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Sun Storage Archive Manager 5.3 構成および管理ガイド Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語) |
4. ネットワーク接続自動ライブラリのパラメータファイルの作成
Sun SAM-Remote サーバーと Sun SAM-Remote クライアントの対話
Sun SAM-Remote ソフトウェアでのデータ整合性の検証
手順 1: サーバーおよびクライアントにする予定のホストにログインする
手順 2: クライアントおよびサーバーのソフトウェアを確認する
この節には、Sun SAM-Remote でのリサイクルに関する情報が記載されています。Sun SAM-Remote 環境でのリサイクルは、ここで説明する非常に限定された状況でのみ行なってください。
リサイクル処理は、より多くのデータのためにカートリッジ上の領域を解放することが伴うため、リサイクルプロセスが適切に構成されていない場合は、リサイクラがアーカイブカートリッジ上の重要なデータを破壊するおそれがあります。
注 - SAM-QFS ソフトウェアによって、これらの制限が強制されることはありません。
データが失われるのを回避するには、次の制限事項を守ってください。
Sun SAM-Remote 環境でリサイクラを使用するには、リサイクラの各手順を完全に理解しておく必要があります。コマンドを間違った順序で実行したり、間違ったシステム上で実行したりすると、データを永遠に失う結果になることもあります。Sun SAM-Remote クライアントまたは Sun SAM-Remote サーバー上のデータを削除する可能性がある tplabel などのコマンドを実行する前に、必ずそのコマンドの動作を分析しておいてください。
Sun SAM-Remote サーバー上のリサイクル動作と Sun SAM-Remote クライアント上のリサイクル動作が重なってはいけません。両者の動作が重なると、カートリッジが誤って再ラベル付けされたり、データが失われて、元に戻せないことがあります。
リムーバブルメディアファイルを含むカートリッジはリサイクルしないでください。
Sun SAM-Remote クライアントおよびサーバー環境では、クライアントとサーバーはお互いのファイルシステム、データファイル、i ノードファイルを認識しません。このため、サーバーとクライアントはそれぞれ、特定のカートリッジセットを排他的に使用する必要があります。一方が他方のカートリッジを使用してはいけません。
Sun SAM-Remote サーバーの /etc/opt/SUNWsamfs/ recycler.cmd ファイルの中に no_recycle リストを作成することで、Sun SAM-Remote クライアントによって使用されている VSN が誤ってリサイクルされないようにすることができます。ただし、no_recycle リスト内のボリュームに対して chmed コマンドの +c オプションを使用するときには注意してください。このコマンドを使用して、ボリュームにリサイクルフラグ (+c) を設定すると、その処理が /etc/opt/SUNWsamfs/recycler.cmd ファイル内の no_recycle リストをオーバーライドします。
Sun SAM-Remote サーバー上のボリュームと Sun SAM-Remote クライアント上のボリュームを同じ日にリサイクルしないでください。
Sun SAM-Remote 環境でのリサイクルは、次の条件が満たされている場合にのみ行うことができます。
システム内のそれぞれの VSN が、1 つのクライアントシステムによって使用されているか、1 つのサーバーによって使用されている。いずれの VSN 上にも複数のシステムからのファイルを存在させることはできません。
どの Sun SAM-Remote クライアントも、そのクライアントのアーカイブイメージを含んでいる VSN 以外の VSN 用のカタログエントリを持っていない。サーバー構成ファイルのメディア定義行 (eq media-type regex の行) の regex 値は、クライアントカタログの中で指定されたボリュームと一致する必要があります。さらに、クライアントカタログ内の regex 指定で同じボリュームを指定することはできません。
アーカイブ処理がアーカイブセット単位で実行される。Sun SAM-Remote を使用している場合、リサイクルはライブラリ別でなくアーカイブセット別に行う必要があります。
次のセクションでは、Sun SAM-Remote クライアントおよびサーバーを使用してリサイクルを有効にするための 2 つの方法について説明します。
このセクションの手順では、Sun SAM-Remote 環境でリサイクルを有効にするための方法の 1 つについて説明します。手順では、sky という名前のサーバーと zeke という名前のクライアントの設定を想定しています。
注 - Sun SAM-Remote 環境でリサイクラを使用するには、この手順に完全に従う必要があり、構成をテストして、リサイクルが正しく行われていることを確認する必要があります。
サーバーでは、そのサーバーの mcf ファイルとサーバー構成ファイルに Sun SAM-Remote 構成情報が含まれている必要があります。次の例は、これらのファイルを示しています。
例 18-2 サーバー jimmy 上の mcf ファイル
# This is the mcf file for the server (jimmy). # The server parameters file (rmt2000) points # back to the correct automated library's equipment number # (1000) for the SL8500 tape library. # # Equipment Eq Eq Family Dev Additional # Identifier Ord Ty Set St Parameters # ========== === == ====== == ========== samfs1 100 ma samfs1 on /dev/dsk/c6t600A0B80004850A600000F8048EF90ADd0s0 101 mm samfs1 on /dev/dsk/c6t600A0B800048505600000E9D48EF91EEd0s6 102 mr samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE5F00048F2Dd0s6 