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Oracle Learning Managementユーザー・ガイド
リリース12
E06052-01
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設定および構成

設定および構成の概要

Oracle Learning Management(OLM)を設定、構成および拡張するには、いくつかの基本構成要素について理解する必要があります。

キー・フレックスフィールドおよび付加フレックスフィールド

キー・フレックスフィールドおよび付加フレックスフィールドを使用して、Oracle Applicationsを構成および拡張できます。各フレックスフィールドは、セグメントと呼ばれる個別のフィールドで構成されています。

次の2種類のフレックスフィールドがあります。

参照

参照では、特定のフィールドに対する有効な値のリストが提供されます。多数のコード・タイプについて、独自の値の追加、および事前定義の値の変更ができます。参照によって、すべてのユーザーが同じ用語を使用することが保証されるのみでなく、データ入力の速度も上がります。

体系およびデータ

すべてのユーザーがアプリケーション間で共有するその他の体系およびデータも設定する必要があります。次の体系およびデータがあります。

注意: Oracle General Ledgerを使用している場合は、必要なデータの一部またはすべてがすでに存在しています。

機能およびセキュリティの構成

機能およびセキュリティ・オプションによって、レコード、ウィンドウおよび機能へのユーザー・アクセスを制限できます。これらのオプションを設定すると、データを保護できると同時に、各ユーザーのニーズにあわせてアクセス権限を付与できます。機能セキュリティでは、コンピテンスとスキルの表示も規定されます。

組織セキュリティでは、HR組織以外のユーザーが、コース、登録、プログラムを入力または変更できないように設定できます。

登録ステータス・セキュリティでは、特定の職責のユーザーが、登録を入力または変更できないように設定できます。

財務セキュリティでは、特定の職責のユーザーが、金額や数量を変更または削除できないように設定できます。

プロファイル・オプション

ユーザー・プロファイルは一連の変更可能なオプションであり、これによって、登録希望、他のアプリケーションとの相互関係、および財務詳細の自動作成と転送など、機能の範囲が管理されます。

設定および構成の要件

Oracle Learning Management(OLM)では、アプリケーションの重要な部分の構成、および記録する必要がある追加情報の定義ができます。

有効な値リストの利点

一部のフィールドでは、データ入力が有効な値リスト内の項目に制限されます。これには、次の利点があります。

複数ビジネス・グループの使用

企業では通常1つのビジネス・グループが使用されますが、複数使用することもできます。

多くの企業では、自社のすべての情報を同時に表示、レポートおよび管理できるように、1つのビジネス・グループのみを使用して現行の情報を保持しています。ただし、学習を完全に別々に管理する子会社が多数ある持ち株会社の場合は、同一インストールで複数のビジネス・グループを設定することもできます。

リソースの処理方法

クラスを実行するために登録が必要なすべてのリソース(設備、個人または備品など)を識別できます。インストラクタは、個別の就業者として入力できます。または単に、特定の仕入先が不特定多数のインストラクタを提供できることを記録できます。

クラス完了後のコンピテンスの更新

コンピテンス・アプローチを実装している場合は、クラスの完了後に、コンピテンスを学習者のコンピテンス・プロファイルに自動的に追加できます。プロファイルに追加したコンピテンスは、候補者の配置、業績評価などのアクティビティとともにキャリア計画にも利用できます。

参照

参照

参照では、アプリケーション全体にわたって特定のフィールドに対する有効な値のリストが提供されます。このリストによって、次の利点があります。

参照タイプと呼ばれる各値リストは、コードと意味で構成されます。たとえば、参照タイプYES_NOには、コードY、内容YesとコードN、内容Noが含まれています。ユーザーには、コードは表示されません。

各参照タイプでは、最大250の参照がサポートされます。

事前定義の参照タイプ

一部の参照タイプには、削除できない必須コードが含まれています。ただし、その内容は変更可能です。また、一部の参照タイプでは、提供されているコードを使用不可にすることもできます。コードを使用不可にしたり、追加できるかどうかは、参照タイプのアクセス・レベルによって決まります。次の表にアクセス・レベルを示します。

アクセス・レベル 内容
ユーザー コードを追加でき、提供されているコードを使用不可にできます。
拡張可能 コードを追加できますが、提供されているコードはアプリケーションで必要なため使用不可にできません。
システム コードを追加することも、提供されているコードを使用不可にすることもできません。提供されているコードの内容または摘要の変更のみが可能です。

「ユーザーおよび拡張可能の参照」に、ユーザーまたは拡張可能アクセス・レベルの事前定義の参照タイプを示します。

ユーザーおよび拡張可能の参照

Oracle Learning Management(OLM)では、次の表に示す参照タイプの新しい値を作成できます。カッコ内に注記がある場合を除いて、これらの参照はLearning Managementアプリケーションに属します。

ユーザーおよび拡張可能の参照

フィールドまたは機能 参照
学習者登録ソース BOOKING_SOURCE [Human Resources]
学習者がクラスで未修了の理由 DELEGATE_FAILURE_REASON [Human Resources]
相互賦課タイプ OTA_CROSS_CHARGE_TYPE
コンテンツ・サーバー・プロトコル・タイプ OTA_CS_PROTOCOL_TYPE
期間単位 OTA_DURATION_UNITS
クラス登録日 OTA_ENROLL_CLASS_DATE
インタフェース・ソース OTA_INTERFACE_SOURCE
研修プラン・メンバーのステータス OTA_MEMBER_USER_STATUS_TYPE
オブジェクト・データ・ソース OTA_OBJECT_DATA_SOURCE
研修プラン・コンポーネント取消理由 OTA_PLAN_CANCELLATION_SOURCE
研修プランの測定タイプ OTA_PLAN_MEASUREMENT_TYPE
研修プランのステータス OTA_PLAN_USER_STATUS_TYPE
期間 OTA_TIME_PERIOD
学習のステータス(外部学習) OTA_TRAINING_STATUSES
(追加の)研修タイプ OTA_TRAINING_TYPES
学習者登録優先順位レベル PRIORITY_LEVEL [Human Resources]

参照タイプおよび値の追加

新規参照タイプの作成、既存の参照タイプへの値の追加、または参照タイプの既存値の非表示を実行するには、「アプリケーション・ユーティリティ参照」ウィンドウを使用します。

参照タイプの定義

独自の参照タイプを作成して、値リストを提供できます(入力内容の検証用など)。

新規参照タイプおよび参照値を定義する手順

  1. 参照タイプのアクセス・レベルを選択します。

  2. 参照タイプを入力します。

  3. 参照の内容(名称)を入力します。これは、アプリケーション内からユーザーが参照する名前です。

  4. 「アプリケーション」フィールドで、「Learning Management」を選択します。

  5. 参照タイプの摘要を必要に応じて追加します。

  6. 各値のコードと内容を入力し、必要に応じて摘要を入力します。

    開始日を入力しない場合、新規参照はすぐに有効になります。終了日を入力しない場合、新規参照は無期限に有効です。

  7. 作業内容を保存します。

  8. 必要に応じて「使用」ボタンをクリックし、この新規参照タイプを使用するその他のOracle Applicationsを選択します。

既存の参照タイプに参照値を追加する手順

  1. 値を追加する参照タイプを問い合せます。

    アクセス・レベルがシステムの場合、値は追加できません。

  2. 各値のコードと内容を入力し、必要に応じて摘要を入力します。

    開始日を入力しない場合、新規参照はすぐに有効になります。終了日を入力しない場合、新規参照は無期限に有効です。

  3. 作業内容を保存します。

  4. 必要に応じて「使用」ボタンをクリックし、この新規参照タイプを使用するその他のOracle Applicationsを選択します。

参照値の削除

参照値は、保存後は削除できません。ただし、値リストに表示されないようにできます。

ユーザー定義参照を削除する手順

  1. 「参照」ウィンドウで、次のいずれかを実行します。

    参照を使用不可にするか、または終了日を設定すると、ユーザーは新規レコードの作成時にこの値を選択できなくなります。ただし、その参照が含まれているレコードの問合せ時には、値を引き続き参照できます。

    参照の内容を追加、使用不可または作成した場合、変更内容を有効にするには、ユーザーがログアウトし、再度ログインする必要があります。

フレックスフィールド

キー・フレックスフィールド

キー・フレックスフィールドに設定できる体系数に制限はありません。各体系には、最大30のセグメントを含めることができます。

「研修リソース」キー・フレックスフィールドは、アプリケーションの必須機能ですが、OLMを使用する前にその体系を定義する必要はありません。学習リソースを定義する必要があるときにのみ定義してください。

Oracle Financialsを実行していない場合は、会計フレックスフィールドも定義する必要があります。Oracle Financialsをすでに実行している場合、必要なフレックスフィールドはすでに存在しています。

注意: 定期的に変わる可能性のある情報はセグメントに含めないでください。アプリケーションでは、作成する組合せに対する変更履歴は保持されません。

付加フレックスフィールド

多数のウィンドウに、ユーザー定義の付加フレックスフィールドがあります。管理者は、追加情報を記録するウィンドウを決定します。各ユーザー定義の付加フレックスフィールドに、20のセグメントが含まれます。付加フレックスフィールドの定義後、セグメントは、アプリケーションによってウィンドウの一部として処理されます。

各セグメントに対して、そのプロンプト、格納可能なデータ型、および入力可能な値を定義できます。有効な値のリストまたは範囲を指定できます。また、各セグメントのサイズや表示特性、およびセグメントの表示順序も制御できます。

次の2種類の付加フレックスフィールド・セグメントを定義できます。

注意: 複数のウィンドウに表示される付加フレックスフィールドもあります。セグメントの定義前に、付加フレックスフィールドを使用するすべてのウィンドウを確認してください。この確認は、フレックスフィールドを別のフィールドに対してコンテキスト依存にする場合に特に重要です。フレックスフィールドを使用するすべてのウィンドウに参照フィールドが存在することを確認する必要があります。

次の表に、OLMのユーザー定義の付加フレックスフィールドをすべて示します。

OTAのユーザー定義の付加フレックスフィールド

付加フレックスフィールドのタイトル ウィンドウおよびページ・タイトル
追加コース情報 コース
追加コース・バージョン情報 コース
追加住所詳細(HR) 住所、応募者の登録、担当者
追加登録処理情報 契約登録
追加登録ステータス情報 登録ステータス
追加予算計画値詳細 研修プラン予算計画、研修プラン・メンバー予算計画、研修プラン・イベント予算計画
追加カテゴリ内容詳細 カテゴリ使用
追加受講者代表登録[学習者登録]情報 登録
追加クラス関連情報 顧客限定クラス
追加クラス情報 予定クラス、プログラム、イベント企画、一時的なイベント
追加財務ヘッダー情報 財務ヘッダー
追加財務明細情報 財務明細
追加学習オブジェクト情報 カタログ
追加学習オブジェクト・フォルダ情報 カタログ
追加学習パス情報 学習パスの作成および更新
追加学習パス・メンバー情報 学習パス・コンポーネントの作成および更新
追加学習パス・カテゴリ内容情報 学習パス
追加レター詳細(HR) レター
追加事業所詳細(HR) 事業所
OLM以外の追加研修履歴情報 学習履歴
追加組織情報(HR) 組織
追加組織単位詳細(HR) 組織
追加プラン詳細 組織研修プラン
追加プラン原価詳細 研修プラン原価、研修プラン・クラス原価、研修プラン受講者原価
追加プラン測定詳細 研修プラン測定タイプ
追加プラン・メンバー詳細 組織研修プラン(研修プラン・メンバー)
追加価格表エントリ情報 価格表
追加価格表情報 価格表
追加問題情報 問題
追加問題バンク情報 問題バンク
追加リソース登録 リソース登録
追加リソース使用情報 リソース使用
追加使用可能リソース詳細 リソース
追加テスト・セクション情報 テスト・セクション
追加研修詳細(OLM以外の追加研修履歴情報で置換) --
追加仕入先供給情報 仕入先

開発用組織フレックスフィールド

Oracle HRMSには、事前定義の付加フレックスフィールドである開発用組織フレックスフィールドが用意されています。ローカライズ・チームは、その国の特定の国別仕様およびレポート作成ニーズにあわせてこのフレックスフィールドを定義します。OLMで「組織」ウィンドウを使用するときに、ビジネス・グループに対して選択した国別仕様コードに応じて、様々な追加組織情報が表示されます。国別仕様コードによって、開発用組織付加フレックスフィールドのいずれのセグメントが表示されるかが制御されます。

付加フレックスフィールド(起動データを使用)

Oracle HRMSには、様々な国に対応した様々な形式の住所情報を保持する事前定義の付加フレックスフィールドが2つ用意されています。次の付加フレックスフィールドがあります。

Oracle HRMSの住所形式

タイトル 表名 ウィンドウ・タイトル
個人住所情報 PER_ADDRESSES 住所
事業所住所 HR_LOCATIONS 事業所

これらの付加フレックスフィールドを使用すると、新規住所形式の追加または提供されている形式の変更ができます。

Oracle HRMSには、住所の各行を保持するコンテキスト依存のセグメントも用意されています。使用可能な住所形式は、これらのフレックスフィールドに対するコンテキストを表します。使用する値は、FND_TERRITORIES表に表示される地域コードです。FND_TERRITORIES表内の各地域に対して使用できる住所形式は1つのみです。

これらのフレックスフィールドでは、起動データとして住所形式が提供されます。追加の住所形式については、新規コンテキストおよびセグメントを定義する必要があります。

国の住所形式を変更するには、必要のないセグメントを使用不可にします。次に、独自の情報を記録する新規セグメントを定義します。

警告: 事前定義の形式を変更した場合、Oracle HRMSのアップグレード時にその変更内容は上書きされます。形式を追加した場合は、これらの国に対する住所形式が格納されている新規起動データによって、変更内容が上書きされる可能性があります。

組織

組織の定義

ビジネス・グループおよび内部研修組織を定義すると、コースの定義およびクラスの計画時にこれらの組織を選択できます。組織の定義は他のOracle Applicationsと共有できます。

ビジネス・グループ

ビジネス・グループは、OLMの基本組織単位です。入力するその他の情報はすべて1つのビジネス・グループに属します。ビジネス・グループ全体に適用するデフォルト・オプションをいくつか設定できます。グローバル・ビジネス・グループを実装していないかぎり、複数のビジネス・グループの情報をオンラインで同時に表示することはできません。

多くの企業では、自社のすべての情報を同時に表示、レポートおよび管理できるように、1つのビジネス・グループのみを使用して現行の情報を保持しています。ただし、次のような場合には、同一インストールで複数のビジネス・グループを設定することもできます。

