注意: 次の手順は、2システム・アップグレード方式または異なるホストでの1システム・アップグレード方式を使用してアップグレードする場合にのみ実行してください。旧リリースのEnterprise Manager Grid Controlコンソールで、次の手順を実行します。 |
Enterprise Manager Cloud Controlをインストールするホストの情報を識別および指定するには、次の手順を実行します。
Grid Controlで「デプロイ」をクリックします。
デプロイ・ページの「アップグレード」セクションで、「Enterprise Manager 12cアップグレード・コンソール」をクリックします。
「アップグレード・コンソール」ページの「アップグレード・タイプの選択」セクションで、次のいずれかを選択します。
手動で管理エージェントをインストールする場合でも停止時間をほとんど発生させずにEnterprise Managerシステムをアップグレードするには、2システムを選択します。
異なるホストの停止時間でEnterprise Managerシステムをアップグレードするには、異なるホストの1システムを選択します。
Enterprise Manager Grid Controlでページがリフレッシュされ、選択したアップグレード方式で実行する必要があるタスクのリストとともに表が表示されます。
「アップグレード前のステップ」セクションの表から新しいEnterprise Managerシステムのホストおよびポートの識別をクリックします。
新しいEnterprise Managerシステムのホストおよびポートの識別ページで、次の内容を入力します。
Enterprise Manager Cloud Controlをインストールするホストの完全修飾名。たとえば、example.com
などです。
Enterprise Manager Cloud Controlコンソールに割り当てる保護および非保護アップロード・ポート。たとえば、1768
などです。
複数OMS環境で、Oracle Management Service 12cをインストールするホストがサーバー・ロード・バランサ(SLB)で管理されている場合には、「Oracle Management Service 12cリリース1 (12.1.0.1.0)にサーバー・ロード・バランサ(SLB)を構成する場合にクリックします」を選択します。次に、SLBを実行しているホストの完全修飾名と、保護および非保護アップロード・ポートを入力します。
アップグレード後のタスクの構成セクションで、次のオプションのいずれかを選択します。
自動DDMPジョブの無効化: DDMPジョブが自動的に実行されないようにする場合に選択します。このオプションは、1システム・アップグレード方式および異なるホストでの1システム・アップグレード方式に適用されます。
Enterprise Manager Cloud Controlへのアップグレード後にDDMPジョブを明示的に実行する場合は、「遅延データ移行ジョブのステータスの追跡」に記載されている手順(3)を実行します(つまり、各コンポーネントを選択して「開始」をクリックします)。
注意: DDMPジョブを無効にすると、デフォルトではADMPジョブも無効になります。 |
自動ADMPジョブの無効化: ADMPジョブが自動的に実行されないようにする場合に選択します。このオプションは、1システム・アップグレード方式のみに適用されます。
Enterprise Manager Cloud Controlへのアップグレード後にDDMPジョブを明示的に実行する場合は、「発生データ移行ジョブのステータスの追跡」に記載されている手順(3)を実行します。
「保存」をクリックします。
Enterprise Manager Grid Controlで指定した情報が保存され、選択したアップグレード方式で実行するタスクのリストを表示する「アップグレード・コンソール」ページに戻ります。