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Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 リリースノート Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 (日本語) |
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 リリースノート
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 ソフトウェアの最新情報
Oracle PeopleSoft Application Server データサービスを構成する新しい clsetup ウィザード
Oracle WebLogic Server データサービスを構成する新しい clsetup ウィザード
Oracle External Proxy 用の新しいデータサービス
Oracle PeopleSoft Enterprise Process Scheduler 用の新しいデータサービス
Geographic Edition での Sun ZFS Storage Appliance データ複製のサポート
Oracle Solaris Cluster Manager でのトポロジページ
Solaris ボリュームマネージャーを含む Oracle ASM が論理ボリュームをミラー化した
Oracle バイナリのインストール中に ACFS プロキシリソースがオフラインになる (16581850)
Tavor InfiniBand (IB) トランスポートクラスタノードでパニックが起きる: mutex_enter: bad mutex, lp (16372022)
Oracle Solaris 10 8/11 に Solaris をアップグレードすると、hostname.adp の内容が上書きされる (15882549)
clprivnet インタフェース用のジャンボフレームの MTU サイズを設定できない (16618736)
クラスタ検査ユーティリティー S6708502 が RT プロセス ora_dism をサポート対象外として報告する (16365116)
パブリックネットワークの障害時に、SCAN リスナーを使用した DB サーバーリソースがフェイルオーバーしない (16231523)
クラスタファイルシステムが拡張属性をサポートしない (15790565)
Failover_mode が SOFT に設定されている場合、パブリックインタフェースの障害時に、リソースグループがフェイルオーバーしない (15711034)
ゾーンクラスタ内でリソースタイプ SUNW.scalable_acfs_proxy を登録できない (15700050)
いずれか 1 つのクラスタノードがクラスタにない場合、clzonecluster boot、reboot、および halt サブコマンドが失敗する (15812235)
chmod を使用して setuid アクセス権を設定すると、PxFS セカンダリサーバーの非大域ゾーンでエラーを返す (15697690)
チューニング不可の拡張プロパティーがある構成ファイルからリソースを作成できない (15658184)
クラスタに負荷がかかっているときにデバイスフェンシングを無効にすると、予約の競合が発生する (15608862)
ハイブリッド I/O を持つ論理ドメインで自動検出が機能しない (15581535)
クラスタ構成からノードを削除すると、ノードパニックが発生することがある (15500647)
DID を結合するときに検証チェックがさらに必要 (15423531)
uadmin 5 1 後に sun.storage_proxy.type リソースがオフライン状態になる (16910145)
アクティブスタンバイ構成が HA for TimesTen でサポートされていない (16861602)
論理ドメインリソースを無効にすると、その論理ドメインがバインドされた状態のままになる (16323723)
ZFS ファイルシステムを手動でアンマウントしても、自動的に再マウントされない (16319552)
Oracle HTTP Server (OHS) エージェントが、この grep バージョンにとって不正なオプションである /bin/grep -q を呼び出す (16270576)
HA 論理ドメインリソースを削除するときにエラーが発生する (16229698)
clsetup WebLogic Server ウィザードが、ゾーンクラスタのゾーンでフェイルオーバーファイルシステムのリソースを作成しない (15943191)
ゾーンクラスタ内のゾーンが大域ゾーンノードより少ない場合、ウィザードはゾーンクラスタの rac-framework リソースグループを作成できない (15825830)
Oracle Solaris 10 Samba パッチ 119757-20 または 119758-20 は HA-Samba データサービスに影響する (15757158)
Debug_level=1 に設定した場合、pas-rg がノード 2 にフェイルオーバーし、ノード 1 で起動できなくなる (15803844)
クラスタファイルシステムでスケーラブルなリソースグループ内に構成された HAStoragePlus リソースが、いつまでも Starting 状態のままになる (15649193)
スケーラブルなアプリケーションがゾーンクラスタ間で切り離されない (15611122)
clnas add コマンドまたは clnas remove コマンドを複数のノードで同時に実行すると問題が発生することがある (15533979)