103 mr samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE23000B24C2d0s6 104 mr samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE50000ADAECd0s6 104 mr samfs1 on samfs2 200 ms samfs2 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE720001B17Fd0s6 201 md samfs2 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE7200014BEAd0s6 202 md samfs2 on # SL8500 /etc/opt/SUNWsamfs/T10K 1000 sk T10K on /etc/opt/SUNWsamfs/T10K_cat /dev/rmt/4cbn 1001 ti T10K on /dev/rmt/5cbn 1002 ti T10K on /dev/rmt/0cbn 1003 ti T10K on /dev/rmt/1cbn 1004 ti T10K on /dev/rmt/6cbn 1005 ti T10K on /dev/rmt/7cbn 1006 ti T10K on /dev/rmt/2cbn 1007 ti T10K on /dev/rmt/11cbn 1008 ti T10K on /dev/rmt/10cbn 1009 ti T10K on /dev/rmt/12cbn 1010 ti T10K on # Define Sun SAM-Remote server jimmy /etc/opt/SUNWsamfs/rmt2000 2000 ss jimmy on
例 18-3 サーバー jimmy 上のサーバー構成ファイル
# Server configuration file /etc/opt/SUNWsamfs/rmt2000 on jimmy. # The eq of the automated library MUST match the eq of the # automated library that you want to use in the mcf file. tera media 1000 ti 00002[0-9] endmedia
クライアントでは、そのクライアントの mcf ファイルとクライアント構成ファイルに Sun SAM-Remote 構成情報が含まれている必要があります。次の例は、これらのファイルを示しています。
例 18-4 クライアント tera 上の mcf ファイル
# mcf file for client (tera) # # Equipment Eq Eq Family Dev Additional # Identifier Ord Ty Set St Parameters # ========== === == ====== == ========== samfs1 100 ms samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE5F00048F2Dd0s6 101 md samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE23000B24C2d0s6 102 md samfs1 on /dev/dsk/c7t60003BA13F71500048EDCE50000ADAECd0s6 103 md samfs1 on # Define a L500 with 2 drives /dev/samst/c4t500104F0009C2F6Fu0 300 rb L500 on /dev/rmt/0cbn 301 li L500 on /dev/rmt/1cbn 302 li L500 on # Define tera as a Sun SAM-Remote client using jimmy as the server /etc/opt/SUNWsamfs/rmt2000 2000 ss jimmy on /dev/samrd/rd0 2001 rd jimmy on /dev/samrd/rd1 2002 rd jimmy on /dev/samrd/rd2 2003 rd jimmy on /dev/samrd/rd3 2004 rd jimmy on /dev/samrd/rd4 2005 rd jimmy on /dev/samrd/rd5 2006 rd jimmy on /dev/samrd/rd6 2007 rd jimmy on /dev/samrd/rd7 2008 rd jimmy on
例 18-5 クライアント tera 上のクライアント構成ファイル
# cat /etc/opt/SUNWsamfs/rmt2000 # File /etc/opt/SUNWsamfs/rmt2000 on Sun SAM-Remote client tera: jimmy
リサイクル処理を構成する手順には、アーカイブ処理とリサイクル処理のテストが含まれます。テスト期間があるために、この手順はファイルのアーカイブへの保存とリサイクルを行う頻度に応じて、完了までに 1 日か 2 日かかる場合もあります。
注 - クライアント VSN のリサイクルフラグ (+c) を設定するために、サーバー上で chmed コマンドを使用しないでください。そのような操作は、サーバー上の /etc/opt/SUNWsamfs/recycler.cmd ファイルに入っている no_recycle リストを無効にします。
この手順を開始する前に、「リサイクルについて」をお読みください。Sun SAM-Remote 環境でリサイクラを使用するには、リサイクルプロセスの各手順を完全に理解しておく必要があります。まだリサイクルプロセスに精通していない場合は、ここで理解してください。
詳細は、Sun SAM-Remote クライアントおよびサーバーの構成に関する詳しい情報が記載されている、「Sun SAM-Remote ソフトウェアの構成」を参照してください。構成の手順には、アーカイブ処理が行われていることを確認するための手順が含まれます。
この例では、リサイクル処理はライブラリ別でなく、アーカイブセット別に行われます。リサイクル処理をアーカイブセット別に行うよう指定する指示が、archiver.cmd ファイルに存在する必要があります。
次の例は、クライアント zeke 上の archiver.cmd ファイルを示しています。このファイルは、リサイクラと通信するよう編集されたものです。
