Oracle System Assistant によるサーバーの設定
サーバー構成のための Oracle System Assistant の使用
Oracle System Assistant の管理タスク
x86 Sun サーバー向けの Oracle ILOM 機能
Pc-Check による診断とマスク不可能割り込み (NMI)
Oracle ILOM Web インタフェースを使用した管理ポリシーの構成
Oracle ILOM CLI を使用した管理ポリシーの構成
BIOS の LSI MegaRAID Configuration Utility の画面リファレンス
サーバーコンポーネントで障害が発生した場合は、サーバーがコンポーネント固有の障害を生成し、その障害を Oracle ILOM SP が収集します。一部の障害は、障害が発生したコンポーネントを交換するときに自動的にクリアされますが、ホットサービスに対応していないコンポーネントで生成された障害は、手動でクリアする必要があります。Oracle ILOM を使用して、障害をクリアできます。
Sun Blade X3-2B では、故障したコンポーネントを交換したあと、次の種類の障害を手動でクリアする必要があります:
DIMM (メモリーモジュール) 障害
プロセッサ (CPU) の障害
PCIe 障害 (ネットワークポートおよびホットプラグ対応 PCI-Express Module (PEM))
マザーボードの障害 (Sun Blade X3-2B を交換する場合は必ずしも必要なし)
DIMM、プロセッサ、PCIe、およびマザーボードの障害を解決するには、Oracle ILOM CLI にアクセスし、障害をクリアします。手順については、『Sun Blade X3-2B (旧 Sun Blade X6270 M3) サービスマニュアル』を参照してください。
さらに、次の障害では、障害が発生したコンポーネントを交換する必要はありませんが、ユーザーの操作により障害をクリアする必要があります:
fault.security.integrity-compromised@/sys/sp
この障害は、AC 電源コードが電源に接続されたままの状態、つまり、電力がサーバーから完全に取り除かれていない状態でサーバーの上面カバーが取り外された場合に生成されます。fault.security.integrity-compromised@/sys/sp 障害をクリアするには、サーバーの上部カバーを取り付け、サーバーの SP をリブートします。