Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド リリース12.1 B62702-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
受注オーガナイザを使用すると、システム内に存在する受注と返品を管理できます。「受注オーガナイザ」ウィンドウを使用して、最新の受注、要求出荷日を過ぎている受注、特定の保留状態にある受注、重要な顧客からの受注などを検索できます。
受注オーガナイザをオープンすると、「検索」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、受注または受注のグループを検索するための基準を入力できます。「検索」ウィンドウには、「見積/受注情報」、「明細情報」、「拡張」、「保留情報」および「予定作成」タブがあります。これらのタブのフィールドを使用して、受注を検索して表示するための基準として使用する値を入力または選択できます。
「受注オーガナイザ」ウィンドウの各タブには、フォルダ対応の「営業単位」フィールドがあります。受注の検索基準を指定する際は、「営業単位」フィールドを検索基準の1つとして指定することも、「営業単位」フィールドを空白のままにしてアクセス権が付与されている営業単位すべてを検索対象にすることもできます。「営業単位」フィールドに値が指定されていると、営業単位に依存する各フィールドの値リストには、その営業単位に対応するデータのみが表示されます。「営業単位」フィールドが空白の場合は、営業単位に依存する各フィールドの値リストに、アクセス可能な営業単位すべてに対応するデータが表示されます。「営業単位」フィールドの値を変更または消去すると、営業単位に依存する各フィールドも消去されます。
注意: 「検索」ウィンドウの「関連PO番号」フィールド(「見積/受注情報」タブ)には、直接出荷受注のみが表示され、連続受注は表示されません。
「受注オーガナイザ」ウィンドウは、ナビゲータ・ツリーと「検索結果」(受注要約)ウィンドウで構成されています。ナビゲータ・ツリーでエントリをダブルクリックすると、「検索結果」ウィンドウが更新され、対応する受注または明細が表示されます。
「営業単位」フィールドはフォルダ対応のフィールドで、「検索結果」の「受注要約」タブに表示されます。要約ウィンドウには、営業単位別にソートされた受注情報が表示されます。フォルダ機能を使用してソート・パラメータを指定した場合、営業単位は最後のソート・パラメータになります。
注意: 「受注オーガナイザ」ウィンドウでは、マウスの右ボタンを使用できます。
「受注オーガナイザ」ウィンドウ
ナビゲータ・ツリーには事前定義の問合せとフォルダがそれぞれ2つ用意されています。管理者とエンド・ユーザーは、これらを使用して顧客からの受注にすばやくアクセスできます。
本日の受注
「本日の受注」をダブルクリックすると、その日に入力したすべての受注に関する情報が「検索結果」ウィンドウに表示されます。
検索結果
「検索結果」を選択すると、「検索」ウィンドウで入力した最新の問合せ基準に一致する受注の情報が表示されます。問合せ基準を再度入力しなくても済むように、マウスの右ボタンを使用してこれらの検索や検索結果を保存することもできます。
個人フォルダ
「個人フォルダ」を選択するとツリーが展開され、保存されている問合せの一覧が表示されます。該当のエントリを選択すると、問合せに一致する受注にアクセスできます。これにより、日常的に処理する受注を編成し、またその受注にアクセスできます。
共有フォルダ
管理者が有用な検索を事前にまとめて定義し、すべてのユーザーがそれを利用できるようにすることが可能です。これらの問合せを一度定義しておくと、ユーザーは個別に定義する必要がなくなります。
受注オーガナイザの「検索」ウィンドウは、「見積/受注情報」、「明細情報」、「拡張」、「保留情報」および「予定作成」タブで構成されています。
「営業単位」はフォルダ対応のフィールドで、すべてのタブで使用できます。デフォルトでは、ユーザーのデフォルト営業単位が設定されています。アクセス権が付与されている別の営業単位を値リストから選択することで、検索対象を指定の営業単位に限定できます。検索対象をアクセス権が付与されている営業単位すべてに拡大するには、フィールドを空白にします。各タブに表示される営業単位に依存する各フィールドの状態は、次のようになります。
「営業単位」フィールドが空白の場合、これらのフィールドの値リストには、ユーザーがアクセス可能な全営業単位から値が表示されます。特定の値を選択すると、それに応じて「営業単位」フィールドに値が移入されます。「営業単位」フィールドに値が指定されると、営業単位に依存するフィールドすべての値リストに、その営業単位のみを対象とした値が表示されます。
「受注オーガナイザ」ウィンドウには、単一のOracle Inventoryモデルに集結された在庫モデルの結果として、使用可能なフィールド(第2取消数量、第2履行数量、第2出荷数量、第2出荷数量、第2出荷単位、「第2引当済数量」)が表示されます。これらのフィールドは表示専用です。「明細情報」タブには、(ロット分割不可品目の)ロット番号を使用して受注明細を問合せできる「ロット番号」フィールドが新たに追加されました。
このタブには、次の営業単位依存フィールドがあります。
受注タイプ
出荷先
請求先
営業基本契約番号
顧客事業所
顧客発注番号
営業担当
関連PO番号
購買依頼番号
受注ソース参照
請求書番号
搬送先
「営業単位」フィールドに値が指定されていない場合、「価格表」値リストには、アクセス権が付与されている営業単位に属する(グローバルまたは営業単位固有の)価格表のみが表示されます。デフォルトの営業単位が表示されている場合や、営業単位を指定した場合は、指定の営業単位に定義されているグローバルな価格表が「価格表」値リストに表示されます。
次のフィールドは、営業単位依存フィールドです。
出荷先
営業基本契約番号
搬送先
請求先
明細タイプ
プロジェクト
タスク番号
出荷セット
履行セット
顧客発注番号
関連PO番号
価格表
社内品目
注意: 「関連PO番号」と「購買依頼番号」の値リストには、営業単位も表示されます。「関連PO番号」の値リストには、受注営業単位と発注営業単位が表示されます。「購買依頼番号」の値リストには、受注営業単位と購買依頼営業単位が表示されます。
「検索」ウィンドウに営業単位が表示されている場合、「品目」の値リストには、その営業単位の品目検証組織に基づいて値が表示されます。「営業単位」フィールドが空白の場合、「品目」の値リストには、デフォルトの営業単位の品目検証組織に基づいて値が表示されます。営業単位を指定しなかった場合や、デフォルトの営業単位がない場合は、品目を検索基準として使用できません。
顧客または顧客サイトによる検索: 販売先顧客名を指定すると、「顧客関連」システム・パラメータ設定によって、「出荷先」、「請求先」または「搬送先」の値リストに表示されるデータが決まります。「営業単位」フィールドに値があるときに、「販売先」を指定すると、「出荷先」、「請求先」および「搬送先」の値リストに、その営業単位の「顧客関連」システム・パラメータ設定に基づいてデータが表示されます。
このタブを使用すると、保留中の受注や明細を検索したり、保留ソースを検索できます。
受注オーガナイザの「保留情報」タブを使用すると、保留ソースを検索したり、保留中の受注や明細を検索できます。「営業単位」フィールドは、フォルダ対応のフィールドで、デフォルト値が表示されます。
たとえば、出荷先または請求先に基づいて保留ソースを検索する場合は、次のようになります。
「見積/受注情報」タブの「営業単位」フィールドに値がある場合、その営業単位から値リストに出荷先および請求先の値が表示されます。
値が指定されていない場合、値リストには、ユーザーにアクセス可能な全営業単位に対応するデータが表示されます。値を選択すると、選択した値に基づいて「営業単位」フィールドに値が移入されます。
「営業単位」フィールドを消去または変更すると、「出荷先」または「請求先」フィールドの値が消去されます。
保留ソース
保留ソースに基づいた受注、包括受注、顧客または倉庫の検索に、営業単位は必要ありません。
保留ソースの検索には、どのような検索基準でも指定できます。「見積/受注情報」タブで営業単位を指定した場合、その営業単位に保留ソースが生成されていると、その営業単位の「保留ソース」ウィンドウに保留ソースの検索結果が表示されます(「保留情報」タブの「保留ソース」ボタンをクリックすると「保留ソース」ウィンドウが開きます)。「見積/受注情報」で営業単位を指定しない場合、検索結果には保留ソースが作成されたすべての営業単位について保留ソースの詳細が表示されます。
保留ソースで使用可能な検索基準は次のとおりです。
請求先サイト
作成日
顧客
搬送先サイト
品目
受注
受注タイプ
支払タイプ
価格表
プロジェクト番号
営業基本契約番号
販売チャネル・コード
出荷先サイト
出荷方法コード
トップ・モデル
倉庫
このタブの「営業単位」フィールドはフォルダ対応のフィールドです。このフィールドにはデフォルトの営業単位が表示されます。ユーザーは、アクセス権が付与されている別の営業単位を値リストから選択できます。複数の営業単位で受注明細を検索する場合は、フィールドの値を消去します。
