Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulユーザー・ガイド リリース12.2 部品番号: B72356-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaul(CMRO)長期計画モジュールを使用すると、保守要件と保守キャパシティの均衡を図ることによって保守のスケジュールを最大にできます。訪問または訪問の順序の組合せをシミュレートして、最適な保守訪問スケジュールを見つけることができます。
長期計画モジュールによってサポートされる主要機能は、車両ユニットの長期保守ニーズを計画するための基本タスクを提供します。参照:
保守計画担当は、長期計画(LTP)モジュールを使用し、利用できる保守機能の最適な使用、利用可能なリソース、資材の制約に基づいて保守訪問を計画します。CMRO長期計画を使用する保守計画担当は、すべての保守現場で使用できる保守リソースの完全な評価を行うことができます。保守計画担当は、ユニット保守計画から予測される保守要件情報に対して作成される訪問と、予測される保守キャパシティのバランスを取ることによって、評価します。計画担当は、保守訪問を計画し、キャパシティを評価し、必要な資材を確保します。
訪問の作成
訪問は、保守計画担当が訪問作業パッケージモジュールで作成するイベントのグループであり、ユニット保守計画モジュールまたは車両保守プログラムで定義されている選択された保守要件および関連付けられているルートと、ユニットの予測工程時間に基づく予測されるコンプライアンス時間で構成されます。この訪問は、長期および短期のキャパシティ計画のためにイベントをグループ化し、保守ベースに対するスケジュールを容易にするために使用されます。訪問は、訪問作業パッケージおよび作業計画で作業に使用されます。保守訪問の作成は、保守要件および関連付けられたルートに対するタスクの選択と作成、およびユニットの予測される工程時間に基づくコンプライアンス時間の予測で構成されます。
訪問のリソース要件の定義
正確なスケジュールとキャパシティ計画のためには、保守訪問リソース要件を定義する必要があります。訪問リソース要件は、ルート管理で作成される保守要件の関連付けられたルートと、ユニット保守計画で定義されるスキルごとの工数要件、スキル・レベルと認証、必要なツール、必要な資材、期間、必要な完了時間に基づきます。
訪問のスケジュール
訪問を作成した後は、保守施設での訪問をスケジュールする必要があります。訪問を実行するための可用性は、現在スケジュールされている訪問、資材の制約、保守施設の予測リソースに基づきます。訪問開始時間は、ユニット保守計画によって保守要件に対して計算される期日を考慮することによって設定されます。必要な資材が確保され、保守計画担当はキャパシティが要件を満たすか足りないかを判断できます。
必要な資材のスケジュール
訪問が作成され、利用できる保守施設にスケジュールされた後、関連付けられている資材所要量がOracleのアドバンスト・サプライ・チェーン計画によってサプライ・チェーン計画に織り込まれます。各タスクに関連付けられているルートによって定義された訪問の必要な資材が、各タスクの開始日と時間に基づいて該当する組織に対してスケジュールされます。LTPは計画担当に、スケジュールの矛盾、および必要な資材が該当する訪問タスクの開始日に利用できるかどうかを識別するための機能を提供します。これらの要件に対する代替品目を選択してスケジュールできます。または、計画担当は、スケジュールを変更して、関連付けられている作業指示の開始時に資材を使用できるようにすることができます。
キャパシティと作業負荷要件の対比
リソースのキャパシティと、予想される作業負荷に必要なリソースを比較できます。これは、正確なスケジュールと計画のために不可欠なツールであり、利用可能なリソースが可能なかぎり効率的に使用されるようにするものです。これは、長期計画のリソースの均一化機能によって行われます。最善のスケジュールを作成するには、訪問スケジュールを調整し、保守の場所を変更し、訪問要件を削除および追加できる必要があります。
シミュレーション
シミュレーション機能は、長期計画のスケジュール機能およびリソース均一化機能の両方と組み合せて使用できます。これにより、元の訪問を変更することなく、異なるスケジュールシナリオをテストできます。訪問をシミュレーション計画にコピーし、スケジュールまたは構造を変更できます。訪問を評価し、スケジュールおよびリソースの消費を検討した後、シミュレーション計画全体または計画内の個別の訪問に対して変更を実施できます。
「訪問の検索」ページでは、ステータスに関係なくすべての保守訪問を検索して表示できます。
訪問を検索する方法は、次のとおりです。
Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulのホーム・ページから、「長期計画」ページに移動します。「訪問」リンクをクリックして、「訪問の検索」ページにアクセスします。
すべての主要訪問、計画済訪問、計画解除済訪問を表示できます。これには、品目(モデル)またはシリアル番号に関連付ける必要のある訪問、特定の訪問タイプのすべての訪問、指定した期間内に期日を迎えるすべての訪問、組織および部門に関連付けられているすべての訪問が含まれます。
該当するフィールドで値を選択します。
