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Oracle® Real User Experience Insightユーザーズ・ガイド
12c リリース6 (12.1.0.7) for Linux x86-64
E61771-02
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S エンリッチ・データのエクスポート機能

この付録では、エンリッチ・データ交換機能の使用方法について説明します。これには、操作の説明および使用されるデータベース表の構造が含まれます。

S.1 エンリッチ・データのエクスポート

エンリッチ・データ交換機能を使用すると、RUEIで収集されたデータを他のデータ・ソースと組み合せることができます。それには、カスタマ・リレーションシップ・マネジメント(CRM)システムやビジネス・インテリジェンス(BI)システムなどが含まれます。この機能を使用すると、独自のBIツールを使用したWeb環境のカスタマイズ分析を実現したり、RUEIで収集された様々なデータをオフライン・データと統合して、売上や収益の拡大要因について確実に把握できます。

この機能は、1分間ごとに収集されたデータをデータベースにエクスポートします。デフォルトでは、レポータが使用するものと同じデータベース・インスタンスにデータがエクスポートされます。ただし、エンリッチ・データのエクスポートには、別のデータベース・インスタンスを構成することを強くお薦めします。エクスポート・データベース内のデータへはSQLを使用してアクセスできます。その手順の詳細は、『Oracle Real User Experience Insightインストレーション・ガイド』を参照してください。

エクスポートに使用できるデータとは

ネットワーク・トラフィックの監視中に取得される情報は、レポートおよびデータ・ブラウザで使用できます。概して、2つのタイプの情報(アプリケーション関連情報およびサービス関連情報)が含まれます。タイプごとに、様々なディメンションの詳細情報を使用できます。

RUEIでは、ユーザーの操作性に関するデータ収集の他に、KPIデータをカスタマイズ分析用にエクスポートすることも可能です。この機能を使用すると、ネットワーク環境およびビジネス・クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスについて掘り下げて分析できます。

この項で後から説明するように、エクスポートされるデータの内容をカスタマイズして、RUEIでは通常収集されない情報を含めることができます。たとえば、ビジターの買い物カゴの内容または値などです。

エクスポートされたデータの利用状況の制御

エクスポート・データベースで使用可能なデータ量は、定義されたレポータのデータ保存ポリシーにおけるエンリッチ・データ交換の保存設定で制御されます。この詳細は、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明します。エクスポート・データベースで使用するデータベース表の構造は、付録S「エンリッチ・データのエクスポート機能」に記載されています。アクセス

エンリッチ・データ交換を使用したBI実装の例

この項では、エンリッチ・データ交換機能を使用してデータを利用するBIソリューションの概要を示します。ここでは、Oracle Business Intelligence基盤(Oracle Fusion Middleware製品ファミリの一部)が使用されます。その構造の概略図を図S-1に示します。

図S-1 データ・ウェアハウスのステージング領域の概略図

図S-1の説明が続きます
「図S-1 データ・ウェアハウスのステージング領域の概略図」の説明

フレームワークはOracle Warehouse Builder(OWB)に基づきます。RUEIで取得されたデータはデータベースにエクスポートされます。エクスポート・データベースから、SQLスクリプトを使用してステージング・データベースにアップロードされます。次に、本番データベースに移入されます。本番DWHにデータが移入されると、様々なレポートやダッシュボードを介してRUEIデータが使用可能になります。このようなレポートの例を図S-2に示します。

図S-2 BIダッシュボードの例

図S-2の説明が続きます
「図S-2 BIダッシュボードの例」の説明

エンリッチ・データ交換の有効化および無効化

エンリッチ・データ交換機能を有効化する手順は、次のとおりです。

  1. 「構成」「アプリケーション」「拡張データ交換」の順に選択します。図S-3に示す画面が表示されます。

    図S-3 拡張データ交換

    図S-3の説明が続きます
    「図S-3 拡張データ交換」の説明

  2. KPIデータ交換が有効/無効チェック・ボックスを使用して、KPIのデータをエクスポートする機能を有効化するかどうかを指定します。KPIデータ交換が有効/無効チェック・ボックスを使用して、KPIのデータをエクスポートする機能を有効化するかどうかを指定します。デフォルトでは両方とも無効になっています。エクスポート・データを使用できるかどうかは、レポータのデータ保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)によって決まることに注意してください。

