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Oracle® Enterprise Managerバンドル・パッチ1アプリケーション・ガイド
12cリリース1 (12.1.0.1)
B69692-02
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5 Solaris (SPARC)、Solaris (x86-64)およびIBM AIX (64ビット)のバンドル・パッチ1

この章では、Solaris (SPARC)、Solaris (x86-64)およびIBM AIX (64ビット)のOMSおよび管理エージェントにバンドル・パッチ1を適用する様々なユースケースについて説明します。この章は次の項で構成されています:

5.1 始める前に

インストール・プロセスに進む前に次の重要事項を確認してください。

5.2 Solaris (SPARC)、Solaris (x86-64)またはIBM AIX (64ビット)でのEnterprise Manager Cloud Control 12cのインストール

Enterprise Manager Cloud Control 12cをSolaris (SPARC)、Solaris (x86-64)またはIBM AIX (64ビット)にインストールするには、Oracle Technology Networkからバイナリをダウンロードします。12.1.0.1インストール・ソフトウェアを、製品のDVDまたは次のOracle Technology Network(OTN)から取得できます。

http://www.oracle.com/technetwork/oem/enterprise-manager/downloads/index.html

詳細は、次のURLの『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』のソフトウェアの入手に関する項を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e24089/getstrtd_proc_sw.htm#BACFDBCA

ダウンロード・ページで、Solaris (SPARC)、Solaris (x86-64)またはIBM AIX (64ビット) (バンドル・パッチ1を含む)リリースを選択します。

バンドル・パッチ1バイナリはデフォルトでインストールされます。Enterprise ManagerバイナリにはデフォルトでBP1パッチが含まれます。このドキュメントで説明するBP1パッチの手順に従う必要はありません。

12.1.0.2バージョンのOracle Database、Oracle Fusion Middleware、My Oracle SupportおよびExadataプラグインも、Solaris (SPARC)、Solaris (x86-64)またはIBM AIX (64-bit)のインストール・プロセスでデフォルトでインストールされます。インストールの際には、使用可能な追加のプラグイン(Fusion Applicationsプラグインなど)をインストールするオプションがあります。必要になると考えられるすべてのプラグインをインストールすることをお薦めします。

Enterprise Manager Cloud Controlのインストール・ウィザードを起動すると、2つのインストール・タイプ、「単純」と「拡張」が示されます。追加プラグインをインストールする場合は、拡張インストールを実行する必要があります。

詳細は、次のURLの『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』の拡張構成でのインストールに関する項を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e22624/install_em_exist_db.htm#CHDECIFI

インストール情報の詳細は、次のURLの『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e24089/toc.htm

5.3 Solaris SPARC、Solaris (x86-64)またはIBM AIXでのバンドル・パッチ1の適用

バンドル・パッチ1をSolaris (SPARCまたは64ビット)またはAIXに適用するには、次の手順を実行します。

5.3.1 ステップ1: Oracle Management Serviceでのバンドル・パッチ1の適用

バンドル・パッチ1をSolaris (SPARC)、Solaris (x86-64)またはIBM AIX (64-bit)のOracle Management Serviceに適用するには、次の手順を実行します。

  1. パッチのインストール先またはパッチのロールバック元のOracle Management Service (OMS)が、Oracle Management Service 12cリリース1 (12.1.0.1.0)であることを確認します。

  2. 最新バージョンのOPatchがあることを確認します。最新バージョンがない場合は、次のURLのMy Oracle Supportノート224346.1の手順に従います。

    https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=224346.1

  3. ORACLE_HOME環境変数がOMSコア・ホーム(<%MIDDLEWARE_HOME%>/oms)に設定されていることを確認します。

    このとき、<%MIDDLEWARE_HOME%>はEnterprise Manager Cloud Controlがインストールされている場所です。たとえば、/u01/app/Oracle/Middlewareです。

  4. PATH環境変数が、OMSのOracleホームにあるunzip実行可能ファイル、<ORACLE_HOME>/binおよび<ORACLE_HOME>/OPatchディレクトリの場所を含むように設定します。

  5. Oracleインベントリを確認します。OPatchがパッチをインストールするときにアクセスするためです。インベントリを確認するには、次のコマンドを実行します。このコマンドでエラーが表示された場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて問題を解決してください。

    $ opatch lsinventory

  6. 管理リポジトリとリスナーを含むOracle Databaseが稼働していることを確認します。

  7. OMS BP1 13242773をMy Oracle Supportからダウンロードし、内容をアクセスできる場所(この項では<PATCH_TOP_DIR>)に抽出します。

  8. JDeveloperとWeb Services Managerのそれぞれのパッチ13470978および12321965をMy Oracle Supportからダウンロードします。これらのパッチは、13242773 BP1をOMSに適用した後で適用してください。リリース11.1.1.5.0バージョンのパッチ12321965をダウンロードします。