グローバルとローカル

グローバル(単一)のビジネス・グループを実装して、すべての研修体系を1回のみ定義し、他のビジネス・グループの学習者をグローバル・ビジネス・グループのクラスに登録可能にできます。OLMのローカライズ・バージョンを実行していない場合、または実行を計画していない場合は、「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」プロファイルを使用して、ビジネス・グループをグローバルに設定します。

グローバル化された研修組織の実行によって、リソースの使用効率、柔軟性、クラスの管理が向上し、登録や会計処理手順が簡略化されます。たとえば、スペインから、アルゼンチンのクラスで講義ができるスペイン語を話すインストラクタをすばやく識別できます。クラスおよびインストラクタが異なるHRビジネス・グループに属していた場合は、それらを同時に表示できなかったため、適切な一致を認識できませんでした。ただし、フランス国別仕様用の配布済拡張機能の利用を計画している場合は、このグローバル設定を実装しないでください。かわりに、ビジネス・グループに対してフランス国別仕様を設定したOLMを実装してください。

警告: 一度グローバル・ビジネス・グループを設定すると、ローカル・ビジネス・グループに切り替えることはできません。そのため、今後OLMのローカライズされた(つまり国別の)バージョンが必要となる場合は、ローカルのOLMビジネス・グループを実装してください。また、いずれの職責も、表示できるのはグローバル・クラスまたはローカル・クラスのいずれかであり、両方は表示できないことにも注意してください。

特定の手順については、「ビジネス・グループの作成」を参照してください。

組織

Oracle HRMSでは、組織とは、企業内のレポート体系を構成する内部部門、事業所、セクションおよび単位のことです。また、(人事部門に対する)人材派遣企業または(給与部門に対する)税務署などの外部組織の場合もあります。OLMでは、内部研修部門は「組織」として、研修センターは「研修センター」として設定します。

注意: HR組織のロールで、タイプ「研修センター」のOLM組織は使用しないでください。つまり、Oracle HRで、これらの「研修センター」に個人を割り当てないでください。ただし、これらのセンターを組織階層に追加するには、HR組織として定義する必要があります。また、人数などの人事レポート目的での使用を意図したHR組織階層では、「研修センター」を使用しないでください。

組織を定義する前に、「事業所」ウィンドウを使用してサイト・アドレスを入力します。複数の組織で1つのサイト・アドレスを共有できます。その後、「組織」ウィンドウを使用して、ビジネス・グループおよび内部研修組織を定義します。

ビジネス・グループに関連付けられるキー・フレックスフィールド

その他、Oracle Human Resourcesで使用されている多くのキー・フレックスフィールドには、ビジネス・グループと関連付けるための体系名が必要です。これらの体系名は、次のとおりです。

提供されている設定ビジネス・グループには、デフォルトの体系名がすでに定義されています。新規ビジネス・グループを作成する場合は、「組織」ウィンドウからアクセスする「ビジネス・グループ情報」ウィンドウで、デフォルトの体系名(または独自の体系)を選択する必要があります。

ビジネス・グループおよび組織の作成

ビジネス・グループおよび組織の作成

企業のビジネス・グループおよび組織を次の順序で作成する必要があります。

ビジネス・グループおよび組織を作成する手順

  1. 事業所の作成

  2. ビジネス・グループの作成

  3. 研修組織の作成

事業所の作成

「事業所」ウィンドウで住所を作成します。

注意: 事業所は、Oracle HRのビジネス・グループ全体および他の多数のOracle Applicationsと共有されます。Oracle HRでは、「事業所」ウィンドウの一部のフィールドのみが使用されます。その他のフィールドはHRユーザーは使用できません。

事業所とその住所を作成する手順

  1. 事業所の名称と摘要を入力します。

  2. リストから国別住所形式を選択します。

    ウィンドウが開き、選択した国の住所形式が表示されます。

  3. このウィンドウで住所情報を入力し、「OK」をクリックします。

  4. 作業内容を保存します。

事業所の削除

事業所は削除できません。ただし、無効にすることはできます。

事業所リストから住所を削除する手順

その事業所を企業で使用しなくなる失効日を入力します。

ビジネス・グループの作成

Oracle Human Resourcesを実行している場合、個人、組織、事業所およびスキルのデータをアプリケーション間で共有するために、OLMでHRビジネス・グループの使用が必要になる場合があります。

Oracle HRを使用せずにOLMを実装している場合は、独自の開始ポイントとして、すべてのデフォルト定義が設定された、提供されている設定ビジネス・グループを使用してください。アプリケーションで提供されているデフォルト職責では、このビジネス・グループが使用されます。

グローバル・ビジネス・グループまたはローカル・ビジネス・グループ

OLMでは、グローバル・ビジネス・グループまたはローカル・ビジネス・グループのいずれを使用するかを選択できます。グローバル・ビジネス・グループを実装する場合は、次に示すいくつかの追加設定手順を実行する必要があります。

OLMのデフォルト・ナビゲーション・メニューには、HR組織階層ウィンドウへのアクセスは組み込まれていません。ローカル・ビジネス・グループを選択するか、グローバル・ビジネス・グループを選択するかによって、グローバル組織階層またはローカル組織階層のいずれかのウィンドウを手動で追加できます。

『Oracle HRMS Configuring, Reporting, and System Administration Guide』のメニューの定義に関する説明を参照してください。

OLMのHRビジネス・グループまたは設定ビジネス・グループを使用する手順

  1. 「組織」ウィンドウでビジネス・グループを問い合せます。

  2. 「その他」ボタンをクリックし、「ビジネス・グループ情報」を選択します。

  3. 国別仕様コードおよび通貨がビジネス・グループに対して適切であることを確認します。国別仕様コードによって、住所のデフォルト形式が決定されます。ここで選択する通貨がビジネス・グループのデフォルト通貨になりますが、他の通貨も使用可能に設定後、使用できます。

  4. このウィンドウのその他の情報は、OLMではなくOracle HRに属するため入力しないでください。

  5. 「OK」をクリックして、作業内容を保存します。

    注意: Oracle HRを実装していない場合は、「就業時間情報」や「予算計画デフォルト値」など、ビジネス・グループ用に提供されているその他のウィンドウは無視できます。

グローバル・ビジネス・グループを設定する手順

  1. 「組織」ウィンドウでビジネス・グループを作成するか、または前述の手順に従って設定ビジネス・グループを使用します。

  2. システム管理者職責に切り替え、「システム・プロファイル」ウィンドウを開きます。

  3. 「システム・プロファイル値の検索」ウィンドウで、「職責」チェック・ボックスを選択し、職責を入力します。「プロファイル」フィールドに、「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」と入力して、「検索」をクリックします。

  4. 「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」行の「職責」列に、ビジネス・グループ名を入力します。

  5. 「システム・プロファイル値の検索」ウィンドウに戻り、「サイト」チェック・ボックスを選択し、「職責」チェック・ボックスの選択を解除して(選択されたままの場合)、「プロファイル」フィールドに「HR: 複数ビジネス・グループ間」と入力します。

  6. 「HR: 複数ビジネス・グループ間」行の「サイト」列に、「Yes」と入力します。

  7. 作業内容を保存します。

  8. コンピテンスを表示および使用できるようにするには、各コンピテンスが「グローバル」として選択されていることを検証します。HR職責にアクセスできる場合は、HRナビゲータの「タレント・マネジメント」から「コンピテンス」ウィンドウにアクセスできます。Oracle HRを実行しているが、HR職責にアクセスできない場合は、システム管理者に問い合せてください。

  9. 使用可能な研修センターをすべて表示できるようにするには、それらをOLMグローバル・ビジネス・グループに定義する必要があります。

    注意: HR組織のロールで、タイプ「研修センター」のOLM組織は使用しないでください。つまり、Oracle HRで、これらの「研修センター」に個人を割り当てないでください。ただし、これらのセンターを組織階層に追加するには、HR組織として定義する必要があります。また、人数などの人事レポート目的での使用を意図したHR組織階層では、「研修センター」を使用しないでください。

研修組織の作成

「組織」ウィンドウを使用して、研修部門などの内部組織を設定します。

「組織」ウィンドウで入力された情報は、インストールしたすべてのOracle Applicationsで共有されます。組織名はビジネス・グループ内で一意であることが必要で、ビジネス・グループ名はアプリケーション・ネットワーク間で一意であることが必要です。

新規組織を作成する手順

  1. ビジネス・グループ内で一意の名称を入力し、必要に応じて組織タイプを選択します。

  2. 入力する必要がある履歴情報に対して必要なだけ遡った開始日を入力します。

  3. サイト・アドレスを記録する事業所を必要に応じて選択します。階または事務所番号などの詳細を追加するために、社内住所を入力することもできます。

  4. 「内部」または「外部」を選択します。

    研修組織用に入力するその他の情報はありません。

  5. 作業内容を保存します。

    注意: 研修組織に対して分類を選択する必要はありません。Oracle Human Resourcesでは、「人事システム組織」分類を選択して使用可能にし、この組織に従業員を割り当てることができます。

カタログの設定

クラス・ステータスと登録ステータスの設定

Oracle Learning Management(OLM)には、クラスのライフ・サイクルの一般的な段階を表す「予定」や「満席」などのステータスが用意されています。これらのクラス・ステータスをそのまま使用することも、独自のユーザー・ステータスを(参照タイプEVENT_USER_STATUSの値として)作成することもできます。これらのユーザー・ステータスはアプリケーションの機能を促進することはありませんが、レポート用に使用できます。「受講希望」や「出席」などの登録ステータスは、登録希望者リストを決定し、他の処理を促進します。これらの登録ステータスをそのまま使用することも、既存の登録ステータスに基づいて独自のステータスを作成することもできます。クラス・ステータスと登録ステータスの組合せを使用すると、クラスの計画と追跡、および登録の管理が可能になります。

学習者登録レコードに使用されている登録ステータスは削除できません。ただし、そのステータスを無効化して新規登録で使用されないようにすることはできます。

参照を使用すると、パンフレットや代理店などの登録のソース、または学習者がクラスを完了できなかった理由をカスタマイズできます。カスタマイズによって、クラス・マーケティングの効率を追跡したり、特定クラスの修了率を分析することができます。

オンライン・コンテンツ

コンテンツ・サーバー

コンテンツ・サーバーの定義は必須ではありません。OLMでは、URLに関連付けられたコンテンツを再生できます。このURLは、協力会社のWebサーバーでも独自のWebサーバーでもかまいません。また、ファイアウォールの内側でも外側でもかまいません。

ただし、OLM内で1つ以上のコンテンツ・サーバーを定義する場合は、アップロードおよびインポート・ユーティリティを使用して、OLMインタフェースを介してサーバーにコンテンツを転送できます。FTPサーバーは必要ありません。

コンテンツ・セキュリティ

OLMコンテンツ・サーバーでは、コンテンツに対する追加セキュリティは自動的には提供されません。オペレーティング・システムまたはソフトウェア認証を使用してサーバーを明示的に保護しないかぎり、URLを知っている学習者は、ブラウザから直接コンテンツにアクセスできます。

SCORMアダプタ

コンテンツでSCORM CMIコールを明示的に使用している場合は、SCORMアダプタを設定します。

Oracle SCORMアダプタを使用すると、SCORM準拠の学習オブジェクトは、SCORM JavaScript APIを使用してOLM 11i と通信できます。このアダプタは、JavaScriptのセキュリティ制限を回避するために必要です。この制限とは、2つのフレーム内のHTMLドキュメントは同じインターネット・ドメインからダウンロードされていないと通信できないというものです。このアダプタがインストールされるまで、学習者は、OLMプレーヤでSCORM準拠の学習オブジェクトを起動できません。

コンテンツにSCORM CMIコールが含まれていない場合、SCORMアダプタの設定は必要ありません。企業でSCORMコンテンツを後で購入または開発する場合、これらの手順はその時点で実行できます。

Oracle SCORMアダプタのインストール

CMIコールが機能するには、3つの標準Oracle SCORMアダプタ・ファイルが必要です。Oracle Learning Management(OLM)には、次のアダプタがパッチとして用意されており、MetaLinkのOLMエリアから入手できます。

Oracle_SCORM_Adapter.htmladapter_blank.htmladapter_lms.htmladapter_test.html browserTest.jarsignedlms.cab signedlms.jar signedlms2.jar

SCORMアダプタが正しく機能するには、SCORM学習オブジェクトを提供する予定のWebサーバー上のWebアクセス可能な位置にファイルのコピーを配置する必要があり、3つのファイルはすべて同じディレクトリに存在する必要があります。

Oracle_SCORM_Adapter.htmlはプライマリ・ファイルであり、OLM内の「設定」タブでSCORMアダプタの登録時に参照するファイルです。このタブには、学習管理者職責からアクセスできます。

アダプタ・ファイルのURLのプロトコル、ホストおよびポート番号は、コンテンツ・ファイルのURLと同じであることが必要です。

Oracle SCORMアダプタの登録

各Webサーバーの適切な位置にOracle SCORMアダプタをインストールした後は、OLMでSCORMアダプタの位置を登録する必要があります。この登録によって、OLMでは、各学習オブジェクトの開始URLに基づいて、対応するSCORMアダプタのURLを判別できます。

複数のビジネス・グループがある場合は、各ビジネス・グループに対してアダプタを登録する必要があります。

問題の診断

SCORM準拠のコンテンツの再生時に問題が発生したとき、SCORMアダプタのURLプロパティが正しく設定されていることを確認している場合は、アダプタのプロパティ・ページで「診断メッセージの表示」ボックスを選択します。このオプションを選択すると、コンテンツを起動して再生したときにブラウザのJavaコンソールに診断メッセージが表示されます。メッセージには、コンテンツで実行された各CMIファンクション・コール、コールへの引数、コールを実行するためにサーバーとの間で送受信されたメッセージ、およびコールからの戻り値が表示されます。

「診断メッセージのログ」ボックスを選択すると、診断メッセージをローカル・ファイルにログできます。ロギング・オプションは、いつでも再現可能ではない問題の診断に役立ちます。ロギングによりSCORMアクティビティの永続的な記録がログ・ファイルで使用可能ですが、Javaコンソールのメッセージはユーザーがブラウザを閉じたりコンソールを消去すると失われます。このボックスの選択は、メッセージがJavaコンソールに表示され、「診断メッセージの表示」を選択する必要がないことを意味します。