  3. 必要に応じて、エクスポートされるエンリッチ・データに含める追加のデータ・アイテムを定義できます。一般に、これらは、RUEIでは通常収集されないクライアント・リクエスト・ヘッダーまたはサーバー・レスポンス・ヘッダー内の要素ですが、エクスポートされるデータには含めることができます。それには、新規アイテムの追加をクリックします。図S-4に示すダイアログが表示されます。

    図S-4 エンリッチ・データ・エクスポート・アイテムの追加ダイアログ

    図S-4の説明が続きます
    「図S-4 エンリッチ・データ・エクスポート・アイテムの追加ダイアログ」の説明

  4. 「ソース・タイプ」メニューを使用して、RUEIで収集されたデータ内で目的のアイテムを識別する方法を定義します。リテラル検索またはXPath式を使用してクライアント・リクエスト・ヘッダーまたはサーバー・レスポンス・ヘッダー内で検索するように指定することも、カスタムのページ・タグ付け実装内で特定のタグを検索するように指定することもできます。カスタムのページ・タグ付けスキームのサポートの詳細は、付録A「タグ付け規則」を参照してください。

    「ソース値」フィールドを使用して、データ・アイテムの値の取得元にする特定の引数または要素を指定します。

    「エクスポート名」フィールドを使用して、データ・アイテムに割り当てる名前を指定します。これがアイテムの要素名になります。カスタム・タグの場合は、BI__BIDATA_MASTERCONTENT列(表S-2を参照)に、&name=value=という形式で表示されます。同様に、XPath式のアイテムは、REQUEST_HEADERS列またはREPLY_HEADERS列にレポートされます。「ソース・タイプ」メニューでヘッダー関連のオプションを選択している場合には、「エクスポート名」フィールドを使用できないことに注意してください。この場合、該当する列にはヘッダー名が使用されます。次に、「保存」をクリックします。新規アイテムが監視対象トラフィックで見つかると、5-10分以内に、レポートされるデータに表示されるようになります。

    定義にXPath式を使用している場合は、「ネームスペース」タブをクリックし、その式で使用されているネームスペースを定義します。XPath式の使用は、付録F「XPath問合せの使用」に記載されています。

既存のデータ・アイテムは、図S-3内で右クリックし、「編集」を選択して変更できます。また、削除するには「削除」 を選択し、現在定義済のアイテムをすべて削除するには「すべて削除」を選択します。

ベスト・プラクティス

SQL問合せを使用して、エクスポートされたデータにアクセスすると、エクスポート・データベースに多大なパフォーマンス・オーバーヘッドがかかる可能性があります。このため、次の点に特に注意することをお薦めします。

  • 1分間に実行されるSQL問合せの数を最小限に制限します。特に、同じデータを何度も問合せないようにしてください。

  • 単純なSQL問合せを使用して、目的のデータにアクセスします。表の特定の列が必要ない場合は、問合せの結果から削除してください。

  • 大量のデータを処理する必要がある場合は、別のエクスポート・データベースを使用するように検討することをお薦めします。別のデータベースを構成する手順の詳細は、『Oracle Real User Experience Insightインストレーション・ガイド』の付録Bを参照してください。

S.2 エンリッチ・データ交換のデータベース表の構造

この章では、エンリッチ・データ交換用にRUEIで生成されるデータベース表の構造について説明します。KPIデータのエクスポート用に使用する表については、S.3項「KPIデータ交換のデータベース表の構造」で説明します。これらの表は、インストール済RUEIで使用するデータベース(ローカルまたはリモート)にあります。アクセスするにはSQL問合せを使用します。

概要

SQL問合せを設計する場合、関連する期間表(WG__BIDATA_PERIODWG__BIDATA_USERFLOW_PERIODなど)を調べて、必要な期間のデータがエクスポートされているかどうかを確認することをお薦めします。使用できる場合、PROCESSOR_IDPERIOD_IDおよびPAGEVIEW_IDの組合せを使用して、他の表にアクセスできます。KPI関連データの場合、PERIOD_IDのみが必要です。