  9. OMSを停止します。

    $ emctl stop oms

    OMSが停止したことを確認するには、次のコマンドを実行します。

    $ emctl status oms


    注意:

    複数OMS環境ではすべてのOMSインスタンスを停止します。

  10. 次のコンポーネントがCloud Controlドメインで実行している場合は、停止してから、BP1を適用するかプラグインを最新リリースに更新します。

    • アプリケーションの依存性とパフォーマンス(ADP)マネージャ。

    • JVM診断(JVMD)マネージャ。

    • BIPという名前のBI Publisher管理対象サーバー。

  11. 次のコマンドを実行して、OMS BP1 13242773をインストールします。

    $ cd PATCH_TOP_DIR/13242773

    $ opatch apply


    注意:

    複数OMS環境では、すべてのOMSインスタンスでこのコマンドを実行します。このステップでは、opatch applyをすべてのOMSインスタンスで同時に実行します。または、最初のOMSでBP1適用プロセスを完了してから、他のOMSインスタンスで同じ操作を行います。

  12. BP1のインストール後プロセスを自動化するために適切なスクリプトを選択します。これは、単一OMS環境か複数OMS環境かによって異なります。


    注意:

    BP1が格納されているPATCH_TOP_DIRで操作を行ってください。また、post_deploy.shスクリプトを実行する前に、リポジトリのホスト名、SID、リスナー・ポートおよびSYSMANパスワードを準備しておきます。

    • 単一OMS環境

      単一OMS環境では、バンドル・パッチ1のディレクトリから次のコマンドを実行します。

      $ PATCH_TOP_DIR/13242773/post_deploy.sh
      

      post_deploy.shスクリプトによって、SYSMANパスワード、Enterprise Managerリポジトリ・ホスト、Enterprise Managerリポジトリ・ポート、Enterprise ManagerリポジトリSID、パッチの場所の入力が求められます。

      post_deploy.shスクリプトが実行されると、OMSは自動的に起動されます。

    • 複数OMS環境

      複数OMS環境では、次の手順を実行します。

      1. OMSホームから次のコマンドを実行して、管理サーバーを探します。

        $ORACLE_HOME/bin/emctl status oms -details

        次のような出力が表示されます。

        Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Release 12.1.0.2.0 
        Copyright (c) 1996, 2012 Oracle Corporation. All rights reserved
        Enter Enterprise Manager Root (SYSMAN) Password :
        Console Server Host : myhost.example.com
        HTTP Console Port : 7788
        HTTPS Console Port : 7799
        HTTP Upload Port : 4889
        HTTPS Upload Port : 4900
        EM Instance Home : /scratch/userid/work/insthome914/em/EMGC_OMS1
        OMS Log Directory Location : /scratch/userid/work/insthome914/em/EMGC_OMS1/sysman/log
        OMS is not configured with SLB or virtual hostname
        Agent Upload is locked.
        OMS Console is locked.
        Active CA ID: 1
        Console URL: https://myhost.example.com:7799/em
        Upload URL: https://myhost.example.com:4900/empbs/upload
        
        WLS Domain Information
        Domain Name : GCDomain
        Admin Server Host: myhost.example.com
        
        Managed Server Information
        Managed Server Instance Name: EMGC_OMS1
        Managed Server Instance Host: myhost.example.com
        WebTier is Down
        Oracle Management Server is Down
        
      2. 複数OMS設定のプライマリOMSで次のコマンドを実行します。

        プライマリOMSは、管理サーバーと同じ場所にあるOMSです。

        $ ./PATCH_TOP_DIR/13242773/post_deploy.sh

      3. 他のOMS環境(プライマリ以外)で次のコマンドを実行します。

        $ ./ PATCH_TOP_DIR/13242773/MultiOms_post_deploy.sh

        パッチの場所を入力するように求められます。たとえば、次のようになります。

        /scratch/xxx/PATCH_TOP_DIR/13242773

  13. JDeveloperとWeb Services Managerのパッチ13470978および12321965をOMSに適用します。


    注意:

    これは、複数OMS環境ではすべてのOMSインスタンスに適用する必要があります。これら2つのパッチは任意の順序で適用できます。

    Enterprise Managerをインストールするときに、BP1を含むEnterprise Managerバイナリを使用した場合、このJDeveloperパッチは自動的にインストールされ、他の操作は必要ありません。

    既存のEnterprise ManagerインストールにBP1を適用している場合は、追加のステップとしてJDeveloperパッチを適用する必要があります。このパッチには、機能的な問題やGoogle ChromeおよびMicrosoft Internet Explorer 9ブラウザのサポートなど、様々な修正が含まれています。JDeveloperパッチはBP1の後で適用する必要があります。手順は、それぞれのパッチのREADMEを参照してください。

