ホストマネージャを起動し、必要に応じてネームサービスを選択します。
詳細は、「ホストマネージャの起動」を参照してください。
ホストマネージャのメインウィンドウでホストのエントリを選択します。
スタンドアロンシステム、データレスシステム、汎用 (generic) システムを、OS サーバーに変換できます。
「編集」メニューから「変換」->「OS サーバーに」を選択します。
「変換」ウィンドウが表示され、選択したスタンドアロンシステムが「ホスト名」フィールドに表示されます。
「パスの設定」をクリックして、クライアントサービスを追加する Solaris CD イメージのパスを指定します。
インストールサーバーは現在のホストがデフォルト設定されています。インストールサーバーとして別のホストを指定する場合は、「インストールサーバー」メニューで「その他」を選択します。インストールサーバーがリモートシステムの場合は、はじめに管理システムとして設定してください。
使用する CD イメージ |
使用条件 |
指定するパス |
---|---|---|
Solaris CD |
Solaris CD がボリューム管理されている |
/cdrom/cdrom0、 /cdrom/cdrom0/s0、 /cdrom/cdrom0/s2 のいずれか |
Solaris CD がボリューム管理されていない |
Solaris CD のマウントポイント |
|
インストールサーバーのハードディスクの Solaris CD を (setup_install_server を使って) コピーしたもの |
|
Solaris CD をコピーするために、setup_install_server で指定した場所 |
追加するサービスを入力して、「追加」をクリックします。
指定した OS サービスが OS サービスのリストに追加され、エントリに + マークが表示されます。このマークのついた OS サービスは、変更を保存すると実際に追加されます。変更を保存する前に「削除」ボタンを使用して、OS サービスを削除することもできます。
「ファイル」メニューで「変更を保存」を選択して、システムを OS サーバーに変換します。
ホストマネージャのメインウィンドウで、変換されたシステムのシステムタイプは、OS サーバー (OS Server) と表示されます。
「変換」ウィンドウの記入例を以下に示します。
次のように入力すると、ホストマネージャと同じようにスタンドアロンシステムを OS サーバーに変換できます。
% admhostmod -x type=OS_SERVER minnie |
次のように入力すると、ホストマネージャと同じようにサービスを OS サーバーに追加できます。
% admhostmod -x mediapath=jupiter:/cdrom/cdrom0/s0 ¥ -x platform=sparc.sun4m.Solaris_2.5 minnie |
コマンドの意味は、以下のとおりです。
-x mediapath= jupiter:/cdrom/cdrom0/s0 |
Solaris CD イメージが jupiter という名前のリモートシステムにマウントされた CD 上にあることを指定します。リモートシステムの場合は、はじめに管理システムとして設定してください。 |
-x platform= sparc.sun4m.Solaris_2.5 |
インストールするサービスを指定します。この例では、SPARC 版 Solaris の sun4m カーネルアーキテクチャに必要な Solaris 2.5 サービスを指定しています。 |
minnie |
OS サーバー名を指定します。 |