注意: 診断メッセージを表示するには、ブラウザでJavaコンソールが使用可能であることが必要です。

署名SCORMアプレットの使用

アダプタのプロパティ・ページに、「署名SCORMアプレットの使用」チェック・ボックスがあります。このチェック・ボックスはデフォルトでは選択されていません。また、このオプションの選択が必要となる可能性はほとんどありません。アダプタは署名が必要でない方法で動作しています。

ただし、SCORM準拠のコンテンツで通信の問題が発生した場合、およびアダプタ設定とコンテンツ自体の両方で他のすべての可能性が検討し尽くされた場合は、「署名SCORMアプレットの使用」チェック・ボックスを選択して、コンテンツを再度テストしてください。問題が解決した場合、そのアダプタに対するチェック・ボックスは選択したままにしてください。問題が解決しない場合は、チェック・ボックスの選択を解除し、調査を続けてください。

会議サーバー

オンライン同期クラスを提供するには、会議サーバーの定義が必須です。会議サーバーにより、アプリケーションとOracle Web Conferencing(OWC)が統合されます。OLMでは、OWCとの統合を使用してWeb上にオンライン同期クラスを提供しています。

会議サーバーを設定するにはサーバーURLが必要です。これは、OLMが会議ツールに対して適切なコールを実行するために使用するURLです。また、アプリケーションからOWCサーバーに接続するための認証パラメータであるサイトIDおよび認証トークンも指定する必要があります。これらの値は、OWC管理者から入手できます。

オンライン・プレーヤの設定

プレーヤ・セッションの維持

オンライン・プレーヤは、学習者が1つの学習オブジェクトに長時間留まっていても学習者のセッションがタイムアウトしないように特定の間隔でサーバーをpingします。タイム・アウトの長さおよびサーバーへのpingの間隔は、次のプロファイル値を設定することで制御できます。

Sun Java 2セキュリティ・モデルのサポート

OLMのSCORM APIはSun Java 2セキュリティ・モデルと互換性があるため、学習者はSCORMのコースでNetscape 7、IE 6+、MozillaおよびFirefoxの各ブラウザを使用できます。このAPIはIE 6+では構成の変更なしで機能します。SCORM APIをNetscape、MozillaまたはFirefoxで使用可能にするには、Javaポリシー・ファイルを使用して次の権限を付与する必要があります。

permission java.net.SocketPermission " <OTA hostname> : <port>", "connect"; ここで<OTA hostname>および<port>は、使用するアプリケーション・サーバーのホストおよびポートです。

SCORMデバッグ情報のロギング

Javaコンソールに表示されるSCORMデバッグ情報は、コンピュータ上のローカル・ファイルにログできます。この機能はIE 6+では構成の変更なしで機能します。SCORMデバッグ情報のロギングをNetscape 7、MozillaまたはFirefoxで使用可能にするには、Javaポリシー・ファイルを使用して次の権限を付与する必要があります。

permission java.net.SocketPermission " <OTA hostname> : <port>", "connect";

permission java.io.FilePermission " ${user.home}$ {/} lms_log.txt", "write";

permission java.util.PropertyPermission " user.home ", "read";

ここで<OTA hostname>および<port>は、使用するアプリケーション・サーバーのホストおよびポートです。

コンテンツ・サーバーの設定

コンテンツ・サーバーの設定

OLMでは、サーブレットを使用して物理コンテンツ・ファイルをアップロードまたはダウンロードします。このため、FTPサーバーも、コンテンツ・サーバー上の中間層インストールも必要ありません。必要となるのは、ApacheおよびApacheJservなど、サーブレット用の1つのコンテナのみです。信頼するサーバーのみがOLMコンテンツにアクセスできるように、コンテナ・プロパティ・ファイルで、APPS中間層のIPアドレスがJavaインタプリタに渡される引数として指定されます。

注意: サーブレットは、複数プロセス(またはJVM)があるグループに対しては動作しません。

コンテンツ・サーバーの設定には、次の2つの段階があります。

  1. コンテナの設定

  2. OLM管理インタフェースでのコンテンツ・サーバーの定義

コンテナを設定する手順

  1. ApacheおよびApacheJservなどのコンテナをインストールします。

  2. servletsというサーブレット・リポジトリを作成します。たとえば、Jservには、デフォルトでサーブレット・リポジトリが存在します。

  3. 次のファイルをサーブレット・リポジトリにコピーします: $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ContentServerServlet.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ProtocolConstants.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/SystemUtils.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/SystemUtils$JarUtility.class$JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ContentServeerClientData.class

  4. また、oracle.apps.fnd.common.VersionInfo.classファイルが、リポジトリ用に定義されているクラス・パス・ディレクトリの下に格納されていることも確認します。

  5. zone.propertiesに、次の記述を追加します: # ----- OLM Content server ----- # servlet.OtaContentServerServlet.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ContentServerServlet servlet.OtaProtocolConstants.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ProtocolConstants servlet.OtaSystemUtils.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.SystemUtils servlet.OtaSystemUtils$JarUtility.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.SystemUtils$JarUtility servlet.OtaContentServerClientData.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ContentServerClientData # ----- END OLM

  6. コンテンツが格納されるディレクトリの別名を作成します。たとえば、Apacheで、物理ディレクトリD:/apache/rootdir/の別名を作成するには、httpd.confファイル内にAlias /content/ 'D:/apache/rootdir/'という記述を追加します。

  7. Javaインタプリタに渡す引数として、中間層のリストおよびテンポラリ・ファイルの位置を追加します。たとえば、Jservでは、jserv.propertiesファイルに、wrapper.bin.parameters=-Dmiddletier=148.87.19.51+148.87.19.50+144.25.78.202+10.10.20.140 wrapper.bin.parameters=-DTemp=D:¥temp wrapper.bin.parameters=-Djava.io.tmpdir=/dbfiles/applcsf/logという記述を追加します。この中の148.87.19.51や148.87.19.50などの数値は、信頼できるすべての中間層のIPアドレスです。+は、複数のアドレス間のセパレータです。リストに指定されていないサーバーは、サーブレットにアクセスできません。D:¥tempは、物理コンテンツの処理中にファイルが一時的に保存される一時格納位置の絶対パスです。/dbfiles/applcsf/logは、ログ・ファイル用の既存ディレクトリです。

OLMでコンテンツ・サーバーを定義する手順

  1. 学習管理者職責でOLMにログインします。

  2. 「設定」タブをクリックします。

  3. 「コンテンツ・サーバー」をクリックします。

  4. 「コンテンツ・サーバーの作成」をクリックします。

  5. 次の情報を入力します。

    1. 名称: 「XYZ」(実際のコンテンツ・サーバー名を入力)。

    2. プロトコル: 「http」または「https」(通常はhttp)。

      注意: ftp、httpまたはhttps以外のコンテンツ・サーバー・プロトコルを使用するには、「コンテンツ・サーバー・プロトコル・タイプ」参照にその値を追加する必要があります。

    3. ホスト: サーブレット・コンテナを実行しているマシン名。例: 「ap1234.oracle.com」。

    4. ポート: サーブレット・コンテナを実行しているポート(デフォルトは80)。

    5. 物理ディレクトリ: コンテンツが格納される位置の絶対パス。たとえば、前述の例の場合は「D:/apache/rootdir/」です。

    6. 仮想ディレクトリ: コンテナ・プロパティの設定時に作成した別名。たとえば、前述の例の場合は「/content」です。

SCORMアダプタの設定

SCORMアダプタの設定

SCORMアダプタの設定には、次の2つの段階があります。

  1. 必要なファイルをSCORM準拠のコンテンツと同じWebサーバーにコピーします。SCORMコンテンツを提供するサーバーが複数ある場合は、各サーバーにファイルのコピーが必要です。

  2. OLMで各アダプタを登録します。複数のビジネス・グループがある場合は、各ビジネス・グループに対してアダプタを登録する必要があります。

SCORMアダプタ・ファイルをコピーする手順

  1. MetaLinkのOLMエリアから、一時格納位置にパッチをダウンロードします。

  2. パッチ・ファイルを解凍し、SCORM学習オブジェクトを提供する予定のWebサーバー上のWebアクセス可能な位置に、3つのアダプタ・ファイルをコピーします。3つのファイルはすべて同じディレクトリに存在する必要があります。

OLMでSCORMアダプタを登録する手順

  1. 学習管理者職責でOLMにログインします。

  2. 「設定」タブをクリックします。

  3. 「SCORMアダプタ」をクリックします。

  4. アダプタを作成し、次のフィールドを入力します。

  5. 各ビジネス・グループに対してこれらの手順を繰り返します。

コンピテンス設定

コンピテンス

Oracle Human Resourcesをインストールしている場合は、コースおよび学習者に関するコンピテンスを保守できます。コンピテンスには、学習者がクラスに出席することで獲得する資格、属性および知識が保持されます。

また、クラスによって提供されるコンピテンスを学習者のコンピテンス・プロファイルに追加する処理を、特定のユーザーに許可することもできます。

コンピテンスを使用するには、コンピテンスのフレームワークを設定する必要があります。

『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のキャリア・マネジメントと後任管理に関する説明を参照してください。

警告: 採用、業績または配属に関する判定を行う査定の唯一の方法としてこのソフトウェアを使用しないでください。不正確なコンピュータ・データまたはコンピュータ化されたルールに依存してこのような判定を行うと、企業が責任を負わされる場合があります。

使用者の責任において、すべて適切な測定方法を使用して、運用している国のデータ保護および個人情報保護に関する法律を遵守してください。

このソフトウェアで格納または使用するすべての個人情報は、最新で正確かつ適切であることが必要です。コンピュータ化されたデータ保管および個人情報の使用に適用される規定の詳細を、自社の法務部または法務担当者とともに確認する必要があります。

コンピテンスの自動設定

学習者のコンピテンス・プロファイルの更新を自動化するには、Oracle Workflowを使用して承認設定を構成する必要があります。また、デフォルトのコンピテンス関連のワークフロー通知も確認してください。

コンピテンスの構成

コンピテンスの言語へのマッピング

「コンピテンスを言語にマップ」ウィンドウを使用すると、Oracle HRの言語コンピテンス設定を、すべてのOracle Applicationsで使用される言語リストにリンクできます。このマッピングによって、特定のクラスの言語要件を満たしているインストラクタの検索が可能になります。また、言語を十分理解しているインストラクタのみが検索で戻されるように、各マッピングに最低熟達度レベルを追加することもできます。

関連項目: 特定の場所およびインストラクタの検索

コンピテンスを言語にマップする手順

  1. ナビゲータから「コンピテンスを言語にマップ」ウィンドウを開きます。

  2. 「コンピテンス」フィールドで、リストから言語コンピテンスを選択します。

  3. マッピングの最低熟達度レベルを必要に応じて選択します。

  4. 「言語」フィールドで、リストから言語を選択します。

  5. 必要に応じてステップ2-4を繰り返します。

  6. 作業内容を保存します。

コンピテンス更新自動化の構成

Oracle Workflowを使用すると、コンピテンス自動更新を使用可能にして構成できます。

注意: ワークフローのプロセス名または機能そのものを変更すると、コース・レベルまたは講義レベルで自動ルールを上書きする機能が使用不可になる場合があります。

コンピテンス自動更新を使用可能にして構成する手順

  1. Oracle Workflow Builderから、ワークフロー・プロセス名OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRCを問い合せます。

  2. 属性名HR_APPROVAL_REQ_FLAGを、次に示す4つのオプションのいずれかに設定します(デフォルトは通知、手動更新)。

財務の設定

通貨

OLMでは、複数の通貨を使用して、価格および原価情報を保持できます。

起動データには、世界中の全通貨の定義が含まれています。これらの定義は、すべてのOracle Applicationsで共有され、システム管理者職責によって管理されます。これらの通貨を「通貨」ウィンドウで使用可能にします。

通貨は削除できません。ただし、使用不可にできます。

注意: 金額に関連するすべての情報に対して、デフォルト通貨として少なくとも1つの通貨を使用可能にする必要があります。このデフォルトは、ビジネス・グループの基本通貨と呼ばれます。

相互賦課

内部クラスの場合、OLMでは、学習者がOLMクラスに登録すると、その学習者の原価センターに請求できます。「相互賦課会計」ウィンドウを使用すると、導入担当者は、OLMとOracle General Ledgerの間のリンクを設定できます。自動相互賦課は、複数のシステム・プロファイルによって制御されます。

登録の正確な相互賦課を保証するには、次の5つの手順を実行します。

  1. 学習者がクラスに登録します。

  2. 導入担当者がOLM/HRとGeneral Ledgerの間で会計フィールドを正確にマップしている場合は、アプリケーションによって財務ヘッダーおよび明細が自動的に作成されます。

    関連項目: 相互賦課会計の設定

  3. コースの終了後、学習管理者が学習者の登録ステータスに「出席」のマークを付けます。

  4. 管理者が「付替請求GL明細転送の作成」コンカレント・プロセスを実行します。

  5. 相互賦課の転送を完了するには、管理者がGLで「仕訳インポート」プロセスを実行します。

    注意: OLMで原価を転送するには、Oracle GLアプリケーションに仕訳インポート・ソース「転送」が含まれている必要があります。

財務セキュリティ

財務セキュリティを設定して、財務情報の入力、更新および削除を実行できるユーザーと実行できないユーザーを制限します。

財務セキュリティの機能

特定の職責のユーザーによる次の金額の更新および削除を防止できます。

金額および単位(請求書)金額

金額および単位(請求書)金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、その職責に対するメニューについて機能OTA_FIN_ST_MONEY_NO_UPDATEを入力します。

標準金額

標準金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、その職責に対するメニューについて機能OTA_FIN_PRICE_NO_UPDATEを入力します。

財務セキュリティに影響を与えるウィンドウ

(金額、単位または標準金額をユーザーが更新できないようにするかどうかによって)財務セキュリティが設定されると、次のウィンドウに影響があります。

財務の設定手順

通貨の有効化

「通貨」ウィンドウを使用して、通貨を使用可能または使用不可にします。

通貨を使用可能にする手順

  1. 使用可能にする通貨を問い合せます。

  2. 「使用可能」チェック・ボックスを選択します。

  3. 変更内容を保存して通貨を使用可能にします。

通貨を使用不可にする手順

  1. 使用不可にする通貨を問い合せます。

  2. 「使用可能」チェック・ボックスの選択を解除するか、または通貨の終了日を入力します。

  3. 変更内容を保存して通貨を使用不可にします。

相互賦課会計の設定

学習者がクラスに登録しようとしたときに相互賦課を発生させるには、「設定」メニューからアクセスできる「相互賦課会計」ウィンドウに値を入力する必要があります。このウィンドウでは、Oracle General Ledgerで定義されているすべてのセグメントが、Oracle HRの特定の表または指定する定数値にマップされます。