「営業単位」フィールドにデフォルトが設定されていない場合や、値を指定していない場合は、ユーザーにアクセス権が付与されている全営業単位に対応する値が、営業単位に依存する次の属性の値リストに表示されます。
受注タイプ
明細タイプ
出荷先
プロジェクト番号
タスク番号
これらのいずれかのフィールドで値を選択すると、「営業単位」フィールドがデフォルト設定され、その他のフィールドの値リストには、その営業単位に対応する値のみが表示されます。「営業単位」フィールドの値を消去または変更すると、前述のフィールドはすべて消去されます。
品目に基づいた検索に関する詳細は、前述の「明細情報」タブを参照してください。予約セットによる検索: このフィールドの値リストには、作成済の予約セットのみが表示されます
予定作成オーガナイザの使用の詳細は、「ATP、予約および予定作成」の章の「複数受注の予定作成の概要」の項を参照してください。
「受注の検索」ウィンドウで、入力した検索基準に基づいて、既存の受注、受注明細、返品および返品明細を問い合せます。
注意: 「受注の検索」ウィンドウでは、マウスの右ボタンを使用できます。
受注を問い合せる手順は、次のとおりです。
次のユーザー・インタフェースのメニューから懐中電灯アイコンを選択して、「受注の検索」ウィンドウにナビゲートします。
受注オーガナイザ
「受注ヘッダー」ウィンドウ
「受注明細」ウィンドウ
「受注情報」タブ・リージョンで、問合せで使用する検索基準を入力します。
「明細情報」タブ・リージョンを選択し、問合せで使用する明細レベルの検索基準を入力します。
「拡張」タブ・リージョンを選択し、次のオプションを有効にします。
次のオプションから選択します。「クローズ受注を含む」、「クローズ明細を含む」、「取消受注を含む」、「取消明細を含む」。さらに、順序付けされているRLMソートを問い合せるか、または順序付けされていないRLMソートを問い合せるのかを選択します。
「保留情報」タブ・リージョンを選択し、保留基準を使用して情報を問い合せます。
また、Oracleのフォルダ機能を使用して、受注問合せ時の入力用の追加フィールドを含めることもできます。次に、「受注の検索」ウィンドウで現在表示可能な追加フィールドを示します。
営業単位
基本契約
小切手番号
搬送先
搬送名*
搬送名至*
需要区分
失効日*
失効日:至
運送業者
運送条件
請求先顧客*
請求先顧客番号
保留中
受注保留
当初システム文書タイプ
価格表
出荷先顧客
出荷先顧客番号
出荷方法
倉庫
表の列内の値にアスタリスクが付いている場合、そのフィールドは特定の範囲を示すために使用できます。たとえば、「搬送名」と「搬送名至」の両方をフォルダに追加すると、搬送名の範囲を使用して受注を問い合せることができます。
「検索」をクリックします。
結果が「受注オーガナイザ」ウィンドウに表示されます。
関連項目: 「受注履行」の章の「受注ワークベンチ」の項
新規受注を作成する手順は、次のとおりです。
「新規受注の作成」をクリックします。
新規返品を作成する手順は、次のとおりです。
「新規受注の作成」をクリックします。
関連項目: 「受注履行」の章の「返品の概要」の項
「受注の検索」ウィンドウで、入力した検索基準に基づいて、既存の受注、受注明細、返品および返品明細を問い合せます。
注意: 「受注の検索」ウィンドウでは、マウスの右ボタンを使用できます。
次の場所のメニューから懐中電灯アイコンを選択して、「受注の検索」ウィンドウにナビゲートします。
受注オーガナイザ
「受注ヘッダー」ウィンドウ
「受注明細」ウィンドウ
「受注の検索」ウィンドウ
「受注情報」タブ・リージョンで、問合せで使用する検索基準を入力します。
「明細情報」タブ・リージョンを選択し、問合せで使用する明細レベルの検索基準を入力します。
「拡張」タブ・リージョンを選択し、次のオプションを有効にします。
次のオプションから選択します。「クローズ受注を含む」、「クローズ明細を含む」、「取消受注を含む」、「取消明細を含む」。さらに、順序付けされているRLMソートを問い合せるか、または順序付けされていないRLMソートを問い合せるのかを選択します。
「保留情報」タブ・リージョンを選択し、保留基準を使用して情報を問い合せます。
また、Oracleのフォルダ機能を使用して、受注問合せ時の入力用の追加フィールドを含めることもできます。次に、「受注の検索」ウィンドウで現在表示可能な追加フィールドを示します。
基本契約
小切手番号
搬送先
搬送名*
搬送名至*
需要区分
失効日*
失効日:至
運送業者
運送条件
請求先顧客*
請求先顧客番号
保留中
受注保留
当初システム文書タイプ
価格表
出荷先顧客
出荷先顧客番号
出荷方法
倉庫
表の列内の値にアスタリスクが付いている場合、そのフィールドは特定の範囲を示すために使用できます。たとえば、「搬送名」と「搬送名至」の両方をフォルダに追加すると、搬送名の範囲を使用して受注を問い合せることができます。
「検索」をクリックします。
結果が「受注オーガナイザ」ウィンドウに表示されます。
関連項目: 受注ワークベンチ
「新規受注の作成」をクリックします。
「新規受注の作成」をクリックします。
関連項目: 返品の概要
「検索」ウィンドウを使用して、問合せ基準を入力します。「検索」ウィンドウにアクセスするには、「表示」メニューをクリックして「検索」を選択するか、またはOracleツールバーの懐中電灯アイコンを選択します。
「検索」をクリックします。問合せ基準に一致する受注が「受注オーガナイザ」に表示され、「検索結果」ノードが強調表示されます。
「検索結果」ノードにマウス・カーソルを移動します。マウスを右クリックして「問合せの保存」を選択します。
問合せ名を入力します。
プロファイル・オプション「OM: パブリック問合せの管理」の値に「Yes」が設定されている場合は、「パブリック」チェック・ボックスが表示されます。このチェック・ボックスを選択すると、問合せが共有フォルダに保存され、すべてのユーザーが参照できるようになります。チェック・ボックスの選択を解除すると、問合せは個人フォルダに保存され、保存したユーザーのみが参照できます。
注意: パブリック・フォルダまたはプライベート・フォルダを選択してからタブを切り替えると、タブ(「要約」と「明細」)のデータは、最後に実行した基準によって同期されません。パブリック・フォルダとプライベート・フォルダの検索基準は保持されないため、これらのフォルダがアクティブになった場合やノードがフォーカスされた場合も問合せは実行されません。
このまま問合せを保存する場合は「OK」を、保存しない場合は「取消」をクリックします。
各ユーザーが以前に保存した問合せは削除できます。パブリック問合せを削除するには、そのユーザーに対してプロファイル・オプション「OM: パブリック問合せの管理」の値が「Yes」に設定されている必要があります。保存されている問合せを削除する手順は次のとおりです。
「受注オーガナイザ」ウィンドウで、共有フォルダまたは個人フォルダを選択して、保存されている問合せを表示します。
削除するノードにマウス・カーソルを合わせ、右クリックします。
「問合せの削除」を選択します。
確認ダイアログが表示されるので、問合せを削除する場合は「Yes」を、削除を中止する場合は「No」をクリックします。
各ユーザーが以前に保存した問合せの名称は変更できます。パブリック問合せ名を変更するには、そのユーザーに対してプロファイル・オプション「OM: パブリック問合せの管理」の値が「Yes」に設定されている必要があります。以前に保存されている問合せ名を変更する手順は次のとおりです。
受注オーガナイザウィンドウで、共有フォルダまたは個人フォルダをダブルクリックして保存されている問合せを表示します。
名称を変更するノードにマウス・カーソルを合わせ、右クリックします。
「問合せ名の変更」を選択します。
新しい問合せ名を入力します。
プロファイル・オプション「OM: パブリック問合せの管理」の値に「Yes」が設定されている場合は、「パブリック」チェック・ボックスが表示されます。このチェック・ボックスを選択すると、問合せが共有フォルダに保存され、すべてのユーザーが参照できるようになります。チェック・ボックスの選択を解除すると、問合せは個人フォルダに保存され、保存したユーザーのみが参照できます。
このまま問合せを保存する場合は「OK」を、保存しない場合は「取消」をクリックします。
「要約」タブ・リージョンには、ナビゲータ・ツリーで選択したフォルダに対応するすべての受注と返品のヘッダー・レベル要約が表示されます。この表示には、受注番号、受注タイプ、顧客情報、受注合計などが含まれます。このウィンドウから実行できる主な処理は次のとおりです。
「要約」タブの「営業単位」フィールドはフォルダ対応のフィールドで、営業単位詳細とともに受注詳細を表示できます。また、営業単位に従って検索結果をソートすることもできます。
「オープン」をクリックして、既存の受注または返品をオープンおよび編集します。
「新規受注」をクリックして、新規の受注または返品を入力します。
「処理」をクリックし、適切な処理を選択して、現在の受注に適用可能な処理や操作を実行します。
「ツール」メニューから「一括変更」を選択して、複数の受注に対する受注ヘッダー情報を同時に複数選択して一括変更できます。一括変更は「クイック受注オーガナイザ」(「ツール」メニュー)からも実行できます。
「ツール」メニューから「ワークフロー・ステータス」を選択して、受注ヘッダーに関する詳細ワークフロー・ステータス情報を表示します。