組織
部門
品目
期限:自、期限:至: これら2つの属性を使用すると、訪問の期限に基づいて、表示される訪問をフィルタ処理できます。
開始日: 自、開始日: 至: 工程の発効設定の最初の日の日付です。
限定表示: 競合する終了日を「計画済」、「計画解除済」、「矛盾する終了日での訪問」で表示する訪問をフィルタ処理するために使用します。このフィールドはデフォルトでは空です。訪問は、開始日が定義されていて、部門および組織と関連付けられている場合、計画済とみなされます。組織および部門に割り当てられていない訪問および開始日のない訪問は、計画解除済の訪問です。矛盾する訪問は、導出された終了日が計画された終了日より大きい訪問です。
訪問タイプ: 必要な保守訪問の種類を定義します。C-Check、D-Check、Preflightなどです。タイプはユーザーが定義します。これにより、保守をカテゴリに分類できます。大きい訪問は多くの異なる保守要件を含む場合がありますが、それでも1つの訪問タイプにグループ化できます。
訪問番号
訪問の検索
「進む」ボタンをクリックして結果を表示します。
製造ステージまたは計画ステージで、導出された終了日が手動で定義された計画終了日より後になっている訪問を検索するには、「限定表示」ドロップダウン・メニューで「矛盾する終了日での訪問」を選択します。
「進む」ボタンをクリックします。「訪問の計画」ページでは、計画終了日を手動で調整できます。「訪問の計画」を参照してください。
作業スケジュールの評価
CMRO長期計画では、保守ベースの作業負荷をすばやく識別できます。この評価により、組織の能力のある部門における現在の計画済訪問および特定の保守訪問に対する空間が識別されます。
作業スケジュールを評価する方法は、次のとおりです。
検索結果領域で、表示する訪問スケジュールを取得します。
「訪問の計画」を選択して「訪問予定」ページに移動します。
該当するフィールドにスケジュールの情報を入力します。
「進む」ボタンをクリックし、選択基準に基づく結果を表示します。スケジュールはアイコンによって、アイコンはページの先頭で定義されています。
長期計画を使用すると、特定の保守要件を対象とする訪問の計画を作成できます。空の訪問を作成し、後で要件に関連付けることができます。
注意: また、同じインスタンスに対する複数回の保守要件を1回の保守訪問で計画することもできます。
前提条件
訪問を計画する方法は、次のとおりです。
「訪問の計画」リンクをクリックして、「訪問の計画」ページに移動します。
計画する訪問を選択し、「訪問の計画」ボタンをクリックします。
次のフィールドで情報を選択します。
このページでは、組織および部門に訪問を割り当てることができます。訪問の開始日も定義する必要があります。訪問を計画済として定義するには、これら3つの属性をすべて割り当てる必要があります。訪問を計画した後は、空間を割り当てることができ、長期計画のリソース均一化機能を使用できます。訪問が計画ステータスの場合は、このページでスケジュールを再計画することもできます。
訪問番号: すべての保守訪問には一意の訪問番号が割り当てられます。作成されているすべての訪問のすべての訪問番号から選択できます。
所要時間: 訪問の合計日数です。所要時間は、関連付けられている訪問タスクの所要時間の合計です。保守訪問の所要時間は、1時間から無制限の日数までの任意の長さです。
訪問タイプ: 保守をカテゴリに分類できるようにするタイプ。D-チェックのような一部の大きな訪問の場合は、通常、多くの異なる保守要件が含まれますが、それでも1つの訪問タイプにグループ化できます。
期限: ユニット保守計画の関連付けられている保守要件で定義されている訪問の期日。保守要件は、訪問のタスクに関連付けられます。
品目: 訪問が関連付けられている品目。すべての訪問は品目に関連付ける必要があります。
ユニット: 特定の品目のシリアル番号。
シミュレーション計画: シミュレーション計画内の訪問、または主要計画内の訪問。「訪問の検索」ページを使用するときは、訪問は常に主要計画の一部です。「シミュレーション計画の表示」ページを使用するときは、値は取得された計画によって定義されます。
組織
部門
開始日
計画終了日
計画終了時間
サービス・カテゴリ
計画終了日と導出終了日が矛盾する訪問の計画終了日を調整することもできます。
「訪問予定」ページで現在の訪問の詳細を表示しながら、訪問を計画および再計画できます。様々な検索基準を使用して、利用期間を検索できます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
訪問を計画および再計画する方法は、次のとおりです。
「訪問予定」ページに移動して、現在計画されている訪問番号の詳細を表示します。
該当するフィールドに情報を入力し、「進む」ボタンをクリックします。スケジュールの詳細が表示されます。
開始日と、対応する部門または空間の、交差している位置のアイコンをクリックして、該当する組織、部門および空間に対する訪問を計画します。「訪問の計画」ページが表示されます。
スケジュールの詳細を入力し、「適用」ボタンをクリックして設定を保存します。
訪問を再計画するには、結果の表で訪問のアイコンを選択します。必要な変更を行って、「適用」をクリックします。
必要に応じて、空間を割り当てます。「空間の訪問への割当て」を参照してください。空間の情報は、割当てのために「訪問の計画」ページに引き継がれます。