関連項目: 相互賦課

このウィンドウは、ビジネス・グループと会計帳簿の各組合せに対して2回入力する必要があります。1回は転送元の勘定科目(借方勘定科目)を指定し、もう1回は転送先の勘定科目(貸方勘定科目)を指定します。

注意: 相互賦課処理が失敗した場合に、ワークフローで適切な個人に通知するには、「クラス」または「クラスの更新」ページの「所有者」フィールドに値を入力する必要があります。

相互賦課会計の設定

  1. 値リストから、HRビジネス・グループおよびGeneral Ledger会計帳簿を選択します。値リスト・アイコンをクリックしたとき、相互賦課タイプはデフォルトで「登録」に設定されます。

  2. 「自/至」フィールドで「自」を選択します。「日付: 自」フィールドに開始日を入力します。「日付: 至」フィールドに終了日を入力することもできます。作業内容を保存します。

  3. 「セグメント・マッピング詳細」リージョンの「GL勘定体系セグメント」列には、指定したGL会計帳簿から取得されたセグメントが自動的に挿入されます。

    注意: 各行に対して、少なくとも1つの値を指定する必要があります。関数によって列が順に処理されます。表名列で適切な値が検出されない場合は、「HR原価計算セグメント」列に移動します。この列で値の検出に失敗した場合は、「定数値」を調べます。この列でも定数が存在しない場合は、エラー・メッセージが生成されます。

  4. 表名を使用する場合は、4つの選択肢「アサイメント」、「ビジネスグループ」、「アサイメントから組織」、「主催組織」から1つ選択します。「主催組織」を選択した場合は、「予定クラス」ウィンドウの「主催者」フィールドに、原価センター値が設定された組織が入力されている必要があります。

  5. 「HR原価計算セグメント」を使用する場合は、指定したHRビジネス・グループにリンクされている「給与原価割当」フレックスフィールドから取得した値リストから選択します。

  6. 「定数値」フィールドで、(GLの対応するセグメントから取得された)リストからデフォルト値を選択します。これは、前の2つの列で適切な値が検出されない場合に関数で使用される値です。

  7. 作業内容を保存し、「自/至」フィールドの「至」を使用して、前述の手順を繰り返します。

財務セキュリティの設定

「メニュー」ウィンドウを使用して財務セキュリティを設定します。

財務セキュリティを設定する手順

  1. OTA_NAVメニューを問い合せます。

  2. 新規明細を挿入し、順序番号を入力します。

    注意: 「プロンプト」、「サブメニュー」または「摘要」フィールドには値を入力しないでください。

  3. 金額および数量をユーザーが更新および削除できないようにするには、「機能」フィールドに「OTA_FIN_ST_PRICE_NO_UPDATE」と入力します。

  4. 標準金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、新規明細および順序番号を挿入し、「機能」フィールドに「OTA_FIN_MONEY_NO_UPDATE」と入力します。

  5. 変更内容を保存します。

カレンダの作成

「会計カレンダ」ウィンドウを使用して、「仕入先」および「顧客」ウィンドウで使用するカレンダを作成します。

カレンダの1期間のみ設定する必要があります。複数の期間またはカレンダを入力する必要はありません。

注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このウィンドウの一部のフィールドは使用されません。

カレンダを作成する手順

  1. カレンダ名を入力します。例: 「OLM Calendar」

  2. カレンダの摘要を入力します。

  3. 期間のプリフィクスを入力します。例: 「OLM」

  4. 期間のタイプを入力します。通常は「Year」です。

  5. 年度を4桁で入力します。

  6. 四半期に「1」、「2」、「3」または「4」を入力します。

    OLMによって、入力したプリフィクスと年度から、名称(「期間」リージョンの「名称」フィールドに表示される名前)が作成されます。

  7. 期間数を「番号」フィールドに入力します。「1」を入力する必要があります。

  8. 期間の開始日と終了日を入力します。例: 「01-JAN-2000」「31-DEC-2000」

    注意: これらの日付は参照のみです。OLMでは使用されません。

  9. 作業内容を保存します。

会計帳簿の定義

「会計帳簿」ウィンドウを使用して、通貨、勘定体系および会計カレンダを決定します。

注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。

会計帳簿を定義する手順

  1. 会計帳簿名を入力します。例: 「OLM Set of Books」

  2. 会計帳簿の短縮名を入力します。例: 「OLM」

  3. 会計帳簿の摘要を入力します。

  4. 勘定体系名(つまり、設定した会計フレックスフィールド体系名)を選択します。

  5. 「機能通貨」フィールドで、企業で使用する機能通貨を選択します。例: 「USD」

  6. 以前に作成した会計カレンダを選択します。例: 「OLM Calendar」

クローズ情報を入力する手順

  1. 「クローズ」タブ・リージョンを選択し、「会社」、「部門」および「勘定科目」に対する「留保利益」フィールドに、アカウント情報としてすべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。

  2. 「換算調整勘定」フィールドに、アカウント情報としてすべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。

仕訳情報を入力する手順

  1. 「仕訳」タブ・リージョンを選択し、「会社間取引残高」および「仮入力勘定」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。

  2. (仮入力勘定の)「勘定科目」フィールドに、アカウント情報として、すべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。

  3. 作業内容を保存します。

    注意: これらの勘定科目は参照のみです。OLMでは使用されません。

会計帳簿の選択

「会計帳簿の選択」ウィンドウを使用して、使用する会計帳簿を選択します。

会計帳簿を選択する手順

  1. 以前に作成した会計帳簿を選択します。

    以前に作成した勘定体系、通貨およびカレンダが表示されます。

  2. 作業内容を保存します。

会計オプションの定義

「会計オプション」ウィンドウを使用して会計オプションを設定します。

注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。

会計オプションを定義する手順

  1. 「会計」タブ・リージョンを選択します(まだ表示されていない場合)。

会計情報を入力する手順

  1. 「先日付期間」フィールドに「1」と入力します。

  2. 次の各フィールドにゼロ(000.000.000)が表示されていることを確認します。

仕入先入力情報を入力する手順

  1. 「仕入先 - 入力」タブ・リージョンを選択し、リストから請求書照合オプションを選択します。

  2. 「仕入先番号」ブロックの「入力」フィールドでリストから「自動」、「タイプ」フィールドで「数値」を選択します。

仕入先買掛情報を入力する手順

  1. 「仕入先 - 買掛/未払金」タブ・リージョンを選択し、支払条件を選択します。

  2. 支払方法を選択します。

仕入先購買情報を入力する手順

  1. 「仕入先 - 購買」タブ・リージョンを選択し、リストから「出荷先事業所」を選択します。

  2. リストから「在庫組織」を選択します。

人事情報を入力する手順

  1. 「人事システム」タブ・リージョンを選択し、ビジネス・グループを入力します。例: 「OLM DEMO Business Group」

  2. 「費用払戻住所」フィールドで「自宅」を選択します。

  3. 方法として「自動」を選択します。

  4. 「自動採番次番号」に「5」と入力します。

  5. 作業内容を保存します。

システム・オプションの定義

「システム・オプション」ウィンドウを使用してシステム・オプションを設定します。

注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。

システム・オプションを定義する手順

  1. 「会計」タブ・リージョンが表示されていることを確認します。

会計情報

  1. 会計処理基準として「現金主義」と入力します。

  2. 名称を入力します。

  3. 次の各フィールドでゼロ(000.000.000)を選択します。

  4. 転記間隔(日数)のデフォルト値はそのままにします。

税金情報

  1. 「税金」タブ・リージョンに移動し、「税金種別」フィールドで「売上税」を選択します。

  2. 事業所フレックスフィールド体系として「検証なし - 国」を選択します。

  3. デフォルトの郵便番号範囲を000000-99999-99999のままにします。

  4. 所在地チェックとして「検証なし」を選択します。

  5. 請求書印刷として「税金計のみ」を選択します。

  6. 税金キャッシュ・サイズはデフォルトのままにします。

  7. 計算レベルとして「明細」を選択します。

  8. 端数処理規則として「四捨五入」を選択します。

取引および顧客情報

  1. 「取引および顧客」タブ・リージョンに移動し、最大メモリーを65535バイトのままにします。

  2. ログ・メッセージ・レベルを0(ゼロ)のままにします。

  3. グループ・ルール名として「DEFAULT」を選択します。

その他の情報

  1. 「その他」タブ・リージョンに移動し、回収管理分岐金額として「5000」と入力します。

  2. 日数として「90」と入力します。

  3. 「約定当り請求書」を1000のままにします。

  4. 「約定当り入金」を1000のままにします。

  5. チャージバック支払期日として「未回収請求書支払期日」を選択します。

  6. デフォルト国として「アメリカ」を選択します。

  7. 営業地域のソースとして「なし」を選択します。

  8. 消込ルール・セットとして「最初の明細--税金後」を選択します。

機能およびセキュリティの構成

組織およびユーザーのセキュリティ

OLMでは、人および機能への管理アクセスを決定するために3つの方法が用意されています。

ロールベースのアクセス制御

OLMでは、各種機能に対する管理者アクセス権限の制御に、Oracle Applicationsの中核方法論であるロールベースのアクセス制御(RBAC)を使用します。RBACでは、ロールの階層、権限セットおよび権限を使用してアクセス権限を細かく調整します。

『Oracle User Management User Guide』のOracle User Managementの概要に関する項を参照してください。

RBACの構成の詳細は、『Oracle User Management User Guide』のロールの作成および更新に関する項と関連するヘルプ・トピックを参照してください。OLM固有の情報を次に示します。

OLMには、メインの学習管理者ロールの下に、次に示すいくつかのロールがシードされています。

学習アセスメント管理者ロールは、その他の管理者ロールとは独立しています。もうひとつのシード済ロールである学習インストラクタ - 登録ステータスの更新を使用すると、インストラクタが自身の講義するクラスに登録された学習者の登録ステータスを更新できます。ロールを作成および更新するユーザーには、ユーザー管理職責とセキュリティ管理者ロールが必要です。

OLMには数多くの権限と権限セットがシードされており、これらはMetaLinkのドキュメント「OLM Seeded Roles, Permission Sets, and Permissions」に記載されています。シード済の権限セットには次の2つの分類があります。

編集権限セットは、作成、更新および削除の権限を組み合せたもので、独自の更新権限セットを作成することもできます。各ロールに複数のセットを関連付けることができます。

OLMに効果的にRBACを構成するには、次の問題に注意してください。

セキュリティ・グループ

セキュリティ・グループ・モデルを使用可能にすると(またはHRの実装で事前に定義済の場合)、セキュリティ・グループを職責に関連付けて、その職責のユーザーにグループ内の人のみに対するアクセス権限を与えることができます。デフォルトで、各管理者はその組織(通常はビジネス・グループ)内のすべての人のデータを入力できます。管理者にその組織外の人に対するアクセス権限を付与するには、その組織を含むセキュリティ・グループを作成する必要があります。管理者のアクセス権限をそのビジネス・グループ内の人のサブセットに制限するには、ビジネス・グループを組織の階層に従って複数のセキュリティ・グループに分けることができます。

セキュリティ・グループでは、登録および加入にあるような人ベースの値リストを介してアクセスを制御します。これと明確に異なるのは、インストラクタ(研修者)と研修センターです。

『Oracle HRMS Configuring, Reporting, and System Administration Guide』のセキュリティ・モデルに関する項を参照してください。

組織セキュリティ

クラスを主催(管理)する組織に属する管理者が「クラスの作成」ページの「保護」チェック・ボックスを選択した場合、クラス(顧客基準クラスを含む)の更新と削除、またはそのクラスにおける学習者の登録と管理を実行できるのは同じ組織に属するユーザーのみです。

主催組織に属さないユーザーは、クラスの更新も削除もできません。また、次の処理も実行できません。

クラスに登録が存在していない場合にかぎり、主催組織のユーザーはクラスからセキュリティを削除できます。

組織セキュリティを設定しない場合、すべてのユーザーは、クラスとプログラムの更新と削除、および登録の入力、削除、更新ができます。

プロファイル・オプション

システム・プロファイルは、特定の機能の実行方法(または実行するかどうか)を決定する一連の変更可能なオプションです。プロファイルは、次の表に示すように様々なレベルで設定できます。

レベル 内容
サイト・レベル これらの設定は、導入サイトのすべてのユーザーに適用されます。
アプリケーション・レベル これらの設定は、アプリケーションに関連付けられている職責のすべてのユーザーに適用されます。
職責レベル これらの設定は、現在その職責が付与されているすべてのユーザーに適用されます。
ユーザー・レベル これらの設定は、アプリケーション・ユーザー名で識別される個々のユーザーに適用されます。

上位レベルで設定された値は、デフォルトとして下位レベルにカスケードされます。下位レベルで設定された値は、上位レベルからのデフォルトを上書きします。多くのプロファイルでは、1つまたはいくつかのレベルでのみ値を入力できます(後述の表の「構成可能なレベル」列を参照)。

注意: サイト・レベル・オプションを最初に設定すると、すべてのオプションにデフォルトが含まれることが保証されます。プロファイル・オプションにデフォルト値が設定されていないと、ウィンドウの使用時、レポートの実行時、コンカレント要求の実行時にエラーの原因となる場合があります。

管理者は、システム管理者職責からアクセスできる「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、ユーザー・コミュニティに対して各レベルでプロファイル・オプションを設定します。ユーザーのプロファイル・オプション値を変更した場合、その変更は、ユーザーが再度ログインしたとき、または職責を変更したときに有効になります。

アプリケーション・ユーザーは、「個別プロファイル値」ウィンドウを使用して、自分のプロファイル・オプションをユーザー・レベルで設定できます。ユーザーに対しては、すべてのプロファイル・オプションが表示されるわけではありません。また、一部のプロファイル・オプションは、表示されますが、エンド・ユーザーは更新できません。ユーザーによる個別プロファイル・オプションの変更は、すぐに有効になります。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の「個別プロファイル値」ウィンドウに関する説明を参照してください。

プロファイル・オプションの表および説明

次に示す表と説明には、OLMのすべてのプロファイル・オプションがリストされています。プロファイル・オプションは、一般、コンテンツ、登録希望、Order Management統合およびセルフ・サービスの各カテゴリにグループ化されています。