マウスを右クリックして「追加受注情報」を選択し、保留履歴、搬送情報、請求情報、数量変更履歴など、追加受注ヘッダー関連情報を表示します。
「処理」ボタンメニューから「出荷ステータスの表示」を選択して、追加出荷詳細を表示します。
請求書番号またはクレジット・メモ番号について問い合せると、受注オーガナイザは、請求書に関連する当初の受注または返品の情報を表示しますが、請求書またはクレジット・メモに関する他の文書は表示しません。
「明細」タブ・リージョンには、ナビゲータ・ツリーで選択したフォルダに対応するすべての受注と返品にわたって、すべての明細の受注明細レベル情報が表示されます。この表示には、明細番号、品目、数量と価格設定情報、出荷先サイトと出荷元倉庫、ワークフロー段階の要約、税金などが含まれます。このウィンドウから実行できる主な処理は次のとおりです。
「営業単位」フィールドはフォルダ対応のフィールドで、対応する営業単位とともに受注詳細を表示できます。また、営業単位に従って検索結果をソートすることもできます。
「オープン」をクリックして、明細が属する受注または返品をオープンおよび編集します。
「新規受注」をクリックして、新規の受注または返品を入力します。
「処理」をクリックし、適切な処理を選択して、現在の受注明細に適用可能な処理や操作を実行します。
「ツール」メニューから「一括変更」を選択して、複数の明細に対する受注明細情報を同時に複数選択して一括変更できます。一括変更は「クイック受注オーガナイザ」からも実行できます。
マウスを右クリックして「追加明細情報」を選択し、保留履歴、搬送情報、請求情報、数量変更履歴など、追加受注明細関連情報を表示します。
明細番号に間違った値やNULL値を入力すると、「有効な受注/明細番号の組合せを入力してください。」エラーメッセージが表示されます。
出荷セット、到着セット、履行セットに対する明細の割当て、追加または削除を行います。
明細は明細番号で検索できます。「明細番号:自」と「明細番号:至」はフォルダ対応のフィールドです。明細番号(100から150など)を指定して検索できます。受注オーガナイザによって、その受注に関連する明細すべてが戻ります。
価格設定と有効数量は、製品を要求する顧客に関連する最も一般的な2つの要件をOracle Order Managementのユーザーに提供します。
製品の総額はどの程度になるか。
現在、製品の在庫があるかどうか。
Oracle Order Managementを使用すると、品目の価格をすばやく表示できます。また、「価格設定および有効数量」ウィンドウで提供される機能を使用して、価格設定対象品目の有効数量を全組織にわたって同じソース・ルールで表示できます。「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、品目を入力して、その品目に対する価格設定および有効数量の詳細を要求することによって、価格チェックまたは有効数量チェックを実行できます。
Order Managementの価格設定および有効数量の機能を使用すると、次のことができます。
受注を作成せずに、価格および有効数量のチェックを実行できます。
需要または予約を設定せずに、価格および有効数量のチェックを実行できます。
問合せの結果、顧客がその品目を購入することを決めた場合に、受注および見積を簡単に作成できます。
品目相互参照、顧客品目または品目摘要別に価格および有効数量のチェックを実行できます。
製品の販売価格および定価の両方を表示できます。
価格分岐、他の自動値引および追加料金に加えて、特定の製品または顧客に対して現在使用可能な、販売価格に影響を与えないその他特典を表示できます。
モディファイアの限度を消費せずに、価格および有効数量のチェックを実行できます。
注意: 価格および有効数量の検索結果として表示および計算されるすべての値には、入力した通貨またはデフォルト設定された通貨に定義されている小数精度が使用されます。
基本契約、価格表、価格設定属性、受注数量、顧客、通貨、出荷先、請求先、受注タイプ、価格設定日または要求日に基づいて価格チェックのwhat if分析を実行できます。
特定の通貨で価格チェックを実行し、計算済販売価格を表示する通貨を指定できます。
品目属性詳細の限定されたセットを表示できます。
アップセル品目やクロスセル品目、代替品目、廃棄済品目などの関連品目を表示できます。
受注を設定する前に価格設定エンジンから正しい販売価格が戻されることを確認することで、価格設定を検証できます。販売価格には、定義済の適格な値引および追加料金が含まれます。
注意: 価格設定および有効数量の結果は、受注明細の品目価格または品目の有効数量を保証しません。Oracle Order Managementでは、価格は受注の記帳時にのみ保証されます。
Order Managementの有効在庫数量情報は、APSまたは在庫数量情報から移入されてウィンドウに表示されます。有効数量情報はOrder Managementの外部で表示できるため、第1在庫数量のみが表示されます。集結された在庫モデルの結果として使用できる第2数量は表示されません。
有効数量は、引当可能な供給(供給を受注明細に割り当てる)のかわりに、確定在庫引当を受注明細に適用する場合にのみ保証されます。受注明細の正常な予定作成とは、通常の環境下で、品目に対して既存の供給をソフトにひも付けすることを意味し、受注明細のピックを試みる場合に使用できる必要があります。
「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、価格および有効数量のチェックを実行できます。
今回リリースのOracle Order Managementでは、モデル、キット、サービス品目またはOracle Processing Manufacturing品目の価格と有効数量をチェックする際に、「価格設定および有効数量」ウィンドウを使用できません。
価格設定および有効数量の結果は、受注明細の品目価格または品目の有効数量を保証しません。Oracle Order Managementでの保証は、次のようになります。
価格は、受注の記帳時にのみ保証されます。
有効数量は、引当可能な供給(供給を受注明細に割り当てる)のかわりに、確定在庫引当を受注明細に適用する場合にのみ保証されます。受注明細の正常な予定作成とは、通常の環境下で、品目に対して既存の供給をソフトにひも付けすることを意味し、受注明細のピックを試みる場合に使用できる必要があります。
「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、代替品目の有効数量チェックはサポートしていません。
「営業単位」はフォルダ対応のフィールドです。このフィールドにはデフォルトの営業単位が表示されます。アクセス可能な別の営業単位を値リストから選択できます。価格設定および有効数量のチェックを実行するには、営業単位が必要です。「営業単位」フィールドに値が挿入されていない場合、ウィンドウ内の他のフィールドは使用不可になります。「営業単位」フィールドに値が挿入されないかぎり、初期のデフォルト設定は発生しません。営業単位を変更または消去すると、他のすべてのフィールドも消去されます。
「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、「受注」ウィンドウで現在使用可能な既存のデフォルト・ルールのサブセットが利用されます。「受注」ウィンドウでは様々な異なる属性値をデフォルト設定できますが、「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、デフォルト・ルールを使用して他の属性(受注タイプ、請求先、基本契約、出荷先、需要区分、通貨、倉庫、需要区分、品目識別子、受注タイプ、品目の基準単位など)が割り当てられます。
デフォルト・ルールを使用できない場合、Order Managementでは、次の方法でフィールドのデフォルト値の割当てが試行されます。
顧客名を入力すると、入力した顧客名/顧客番号に対する顧客設定に基づいて、倉庫および価格表のデフォルトが割り当てられます。
品目を入力すると、組織の品目定義に対するデフォルト出荷組織(倉庫)および基準単位のデフォルトが割り当てられます。
出荷先を入力すると、入力した顧客名/顧客番号に対する顧客設定に基づいて、倉庫および価格表のデフォルトが割り当てられます。
請求先を入力すると、入力した顧客名/顧客番号に対する顧客設定に基づいて、価格表のデフォルトが割り当てられます。
基本契約を入力すると、指定の基本契約価格表が使用されます。
デフォルト・フレームワークは、このウィンドウ内で使用可能なデフォルトの倉庫を決定するのに使用されます。品目定義(「受注管理」タブ)で品目に優先出荷事業所が設定されていて、品目からのデフォルト設定がデフォルト・ルールに含まれている場合、優先出荷事業所が使用されることがあります。デフォルト設定されている倉庫がない(設定されたルールがないため)場合、Nullの倉庫で有効数量の呼び出しが実行され、ソース・ルールは適切な倉庫を決定するのに使用されます。
「結果」ブロックの「グローバルで使用可能」タブを選択して、品目に対して使用可能な他の倉庫の有効数量を表示できます。いったん表示されると何の操作もせずに、他の各倉庫の有効数量を自動的に表示していくことができます。
