Oracle Enterprise Asset Managementユーザーズ・ガイド リリース12.1 B66926-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章のトピックは、次のとおりです。
Oracle Serviceをインストールしている場合は、サービス要求を使用して、保守サービスをレポートおよび要求できます。この章のトピックは、次のとおりです。
サービス要求機能によって、コール・センターを利用する組織には、保守サービス要求の取得およびトレースに必要なツールが提供されます。 eAMの資産と再作成可能在庫の両方に対してサービス要求と作業要求を作成できるため、両方の要求タイプが、1つのeAM組織内に同時に存在する場合があります。
eAM保守に対するサービス要求は、タイプが資産保守として分類され、資産保守タイプとして作成されたサービス要求は、eAMに送信され、eAM内で表示可能です。 Oracle Service内で保守サービス要求の仕掛りおよび関連するeAM作業指示の関連情報を表示できます。そのためには、「サービス要求」ウィンドウ内の「作業指示」タブを使用します。 ワークフローを必要に応じてカスタマイズして、資産に対してサービス要求が作成されたことを示す通知を保守プランナに送信するなど、サービス要求通知を送信できます。
eAM作業ページでは、すべてのeAM保守サービス要求と作業要求を簡単にレビューできます。 サービス要求または作業要求(あるいはその両方)から保守作業指示を作成するか、または要求を既存の作業指示に関連付けることができます。
次のトピックは、Oracle Serviceとの統合に関連します。
作業指示は、「確定」以外のステータスのサービス要求に割り当てることができます。 エンタープライズ資産管理では、サービス要求への作業指示の割当て時にサービス要求ステータスは変更されません。
コール・センター・オペレータは、「サービス要求」ウィンドウ内でサービス要求を作成できます。 また、コール・センター・オペレータは、「作業指示」タブ内で、関連する保守作業指示の詳細を表示することもできます。 この情報は、必要に応じて顧客に通知できます。
サービス要求を作成する手順は、次のとおりです。
「サービス要求」ウィンドウにナビゲートします。
「フォルダ」メニューから「オープン」を選択します。 Enterprise Asset Management(eAM)固有のフィールドを表示するフォルダを選択します。 「eAM特定フィールドの有効化」を参照してください。
サービス要求
担当タイプを選択します。 有効な値は、「顧客」および「従業員」です。
顧客タイプを選択します。
eAM使用可能在庫組織を選択します。 「エンタープライズ資産管理に対する組織の有効化」を参照してください。
保守要求のタイプを選択します。 「保守サービス要求タイプの作成」を参照してください。
「オープン」ステータスを選択します。 「サービス要求ステータス」を参照してください。
要求の重要度を選択します。
「ワークベンチ」タブ内で、問題要約を入力します。
「ノート」リージョンで、必要に応じてノートのタイプを選択します。
(オプション)ノート・タイプの摘要を入力します。
作業内容を保存します。 『Oracle Serviceユーザーズ・ガイド』を参照してください。
保守スーパーユーザー職責を使用して、サービス要求から作業指示を作成するか、またはサービス要求を既存の作業指示に関連付けることができます。 サービス要求の問題を完了するために複数の作業指示が必要になる場合があるため、サービス要求を複数の作業指示に関連付けることができます。 サービス要求または作業要求(あるいはその両方)を同じ保守問題のレポートに使用できるため、サービス要求と作業要求を同じ作業指示に関連付けることができます。 表示/非表示機能を使用すると、サービス要求の詳細を表示できます。
サービス要求から作業指示を作成する手順は、次のとおりです。
「作業指示」タブにナビゲートします。
「要求」サブタブを選択します。
次のフィールドの少なくとも1つに入力します。
(オプション)表示する特定のサービス要求番号がわかる場合は、要求番号を選択します。
