「インタフェース」定義は、インタフェースのデバイス名、そのフロー方向、および関連付ける帯域幅を指定します。
左側にある「インタフェースリスト」には、現在設定されているインタフェースのデバイス名がすべて表示されます。インタフェースの設定情報を表示するには、その名前をクリックします。関連するパラメータとその値が「インタフェース情報」パネルに表示されます。
デバイス名
新しいインタフェースは new という一時的な名前で作成されます。この名前を変更するには、「デバイス名」フィールドに新しい名前を入力して、「適用」をクリックします。デバイス名は Solaris の命名規約 (ドライバ名とドライバ番号) に従う必要があります。たとえば、qe0 です。
「デバイス名」には、選択したフロー方向に従って、_in または _out の接尾辞が自動的に追加されます。
帯域幅
このデバイスに関連する運用上の帯域幅の速度 (bps) です。この値は、必ずしもデバイスで使用可能な最大値である必要はありません。この値は、デバイスの最大値を超えてはなりません。
運用上の帯域幅の速度を決定するときは、デバイスの公称の速度ではなく、実際の速度を考慮してください。
デフォルトクラス
はい |
default クラスを作成する |
いいえ |
default クラスを作成しない |
フロー方向
イン |
このインタフェースの下にある階層は着信トラフィックだけを調節する |
アウト |
このインタフェースの下にある階層は発信トラフィックだけを調節する |
選択したフロー方向に従って、インタフェースのデバイス名には _in または _out の接尾辞が自動的に追加されます。
IP 透過モード
はい |
Solaris Bandwidth Manager を IP 透過モードで使用する |
いいえ |
Solaris Bandwidth Manager を非透過モードで使用する |
Solaris Bandwidth Manager を IP 透過モードで動作させ、下にあるパネルで次のオプションも指定する必要があります。
LAN 側のデバイス名
ネットワークと通信するためのデバイス名。ルーターとは反対側
ルーターの IP アドレス
ルーターの IP アドレス (またはホスト名) のリスト。複数のアドレスを指定する場合はコンマで区切る
マルチキャスト
「マルチキャスト」オプションは、マルチキャストパケットを転送する方法を定義する
ルーターの MAC アドレス
ルーターの MAC アドレス。標準の 16 進数形式で指定できる
非 IP トラフィックの送り先
スケジューラ |
すべての非 IP パケットをクラス分けおよびスケジュール管理する |
ルーター |
すべての非 IP パケットを、ipqos 経由ではなく、ルーターへ直接転送することを示す。このようなパケットはフロー統計に記録されない。 |
活動モード
統計 |
インタフェースについての統計が収集される。分類機能は動作するが、スケジューラは動作しない |
統計および TOS |
インタフェースについての統計が収集される。TOS が有効になる。分類機能は動作するが、スケジューラは動作しない |
統計、TOS およびスケジュール管理 |
インタフェースについての統計が収集される。分類機能とスケジューラが動作する |
また、「インタフェース」ウィンドウを使用すると、Solaris Bandwidth Manager を無効にすることも可能です。「活動モード」パネルから「無し」を選択します。