RUEIのスケーラビリティのため、ほとんどの表にPROCESSOR_ID列が含まれます。所定の間隔のデータが指定した処理エンジン・システムから正常にエクスポートされたことを示します。KPIデータが処理エンジン・システムではなくレポータからエクスポートされるため、この列はKPI関連表に表示されません。RUEIインストールに構成された処理エンジンが含まれない場合、0とレポートされるPROCESSOR_IDとともに、間隔ごとに1つの行のみが作成されます。

STAMP列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。エクスポート・データを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているエンリッチ・データ交換の保存設定によって決まります。

次の項に記載されている表では、タイプVARCHAR(CLIENT_REGIONなど)の列がディメンションで、タイプNUMBER(DYNAMIC_NETWORK_TIMEなど)の列がデータ・カウンタです。両方の説明は、付録E「データ・アイテムの概要」を参照してください。

WG__BIDATA_PERIOD表

WG__BIDATA_PERIOD表(表S-1)では、使用可能なエクスポートされたページ・データの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID列の組合せで表示されます。

表S-1 WG__BIDATA_PERIOD表

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

STAMP

TIMESTAMP


WG__BIDATA_MASTER表

実際のエクスポート・ページ・データはWG__BIDATA_MASTER表に保持されます(表S-2を参照)。各PERIOD_IDおよびPROCESSOR_IDの組合せでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のIDをページ・ビューごとに取得します。新しいPERIOD_IDおよびPROCESSOR_IDの組合せが検出されると、PAGEVIEW_IDの番号付けが新たに1から開始されます。STAMP列は、1分間隔ではなくページ・ビューの実際のタイムスタンプを示します。他の列は、ページ・ビューのプロパティを示します。SESSION_ID列には、特定のセッション内で表示されたページへのリンクが表示されることに注意してください。

表S-2 WG__BIDATA_MASTER表

APP_VIOLATIONS

NUMBER

APPLICATION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

BROWSER_DETAIL

VARCHAR2 (4000 BYTE)

BROWSER_TYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_CITY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_COUNTRY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_IP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_NETWORK

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_OS_CLASS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_OS_VERSION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_PROVIDER

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_REGION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CONTENT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

COOKIE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

DYNAMIC_NETWORK_TIME

NUMBER

DYNAMIC_SERVER_TIME

NUMBER

FULL_URL

VARCHAR2 (4000 BYTE)

HITS

NUMBER

HTTP_RESULT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_CLIENT_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_CLIENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_SERVER_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_SERVER_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGE_BROWSER_TIME

NUMBER

PAGE_DELIVERY_TYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGE_DELIVERY_VALUE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGE_DOWNLOAD_TIME

NUMBER

PAGE_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGE_LOAD_TIME

NUMBER

PAGE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGE_READ_TIME

NUMBER

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

REFERRER_URL

VARCHAR2 (4000 BYTE)

REPLY_HEADERS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

REQUEST_HEADERS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SERVER_IP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SESSION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SESSION_SEQ_NUMBER

NUMBER

SET_COOKIE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

STAMP

TIMESTAMP

STATIC_NETWORK_TIME

NUMBER

STATIC_SERVER_TIME

NUMBER

SUITE_TYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

TENANT_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_ARGUMENTS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_FILE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_PARAMS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_POST_ARGUMENTS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

USER_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

USER_VIOLATIONS

NUMBER

VHOST

VARCHAR2 (4000 BYTE)

VIOLATION_PAGEVIEWS

NUMBER


表S-2に示したレポートされるデータ・アイテムの詳細は、E項「データ・アイテムの概要」を参照してください。

WG__BIDATA_PROPERTIES表

WG__BIDATA_PROPERTIES表(表S-3)には、その他のページ・ビューのプロパティが記載されています。WG__BIDATA_MASTER表の各行は1つのページ・ビューを参照しますが、WG__BIDATA_PROPERTIES表の複数の行が同じページ・ビューを参照できることに注意してください。