    対応するパッチのREADMEの指示に従ってパッチを適用します。パッチ12321965を検索すると、そのパッチの2つのリリース、つまり11.1.1.5.0と11.1.1.4.0が見つかります。パッチの11.1.1.5.0リリースを選択して適用してください。両方のパッチをMiddlewareホームにあるoracle_commonディレクトリ(MW_HOME/oracle_common/)に適用することを確認します。環境変数ORACLE_HOMEを[MW_HOME]/oracle_commonディレクトリに設定してから、パッチ13470978および12321965をOMSに適用します。

  14. BP1が適切にインストールされたことを確認します。次のコマンドを実行して、パッチがインベントリに登録されたことを調べます。

    $<MIDDLEWARE_HOME>/oms/OPatch/opatch lsinventory

    すべてのパッチがOMSにインストールされたことを確認するには、次のコマンドを実行します。

    1. OMSホストで次の環境変数を設定します。

      setenv ORACLE_HOME <MIDDLEWARE_HOME>/oms

    2. 次の確認コマンドを実行して、パッチがOMSに適用されたことを確認します。

      $<MIDDLEWARE_HOME>/oms/OPatch/opatch lspatches -id 13242773 -verify

      $<MIDDLEWARE_HOME>/oms/OPatch/opatch lspatches -oh <MIDDLEWARE_HOME>/oracle_common -id 12321965 -verify

      $<MIDDLEWARE_HOME>/oms/OPatch/opatch lspatches -oh /<MIDDLEWARE_HOME>/oracle_common -id 13470978 –verify

      コマンドの結果として、パッチがOMSにある場合はパッチ番号と詳細情報が表示されます。

  15. OMS BP1 14040891をMy Oracle Supportからダウンロードし、内容をアクセスできる場所(この項では<PATCH_TOP_DIR2>)に抽出します。

  16. OMSが実行している場合は停止します。それ以外の場合は、この手順はスキップします。

    $ emctl stop oms

    OMSが停止したことを確認するには、次のコマンドを実行します。

    emctl status oms


    注意:

    複数OMS環境ではすべてのOMSインスタンスを停止します。

  17. OMS BP1 14040891をインストールします。

    $ cd <PATCH_TOP_DIR2>/14040891

    $ opatch napply


    注意:

    複数OMS環境では、すべてのOMSインスタンスでこのコマンドを実行します。このステップでは、opatch napplyをすべてのOMSインスタンスで同時に実行します。または、最初のOMSでBP1適用プロセスを完了してから、他のOMSインスタンスで同じ操作を行います。

  18. 次のコマンドを実行します:

    $ emctl applypatch repos -patchHome <PATCH_TOP_DIR2>/14040891/13653571

    コマンドが正常に終了すると、次のメッセージが表示されます。

    PATCH APPLICATION HAS SUCCEEDED

  19. 次のコマンドを実行します:

    $ emctl register oms metadata -service swlib -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/swlib/multioms -core

    $ emctl register oms metadata -service procedures -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/procedures/multioms/MultiOMS.xml -core

    $ emctl register oms metadata -service derivedAssocs -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/derivedAssocs/emSystemAssocRules.xml -core

  20. 次のコマンドを実行して、OMSを起動します。

    $ emctl start oms


注意:

スタンバイ・サイトがある場合は、次の手順を実行します。
  1. 各スタンバイOMSで、ステップ(1)から(11)を実行し、次にステップ(13)とステップ(14)を実行します。

    注意: ステップ(12)のpost_deploy.shコマンドは実行しないでください。

  2. 次に、各スタンバイOMSインスタンスで次のコマンドを実行します。このとき、ORACLE_HOMEはOMSホームです。

    $ ORACLE_HOME/perl/bin/perl 13242773_PATCH_TOP_DIR/apply12959056.pl

    $ ORACLE_HOME/perl/bin/perl 13242773_PATCH_TOP_DIR/apply13479448.pl

    $ sh $ORACLE_HOME/bin/exec_13651296_patch

    これらのスクリプトは次の場所にあります。

    13242773_PATCH_TOP_DIR/custom/scripts/

  3. この後、ステップ(15)から(19)を実行します。

スタンバイOMSを設定する手順は、「高可用性の設定」を参照してください。


5.3.2 ステップ2: 管理エージェントへのパッチ適用のためのインフラストラクチャの設定

管理エージェントにパッチを適用するためのインフラストラクチャを設定するには、この項の手順を実行します。

  1. My Oracle Support資格証明の設定方法は、2.2.1項を参照してください。

  2. オンライン・モードでのインフラストラクチャの設定方法は、2.2.2項を参照してください。

  3. オフライン・モードでインフラストラクチャを設定するには、次の手順を実行します。

    1. My Oracle Supportへの接続が「オフライン」に設定されていることを確認します。

      「設定」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「オフライン・パッチ」を選択します。

    2. 「パッチ適用設定」ページで「オンライン設定とオフライン設定」を選択し、「オフライン」を選択して「適用」をクリックします。

    3. インターネット接続に対応する別のホストにログインして、次の手順を実行します。

      - 管理エージェントのパッチ13242776、14041708、13491785とOPatchパッチ6880880をMy Oracle Supportからダウンロードします。

      - これらのパッチをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。

    4. オフライン・モードでのインフラストラクチャに戻り、次の手順を実行します。

      1. 管理エージェントのパッチをダウンロードします。「パッチと更新版」ページの「パッチ検索」リージョンにパッチ番号13242776、14041708、13491785をカンマで区切って指定し、「検索」をクリックします。

        正しいプラットフォーム(たとえば、Solaris SPARC)を選択してください。

      2. 「検索」をクリックします。

      3. パッチのパッチzipファイルとパッチ・メタデータ・ファイルをダウンロードします。

        パッチ・メタデータをダウンロードするには、「パッチ・メタデータのダウンロード」をクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

        パッチzipファイルをクリックして、zipファイルをダウンロードします。


        注意:

        両方をダウンロードしてください。

      4. 必要なOPatchパッチをMy Oracle Support (https://support.oracle.com)からダウンロードします。

        管理エージェント・ターゲットのプラットフォームに対応するパッチ6880880を検索します。たとえば、ターゲットがLinux x86-64の場合は、プラットフォームとしてLinux x86-64を選択します。

      5. 「検索」をクリックします。

        バージョン11.1.0.0.0シリーズのパッチのみをダウンロードします。

      6. パッチzipファイルとパッチ・メタデータの両方をダウンロードします。

        パッチ・メタデータ・ファイルをダウンロードするには、「パッチ・メタデータのダウンロード」をクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

    5. 管理エージェントのパッチをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。

      1. 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「保存されたパッチ」を選択します。

      2. 「アップロード」をクリックし、「ソフトウェア・ライブラリへのパッチのアップロード」ページを開きます。

      3. 「ソフトウェア・ライブラリへのパッチのアップロード」ページの「基本情報」セクションで、次のようにします。

        - 「製品ファミリ」リストから、パッチをアップロードする製品ファミリを選択します。たとえば、パッチ13242776、13491785および14041708では、Oracleシステム管理製品」を選択します。

        - 「製品」リストから、パッチをアップロードする製品を選択します。たとえば、パッチ13242776、13491785および14041708では、Enterprise Managerベース・プラットフォームを選択します。

        - 「パッチ・タイプの選択」から、アップロードするパッチ・タイプに応じて「パッチ」または「パッチ・セット」を選択します。たとえば、パッチ13242776、13491785および14041708では、メニューから「パッチ」を選択します。

      4. パッチ13242776、14041708および13491785については、システムのローカル・ディレクトリでパッチ・メタデータ・ファイルとパッチzipファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。

      5. 対応するパッチ・メタデータとパッチzipファイルを選択して、パッチ13242776、14041708および13491785をアップロードします。

      6. 表示されているように「基本情報」属性をリセットします。

      7. パッチ・メタデータとパッチzipファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。

    6. OPatch 6880880をソフトウェア・ライブラリにアップロードするには、「基本情報」の属性を指定します。

      Opatchパッチ6880880のパッチ・メタデータとパッチzipファイルを選択して、アップロードします。ページに必要なすべての属性を入力してください。

      - 製品ファミリ: Oracleシステム管理製品

      - 製品: Universal Installer

      - リリース: バージョン11.1.0.0.0を選択します。

      - 作成日: 当日の日付を使用します。

      - 説明: バージョン11.1.0.xのOpatch

      - プラットフォーム: ダウンロードするパッチの対象プラットフォームを選択します(たとえば、Solaris SPARC)

      - 言語: 英語(アメリカ)を選択します。

    7. 「アップロード」をクリックします。

      アップロードが正常に終了すると、すべてのパッチが「保存されたパッチ」ページに表示されます。

      このプロセスが終了すると、すべてのエージェント・パッチとOpatchパッチが「ソフトウェア・ライブラリに保存されたパッチ」ページに表示されるはずです。

5.3.3 ステップ3: Oracle Management Serviceのプラグインのダウンロードとデプロイ

グラフィック・モードでプラグインをダウンロードしてOMSにデプロイするには、2.3.1項および2.3.2項を参照してください。

プラグインをグラフィック・モードでダウンロードし、OMSにデプロイするには(特に複数のプラグインをサイレント・モードで同時に処理する場合)、次の手順を実行します。

  1. 2.3.1項の前提条件を満たします。次に、2.3.2項のステップ(1)から(6)に従ってプラグインをダウンロードします。

  2. 次のようにEM CLIにログインします。

    cd $ORACLE_HOME/bin/emcli login -username=sysman
    
  3. 次のコマンドを実行します:

    $ORACLE_HOME/emcli sync
    
  4. プラグインをOMSにデプロイするには、次のコマンドを実行します。

    emcli deploy_plugin_on_server 
    -plugin="plug-in_id"[:"version"]
    [-sys_password="sys_password"] 
    [-prereq_check] 
    