表には、ユーザーまたはシステム管理者がプロファイル・オプションの値を入力できるレベルが示されています。

一部のプロファイル・オプションには値の指定が必要です。また、一部には、変更可能なデフォルト値がすでに設定されています。

一般プロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル 値(太字はデフォルト値) 必須/オプション
HR: 問合せ専用モード すべて Yes、No 必須
OTA: アセスメント・ブランド・イメージ 職責 <イメージ名>、<NULL> オプション
OTA: データ・ソース・モジュール 職責 Oracle iLearning、Oracle iRecruitment、<NULL> Oracle iRecruitmentを使用する場合は必須
OTA:デフォルト出席登録ステータス 職責 <出席に基づいた登録ステータス> 必須
OTA: グローバル・ビジネス・グループ 職責 <グローバル・ビジネス・グループ> グローバリゼーションを使用する場合は必須
OTA: 従業員外部住所の非表示 サイト Yes、No、<NULL> サイト・レベルで必須
OTA: オンライン処理最大登録数 サイト、アプリケーション <分数>、3 オプション
OTA: プロジェクト会計統合 すべて Yes、No オプション
OTA: オンライン学習オプション・ライセンス サイト、アプリケーション Yes、No 必須
OTA: 顧客限定クラスから従業員を制限 職責、サイト Yes、No、<NULL> オプション

HR: 問合せ専用モード

メニューにあるすべてのOLMウィンドウに対するアクセスを問合せ専用に制限するには、「HR: 問合せ専用モード」を「Yes」に設定します。

一部のフォームに対して問合せ専用アクセス権限を付与し、他のフォームに対しては全アクセス権限を付与するには、「HR: 問合せ専用モード」プロファイルを「No」に設定し、フォーム機能レベルでパラメータQUERY_ONLY=YESを使用して個々のフォームへのアクセスを制限します。

『Oracle HRMSインプリメンテーション・ガイド(日本仕様)』のアクセスを問合せ専用モードに制限する方法に関する説明を参照してください。

OTA: アセスメント・ブランド・イメージ

他のアプリケーションが、アセスメント・ヘッダーで代替のブランド・イメージを使用できるようにします。ファイル名の拡張子は省略してください。

OTA: データ・ソース・モジュール

Oracle iRecruitmentのユーザーについて、汎用アセスメント・データへのアクセスを制限します。これらのユーザーがOLMで発生したデータを表示できるようにするには、「Oracle iLearning」を選択します。Oracle iRecruitmentからのデータのみを表示できるようにするには、「Oracle iRecruitment」を選択します。

OTA:デフォルト出席登録ステータス

出席登録ステータスのデフォルト値を設定します。

OTA: グローバル・ビジネス・グループ

グローバリゼーションを使用可能にします。グローバルとして指定するビジネス・グループ名を入力します。

OTA: 従業員外部住所の非表示

従業員の外部(自宅)住所をサイト・レベルで非表示または表示します。デフォルト値はNULLですが、これは「Yes」と同じです(住所は非表示のままです)。

警告: 既存の顧客は、従業員の外部住所を引き続き表示するには、このプロファイルを「No」に設定する必要があります。ただし、既存の登録については、選択されている以前の選択可能な外部住所は表示されたままになります。このような状況でデータ・プライバシを保証するために、ユーザーは住所を変更できません(参照に項目が含まれません)。

OTA: オンライン処理最大登録数

管理者が一括登録の対象学習者を選択する際に、即時処理する登録数を決定します。指定を超える数を選択すると、登録は一括登録プロセス・コンカレント・プログラムで処理するために送信されます。

OTA: オンライン学習オプション・ライセンス

オンライン学習オプション付属のOLMのライセンスを取得している場合は、この値を「Yes」に設定すると、オンライン・クラスの設定および再生が可能になります。オンライン学習オプション付属のOLMのライセンスを取得していない場合は、このプロファイルを「No」に設定します。

OTA: プロジェクト会計統合

OLMがレポートの目的にのみプロジェクト会計と統合されるかどうかを示します。「Yes」を入力すると「クラスの作成」ページと「クラスの更新」ページに「プロジェクト番号」フィールドと「プロジェクト名」フィールドが表示されます。これで「プロジェクト番号」を入力でき、対応する「プロジェクト名」が表示されます。また、カスタム・レポートを作成して各プロジェクト用に開催されるクラスをリストすることもできます。

OTA: 顧客限定クラスから従業員を制限

自社組織の従業員が顧客限定クラスに登録できないようにします。

コンテンツ・プロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル 値(太字はデフォルト値) 必須/オプション
OTA:デフォルト・プレーヤ・セッション長 サイト、アプリケーション <分数>、0 オプション
OTA:プレーヤPing間隔 サイト、アプリケーション <分数>、0 オプション
OTA: XSDサーバーの場所 アプリケーション <サーバー・アドレス> コンテンツを使用する場合は必須

OTA:デフォルト・プレーヤ・セッション長

これは、学習者が1つの学習オブジェクトに留まっているときにプレーヤ・セッションが維持されるデフォルトの分数です。このプロファイル値を設定することで、学習オブジェクトの起動後、少なくともOTA_PLAYER_TIMEOUT_MINUTES(「学習オブジェクト」ページの「プレーヤ・タイムアウト」フィールドに設定された値)の間はセッションが持続することが保証されます。この値に上限はありません。

OTA:プレーヤPing間隔

これは、オンライン・プレーヤによってサーバーに対して実行されるpingの間隔(分数)です。ping間隔は、セッションがpingとpingの間にタイムアウトしないようにセッション・タイムアウト長より短くする必要があります。この値に上限はありませんが、OTA_PLAYER_TIMEOUT_MINUTESの値(「学習オブジェクト」ページの「プレーヤ・タイムアウト」フィールドに設定された値)よりも大きい場合、プレーヤはサーバーに対してpingを実行しません。

OTA: XSDサーバーの場所

学習オブジェクトまたはテストのエクスポート時に使用される必須のXSDファイルを格納するディレクトリを示します。値をhttp://[machine name]:[port]/OA_HTML/に設定します。

登録希望プロファイル・オプション

プロファイル 構成可能なレベル 値(太字はデフォルト値) 必須/オプション
OTA: 登録希望者自動登録の有効化 すべて Yes、No サイト・レベルで必須
OTA: 登録希望者自動登録のデフォルト登録ステータス すべて 登録済、<登録済に基づく値>、<NULL> 必須
OTA: 登録希望者自動登録:クラス前時間数 すべて <数値>(0サイト・レベルで必須
OTA: オンライン処理最大登録数 職責、サイト <数値>、<null> オプション
OTA: 登録希望者のソート基準 すべて 登録優先順位、登録日 サイト・レベルで必須

OTA: 登録希望者自動登録の有効化

登録希望者自動登録機能を有効化しているかどうかを示します。「Yes」または「No」を入力します。

OTA: 登録希望者自動登録のデフォルト登録ステータス

登録希望者自動登録のデフォルト登録ステータスを保持します。「登録済」または登録済に基づくユーザー定義値を入力します。

警告: OLM職責に使用する予定の同じビジネス・グループの登録ステータスを選択してください。このように選択しない場合、OLMでは登録希望者から学習者を登録する際にそのステータスを使用できません。

OTA: 登録希望者自動登録:クラス前時間数

クラスに対する登録希望者自動登録を停止する時期をクラス前時間数で指定します。指定した期間の登録は手動で管理する必要があります。数値(0、1、2、...n)を入力します。

OTA: オンライン処理最大登録数

即時処理する登録数を決定します。指定を超える数を選択すると、登録は一括登録プロセス・コンカレント・プログラムで処理するために送信されます。

OTA: 登録希望者のソート基準

登録希望者について優先する基準(登録優先順位または登録日時)を示します。登録希望者登録の優先順位が同じ場合、その登録は登録日時によって決まります。

Oracle Order Management統合プロファイル・オプション

この項のプロファイルは、Order Managementで発生したクラスおよび登録にのみ適用されます。たとえば、「OTA: OMデフォルト・クラス所有者」の値を設定しても、OLMで発生したクラス、セルフ・サービス研修のデフォルト所有者は設定されません。

Oracle Order Management統合プロファイル・オプション
プロファイル 構成可能なレベル 値(太字はデフォルト値) 必須/オプション
OTA: OMデフォルト登録取消ステータス すべて <取消に基づいた登録ステータス> オプション
OTA: OMデフォルト・クラス所有者 職責 <参照からの従業員> オプション
OTA: OMデフォルト・クラス研修センター 職責、ユーザー <参照からの研修センター> オプション
OTA: OMデフォルト・クラス・システム・ステータス 職責 通常、予定、満席、終了、取消 オプション
OTA: OMデフォルト・クラス・ユーザー・ステータス 職責 <参照からのステータス> オプション
OTA: OM国による登録制限 職責 Yes、No、<NULL> オプション
OTA: OM登録希望者の優先順位 サイト <参照からのユーザー指定値> オプション

OTA: OMデフォルト登録取消ステータス

「取消」登録ステータスのデフォルト値を設定します。このプロファイルを使用すると、標準の「取消」ステータスのかわりに、独自に作成した登録ステータスを使用できます。

OTA: OMデフォルト・クラス所有者

デフォルトのクラス所有者を設定します。他の承認者が設定されていない場合に、ワークフロー通知を自動的に受け取る個人を入力します。

OTA: OMデフォルト・クラス研修センター

OMで作成される各クラスのデフォルトの研修センターを設定します。

OTA: OMデフォルト・クラス・システム・ステータス

クラスのデフォルトのシステム・ステータスを設定します。ステータスは、「通常」、「予定」、「満席」、「終了」または「取消」のいずれかです。

OTA: OMデフォルト・クラス・ユーザー・ステータス

ユーザー・クラス・ステータスのデフォルト値を設定します。値は参照タイプEVENT_USER_STATUSから取得されます。

注意: このステータスをクラス・システム・ステータスと混同しないでください。

OTA: OM国による登録制限

営業単位の国がクラスの開催国と一致する学習者にのみ登録を制限します。この制限を実施するには、プロファイル値を「Yes」に設定します。この制限は、グローバリゼーションの目的を大きく阻害することに注意してください。たとえば、フランスのコルマルの学習者は、車で1時間以内の場所にあるスイスのバーゼルやドイツのフライブルクのクラスを受講できないことになります。

OTA: OM登録希望者の優先順位

デフォルトのOM登録希望者の優先順位の値を、参照タイプPRIORITY_LEVELに対するユーザー定義値から取得して設定します。

セルフ・サービス学習プロファイル・オプション

OMと同様に、この項のプロファイルは、セルフ・サービス学習(「学習者」または「マネージャ」インタフェースで発生した登録)にのみ適用されます。たとえば、OLM: GLへ自動転送の値を設定しても、OLMの「財務ヘッダー」ウィンドウで作成されたヘッダーは自動的には転送されません。

プロファイル 構成可能なレベル 値(太字はデフォルト値) 必須/オプション
OLM: 財務ヘッダーおよび明細の自動作成 サイト Yes、No 必須
OLM: 財務ヘッダーの自動承認 職責、サイト Yes、No 必須
OLM: デフォルト研修管理者 職責 <個人名>、<NULL> 必須
OLM: GLへ自動転送 職責、サイト Yes、No 必須
OLM: 取消料無料の最低時間数 サイト <数値>、0 必須
OLM: 読込み専用の登録メッセージ ユーザー <メッセージ・テキスト>, <NULL> オプション

OLM: 財務ヘッダーおよび明細の自動作成

財務ヘッダーおよび明細の自動作成を有効化しているかどうかを示します。Oracle General Ledgerを実行している場合は、「Yes」を選択します。

OLM: 財務ヘッダーの自動承認

自動的に作成された財務ヘッダーが自動承認も受けるかどうかを示します。Oracle General Ledgerを実行している場合は、「Yes」を選択します。

OLM: デフォルト研修管理者

デフォルトの研修管理者を設定します。他の承認者が設定されていない場合に、ワークフロー通知を自動的に受け取る個人を入力します。

OLM: GLへ自動転送

自動的に作成された財務ヘッダーを、アプリケーションによってOracle General Ledgerに転送するかどうかを示します。「Yes」を選択すると、転送ステータスが「転送待ち」(AT)に自動的に設定されます。「No」を選択すると、各ヘッダーおよび明細に対して、転送ステータスを「転送待ち」に手動で設定する必要があります。

OLM: 取消料無料の最低時間数

学習者が無料で登録を取り消すことができなくなる時期をクラス前時間数で指定します。指定した期間の登録は手動で管理する必要があります。数値(0、1、2、...n)を入力します。

OLM: 読込み専用の登録メッセージ

ユーザーのアクセス権限を読込み専用に設定し、ユーザーが登録詳細を変更しようとしたときに送信されるメッセージを指定します。

警告: フィールドに値を設定すると、ユーザーのアクセス権限が自動的に読込み専用に設定されます。

パブリックコールが可能なOLMのビジネス・プロセスAPI

Application Program Interface(API)は、すべての外部プロセス・ルーチンの論理グループです。OLM API計画では、データベースに対するオープン・インタフェースを提供する一連のPL/SQLパッケージ・プロシージャおよびファンクションが提供されます。

Oracle® Integration RepositoryはOracle E-Business Suiteに不可欠な部分であり、Oracle Applicationsにより公開された数多くのインタフェース・エンドポイントに関する情報を蓄積したものです。パブリックAPIの全リストと各APIの目的が統合リポジトリで入手できます。『Oracle Integration Repository User Guide』のOracle Integration Repositoryの概要に関する項を参照してください。

Oracle Integration Repositoryのアクセスおよび使用方法の詳細は、『Oracle Integration Repository User Guide』のOracle Integration Repositoryのアクセスに関する項を参照してください。

APIのコール方法の詳細は、『Oracle HRMSインプリメンテーション・ガイド』のOracle HRMSのAPIに関する技術資料を参照してください。

ワークフロー通知

ワークフロー通知は、学習者およびマネージャに情報を伝達するメッセージです。通知は、EメールまたはWebを通じてユーザーに配信できます。

『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』を参照してください。

OLMには、次の表に詳細を示した様々なカテゴリの通知が用意されてます。

コンピテンス更新通知

学習者がコンピテンスを獲得したとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

学習者にコンピテンスの更新を通知

簡単な摘要 自動更新が発生したことを学習者に通知します。
送信先 学習者
プロセス名 コンピテンス更新(OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRC)
メッセージ名 学習者にコンピテンスの更新を通知
内部名 OTA_AUTO_COMP_UPD_TO_EMP
件名 コンピテンス・プロファイルは更新されました
本文 コース &COURSE_TITLE の完了により、自動的に個人のコンピテンス・プロファイルは次のコンピテンスで更新されました。:
DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED
処理は必要ありません。

