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Sun Storage Archive Manager 5.3 構成および管理ガイド Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Information Library (日本語) |
4. ネットワーク接続自動ライブラリのパラメータファイルの作成
アーカイブセット割り当て指示: アーカイブセット内のすべてのファイルに対する書き込み属性の指定
グローバルな VSN および経過時間の優先指示を設定する方法
stager.cmd ファイルの構成オプション copysel を使用して、ステージャーのコピー選択順序をファイルシステムごとに変更できます。
デフォルトでは、書き込み用のコピー選択はコピー番号 1 からコピー番号 4 までです。最初にコピー番号 1、次にコピー 2、次にコピー 3、最後にコピー番号 4 が選択されます。ステージャーのコピー選択順序をファイルシステムごとに変更するには、構成オプション copysel = n1:n2:n3:n4 の n に値 1 - 4 を入力します。4 つのコピーがない場合でも、4 つのコピー (n1 - n4) を定義する必要があります。
次は、stager.cmd の動作の結果を示すログファイルの例です。
例 15-5 stager.cmd の動作のログファイル
logfile = /var/opt/SUNWsamfs/log/stager drives = hp30 1 copysel = 4:3:2:1 fs = samfs1 copysel = 3:1:4:2 streams dk -maxsize 2G -maxcount 10000 endstreams
上の例のログファイルは次のように解釈されます。
このログファイルは /var/opt/SUNWsamfs/log/stager ディレクトリにある。
メディアドライブ (HP30) に対して、ファイルの書き込みにドライブを 1 つだけ使用することが許可されている。
デフォルトでは、ステージャーはファイルを書き込むためのコピーを 4、3、2、1 の順序で選択する。
ファイルシステム samfs1 では、ステージャーはファイルを書き込むためのコピーを 3、1、4、2 の順序で選択する。
dk メディアタイプのストリームの最大サイズは 2G バイトであり、各ストリームの最大ファイル数は 10,000 である。
詳細は、『Sun QFS and Sun Storage Archive Manager 5.3 Reference Manual』の「stager.cmd(4)」 を参照してください。