# This is file /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd # on Sun SAM-Remote client zeke. # archivemeta = off archmax = li 12G fs = samfs1 logfile = /var/adm/samfs1.archiver.log no_archive tmp all . 1 -norelease 10m 2 -norelease 10m params allsets -sort path -offline_copy stageahead -reserve set allsets -recycle_hwm 60 -recycle_mingain 90 -recycle_vsncount 2 -dataquantity 100G allsets -ignore allsets.1 -startage 8h -startsize 10G -drives 2 allsets.2 -startage 24h -startsize 20G -drives 2 -archmax 24G endparams vsns all.1 li ^10.* all.2 li ^20.* endvsns
例に示した各指示は、次のことを行います。
-recycle_hwm 指示は、アーカイブセットのライブラリの高位境界値を設定します。VSN の使用率がこのパーセンテージを超えると、アーカイブセットのリサイクルが開始されます。
-recycle_ignore 指示は、一時的にのみ挿入されます。このディレクティブは、ユーザーが環境の構成とテストを済ませるまでリサイクルが発生しないようにします。この指示は、あとの手順で削除できます。
-recycle_mingain 指示は、領域を再利用するために必要な作業量を制限することで効率性を確保するために、高く設定されています。
-recycle_vsncount2 指示は、リサイクラが一度に 2 つの VSN を空にするよう指定します。リサイクルでシステムに大きな負担をかけないようにしてください。
次の例は、クライアント zeke 上の recycler.cmd ファイルで、リサイクラログファイルを指定するために編集されています。
# # This is the /etc/opt/SUNWsamfs/recycler.cmd file # on client zeke. # logfile = /var/adm/recycler.log
Sun SAM-Remote を使用するときは、リサイクル処理がライブラリ別でなくアーカイブセット単位で行われるよう指定する必要があります。リサイクル処理をアーカイブセット別に行うよう指定する指示が、archiver.cmd ファイルに存在する必要があります。
次の例は、サーバー sky 上の archiver.cmd ファイルを示しています。このファイルは、アーカイブセット別の保存を指定しています。
# This is the archiver.cmd for the server (sky). # # Number of drives: 10 # Number of Mounted Filesystems: 1 # Number of Tests per Filesystem: 1 # Number of Archive Copies per Test: 2 #wait #trace = /var/opt/SUNWsamfs/trace/archiver all logfile = /var/opt/SUNWsamfs/log/archiver interval = 1m no_archive . archmax = at 5G drives = adic1 6 fs = samfs1 1 4h testset testdir0 1 1m 2 1m allsam1 . 1 1m 2 1m params allsam1.1 -drives 4 -drivemin 50m allsam1.1 -recycle_hwm 60 -recycle_mingain 90 -recycle_vsncount 1 allsam1.1 -recycle_ignore allsam1.2 -drives 4 -drivemin 50m allsam1.2 -recycle_hwm 60 -recycle_mingain 90 -recycle_vsncount 1 allsam1.2 -recycle_ignore testset.1 -drives 4 -drivemin 50m testset.1 -recycle_hwm 60 -recycle_mingain 90 -recycle_vsncount 1 testset.1 -recycle_ignore testset.2 -drives 4 -drivemin 50m testset.2 -recycle_hwm 60 -recycle_mingain 90 -recycle_vsncount 1 testset.2 -recycle_ignore endparams vsns samfs1.1 at 000000 allsam1.1 at 00000[1-5] # vsns 1 through 5. allsam1.2 at 00000[6-9] # vsns 6 through 9. testset.1 at 00001[0,4] # vsns 10 and 14. testset.2 at 00001[5,9] # vsns 15 and 19. endvsns
Sun SAM-Remote クライアントは、そのコピー 2 のアーカイブコピーを Sun SAM-Remote サーバーのライブラリ内のカートリッジに書き込むよう構成されます。no_recycle 指示は、Sun SAM-Remote クライアントによってアーカイブ処理に使用されている VSN が Sun SAM-Remote サーバーによってリサイクルされるのを防ぐために必要です。
次の例は、クライアント sky 上の recycler.cmd ファイルで、リサイクラログファイルを指定するために編集されています。
# # This is the /etc/opt/SUNWsamfs/recycler.cmd file # on Sun SAM-Remote server sky. # logfile = /var/opt/SUNWsamfs/recycler/recycler.log adic1 -ignore no_recycle at 00002[0-9] # Prevents VSNs assigned to zeke from # being recycled.
