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Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris ゾーン、Oracle Solaris 10 ゾーン、およびリソース管理) Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
10. リソース上限デーモンによる物理メモリーの制御 (概要)
18. 非大域ゾーンのインストール、停止処理、停止、アンインストール、クローニングについて (概要)
19. 非大域ゾーンのインストール、ブート、停止処理、停止、アンインストール、およびクローニング (手順)
22. ゾーンの移行と zonep2vchk ツールについて
23. Oracle Solaris システムの移行と非大域ゾーンの移行 (タスク)
24. ゾーンがインストールされている Oracle Solaris 11 システムでの自動インストールおよびパッケージ
Oracle Solaris 11 リリースを実行しているシステムのイメージパッケージングシステムソフトウェア
ゾーンがインストールされているシステムへのパッケージの追加について
カスタム AI マニフェストを使用したゾーンへのパッケージの追加
25. Oracle Solaris ゾーンの管理 (概要)
26. Oracle Solaris ゾーンの管理 (手順)
28. Oracle Solaris ゾーンで発生するさまざまな問題の解決
30. Oracle Solaris 10 システムの評価とアーカイブの作成
31. (省略可能) Oracle Solaris 10 ゾーンへの Oracle Solaris 10 native 非大域ゾーンの移行
このセクションでは、IPS パブリッシャーリポジトリに直接接続していない内部サブネット上のシステムにプロキシを設定する方法について説明します。このシステムでは、接続するために http_proxy 構成が使用されます。
たとえば、solaris 非大域ゾーンを実行するシステム上のソフトウェアが IPS によって管理されていて、プロキシ構成 https_proxy=http:// 129.156.243.243:3128 を使用しているとします。129.156.243.243:3128 https プロキシは、システムのポート 3128 上で、IP アドレス 129.156.243.243 で構成されています。解決可能なホスト名を使用することもできます。
この例を使用して、大域ゾーンの ksh にプロキシを設定するために次の行を入力し、pkg コマンドで https プロキシ経由でパブリッシャーと対話できるようにします。
# export https_proxy=http://129.156.243.243:3128
システム上の solaris ゾーンが構成済みシステムパブリッシャーを使用できるように、次のコマンドを実行します。
# svccfg -s svc:/application/pkg/system-repository:default setprop config/http_proxy=astring: "https://129.156.243.243:3128"
ライブ SMF リポジトリ内で変更を有効にするには、次を実行します。
# svcadm refresh svc:/application/pkg/system-repository:default setprop
設定が機能していることを確認するには、次を実行します:
# svcprop svc:/application/pkg/system-repository:default|grep https_proxy
この処理によって、solaris ゾーンから大域ゾーンに設定されているパブリッシャーにも接続できるようになります。solaris ブランドゾーンへの再帰的 pkg 操作は成功します。