表S-3に示すTYPE列は、アイテムがカスタム・ディメンションを参照していることを示します(3.12項「カスタム・ディメンションの使用」を参照)。NAME列では、カスタム・ディメンションの名前を指定します。

表S-3 WG__BIDATA_PROPERTIES表

NAME

VARCHAR2 (255 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

TYPE

VARCHAR2 (64 BYTE)

VALUE

VARCHAR2 (4000 BYTE)


WG__BIDATA_MASTER表でレポートされるページ・ビュー内のカスタム・アイテムに関する情報は、対応するPAGEVIEW_IDに基づいてSQL問合せを行うことにより、WG__BIDATA_PROPERTIES表から取得できます。

WG__BIDATA_USERFLOW_PERIOD

最上位レベルのWG__USERFLOW_PERIOD表(表S-4を参照)では、使用可能なエクスポートされたデータの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID列の組合せで表示されます。

STAMP列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。エクスポート・データを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているエンリッチ・データ交換の保存設定によって決まります。

表S-4 WG__BIDATA_USERFLOW_PERIOD

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

STAMP

TIMESTAMP


WG__BIDATA_USERFLOWS

実際のエクスポート・データはWG__BIDATA_USERFLOWS表に保持されます(表S-5を参照)。各PERIOD_IDおよびPROCESSOR_IDの組合せでは、ユーザー・フローごとにタイムスタンプのIDを取得します。

各ページ・ビューでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のPAGEVIEW_IDを取得します。新しいPERIOD_IDが検出されると、PAGEVIEW_IDの番号付けが新たに1から開始されます。他の列は、ユーザー・フローのプロパティを示します。

表S-5 WG__BIDATA_USERFLOWS表

説明

CATEGORY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

ユーザー定義のユーザー・フロー・カテゴリ名。

MONETARY_VALUE

NUMBER

ユーザー・フローに割り当てられる通貨値。

NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

ユーザー定義のユーザー・フロー名。

PAGEVIEW_ID

NUMBER

内部的なページ・ビューID(PERIOD_IDごとに一意)。

PERIOD_ID

NUMBER

タイムスタンプ。

PROCESSOR_ID

NUMBER

データが導出される処理エンジン。

STATUS

NUMBER

ユーザー・フローのステータス。使用可能な値は、表S-6で説明しています。

STEP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

ユーザー定義のステップ名。

STEPNR

NUMBER

ユーザー・フロー内のステップの数。

USERFLOW_PERIOD_ID脚注1

NUMBER

タイムスタンプ。


脚注1 この列は内部的な目的のみに使用されるので無視します。

「ステータス」列は、ユーザー・フロー内の現在の位置を示します。表S-6に、使用可能な値を示します。

表S-6 ユーザー・フロー・ステータス値

ステータス 説明

started

最初のユーザー・フロー・ステップが完了しています。

move-forward

ページ・ビューがユーザー・フローの次のステップ(つまり、最初ではない)と一致し、オプション・ステップをスキップしている可能性があります。

move-back

このページ・ビューで、ユーザーがユーザー・フローの前のステップに戻っています。

active

現在のページ・ビューが現在のステップと一致しています。このため、ユーザーは前後に移動していませんが、ユーザー・フロー内にアクティビティがあります。

outside

現在のページ・ビューがユーザー・フローにない一連のページ・ビューの最初です。この一連の最初のみが表に記録されることに注意してください。

abort

現在のページ・ビューが定義された中断条件と一致しています。

back-in

前のoutsideステータスに続いて、このページ・ビューがユーザー・フロー内の最初に戻っていることを示します。outsideステータスごとにback-inステータスを持つ行が一致するため、ses-timeoutまたはcompleteステータスの直前にもレポートされます。

idle-out

ユーザー構成ステップのアイドル時間を超えて完了していないユーザー・フローのアクティビティがないことを示します。この場合、レポートされるページ・ビューはほとんどランダムで、最後に識別されたページ・ビューであり、必ずしもユーザー・フローの一部ではない可能性があります。

idle-in

前のidle-outステータスに続いて、このページ・ビューがユーザー・フロー内の最初に戻っていることを示します。各idle-outステータスごとにidle-inステータスを持つ行が一致するため、ses-timeoutまたはcompleteステータスの直前にもレポートされます。

ses-timeout

idle-outと同じですが、セッション全体がタイムアウトしていることを示します。

complete

ページ・ビューは、ユーザー・フローの最後のステップを完了しています。


WG__BIDATA_SUITES表

表S-7に示すWG__BIDATA_SUITES表では、エクスポート情報を使用可能なスイートの種類を示します。スイートの種類にスイート・インスタンスが定義されている場合にのみ、この表にスイートの種類が表示されます。