選択肢を絞り込むには、必要に応じて資産タイプを選択します。 「資産」を選択した場合は、資産番号に対して作成されたサービス要求と作業要求が表示されます。 「再作成可能在庫」を選択した場合は、再作成可能品目に対して作成されたサービス要求と作業要求が表示されます。
(オプション)割当部門を選択します。
(オプション)ステータスを選択します。
(オプション)関連するサービス要求と作業指示を検索するには、資産番号を選択します。
「進む」を選択します。
要求
現在のサービス要求に関連付ける作業指示を作成するには、「作業指示の作成」アイコンをクリックします。
作業要求添付を表示または追加することもできます。 「添付」列で、「追加」または「表示」ボタンをクリックして、添付を追加するか、またはサービス要求に現在関連付けられている既存の添付のリストを表示します。
重要: 作業指示を作成中の場合は、最初に作業指示を保存してから作業要求添付を追加する必要があります。
作業指示の作成
必要な作業指示情報を入力します(「ルーチン作業指示」を参照)。
「適用」を選択します。
既存の作業指示を現在のサービス要求に割り当てるには、「作業指示の割当」を選択します。
作業指示の割当
既存の作業指示を問い合せます。
現在のサービス要求に関連付ける作業指示の横にある「割当」アイコンを選択します。
拡張検索を使用してサービス要求を取得する手順は、次のとおりです。
「作業指示」タブにナビゲートします。
「要求」サブタブを選択します。
「拡張検索」を選択します。
次のフィールドの少なくとも1つに入力します。
選択肢を絞り込むには、必要に応じて資産タイプを選択します。 「資産」を選択した場合は、資産番号に対して作成されたサービス要求と作業要求が表示されます。 「再作成可能在庫」を選択した場合は、再作成可能品目に対して作成されたサービス要求が表示されます。
(オプション)資産グループを選択します。資産グループは、類似する資産番号をグループ化したものです。「資産グループの定義」を参照してください。
(オプション)関連するサービス要求と作業指示を検索するには、資産番号を選択します。
(オプション)資産カテゴリを選択します。これは区分と下位区分のコード(CRANE.OVERHEADやBUILDING.FLOORなど)です。「カテゴリ・コードの設定」を参照してください。
(オプション)「さらに追加」の値を選択します。
(オプション)エリアを選択します。これは、作業の論理エリアのユーザー定義リストです。エリアは、資産が存在する場所です。たとえば、北部工場、東部ウィング、エリア1などです。「エリアの設定」を参照してください。
(オプション)特定の部門に関連付けられたサービス要求をすべて表示するには、割当部門を選択します。
(オプション)表示する特定のサービス要求番号がわかる場合は、要求番号を選択します。
(オプション)日付別要求を選択します。
(オプション)ステータスを選択します。
(オプション)優先度を選択します。「作業指示および作業要求優先度コード」を参照してください。
(オプション)要求タイプを選択します。 要求タイプによってサービス要求が説明および分類されます。たとえば、手動、システム、ルーチン、資産、家具などです。 サービス要求タイプはユーザー定義です(「作業要求タイプ」を参照)。
(オプション)作業指示に関連付けられたサービス要求をすべて表示するには、その作業指示を選択します。 作業指示に関連付けることができるサービス要求の数に制限はありません。
(オプション)特定の日に作成されたサービス要求を表示するには、作成日を選択します。
(オプション)特定のユーザーが作成したサービス要求を表示するには、作成者を選択します。
(オプション)特定のユーザーに対して要求されたサービス要求を表示するには、要求対象者を選択します。
(オプション)「階層からの子を含む」を選択します。 資産番号が移入されていて「Yes」が選択されている場合は、資産番号とそのすべての子に対するサービス要求が表示されます。 資産番号が移入されずに「Yes」が選択されている場合は、システム内のすべてのサービス要求が表示されます。 資産番号が移入されずに「Yes」が選択されていて、追加の基準が入力されている場合、この追加基準は無視され、システム内のすべてのサービス要求が表示されます。
「進む」を選択します。
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