    次に例を示します。

    emcli deploy_plugin_on_server -plugin="oracle.sysman.db:12.1.0.2.0;oracle.sysman.emas:12.1.0.2.0"
    

5.3.4 ステップ4: Solaris x86-64管理エージェントのみでのパッチ14158696の適用

パッチ14158696を管理エージェントに適用するには、2.4項を参照してください。


注意:

2.4項で説明したパッチではなく、パッチ番号14158696をパッチ計画に追加してください。2.4項の手順はLinux固有のものです。これは例として参照し、この項の手順に従って14158696パッチを適用します。

他のパッチをこのパッチ計画に追加しないでください。このパッチ計画には、この14158696パッチしか含めることができません。


5.3.5 ステップ5: 管理エージェントでのパッチ13242776、14041708、13491785の適用


注意:

管理エージェントがHP-PA RISCホストまたはHP-Itaniumホストで実行している場合は、最新のOPatchバージョン11.1.0.9.7を使用してください。新しいOPatch 11.1.0.9.7バージョンをソフトウェア・ライブラリにアップロードするには、次の手順を実行します。
  1. 次の手順を実行して、現在のOPatchバージョンを削除します。

    - Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。

    - 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「保存されたパッチ」をクリックします。

    - 「ソフトウェア・ライブラリに保存されたパッチ」ページでパッチ6880880を検索します。

    - 「削除」をクリックします。

  2. OPatchパッチをOracleソフトウェア・ライブラリにアップロードするには、「Oracleソフトウェア・ライブラリへのOPatchパッチのアップロード」を参照してください。


パッチ13242776、14041708および13491785を管理エージェントに適用するには、2.4項を参照してください。


注意:

2.4項で説明したパッチではなく、パッチ番号13242776、14041708および13491785をパッチ計画に追加してください。2.4項の手順はLinux固有のものです。これは例として参照し、この項の手順に従ってこれらのパッチを適用します。

5.3.6 ステップ6: 管理エージェントでのプラグインのデプロイ

管理エージェントへのプラグインのデプロイ方法は、2.5項を参照してください。

5.3.7 ステップ7: プラグインに含まれるBI Publisherレポートのアップグレード

プラグインにパッケージ化されているOracle Business Intelligence Publisher (BI Publisher)レポートをアップグレードするには、2.6項を参照してください。


注意:

BI Publisherレポートをアップグレードするのは、BI Publisherが前もってインストールされ、Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cと連動するように構成されている場合のみです。BI Publisherがまだインストールまたは構成されていない場合は、後でBI Publisherが構成されたときに、この手順が自動的に実行されます。

5.3.8 ステップ8: ADPおよびJVM診断のアップグレード

ADPおよびJVM診断をアップグレードするには、2.7項を参照してください。

5.3.9 ステップ9: バンドル・パッチ1を含む最新エージェント・イメージへの既存エージェント・イメージの更新

Oracle Management Serviceにある既存のエージェント・イメージをバンドル・パッチ1を含む最新エージェント・イメージに更新する方法は、第3章を参照してください。

5.4 Solaris SPARC、Solaris (x86-64)、IBM AIX、HP-UXまたはHP-UX Itaniumホストにデプロイされた新規管理エージェントを、BP1を含むLinux上のOMSまたはバンドル・パッチ1を含むWindows上のOMSから管理する

Solaris SPARC、Solaris 64ビット、AIX、HP-UXまたはHP-UX Itaniumホストに新たにデプロイされた管理エージェントを、BP1を含むLinux (32ビットまたは64ビット)上のOracle Management Service、またはBP1を含むWindows上のOracle Management Serviceで監視する予定がある場合は、次の手順を実行します。

5.4.1 ステップ1: Oracle Management Serviceでのパッチ14040891の適用

パッチ14040891をOracle Management Serviceに適用するには、次の手順を実行します。

  1. パッチのインストール先またはパッチのロールバック元のOracle Management Service (OMS)が、Oracle Management Service 12cリリース1 (12.1.0.1.0)であることを確認します。

  2. 最新バージョンのOPatchがあることを確認します。最新バージョンがない場合は、次のURLのMy Oracle Supportノート224346.1の手順に従います。

    https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=224346.1

  3. ORACLE_HOME環境変数がOMSコア・ホーム(<%MIDDLEWARE_HOME%>/oms)に設定されていることを確認します。

    このとき、<%MIDDLEWARE_HOME%>はEnterprise Manager Cloud Controlがインストールされている場所です。たとえば、/u01/app/Oracle/Middlewareです。

  4. PATH環境変数が、OMSのOracleホームにあるunzip実行可能ファイル、<ORACLE_HOME>/binおよび<ORACLE_HOME>/OPatchディレクトリの場所を含むように設定します。

  5. Oracleインベントリを確認します。OPatchがパッチをインストールするときにアクセスするためです。インベントリを確認するには、次のコマンドを実行します。このコマンドでエラーが表示された場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて問題を解決してください。