行の「表示」アイコンをクリックして、部門または空間に割り当てられている訪問の詳細を表示します。「詳細の表示」ページには、部門と、事前に定義されている期間内に開始するすべての訪問予定が表示されます。
「追加空間割当済」列は、追加空間が訪問に割り当てられているかどうかを示します。
「訪問予定」ページに戻るには、訪問を選択して「計画」ボタンをクリックします。
保守訪問を計画解除する方法は、次のとおりです。
予定から削除する訪問を取得します。
「計画解除」を選択します。
訪問が予定から削除され、「訪問」の結果に表示されなくなります。組織、部門、開始日、関連付けられている空間が、訪問から削除されます。
訪問予定の詳細を表示する方法は、次のとおりです。
表示する訪問を取得します。
「訪問の計画」リンクをクリックします。「訪問の計画」ページが開き、関連する訪問番号で現在計画されている訪問が表示されます。
長期計画では、訪問の間に必要な保守作業に場所を割り当てるために空間が使用されます。1つの訪問に、1つまたは複数の空間を割り当てることができます。
前提条件
訪問に空間を割り当てる方法は、次のとおりです。
「訪問の計画」ページを使用して、空間を割り当てる訪問を取得します。「訪問の計画」リンクをクリックします。
「訪問の計画」ページが表示されます。割当済み空間の情報が、ページの下半分に表示されます。
「行の追加」ボタンをクリックし、表示されるフィールドに情報を追加します。
「空間」フィールドで値を選択します。
「適用」を選択して作業を保存します。
Oracle CMROとOracle Advanced Planning and Scheduling(APS)の統合により、資材の包括的な計画と再計画の機能が提供されます。計画担当には、予測される資材所要量、計画された資材所要量、計画解除された資材所要量に対する完全な可視性があります。需要の変動に対応し、計画されていた資材所要量と計画されていない資材所要量の両方に供給するように、前もって資材を適切に計画できます。また、定義されている在庫予算の制約に従って特定のサービス・レベルを満たすように、最適な在庫を維持することもできます。APSの統合には次のものが含まれます。
資材需要計画: 資材需要は、ユニット保守計画(UMP)によって予測される計画保守要件から発生し、達成する必要があるときが定義されています。この予測は、該当するユニットの稼働率に基づきます。稼働率の予測が更新されるたび、またはユニット発効設定の作成プロセスが実行されるたびに、UMPでのすべての計画保守要件に対する資材需要が自動的に格納されます。処分リストで定義されている置換および再処理の割合およびルートに対して定義されている資材所要量が、資材の需要に影響を与えます。未計画の非定例保守要件に関連付けられている資材需要は、作業フェーズの間に検出されます。さらに、未計画の需要は、各組織の過去の需要に基づいて予測できます。この未計画の需要は、計画保守要件、関連付けられたユニットおよび未計画資材所要量の間の過去の関連に基づいて調整できます。
需要計画は、これらの資材所要量を収集し、グローバル需要にそれを反映して、在庫計画とSCPにグローバル需要をフィードします。その後、予測または需要の変動および供給の変動(サプライヤのキャパシティやリード・タイムなど)を使用して、サプライ・チェーンに対する時間フェーズでの安全な在庫提案が指定されます。
サプライ・チェーン計画: 計画保守要件が訪問作業パッケージと関連付けられ、能力のある保守施設に対して計画された後、Oracle Advanced Supply Chain Planningによって必要な資材が計画されます。APSは、最初に既存の供給の正味量を調べた後、計画注文を生成して必要な資材を調達します。
資材需要計画
APSエンジンに対する3つの主要な資材ストリームは、予測保守要件からのグローバル資材需要、計画保守要件、過去の非定例資材所要量です。需要計画はグローバル資材需要に必要な資材を考慮し、それを在庫計画に渡します。在庫計画では、供給と需要の変動を考慮して、すべての場所での安全在庫量が計算されます。プロセスで作成される需要計画は、該当する保守が施設に対して計画されるずっと前に、将来の資材所要量への可視性を提供します。
需要計画には次の手順が含まれます。
需要計画の作成
Oracle Demand Planningの「需要計画」ウィンドウに移動します。
需要計画を作成します。Oracle Demand Planningユーザーズおよびインプリメンテーション・ガイドの需要計画定義手順に関する項を参照してください。
次の入力パラメータを定義する必要があります。
資材所要量 - 予定
資材使用履歴 - 未計画
資材使用履歴 - 計画
資材所要量 - 計画
これらのストリームでは、UMPからのグローバル需要、長期計画での計画要件、作業プロセスの間に定義された非定例保守からの履歴要件が考慮されます。
データ収集の実行
Oracle Demand Planningの「カスタム・ストリーム収集」ウィンドウに移動します。
CMROストリームを選択して、収集を実行します。
Oracle Demand Planningユーザーズおよびインプリメンテーション・ガイドのデータ収集手順に関する項を参照してください。このプロセスでは、CMROから資材所要量を収集して、需要計画に情報を含めます。
