Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド

Procedureユーザー、プロジェクト、および部署に基づく機能スケジューリングの作成方法

この設定を使用して、クラスタ内のすべてのリソースのある種の配分割り当てを、さまざまなユーザー、プロジェクト、または部署に対して作成します。同じユーザー、プロジェクト、または部署のジョブでは、先着順のスケジューリングが使用されます。

  1. 「Scheduler Configuration」ダイアログボックスで、「Share Functional Tickets」チェックボックスを選択します。

    「機能チケットの分配の共有」、および sched_conf(5) のマニュアルページを参照してください。

  2. スケジューラ構成で、機能チケットの数 (1000000 など) を指定します。

    QMON を使用したポリシーに基づくリソース管理の構成」、および sched_conf(5) のマニュアルページを参照してください。

  3. スケジューリング関連の項目を追加します。

  4. 各ユーザー、プロジェクト、または部署に機能共有を割り当てます。

    QMON を使用したユーザーアクセスリストの構成」、および access_list(5) のマニュアルページを参照してください。

    全体に対するパーセンテージとして配分を割り当てます。次に例を示します。

    ユーザーの場合

    • UserA (10)

    • UserB (20)

    • UserC (20)

    • UserD (20)

    プロジェクトの場合

    • ProjectA (55)

    • ProjectB (45)

    部署の場合

    • DepartmentA (90)

    • DepartmentB (5)

    • DepartmentC (5)