    $ opatch lsinventory

  6. 管理リポジトリとリスナーを含むOracle Databaseが稼働していることを確認します。

  7. OMSを停止します。

    $ emctl stop oms

    OMSが停止したことを確認するには、次のコマンドを実行します。

    $ emctl status oms


    注意:

    複数OMS環境ではすべてのOMSインスタンスを停止します。

  8. 次のコンポーネントがCloud Controlドメインで実行している場合は、停止してから、BP1を適用するかプラグインを最新リリースに更新します。

    • アプリケーションの依存性とパフォーマンス(ADP)マネージャ。

    • JVM診断(JVMD)マネージャ。

    • BIPという名前のBI Publisher管理対象サーバー。

  9. OMS BP1 14040891をMy Oracle Supportからダウンロードし、内容をアクセスできる場所(この項では<PATCH_TOP_DIR2>)に抽出します。

  10. OMS BP1 14040891をインストールします。

    $ cd <PATCH_TOP_DIR2>/14040891

    $ opatch napply


    注意:

    複数OMS環境では、すべてのOMSインスタンスでこのコマンドを実行します。このステップでは、opatch napplyをすべてのOMSインスタンスで同時に実行します。または、最初のOMSでBP1適用プロセスを完了してから、他のOMSインスタンスで同じ操作を行います。

  11. 次のコマンドを実行します:

    $ emctl applypatch repos -patchHome <PATCH_TOP_DIR2>/14040891/13653571

  12. 次のコマンドを実行します:

    $ emctl register oms metadata -service swlib -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/swlib/multioms -core

    $ emctl register oms metadata -service procedures -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/procedures/multioms/MultiOMS.xml -core

    $ emctl register oms metadata -service derivedAssocs -file $ORACLE_HOME/sysman/metadata/derivedAssocs/emSystemAssocRules.xml -core

  13. 次のコマンドを実行して、OMSを起動します。

    $ emctl start oms

5.4.2 ステップ2: Oracle Management Serviceにデプロイされたプラグイン・ホームへのプラグイン・パッチの適用

次の項では、Oracle Management Serviceにデプロイされているプラグイン・ホームにプラグイン・パッチを適用するプロセスについて説明します。

5.4.2.1 Oracle Databaseプラグイン・パッチ14089634の適用

Oracle Databaseプラグイン・パッチ14089634をOracle Managementに適用するには、次の手順を実行します。

  1. 次のコマンドを実行して、OMSを停止します。

     <ORACLE_HOME>/bin emctl stop oms
    

    複数OMS環境ではすべてのOMSインスタンスを停止してください。

  2. 環境変数PLUGIN_HOMEを次のように設定します。

    <%MIDDLEWARE_HOME%>/plugins/oracle.sysman.db.oms.plugin_12.1.0.2.0

    たとえば、次のようになります。

    setenv PLUGIN_HOME /example/work/midlwre6465/plugins/oracle.sysman.db.oms.plugin_12.1.0.2.0

  3. パッチZIPファイルの内容を格納する場所を用意します。

    この項ではこの後、この場所(絶対パス)をPATCH_TOP_DIRと示します。

  4. 次のコマンドを実行して、パッチZIPファイルの内容を前のステップで作成した場所に抽出します。

    $ unzip -d PATCH_TOP_DIR p14089634_121010_Generic.zip
    
  5. 次のコマンドを使用して、PATCH_TOP_DIR/14089634ディレクトリにナビゲートします。

    $ cd PATCH_TOP_DIR/14089634
    
  6. 各OMSインスタンスで次のコマンドを実行してパッチを適用します(複数OMS環境)。

    $ opatch napply -oh $PLUGIN_HOME
    

    次のメッセージが画面に表示されます。

    • 続行しますか。[y|n]: (y)

    • Oracleサポートの電子メール・アドレス/ユーザー名: (詳細情報を入力するか、[Enter]を押して続行します)

    • セキュリティの問題に関する通知を今後も受け取りませんか([Y]はい、[N]いいえ) [N]: (y)

    パッチが正常に適用されると、次のメッセージが表示されます。

    OPatch succeeded
    
  7. 最初のOMSに対してのみ次の4つのコマンドを実行します(SYSMANパスワードの入力を求められます)。

    コマンドが正常に終了すると、次のメッセージが表示されます。

    Metadata registration successful
    

    注意:

    次のコマンドで、<command prompt>はORACLE_HOME/binです。

    1. <command prompt> emctl register oms metadata -service swlib -file $PLUGIN_HOME/metadata/swlib -pluginId oracle.sysman.db

    2. <command prompt> emctl register oms metadata -service procedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/procedures/ExtendClusterNG.xml -pluginId oracle.sysman.db