注意: 倉庫がデフォルト設定または入力されていないと、価格設定および有効数量の検索では「倉庫」フィールドがNULL値で開始され、ソース・ルール定義を使用して適切な出荷元倉庫が判断されます。
注意: ただし、倉庫属性のデフォルト・ルールが使用可能な場合は、そのデフォルト・ルールを使用して倉庫値が判断されます。
注意: 顧客およびサイト情報が入力されていない場合、品目の有効数量では、品目は「検索」リージョンに指定されている倉庫から出荷されるとみなされます。倉庫が未入力でデフォルトを設定できない場合、有効数量のチェックでは、品目は品目マスター検証組織から出荷されるとみなされます。
「価格設定」ブロックのサポート
ブロック価格という用語は、価格が1つのブロックのセット全体に対して定義される場合の適用方法を意味します。このブロック価格設定の概念を使用することにより、ユーザーは、複数の適用方法を持つ「点」と「範囲」の価格値引タイプを使用して、様々な価格値引シナリオを設定できます。このような価格値引には、単位価格またはパーセント価格以外にも総額をこれらのブロックに使用できます。ブロック価格とは、総額の価格またはレートを意味します。「ブロック価格設定」の詳細は、「価格値引」タブ内に「価格表」の価格値引が設定されたときのみに表示されます。
追加詳細
「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、作業中に[Enter]キーを押したときのデフォルトの処理は、価格および有効数量チェックの実行です。「価格設定および有効数量」ウィンドウで[Enter]キーを押すたびに、常に新しい価格および有効数量のチェックが開始されます。
たとえば、ある品目を入力し、[Enter]キーを押すと、価格および有効数量のチェックが開始されます。あるいは品目、顧客名および「請求先」を入力し、[Enter]キーを押すと、価格および有効数量のチェックが開始されます。
注意: 価格設定エンジンによる販売価格の決定を容易にするためにOracle Advanced Pricingのクオリファイアとモディファイアを使用している場合は、価格および有効数量チェックの実行時に、「検索」リージョンで主要なクオリファイア属性を指定する必要があります。
注意: たとえば、特定の顧客に対する価格表の品目にクオリファイアが添付されていると仮定します。この場合は、価格設定エンジンによって適格性が正しく与えられるように、価格および有効数量チェックの実行時にクオリファイア(顧客の名称または番号)を必ず入力します。クオリファイアに添付された適格なモディファイアは、「価格設定要約」タブに表示されます。
受注に追加および見積に追加機能
「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、見積および受注を作成できます。受注を作成するには、「受注の作成」をクリックし、見積を作成するには、「見積として保存」をクリックします。品目を発注せずに別の品目の価格と引当可能性を確認する場合は、「新規照会」をクリックしてウィンドウを消去するか、別の品目を入力して、最初からやり直すこともできます。
Order Managementの「価格設定および有効数量」ウィンドウの「受注の作成」および「見積の作成」のシードされた2つのセキュリティ機能により、「価格設定および有効数量」ウィンドウで受注の作成および見積の作成のそれぞれが可能であるか判別されます。これらのセキュリティ機能が添付メニューのユーザーに対して許可されていない場合は、「見積の作成」ボタンおよび「見積として保存」ボタンは非表示になり、そのユーザーは受注または見積のいずれも作成できません。
注意: OM: 受注フォーム優先度により、ユーザーが受注または見積を作成するためにクリックした後で、「受注」ウィンドウまたは「クイック受注」ウィンドウのどちらで確認するかが制御されます。
顧客の検索と追加の統合
顧客の検索
「顧客の検索」ウィンドウは、「ツール」メニューを使用して開くことができます。検索が完了すると、顧客を選択できます。またその顧客の情報を戻して受注に関する品目の価格および有効数量の照会に使用できます。
「顧客の検索」ウィンドウの詳細は、「顧客情報の検索」の項を参照してください。
顧客の追加
「顧客の追加」ウィンドウは、「ツール」メニューを使用して開くことができます。「顧客」、「所在地」または「担当情報」を入力すると、受注の品目の価格/有効数量の照会に使用するための新規情報を作成できます。「顧客の追加」機能は、ユーザーに「顧客」または「担当/サイト」のいずれかの作成権限が与えられている場合にのみ、「ツール」メニューから使用できます。これはプロファイル「OM: 顧客の追加」に基づいて決定されます。
「顧客の追加」ウィンドウでは、広範囲にわたる設定ステップを必要としない顧客を作成できます。「「顧客の追加」ウィンドウを使用した顧客の追加」の項を参照してください。
関連項目: 価格設定および有効数量の概要
ウィンドウの「検索」リージョン内のすべてのタブでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を利用して、各タブに表示するフィールドを変更できます。すべてのタブには、最も一般的な検索可能属性がシードされ、その完全な柔軟性によって、頻繁に使用する価格設定基準が「基本」(検索)タブに表示されます。すべての品目は、フォルダ機能を利用するすべてのタブ内に置かれます。
このタブでは、次の検索フィールドがデフォルトのフォルダにシードされています。
品目: 価格および有効数量をチェックするには、品目または品目摘要を入力します。
「品目摘要」フィールドに値を入力しない場合、このフィールドは必須です。
数量: 価格設定および有効数量をチェックする数量を入力します。このフィールドは必須で、デフォルトは1です。
単位: 価格および有効数量のチェックを実行するための単位を選択するか、またはデフォルト設定を使用します。このフィールドは必須で、デフォルト値は、品目マスター検証組織で品目に入力した基準単位です。
倉庫(組織): 価格および有効数量のチェックを実行する組織を選択します。このフィールドのデフォルトは、組織品目定義のデフォルト出荷組織の値です。
品目摘要: 価格および有効数量をチェックするには、品目摘要または品目を入力します。「品目」フィールドに値を入力しない場合、このフィールドは必須です。
要求日: 価格設定および有効数量のチェックで使用する要求日を入力します。このフィールドのデフォルトはシステム日付です。
注意: 「価格設定および有効数量」ウィンドウで価格および有効数量のチェックを実行する場合、有効数量チェックの計算は、出荷日に基づいて(「ATPタイプ」は「出荷日」で、「要求日」も「出荷日」)実行されます。
価格表: 価格および有効数量チェックの実行で戻された価格の判断に使用する価格表を選択します。
注意: 「ユーザー検索フラグ」(Oracle Advanced Pricingの「イベント・フェーズ」ウィンドウ)が「Yes」に設定されていて、価格表を入力しない場合、Order Managementによって品目の価格が決定されます。価格設定の際に「ユーザー検索フラグ」が「No」に設定されている場合は、「価格設定および有効数量」では定価またはモディファイアを検索しません。
顧客番号: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する顧客番号を入力します。
品目識別子タイプ: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する品目識別子を選択します。このフィールドのデフォルトは社内品目番号です。
このフィールドの値リスト(LOV)は、次のようになります。
顧客品目番号
使用可能なすべての相互参照タイプ(Oracle Inventoryで定義)
注意: クイックコードITEM_IDENTIFIER_TYPEに対するOrder Managementのクイックコード定義には、必ずINT(社内品目)の値を定義してください(品目識別子タイプのデフォルトのフィールド値)。
注意: INTの値が定義されていない場合、「価格設定および有効数量」ウィンドウの「品目識別子タイプ」フィールドに対するLOV表示はNULLになり、「品目」および「品目摘要」フィールドのLOVは社内品目のみに制限されます。
注意: このフィールドで選択した値によって、「品目」および「品目摘要」フィールドに表示されるLOVが制限されます。「品目」および「品目摘要」フィールドに有効な値は、「品目識別子タイプ」フィールドで選択した値によって異なります。
注意: たとえば、「顧客番号」を入力してから「品目識別子タイプ」フィールドで「顧客品目番号」を選択すると、「品目」および「品目摘要」のLOVは、入力した顧客に定義されている顧客品目番号のみに表示が制限されます。また、「品目」または「品目摘要」フィールドに値を入力してから「品目識別子タイプ」フィールドでデフォルト以外の値を選択すると、「品目」および「品目摘要」フィールド両方のデータが消去され、品目または品目摘要を再度入力または選択することが必要になります。
受注タイプ: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する受注タイプを入力します。
このタブでは、次の検索フィールドがデフォルトのフォルダにシードされています。
