表 6-3 に、AutoClient システムで利用できるディスク構成オプションを示します。各 AutoClient システムごとに、いずれかのオプションを選択する必要があります。
表 6-3 ディスク構成オプション
オプション |
意味 |
---|---|
1disk |
ディスク全体をキャッシュとして使用します。ディスク上の 1 ファイルがスワップ領域になります。 |
2disks |
1 台のディスクをキャッシュとして、もう 1 台のディスクをスワップ領域として使用します。 |
local200 |
300 M バイト以上のシステムディスクの場合に使用します。200 M バイトのキャッシュ (スワップ領域を含む) を作成し、システムディスクの残りの領域は、/local にマウントされるファイルシステムによって使用されます。 |
local400 |
500 M バイト以上のシステムディスクの場合に使用します。400 M バイトのキャッシュ (スワップ領域を含む) を作成し、システムディスクの残りの領域は、/local にマウントされるファイルシステムによって使用されます。 |
local200 および local400 のディスク構成オプションを使用すると、ローカルの AutoClientシステムにスクラッチファイルシステムを設定することができます。スクラッチファイルシステムは、サーバーに書き込まれないファイルを格納するために使用されます。また、スクラッチファイルはサーバーには書き込まれないので、システムに異常が発生するとデーターが失われる可能性があります。local200 または local400 のディスク構成オプションを選択した場合に、システムディスクがそれぞれ 300 M バイトまたは 500 M バイト未満であると、初めて AutoClient システムをブートした時に実行時エラーが発生することがあります。