Oracle® Real User Experience Insightユーザーズ・ガイド 12c リリース6 (12.1.0.7) for Linux x86-64 E61771-02 |
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この付録では、エンリッチ・データ交換機能の使用方法について説明します。これには、操作の説明および使用されるデータベース表の構造が含まれます。
エンリッチ・データ交換機能を使用すると、RUEIで収集されたデータを他のデータ・ソースと組み合せることができます。それには、カスタマ・リレーションシップ・マネジメント(CRM)システムやビジネス・インテリジェンス(BI)システムなどが含まれます。この機能を使用すると、独自のBIツールを使用したWeb環境のカスタマイズ分析を実現したり、RUEIで収集された様々なデータをオフライン・データと統合して、売上や収益の拡大要因について確実に把握できます。
この機能は、1分間ごとに収集されたデータをデータベースにエクスポートします。デフォルトでは、レポータが使用するものと同じデータベース・インスタンスにデータがエクスポートされます。ただし、エンリッチ・データのエクスポートには、別のデータベース・インスタンスを構成することを強くお薦めします。エクスポート・データベース内のデータへはSQLを使用してアクセスできます。その手順の詳細は、『Oracle Real User Experience Insightインストレーション・ガイド』を参照してください。
エクスポートに使用できるデータとは
ネットワーク・トラフィックの監視中に取得される情報は、レポートおよびデータ・ブラウザで使用できます。概して、2つのタイプの情報(アプリケーション関連情報およびサービス関連情報)が含まれます。タイプごとに、様々なディメンションの詳細情報を使用できます。
RUEIでは、ユーザーの操作性に関するデータ収集の他に、KPIデータをカスタマイズ分析用にエクスポートすることも可能です。この機能を使用すると、ネットワーク環境およびビジネス・クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスについて掘り下げて分析できます。
この項で後から説明するように、エクスポートされるデータの内容をカスタマイズして、RUEIでは通常収集されない情報を含めることができます。たとえば、ビジターの買い物カゴの内容または値などです。
エクスポートされたデータの利用状況の制御
エクスポート・データベースで使用可能なデータ量は、定義されたレポータのデータ保存ポリシーにおけるエンリッチ・データ交換の保存設定で制御されます。この詳細は、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明します。エクスポート・データベースで使用するデータベース表の構造は、付録S「エンリッチ・データのエクスポート機能」に記載されています。アクセス
エンリッチ・データ交換を使用したBI実装の例
この項では、エンリッチ・データ交換機能を使用してデータを利用するBIソリューションの概要を示します。ここでは、Oracle Business Intelligence基盤(Oracle Fusion Middleware製品ファミリの一部)が使用されます。その構造の概略図を図S-1に示します。
フレームワークはOracle Warehouse Builder(OWB)に基づきます。RUEIで取得されたデータはデータベースにエクスポートされます。エクスポート・データベースから、SQLスクリプトを使用してステージング・データベースにアップロードされます。次に、本番データベースに移入されます。本番DWHにデータが移入されると、様々なレポートやダッシュボードを介してRUEIデータが使用可能になります。このようなレポートの例を図S-2に示します。
エンリッチ・データ交換の有効化および無効化
エンリッチ・データ交換機能を有効化する手順は、次のとおりです。
「構成」→「アプリケーション」→「拡張データ交換」の順に選択します。図S-3に示す画面が表示されます。
KPIデータ交換が有効/無効チェック・ボックスを使用して、KPIのデータをエクスポートする機能を有効化するかどうかを指定します。KPIデータ交換が有効/無効チェック・ボックスを使用して、KPIのデータをエクスポートする機能を有効化するかどうかを指定します。デフォルトでは両方とも無効になっています。エクスポート・データを使用できるかどうかは、レポータのデータ保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)によって決まることに注意してください。
必要に応じて、エクスポートされるエンリッチ・データに含める追加のデータ・アイテムを定義できます。一般に、これらは、RUEIでは通常収集されないクライアント・リクエスト・ヘッダーまたはサーバー・レスポンス・ヘッダー内の要素ですが、エクスポートされるデータには含めることができます。それには、新規アイテムの追加をクリックします。図S-4に示すダイアログが表示されます。
「ソース・タイプ」メニューを使用して、RUEIで収集されたデータ内で目的のアイテムを識別する方法を定義します。リテラル検索またはXPath式を使用してクライアント・リクエスト・ヘッダーまたはサーバー・レスポンス・ヘッダー内で検索するように指定することも、カスタムのページ・タグ付け実装内で特定のタグを検索するように指定することもできます。カスタムのページ・タグ付けスキームのサポートの詳細は、付録A「タグ付け規則」を参照してください。
「ソース値」フィールドを使用して、データ・アイテムの値の取得元にする特定の引数または要素を指定します。
「エクスポート名」フィールドを使用して、データ・アイテムに割り当てる名前を指定します。これがアイテムの要素名になります。カスタム・タグの場合は、BI__BIDATA_MASTER
のCONTENT
列(表S-2を参照)に、&
name
=
value
=
という形式で表示されます。同様に、XPath式のアイテムは、REQUEST_HEADERS
列またはREPLY_HEADERS
