ドキュメントの情報
はじめに
1. dbx の概要
2. dbx の起動
3. dbx のカスタマイズ
4. コードの表示とコードへの移動
5. プログラムの実行制御
6. ブレークポイントとトレースの設定
7. 呼び出しスタックの使用
8. データの評価と表示
9. 実行時検査
10. 修正継続機能 (fix と cont)
11. マルチスレッドアプリケーションのデバッグ
12. 子プロセスのデバッグ
13. OpenMP プログラムのデバッグ
コンパイラによる OpenMP コードの変換
OpenMP コードで利用可能な dbx の機能
並列領域へのシングルステップ
変数と式の出力
領域およびスレッド情報の出力
並列領域の実行の直列化
スタックトレースの使用
dump コマンドの使用
イベントの使用
同期イベント
そのほかのイベント
OpenMP コードの実行シーケンス
14. シグナルの処理
15. dbx を使用してプログラムをデバッグする
16. dbx を使用した Fortran のデバッグ
17. dbx による Java アプリケーションのデバッグ
18. 機械命令レベルでのデバッグ
19. dbx の Korn シェル機能
20. 共有ライブラリのデバッグ
A. プログラム状態の変更
B. イベント管理
C. マクロ
D. コマンドリファレンス
索引
OpenMP プログラム内の並列領域の内部にシングルステップするときの実行シーケンスは、ソースコードシーケンスとは同じではありません。シーケンスが異なるのは、並列領域内のコードが通常はコンパイラによって変換され再配置されるためです。OpenMP コード内でのシングルステップは、オプティマイザがコードを移動する最適化コード内でのシングルステップと似ています。