表S-7 WG__BIDATA_SUITES表

PROCESSOR_ID

NUMBER

SUITE_TYPE脚注1

VARCHAR2 (255 BYTE)


脚注1 スイート・タイプは、関連付けられているスイート固有の表名の最後の部分を使用して識別されます。たとえば、JD Edwardsスイートは表WG__BIDATA_SUITE_JDEを所有し、文字列「JDE」で識別されます。

スイート固有の表

スイートの各表は、基本的にはWG__BIDATA_MASTER表の拡張であり、ページ・ビューごとに関連するスイート固有の情報が表示されます。

表S-8 WG__BIDATA_SUITE_EBS表

EBS_ACTION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_COMPONENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_FORMNAME_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_FORMNAME_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_FWK_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_JSP_FILENAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_MODULE_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_MODULE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_REGION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_REGION_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_RESP_KEY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

EBS_RESP_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FORMS_CLIENT_BODY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FORMS_SERVER_BODY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER


表S-9 WG__BIDATA_SUITE_FCDB表

FCDB_CHANNEL_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCDB_CHANNEL_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCDB_PORTAL_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCDB_PORTAL_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCDB_USERTYPE_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCDB_USERTYPE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER


表S-10 WG__BIDATA_SUITE_FCUB表

FCUB_ACTION_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_ACTION_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_BRANCH_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_BRANCH_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_MODULE_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_MODULE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_SCREEN_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FCUB_SCREEN_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER


表S-11 WG__BIDATA_SUITE_FUS表

FUS_CLIENTID_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_COMPONENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_COMPONENT_TYPE_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_COMPONENT_TYPE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_CONTEXT_ROOT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_EVENTTYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_PRODUCT_FAMILY_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_PRODUCT_FAMILY_NAME_SHORT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_PRODUCT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_PRODUCT_SHORT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_REGION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_TASKFLOW_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

FUS_VIEWID_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER


表S-12 WG__BIDATA_SUITE_JDE表

JDE_ACTION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_ACTION_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_APPLICATION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_APPLICATION_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_ENVIRONMENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_FORM_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_FORM_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_PRODUCT_CODE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

JDE_PRODUCT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER


表S-13 WG__BIDATA_SUITE_PSFT表

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

PSFT_ICACTION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_ICACTION_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_NODENAME_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_NODENAME_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_PORTALNAME_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_PORTALNAME_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_SITENAME_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PSFT_SITENAME_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)


表S-14 WG__BIDATA_SUITE_SBL表

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

SBL_APPLET_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SBL_CMD_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SBL_METHOD_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SBL_MODULE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SBL_SCREEN_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SBL_VIEW_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)


表S-15 WG__BIDATA_SUITE_WLP表

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

WLP_ACTION_ACTION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_BOOK_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_DESKTOP_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_PAGE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_PORTAL_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_PORTLET_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WLP_WEBAPP_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)


表S-16 WG__BIDATA_SUITE_WCS表

PAGEVIEW_ID

NUMBER

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

WCS_CLIENTID_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_COMPONENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_COMPONENT_TYPE_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_COMPONENT_TYPE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_CONTENT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_CONTENT_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_CONTENT_SUBTYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_CONTENT_TYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_EVENTTYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_FRAMEWORK

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_PAGE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_PAGE_UPDATE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_RECOMM_USED

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_REGION_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_SITE_CHANNEL

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_SITE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_SPACE_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_SPACE_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_SPACE_TYPE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_TASKFLOW_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_TASKFLOW_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_TEMPLATE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_USER_INPUT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_USER_SEGMENTS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WCS_VIEWID_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)