列にレポートされます。「ソース・タイプ」メニューでヘッダー関連のオプションを選択している場合には、「エクスポート名」フィールドを使用できないことに注意してください。この場合、該当する列にはヘッダー名が使用されます。次に、「保存」をクリックします。新規アイテムが監視対象トラフィックで見つかると、5-10分以内に、レポートされるデータに表示されるようになります。
定義にXPath式を使用している場合は、「ネームスペース」タブをクリックし、その式で使用されているネームスペースを定義します。XPath式の使用は、付録F「XPath問合せの使用」に記載されています。
既存のデータ・アイテムは、図S-3内で右クリックし、「編集」を選択して変更できます。また、削除するには「削除」 を選択し、現在定義済のアイテムをすべて削除するには「すべて削除」を選択します。
ベスト・プラクティス
SQL問合せを使用して、エクスポートされたデータにアクセスすると、エクスポート・データベースに多大なパフォーマンス・オーバーヘッドがかかる可能性があります。このため、次の点に特に注意することをお薦めします。
1分間に実行されるSQL問合せの数を最小限に制限します。特に、同じデータを何度も問合せないようにしてください。
単純なSQL問合せを使用して、目的のデータにアクセスします。表の特定の列が必要ない場合は、問合せの結果から削除してください。
大量のデータを処理する必要がある場合は、別のエクスポート・データベースを使用するように検討することをお薦めします。別のデータベースを構成する手順の詳細は、『Oracle Real User Experience Insightインストレーション・ガイド』の付録Bを参照してください。
この章では、エンリッチ・データ交換用にRUEIで生成されるデータベース表の構造について説明します。KPIデータのエクスポート用に使用する表については、S.3項「KPIデータ交換のデータベース表の構造」で説明します。これらの表は、インストール済RUEIで使用するデータベース(ローカルまたはリモート)にあります。アクセスするにはSQL問合せを使用します。
概要
SQL問合せを設計する場合、関連する期間表(WG__BIDATA_PERIOD
やWG__BIDATA_USERFLOW_PERIOD
など)を調べて、必要な期間のデータがエクスポートされているかどうかを確認することをお薦めします。使用できる場合、PROCESSOR_ID
、PERIOD_ID
およびPAGEVIEW_ID
の組合せを使用して、他の表にアクセスできます。KPI関連データの場合、PERIOD_ID
のみが必要です。
RUEIのスケーラビリティのため、ほとんどの表にPROCESSOR_ID
列が含まれます。所定の間隔のデータが指定した処理エンジン・システムから正常にエクスポートされたことを示します。KPIデータが処理エンジン・システムではなくレポータからエクスポートされるため、この列はKPI関連表に表示されません。RUEIインストールに構成された処理エンジンが含まれない場合、0
とレポートされるPROCESSOR_ID
とともに、間隔ごとに1つの行のみが作成されます。
STAMP
列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。エクスポート・データを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているエンリッチ・データ交換の保存設定によって決まります。
次の項に記載されている表では、タイプVARCHAR
(CLIENT_REGION
など)の列がディメンションで、タイプNUMBER
(DYNAMIC_NETWORK_TIME
など)の列がデータ・カウンタです。両方の説明は、付録E「データ・アイテムの概要」を参照してください。
WG__BIDATA_PERIOD表
WG__BIDATA_PERIOD
表(表S-1)では、使用可能なエクスポートされたページ・データの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID
(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID
列の組合せで表示されます。
WG__BIDATA_MASTER表
実際のエクスポート・ページ・データはWG__BIDATA_MASTER
表に保持されます(表S-2を参照)。各PERIOD_ID
およびPROCESSOR_ID
の組合せでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のIDをページ・ビューごとに取得します。新しいPERIOD_ID
およびPROCESSOR_ID
の組合せが検出されると、PAGEVIEW_ID
の番号付けが新たに1から開始されます。STAMP
列は、1分間隔ではなくページ・ビューの実際のタイムスタンプを示します。他の列は、ページ・ビューのプロパティを示します。SESSION_ID
列には、特定のセッション内で表示されたページへのリンクが表示されることに注意してください。
表S-2 WG__BIDATA_MASTER表
列 | 型 |
---|---|
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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NUMBER |
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NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
TIMESTAMP |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
表S-2に示したレポートされるデータ・アイテムの詳細は、E項「データ・アイテムの概要」を参照してください。
WG__BIDATA_PROPERTIES表
WG__BIDATA_PROPERTIES
表(表S-3)には、その他のページ・ビューのプロパティが記載されています。WG__BIDATA_MASTER