顧客(顧客名): 価格および有効数量チェックの実行時に使用する顧客名を入力します。
顧客番号: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する顧客番号を入力します。
受注タイプ: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する受注タイプを入力します。
基本契約: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する基本契約を選択します。
価格表: 価格および有効数量チェックの実行で戻された価格の判断に使用する価格表を選択します。
価格設定日: 価格チェックの実行時に使用する価格設定日を入力します。入力した価格設定日は価格設定エンジンで使用され、クオリファイア、モディファイアおよび値引分岐について適切な有効日のみが価格決定に使用されます。
出荷先事業所: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する「出荷先」フィールドの値を選択します。
請求先事業所: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する請求先事業所を入力します。
注意: 最初に顧客名または顧客番号を入力しないと、出荷先または請求先フィールドに値を入力できません。
倉庫(組織): 価格および有効数量のチェックを実行する組織を選択します。このフィールドのデフォルトは、組織品目定義のデフォルト出荷組織の値です。
このタブでは、次の検索フィールドがデフォルトのフォルダにシードされています。
販促品: この問合せに適用される「請求販促」モディファイアの名称を入力します。
クーポン: この問合せに適用されるクーポンの番号を入力します。
必要に応じて、他の販促品ボタンを押して、さらに多くの販促品またはクーポンを入力します。
価格設定コンテキスト: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する価格設定コンテキストを選択します。
このフィールドの値リストには、Oracle Advanced Pricingの付加フレックスフィールド「価格設定コンテキスト」に定義されている、使用可能なフレックスフィールド体系すべてが表示されます。
価格設定属性: 入力した価格設定コンテキストに従って価格設定属性を入力します。価格設定コンテキストを入力せずに価格設定属性を入力すると、「価格設定属性」付加フレックスフィールドに価格設定コンテキストを先に入力するよう要求するプロンプトが表示されます。
通貨: 価格および有効数量チェックの実行時に使用する通貨を選択します。このフィールドは必須で、デフォルト値は元帳通貨です。
Order Managementで使用される元帳通貨は、Order Managementの「パラメータ」ウィンドウの「営業単位」フィールドに入力した値にリンクされている元帳によって決まります。
価格設定日: 価格チェックの実行時に使用する価格設定日を入力します。入力した価格設定日は価格設定エンジンで使用され、クオリファイア、モディファイアおよび値引分岐について適切な有効日のみが価格決定に使用されます。
要約結果
結果を示すこのタブには、次の詳細情報が表示されます。
「価格設定」ブロック
このブロックでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を使用できません。
販売単価
単価
価格表
「有効数量」ブロック
「有効数量」ブロックでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を利用して、このタブに表示するフィールドを変更できます。このブロックには、次の詳細情報が表示されます(デフォルトの場合)。
倉庫
最早可能日: このフィールドには、次のいずれかが指定されます。
要求された全数量が要求日に使用可能でない場合は将来の値
要求された数量が要求日に使用できる場合は要求日の値
ATPに対応していない品目の場合はNULL値
ATPフラグ
要求日に使用可能(ATP対応の品目には可変数量の値、ATPに対応していない品目には「ATPの適用不可」メッセージ)
注意: 要求された全数量が要求日に引当可能でない場合、フィールド「要求日に使用可能」に引当可能な数量が表示され、「最早可能日」に全数量が引当可能になる最も早い日付が表示されます。これに関して「手引」リージョンに手引が追加される予定です。
予約可能数量
手持数量
注意: Order Managementでは、「要約」タブの「有効数量」ブロックのシードされたフォルダ内に、次の非表示フィールドもあります。
デフォルト・ソース・タイプ: その品目がどこから調達されるかによって、「内部」または「外部」という値を表示します。
「要約」リージョン
要約の「価格設定」タブ・リージョンでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を利用して、このタブに表示するフィールドを変更できます。このフォルダで非表示になっているフィールドは、「価格設定単位の定価」、「マージン %」、「マージン額」、「販売原価」、「価格設定日」、「価格設定数量」、「価格設定単位」、「受注数量」、「受注単位」、「価格表」の有効期間、「価格表明細」の有効期間および「端数処理ファクタ」です。(デフォルトで)このタブ内に表示されるフィールドの詳細は、次のとおりです。
単価
販売単価
通貨
GSAインディケータ
価格表
金額
有効期限 - 価格表の有効終了日およびモディファイア・リスト明細の終了日の中で最も早い日付
「詳細」リージョンの「価格分岐」サブタブ
「価格分岐」サブタブでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能は利用できません。適格な価格分岐(価格表分岐およびモディファイア分岐)は、「価格設定」の結果タブの「価格分岐」サブタブに表示されます。価格表分岐またはモディファイア分岐を切り替えるラジオ・ボタンがあります。
このタブ内で「価格表」ラジオ・ボタンが使用可能なときに表示されるフィールドの詳細は、次のとおりです。
値:自
値:至
定価(表示される価格分岐に対する)
分岐タイプ(「点」、「ブロック」または「範囲」)
属性(たとえば、容積、数量、重量など、「値:自」に入力した属性)
このタブ内で「モディファイア」ラジオ・ボタンが使用可能なときに表示されるフィールドの詳細は、次のとおりです。
モディファイア名
値:自
値:至
タイプ(モディファイアの)
「値」(適用方法に応じてパーセントまたは数量)
方法(パーセント、数量、総額)
分岐タイプ(「点」または「範囲」)
属性(たとえば、容積、数量、重量など、「値:自」に入力した属性)
「詳細」リージョンの「価格調整」サブタブ
「価格調整」サブタブでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能は利用できません。顧客に使用できる自動値引(負の金額で表示)は、このタブに表示されます。また、品目の販売価格を変更したモディファイアは表示され、販売価格に影響しない価格設定モディファイアは「追加特典」には表示されません。このタブには、次の詳細情報が表示されます。
モディファイア名
モディファイア・タイプ
「調整額」 - この調整により、販売価格に影響を与える正味金額
ネット価格: 単価およびモディファイア金額の現在値
「自動」チェック・ボックス - モディファイアが自動的に適用された場合は、このチェック・ボックスが選択されます。
終了日(このモディファイア・リスト明細の有効終了日)
手動のモディファイアを適用するには、「調整の追加」ボタンをクリックし、手動で適用しようとするモディファイアを選択します。手動でモディファイアを適用するためには、(「OM: 値引権限」プロファイルに基づいた)セキュリティが必要で、このセキュリティがない場合、このボタンを表示できません。
「詳細」リージョンの「「追加特典」サブタブ
追加特典- 適用可能なモディファイアですが、販売価格に影響を与えないものです。これには条件代替、販促品、他の品目値引、品目アップグレード、クーポンおよびポイントなどが含まれます。拡張価格設定の特典には、無料の商品または販促品、都合のよい支払方法または運送条件、発行済クーポン、ポイントなどがあります。顧客サービス担当(CSR)が顧客に対して追加特典の受け渡しを行うことができます。
このリージョンに表示される内容は、表示されている追加特典のタイプによって異なります。
注意: Oracle Advanced Pricingが完全にライセンスされていない場合、これらの特典は定義できず、またこのタブも表示されません。「価格設定および有効数量」ウィンドウの基本価格設定を使用することはできますが、追加特典分岐または定価分岐は表示されません。
「品目有効数量」リージョンでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を利用して、このタブに表示するフィールドを変更できます。
注意: 顧客およびサイト情報が入力されていない場合、品目の有効数量では、品目は「検索」リージョンに指定されている倉庫から出荷されるとみなされます。倉庫が未入力でデフォルトを設定できない場合、有効数量のチェックでは、品目は品目マスター検証組織から出荷されるとみなされます。
