Oracle WebCenter Portal: Framework
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WebCenter Portal: Frameworkのコア機能の確認
WebCenter Portal: Frameworkのコア機能は次のとおりです。
- ナビゲーション・モデル: ポータルに表示されるナビゲーション・ユーザー・インタフェースにバックエンド・データを提供します。ナビゲーション・モデルは、非常に柔軟性が高く、ページ、タスク・フロー、外部サイト、ポートレットおよび特定のコンテンツ・アイテムへのナビゲーションを制御する幅広いAPIを備えています。これらのAPIにより、ナビゲーション・ユーザー・インタフェースのレンダリング方法のすべての側面を制御できます。たとえば、ポータル・ページまたはページ・テンプレートに簡単なEL式を含めることで、ツリー・ナビゲーションUIを追加することができます。また、WebCenter Portalは、ナビゲーション・モデルの構成および変更用のランタイム・ツールも提供します。
- ページ階層: 従来のADFページ・セキュリティでは、アプリケーションをページごとに保護できます。しかし、一般的にポータルは多数(場合によっては数百)のページを含み、個々のページへのアクセスを指定することは現実的でない場合もあります。ページ階層では、ページ間に親子関係を持つツリー構造で編成します。この階層構造により、ページからサブ・ページへセキュリティ設定を継承することができます。
- 委任管理: 委任管理はユーザー・ロールに基づきポータル・リソースを保護するためのメカニズムを提供します。たとえば、あるロール(たとえばマネージャ)のユーザーがすべてのポータル機能にアクセスすることを許可し、他のロール(たとえば従業員)のユーザーには特定の機能が拒否されるようにできます。ページ階層は委任管理のための主要なコンテナです。設計時と実行時の両方の環境において、ページ階層に委任管理を適用すると、特定のセキュリティ割当てが階層を通じて自動的にページからサブ・ページに伝播されます。
- カスタマイズ: たとえば、ポートレットを追加または削除すること、スキンを変更することまたはポータルのレイアウトを再配置することで、ユーザーは各自のポータル・ページをカスタマイズすることができます。
- ページ・テンプレート: ページ・テンプレートにより、ページ全体のレイアウトの定義し、ページへ適用してポータル全体で一貫したレイアウトを作成することができます。テンプレートを使用してページを作成すると、すべてのページで定義済のレイアウトが継承されます。
- スキン: スキンはアプリケーション・コンポーネントの色、フォント、イメージおよび高さおよび幅などの次元の詳細を定義し、ポータル全体で一貫したルック・アンド・フィールを表示します。
- カタログおよびカタログ・レジストリ: カタログは、タスク・フロー、ポートレット、コンテンツ・アイテムおよび実行時に管理者や権限ユーザーがアプリケーションに追加するその他の要素の任意の集合です。カタログ・レジストリはリソース・カタログ(実行時にアプリケーションに追加できるコンポーネントの集合)に含めることができる一連のアイテムを定義します。