需要計画の作成
需要計画サーバーで需要計画を定義した後は、需要計画エンジンで需要計画を作成します。このプロセスでは、需要計画データベースを作成し、需要計画サーバーからデータベースにデータをダウンロードします。
Oracle Demand Planningの「需要計画管理」に移動します。需要計画のリストが表示されます。
使用する需要計画を選択し、需要計画を作成します。Oracle Demand Planningユーザーズおよびインプリメンテーション・ガイドの新規需要計画作成に関する項を参照してください。
信頼性計画により、保守施設および一時ステーションの在庫レベルを下げることができます。この機能は、サプライ・チェーン計画エンジンを使用して、指定された故障確率に基づく非定例品目の予測機能を提供します。正規部品を使用できる場合にフライト計画の高コストな中断を回避でき、また、循環部品の信頼性を分析するための問合せを行うことで過剰在庫状態を回避できます。
信頼性計画機能は、履歴部品変更レポートを使用して、故障確率を明らかにします。早期に検査し、適切なタイミングで可能性のある品目を交換することにより、未計画保守とそれに関連するコストを減らすことができます。履歴計算では、部品や経過期間などの基準が使用されます。たとえば、基準エンジンでは特定の動作条件下で8000時間ごとに精密検査が必要であっても、履歴データでは実際には7500時間ごとに近いことが示される、といったことがあります。将来のパフォーマンスが基準と比較されます。その後、提案された処理を全体的な保守に対して使用する必要があるかどうかを判断できます。信頼性計画には次の機能が含まれます。
導入されている構成部品の予測故障率に使用される履歴情報の計算。導入されている構成部品の予測故障率はユニット内の構成ポジションで識別されます。
履歴データを利用できないときの、構成部品の予測故障率の手動計算。該当する品目の平均故障間隔(MTBF)を手動で識別できます。
利用予定に基づく予測部品変更の資材需要の作成。識別された故障率と、ユニットの予測されるフライト計画を基にして、場所での資材需要が識別されます。この需要は、関連付けられた故障確率での計画において考慮されます。
信頼性計画は、Oracle Inventory、Oracle PlanningおよびComplex Maintenance Repair and Overhaulの管理モードで設定されます。管理モードの「信頼性」タブ領域は、次のことを行うために使用されます。
含めるデータの基準、および分析とレポートのためにデータを削除するコードを定義します。
導入されている部品の使用状況を追跡するためのカウンタを定義します。
該当する予測セットを関連付け、関連付けられている計画可能性を定義します。
手動信頼性定義を定義します。
信頼性アナライザ・プロセスの要求発行機能を生成します。
品目の取引および構成の履歴を表示し、レポート用にデータをエクスポートします。
前提条件
信頼性計画の基準と削除コードを表示および定義する方法は、次のとおりです。
「信頼性設定」ページに移動します。
「設定要約」領域に、基準と削除コードおよび各属性に関連付けられているレコードの数が表示されます。
基準および削除コードを追加または削除するには、「設定詳細」領域を使用します。
「設定詳細」領域で、「状態」タブをクリックして、信頼性分析の基準セットを表示します。
基準を追加するには、「別の行の追加」ボタンをクリックします。
値を選択し、「選択」ボタンをクリックして「信頼性設定」ページを新しいレコードでリフレッシュします。
「削除コード」タブをクリックし、信頼性分析で基準を削除するためのコードを表示します。
削除コードを追加するには、「別の行の追加」ボタンをクリックします。
値を選択し、「選択」ボタンをクリックして「信頼性設定」ページを新しいレコードでリフレッシュします。
作業を保存します。
基準カウンタと上書きカウンタの関連を表示および定義する方法は、次のとおりです。
「カウンタ関連」ページに移動し、基準および上書きカウンタを表示します。
レコードを追加するには、「別の行の追加」ボタンをクリックします。「基準カウンタ」フィールドで値を選択します。
カウンタは使用状況を追跡します。たとえば、エンジンが開始されるたびに1サイクルとしてカウントされます。基準カウンタは、部品での合計時間数またはサイクル数を表します。通常は、新規からの時間(TSN)または新規からのサイクル(CSN)で表されます。
「カウンタの上書き」フィールドの隣の「検索」アイコンをクリックして、「検索して選択」ページで値を選択します。
上書きカウンタは、よりいっそう正確な時間成分を信頼性分析で考慮するために使用されます。たとえば、部品を精密検査するときは精密検査からの時間(TSO)で時間をより正確に表しますが、アカウンタビリティが目的の場合はTSNカウンタを追跡します。
上書きカウンタの説明を入力します(時間数、サイクル数、式など)。
作業を保存します。
確率に関連付けられている計画予測を表示する方法は、次のとおりです。
「予測関連」ページに移動します。
次のフィールドに情報を入力することにより、予測故障率に関連付けられている予測を検索できます。
組織
MRP需要予測
タイプ:
履歴: 履歴データを計算に使用します
MTBF(平均故障間隔): 手入力値を計算に使用します
