この設定を使用して、クラスタ内のすべてのリソースのある種の配分割り当てを、さまざまなユーザー、プロジェクト、または部署に対して作成します。同じユーザー、プロジェクト、または部署のジョブでは、先着順のスケジューリングが使用されます。
「Scheduler Configuration」ダイアログボックスで、「Share Functional Tickets」チェックボックスを選択します。
「機能チケットの分配の共有」、および sched_conf(5) のマニュアルページを参照してください。
スケジューラ構成で、機能チケットの数 (1000000 など) を指定します。
「QMON を使用したポリシーに基づくリソース管理の構成」、および sched_conf(5) のマニュアルページを参照してください。
スケジューリング関連の項目を追加します。
スケジューリング関連のユーザーごとに、1 人のユーザーを追加します。
「QMON を使用したユーザーオブジェクトの構成」、および user(5) のマニュアルページを参照してください。
スケジューリング関連のプロジェクトごとに、1 つのプロジェクトを追加します。
「QMON を使用したプロジェクトの定義」、および project (5) のマニュアルページを参照してください。
各スケジューリング関連の部署を追加します。
各ユーザー、プロジェクト、または部署に機能共有を割り当てます。
「QMON を使用したユーザーアクセスリストの構成」、および access_list(5) のマニュアルページを参照してください。
全体に対するパーセンテージとして配分を割り当てます。次に例を示します。
ユーザーの場合
UserA (10)
UserB (20)
UserC (20)
UserD (20)
プロジェクトの場合
ProjectA (55)
ProjectB (45)
部署の場合
DepartmentA (90)
DepartmentB (5)
DepartmentC (5)