その品目のソース・ルールが定義されないかぎり、このリージョンにデータは表示されません。その品目が組織内で使用可能であっても、その組織から品目を調達するためのソース・ルールが有効でないかぎり、その組織での有効数量は表示されません。
Order ManagementのATP照会では、事前に収集されているOracle Global ATPのデータを利用します。Oracle Global ATPでは、受注数量が指定した要求日に使用可能であることを確認し、品目または組織のATPルールを使用して、収集データと計画データの両方について計算に考慮する需要と供給を判断します。「価格設定および有効数量」ウィンドウで有効数量を要求すると、Oracle Global ATPによって、Oracle APSからの有効日と有効数量が渡されます。
詳細は、『Oracle Advanced Supply Chain Planningユーザーズ・ガイド』および『Oracle Global ATP Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。
「品目有効数量」タブには、ソース・ルールで定義したすべての組織について、複数の明細の有効数量データが表示されます。
プロファイル・オプション「INV: CTP(生産可能数量)」によって、計画データまたは収集データに対して有効数量のチェックが実行されているかどうかが判断されます。
要求数量が要求日に使用可能でない場合、有効数量データは「最早可能日」フィールドに表示されます。要求数量が要求日に使用可能な場合であっても、このデータ・フィールドには日付が表示されます。ATPに対応していない品目についてはNULLが表示され、この場合は「有効数量」フィールドに「ATPの適用不可」が表示されます。
品目がATP対応であるかどうかに関係なく、有効数量は常にチェックされます。品目にATPを使用できない場合であっても、品目にソース・ルールが定義されているときは、ATPに対応していない品目についても品目有効数量情報が表示されます。品目にソース・ルールが定義されていない場合、「有効数量」フィールドには「ATPの適用不可」メッセージ以外に詳細情報は表示されません。
注意: ATP品目では、Oracle APSがインストールされている場合にのみ有効数量が表示されます。
次のフィールド詳細情報が「品目有効数量」タブ内に表示されます。
倉庫、倉庫名(「詳細検索」タブで入力した倉庫、ソース・ルールで決定されたデフォルトの倉庫、または使用可能なデフォルト・ルールで決定されたデフォルトの倉庫のいずれか)
要求日に使用可能
手持数量
予約可能数量
品目のATPフラグが使用可能に設定されていない場合は、次のフィールド詳細が「品目有効数量」タブに表示されます。
手持
予約可能数量
最早可能日
注意: ATP照会は情報を取得することが目的で、需要を発行したり手持数量を予約することはできません。
注意: 現在、「価格設定および有効数量」ウィンドウでは、定義した構成に対するATP照会はサポートされていません。ひも付け詳細も表示されません。
「要約」リージョン
要約の「品目情報」タブ・ブロックでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能を利用して、このタブに表示するフィールドを変更できます。このタブでは次のフィールドが非表示になります - 「ATO品目」フラグ、「ATPフラグ」、「デフォルト・ソース・タイプ」、「摘要」、「在庫品目名」、「品目」、「品目タイプ」、「生産/購買」インディケータ、「Web上でオーダー可能」、「予約可能」、「返品可能」、「出荷可能」、「在庫保有可能」フラグおよび「課税」フラグ。このタブには、次の詳細情報が表示されます(デフォルトの場合)。
倉庫(このフィールドの表示は常に品目検証組織(倉庫))
リード・タイム(「累計リード・タイム合計」品目属性)
「基準単位」(デフォルトでは非表示)
デフォルト・ソース・タイプ
ユーザー品目タイプ(「ユーザー品目タイプ」品目属性)
「社内発注可能」チェック・ボックス(「社内発注可能」品目属性)
重量および重量単位(デフォルトでは非表示)
品目ステータス(「品目ステータス」品目属性)
「サービス可能」チェック・ボックス(「サービス可能」品目属性)
「顧客発注可能」チェック・ボックス(「顧客発注可能」品目属性)
容積および容積単位
「品目固有の換算」リージョン
「品目情報」タブ・リージョンの「品目固有の換算」ブロックでは、Oracle Applicationsのフォルダ機能は利用できません。このタブには、次の詳細情報が表示されます。
単位/換算レート
基準単位
注意: 基準単位情報とともに品目固有(内部区分)の単位換算のみが表示されます。標準および区分間の単位換算は表示対象から除外されます。
「関連品目」の結果リージョン
関連品目に関するこのタブは、フォルダに対応しています。デフォルトでは、「関連品目」、「摘要」、「単位」、「有効数量」、「販売単価」、「倉庫」および「可能日」が表示されます。また非表示の追加フィールドがあり、これらはフォルダ機能により利用できます。追加フィールドには、「ATP エラー・メッセージ」、「金額」、「価格表」、「要求日」および「単価」があります。次の品目関連のタイプがサポートされ、「関連品目」タブに表示されます。すべての関連タイプは、代替、廃棄済、アップセルを除いて、クロスセルとして扱われます。追加または置き換えであるかを判別する品目属性が存在しないため、「関連タイプ」2、4および8は代替として扱われることに注意する必要があります。
関連
代替
クロスセル
アップセル
サービス
前提条件
販促資料
廃棄済
無料
インパクト
衝突
必須手数料
オプション手数料
販促のアップグレード
分割
マージ
移行
注意: 「関連品目」のすべてのステップは、「価格設定および有効数量」ウィンドウに表示する前に、Oracle Inventoryで完了している必要があります。
「現在の選択内容」: 「価格設定および有効数量」ウィンドウには、複数品目のすべてまたは1つから受注あるいは見積を後で作成するために、その品目のプレースホルダとして使用されるリージョンが含まれています。これにより、受注または見積を作成しなくても、品目を「現在の選択内容」に保存できます。プロファイル「OM: 価格設定/有効数量での現在の選択内容の表示」により、フォームをこのリージョンに表示させるかが決められます。
アップセル、代替および廃棄済品目を選択し「選択に追加」をクリックした場合、元の品目が選択した品目に置き換えられ、「現在の選択内容」リージョンに配置されます。置き換え品目は1つのみ選択できます。
1つ以上のクロスセル品目(または他の関連タイプ)を選択し、「選択に追加」をクリックした場合、元の品目および選択したすべての品目は「現在の選択内容」リージョンに配置されます。
「現在の選択内容」リージョンを消去するには、「選択の消去」をクリックします。またウィンドウ全体を消去するには、「フォームの消去」をクリックし、照会セクションのみを消去するには、「新規照会」をクリックします。
「現在の選択内容」リージョンの再価格設定: メインの品目または「現在の選択内容」リージョンの品目の価格は、相互品目値引があるために他の品目に依存していることがあるため、1つの品目を「現在の選択内容」リージョンから削除すると、すべての品目の価格を再設定します。メインの品目の価格設定を行うときは、「現在の選択内容」リージョンに表示されているすべての品目を考慮し、他の品目で値引が設定されている場合は、その品目が表示されます。また新規の品目が「現在の選択内容」リージョンに追加された場合、その新規の品目のためのモディファイアを追加する理由で価格が変更されることがあるため、「現在の選択内容」リージョンにある品目の価格が更新されます。
「手引」リージョンには、問合せが行われている品目について1つまたは複数の「結果」リージョンを表示するよう警告するメッセージが表示されます。たとえば、関連品目がある場合、手引が表示されます。価格設定の特典を追加してこの品目に適用する場合、手引が表示されます。値引が存在する場合にも、このリージョンに手引が表示されます。価格設定および有効数量のデフォルト手引を入力できるOMシステム・パラメータもあります。このパラメータにテキストを入力する場合、そのテキストは「手引」リージョンに表示されます。
価格チェックまたは有効数量チェックを実行するときは、パフォーマンス上の理由により、「結果」リージョンの現行タブにしかデータが移植されません。他のタブにナビゲートすると、データはそこに移植されます。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格設定および有効数量」をクリックし、情報を確認します。その顧客が同意する場合は、表示されている現行の選択内容に応じて「受注に追加」をクリックします。
注意: 価格設定および有効数量を問い合せる前に、受注タイプがすでにデフォルト設定または入力されている場合は、「受注xxxxxが作成されました。受注をオープンしますか?」というメッセージが表示されます。受注タイプが以前は使用不可であった場合は、受注タイプの選択を求めるメッセージ(前述と同様)が表示されます。受注をオープンしようとすると、「クイック受注」ウィンドウまたは「受注」ウィンドウに自動的にナビゲートし、その受注が表示されます。「No」を選択した場合は、そのまま「価格および有効数量状況」ウィンドウで別の問合せを入力します。見積または受注作成後に表示されるノートは、プロファイル・オプション「価格設定/有効数量」フォームから「受注」への移動」によって決まります。ノートのみを表示するか、詳細を表示するか、または「受注」ウィンドウに直接移動するかは、このプロファイルに基づいて決まります。