「進む」ボタンをクリックして検索結果を表示します。
予測を信頼性データと関連付ける方法は、次のとおりです。
「予測関連」ページに移動し、「作成」ボタンをクリックして、「予測関連の作成」ページを表示します。
「組織」フィールドおよび「需要予測指標」フィールドで値を選択します。
需要予測指標は計画予測名です。
計算に使用する信頼性計画タイプを選択します。オプション:
履歴: 履歴情報を使用した構成部品障害予測の計算。
MTBF(平均故障間隔): 構成部品障害予測の手動計算。
「故障確率 - 自」フィールドおよび「故障確率 - 至」フィールドに、パーセンテージの値を入力します。
これらのフィールドは、資材所要量を設定するために使用する予測の指定に使用します。信頼性計画は、品目の平均耐用期間を計算し、大きいユニットが各サービス・ステーションに到着したときの故障の確率を予測します。これら2つのフィールドによって示される当該予測に、要件が追加されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
品目が新しく、履歴データが関連付けられていない場合、一部の故障率は手動で定義されます。履歴データが存在するようになった後は、この情報を削除できます。MTBFフローの場合は、構成内の特定のポジションの品目に対する既知の平均故障率を定義します。
手動信頼性定義を表示または定義する方法は、次のとおりです。
「信頼性定義」ページに移動します。
次のフィールドに値を入力し、マスター構成の詳細を検索します。
マスター構成
ポジション
改訂
品目番号
検索結果が「マスター構成詳細」領域に表示されます。
「削除」チェック・ボックスを選択し、履歴データが蓄積され、手動定義が必要なくなったレコードを削除します。
「作成」ボタンをクリックして、新しい定義を作成します。「信頼性定義の作成」ページが表示されます。
「マスター構成」フィールドで値を選択します。
「ポジション」フィールドの隣の「進む」ボタンをクリックします。ポジションの選択ページに関する項を参照してください。
ポジションを選択して「関連付け」ボタンをクリックし、このレコードを信頼性定義に追加します。
「信頼性定義の編集」ページが表示されます。
「MTBF詳細」領域の「別の行の追加」を選択して、カウンタとMTBF定義を入力します。
「カウンタ」フィールドの隣の「検索」アイコンをクリックして、カウンタの値を選択します。
「MTBF値」フィールドに値を入力します。
これは、構成内のこの特定ポジションの品目に対する平均故障率です。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
信頼性計画分析の最後のステップでは、信頼性アナライザ・プロセスを実行します。信頼性プロセスでは、構成部品故障の確率が示されます。この情報が、該当する計画予測での資材所要量に使用されます。
定義されている期間に対して信頼性アナライザ・プロセスを実行する方法は、次のとおりです。
「要求の発行」ウィンドウに移動します。
「プログラム名」フィールドで「信頼性アナライザ・プロセス」を選択します。
「パラメータ」フィールドで日付範囲を選択します。
このプロセスの実行に必要な他の情報を選択します。
Oracle E-Business Suiteユーザーズ・ガイドの要求発効に関する項を参照してください。
「発行」ボタンをクリックして、このコンカレント要求を生成します。
部品変更履歴の表示
部品変更取引を計画の計算で表示および使用できます。部品変更取引の要約は、「部品変更」ページに表示されます。この情報は他のレポート・プログラムにエクスポートできます。
部品変更履歴を表示する方法は、次のとおりです。
「部品変更」ページに移動します。
次の検索フィールドに値を入力します。
シリアル番号
ユニット構成
品目
ロット番号
訪問番号
組織コード
取引タイプ
「進む」ボタンをクリックして検索結果を表示します。
表示される「部品変更」ページでは、シリアル番号、ロット番号、マスター構成、副構成、ポジション、ユニット構成、取引タイプ、日付、訪問の番号と名前、作業指示、組織、基準、削除コードなどの情報を見ることができます。
別の文書プログラムに結果をエクスポートするには、「エクスポート」ボタンをクリックします。
予測、定例または非定例の保守要件が訪問によって組織に計画されると、Oracle Advanced Supply Chain Planning(ASCP)収集プロセスによって関連付けられている資材所要量が自動的に取得されます。必要な資材が、該当する訪問とタスクにペギングされます。計画済の訪問と関連付けられている資材所要量が、「予定資材」ページに計画済として表示されます。計画済の資材は計画MRに対して定義されているグローバル需要から削除され、計画エンジンによって要件が2回カウントされないようになります。
予定日と数量が「予定資材」ページに表示されます。また、収集プロセスでは、例外日つまり資材が必要であっても利用できない日付も返されます。特定の資材所要量の予定日または予定数量が適切ではない場合、保守計画担当は代替品目を選択し、同じプロセスを使用して品目を計画できます。
その後、計画担当は、ASCP計画を作成して、既存の正味供給を処理し、計画オーダーを生成します。資材需要は、ASCPの受注として反映されます。受注番号は、訪問番号、タスク番号、Complex MROを連結したものとして表示されます(例: 100.2.Complex MRO)。受注がリリースされると、予定日および予定数量が自動的に更新されます。