表の各行は1つのページ・ビューを参照しますが、WG__BIDATA_PROPERTIES
表の複数の行が同じページ・ビューを参照できることに注意してください。
表S-3
に示すTYPE列は、アイテムがカスタム・ディメンションを参照していることを示します(3.12項「カスタム・ディメンションの使用」を参照)。NAME
列では、カスタム・ディメンションの名前を指定します。
表S-3 WG__BIDATA_PROPERTIES表
列 | 型 |
---|---|
|
VARCHAR2 (255 BYTE) |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (64 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
WG__BIDATA_MASTER表
でレポートされるページ・ビュー内のカスタム・アイテムに関する情報は、対応するPAGEVIEW_ID
に基づいてSQL問合せを行うことにより、WG__BIDATA_PROPERTIES
表から取得できます。
WG__BIDATA_USERFLOW_PERIOD
最上位レベルのWG__USERFLOW_PERIOD
表(表S-4を参照)では、使用可能なエクスポートされたデータの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID
(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID
列の組合せで表示されます。
STAMP
列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。エクスポート・データを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているエンリッチ・データ交換の保存設定によって決まります。
WG__BIDATA_USERFLOWS
実際のエクスポート・データはWG__BIDATA_USERFLOWS
表に保持されます(表S-5を参照)。各PERIOD_ID
およびPROCESSOR_ID
の組合せでは、ユーザー・フローごとにタイムスタンプのIDを取得します。
各ページ・ビューでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のPAGEVIEW_ID
を取得します。新しいPERIOD_ID
が検出されると、PAGEVIEW_ID
の番号付けが新たに1から開始されます。他の列は、ユーザー・フローのプロパティを示します。
表S-5 WG__BIDATA_USERFLOWS表
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
ユーザー定義のユーザー・フロー・カテゴリ名。 |
|
NUMBER |
ユーザー・フローに割り当てられる通貨値。 |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
ユーザー定義のユーザー・フロー名。 |
|
NUMBER |
内部的なページ・ビューID(PERIOD_IDごとに一意)。 |
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NUMBER |
タイムスタンプ。 |
|
NUMBER |
データが導出される処理エンジン。 |
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NUMBER |
ユーザー・フローのステータス。使用可能な値は、表S-6で説明しています。 |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
ユーザー定義のステップ名。 |
|
NUMBER |
ユーザー・フロー内のステップの数。 |
|
NUMBER |
タイムスタンプ。 |
脚注1 この列は内部的な目的のみに使用されるので無視します。
「ステータス」列は、ユーザー・フロー内の現在の位置を示します。表S-6に、使用可能な値を示します。
表S-6 ユーザー・フロー・ステータス値
ステータス | 説明 |
---|---|
started |
最初のユーザー・フロー・ステップが完了しています。 |
|
ページ・ビューがユーザー・フローの次のステップ(つまり、最初ではない)と一致し、オプション・ステップをスキップしている可能性があります。 |
|
このページ・ビューで、ユーザーがユーザー・フローの前のステップに戻っています。 |
|
現在のページ・ビューが現在のステップと一致しています。このため、ユーザーは前後に移動していませんが、ユーザー・フロー内にアクティビティがあります。 |
|
現在のページ・ビューがユーザー・フローにない一連のページ・ビューの最初です。この一連の最初のみが表に記録されることに注意してください。 |
|
現在のページ・ビューが定義された中断条件と一致しています。 |
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前の |
|
ユーザー構成ステップのアイドル時間を超えて完了していないユーザー・フローのアクティビティがないことを示します。この場合、レポートされるページ・ビューはほとんどランダムで、最後に識別されたページ・ビューであり、必ずしもユーザー・フローの一部ではない可能性があります。 |
|
前の |
|
|
|
ページ・ビューは、ユーザー・フローの最後のステップを完了しています。 |
WG__BIDATA_SUITES表
表S-7
に示すWG__BIDATA_SUITES表では、エクスポート情報を使用可能なスイートの種類を示します。スイートの種類にスイート・インスタンスが定義されている場合にのみ、この表にスイートの種類が表示されます。
脚注1 スイート・タイプは、関連付けられているスイート固有の表名の最後の部分を使用して識別されます。たとえば、JD Edwardsスイートは表WG__BIDATA_SUITE_JDE
を所有し、文字列「JDE」で識別されます。
スイート固有の表
スイートの各表は、基本的にはWG__BIDATA_MASTER
表の拡張であり、ページ・ビューごとに関連するスイート固有の情報が表示されます。