clresourcegroup add-node コマンドにより、HAStoragePlus リソースが Faulted 状態になる (15391480)
RAC ウィザードが「エラー: Oracle ASM がインストールされていないか、またはインストールが無効です。」で失敗する (15814020)
プライマリクラスタがストレージへのアクセスを失うと、Geographic Edition Hitachi TrueCopy 保護グループのテイクオーバーが失敗する (16013386)
Geographic Edition が正しくない順序で ASM リソースを無効にした結果、エラーメッセージが表示される (16004984)
クラスタノードが ZFS Storage Appliance プロジェクトまたは iSCSI LUN にアクセスできない (15924240)
ゾーンクラスタが使用中の場合、グローバルクラスタからの通知電子メールが複数送信される (15746425)
あるパートナーで DR 状態が unknown を報告したままになる (15808054)
BUI を使用してプロジェクトの複製を停止した場合、ZFS Storage Appliance の保護グループの作成および検証が失敗する (15797609)
DES 認証が有効であり、ノード名が完全修飾ホスト名として指定されている場合、scinstall ユーティリティーによる集中管理されたインストールで、クラスタの構成に失敗する (16228318)
ゾーンクラスタウィザードに、Oracle Solaris 10 OS を使用しているノードのデータを入力する方法が用意されていない (15874818)
scinstall -u コマンドを実行すると、「インストール完了」のゾーンが「マウント完了」状態のままになる (15817301)
インストールプログラムが、Ops Center Agent JavaDB データベースに対応した既存のパッケージを削除する (15646335)
システム要件を確認した結果が間違っている (12185261)
clzonecluster cancel コマンドによってエラーが発生する場合がある (15950187)
マニフェストで設定される環境変数が sc_delegated_restarter で考慮されない (15795184)
ifconfig unplumb interface でトランスポートインタフェースを無効にしたあと、再度有効にできない (15770198)
getnetmaskbyaddr() が原因で発生する論理ホスト名のフェイルオーバーの失敗 (15733435)
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 コアパッチの適用
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 コアパッチを適用する方法
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 コアパッチの削除
Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 コアパッチを削除する方法
このセクションでは、Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 リリースのドキュメント、オンラインヘルプ、マニュアルページの誤りや記載漏れについて説明します。
『Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストールガイド』には次のエラーがあります。
第 1 章の「グローバルフェンシング」 – prefer3 という値がデフォルトのグローバルフェンシング設定として誤って記述されています。正しいデフォルト値は pathcount です。
「非大域ゾーンで使用されるクラスタファイルシステムの HAStoragePlus リソースを構成する方法」 – 手順 6 で、正しくないプロパティーが使用されています。HAStoragePlus リソースを指定するには、Network_resources_used プロパティーの代わりに Resource_dependencies_offline_restart プロパティーを使用します。このプロパティーの依存関係のために、モニタリングを有効にした HAStoragePlus リソースを再起動すると、アプリケーションも再起動します。
Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle ガイドには次の内容が欠落しています。
グローバルクラスタとゾーンクラスタの両方における Oracle ASM の使用 – グローバルクラスタのほか、そのグローバルクラスタ内で構成されたゾーンクラスタで Oracle ASM を使用する場合、それぞれの特定のクラスタ内で、Oracle ASM は、グローバルクラスタでもゾーンクラスタでもそこで使用するように考えられたデバイスしか認識できないことを確認する必要があります。Oracle ASM が別のクラスタ内の Oracle ASM で使用されるデバイスを認識できると、Oracle ASM はそのデバイスを他の場所ですでにマウントされているものと認識するので、Oracle Clusterware または Grid Infrastructure の起動問題が生じる可能性があります。
Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイドには次のエラーと欠落があります。