サプライ・チェーン計画には次のプロセスが含まれます。
サプライ・チェーン計画の作成
Oracle Advanced Supply Chain Planningの「サプライ・チェーン計画」ウィンドウに移動します。
サプライ・チェーン計画を作成し、ATP対応に設定します。『Oracle Advanced Supply Chain Planningインプリメンテーションおよびユーザーズ・ガイド』のサプライ・チェーン計画作成に関する項を参照してください。
データ収集の実行
Oracle Advanced Supply Chain Planningの「計画データ収集」コンカレント・プログラムに移動します。
計画データ・プロセスの「パラメータ」フィールドで、Oracle CMROからデータを収集するために次の2つのパラメータを設定する必要があります。
「インスタンス」値リストから該当するCMROインスタンスを選択します。
「受注」で「Yes」を選択します。
これにより、CMROの資材所要量が正しい組織およびインスタンスの受注として収集されるようになります。『Oracle Advanced Supply Chain Planningインプリメンテーションおよびユーザーズ・ガイド』の標準収集実行に関する項を参照してください。
計画を生成します。
Oracle CMROの長期計画では、資材計画を調べて利用可能な資材リソースを評価できます。訪問を計画すると、資材が自動的に計画されます。予定資材が「予定資材」ページに表示されます。ASCP収集プロセスを定期的に実行して要件を収集し、必要な日に資材を利用できない場合は例外日を提供できます。保守訪問とその関連付けられた資材予定の間に矛盾が存在する場合、計画担当は、代替品目を選択するか、または該当する訪問、訪問内のタスクまたは保守要件を再計画できます。
前提条件
資材計画を調べる方法は、次のとおりです。
「訪問の計画」ページに移動し、「予定資材」リンクをクリックします。
「予定資材」ページが開き、訪問に計画されている資材に関する情報が表示されます。予定日と予定数量が、各予定資材所要量に表示されます。「品目摘要」列では、計画担当は品目番号が十分ではないときに正しい資材所要量を識別できます。
関連する処分リストで100%の取替えパーセンテージとして定義されている品目は、ASCPによって自動的に計画されます。ルート管理で資材所要量として定義されている品目は、100 %の取替え品目とみなされます。100%未満の数量の取替え品目については、計画担当が手動で計画数量を指定する必要があります。作業指示では予定品目のみが資材所要量として定義されます。
収集が実行されていない場合に手動で例外日を調べるには、「限定表示」ドロップダウン・メニューで「計画の矛盾」を選択します。
「進む」ボタンをクリックします。
「資材」テーブルに例外日が表示されます。
必要に応じて、次の検索基準を使用して資材を検索し、計画できます。
特定のタスクまたは品目の資材所要量を検索するには、タスクおよび品目を入力します。
処分の割合で資材を検索するには、「置換 %」フィールドまたは「再処理 %」フィールドに値を入力します。
これらの割合は、タスクを実行するときに資材が必要になる可能性を示します。
「進む」ボタンをクリックすると、検索基準に一致する結果が表示されます。
「資材」リストに表示される品目を置換する「品目」の値を選択します。
サブ構成またはポジションの場合、導入されている品目は自動的に計画対象に選択されます。品目が導入されていない場合、計画エンジンは優先度に基づいて、定義されている代替品を選択します。
「予定数量」フィールドに値を入力します。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。前のページに戻るには、「取消」ボタンをクリックします。
Oracle CMROの長期計画では、Oracleの有効在庫数量アプリケーションを使用することで、タスクの開始時と場所に対する資材の可用性を確認できます。訪問が組織に割り当てられると、ASCP収集が定期的に実行して、自動的に資材を計画します。または、保守計画担当が「資材可用性」ページを使用して手動で資材を計画することもできます。
前提条件
資材可用性を調べる方法は、次のとおりです。
「訪問の計画」ページに移動し、「資材可用性」リンクをクリックします。
「資材可用性」ページが表示されます。
フィルタを使用し、ルートに関連付けられている部門または工程に関連付けられているタスクで資材所要量を検索することもできます。
適切な資材所要量を選択し、「資材計画」ボタンをクリックして、組織に対する現在の資材供給に基づいて資材を計画します。
該当する要件がATPに渡され、正しいASCP計画に計画されます。必要に応じて、「すべての資材計画」ボタンをクリックし、訪問のすべての資材を計画できます。
注意: この機能を使用すると、保守計画担当は、計画プロセスを手動で開始し、利用可能な数量と必要な数量の間の矛盾を判別できます。最近計画または再計画された訪問の場合、または追加の保守要件が訪問に関連付けられたときに、これが必要になることがあります。
すべての資材の可用性を調べるには、「すべての可用性のチェック」をクリックします。