表S-8 WG__BIDATA_SUITE_EBS表
列 | 型 |
---|---|
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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NUMBER |
|
NUMBER |
表S-9 WG__BIDATA_SUITE_FCDB表
列 | 型 |
---|---|
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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NUMBER |
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NUMBER |
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NUMBER |
表S-10 WG__BIDATA_SUITE_FCUB表
列 | 型 |
---|---|
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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NUMBER |
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NUMBER |
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NUMBER |
表S-11 WG__BIDATA_SUITE_FUS表
列 | 型 |
---|---|
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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NUMBER |
|
NUMBER |
表S-12 WG__BIDATA_SUITE_JDE表
列 | 型 |
---|---|
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
表S-13 WG__BIDATA_SUITE_PSFT表
列 | 型 |
---|---|
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NUMBER |
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NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
表S-14 WG__BIDATA_SUITE_SBL表
列 | 型 |
---|---|
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
表S-15 WG__BIDATA_SUITE_WLP表
列 | 型 |
---|---|
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
表S-16 WG__BIDATA_SUITE_WCS表
列 | 型 |
---|---|
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
WG__BIDATAWS_PERIOD表
WG__BIDATAWS_PERIOD
表(表S-17)では、使用可能なエクスポートされたサービス・データの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID
(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID
列の組合せで表示されます。
WG__BIDATAWS_MASTER表
実際のエクスポート・サービス・データはWG__BIDATAWS_MASTER
表に保持されます(表S-18を参照)。各PERIOD_ID
およびPROCESSOR_ID
の組合せでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のIDをページ・ビューごとに取得します。新しいPERIOD_ID
およびPROCESSOR_ID
の組合せが検出されると、CALL_ID
の番号付けが新たに1から開始されます。STAMP
列は、1分間隔ではなくページ・ビューの実際のタイムスタンプを示します。他の列は、ページ・ビューのプロパティを示します。
表S-18 WG__BIDATAWS_MASTER表
列 | 型 |
---|---|
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NUMBER |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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TIMESTAMP |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
NUMBER |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
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NUMBER |
表S-18に示したレポートされるデータ・アイテムの詳細は、E項「データ・アイテムの概要」を参照してください。
WG__BIDATAWS_PROPERTIES表
WG__BIDATAWS_PROPERTIES
表(表S-19)では、その他のサービス・プロパティを示します。WG__BIDATAWS_MASTER
表の各行は1つのページ・ビューを参照しますが、WG__BIDATAWS_PROPERTIES
表の複数の行が同じページ・ビューを参照できることに注意してください。
表S-19