グローバルクラスタとゾーンクラスタの両方における Oracle ASM の使用 – グローバルクラスタのほか、そのグローバルクラスタ内で構成されたゾーンクラスタで Oracle ASM を使用する場合、それぞれの特定のクラスタ内で、Oracle ASM は、グローバルクラスタでもゾーンクラスタでもそこで使用するように考えられたデバイスしか認識できないことを確認する必要があります。Oracle ASM が別のクラスタ内の Oracle ASM で使用されるデバイスを認識できると、Oracle ASM はそのデバイスを他の場所ですでにマウントされているものと認識するので、Oracle Clusterware または Grid Infrastructure の起動問題が生じる可能性があります。
「Oracle ファイル用のストレージ管理スキーム」 – 表 1-2 で、Oracle ACFS ファイルシステムを使用した Oracle Clusterware バイナリファイルに当たるセルで、プラス (+) 記号ではなくマイナス (-) 記号が表示されています。ACFS ファイルシステムには Oracle Clusterware バイナリファイルを格納できません。
「Oracle ACFS ファイルシステムに格納できる Oracle ファイルの種類」 – Oracle Clusterware バイナリファイルが間違ってファイルタイプのリストに含まれています。
「Oracle 10g または 11g との相互運用のためにグローバルクラスタ内に Oracle Solaris Cluster リソースを作成する方法」 – 手順 4 で、rg_affinities プロパティーが正しくありません。オプションの db-storage-rg リソースグループは、次のように強い肯定的なアフィニティーとして指定するようにしてください。
-p rg_affinities=++rac-fmwk-rg[,++db-storage-rg]
「Oracle Solaris Cluster ソフトウェアとの Oracle Clusterware 相互運用のために Oracle ASM リソースを作成する方法」 – 手順 8b のコマンドが正しくありません。正しいコマンドは次のとおりです。
# Grid_home/bin/crs_register sun.node.asm-dg-rs -update -r crs-asm-instance
「Oracle Solaris Cluster との相互運用のために Oracle Grid Infrastructure リソースを作成する方法」 – 手順 3 で、HOSTING_MEMBERS プロパティーの説明を「スペースで区切られたクラスタメンバーシップ内のノードのリスト」に変更するようにしてください。
手順 4 から 8 の正しい手順は次のとおりです。
4. Oracle Grid Infrastructure インストールの DBA グループを判定します。
# Grid_home/bin/osdbagrp
5. Oracle Grid Infrastructure の storage_proxy リソースのプライマリグループを、手順 4 で判定されたグループに設定します。
# Grid_home/bin/crsctl setperm resource sun.sc-resource -g "griddba"
6. Oracle データベースソフトウェアのインストールの DBA グループを判定します。
# oracle_home/bin/osdbagrp
7. Oracle Grid Infrastructure の storage_proxy リソースのグループアクセス権を手順 6 で判定したグループに設定します。
手順 4 で判定された Oracle Grid Infrastructure のインストールの DBA グループ griddba-group と、手順 6 で判定された Oracle データベースソフトウェアのインストールの DBA グループ dba-group が同じ DBA グループである場合は、この手順を省略します。
# Grid_home/bin/crsctl setperm resource sun.sc-resource -u "group:dba-group:r-x"
8. Oracle Grid Infrastructure の storage_proxy リソースをオンラインにします。
# Grid_home/bin/crsctl start resource sun.sc-resource
Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェアのアップグレード – Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェアをアップグレードする必要があるが、Oracle Solaris も Oracle Solaris Cluster ソフトウェアもアップグレードしない場合、最初にそのグリッドまたはデータベースソフトウェアを Oracle Solaris Cluster 制御下から削除する必要があります。これには、グローバルクラスタ内のリソースに依存したゾーンクラスタリソースが含まれます。
以降の手順では、グリッドまたはデータベースソフトウェアをアップグレードする前後に実行する手順について説明します。
1 つのノードから、無効にする必要のある Oracle Grid Infrastructure および Oracle データベースリソースを特定します。
# clresource -t resource-type list
使用できるリソースタイプは次のとおりです。
SUNW.asm_diskgroup
SUNW.oracle_listener
SUNW.oracle_rac_server