一度に1つの資材所要量の資材可用性を調べる必要がある場合は、品目を選択し、「可用性」ボタンをクリックします。必要な日に資材が利用できない場合は、警告メッセージが表示されます。
前のページに戻るには、「取消」を選択します。
Oracle CMROとOracle Inventoryのシリアル番号予約機能の統合により、シリアル化された品目を選択し、訪問での特定のタスクに予約できます。シリアル管理された品目のみを予約できます。関連付けられている基準とカウンタ値を使用して、予約する品目を選択できます。これは、導入されている部品の使用状況を追跡する手段を提供するもので、航空機のダウンタイムを短縮し、代替構成部品の予期される耐用期間を延ばすために使用されます。
この統合により、保守訪問の間に資材所要量のグローバルなビューが提供されます。必要な場所および特定の日付における資材の可用性を識別できます。例外日で要件を検索し、資材の不足量を明らかにできます。また、この統合により、必要な場所と日付に資材を利用できないときを識別できます。
シリアル化された品目を予約した後、プロセスの最後のステップでは、生産作業指示に品目を出庫します。
前提条件
資材所要量情報を検索する方法は、次のとおりです。
「資材所要量」ページに移動します。
次のフィールドを使用してレコードを検索できます。
組織
訪問番号
要求品目
要求日:自および要求日:至
最大再処理%
最大置換%
訪問ステータス
訪問タイプ
タスク番号
作業指示番号
また、次のチェック・ボックスを選択することによって予約および例外日の検索をフィルタ処理するかどうかを指定できます。
予約済品目のある要件のみ表示します
例外日のある要件のみ表示します
「資材所要量の選択」領域の「進む」ボタンをクリックして検索結果を表示します。
「資材所要量」領域にすべての所要量のグローバルなビューが表示されます。「例外日」フィールドでは、資材所要量の不足を簡単に識別できます。
予約品目を表示する方法は、次のとおりです。
「資材所要量」ページに移動してレコードを選択します。
「予約済品目の表示」ボタンをクリックして、「予約済品目」ページを表示します。
各訪問番号に対して予約されている品目のリストが表示されます。訪問番号数量は必要品目、予定品目、予約品目、完了品目について表示されます。予約品目の表には、品目、シリアル番号、組織、保管場所の行が表示されます。
品目を予約する方法は、次のとおりです。
「資材所要量」ページまたは「品目の予約」ページで「品目の予約」を選択して、「品目の予約」ページを表示します。
「検索」領域では、カウンタ値および基準で予約する品目を照会できます。照会結果は詳細テーブルの行に表示されます。
予約する品目を選択し、「適用」ボタンをクリックして設定を保存します。
予約済のシリアル化された品目を該当する作業指示に出庫する方法は、次のとおりです。
「資材出庫」ページに移動し、シリアル化された品目を出庫する作業指示を検索します。
「資材の選択」領域で、作業指示レコードと、「出庫数量」、「受信者」、「シリアル番号」、「処分」などの出庫取引の詳細を選択します。
「出庫」を選択して作業を保存します。
関連トピック
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の品目予約に関する項
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』のシリアル番号管理の設定に関する項
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』のシリアル番号生成に関する項
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』のシリアル番号割当てに関する項
Oracle Long Term Planningの重要な機能は、作業負荷要件のリソースと保守ベース・リソース・キャパシティのバランスを取ることです。これは、計画において使用可能なリソースが可能なかぎり効率的に使用されるようにするために重要なことです。シミュレーション計画により、導入する前に様々な計画を比較し、最も効果的な保守計画を選択できます。
関連トピック
前提条件
新しいシミュレーション計画を作成する方法は、次のとおりです。
「シミュレーション計画」ページに移動します。
次の表の情報を使用して、シミュレーション計画を定義します。
フィールド | 説明 |
---|---|
計画名 | すべての訪問がシミュレーション計画と関連付けられます。 |
主要計画 | 計画が主要計画として設定されているかどうかを示します。訪問は、訪問作業パッケージで作成されるときに、主要計画に自動的に組み込まれます。これらの訪問のコピーを他のシミュレーション計画に追加できます。「シミュレーション計画を主要に設定」を参照してください。 |
計画の訪問数 | 指定した計画に含まれる訪問の数。 |
「行の追加」ボタンをクリックし、表示されるフィールドに情報を入力します。
シミュレーション計画を削除するには、「削除」ボタンをクリックします。
シミュレーション計画が主要計画ではない場合は削除されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
前提条件
シミュレーション計画に訪問を追加する方法は、次のとおりです。
「シミュレーション計画」ページに移動します。