Sun SAM-Remote クライアントシステムでリサイクラを実行して、構成ファイルに指定されたデバイスと VSN をリサイクラが適切に認識するかどうかを確認します。
たとえば、次のコマンドを使用し、リサイクラの初期テストを行うことができます。
zeke# sam-recycler -dvx
このテストが重要である理由は、リサイクラが稼働しているシステムのいずれかのカタログ (ヒストリアンカタログを含む) にリストされている特定の VSN 上にアーカイブイメージが存在しないことをリサイクラが検出した場合、recycler.sh スクリプトがカートリッジにラベルを付けるよう要求できるからです。Sun SAM-Remote クライアントと SAM-QFS サーバーは互いに通信して、それぞれの側にアーカイブコピーの存在を知らせます。そのような情報はすべて、ローカルの SAM-QFS ファイルシステムからローカル側で提供されます。
注意 - カートリッジにラベルを付けると、そのカートリッジ上のすべてのデータが破壊されます。 |
リサイクラが稼働し、リサイクラログファイルに活動をログとして記録します。リサイクラログファイルは、recycler.cmd ファイルの中で定義されます。sam-recycler コマンドの詳細については、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「sam-recycler(1M)」を参照してください。
Recycling is ignored on this archive set.
例 18-6を参照してください。
次に例を示します。
sky# sam-recycler -dvx
上記のコマンドはリサイクラを実行し、その稼働状況をリサイクラログファイルに書き込みます。sam-recycler コマンドの詳細については、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「sam-recycler(1M)」を参照してください。例 18-7 も参照してください。
recycler.log ファイルの末尾の方に Status 欄があります。
クライアントログファイルでは、次のタイプのステータスエントリを持つ VSN がリサイクルの候補です。
no-data VSN。no-data VSN をリサイクルするには、「no-data VSN をリサイクルする方法」を参照してください。
partially full。partially full VSN をリサイクルするには、「partially full VSN をリサイクルする」を参照してください。
サーバーログファイルの場合、最適なリサイクル候補は、Count 列、Bytes 列、および Use 列の値が 0 のものです。
例 18-6 ログファイルの例
次の例は、ログファイルの例を示しています。
# recycler.log from client zeke. ========== Recycler begins at Mon Jun 4 09:49:41 2001 =========== Initial 7 catalogs: 0 Family: stk_l20 Path: /var/opt/SUNWsamfs/catalog/L20_cat Vendor: STK Product: L20 SLOT ty capacity space vsn 0 lt 33.0G 33.0G 000173 1 lt 32.8G 44.1M CEL170 2 lt 33.0G 33.0G CEL139 4 lt 32.8G 16.8G CFC504 5 lt 33.0G 33.0G CFC503 6 lt 32.9G 0 CSM689 7 lt 32.9G 19.6G CSM690 8 lt 33.0G 33.0G CSM691 9 lt 33.0G 33.0G CSM692 10 lt 10.0G 10.0G CLN018 11 lt 33.0G 33.0G 000766 Total Capacity: 339.2G bytes, Total Space Available: 244.3G bytes Volume utilization 27%, high 95% VSN_min 50% Recycling is ignored on this robot. 1 Family: skyrs Path: /var/opt/SUNWsamfs/catalog/sky_cat Vendor: (NULL) Product: (NULL) SLOT ty capacity space vsn 0 at 48.5G 23.3G 000020 1 at 23.8G 23.8G 000021 2 at 48.5G 48.5G 000022 3 at 48.5G 48.5G 000023 4 at 48.5G 48.5G 000024 5 at 48.5G 2.6G 000025 6 at 48.5G 361.4k 000026 7 at 48.5G 48.5G 000027 8 at 48.5G 48.5G 000028 9 at 48.5G 0 000029 Total Capacity: 460.8G bytes, Total Space Available: 292.5G bytes Volume utilization 36%, high 95% VSN_min 50% Recycling is ignored on this robot. 2 Family: hy Path: /var/opt/SUNWsamfs/catalog/historian Vendor: Sun SAM-FS Product: Historian SLOT ty capacity space vsn (no VSNs in this media changer) Total Capacity: 0 bytes, Total Space Available: 0 bytes Volume utilization 0%, high 95% VSN_min 50% Recycling is ignored on this robot. 3 Family: defaultset.1 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 lt 33.0G 33.0G 000766 1 lt 33.0G 33.0G 000173 2 lt 32.9G 0 CSM689 3 lt 32.9G 19.6G CSM690 4 lt 33.0G 33.0G CSM691 5 lt 33.0G 33.0G CSM692 Total Capacity: 197.6G bytes, Total Space Available: 151.5G bytes Volume utilization 23%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. 4 Family: defaultset.2 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 lt 32.9G 0 CSM689 1 at 48.5G 23.3G 000020 2 at 23.8G 23.8G 000021 3 at 48.5G 2.6G 000025 4 at 48.5G 361.4k 000026 5 at 48.5G 48.5G 000027 6 at 48.5G 48.5G 000028 7 at 48.5G 0 000029 Total Capacity: 348.0G bytes, Total Space Available: 146.8G bytes Volume utilization 57%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. 5 Family: archiveset.1 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 lt 32.8G 44.1M CEL170 1 lt 32.8G 16.8G CFC504 2 lt 33.0G 33.0G CFC503 Total Capacity: 98.6G bytes, Total Space Available: 49.8G bytes Volume utilization 49%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. 6 Family: archiveset.2 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 at 48.5G 23.3G 000020 1 at 23.8G 23.8G 000021 2 at 48.5G 48.5G 000022 3 at 48.5G 48.5G 000023 4 at 48.5G 48.5G 000024 Total Capacity: 218.0G bytes, Total Space Available: 192.8G bytes Volume utilization 11%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. 21 VSNs: ---Archives--- -----Percent----- defaultset.1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN in multiple sets 0 0 0 100 0 stk_l20:lt:CSM689 partially full 111 2.8G 8 31 61 stk_l20:lt:CSM690 empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:000173 empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:CSM691 empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:CSM692 empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:000766 ---Archives--- -----Percent----- defaultset.