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Oracle Subledger Accountingインプリメンテーション・ガイド
リリース12
E05608-01
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Oracle Subledger Accountingのプロファイル・オプションとプロファイル・オプション・カテゴリ

プロファイル・オプションとプロファイル・オプション・カテゴリの概要

実装中に各Subledger Accountingプロファイル・オプションの値を設定し、Subledger Accountingによるデータへのアクセスおよび処理の管理方法を指定します。

参照: 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』のユーザー・プロファイル・オプションの設定に関する項

プロファイル・オプションは1つ以上のプロファイル・オプション・カテゴリにグループ化され、アプリケーションまたは機能に関連するプロファイル・オプションのみを表示できるようになっています。

Subledger Accountingのカテゴリ

Subledger Accountingのプロファイル・オプション

プロファイル・オプション・カテゴリとプロファイル・オプションの説明

この項では、各プロファイル・オプションについてカテゴリ別に説明します。

この項の各表は、次のプロファイル・オプション情報を示しています。

これらの表の凡例は、次のとおりです。

「会計処理基準ビルダー」カテゴリ

このカテゴリには、会計処理基準ビルダー(AMB)に関連するプロファイル・オプションが含まれています。

「会計処理基準ビルダー」カテゴリ
プロファイル・オプション デフォルト ユーザー・
アクセス
システム管理:
ユーザー
システム管理:
職責
システム管理:
アプリケーション
システム管理:
サイト
SLA: 会計処理基準ビルダー・コンテキスト デフォルト 表示のみ 更新 更新 更新 更新

SLA: 会計処理基準ビルダー・コンテキスト

このプロファイル・オプションでは、各アプリケーション会計定義および対応する各割当済構成要素(仕訳明細タイプや勘定科目導出ルールなど)に関連付けられている内部コンテキスト・コードの値を管理します。

ほとんどのAMB構成要素は、コンテキストによりストライプ化されています。「SLA: 会計処理基準ビルダー・コンテキスト」プロファイル・オプションに別の値を割り当てると、構成要素の独自コピーで作業して変更を実行できます。

AMBコンテキスト・プロファイルの値をSubledger Accounting参照XLA_AMB_CONTEXT_TYPEとして追加定義します。

「デバッグ」カテゴリ

このカテゴリには、デバッグおよび診断機能を有効化するプロファイル・オプションが含まれています。

「デバッグ」カテゴリ
プロファイル・オプション デフォルト ユーザー・
アクセス
システム管理:
ユーザー
システム管理:
職責
システム管理:
アプリケーション
システム管理:
サイト
SLA: トレースのタイムスタンプの表示 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: 診断の有効化 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: PL/SQLプロファイラの有効化 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース使用可能 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: SQLトレースの有効化 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: SRSログ/出力の有効化 Yes 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース・ファイルの消去 No 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: Oracle Formsトレース・モード ファイル 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: SRSトレース・モード トレーサ 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース・ファイル上書きディレクトリ デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース・ファイル上書きファイル名 デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース・レベル 100 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: トレース・タイムアウト 600 表示のみ 更新 更新 更新 更新

SLA: トレースのタイムスタンプの表示

このプロファイル・オプションでは、トレースにタイムスタンプを表示します。

SLA: 診断の有効化

このプロファイル・オプションでは、「会計の作成」プログラムで診断情報を収集するかどうかを管理します。

「FND: デバッグ・ログ使用可能」プロファイル・オプションが有効化されている場合は、Oracle Applicationsシステム・ログ・ページで診断フレームワーク情報も使用できます。

SLA: PL/SQLプロファイラの有効化

このプロファイル・オプションでは、PL/SQLプロファイラを有効化します。

SLA: トレース使用可能

このプロファイル・オプションでは、Subledger Accountingのトレース・モードを有効化します。

SLA: SQLトレースの有効化

このプロファイル・オプションでは、SQLトレースを有効化します。有効な値は「Yes」または「No」です。

SLA: SRSログ/出力の有効化

このプロファイル・オプションでは、コンカレント・プログラムによりログまたは出力ファイルを生成するかどうかを管理します。

SLA: トレース・ファイルの消去

このプロファイル・オプションでは、トレース情報を即時にトレース・ファイルに送信するかどうかを管理します。

SLA: Oracle Formsトレース・モード

このプロファイル・オプションでは、Formsにより提供されるデバッグ情報の出力先を指定します。有効な値は、「AFログ」および「ファイル」です。

SLA: SRSトレース・モード

このプロファイル・オプションは、Subledger Accountingコンカレント・プログラムにより設定されます。コンカレント・プログラムにより提供されるデバッグ情報の出力先を示します。有効な値は、「AFファイル」および「ログ・ファイル」です。