WG__BIDATAWS_PERIOD表

WG__BIDATAWS_PERIOD表(表S-17)では、使用可能なエクスポートされたサービス・データの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、関連する他の表へのリンクがPERIOD_ID(1970 UTCからの分数)およびPROCESSOR_ID列の組合せで表示されます。

表S-17 WG__BIDATAWS_PERIOD表

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

STAMP

TIMESTAMP


WG__BIDATAWS_MASTER表

実際のエクスポート・サービス・データはWG__BIDATAWS_MASTER表に保持されます(表S-18を参照)。各PERIOD_IDおよびPROCESSOR_IDの組合せでは、ページ・ビューごとに1つずつ増える一意のIDをページ・ビューごとに取得します。新しいPERIOD_IDおよびPROCESSOR_IDの組合せが検出されると、CALL_IDの番号付けが新たに1から開始されます。STAMP列は、1分間隔ではなくページ・ビューの実際のタイムスタンプを示します。他の列は、ページ・ビューのプロパティを示します。

表S-18 WG__BIDATAWS_MASTER表

CALLS

NUMBER

CALL_ID

NUMBER

CLIENT_CITY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_COUNTRY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_ID_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_IP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_NETWORK

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_PROVIDER

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_REGION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

CLIENT_TIME

NUMBER

CONTENT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

COOKIE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

HTTP_RESULT

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_CLIENT_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_CLIENT_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_SERVER_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

NAMED_SERVER_NAME

VARCHAR2 (4000 BYTE)

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

REPLY_HEADERS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

REQUEST_HEADERS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SERVER_IP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SERVER_TIME

NUMBER

SERVICE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

SET_COOKIE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

STAMP

TIMESTAMP

TENANT_ID

VARCHAR2 (4000 BYTE)

TRANSFER_TIME

NUMBER

URL_ARGUMENTS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_FILE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_PARAMS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

URL_POST_ARGUMENTS

VARCHAR2 (4000 BYTE)

VHOST

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_APP_VIOLATIONS

NUMBER

WS_DELIVERY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_DELIVERY_DETAIL

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_FUNCTION

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_FUNCTION_GROUP

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_LANGUAGE

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_TERRITORY

VARCHAR2 (4000 BYTE)

WS_USER_VIOLATIONS

NUMBER


表S-18に示したレポートされるデータ・アイテムの詳細は、E項「データ・アイテムの概要」を参照してください。

WG__BIDATAWS_PROPERTIES表

WG__BIDATAWS_PROPERTIES表(表S-19)では、その他のサービス・プロパティを示します。WG__BIDATAWS_MASTER表の各行は1つのページ・ビューを参照しますが、WG__BIDATAWS_PROPERTIES表の複数の行が同じページ・ビューを参照できることに注意してください。

表S-19に示すTYPE列は、アイテムがカスタム・ディメンションを参照していることを示します(3.12項「カスタム・ディメンションの使用」を参照)。NAME列では、カスタム・ディメンションの名前を指定します。

表S-19 WG__BIDATAWS_PROPERTIES表

CALL_ID

NUMBER

NAME

VARCHAR2 (255 BYTE)

PERIOD_ID

NUMBER

PROCESSOR_ID

NUMBER

TYPE

VARCHAR2 (64 BYTE)

VALUE

VARCHAR2 (4000 BYTE)


WG__BIDATAWS_MASTER表でレポートされるコール・ビュー内のカスタム・アイテムに関する情報は、対応するCALL_IDに基づくSQL問合せを使用して、WG__BIDATAWS_PROPERTIES表から取得できます。

S.2.1 国および地域のレポート

エクスポートされたデータ内でレポートされるCLIENT_COUNTRYは、ISO 3166-1標準に基づきます。これは、2文字の略語(たとえば、オーストラリアはAU)を使用して、エンドユーザーの国の場所を示します。ただし、エンドユーザーの所在地を判別できない場合には、特殊なコードの番号がレポートされます。表S-20にこれを示します。