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 skyrs:at:000029 no-data VSN 0 0 0 99 1 skyrs:at:000026 partially full 111 2.8G 6 88 6 skyrs:at:000025 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000028 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000027 ---Archives--- -----Percent----- archiveset.1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 99 1 stk_l20:lt:CEL170 partially full 677 2.3G 8 40 52 stk_l20:lt:CFC504 empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:CFC503 ---Archives--- -----Percent----- archiveset.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN in multiple sets 0 0 0 51 49 skyrs:at:000020 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000022 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000023 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000024 in multiple sets 0 0 0 0 100 skyrs:at:000021 ---Archives--- -----Percent----- stk_l20 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN empty VSN 0 0 0 0 100 stk_l20:lt:CLN018 partially full 13 80.3k 0 0 100 stk_l20:lt:CEL139 Recycler finished. ========== Recycler ends at Mon Jun 4 09:49:53 2001 ===========
例 18-7 リサイクラログファイルの例
次の例は、リサイクラログファイルの例を示しています。
# recycler.log file from server sky. ========== Recycler begins at Mon Jun 4 09:50:44 2001 =========== Initial 6 catalogs: 0 Family: adic1 Path: /var/opt/SUNWsamfs/catalog/adic1 Vendor: ADIC Product: Scalar 1000 SLOT ty capacity space vsn 0 at 1.3G 1.2G 000001 1 at 1.3G 1.3G 000002 2 at 1.3G 1.3G 000004 3 at 48.5G 0 000010 4 at 48.5G 0 000011 5 at 48.5G 43.5G 000018 6 at 48.5G 0 000019 7 at 48.5G 23.3G 000020 8 at 23.8G 23.8G 000021 9 at 48.5G 48.5G 000022 10 at 48.5G 48.5G 000023 11 at 48.5G 48.5G 000024 12 at 48.5G 2.6G 000025 13 at 48.5G 361.4k 000026 14 at 48.5G 48.5G 000027 15 at 48.5G 48.5G 000028 16 at 48.5G 0 000029 17 at 1.3G 1.3G 000005 18 at 48.5G 48.5G 000016 19 at 23.8G 23.8G CLN001 20 at 23.8G 23.8G CLN002 21 at 23.8G 23.8G CLN004 22 at 23.8G 23.8G CLN003 23 at 48.5G 421.6M 000015 24 at 1.3G 1.3G 000000 25 at 48.5G 0 000013 26 at 1.3G 1.3G 000003 27 at 48.5G 43.6G 000007 28 at 48.5G 41.8G 000008 29 at 48.5G 46.9G 000006 30 at 48.5G 48.3G 000009 31 at 48.5G 0 000014 32 at 48.5G 0 000012 33 at 48.5G 40.1G 000017 Total Capacity: 1.2T bytes, Total Space Available: 708.7G bytes Volume utilization 43%, high 95% VSN_min 50% Recycling is ignored on this robot. 1 Family: hy Path: /var/opt/SUNWsamfs/catalog/historian Vendor: Sun SAM-FS Product: Historian SLOT ty capacity space vsn (no VSNs in this media changer) Total Capacity: 0 bytes, Total Space Available: 0 bytes Volume utilization 0%, high 95% VSN_min 50% Recycling is ignored on this robot. 2 Family: testset.1 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 at 48.5G 0 000010 1 at 48.5G 0 000014 Total Capacity: 97.1G bytes, Total Space Available: 0 bytes Volume utilization 100%, high 60% VSN_min 90%: *** Needs recycling *** Recycling is ignored on this archive set. 3 Family: testset.2 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 at 48.5G 0 000019 1 at 48.5G 421.6M 000015 Total Capacity: 97.1G bytes, Total Space Available: 421.6M bytes Volume utilization 99%, high 60% VSN_min 90%: *** Needs recycling *** Recycling is ignored on this archive set. 4 Family: allsam1.1 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 at 1.3G 1.2G 000001 1 at 1.3G 1.3G 000002 2 at 1.3G 1.3G 000004 3 at 1.3G 1.3G 000005 4 at 1.3G 1.3G 000003 Total Capacity: 6.5G bytes, Total Space Available: 6.3G bytes Volume utilization 3%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. 5 Family: allsam1.2 Path: /etc/opt/SUNWsamfs/archiver.cmd Vendor: Sun SAM-FS Product: Archive set SLOT ty capacity space vsn 0 at 48.5G 43.6G 000007 1 at 48.5G 41.8G 000008 2 at 48.5G 46.9G 000006 3 at 48.5G 48.3G 000009 Total Capacity: 194.2G bytes, Total Space Available: 180.6G bytes Volume utilization 6%, high 60% VSN_min 90% Recycling is ignored on this archive set. Need to select candidate for media changer testset.1 to free up 39.8G bytes. Quantity of data to move limited to (no limit) bytes and 1 VSNs. Checking 000010. Need to free 39.8G, quantity limit: (no limit), VSN count: 1. VSN is in correct media changer... good. VSN is not already recycling... good. VSN has no request files... good. VSN has no 'archive -n' files...good. VSN was not specified as "no_recycle" in recycler.cmd file... good. VSN does not exceed VSN count limit... good. VSN does not exceed data quantity limit... good. VSN meets minimum gain requirement. Recycling is ignored on this media changer - VSN not marked for recycling. Checking 000014. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN is in correct media changer... good. VSN is not already recycling... good. VSN has no request files... good. VSN has no 'archive -n' files...good. VSN was not specified as "no_recycle" in recycler.cmd file... good. VSN exceeds VSN count limit - skipped. Checking 000019. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000015. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000001. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000003. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000004. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000005. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000002. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000008. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000007. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000006. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000009. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000011. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000029. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000013. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000012. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000026. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000025. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000020. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000017. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000018. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN003. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000021. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000022. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000027. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000028. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000023. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000024. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000016. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN001. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN002. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN004. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000000. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. No candidate was found in this media changer. Need to select candidate for media changer testset.2 to free up 38.8G bytes. Quantity of data to move limited to (no limit) bytes and 1 VSNs. Checking 000010. Need to free 38.8G, quantity limit: (no limit), VSN count: 1. VSN not in correct media changer. Checking 000014. Need to free 38.8G, quantity limit: (no limit), VSN count: 1. VSN not in correct media changer. Checking 000019. Need to free 38.8G, quantity limit: (no limit), VSN count: 1. VSN is in correct media changer... good. VSN is not already recycling... good. VSN has no request files... good. VSN has no 'archive -n' files...good. VSN was not specified as "no_recycle" in recycler.cmd file... good. VSN does not exceed VSN count limit... good. VSN does not exceed data quantity limit... good. VSN meets minimum gain requirement. Recycling is ignored on this media changer - VSN not marked for recycling. Checking 000015. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN is in correct media changer... good. VSN is not already recycling... good. VSN has no request files... good. VSN has no 'archive -n' files...good. VSN was not specified as "no_recycle" in recycler.cmd file... good. VSN exceeds VSN count limit - skipped. Checking 000001. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000003. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000004. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000005. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000002. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000008. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000007. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000006. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000009. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000011. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000029. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000013. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000012. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000026. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000025. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000020. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000017. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000018. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN003. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000021. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000022. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000027. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000028. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000023. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000024. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000016. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN001. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN002. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking CLN004. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. Checking 000000. Need to free 0E, quantity limit: (no limit), VSN count: 0. VSN not in correct media changer. No candidate was found in this media changer. 34 VSNs: ---Archives--- -----Percent----- testset.1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000010 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000014 ---Archives--- -----Percent----- testset.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000019 partially full 677 2.3G 5 93 2 adic1:at:000015 ---Archives--- -----Percent----- allsam1.1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN partially full 97 173.8M 1 9 90 adic1:at:000001 no-data VSN 0 0 0 2 98 adic1:at:000003 no-data VSN 0 0 0 2 98 adic1:at:000004 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000005 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000002 ---Archives--- -----Percent----- allsam1.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 13 87 adic1:at:000008 partially full 98 1.6G 3 7 90 adic1:at:000007 no-data VSN 0 0 0 3 97 adic1:at:000006 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000009 ---Archives--- -----Percent----- adic1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000011 no_recycle VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000029 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000013 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000012 no_recycle VSN 0 0 0 99 1 adic1:at:000026 no_recycle VSN 0 0 0 94 6 adic1:at:000025 no_recycle VSN 0 0 0 51 49 adic1:at:000020 no-data VSN 0 0 0 17 83 adic1:at:000017 no-data VSN 0 0 0 10 90 adic1:at:000018 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:CLN003 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000021 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000022 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000027 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000028 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000023 no_recycle VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000024 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:000016 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:CLN001 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:CLN002 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:CLN004 partially full 12 88.3k 0 0 100 adic1:at:000000 Recycler finished. ========== Recycler ends at Mon Jun 4 09:51:05 2001 ===========
no-data VSN は、リサイクルがもっとも容易な VSN です。これらの VSN では、Count、Bytes、Use の各フィールド値がすべて 0 (ゼロ) です。
この例では、下のコードに示されているようにクライアント zeke からの VSN 000029 および 000026 が no-data VSN のため、リサイクル対象と見なすことができます。
# From the client zeke recycler.log file: ---Archives--- -----Percent----- defaultset.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 skyrs:at:000029 no-data VSN 0 0 0 99 1 skyrs:at:000026 partially full 111 2.8G 6 88 6 skyrs:at:000025 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000028 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000027
サーバーからのアクティブなデータが、これらの VSN にアーカイブされていないことを確認します。
下のコードは、サーバーの recycler.log ファイルの no_recycle VSN のデータを示しています。VSN 000029 および 000026 の場合、サーバーの recycler.log ファイル内のデータは、クライアントの recycler.log ファイル内のデータと同じです。
# From the Server log file: ---Archives--- -----Percent----- adic1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000011 no_recycle VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000029 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000013 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000012 no_recycle VSN 0 0 0 99 1 adic1:at:000026 no_recycle VSN 0 0 0 94 6 adic1:at:000025 no_recycle VSN 0 0 0 51 49 adic1:at:000020 no-data VSN 0 0 0 17 83 adic1:at:000017 no-data VSN 0 0 0 10 90 adic1:at:000018 empty VSN 0 0 0 0 100 adic1:at:CLN003 . . .