    3. <command prompt> emctl register oms metadata -service procedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/procedures/provsidb.xml -pluginId oracle.sysman.db

    4. <command prompt> emctl register oms metadata -service preNGProcedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/preNGProcedures/RACProvisionWIN.xml -pluginId oracle.sysman.db

  8. OMSインスタンスを起動します。

    <ORACLE_HOME>/bin emctl start oms

5.4.2.2 Oracle Fusion Applicationsパッチ13719833の適用

Oracle Fusion Applicationsパッチ13719833を適用するには、4.2.2.3項を参照してください。


注意:

このパッチをすでに適用している場合、再び適用する必要はありません。たとえば、4.2項の説明のように、バンドル・パッチ1をLinuxホストに適用してから、管理エージェントをMicrosoft Windowsホストにインストールした場合は、バンドル・パッチの適用プロセスですでにこのOracle Fusion Applicationsプラグイン・パッチを適用しています。このような場合は、このパッチを再び適用する必要はありません。

5.4.2.3 Oracle Fusion Middlewareプラグイン・パッチ13963029の適用

Oracle Fusion Middlewareプラグイン・パッチ13963029を適用するには、次の手順を実行します。

  1. パッチのインストール先またはパッチのロールバック元のOracle Management Service (OMS)が、Oracle Management Service 12cリリース1 (12.1.0.1.0)であることを確認します。

  2. 最新バージョンのOPatchがあることを確認します。最新バージョンがない場合は、次のURLのMy Oracle Supportノート224346.1の手順に従います。

    https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=224346.1

  3. ORACLE_HOME環境変数がOMSコア・ホーム(<%MIDDLEWARE_HOME%>/oms)に設定されていることを確認します。

  4. 環境変数PLUGIN_HOME<%MIDDLEWARE_HOME%>/plugins/oracle.sysman.emas.oms.plugin_12.1.0.2.0に設定します。

  5. PATH環境変数が、OMSのOracleホームにあるunzip実行可能ファイル、<ORACLE_HOME>/binおよび<ORACLE_HOME>/OPatchディレクトリの場所を含むように設定します。

  6. Oracleインベントリを確認します。OPatchがパッチをインストールするときにアクセスするためです。インベントリを確認するには、次のコマンドを実行します。このコマンドでエラーが表示された場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて問題を解決してください。

    $ opatch lsinventory -oh $PLUGIN_HOME

  7. 次のコマンドを実行して、OMSを停止してください。

    $ emctl stop oms


    注意:

    複数OMS環境では、すべてのOMSを停止します。

  8. 管理リポジトリとリスナーを含むOracle Databaseが稼働していることを確認します。

  9. パッチZIPファイルの内容を格納する場所を用意します。このドキュメントではこの後、この場所(絶対パス)を<PATCH_TOP_DIR>と示します。

  10. パッチZIPファイルの内容をステップ(1)で作成した場所に抽出します。次のコマンドを実行します。

    $ unzip -d <PATCH_TOP_DIR> p13963029_121020_Generic.zip

  11. <PATCH_TOP_DIR>/13963029ディレクトリにナビゲートします。

    $ cd <PATCH_TOP_DIR>/13963029

  12. 次のコマンドを実行してパッチをインストールします。

    UNIXの場合:

    $ opatch napply -oh $PLUGIN_HOME

    Windowsの場合:

    opatch napply -oh %PLUGIN_HOME%

  13. 次のコマンドを使用してJobTypeを登録します。

    各コマンドでプロンプト表示されたらSYSMANパスワードを入力します。

    $ emctl register oms metadata -service swlib -file $PLUGIN_HOME/metadata/swlib/coherenceprov -pluginId oracle.sysman.emas

    $ emctl register oms metadata -service swlib -pluginId oracle.sysman.emas -file $PLUGIN_HOME/metadata/swlib

    $ emctl register oms metadata -pluginId oracle.sysman.emas -service procedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/procedures/FMWPROV.xml

    $ emctl register oms metadata -pluginId oracle.sysman.emas -service procedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/procedures/DomainScaleUp.xml

    $ emctl register oms metadata -pluginId oracle.sysman.emas -service jobTypes -file $PLUGIN_HOME/metadata/jobTypes/CreateFMWBundle.xml

    $ emctl register oms metadata -pluginId oracle.sysman.emas -service jobTypes -file $PLUGIN_HOME/metadata/jobTypes/CreateFMWGoldImage.xml

    $ emctl register oms metadata -service procedures -file $PLUGIN_HOME/metadata/procedures/WholeServerMigration.xml -pluginId oracle.sysman.emas

    $ emctl register oms metadata -service swlib -file $PLUGIN_HOME/metadata/swlib/patch -pluginId oracle.sysman.emas

