可能なパラメータを次に示します。

ポート情報を追加する
  1. 「サービスリスト」から、ポート情報を追加したいサービスを選択します。サービスが強調表示されます。「TCP/UDP」パネルに、サービスが現在使用しているポートが表示されます。

  2. 「TCP/UDP」パネルで、最後のアドレスエントリの下にある空の行をダブルクリックします。「ローカルポート」と「リモートポート」の両方のフィールドに入力してください。

    テキスト編集モードが始まり、空の行の中にカーソルが現れます。

  3. サービスに追加したいポートを入力します。

    アスタリスク (*) を使用すると、任意のポートを指定できます。

  4. 「適用」をクリックします。

    ポート情報がサービスに追加されます。