マネージャにコンピテンスの更新を通知

簡単な摘要 自動更新が発生したことをマネージャに通知します。
送信先 マネージャ
プロセス名 コンピテンス更新(OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRC)
メッセージ名 マネージャにコンピテンスの更新を通知
内部名 OTA_AUTO_COMP_UPD_TO_MGR
件名 &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは更新されました
本文 &EMPLOYEENAME は、 コース &COURSE_TITLE を完了し、自動的に個人のコンピテンス・プロファイルは次のコンピテンスで更新されます。:
DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED
処理は必要ありません。

マネージャの承認を必要とするコンピテンス更新

簡単な摘要 承認が必要であることを承認者に通知します。
送信先 承認者
プロセス名  
メッセージ名 コンピテンスに承認が必要であることを承認者に通知
内部名  
件名 &EMPLOYEENAME のコンピテンス更新に承認が必要です。
本文 &EMPLOYEENAME は、以下にリストされたコンピテンスを獲得するために学習者に計画された コース &COURSE_TITLE を完了しました。 &EMPLOYEENAME の個人のコンピテンス・プロファイルを更新してこれらのコンピテンスを承認するか、あるいは &EMPLOYEENAME の個人のコンピテンス・プロファイルを変更しないでそのままにしてこれらのコンピテンスを否認できます。 個別コンピテンスのレベルを委任または変更するには、「処理の更新」をクリックしてください。
DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED
処理は必要ありません。

学習者にコンピテンスの承認を通知

簡単な摘要 学習者にコンピテンスの承認を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 コンピテンス更新
メッセージ名 学習者にコンピテンスの承認を通知
内部名 OTA_CREATER_OF_COMP_UPD
件名 &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは &Approver に承認されました。
本文 コース &COURSE_TITLE の完了により、 &APPROVER はコンピテンスを個人のコンピテンス・プロファイルに追加しました。 処理は必要ありません。

学習者にコンピテンスの否認を通知

簡単な摘要 学習者にコンピテンスの否認を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 コンピテンス更新
メッセージ名 学習者にコンピテンスの否認を通知
内部名 OTA_COMP_UPD_REJECT_MSG
件名 &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは &Approver に否認されました
本文 &APPROVER は、 コース &COURSE_TITLE の完了による個人のコンピテンス・プロファイルへの更新を否認しました。コンピテンスは個人のコンピテンス・プロファイルに追加されませんでした。
個人のコンピテンス・プロファイルは変更されませんでした。
処理は必要ありません。

学習者にコンピテンスの手動更新を通知

簡単な摘要 コンピテンスが付与される必要があるが、システムで処理されていない(手動更新が必要である)ことを学習者に通知します。
送信先 学習者
プロセス名 コンピテンス更新
メッセージ名 学習者にコンピテンスの手動更新を通知
内部名 OTA_COMP_UPD_TO_CREATER_MSG
件名 コンピテンス・プロファイルは更新できます
本文 コース &COURSE_TITLE を完了すると、次のコンピテンスを個人のコンピテンス・プロファイルに追加できます
DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS ASSOCIATED w/COURSE
コンピテンスをプロファイルに追加するには、手動でプロファイルを更新する必要があります。あなた、またはマネージャが更新しないかぎり、個人のコンピテンス・プロファイルは変更されません。

マネージャにコンピテンスの手動更新を通知

簡単な摘要 コンピテンスが付与される必要があるが、システムで処理されていない(手動更新が必要である)ことをマネージャに通知します。
送信先 マネージャ
プロセス名 コンピテンス更新
メッセージ名 マネージャにコンピテンスの手動更新を通知
内部名 OTA_NOTIFY_OCMPETENCE_INFO_MSG
件名 &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは更新できます
本文 &EMPLOYEENAME は コース &COURSE_TITLE を完了しました。 個人のコンピテンス・プロファイルを次のコンピテンスで更新できます。
DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS ASSOCIATED w/COURSE
コンピテンスを従業員プロファイルに追加するには、手動でプロファイルを更新する必要があります。 あなた、あるいは従業員が更新しないかぎり、個人のコンピテンス・プロファイルは変更されません。

クラス登録通知

学習者のクラスへの登録要求が承認または否認されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知

簡単な摘要 クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知します。
送信先 クラス所有者のEメールID
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知
内部名 OTA_LNR_CC_TRANSFER_TO_NOT_FND
件名 相互賦課「転送先」値が見つかりません
本文 下に表示される登録レコードに対する「転送先」値(受取原価センター)が見つかりません。
従業員 : &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME
クラス名 : &CLASS_TITLE
登録番号 : &BOOKING_ID
財務ヘッダーおよび財務明細を自動作成できないため、手動作成してください。

クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知

簡単な摘要 クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知します。
送信先 クラス所有者のEメールID
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知
内部名 OTA_LNR_CC_TRANSFER_FR_NOT_FND
件名 相互賦課「転送元」値が見つかりません
本文 下に表示される登録レコードに対する「転送元」値(支払原価センター)が見つかりません。
従業員 : &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME
クラス名 : &CLASS_TITLE
登録番号 : &BOOKING_ID
財務ヘッダーおよび財務明細を自動作成できないため、手動作成してください。

学習者登録要求ステータスを通知(オンライン同期DM)

簡単な摘要 学習者登録要求ステータスを通知します(オンライン同期DM)。
送信先 作成者のユーザー名
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 登録ステータスを登録者に通知(オンライン同期DM)
内部名 OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STS_OS
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様
&FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。
登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS
これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。
クラス名: &OTA_CLASS_TITLE
登録番号: &BOOKING_ID
開始日: &OTA_COURSE_START_DATE
開始時刻: &OTA_COURSE_START_TIME
終了日: &OTA_COURSE_END_DATE
提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME

学習者登録要求ステータスを通知(オフラインDM)

簡単な摘要 学習者登録要求ステータスを通知します(オフラインDM)。
送信先 作成者のユーザー名
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 登録ステータスを登録者に通知(オフラインDM)
内部名 OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STATUS
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様
&FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。
登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS
これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。
クラス名: &OTA_CLASS_TITLE
登録番号: &BOOKING_ID
開始日: &OTA_COURSE_START_DATE
開始時刻: &OTA_COURSE_START_TIME
終了日: &OTA_COURSE_END_DATE
提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME
開催場所: &OTA_LOCATION_ADDRESS

学習者登録要求ステータスを通知(オンライン非同期DM)

簡単な摘要 学習者登録要求ステータスを通知します(オンライン非同期DM)。
送信先 作成者のユーザー名
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 登録ステータスを登録者に通知(オンライン非同期DM)
内部名 OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STS_OA
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME様
&FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。
登録ステータスは次のとおりです。: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS
これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。
クラス名 : &OTA_CLASS_TITLE
登録番号 : &BOOKING_ID
提供モード : &OTA_DELIVERY_MODE_NAME
失効日 : &OTA_COURSE_END_DATE

学習者登録ステータスの変更を通知

簡単な摘要 学習者に「登録希望」から「登録済」への登録ステータスの変更を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習者登録ステータス変更
メッセージ名 学習者に登録ステータス変更を連絡
内部名 OTA_LRNR_ENRL_STATUS_CHNG
件名 クラス &EVENT_TITLE への登録は確認されました。
本文 クラス &EVENT_TITLE のあなたの席は今確認されました。あなたは、登録希望者リストから削除されました。コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録番号: &BOOKING_ID
費用: &COST
開催場所: &LP_NAME

登録希望学習者にクラスの開始クラスを連絡

簡単な摘要 登録希望学習者に登録が失敗したこととクラスが開始したことを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習者登録ステータス変更
メッセージ名 登録希望学習者にクラスの開始を連絡
内部名 OTA_LRNR_WAITLIST_MSG
件名 クラス &EVENT_TITLE は開始しています。
本文 クラスは空席が出ないですでに開始されているため、クラス &EVENT_TITLE への登録に失敗しました。支払を行っている分については払戻しされます。コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録番号: &BOOKING_ID
費用: &COST
開催場所: &LP_NAME

承認が不要な学習者登録の成功を通知(オンライン同期DM)

簡単な摘要 登録承認を必要としないオンライン同期クラスへの登録に成功したことを学習者に通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 学習者登録(オンライン同期DM)の承認オフを通知
内部名 OTA_LNR_NTF_ENROLL_STS_OS_NO
件名 クラス &OTA_EVENT_TITLE に正常に登録されました
本文 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_EVENT_TITLE(コース名 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME)に正常に登録しました。
登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS
これは次のクラスの登録確認です。参照のために、この通知をコピーをして保持してください。
クラス名: &OTA_EVENT_TITLE
登録番号: &BOOKING_ID
開始日: &OTA_COURSE_START_DATE
終了日: &OTA_COURSE_END_DATE
開始時刻: &OTA_CLASS_START_TIME
タイムゾーン: &STATE_LIST
提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME

承認が不要な学習者登録の成功を通知(オンライン非同期DM)

簡単な摘要 登録承認を必要としないオンライン非同期クラスへの登録に成功したことを学習者に通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 学習者登録(オンライン非同期DM)の承認オフを通知
内部名 OTA_LNR_NTF_ENROLL_STS_OA_NO
件名 クラス &OTA_EVENT_TITLE に正常に登録されました
本文 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_EVENT_TITLE (コース名 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME)に正常に登録しました。
登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS
これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。
クラス名: &OTA_EVENT_TITLE
登録番号: &BOOKING_ID
提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME
失効日: &OTA_COURSE_END_DATE

承認が不要な学習者登録の成功を通知(オフラインDM)

簡単な摘要 登録承認を必要としないオフライン・クラスへの登録に成功したことを学習者に通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習に登録
メッセージ名 学習者登録(オフラインDM)の承認オフを通知
内部名 OTA_LNR_NTF_ENROLL_STATUS_NO
件名 クラス &OTA_EVENT_TITLE に正常に登録されました
本文 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_EVENT_TITLE(コース名 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME)に正常に登録しました。
登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS。
これは次のクラスの登録確認です。参照のために、この通知をコピーして保持してください。
クラス名: &OTA_EVENT_TITLE
登録番号: &BOOKING_ID
開始日: &OTA_COURSE_START_DATE
終了日: &OTA_COURSE_END_DATE
開始時刻: &OTA_CLASS_START_TIME
タイムゾーン: &STATE_LIST
提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME
開催場所: &OTA_LOCATION_ADDRESS

学習者に登録取消を通知

簡単な摘要 学習者に登録取消の成功を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習登録の取消
メッセージ名 学習者に登録取消を通知
内部名 OTA_LNR_CANCEL_CLASS_MSG
件名 クラス &CLASS_TITLE のあなたの登録は取消されます
本文 &APPROVAL_CREATOR_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &EVENT_TITLE (コース名 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME) のあなたの登録を取消しました。

一括登録完了を通知

簡単な摘要 一括登録のコンカレント要求を実行するユーザーに要求が完了したことを通知します。
送信先 要求者
プロセス名 OTA_BLK_ENR_NTF_PRC
メッセージ名 一括登録完了通知メッセージ
内部名 OTA_LNR_CANCEL_CLASS_MSG
件名 一括登録は完了しました
本文 &OBJECT_TYPE &OBJECT_NAME への一括登録のコンカレント要求 &CONC_REQUEST_ID は完了しました。
要求した登録合計: &TOTAL_NUMBER
登録成功: &SUCCESS_NUMBER
登録失敗: &ERROR_NUMBER
コンカレント・プログラムのログ・ファイルを参照して、登録詳細を表示してください。

クラス取消通知

学習者のクラスへの登録が取り消されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

学習者に登録取消を通知

簡単な摘要 学習者に登録取消を通知します。
送信先 現個人のユーザー名
プロセス名 学習登録の取消
メッセージ名 学習者に登録取消を通知
内部名 OTA_LNR_CANCEL_CLASS_MSG
件名 クラス &CLASS_TITLE のあなたの登録は取消されます
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME様
&APPROVER_CREATOR_ DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) のあなたの登録を取消しました。

学習者にクラス取消を通知

簡単な摘要 学習者にクラス取消を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 クラス取消
メッセージ名 学習者にクラス取消を連絡
内部名 OTA_CLS_CNCL_LRNR_MSG
件名 クラス &EVENT_TITLE は取消されています。
本文 クラス &EVENT_TITLE は取消されました。あなたのクラスの登録も取消されました。コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録番号: &BOOKING_ID
費用: &COST
開催場所: &LP_NAME

インストラクタにクラス取消を通知

簡単な摘要 インストラクタにクラス取消を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタにクラス取消を通知
内部名 OTA_INST_CLASS_CANCEL_MSG
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は取消されました。
本文 講義をスケジュールされた &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は取消されました。
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

インストラクタにクラス開催場所変更を通知

簡単な摘要 インストラクタにクラス開催場所の変更を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタに開催場所変更を通知
内部名 OTA_INST_LOC_CHANGE
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は移動されました。
本文 講義をスケジュールされた &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は移動されました。
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

インストラクタにクラスのスケジュール変更を通知

簡単な摘要 インストラクタにクラスのスケジュール変更を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタにクラスのスケジュール変更を通知
内部名 OTA_INST_CLASS_RESCHEDULE_MSG
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE はスケジュール変更されました。
本文 講義をスケジュールされた &SECTION_NAME &EVENT_TITLE はスケジュール変更されました。
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

マネージャに登録取消を通知

簡単な摘要 マネージャに登録取消を通知します。
送信先 現個人のユーザー名、マネージャのユーザー名
プロセス名 学習登録の取消
メッセージ名 マネージャに登録取消を通知
内部名 OTA_LNR_CANCEL_CLASS_SUP_MSG
件名 &APPROVAL_CREATOR_DISPLAY_NAME は、 &CLASS_TITLE の登録を取消しました。
本文 &APPROVER_CREATOR_ DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) のあなたの登録を取消しました。

外部学習通知

学習者の外部学習レコードが追加、削除、更新または訂正されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

登録者に外部学習削除を通知

簡単な摘要 登録者に外部学習削除を通知します。
送信先 現個人のユーザー名
プロセス名 外部学習
メッセージ名 外部学習が削除されたことを通知
内部名 OTA_NOTIFY_EXTLRNG_DEL_MSG
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは削除されました
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、
クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席レコードは削除されました。これがエラーの場合は、外部研修としてレコードを再度入力する必要があります。 それ以外の処理をする必要はありません。