  14. OMSインスタンスを起動します。

    <ORACLE_HOME>/bin emctl start oms

5.4.3 ステップ3: プラグインのダウンロードと12.1.0.2リリースへのアップグレード

オンライン・モードまたはオフライン・モードで「自己更新」を使用して、Solaris SPARC、Solaris (x86-64)、IBM AIXの固有リビジョンのプラグインを取得する必要があります。プラグインはDatabase、Fusion MiddlewareおよびExadataコンポーネントに関して変更されています。手順は、2.3項で説明されているものと似ています。

Oracle Database、Oracle Fusion MiddlewareおよびOracle Fusion Applicationsプラグインの使用可能なリビジョンを表示するには、Cloud Controlコンソールにログインし、「設定」メニューで「拡張性」を選択して、「プラグイン」を選択します。

5.4.4 ステップ4: ADPおよびJVM診断のアップグレード

ADPおよびJVM診断をアップグレードするには、2.7項を参照してください。

5.4.5 ステップ5: バンドル・パッチ1を含む最新エージェント・イメージへの既存エージェント・イメージの更新

Oracle Management Serviceにある既存のエージェント・イメージをバンドル・パッチ1を含む最新エージェント・イメージに更新する方法は、第3章を参照してください。

5.4.6 ステップ6: Solaris SPARC、Solaris (x86-64)、IBM AIX、HP-UXおよびHP-UX Itaniumへの管理エージェントのデプロイ

新しい管理エージェントをSolaris SPARC、Solaris 64ビット、AIX、HP-UXまたはHP-UX Itaniumにデプロイする方法は、次のURLの『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』のインストール手順に関する項を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e22624/install_agent.htm#BABIHIAG

5.5 Solaris SPARC、Solaris (x86-64)、IBM AIX、HP-UXまたはHP-UX Itaniumホストで実行している既存管理エージェントを、BP1を含むLinux上のOMSまたはバンドル・パッチ1を含むWindows上のOMSから管理する

Solaris SPARC、Solaris 64ビット、AIX、HP-UXまたはHP-UX Itaniumホストで実行している既存の管理エージェントを、BP1を含むLinux (32ビットまたは64ビット)上のOracle Management Service、またはBP1を含むWindows上のOracle Management Serviceで監視する予定がある場合は、次の手順を実行します。

5.5.1 ステップ1: Oracle Management Serviceでのパッチ14040891の適用

パッチ14040891をOracle Management Serviceに適用する方法の詳細は、5.3.1項を参照してください。

5.5.2 ステップ2: Oracle Management Serviceにデプロイされたプラグイン・ホームへのプラグイン・パッチの適用

プラグイン・パッチをOracle Management Serviceにデプロイされたプラグイン・ホームに適用する方法の詳細は、5.4.2項を参照してください。

5.5.3 ステップ3: 管理エージェントへのパッチ適用のためのインフラストラクチャの設定(プラグインのアップグレード前)

プラグインをアップグレードする前に管理エージェントにパッチを適用するためのインフラストラクチャを設定する方法の詳細は、5.3.2項を参照してください。

5.5.4 ステップ4: Solaris x86-64管理エージェントのみでのパッチ14158696の適用

パッチ14158696を管理エージェントに適用するには、2.4項を参照してください。


注意:

2.4項で説明したパッチではなく、パッチ番号14158696をパッチ計画に追加してください。2.4項の手順はLinux固有のものです。これは例として参照し、この項の手順に従って14158696パッチを適用します。

他のパッチをこのパッチ計画に追加しないでください。このパッチ計画には、この14158696パッチしか含めることができません。


5.5.5 ステップ5: 管理エージェントでのパッチ13242776、14041708、13491785の適用


注意:

管理エージェントがHP-PA RISCホストまたはHP-Itaniumホストで実行している場合は、最新のOPatchバージョン11.1.0.9.7を使用してください。新しいOPatch 11.1.0.9.7バージョンをソフトウェア・ライブラリにアップロードするには、次の手順を実行します。
  1. 次の手順を実行して、現在のOPatchバージョンを削除します。

    - Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。

    - 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「保存されたパッチ」をクリックします。

    - 「ソフトウェア・ライブラリに保存されたパッチ」ページでパッチ6880880を検索します。

    - 「削除」をクリックします。

  2. OPatchパッチをOracleソフトウェア・ライブラリにアップロードするには、「Oracleソフトウェア・ライブラリへのOPatchパッチのアップロード」を参照してください。


パッチ13242776、14041708および13491785を管理エージェントに適用するには、2.4項を参照してください。


注意:

2.4項で説明したパッチではなく、パッチ番号13242776、14041708および13491785をパッチ計画に追加してください。2.4項の手順はLinux固有のものです。これは例として参照し、この項の手順に従ってこれらのパッチを適用します。

5.5.6 ステップ6: ADPおよびJVM診断のアップグレード

ADPおよびJVM診断をアップグレードするには、2.7項を参照してください。

5.5.7 ステップ7: 管理エージェントでのプラグインのデプロイ

管理エージェントへのプラグインのデプロイ方法は、2.5項を参照してください。