に示すTYPE列は、アイテムがカスタム・ディメンションを参照していることを示します(3.12項「カスタム・ディメンションの使用」を参照)。NAME
列では、カスタム・ディメンションの名前を指定します。
表S-19 WG__BIDATAWS_PROPERTIES表
列 | 型 |
---|---|
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (255 BYTE) |
|
NUMBER |
|
NUMBER |
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VARCHAR2 (64 BYTE) |
|
VARCHAR2 (4000 BYTE) |
WG__BIDATAWS_MASTER
表でレポートされるコール・ビュー内のカスタム・アイテムに関する情報は、対応するCALL_ID
に基づくSQL問合せを使用して、WG__BIDATAWS_PROPERTIES
表から取得できます。
エクスポートされたデータ内でレポートされるCLIENT_COUNTRY
は、ISO 3166-1標準に基づきます。これは、2文字の略語(たとえば、オーストラリアはAU
)を使用して、エンドユーザーの国の場所を示します。ただし、エンドユーザーの所在地を判別できない場合には、特殊なコードの番号がレポートされます。表S-20にこれを示します。
表S-20 ISO 3166-1国コードの例外のレポート
コード | 説明 |
---|---|
|
ホーム・ネットワークには、(最上位レベルではなく)ローカル・ドメイン名が使用されます。 |
|
クライアントからの要求の中継として匿名プロキシが使用されています。 |
|
クライアントのインターネットへのアクセスは、社外のISPを経由します。 |
|
ヨーロッパにある社内プロキシが使用されています。 |
|
アジア太平洋地域にある社内プロキシが使用されています。 |
米国およびカナダでは、レポートされるCLIENT_REGION
はISO 3166-2標準に基づきます。これには、国コードと地域の組合せが使用されます。たとえば、米国のテキサス州はUS-TX
とレポートされます。世界の他の地域では、該当するFIPS 10-4の地域コードがレポートされます。表S-20に示す特殊な国コードでは、地域コードは00
とレポートされます。たとえば、A1-00
のようになります。
この章では、KPIデータのエクスポート用にRUEIで生成されるデータベース表の構造について説明します。これらの表は、インストール済RUEIで使用するデータベース(ローカルまたはリモート)にあります。アクセスするにはSQL問合せを使用します。
WG__BIDATAKPI_PERIOD
最上位レベルのWG__BIDATAKPI_PERIOD
表(表S-21を参照)では、使用可能なエクスポートされたKPIデータの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、KPIに関連するもう1つの表(WG__BIDATAKPI_MASTER
)へのリンクがPERIOD_ID
(1970 UTCからの分数)列に表示されます。
STAMP
列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたKPI用のエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。KPIデータを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているKPIデータ交換の保存設定によって決まります。
WI__BIDATAKPI_MASTER
実際のKPIデータはWG__BIDATAKPI_MASTER
表に保持されます(S-22を参照)。各PERIOD_ID
では、KPIごとに一意のKPI_ID
を取得します。
表S-22 WG__BIDATAKPI_MASTER表
列 | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
VARCHAR (255 CHAR) |
ユーザー - ユーザーKPIカテゴリ名。 |
|
VARCHAR (255 BYTE) |
KPIのデータ・アクセス定義( |
|
BINARY_DOUBLE |
期間の分母の値。 |
|
VARCHAR (255 CHAR) |
ユーザー定義のKPIの説明。 |
|
CLOB |
ディメンション・レベルのフィルタ定義。 |
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NUMBER |
一意の内部KPI ID。 |
|
VARCHAR (255 CHAR) |
ユーザー定義のKPI名。 |
|
BINARY_DOUBLE |
期間の分子の値。 |
|
NUMBER |
タイムスタンプ。 |
|
CLOB |
メトリック・レベルの要件定義。 |
|
NUMBER |
KPI値を計算する対象期間(分単位)。 |
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NUMBER |
KPIのステータス(-1=不明、0=失敗、1=成功)。 |
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VARCHAR (255 BYTE) |
データ・アクセス・スイートの種類の定義( |
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NUMBER |
KPIターゲットの最大値。 |
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NUMBER |
KPIターゲットの最小値。 |
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NUMBER |
(0=なし、1=固定、2=自動)。 |
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NUMBER |
SPAN期間について計算された現在のKPI値。 |
脚注1正確な値はGUIで使用される内容に基づき、変更される可能性があります。