登録者に外部学習作成を通知

簡単な摘要 登録者に外部学習作成を通知します。
送信先 現個人のユーザー名
プロセス名 外部学習
メッセージ名 外部学習が作成されたことを通知
内部名 OTA_NOTIFY_EXTLRNG_INS_MSG
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは作成されました
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、
&OTA_COURSE_END_DATE に終了する外部クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席は記録されました。

登録者に外部学習更新を通知

簡単な摘要 登録者に外部学習更新を通知します。
送信先 現個人のユーザー名
プロセス名 外部学習
メッセージ名 外部学習の更新を通知
内部名 OTA_NOTIFY_EXTLRNG_UPD_MSG
件名 &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは更新されました
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、
&OTA_COURSE_END_DATE に終了する外部クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席レコードは更新されました。

学習パス完了通知

学習パスが完了したときまたは完了がスケジュールされたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

学習者に学習パス完了を通知

簡単な摘要 学習者に学習パスの完了を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 学習パスは正常に完了しました
内部名 OTA_LP_COMPLETE_NTF_MSG
件名 学習パスは正常に完了しました。
本文 &LP_ENROLLEE 様:
学習パス &LP_NAME を正常に完了しました。この学習パスは学習者履歴で表示できます。
完了日: &COMPLETION_DATE
この通知に対する処理の必要はありません。

マネージャ/作成者に学習パス完了を通知

簡単な摘要 マネージャや作成者に学習パスの完了を通知します。
送信先 マネージャまたは作成者(あるいはその両方)
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 マネージャに学習パス完了を通知
内部名 OTA_LP_COMPLETE_MGR_NTF_MSG
件名 学習パスは正常に完了しました。
本文 &LP_CREATOR_NAME 様:
&LP_ENROLLEE は学習パス &LP_NAME を &COMPLETION_DATE に正常に完了しました。
この通知に対する処理の必要はありません。

学習者に自己加入済学習パスのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者に自己加入済学習パスのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 学習者の学習パス加入のリマインダ
内部名 OTA_LRN_LP_REMINDER_NTF_MSG
件名 学習パスを完了する必要があります。
本文 &LP_ENROLLEE 様
学習パス &LP_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。

学習者にマネージャ加入済学習パスのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者にマネージャ加入済学習パスのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 マネージャ加入済学習パスのリマインダ
内部名 OTA_MGR_LP_REMINDER_NTF_MSG
件名 学習パスを完了する必要があります。
本文 &LP_ENROLLEE 様
&LP_CREATOR_NAME は、学習パス &LP_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。

学習者に自己加入済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者に自己加入済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 学習者加入済学習パス・コンポーネントのリマインダ
内部名 OTA_LRN_CTG_LPM_NTF_MSG
件名 学習パス・コースを完了する必要があります
本文 &LP_ENROLLEE 様
あなた自身でコース &COURSE_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。
学習パス: &LP_NAME
学習パス・セクション: &SECTION_NAME

学習者にマネージャ加入済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者にマネージャ加入済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 マネージャ加入済学習パス・コンポーネントのリマインダ
内部名 OTA_MGR_CTG_LPM_NTF_MSG
件名 学習パス・コースを完了する必要があります
本文 &LP_ENROLLEE 様
&LP_CREATOR_NAME は、コース &COURSE_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。
学習パス: &LP_NAME
学習パス・セクション: &SECTION_NAME

学習者に自己作成済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者に自己作成済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 学習者作成済学習パス・コンポーネントのリマインダ
内部名 OTA_LRN_LPM_NTF_MSG
件名 学習パス・コースを完了する必要があります
本文 &LP_ENROLLEE 様
あなた自身でコース &COURSE_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。
学習パス: &LP_NAME

学習者にマネージャ作成済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知

簡単な摘要 学習者にマネージャ作成済学習パス・コンポーネントのターゲットを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス通知(OTA_LRNG_PATH_NOTIFY_PRC)
メッセージ名 マネージャ作成済学習パス・コンポーネントのリマインダ
内部名 OTA_MGR_LPM_NTF_MSG
件名 学習パス・コースを完了する必要があります
本文 &LP_ENROLLEE 様
&LP_CREATOR_NAME は、コース &COURSE_NAME を &NOTIFY_DAYS_BEFORE_TARGET 日以内、&TARGET_DATE までに完了すると予定しています。
学習パス: &LP_NAME

学習者に学習パス加入を通知

簡単な摘要 学習者に学習パスへの正常な加入を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス(OTA_LP_JSP_PRC)
メッセージ名 学習者に学習パス加入を連絡
内部名 OTA_LP_SUBSCRIBE_LRNR_MSG
件名 学習パス &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME に正常に加入しました
本文 &CREATOR_PERSON_DISPLAY_NAME により、あなたは &OTA_COURSE_START_DATE に開始する学習パス &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME に正常に加入しました

学習者に学習パスからの加入解除を通知

簡単な摘要 学習者に学習パスからの加入解除を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 学習パス(OTA_LP_JSP_PRC)
メッセージ名 学習者に学習パス加入解除を連絡
内部名 OTA_LP_UNSUBSCRIBE_LRNR_MSG
件名 学習パス &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME に正常に加入解除しました
本文 &CREATOR_PERSON_DISPLAY_NAME により、あなたは &OTA_COURSE_START_DATE に開始する学習パス &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME から正常に加入解除しました

インストラクタ通知

クラスに対するインストラクタ登録を計画、確認または取り消す場合、あるいはクラスが取り消されたか移動したとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

インストラクタにクラスの登録を通知

簡単な摘要 インストラクタにクラスの登録を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタの登録
内部名 OTA_INST_BOOK_MSG
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE に登録されています
本文 &LP_CREATOR_NAME は、以下の詳細の &SECTION_NAME &EVENT_TITLE の講義にあなたを登録しています:
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

インストラクタに登録確認を通知

簡単な摘要 インストラクタに登録確認を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタ登録の確認
内部名 OTA_INST_BOOK_CONFIRM_MSG
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE への登録は確認されました
本文 以下の詳細の &SECTION_NAME &EVENT_TITLE への登録は確認されました。
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

インストラクタに登録取消を通知

簡単な摘要 インストラクタに登録取消を通知します。
送信先 インストラクタおよび学習者
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタ登録の取消
内部名 OTA_INST_BOOK_CANCEL_MSG
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE への登録は取消されました。
本文 &LP_CREATOR_NAME は、以下の詳細の &SECTION_NAME &EVENT_TITLE の講義へのあなたの登録を取消しています:
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

インストラクタにクラスの登録を催促

簡単な摘要 インストラクタに登録を催促します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタに登録を催促
内部名 OTA_INST_REMIND_MSG
件名 講義リマインダ
本文 あなたには、以下の詳細の &SECTION_NAME &EVENT_TITLE の講義が予定されています:
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME これは、リマインダ通知です。

インストラクタにクラス開催場所変更を通知

簡単な摘要 インストラクタにクラス開催場所の変更を通知します。
送信先 インストラクタ
プロセス名 インストラクタに通知
メッセージ名 インストラクタに開催場所変更を通知
内部名 OTA_INST_LOC_CHANGE
件名 &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は移動されました。
本文 講義をスケジュールされた &SECTION_NAME &EVENT_TITLE は移動されました。
コース名: &COURSE_NAME
提供モード: &DELIVERY_METHOD
言語: &LANGUAGE
名称: &EVENT_TITLE
開始日: &TARGET_DATE
終了日: &COMPLETION_DATE
開始時刻: &OTA_START_TIME
終了時刻: &OTA_END_TIME
タイムゾーン: &TIMEZONE
登録ステータス: &LP_ENROLEE
開催場所: &LP_NAME

学習認定通知

学習者が認定に加入または認定から加入解除したとき、あるいは認定が完了する予定のとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。

学習者に認定期限が近いことを通知

簡単な摘要 学習者に認定期限が近いことを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定リマインダ
内部名 OTA_CERT_REMINDER_MSG
件名 認定を完了する必要があります
本文 &OTA_NTF_EMBEDDED_REGION

学習者に認定完了を通知

簡単な摘要 学習者に認定完了を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定完了
内部名 OTA_CERT_COMPLETION_MSG
件名 認定は完了しています
本文 &OTA_NTF_EMBEDDED_REGION

学習者に認定更新を通知

簡単な摘要 学習者に認定更新を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定更新
内部名 OTA_CERT_RENEWAL_MSG
件名 更新の認定は使用可能
本文 &OTA_NTF_EMBEDDED_REGION

学習者に認定取消を通知

簡単な摘要 学習者に認定取消を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定取消
内部名 OTA_CERT_CANCELLATION_MSG
件名 認定 &OTA_CERTIFICATION_NAME は廃止になります。
本文 認定 &OTA_CERTIFICATION_NAME は &OTA_END_TIME に廃止されます。
&OTA_NTF_COMMENTS

学習者に認定への加入を通知

簡単な摘要 学習者に認定への加入を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 学習者に認定への登録を通知
内部名 OTA_CERT_ENROLL_LRNR_MSG
件名 認定 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME の登録は確認されました
本文 認定 &OTA_ACTIVITY_VERSION_NAME &TEXT &OBJECT_DATE への登録は確認されました。認定には次のコンポーネントを含みます:

学習者に認定からの登録抹消(加入解除)を通知

簡単な摘要 学習者に認定からの登録抹消を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定登録抹消
内部名 OTA_CERT_UNENROLL_MSG
件名 &OTA_CERTIFICATION_NAME から正常に登録抹消されました
本文 &CERT_PRD_START_DATE に開始する認定 &CERTIFICATION_NAME の登録は取消されました。認定コンポーネントは次のとおりです: (認定コンポーネントを示す表が表示されます)

学習者に認定の期限切れを通知

簡単な摘要 学習者に認定の期限が切れることを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 認定通知
メッセージ名 認定期限切れ
内部名 OTA_CERT_EXPIRATION_MSG
件名 認定は失効しています
本文 &OTA_NTF_EMBEDDED_REGION

その他の通知

学習者にフォーラム・メッセージを通知

簡単な摘要 学習者にフォーラムに投稿された新規メッセージを通知します。
送信先 学習者
プロセス名 フォーラム・メッセージ通知
メッセージ名 学習者にフォーラム・メッセージを通知
内部名 OTA_FORUM_NOTIFY_LRNR_MSG
件名 フォーラムに投稿された新規メッセージ : &COURSE_NAME
本文 フォーラム: &COURSE_NAME
トピック: &EVENT_TITLE
メッセージ: &SECTION_NAME
このメールに返信しないでください

マネージャに学習者のテスト結果を通知

簡単な摘要 学習者にフォーラムに投稿された新規メッセージを通知します。
送信先 マネージャ
プロセス名 アセスメント提出
メッセージ名 マネージャに学習者のテスト結果を連絡
内部名 OTA_MGR_TEST_RESULT_MSG
件名 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME は、テスト &EVENT_TITLE を提出しました。
本文 &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME は、次のテストを完了しました
テスト名: &EVENT_TITLE
スコア: &LINE_NUMBER
使用時間: &OTA_START_TIME

学習者にテスト結果を通知

簡単な摘要 学習者にテスト結果を通知します。
送信先 学習者
プロセス名 アセスメント提出
メッセージ名 学習者にテスト結果を連絡
内部名 OTA_LRNR_TEST_RESULT_MSG
件名 &EVENT_TITLE は正常に提出されました
本文 テストは正常に提出されました。
テスト名: &EVENT_TITLE
スコア: &LINE_NUMBER
使用時間: &OTA_START_TIME

登録ステータス・セキュリティ

特定の職責のユーザーが特定のステータスの登録を入力、更新または削除できないようにするには、登録ステータス・セキュリティを設定します。たとえば、企業では、登録要求をすべてのユーザーに許可できますが、登録の設定はコース管理者にのみ許可できます。

登録ステータス・セキュリティを設定すると、特定の職責のユーザーは、指定したステータスの登録の入力、更新または削除を実行できなくなります。

Order ManagementとOLM

OLMとOrder Managementの連携使用

OLM(以前のOracle Training Administration)とOracle Order Management(OM)のリンケージによって、それぞれ独立している研修ベンダーが標準インタフェースを介してクラスの受注および価格設定を管理できます。顧客は、椅子やソフトウェア・パッケージを注文するときと同じように、組織のコール・センターに連絡し、クラスの注文および学習者の登録ができます。OMで請求書が作成され、Oracle Accounts Receivableとのインタフェースを介して顧客への請求が行われます。

注意: 場合によっては、OMインタフェースでOracle Training Administrationの用語が使用されます。「クラス」は「イベント」または「EVT」、「コース」は「アクティビティ」、「OLM」は「OTA」に置き換えられます。

クラスおよび登録を受注するには、単位の追加、在庫に品目を配置、価格表の設定、コースを在庫にリンクする必要があります。この結果、クラスと登録の追加、およびクラスの最大出席者数の変更が可能になります。

OLM用のOrder Managementの設定

OMでOLMのコースを認識するためには、OLM固有の単位区分と2つの単位(UOM)を設定する必要があります。財務情報をAccounts Receivableに転送するには、OLM固有のトランザクション・タイプを設定する必要があります。OLMの「登録詳細」ウィンドウからOMの「受注」ウィンドウへの直接アクセスを可能にするには、アクセス権限を付与する職責のOLMメニューに2つのフォーム機能を追加する必要があります。

単位を追加する手順は、次のとおりです。

  1. OM職責から、「設定」の下の「単位区分」ウィンドウにナビゲートします。

  2. 「研修」という新規単位区分を作成します。摘要を入力します。

  3. 「基準単位」に「登録」、「単位」に「ENR」と入力します。作業内容を保存します。

    注意: 単位に他の名前は使用しないでください。

  4. 「単位」ボタンをクリックします。「単位」ウィンドウで2行目に移動し、名前が「Class」で単位が「EVT」の新規項目を作成します。「基準単位」チェック・ボックスが「登録」に設定されたままであることを確認します。作業内容を保存します。

  5. 「単位区分」ウィンドウに戻り、「換算」ボタンをクリックします。1行目は「単位」を「登録」に、「換算」を「1」に設定します。2行目は「単位」を「Class」に、「換算」を「1」に設定します。作業内容を保存します。

『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の単位区分の定義に関する項と単位の定義に関する項を参照してください。

OLM固有のトランザクション・タイプを設定する手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」->「トランザクション・タイプ」->「定義」の順にナビゲートします。