注意 - これにより、VSN 上のすべてのデータが破壊され、領域の再利用が行われます。 |
たとえば、テープ VSN 000029 の場合は、次のコマンドを使用します。
sky# tplabel -vsn 000029 -old 000029 at.000029
この VSN 000029 の再ラベル付けが行われると、この VSN 上にある領域の 100% を再利用できます。
メディアが光磁気ディスクの場合は、odlabel コマンドを使用します。詳細は、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「odlabel(1M)」を参照してください。
ステータスが partially full として報告された VSN もリサイクルできます。
この例では、下で示しているように、クライアント zeke からの VSN 000025 はステータスが partially full のため、リサイクル候補と見なすことができます。
# From the client zeke recycler.log file: ---Archives--- -----Percent----- defaultset.2 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 skyrs:at:000029 no-data VSN 0 0 0 99 1 skyrs:at:000026 partially full 111 2.8G 6 88 6 skyrs:at:000025 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000028 empty VSN 0 0 0 0 100 skyrs:at:000027
VSN 000025 は、その領域の 6% が使用中であることを示しています。この VSN をリサイクルするには、これらのアクティブアーカイブイメージが再アーカイブされている必要があります。このプロセスの次の手順では、これらのアクティブアーカイブイメージを別の VSN に再アーカイブする方法を示します。
サーバーの recycler.log ファイルは、VSN 000025 に 6% の空きがあることを示し、これは、クライアントの recycler.log ファイルで報告されたのと同じパーセント値です。サーバーはクライアントのアーカイブイメージを認識しないため、残りの 94% のすべてが古いアーカイブイメージによって消費されると報告します。
# From the Server log file: ---Archives--- -----Percent----- adic1 -----Status----- Count Bytes Use Obsolete Free Library:Type:VSN no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000011 no_recycle VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000029 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000013 no-data VSN 0 0 0 100 0 adic1:at:000012 no_recycle VSN 0 0 0 99 1 adic1:at:000026 no_recycle VSN 0 0 0 94 6 adic1:at:000025 no_recycle VSN 0 0 0 51 49 adic1:at:000020 no-data VSN 0 0 0 17 83 adic1:at:000017 . . .
sky# chmed +c at.000025
chmed コマンドの詳細については、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「chmed(1M)」を参照してください。
zeke# sam-recycler -dvx
このコマンドは、別の VSN に再アーカイブされるアクティブな各ファイルにマークを付けます。
アーカイバを通常の方法で実行するか、クライアント上で samu(1M) ユーティリティーから :arrun と入力することができます。:arrun コマンドの詳細については、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「samu(1M)」を参照してください。
zeke# sam-recycler -dvx
これにより、すべてのアクティブファイルが再アーカイブされたことを確認できます。
たとえば、テープ VSN 000025 の場合は、次のコマンドを使用します。
sky# tplabel -vsn 000025 -old 000025 at.000025
このコマンドは VSN を再ラベル付けして、そのすべてのデータを破壊します。VSN の再ラベル付けを行なったあと、その VSN 上にある領域の 88% を再利用できます。
メディアが光磁気ディスクの場合は、odlabel コマンドを使用することがあります。odlabel コマンドの詳細については、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「odlabel(1M)」を参照してください。
ここでは、Sun SAM-Remote ソフトウェアを使用してボリュームをリサイクルする、もう 1 つの方法を示します。
注意 - Sun SAM-Remote 環境では、これらの各手順の完了後、および正しいリサイクルが行われていることを確認する構成のテスト後にのみ、リサイクラを使用してください。 |
client# sam-recycler -dvx
recycler.log ファイルの末尾の方に Status 欄があります。クライアントログファイルの場合は、次のようなタイプの Status エントリーを持つ VSN が、リサイクル候補になります。
no-data VSN。no-data VSN をリサイクルするには、「no-data VSN をリサイクルする」を参照してください。
partially full。partially full VSN をリサイクルするには、「partially full VSN をリサイクルする」を参照してください。
サーバーログファイルの場合、最適なリサイクル候補は、Count 列、Bytes 列、および Use 列の値が 0 のものです。
次に例を示します。
server# chmed +c at.00025
クライアント側のアーカイバが処理を行います。