訪問を追加するシミュレーション計画を選択します。「計画の表示」をクリックして、「シミュレーション計画の表示」ページを表示します。
「行の追加」ボタンをクリックして、複数の行をテーブルに追加します。
「訪問番号」フィールドおよび「品目」フィールドで値を選択します。
品目は、訪問を関連付けるモデル名(例: Boeing 747-200B)を示します。すべての訪問を品目に関連付ける必要があります。
保守訪問のタイプを選択します。これにより、保守をカテゴリに分類できます。
特定の品目のシリアル番号を選択します。
組織と部門を選択します。
この工程の発効設定の「開始日」を選択します。
「進む」ボタンをクリックして作業を保存します。
レコードを削除するには、レコードを選択して「削除」アイコンをクリックします。
シミュレーション計画を表示する方法は、次のとおりです。
「シミュレーション計画」ページに移動します。
すべてのシミュレーション計画が表示され、計画に含まれる訪問の数および計画が主要に設定されているかどうかが示されます。計画名は変更できますが、一意である必要があります。
計画を選択し、「計画の表示」ボタンをクリックします。「シミュレーション計画の表示」ページに訪問リストが表示されます。
保守要件期日の計算方法は、次のとおりです。
「シミュレーション計画」ページに移動します。
主要計画として設定するシミュレーション計画を選択します。
「計画を主要に設定」を選択します。
前提条件
新しいシミュレーション計画に訪問をコピーする方法は、次のとおりです。
「シミュレーション計画」ページに移動します。
シミュレーション計画を選択し、「シミュレーション計画の表示」ページを表示します。
コピーする訪問の隣のボタンをクリックし、「新規計画へコピー」ボタンをクリックします。「新規計画へコピー」ページが表示されます。
主要訪問をシミュレーション計画にコピーすると、新しい訪問は親訪問とのすべてのユニット発効設定情報関連を継承します。関連付けられているユニット発効設定から派生された日付で該当する訪問の期日を表示できます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
CMROの長期計画では、訪問予定の保守要件に関連付けられているリソースを、保守の場所のキャパシティと比較して評価できます。保守キャパシティの一定の割合が非定例保守ニーズに使用できるように残っていることが理想的です。長期計画のリソース均一化機能は計画での不足量を識別するので、訪問作業パッケージで訪問を再計画または調整して、使用可能なリソースをいっそう適切に管理できます。異なるシミュレーション計画でリソース均一化を実行することにより、リソース・キャパシティに関して最善の計画を識別できます。
リソース均一化では、タスク・レベルの部門割当てが考慮されます。リソース均一化では、定義されているキャパシティ・レベルを超える必要なリソースのみをフィルタ処理して表示できます。
注意: 計算を行う前に各リソース要件にドリルダウンした以前の機能とは異なり、リソース均一化ではすべての手順をプロセスの開始時に実行する必要があります。「必須キャパシティ」フィールドに値を入力して予約レベルを設定します。
リソース均一化プロセスを使用すると、使用可能なリソースでの矛盾または不足に関して存在する可能性のある問題を識別できます。訪問を計画するときは、スケジューラが一定の割合のリソースを予期される非定例保守に使用できるように確保できる必要があります。計画されている要件で消費されるリソースが多すぎる場合は、訪問全体、訪問に含まれるタスク、訪問に関連付けられている保守要件を再計画することによって、計画を変更する必要があります。「必須キャパシティ」フィールドでリソースを設定すると、このニーズが長期計画で解決されます。リソースの未使用キャパシティは、必要なユニットを合計し、適切な部門に対して定義されている該当する個人またはマシンの合計数からこれを減算し、使用可能なユニットの数でそれを除算することによって定義されます。使用可能なユニットは、個人またはマシンの合計数から、既存の作業指示割当てのために使用できないものの数を減算したものです。
リソース均一化での結果をフィルタ処理し、定義されているキャパシティ・レベルを超える必要なリソースのみを表示できます。
注意: リソース均一化は、一度に1つの組織およびシミュレーション計画に対してのみ行うことができます。
リソースの均一化を実行する方法は、次のとおりです。
「リソースの均一化」ページに移動します。
フィールドに値を入力してリソースを検索します。
組織
部門
開始日と終了日
シミュレーション計画
必須キャパシティ %
このフィールドは、予約で確保するキャパシティの割合を設定します。選択されているシミュレーション計画のすべての訪問の各期間に対して必要なすべてのリソースが、使用可能なすべてのリソースに分散されます。
「進む」ボタンをクリックして検索結果を表示します。
レコードを選択して「リソースの表示」をクリックすると、「リソース可用性」ページが表示されます。
「詳細の表示」を選択すると、リソース消費詳細ページが表示されます。「訪問」列または「タスク」列を選択して、訪問作業パッケージで訪問またはタスクを編集します。
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