  2. 次の3つのトランザクション・タイプを設定します。

  3. 「受注カテゴリ」が「受注」で「受注ワークフロー」が「受注フロー - 一般」のトランザクション・タイプを問い合せます。「明細フローの割当」をクリックします。

  4. 「明細ワークフロー割当」ウィンドウで、問い合せた受注タイプを選択します。2つの新規行を作成する必要があります。

  5. 新規行を作成します。「明細タイプ」は「前受請求書」、「品目タイプ」は「標準品目」、「プロセス名」は明細フロー - OLM品目、「開始日」はできるかぎり早い日付に設定します。

  6. 別の新規行を作成します。「明細タイプ」は「未収請求書」、「品目タイプ」は「標準品目」、「プロセス名」は明細フロー - OLM品目、「開始日」はできるかぎり早い日付に設定します。「OK」をクリックします。

  7. 「受注カテゴリ」が「返品」で「受注ワークフロー」が「受注フロー - 一般」のトランザクション・タイプを問い合せます。「明細フローの割当」をクリックします。

  8. 「明細ワークフロー割当」ウィンドウで、問い合せた受注タイプを選択します。

  9. 新規行を作成します。「明細タイプ」は「返品」、「品目タイプ」は「標準品目」、「プロセス名」は明細フロー - OLMクレジットのみ返品、「開始日」はできるかぎり早い日付に設定します。

  10. 作業内容を保存します。

OLMユーザーに「受注」ウィンドウへの直接アクセス権限を付与する手順は、次のとおりです。

  1. システム管理者職責から、「メニュー」ウィンドウにナビゲートします。

  2. メニューに項目を追加する標準の手順を使用して、アクセス権限を付与するOLM職責に対して2つの機能を追加します。

    --受注オーガナイザ: ONT_OEXOEORD_SUMMARY

    --受注オーガナイザ: 表示: ONT_OEXOEORD_VW

    『Oracle HRMS Configuring, Reporting, and System Administration Guide』のメニューの定義に関する説明を参照してください。

  3. 作業内容を保存します。

  4. このようなアクセス権限の下で「受注」ウィンドウを読込み専用にする場合は、「フォーム機能」ウィンドウで、登録詳細フォームOTAEDBを問い合せて、パラメータORDER_QUERY_ONLY=YESを設定します。デフォルト値はNOです。

品目の在庫への配置

単位の作成後、研修を品目としてOracle Inventoryに入力できます。Oracle Inventoryには、OMから直接アクセスできます。

『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の在庫品目の定義に関する説明を参照してください。

在庫にアクティビティ(コース)を配置する手順は、次のとおりです。

  1. 「品目」の下の「マスター品目」ウィンドウにナビゲートします。

  2. 値リストから在庫組織を選択します。

  3. 在庫とOLMの間に作成したリンクがシステムで確実に認識されるように、「HR: セキュリティ・プロファイル」(システム管理者職責の下のシステム・プロファイル)の設定は、「職責」列のHRビジネス・グループと同じにする必要があります。

  4. 品目の名前を設定します。各品目名の始めには固定のプリフィックスを使用することをお薦めします。このように設定しておくと、長い品目リストでもすべての研修品目がアルファベット順にグループ化されます。

    警告: 在庫研修品目名の長さは、80文字未満にする必要があります。

  5. 「メイン」タブの下の値リストから、基準単位(登録)を選択します。「ユーザー品目タイプ」の指定はオプションですが、値を指定すると、レポート機能を拡張できます。

  6. 「在庫」タブの下の2つのボックス「在庫品目」および「予約可能」を選択します。

  7. 「受注管理」タブの下のボックス「顧客受注」および「顧客受注可能」を選択します。

  8. 「請求」タブの下の「請求可能品目」および「請求有効」を選択します(該当する場合)。作業内容を保存します。

OLMのコースとOMをリンクする前の最終手順として、価格表と算式を設定する必要があります。

OLMクラスの価格表の作成

Oracle Advanced Pricingでは、価格表と価格設定算式の設定が必要です。前提条件として、Oracle Advanced Pricingの付加フレックスフィールドを設定(または検証)する必要があります。

注意: Oracle Advanced Pricingには、拡張と基本の2つのオプションが用意されています。拡張オプションのライセンスがない場合、次に示す手順のすべては完了できない可能性があります。ただし、OLM-OM統合を推進するための基本価格表は設定できます。

「価格設定コンテキスト」付加フレックスフィールドを設定する手順は、次のとおりです。

  1. システム管理者職責から、「アプリケーション」->「フレックスフィールド」->「付加」->「セグメント」の順にナビゲートします。

  2. フレックスフィールド「価格設定コンテキスト」を問い合せ、「コンテキスト・フィールド値」を入力します。「コード」に「OTA」、「名称」に「OTA価格設定」、および「摘要」に「OTA価格設定コンテキスト」と入力します。「使用可能」チェック・ボックスを選択します。

  3. 「セグメント」ボタンをクリックして「セグメント要約」ウィンドウを表示します。「数値」に「10」、「名称」に「受講者数」、「ウィンドウ・プロンプト」に「受講者数」、「列」に「PRICING_ATTRIBUTE1」および「値セット」に「QP: Number」と入力します。「表示」および「使用可能」チェック・ボックスを選択します。

  4. 作業内容を保存します。

制限付きイベントの価格設定算式を設定する手順は、次のとおりです。

  1. 受注管理職責から、「価格設定」->「価格設定算式」->「算式設定」の順にナビゲートします。

  2. 算式に名前を設定します。例: 「OLM Restricted 5-day Classes」。「算式」フィールドに「1」と入力します。作業内容を保存します。

  3. 「算式タイプ」に対して、「ファクタ・リスト」を選択します。「コンポーネント」は設定されている値リストによって異なります。たとえば、「Number of Trainees」または「OLM Restricted 5-Day Classes」を使用できます。「ステップ」列に「1」と入力します。

  4. 「ファクタ」ボタンをクリックします。「基準価格設定属性コンテキスト」に対して「OTA価格設定」を選択します。「基準価格設定属性」に対して「受講者数」を選択します。「演算子」は「間」です。必要な各行について、これらの値を繰り返します。

  5. 「値:自」、「値:至」および「調整ファクタ」列で、価格ポイントを構成します。たとえば、受講者が1-8人の場合の請求は$4,000、受講者が9-20人の場合の請求は$10,000に設定するには、次の表に示すように2行設定します。

    値:自 値:至 調整ファクタ
    1 8 4,000
    9 20 10,000
  6. 「OK」をクリックして、作業内容を保存します。

価格表を設定する手順は、次のとおりです。

  1. 「価格設定」->「価格表」->「価格表の設定」の順にナビゲートします。

  2. 『Oracle Pricingユーザーズ・ガイド』の価格表の概要に関する項に従って、価格表を作成します。

  3. 「価格表明細」リージョンで、販売するすべての在庫品目(コース)を入力します。限定クラスと公開クラスの登録の両方でコースを販売するには、EVTとENRにそれぞれ1つずつ明細を作成する必要があることに注意してください。また、EVT品目に必要なのは算式のみで、価格は必要ありません。

  4. 作業内容を保存します。

詳細は、『Oracle Pricingユーザーズ・ガイド』の価格表の概要に関する説明、および『Oracle Pricingユーザーズ・ガイド』の算式の概要に関する説明を参照してください。

コースとOrder Managementのリンク

OMで研修品目を在庫に配置して価格を設定すると、研修品目をOLMにリンクできます。

在庫配置済のコースをOLMにリンクする手順は、次のとおりです。

  1. OLMで「コース」ウィンドウにナビゲートします。新規コースを作成するか、または既存のコースを問い合せます。

  2. 在庫組織を入力するか、値リストから選択します。

  3. OMで入力済の在庫品目を入力するかまたは問い合せます。コース名が自動的に移入されますが、このフィールドは変更できるため、様々なコースを単一の在庫品目とリンクできます。

  4. 作業内容を保存します。

最大出席者数の変更

OMで開始されたクラスの最大出席者数を増減する場合は、OM内からOLMの価格設定属性を変更して、システムに通知する必要があります。

OMで最大出席者数を変更する手順は、次のとおりです。

  1. 「受注」フォームの「明細品目」タブ・リージョンで、変更するクラスを問い合せるか、または選択します。

  2. 「数量」が「1」、「単位」が「EVT」であることを確認します。

  3. 「処理」ボタンをクリックし、値リストから「販促品/価格設定属性」を選択します。

  4. 「価格設定属性」タブ・リージョンの「価格設定コンテキスト」フィールドで、値がOLMであることを確認するか、または値リストから選択します。

  5. 「価格設定コンテキスト」ウィンドウの「受講者数」フィールドに、クラスの新しい最大出席者数を入力します。

    注意: 「価格設定コンテキスト」ウィンドウが自動的に表示されない場合は、「価格設定コンテキスト」フィールドの右側にある「価格設定属性」付加フレックスフィールド・ブロックをクリックします。

  6. 作業内容を保存します。

クラスおよび登録の受注

OMでクラスおよび登録を受注するには、最初にOMの「受注」フォームの標準手順に従い、「処理」をクリックして、登録またはクラス要求の詳細を記述する必要があります。

注意: OMでクラス(タイプ「EVT」の受注明細)を取り消すと、OLMでそのクラスが自動的に取り消されます。ただし、すでに登録されているリソースは手動で取り消す必要があります。

OMで受注を作成する手順の詳細は、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の受注の概要に関する説明を参照してください。

OMで公開クラス登録を受注する手順は、次のとおりです。

  1. 受注番号を入力または問い合せて標準のOM受注情報を入力した後、明細品目を選択し、「処理」をクリックします。

    注意: OLMでは登録者は顧客担当者としてデフォルト設定されます。OLMで受講者が学習者として表示されるようにするには、受注明細の「住所」タブの下の「出荷先担当」に受講者を入力する必要があります。

  2. 値リストから「研修」を選択します。

  3. 選択した明細の単位が「ENR」の場合は、「研修」を選択すると「クラス空き状況」フォームが表示されます。このフォームでは、選択したコースに対して予定されているクラスの読込み専用リストが表示されます。クラスを選択します。

  4. 「登録の選択」ボタンをクリックします。「新規受講者登録の入力」ウィンドウが表示されます。フォームに値を入力し、作業内容を保存します。

OMで公開クラス登録を変更する手順は、次のとおりです。

  1. 既存の受注明細を問い合せて、「処理」をクリックします。

  2. 値リストから「研修」を選択します。

  3. 「受講者登録の変更」ウィンドウが表示されます。「クラス・タイトル」を変更、または許可されている他の変更を行います。作業内容を保存します。

OMで制限付きクラスを受注する手順は、次のとおりです。

  1. 受注番号を入力または問い合せて標準のOM受注情報を入力した後、明細品目を選択し、「処理」をクリックします。

    注意: OMで新規クラスを入力するには、OTAの「価格設定属性」の「受講者数」フィールドに値を入力していることを確認する必要があります。この数は、クラスの最大出席者数として使用され、同じ数の登録が自動的に作成されます。

    関連項目: 最大受講者数の変更

  2. 値リストから「研修」を選択します。

  3. 選択した明細の単位が「EVT」の場合は、「研修」を選択すると「新規制限付きクラスの入力」フォームが表示されます。フォームに値を入力し、作業内容を保存します。

    注意: クラス・ステータスを「満席」に指定した場合、受講者の登録ステータスは「登録済」です。クラス・ステータスを「通常」に指定した場合、受講者の登録ステータスは「受講希望」です。関連項目: クラス・ステータスと登録ステータス

OMでの制限付きクラス登録の受注

OM内から制限付きクラスに受講者を直接登録することはできません。制限付きクラスの受注では、OLMの「価格設定属性」で設定した受講者数と同じ数の登録が自動的に作成されます。

制限付きクラスに登録を追加するには、OLMで登録を問い合せて、登録要約ウィンドウで新規明細を作成し、登録詳細フォームに値を入力する必要があります。元の登録で指定した登録数を減らさずにこれらの処理を実行した場合、登録した学習者は登録希望者になります。

OMでのイベント作成時に作成した登録のブロックに対して学習者名を指定するには、OLMで登録を問い合せ、登録数を減らし(通常は1)、各受講者を新規登録として追加する必要があります。

関連項目: 登録の入力

出席および処理

OMは、OLMで登録に「出席」のマークが付けられた日に、Accounts Receivableにインタフェースします。したがって、クラスの最終日より前、またはクラスの完了後長時間経過した後で出席のマークを付けないでください。

サービスが完了する前にサービス収益を処理すると、国または地方の会計原則に違反する恐れがあります。また、クラス完了後長時間経過した後で出席のマークを付けると、その後の会計期間に収益が認識される原因となる場合があります。

国による登録制限

「OTA: OM国による登録制限」プロファイル・オプションによって、営業単位の国とクラス開催国が一致する学習者にのみ登録を制限できます。この制限を実施するには、プロファイル値を「Yes」に設定します。営業単位には、指定した国の事業所も含まれている必要があります。

この制限は、グローバリゼーションの目的を大きく阻害することに注意してください。たとえば、フランスのコルマルの従業員は、車で1時間以内の場所にあるスイスのバーゼルやドイツのフライブルクのクラスを受講できないことになります。

アプリケーションによって、次の項目が順に検索されてクラスの国が判別されます。

OLMの用語集とOTAの用語集

次の表に、OLMで使用されている用語とその用語に相当するOTAの用語を示します。

OLM OTA 備考
非同期 自己ペース -
カタログ・カテゴリ アクティビティ・カテゴリ -
クラス イベント、予定イベント -
コンピテンス スキル、コンピテンス -
完了 完了 -
コース アクティビティ -
顧客限定 イベント・タイプ: 制限付き -
提供モード 提供方法 -
登録終了 登録: 至 -
登録開始 登録: 自 -
インストラクタ 講師、インストラクタ 下位互換性のために、OLMでリソース・タイプとして「講師」を使用していることに注意してください。
請求書合計 財務合計 -
学習者 受講者、受講者代表またはユーザー -
学習履歴 研修履歴 -
学習パス 研修パス -
LMS管理者 ユーザー、研修管理者 -
価格 金額 -
熟達度レベル 熟達度、スキルまたは業績レベル HRMSには、熟達度および業績レベルがあります。OTAでは熟達度がサポートされます。業績は評価機能でのみサポートされます。
教室 会場 -
セッション イベント・タイプ: セッション -
正常に完了 修了 -
研修センター 研修センター -