表S-20 ISO 3166-1国コードの例外のレポート

コード 説明

--

ホーム・ネットワークには、(最上位レベルではなく)ローカル・ドメイン名が使用されます。

A1

クライアントからの要求の中継として匿名プロキシが使用されています。

A2

クライアントのインターネットへのアクセスは、社外のISPを経由します。

EU

ヨーロッパにある社内プロキシが使用されています。

AP

アジア太平洋地域にある社内プロキシが使用されています。


米国およびカナダでは、レポートされるCLIENT_REGIONはISO 3166-2標準に基づきます。これには、国コードと地域の組合せが使用されます。たとえば、米国のテキサス州はUS-TXとレポートされます。世界の他の地域では、該当するFIPS 10-4の地域コードがレポートされます。表S-20に示す特殊な国コードでは、地域コードは00とレポートされます。たとえば、A1-00のようになります。

S.3 KPIデータ交換のデータベース表の構造

この章では、KPIデータのエクスポート用にRUEIで生成されるデータベース表の構造について説明します。これらの表は、インストール済RUEIで使用するデータベース(ローカルまたはリモート)にあります。アクセスするにはSQL問合せを使用します。

WG__BIDATAKPI_PERIOD

最上位レベルのWG__BIDATAKPI_PERIOD表(表S-21を参照)では、使用可能なエクスポートされたKPIデータの概要を示します。エクスポート・データ表では参照整合性は強制されませんが、KPIに関連するもう1つの表(WG__BIDATAKPI_MASTER)へのリンクがPERIOD_ID(1970 UTCからの分数)列に表示されます。

STAMP列では、データ・エクスポートがトリガーされた期間を1分間隔で示します。データはデータベースからパージされるため、指定されたKPI用のエンリッチ・データ交換の保存ポリシー(12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」を参照)に従って、この表から行が削除されます。同様に、1分ごとに表に行が追加されます。前の1分間のエクスポート処理が完了している場合にのみ、新しい行が表示されることに注意してください。KPIデータを使用できるかどうかは、12.10.1項「レポータの保存ポリシーの定義」で説明しているKPIデータ交換の保存設定によって決まります。

表S-21 WG__BIDATAKPI_PERIOD表

PERIOD_ID

NUMBER

STAMP

TIMESTAMP


WI__BIDATAKPI_MASTER

実際のKPIデータはWG__BIDATAKPI_MASTER表に保持されます(S-22を参照)。各PERIOD_IDでは、KPIごとに一意のKPI_IDを取得します。

表S-22 WG__BIDATAKPI_MASTER表

説明

CATEGORY

VARCHAR (255 CHAR)

ユーザー - ユーザーKPIカテゴリ名。

DATA_TYPE

VARCHAR (255 BYTE)

KPIのデータ・アクセス定義(null=汎用、app=アプリケーション固有、suite=スイート固有、service=サービス固有)脚注1

DENOMINATOR

BINARY_DOUBLE

期間の分母の値。

DESCRIPTION

VARCHAR (255 CHAR)

ユーザー定義のKPIの説明。

FILTERS

CLOB

ディメンション・レベルのフィルタ定義。

KPI_ID

NUMBER

一意の内部KPI ID。

NAME

VARCHAR (255 CHAR)

ユーザー定義のKPI名。

NUMERATOR

BINARY_DOUBLE

期間の分子の値。

PERIOD_ID

NUMBER

タイムスタンプ。

REQUIREMENTS

CLOB

メトリック・レベルの要件定義。

SPAN

NUMBER

KPI値を計算する対象期間(分単位)。

STATUS

NUMBER

KPIのステータス(-1=不明、0=失敗、1=成功)。

SUITE_TYPE

VARCHAR (255 BYTE)

データ・アクセス・スイートの種類の定義(EBSSiebelなど)

TARGET_MAX

NUMBER

KPIターゲットの最大値。

TARGET_MIN

NUMBER

KPIターゲットの最小値。

TARGET_TYPE

NUMBER

(0=なし、1=固定、2=自動)。

VALUE

NUMBER

SPAN期間について計算された現在のKPI値。


脚注1正確な値はGUIで使用される内容に基づき、変更される可能性があります。