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Sun Storage Archive Manager 5.3 構成および管理ガイド     Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  SAM-QFS について

2.  アーカイブ用のストレージデバイスの構成

3.  追加の SAM-QFS 構成の実行

4.  ネットワーク接続自動ライブラリのパラメータファイルの作成

5.  ライブラリ内のドライブ順序の検査

6.  カタログの生成

7.  自動ライブラリと手動でロードしたドライブの管理

8.  ベンダー固有のライブラリの管理

StorageTek ACSLS 接続自動ライブラリ

テープをインポートする方法

メールボックスを使用してテープをエクスポートする方法

ADIC/Grau 自動ライブラリ

カートリッジをインポートする方法

カートリッジをエクスポートする方法

IBM 3584 UltraScalable テープライブラリ

カートリッジのインポート

ドライブのクリーニング

パーティション分割

カートリッジを論理ライブラリから取り出す方法

IBM 3494 ライブラリ

カートリッジをインポートする方法

カートリッジをエクスポートする方法

Sony 直接接続 8400 PetaSite 自動ライブラリ

テープをインポートする方法

メールボックススロットをストレージスロットとして使用しないでテープをエクスポートする方法

メールボックススロットをストレージスロットとして使用してテープをエクスポートする方法

カートリッジを別のスロットに移動する方法

Sony ネットワーク接続自動ライブラリ

カートリッジをインポートする方法

カートリッジをエクスポートする方法

9.  アーカイブ処理について

10.  アーカイバの構成

11.  アーカイブ指示 (archiver.cmd)

12.  アーカイブセット指示 (archiver.cmd)

13.  SAM-QFS でのデータ整合性の検証

14.  解放処理について

15.  ステージャーの構成

16.  リサイクラの構成

17.  SAM-QFS の高度なトピック

18.  Sun SAM-Remote ソフトウェアの使用

Sony 直接接続 8400 PetaSite 自動ライブラリ


注 - Sony 8400 PetaSite ライブラリは、x64 ハードウェアプラットフォーム上の SAM-QFS ソフトウェアではサポートされません。


Sony 8400 PetaSite Series 自動ライブラリは、8 スロット (スロット 400-407) のインポートとエクスポートのメールボックスが備わっているため、ほかの Sony モデルと異なります。メールボックススロットをストレージスロットとして使用できるため、SAM-QFS ライブラリカタログは、メールボックススロットを追跡します。この自動ライブラリでは、バーコードリーダーを使用します。


注 - このセクションの情報は、Sony 直接接続 8400 PetaSite 自動ライブラリだけに適用されます。この情報は、Sony 直接接続 B9 および B35 自動ライブラリにも、「Sony ネットワーク接続自動ライブラリ」にも関係しません。


テープをインポートする方法

  1. 自動ライブラリのフロントパネルにある開閉ボタンを押して、自動ライブラリのドアを開けます。
  2. メールボックススロットにカートリッジをロードします。
  3. 自動ライブラリのフロントパネルの開閉ボタンを押します。
  4. メールボックスへのドアを手動で閉じます。

    メールボックススロット内のカートリッジバーコードを自動ライブラリがチェックします。ライブラリがバーコードの問題を検出した場合は、そのスロットの inout の両方のランプが点滅します。

  5. samimport コマンドを使用して、SAM-QFS システムがインポートされたカートリッジを認識できるようにします。
    # samimport eq

    eq には、mcf ファイルに定義されている、操作対象のデバイスの装置番号を指定します。

    SAM-QFS Manager を使用して、この手順を実行することもできます。詳細は、SAM-QFS Manager のオンラインヘルプを参照してください。

メールボックススロットをストレージスロットとして使用しないでテープをエクスポートする方法

  1. カートリッジをメールボックススロット (スロット 400-407) に移動します。
    # move source-slot destination-slot eq

    引数
    定義
    source-slot
    カートリッジが現在存在しているスロットの番号を指定します。
    destination-slot
    カートリッジの移動先スロットの番号を指定します。
    eq
    mcf ファイルに定義されている、操作対象のデバイスの装置番号を指定します。
  2. 自動ライブラリのフロントパネルの開閉ボタンを押して、ドアを開きます。
  3. カートリッジをメールボックススロットから取り出します。
  4. 自動ライブラリのフロントパネルの開閉ボタンを押します。
  5. メールボックスへのドアを手動で閉じます。
  6. samexport コマンドを実行して、SAM-QFS システムがエクスポートされたカートリッジを認識できるようにします。
    # samexport eq

    eq には、mcf ファイルに定義されている、操作対象のデバイスの装置番号を指定します。

    SAM-QFS Manager を使用して、この手順を実行することもできます。詳細は、SAM-QFS Manager のオンラインヘルプを参照してください。

メールボックススロットをストレージスロットとして使用してテープをエクスポートする方法

  1. 自動ライブラリのフロントパネルの開閉ボタンを押して、ドアを開きます。
  2. カートリッジをメールボックススロットから取り出します。
  3. 自動ライブラリのフロントパネルの開閉ボタンを押します。
  4. メールボックスのドアを手動で閉じます。
  5. samexport コマンドを実行して、SAM-QFS システムがエクスポートされたカートリッジを認識できるようにします。
    # samexport eq

    eq には、mcf ファイルに定義されている、操作対象のデバイスの装置番号を指定します。

    SAM-QFS Manager を使用して、この手順を実行することもできます。詳細は、SAM-QFS Manager のオンラインヘルプを参照してください。

カートリッジを別のスロットに移動する方法

  1. 移動元スロットにカートリッジが入っており、移動先スロットが空であることを確認します。
  2. move コマンドを実行します。
    # move eq:source-slot destination-slot

    引数
    定義
    eq
    mcf ファイルに定義されている、操作対象のデバイスの装置番号を指定します。
    source-slot
    カートリッジが現在存在しているスロットの番号を指定します。
    destination-slot
    カートリッジの移動先スロットの番号を指定します。

    SAM-QFS Manager を使用して、この手順を実行することもできます。詳細は、SAM-QFS Manager のオンラインヘルプを参照してください。