A.20 create FileServer

ファイル・サーバーを検出します。

構文

create FileServer plugin=name accessHost=value [ adminHost=value adminUserName=value adminPassword=value ] [ uniformedExports= { yes | no } ] [ name=value ] [ description=value ]

説明

このコマンドはファイル・サーバーを検出し、Oracle VM Serverに追加します。Sun ZFS Storage Applianceなど、非汎用ファイル・サーバーを追加する場合は、追加のプラグイン・オプションも入力して、Oracle VM ManagerがadminHostオプションを使用してファイル・サーバーの構成管理機能にアクセスできるようにします。

ファイル・サーバーを検出した後、次の手順を実行します。

オプション

次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。

オプション

説明

plugin=name

検出するファイル・サーバーに使用する記憶域プラグイン。プラグイン名は、既存のプラグ名と完全に一致している必要があります。既存のプラグイン名のリストを取得するには、次のようにします。

OVM> list FileServerPlugin

ベンダー固有のプラグインが構成されている場合、ここでオプションとして使用可能になります。オプションのリストを表示するには、次のように、?オプションを使用します。

OVM> create FileServer plugin=?

accessHost=value

検出するファイル・サーバーのホスト名またはIPアドレス。

adminHost=value

ファイル・サーバーへの管理アクセスが許可されるホスト名またはIPアドレス。

adminUserName=value

adminHostで使用されている、ファイル・サーバーへの管理アクセス権を持つユーザー名。

adminPassword=value

adminUserNameユーザーの管理者パスワード。

uniformedExports= { yes | no }

ファイル・サーバーでファイル・システム・エクスポートが統一されているかどうか。デフォルトはyesです。

name=value

ファイル・サーバーを識別する名前。

description=value

ファイル・サーバーの説明(オプション)。

注意

すべてのcreateコマンドは、オブジェクトの単一のインスタンスを作成するだけであるため、単一のオブジェクトのインスタンスを属性として受け入れるだけです。パラメータと同じ属性タイプの複数のオブジェクトを指定すると、常に最後の属性値が優先されます。

例A.27 ファイル・サーバーの検出

OVM> create FileServer plugin="Oracle Generic Network File System" \
  accessHost=10.172.76.125 name=MyNFSServer

関連項目