価格チェックまたは有効数量チェックを行わずに見積または受注を作成できます。受注または見積作成前での価格チェックまたは有効数量チェックの実行は必須ではありません。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格および有効数量状況」をクリックします。
顧客が見積を要求している場合は、「見積として保存」をクリックします。「受注タイプ」の選択および結果としての受注と見積の表示に関しては、前述の注意を参照してください。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
注意: 品目が別の色に変わり、その項目に関連品目があることを示すメッセージがヒント・リージョンに表示されます。
注意: 明細レベルのモディファイアが「検索」リージョンのメイン品目に適用される場合、そのモディファイアは、メイン品目を代替しない関連品目には適用されません。関連品目がメイン品目を代替するアップセル・インスタンスである場合は、「検索」リージョンの品目に適用される手動モディファイアが、関連品目に使用されます。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格および有効数量状況」をクリックします。
結果セクションの「関連品目」タブを選択して、関連品目を表示します。顧客が別の関連品目を希望している場合、その関連品目に関連する品目を表示している明細のチェック・ボックスを選択します。
「関連品目」タブ。
顧客が発注する場合、「受注に追加」をクリックします。「受注タイプ」の選択および結果としての受注と見積の表示に関しては、前述の注意を参照してください。
注意: 価格設定から自動で品目アップグレードを行う場合、新規品目が「現在の選択内容」リージョンに追加されます。旧品目の価格が表示されますが、関連品目および有効数量は新規品目のものです。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格設定および有効数量」をクリックし、「価格調整」タブを選択します。「調整の追加」をクリックし、値リストから手動調整を選択します。手動調整が適用され、販売単価が更新されて手動調整を反映します。
「調整の追加」ボタンは、受注タイプの「OM: 値引権限」プロファイルと「定価の強制」フラグとの組合せに基づいて表示されます。受注タイプが入力されていない場合は、「定価の強制」フラグを考慮せずに、それをFALSEと仮定します。「OM: 値引権限」プロファイルを参照して、そのユーザーが手動調整を適用する権限を持っているかどうかを確認します。またこの権限が「全て」であり、「受注タイプ」に「定価の強制」がある場合は、手動調整を適用できません。権限が「なし」の場合、ユーザーは手動調整を適用できません。
注意: 「定価の強制」を「Yes」に設定すると、「OM: 値引権限」プロファイルに関係なく、自動モディファイアは適用されません。
OM: 値引権限 | 定価の強制 | 手動調整の適用 |
---|---|---|
全て | Y | なし |
全て | N | あり |
無制限 | どちらでも可 | あり |
変更不可のみ | Y | なし |
変更不可のみ | N | あり |
なし | どちらでも可 | なし |
「受注に追加」をクリックします。「受注タイプ」の選択および結果としての受注と見積の表示に関しては、前述の注意を参照してください。
注意: 「販促品」ウィンドウに表示されるのは、請求販促のみです。請求販促は、手動または自動で実行されます。自動での販促要求は、「販促品」の値リストから選択したときに自動的に適用されます。手動による販促を要求する場合は、最初に販促品を「販促品」の値リストで選択する必要があり、その販促品が手動調整の値リストに表示されてから、手動で適用します。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「詳細」タブを選択します。クーポン番号および販促品番号を入力するか、必要に応じて値リストを使用して販促品またはクーポンを検索します。販促品またはクーポンが複数ある場合、「他の販促品」をクリックして「販促品/クーポン」ウィンドウにアクセスします。
追加の販促品/クーポン情報を入力するウィンドウのリージョンを表示している「価格設定および有効数量」ウィンドウ。
「価格および有効数量状況」をクリックします。
「価格調整」タブを選択し、「調整の追加」をクリックします。値リストに使用可能な手動調整が表示されます。手動調整を選択すると適用され、販売単価が更新されて手動調整が反映されます。
「受注に追加」をクリックします。「受注タイプ」の選択および結果としての受注と見積の表示に関しては、前述の注意を参照してください。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格設定および有効数量」をクリックし、次に「選択に追加」をクリックします。その品目が関連品目と一緒に現行の選択リージョンに追加されます。表示されるデータには、数量、販売単価、金額があります。
前述のステップと同様に「価格設定および有効数量」の検索を新たに開始して、「価格設定および有効数量」をクリックします。
顧客が両方の品目を希望している場合、「受注に追加」をクリックします。「受注タイプ」の選択および結果としての受注と見積の表示に関しては、前述の注意を参照してください。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
品目情報を入力し、「品目」フィールドで[Tab]キーを押して移動します。品目を値リストから選択します。関連品目がある場合、その品目は別の色に変わり、「手引」リージョンでメッセージが表示されます。
顧客アカウント番号(判明している場合)を入力するか、値リストまたは「顧客の検索」を使用して名称で顧客を検索します。
「価格および有効数量状況」をクリックします。
結果セクションの「関連品目」タブを選択して、関連品目を表示します。顧客が別の関連品目を希望している場合、その関連品目に関連する品目を表示している明細のチェック・ボックスを選択します。
注意: 品目を選択した結果が「追加」(クロスセル)になった場合、その品目は後述するように現行の選択内容に追加されます。選択した品目が交換品であった場合、その交換品に対して新規の「価格設定および有効数量」照会が開始されて、オプションが提示されます。「Yes」を選択すると交換品目の結果が再表示され、「No」を選択すると交換品目が「関連品目」タブに選択されます。
「選択に追加」をクリックします。その品目が関連品目と一緒に現行の選択リージョンに追加されます。交換品目が選択されると、交換品目のみが追加され、元の品目は追加されません。
品目を入力して、新規の「価格設定および有効数量」の検索を開始し、そのフィールドで[Tab]キーを押して移動します。その品目を選択し、数量と単位を入力します。
注意: 「価格設定および有効数量」ウィンドウは、価格設定エンジンをバッチ・モードで呼び出します。カスタム・フェーズを定義し、それを受注に設定されたイベントと関連付ける場合、モディファイアを取得するために、そのフェーズも「価格設定および有効数量」ウィンドウ内で「バッチ」イベントと関連付ける必要があります。他のイベントの一部のフェーズにおいてカスタム・フェーズまたは終了日を定義する場合、「バッチ」イベントには同様の手順を実行します。
「価格設定および有効数量」をクリックし、「受注に追加」をクリックします。
注意: 価格設定および有効数量を問い合せる前に、受注タイプがすでにデフォルト設定または入力されている場合は、「受注xxxxxが作成されました。受注をオープンしますか?」というメッセージが表示されます。その受注は品目と関連品目の両方で作成されます。受注タイプが以前は使用不可であった場合は、受注タイプの選択を求めるメッセージ(前述と同様)が表示されます。受注をオープンしようとすると、「クイック受注」ウィンドウまたは「受注」ウィンドウに自動的にナビゲートし、その受注が表示されます。「No」を選択した場合は、そのまま「価格および有効数量状況」ウィンドウで別の問合せを入力します。
「価格設定および有効数量」ウィンドウにナビゲートします。
「価格設定および有効数量」ウィンドウ
「検索基準」リージョンの必須フィールドに特定の値または値の一部を入力することによって、価格設定および有効数量の検索基準を決定します。必須フィールドは、「通貨」、「単位」、「数量」および「品目名」または「品目摘要」です(価格および有効数量をチェックするには、「品目名」または「品目摘要」の一方を入力するため、これら2つのフィールドは必須フィールドを示す色で表示されません)。
すべての必須フィールドに値を入力する必要があります。また、使用可能な3種類の検索タブで他のオプション値を入力すると、検索基準をさらに絞り込むことができます。