SUNW.oracle_server
SUNW.scalable_acfs_proxy
SUNW.scalable_asm_diskgroup_proxy
SUNW.scalable_asm_instance
SUNW.scalable_asm_instance_proxy
SUNW.scalable_rac_listener
SUNW.scalable_rac_server
SUNW.scalable_rac_server_proxy
1 つのノードから、clresource コマンドを使用して、グリッドまたはデータベースリソース、あるいはその両方にある他のリソースによる依存関係を削除します。
# clresource set -p Resource_dependencies-=dependent-resource application-resource
このリソースが依存関係を有するリソースを指定します。
指定された値を削除します。
グリッドまたはデータベースリソースを指定します。
グリッドまたはデータベースリソースに依存するアプリケーションリソースを指定します。
一度に 1 つのノードで、アップグレードする予定の Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェアに関連付けられたリソースの Oracle Solaris Cluster 制御を削除します。
Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェア、あるいはその両方が動作している各ノードで、これらの手順を実行します。
リソースを無効にします。
# clresource disable -n node resource
リソースを無効にするノードを指定します。
無効にするグリッドまたはデータベースリソースを指定します。
注 - SUNW.rac_framework リソースタイプを使用する RAC フレームワークリソースを無効にしないでください。このリソースは Oracle RAC の操作に必要です。
ノード上のすべての関連付けられたリソースを無効にした後、ソフトウェアが無効にされたノードで Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェア、あるいはその両方を手動で再起動します。
Oracle のグリッドまたはデータベースの標準コマンドを使用します。このアクションによって、グリッドまたはデータベースソフトウェアをアップグレードするときに、コンポーネントは Oracle Solaris Cluster の制御外のままになります。
1 つのノードから、Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェア、あるいはその両方をアップグレードします。
Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースのドキュメントに記された手順に従います。
アップグレードしたソフトウェアで、拡張プロパティーの追加または変更が必要になる場合、1 つのノードから、影響を受けるグリッドまたはデータベースリソース、あるいはその両方を更新します。
# clresource set -p property=property-value {-p property=property-value …} \ resource
所定のプロパティの設定を指定します。
影響を受けるプロパティーを含むリソースを指定します。
1 つのノードから、Oracle Grid Infrastructure または Oracle データベースソフトウェア、あるいはその両方に関連付けられた Oracle Solaris Cluster リソースを有効にします。
# clresource enable resource
グリッドまたはデータベースリソースの Oracle Solaris Cluster の制御は復元されます。
1 つのノードから、グリッドまたはデータベースリソースに対するリソースの依存関係を復元します。
# clresource set -p Resource_dependencies+=dependent-resource application-resource
アプリケーションリソースが依存関係を有するリソースを指定します。
指定された値を追加します。
グリッドまたはデータベースリソースを指定します。
グリッドまたはデータベースリソースに依存するアプリケーションリソースを指定します。
Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Web Tier ガイドには次のエラーが含まれています。
次の注記は正しくないので、無視してください。
注 - ゾーンクラスタ内ではなくグローバルクラスタに、HA for Oracle Web Tier パッケージをインストールする必要があります。
HA for Oracle Web Tier パッケージを直接ゾーンクラスタにインストールする方法がサポートされています。
このデータサービスは Oracle Solaris Cluster 3.3 3/13 リリースで導入されたので、アップグレードする以前のリソースタイプバージョンはありません。したがって、「新しいリソースタイプバージョンの登録に関する情報」のセクションの情報は無関係なので、無視してかまいません。
このセクションでは、Oracle Solaris Cluster のマニュアルページの誤り、記載漏れ、および追加について説明します。
clquorum(1CL) などの一部のマニュアルページには、Network Appliance NAS デバイスに関する情報が記されています。この情報は無関係なので、無視してかまいません。