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マニュアルページセクション 1M: システム管理コマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- カーネルレベルのネットワークに関する情報と統計の出力
/usr/sbin/tninfo [-h hostname] [-m zone-name] [-t template]
tninfo は、カーネルレベルのネットワーク情報と統計を取得して表示するためのインタフェースを提供します。
遠隔ホストキャッシュ内にある、指定されたホストのセキュリティー構造を表示します。出力には、tnrhdb データベース内で指定された内容が反映されます。
指定したゾーンに関連付けられた MLP 構成を表示します。出力には、tnzonecfg データベース内で指定された内容が反映されます。
指定した template に関連付けられている構造を表示します。出力には、tnrhtp データベース内で指定された内容が反映されます。
例 1 カーネル内にキャッシュされた遠隔ホスト構造を表示する
この例では、カーネル内にキャッシュされた遠隔ホスト構造を表示します。出力には、tnrhdb データベース内の定義が反映されます。
# tninfo -h machine1 IP address= 192.168.8.61 Template = cipso
例 2 大域ゾーンのマルチレベルポートを表示する
この例では、カーネルでキャッシュされた大域ゾーンの MLP を表示します。出力には、tnzonecfg データベース内の定義、および動的に割り当てられたすべての MLP が反映されます。private は、ゾーン固有の MLP を示します。
# tninfo -m global private:23/tcp;111/tcp;111/udp;515/tcp;2049/tcp;6000-6003/tcp; 32812/tcp;36698/ip;38634/tcp;64365/ip shared: 6000-6003/tcp
例 3 cipso テンプレート定義を表示する
この例では、カーネルでキャッシュされた cipso テンプレート定義を表示します。出力には、tnrhtp データベース内の定義が反映されます。
# tninfo -t cipso ===================================== Remote Host Template Table Entries: __________________________ template: cipso host_type: CIPSO doi: 1 min_sl: ADMIN_LOW hex: ADMIN_LOW max_sl: ADMIN_HIGH hex: ADMIN_HIGH
トラステッドネットワーク遠隔ホストデータベース
トラステッドネットワーク遠隔ホストテンプレート
トラステッドゾーン構成データベース
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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このコマンド行は「確実」です。出力は「不確実」です。
tnd(1M), tnctl(1M), attributes(5)
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