注意: フォームを消去してから価格および有効数量のチェックを再度照会すると、「検索」リージョンと「結果」リージョンの両方で、選択されている現在のタブが引き続きアクティブな状態になります。
注意: たとえば、「価格設定」タブで詳細を表示している場合に、「消去」ボタンまたはツールバーの「レコードの消去」アイコンをクリックしてから、新しい品目を再度入力して「価格および有効数量状況」をクリックすると、引き続き「価格設定」タブの詳細が表示されます。
「受注」ウィンドウおよび「クイック受注」ウィンドウには、顧客および所在地を検索する拡張された方法があります。顧客は複数のアカウントを保持している場合があり、アカウント名は同じですがアカウント番号は異なります。同じ顧客のインスタンスが複数存在する場合は、所在地の特定や顧客の識別が困難な場合があります。顧客担当にも同じ状況が発生します。担当者は顧客アカウントまたは所在地と関連付けられています。これらは、「顧客情報の検索」ウィンドウで検索できます。
「顧客情報の検索」ウィンドウを使用すると、顧客のアカウント、所在地または担当を検索できます。この検索は、「受注」ウィンドウと「クイック受注」ウィンドウから開始できます。
「顧客情報の検索」ウィンドウは、次の4種類の異なる方法で開始できます。
ツールバーの新しいアイコン「顧客の検索」を使用します。
値リストを起動します。この値リストを起動できるフィールドは、「出荷先郡市区」、「出荷先郵便番号」、「出荷先所在地2」、「出荷先所在地4」、「出荷先所在地5」、「請求先郡市区」、「請求先郵便番号」、「請求先所在地2」、「請求先所在地4」、「請求先所在地5」、「最終顧客所在地2」、「最終顧客所在地4」、「最終顧客所在地5」、「顧客事業所所在地2」、「顧客事業所所在地4」または「顧客事業所所在地5」です。これによって、異なる属性を使用して検索できます。
前述のフィールドに部分的な値を入力し、[Tab]キーを押します。
マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから「顧客」 > 「顧客の検索」を選択します。
前述の方法に加え、「クイック受注」ウィンドウでは、「ツール」メニュー、マウスの右ボタンのクリック、または「顧客の検索」アイコンを使用して、「所在地」ウィンドウに「顧客情報の検索」ウィンドウをオープンできます。
注意: カーソルが「受注ヘッダー」リージョンにある場合は、「ツール」メニューを使用して「クイック受注」ウィンドウ内に「顧客情報の検索」ウィンドウを起動できます。
「顧客情報の検索」ウィンドウ
「顧客の検索」ウィンドウの「営業単位」フィールドはフォルダに対応しています。このフィールドには、「受注」ウィンドウから営業単位がデフォルト設定されます。デフォルト値がない場合は、アクセス可能な営業単位を値リストから選択できます。営業単位は、他の検索基準を指定する前に選択する必要があります。
「電話国コード」フィールドと「内線」フィールドは表示されません。これらのフィールドはフォルダ機能を使用すると表示されます。
「電話番号」フィールドは顧客の検索に使用できます。電話番号には、顧客の電話番号または特定の所在地に関連付けられている電話番号を指定できます。
注意: 電話番号の一致は、顧客またはサイトのレベルでのみ検索されます。部分的な電話番号による検索はサポートされません。
受注担当には、顧客が注文する製品を迅速に識別し、様々な方法とパラメータを使用して品目を検索する能力が必要です。顧客が必要とするパラメータには、次のパラメータが含まれます。
品目摘要
カテゴリ
カタログ情報
製造業者
フォーム、適応および機能
具体的なパラメータは、業界によって異なります。ユーザーには、様々な製造業者が提供する商品の電子カタログにアクセスし、頻繁に変化する特性によって注文できる能力が必要です。たとえば、CD、DVDまたはビデオの販売業者は、現在のチャート順位、カタログ番号、アーティスト、タイトルなどによって注文する場合があります。これらの品目検索方法はすべて「拡張品目検索」ウィンドウから使用できます。このウィンドウは「受注」ウィンドウまたは「クイック受注」ウィンドウから呼び出すことができ、品目を選択すると、受注明細が作成されます。
注意: 拡張品目検索機能では、返品はサポートされていません。返品の場合は、品目が返品であることを識別する必要があります。返品品目は、受注から識別したり、受注品目単純検索値リストで検索できます。
「受注」ウィンドウでの拡張品目検索
拡張品目検索には「受注」ウィンドウからアクセスできます。品目を検索した後は、選択した品目で受注明細を作成できます。
受注明細に送信した品目の検証
「受注」ウィンドウで「処理」メニューを選択し、「拡張検索」ページにアクセスします。問合せの実行時には、「拡張検索」ページで指定した検索基準とともに、次の制限が適用されます。
問合せによって戻された品目は、顧客の注文に対応している必要があります。
品目は、Order Managementによって渡された在庫組織で使用可能であることが必要です。Order Managementでは、受注入力担当の職責に関連付けられている営業単位の品目検証組織を渡します。これによって、選択した品目が受注に戻された場合に、その品目が有効であることが保証されます。
注意: 受注時に考慮されるのは品目ステータスではありません。「顧客受注有効」フラグによって、品目を受注パッド経由で入力できるかどうかを制御し、「社内発注有効」フラグによって、品目を社内で発注できるかどうかを制御します。品目ステータスは、ステータスに関する8種類の属性の値(在庫保有可能、取引可能、購買可能、顧客受注使用可能など)を制御します。関連項目: 『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の品目の設定に関する項
1回の検索で複数の品目を選択
複数の品目を選択でき、それらの品目は「受注」ウィンドウに戻されます。受注明細に追加できるデフォルトの品目数は1です。
拡張品目検索の処理フロー
新規の拡張品目検索は、「クイック受注」ウィンドウおよび「受注」ウィンドウから使用できます。
「受注」ウィンドウまたは「クイック受注」ウィンドウにナビゲートします。
ヘッダー情報を入力して、「明細品目」タブを選択します。
「処理」 > 「拡張品目検索」を選択します。「OK」をクリックします。
「拡張品目検索」ページ
検索基準を入力して「検索」をクリックします。「拡張品目検索」ページが表示されます。
受注の品目を選択して「進む」をクリックします。オプションとして、「品目」リンクをクリックすると品目詳細が表示されます。適切な品目を選択すると、その品目が受注に追加されます。
品目を追加するかどうかを尋ねるメッセージが「受注」ウィンドウに表示されます。「OK」をクリックすると、新規の明細品目が作成されます。「取消」をクリックすると、品目の選択がすべて失われ、明細が受注に追加されることはありません。
注意: 「拡張品目検索」ウィンドウで品目の選択が完了する前に「受注」ウィンドウの「メッセージ」ウィンドウで「OK」または「取消」をクリックすると、同期化している「拡張品目検索」セッションは自動的に無効になり、品目の選択が完了します。「進む」をクリックすると、「拡張品目検索」ウィンドウにエラー・メッセージが表示されます。
注意: いずれかの明細で検証に失敗すると、「処理メッセージ」ウィンドウにメッセージが表示されます。「取消」をクリックすると、品目の選択は破棄されます。以前にセッションが同期化していたウィンドウをクローズせずに使用している場合は、品目を「受注」ウィンドウに追加するとエラー・メッセージが表示されます。
メッセージ名: ONT_AIS_ADD_LINES(注意)
メッセージ・テキスト: 「「拡張品目検索」ページで品目を選択してください。「拡張品目検索」ページで選択された品目は「受注」に追加されます。続行しますか ?」
メッセージ名: ONT_AIS_NO_ITEM_SELECTED(注意)
メッセージ・テキスト: 「「拡張品目検索」ページで品目が選択されませんでした。」
メッセージ名: ONT_AIS_QUICKSALES_LINES(注意)
メッセージ・テキスト: 「この機能を使用するには、ヘッダー情報を指定してから、明細リージョンにナビゲートしてください。」
メッセージ名: ONT_ADVITEMSRCH_CONFIRM(注意)
メッセージ・テキスト: 「拡張品目検索および受注フォームの同期化の確認メッセージです。」
メッセージ名: ONT_ADVITEMSEARCH_SELECTED(注意)
メッセージ・テキスト: 「「拡張品目検索」ウィンドウをクローズし、「受注」フォームへ移動して品目の選択を同期化してください。」
メッセージ名: ONT_ADVITEMSRCH_ERROR(エラー)
メッセージ・テキスト: 「拡張品目検索および受注フォームの同期化のエラー・メッセージです。」
メッセージ名: ONT_ADVITEMSRCH_USEDSESSION(エラー)
メッセージ・テキスト: 「この拡張品目検索セッションはすでに受注フォームと同期化されています。新規品目を選択する場合は、この「拡張品目検索」ウィンドウをクローズし、「受注フォーム」から新たに拡張品目検索を行うか、まだ「受注フォーム」と同期化されていない他の「拡張品目検索」ウィンドウを使用してください。」
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