SLA: トレース・ファイル上書きディレクトリ

このプロファイル・オプションでは、トレース・ファイルのディレクトリを指定します。

SLA: トレース・ファイル上書きファイル名

このプロファイル・オプションでは、トレース・ファイル名を指定します。

SLA: トレース・レベル

このプロファイル・オプションでは、トレースの詳細レベルを管理します。

SLA: トレース・タイムアウト

このプロファイル・オプションでは、プログラムがトレース・エンジンからの確認を待機する時間を管理します。

「配置」カテゴリ

このカテゴリには、アプリケーションの実行用に設定するプロファイル・オプションが含まれています。

「配置」カテゴリ
プロファイル・オプション デフォルト ユーザー・
アクセス
システム管理:
ユーザー
システム管理:
職責
システム管理:
アプリケーション
システム管理:
サイト
SLA: 仕訳インポートの無効化 No アクセスなし 表示のみ 表示のみ 表示のみ 更新

SLA: 仕訳インポートの無効化

このプロファイル・オプションでは、補助元帳仕訳をGeneral Ledgerにインポートするかどうかを管理します。

参照: 「会計の作成」プログラム

「セキュリティ」カテゴリ

このカテゴリには、セキュリティ関連のプロファイル・オプションが含まれています。

「セキュリティ」カテゴリ
プロファイル・オプション デフォルト ユーザー・
アクセス
システム管理:
ユーザー
システム管理:
職責
システム管理:
アプリケーション
システム管理:
サイト
SLA: 追加のデータ・アクセス・セット デフォルトなし 表示のみ 更新 更新 更新 更新
SLA: レポート仕訳ソース上書きの許可 No 表示のみ 更新 アクセスなし 更新 更新
SLA: 補助元帳でのデータ・アクセス・セット・セキュリティの有効化 No 表示のみ アクセスなし 更新 更新 更新
SLA: GLでの補助元帳取引セキュリティの有効化 No 表示のみ アクセスなし 更新 更新 更新

SLA: 追加のデータ・アクセス・セット

「SLA: 追加のデータ・アクセス・セット」プロファイル・オプションを「GL: データ・アクセス・セット」プロファイル・オプションとともに使用して、職責へのログオン時にアクセスできる元帳と貸借一致セグメント値または管理セグメント値を管理します。職責に対して「SLA: 補助元帳でのデータ・アクセス・セット・セキュリティの有効化」が有効化されている場合は、「SLA: 追加のデータ・アクセス・セット」および「GL: データ・アクセス・セット」プロファイル・オプションに割り当てたデータ・アクセス・セットに含まれている元帳と貸借一致セグメント値または管理セグメント値へのアクセス権のみが付与されます。

SLA: レポート仕訳ソース上書きの許可

このプロファイル・オプションは、次のレポートにのみ適用されます。

このオプションを有効化すると、レポートの発行時に「仕訳ソース」パラメータを変更できます。このオプションが「No」に設定されている場合は、レポートの発行時にデフォルト設定される値を変更できません。

SLA: 補助元帳でのデータ・アクセス・セット・セキュリティの有効化

このプロファイル・オプションでは、指定の元帳に関連付けられた補助元帳仕訳を表示、レポートまたは作成する際に、補助元帳アプリケーション職責にGLアクセス・セット・セキュリティ・メカニズムを適用するかどうかを指定します。General Ledgerアプリケーションに関連付けられている職責には、常にGLアクセス・セット・セキュリティ・メカニズムが適用されます。

このプロファイル・オプションを使用すると、データ・アクセス・セキュリティを補助元帳取引セキュリティと併用できるため、補助元帳仕訳へのアクセスを所属元帳に応じて管理できます。たとえば、それぞれ異なる元帳に関連付けられている2つの異なる営業単位についてOracle Receivables請求書を作成できるようにする一方、補助元帳取引から関連する補助元帳仕訳へのドリルダウンはアクセス・セットに含まれる宛先元帳に基づいて制限するように、複数組織セキュリティ・プロファイルを実装できます。

SLA: GLでの補助元帳取引セキュリティの有効化

このプロファイル・オプションを使用して、複数組織対応の補助元帳アプリケーションにドリルダウンする場合に、補助元帳取引セキュリティをGeneral Ledger職責のデータ・アクセス・セキュリティと併用します。補助元帳取引から補助元帳仕訳にドリルダウンする際には、常にそれぞれの補助元帳アプリケーションの取引セキュリティが適用されます。